人狼議事


52 薔薇恋獄

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[いつのことだったか。
 ふいに、閃光と激しい音……雷が訪れた気がした。]

 わ……!

[目を瞑る。かたく、瞑る。
 哲人と繋いでいた指に、意識が、寄る。

 ……暫くして、訪れた静寂。
 気が付けば、あまりにも静かすぎた。
 そっと、目を開けると……]

 ……え、?


―ほんの僅かな、その一瞬―

[雨が、ざあざあとまた急に強くなったように思えて、別荘内を真白な光が包む。
 間を空けることなく、唸るような低い轟音。
 ガラス食器を勢い良く叩き割る音に似た破壊音に、思わず目を伏せる。]

[それから、目を開けて、見たもの、は。
 今さっき自分がいた場所となんら変りないのに、自分たち以外誰もいない、空間。]


……どういう、ことだよ。

[大須が消えた、どころの騒ぎではない。他に、誰も、いない。
 思わず、確かめるように繋ぐ手を握り返す。]



 ……あれ、皆。

[辺りを見回せば、先ほどまで共にいた面々の姿はまるで見えない。
 ただ、傍に哲人の姿だけはあって……。
 繋いでいた手を握る力が強くなって……そっと、自分からも力を籠めた。]

 解ら、ない。
 皆、いなくなってる。

[内装はそれまでの別荘とよく似ていたものだったから、自分たちが別の場所に連れて行かれた、とは考えていなかった。]

 ……とりあえず、探そう。


ん、探す、けど。

[声がする気配のほうが、少ない。ざあざあと降る雨の音に、全てかき消されてしまう程度。]

お前、歩きまわらせたく、ねえな。

[どうするか、と思案して、蓮端をそっと見上げる。]




 え……?

[歩き回らせたくない、という言葉に、瞬いた。
 瞬いて……そうだった、と思い出した。
 短い間に、辛いことや嬉しいことがいっぺんにあり過ぎて。
 本当の意味で熱に浮かれた身体だったことを、忘れてしまう程だった。]

 ……でも、じゃあ、テツが一人で探しに行く訳?

[そっと見下ろす瞳には、そんな訳ないだろう、という色も滲んでいた。]


俺が一人で探しに行く、か。
お前が多少でも回復するまで待機か、だな。

[疑問浮かべて瞬くのには、苦笑してため息を一つ。
 繋いだ手が、まだ蓮端のほうがより熱いのに、そう案を出す。
 見下ろす瞳には、少し困ったような表情も見せたけれど。]



 ……じゃあ、少しだけ、休ませて。
 さっきまで、何だかんだで寝ちゃってたし……。
 ちょっと横になれば、いけると思うから。

[回復するまで待機、の方に是を返した。
 「離せねえ」のは自分もだ……と思えて、困ったような哲人の顔にまた、淡い苦笑いを返したりもした。]

 ……で、部屋、は……あっち、だっけ?


詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 01時半頃


ん、わかった。

[素直に休む、というのに、頷く。]

まあ、部屋は他にもあるわけだし。休み休みでも探しゃ、いいよな。

[そんな言葉のあとに部屋を問われれば、二つの部屋に視線を送った。]

……どっちの?

[なんて、少しいたずらに笑う。]


[皆、どこかに居る。絶対居る。
 だから、大丈夫。
 そう自分に言い聞かせながら、休み休みでも、という言葉に頷きを返した。]

 ……って、え。

[そんな中で返された選択肢。
 その笑みの形に、つい思わず弱ったように目を逸らして。
 そして、それぞれの扉を暫く眺めて……瞬いて、それから]

 あっちの。

[直感で、左の扉を、繋いでいないまま握りしめた拳で指した。]


メモを貼った。


[瞬いた訳は……。
 皆の姿が無くなる前まで見ていた筈の扉と少し違う、と気づいたから。
 古いものなのか、ドアノブは少し塗装が剥げているようにも見えて。
 扉自体も、なんとなくどこか思い印象を持っているように感じられた。]

 ……行こ。

[だから、少し首を傾げたりもしながら、扉の方へと足を向け始めた。]


大胆。

[くつりと、喉をならして笑う。
 どっちの、と見たのは自室と、蓮端の部屋とで。
 階段から二階を仰ぎ見て、より左の方となれば、手前より奥の。]

ま、本気で俺の部屋のほうがいいってんなら止めないけど。
来る、か?


