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がっ、ぁっ…
[豹変する男の口調。 首を掴まれ、押しつけられ、呻く。 苦しさに涙を浮かべ、苦悶の表情で細首を掴むユリシーズの腕を両手で掴む]
し、ね…ッ 殺、……てっ 、やるっ……!!
[それでも憎しみすら籠る視線を向けていたが、割開かれた脚の、下肢に手が伸びると。
びくり
それは、経験的な怯え。 何よりも厭うて、しかしそれ以外では生活していけなかった行為を起想される其れを 【Hate】は少年の心理に忠実に、増幅させ、気が狂いそうな程の嫌悪感呼び起させる。
先程とは違う―――怯えから来る抵抗で手足をばたばたとさせ、もがく]
(18) hinaki 2010/11/04(Thu) 01時半頃
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殺せるものなら殺してみればいいさ。 できるもんじゃないだろうけど。
[くつくつと笑いながら、首をさらに押し付ける。 もちろん殺すつもりは毛頭ない。 ただ抵抗を分散させて弱らせるためだけのものだが]
あらぁー?
[伸ばした手が下肢に触れてからの態度の変わり様に眉を上げる。 そして、口元に大きく歪な笑みを浮かべ]
どうした? 何考えてもがいてるの?
[問いながら、ぎゅっとそこをつかんで強引に刺激を与える。 怯えるような光を睨み上げる視線に見てとればさらに手の力を強めた]
(19) Cadenza 2010/11/04(Thu) 01時半頃
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ぐ、ぅ…やめ、やめろっ… 触るな、触るなァッ…!
[まるで爬虫類が体中を這いまわるような嫌悪感。 萎えてもいいようなものなのに。 散々それで稼いできた身体は、義務のように刺激を与える手に反応しはじめる]
う…やだ、いやだ、いやだいやだいやだ!!
ざけ、んなぁ!!!!!!
[ギリ ギリギリ 腕を掴む手に爪を立てれば、ユリシーズの腕に赤が滲む 怯えの宿る瞳は、ねじ伏せられる屈辱の色も帯び始め]
(20) hinaki 2010/11/04(Thu) 02時頃
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いつっ…てめえっ
[腕にはしる痛みに顔を顰める。 けれど強引に起こそうとする手は止める事はない]
どれだけ抵抗したって無駄な事があるって現実を 身体に叩きこんでやるよ…覚悟しなさい。
[そして嫌がってもがく下肢を自分の足を使って押さえつけ、 服を脱がそうと手をかける]
おやおや、口とは裏腹にすっかりコーフンしきっちゃってるじゃない? ほぉら…自分で触ってみなさいよ。
[ぐいっとプリシラの手を取って、自身へと触れさせる。 その時彼の表情は何を見せるだろう]
ねえ、自分が阿婆擦れだってこと、思い出した?
[問う口振りは、とても楽しそうに**]
(21) Cadenza 2010/11/04(Thu) 02時頃
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ヤニクは、一撃離脱**
snow03 2010/11/04(Thu) 13時頃
ケイトは、ヤンファをなでなでした。
simotuki 2010/11/04(Thu) 20時半頃
ケイトは、ヨーランダにこんばんはーノシ
simotuki 2010/11/04(Thu) 21時頃
ヨーランダは、ケイトこんばんはーノシ
suzukake 2010/11/04(Thu) 21時半頃
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[>>21 妙な汗が額から流れ落ちる。 下肢をも体重をかけた脚で押さえつけられ、嬲る手を撥ねのけることすらできない。 ろくな抵抗もできないままに衣服を肌蹴られ、生白い肌を露わにさせられる 接触可能面が増え、視線にさらされることで少年の顔は更に顔が青褪めた。
羞恥ではない―――過剰な嫌悪感からくる混乱、制御できない事態への恐怖]
く、ふっ…現実がロクでもねェことなんて!!! カマ野郎に言われるまでもなく知ッ…
う わ、 ああ あああ!
やめろ、見る なぁ!!
[例えるなら、そう―――全身を毛虫に這われているような気分を、少年は味わっている。
強制的に興奮させられた自身に触れさせられる手はガクガクと震え。 青褪めた表情で唇を噛む。それでも、自分の体だからまだマシだった]
(22) hinaki 2010/11/04(Thu) 21時半頃
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ユリシーズは、うあおおおう。続き落ちててきょどってしまった。
Cadenza 2010/11/04(Thu) 22時頃
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[露にした肌を見る視線に向けられる嫌悪。 叫び声はもう苛々を募らせる要因ではなく、嗜虐心を煽るだけ]
見るなって言われたら余計見たくなるわ。
[握らせていた震える手をどけて、反応してそり返る部分を晒す]
ほぉら阿婆擦れちゃん、見られて反応しちゃってるじゃない。 見て欲しいんでしょう?