メモを貼った。


[そんな、どこかうわついた―きっとこの手に感じる温もりのせいだ―気分でからかい半分、冗談を言ったから。
 扉の違いには、気づけない。]


[言われてから、気づいた。
 位置からして、そこは自分の部屋ではなかった筈なのに……。
 やっぱり熱がまだ酷いのかもしれない、なんて冷静な考えもぼんやりと過りつつ。
 熱っぽい頬を、更に赤らめた。]

 ……いいよ。来る、よ。
 その、まだ、見に来たこと……も、なかったし。

[以前ならば、普通に遊びに行けたかもしれない。
 今は……どうしても、この先のことがあれこれと想像されてしまって。
 しどろもどろになりつつも、ただ頷いて。
 そして彼の部屋の扉の前で、立ち止まった。]


【人】 詩人 ユリシーズ

― 自室 ―

[自室に戻った後は、靴を履いたまま疲れたようにぐったりとベッドに倒れ込んだ。
 枕を抱きこむようにうつぶせていると、成人との会話で感じた緊張のせいで疲れていたのか、雨の音に誘われるように意識がウトウトと遠くなっていく]

 ――……。

[部屋の外の喧騒も、哲人や夕輝が消えた事も知らないまま、悠里は眠る。
 その姿を見下ろす死の香り。
 霞のように儚いその存在の、昏い視線に気づかないまま、ただただ眠り続けていた――]

(46) 2011/05/20(Fri) 02時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[ざわりとざわめく胸の裡。
 見下ろす昏い眸のせいなのか、眠りは悠里の心に安寧を齎さない。

 四方から伸びる女の腕の形をした茨は、
 がんじがらめに地へと身体を縫い付ける]

 ――…ひっ。

[見下ろせば、茨の伸びる下方から淀んだ色の眸が二つ見えた]

(48) 2011/05/20(Fri) 02時半頃

[からかいと冗談の煽りが、いいよ、と受け止められてしまえば。
 逆に瞬いたのはこっちだった。]

……あんま、変わんねえぞ。お前んとこより少し広いくらい。

[先程より赤らんだ頬に、熱の上がりを心配しながら。
 自分も顔が熱くなる気がして、慌てて視線を逸らし自室の前まで少し歩みを早めた。]

[扉を開けても、静谷はそこにはいない。]


【人】 詩人 ユリシーズ

[ああ、これは夢だ。
 何時かの夢の続きなんだ……。

 内心でそう思おうとも、暗闇に浮かぶ淀んだ眸への恐怖は消えない。

 幾ら身体を捩ろうとも解けることのないそれは、自身を縛る鎖。
 鎖は腐りとなって、茨に触れた場所から爛れ、腐敗していく]

(49) 2011/05/20(Fri) 02時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[ぐずぐずにすっかり腐りきり、異臭を放つこの身のなんと醜いことか。

 こんな自分に触れられれば。
 きっと何もかも、同じように爛れ、溶けてしまうだろう]

 ああ……。

[水泡が幾つも弾け、原形をとどめない唇から零れるのは、
 泡の弾けるようなくぐもった音をした溜息]

 俺なんかが″マトモ″な振りをしたって、
 皆に混じれるわけがなかったんだ。

[絡みつく白い腕に全身を飲み込まれながら、
 僅かに見える光に眸を焼かれて。
 呟く言葉は、諦観のそれ]

(50) 2011/05/20(Fri) 02時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[そして意識はさらに深い所へと落ちていく。

 気さくな少年という仮面を被ることで、
 均衡を保っていたその心は、もう彼我の縁に戻れない]

(51) 2011/05/20(Fri) 02時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ



  [ 暗 転 ]

 

(52) 2011/05/20(Fri) 02時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ



 ――……ん。

[小さな身じろぎを一つして、ゆっくりと覚醒していく意識]

(53) 2011/05/20(Fri) 02時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ


 …………。

[無言で身体を起こして、連絡手段としての機能は失ったままの携帯を開いた。
 薄暗い部屋の中、ディスプレイから漏れる明かりがぼんやりと悠里の顔を照らす]

(54) 2011/05/20(Fri) 02時半頃

 ……そう、なの。

[少し広いくらい、と聞いてほんのちょっとだけ期待が外れたところで……目を逸らされた。
 ちらっと顔色を覗いてみて……なんとなく、その色を察した。
 互いにこんな真っ赤になってしまっているのが、なんとなく居た堪れないような……。
 そうしているうち、着くなり部屋の中を見回した。]

 いない。
 ……さびしい、ね。

[確かに少し広くは見えて。その分、空虚に感じた。]

 じゃあ、とりあえず、横になる……。

[ベッドの前に立つまでは、繋いだ指先を離さない心算だったけれど。
 その上に倒れ込んでからは、どうだったか。
 目を閉じればいずれ、浅い眠りへと誘われて**]


【人】 詩人 ユリシーズ

[時間を確認すれば、それほど時は流れていない様だった。
 無言で乱れた前髪をくしゃりと握りしめ、そのまま指で梳く]

 …………気分、悪い。

[パタン、と携帯を閉じれば室内に戻る闇。

 未だ悪霊の存在も、その所業も知らない少年は、
 全身を冷たい汗が流れるのを感じながら、冷えた声で呟いた**]

(56) 2011/05/20(Fri) 02時半頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 02時半頃


メモを貼った。


静谷が、広い部屋がいいっつってた。
確かに広い分には不便ないけどな。

[部屋の話をするなら、意識を逸らせるとばかり昼の話をした。]

……いない、な。

[ただ、その話題の本人の不在を確認すれば首を横に振って。どこかにはいるのだろうとその場で慌てることはしなかったが。]


[横になる、とベッドに蓮端の身体が倒れ込めば、それを見やって。
 それから、だいぶ自分も消耗していることに、ようやく自覚が沸いた。
 数刻前から、疲れた、だの言っていたが。
 昼から結局何も口にしていないし、走り回って、濡れて。
 それこそ、自分の方が倒れてしまいそう、だった。]

……な。
ちょっとだけ、俺も……

[いいか、と問う前に。
 本能に負けた身体が、蓮端の隣に寄り添って。
 抱きあうように、ひとつのベッドで眠りについた。
 浅い眠りに引き込まれる蓮端とは逆に、こちらは深く、遠く――**]


メモを貼った。


【人】 詩人 ユリシーズ

― 二階・廊下 ―

[この豪雨のせいか、湿度が酷い。
 寝汗をかき、べたつく身体をシャワーでさっぱりしようと浴室へ向かおうとして、冬色の眸が捉えるのは]

 ……?

[表情のない女と、道也の首へと伸ばされる白い手]

(82) 2011/05/20(Fri) 11時頃

【人】 詩人 ユリシーズ



 お前、誰だ――…?

[この別荘には自分たち以外の人間はいないはず。
 だから、少々間抜けな問いをぽつりと漏らした]

(83) 2011/05/20(Fri) 11時頃

ユリシーズは、ノックスが意識を失い倒れる音に、はっとした表情を浮かべて。

2011/05/20(Fri) 11時頃


【人】 詩人 ユリシーズ

[浴室から飛び出してくる楓馬と、道也の名前を呟く蘭香んほ向こうに、意識を失う道也の姿が見えた]

 ちょ…!?
 道也……っ!!

[慌てて駆け寄り、道也の頬を一、二度叩く。
 完全に意識がないのを確認すれば、ちっと小さく舌打ちし]

 蘭香、お前下行って栖津井先生呼んでこい。
 楓馬はタオル! 水で濡らして!!

 早くっ!

[下級生二人へと指示を出すだろう]

(87) 2011/05/20(Fri) 11時頃

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