[ぐいと足を開かせたままくつくつと笑った。 それはもう、愉しそうに]
(23) Cadenza 2010/11/04(Thu) 22時半頃
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[苦しげな表情は喉元を抑えられているせいではない。 今すぐにでも逃れたい、そうでなければ死んでしまうという程の切迫したパニック状態 身体はすでに―――自分のものではないような感覚 視界に入る膨張した其れもどこか他人のようで]
う、うう…違っ てめぇがっ…無理やりっ… ……このド変態がっ!
俺が阿婆擦れだなんて、知ってるっ… だから、だからもうやめてくれ!
[それでも。 屈することを拒絶した欠片程の抵抗心は悪態を吐く ―――それが相手を悦ばせるだけだということに気づくだけの判断力はすでに失っていた]
(24) hinaki 2010/11/04(Thu) 22時半頃
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ヨーランダは、ホリーこんばんはー(むぎゅ
suzukake 2010/11/04(Thu) 23時頃
プリシラは、ホリーこんばんわ、勿論いいんだぜ(つんつん)
hinaki 2010/11/04(Thu) 23時頃
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その変態の下で喘いでたアンタだって、 そーとーなものじゃないのよ。
あぁら、やめて欲しいの? …じゃあ、やめてあげるわ?
[くす、っと笑って足を押さえつける力を緩めた。 首にかけた手をどけて肩を押さえる程度にし、 圧し掛かった身体をどける。
―そうして、肩を掴んで無理やり起こすようにし、 ソファにうつ伏せに顔をつけるようにして押し付けた]
アタシが満足したら、ね!
[うふふともひひひともとれない嗤い声は、興奮に染まりきっている]
(25) Cadenza 2010/11/04(Thu) 23時頃
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ユリシーズは、ぽっぴっぽーが回っている。
Cadenza 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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えっ…
[やめてやる、その言葉と同時にのしかかる重みから解放され、強張っていた身体からどっと力が抜けた。 しかし、緩んだ一瞬の隙に身体を返され、うつぶせに肩口を押し付けられ]
や、やめっ! やめろ、それはやめろーーーッ! いや、だ… いやだぁ…ッ!!!
[次に為される行為、それはあまりに知りすぎているが故に、ひきつった顔で叫ぶ が、ぐっと抑えつけられれば、徐々に声は弱弱しく、がりがりとソファに爪を立てることしかできない]
(26) hinaki 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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知ってるだろう? 抵抗しなかったらすぐに終わるってことも。
[そう言ってプリシラの背中に手を当てて押し付ける。 ソファに爪を立てる手を見てくくくと嗤いながら、自分のズボンに手をかけた。 ベルトのバックルがカチリと音を立てる]
――……。
[黙ったまま、口元に下卑た笑みだけ浮かべる。 盛った己をプリシラに当て、躊躇なく押し込んだ]
…っ、うぅん…。 ほおら、はいっちゃったわよ、阿婆擦れちゃん。
[からかうように言いながら、ぐいぐいと奥まで]
(27) Cadenza 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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ヤニクは、ホーリームーンに腹筋が全壊。
snow03 2010/11/05(Fri) 00時頃
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う、ぐぅ……っはっ…
[少年が男を受け入れる場所は、女のように潤滑液がでるような構造にはなっていない。 状況的に、必然的に。 無理に押し開かれ、押し込まれることになる。 幸か不幸か、此処に来る前に散々行為に慣らされた其処は切れたりすることはなかったが]
……やる……っ
………殺……るっ…
ころして やる……!
[呪詛の声に交じるのは、嗚咽。 限界を突破した嫌悪感情―――腐った屍肉でも頭からかぶせられたような、感覚 弱弱しくソファカバーを握りながら、見開いた虚ろな目からは、屈辱的なことに涙が零れる
抵抗しなければすぐに終わる。 経験的にも良く知っていた少年は、なけなしの自尊心を手放し。 ただ自分を蹂躙する男の動きに合わせて、虚ろな声で喘いだ]
(28) hinaki 2010/11/05(Fri) 00時頃
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聞きたいのは、そんな辛気臭い言葉じゃないんだけど
[皮膚がひきつるような感覚を覚えながら、 呪詛を吐くプリシラを攻め立てて、ゆっくりと離す]
あらぁ、泣く程イイの?
[虚ろな喘ぎ声と零れる涙を見て取ればあやすようにし]
でも、アタシはもっと、カワイイ声が聞きたいのよっ
[ずるり。 離していた己を再びプリシラの中へと突き戻す]
[呻く声と身体の動きだけなら男そのもの。 ただ時折背中を掻くように指先がうねる]
(29) Cadenza 2010/11/05(Fri) 00時頃
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ヤニクは、風呂ー**
snow03 2010/11/05(Fri) 00時半頃
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…っぐぁっ…っ
…っね
……しねっ……
[呟く呪詛すら徐々に弱弱しく呻きに変わる。 背をくねりとなぞる指にびくつくように身体が僅か撥ね。 しかし中々行為が終わらないのならば、ソファに口許を押し付けて嗚咽を押し殺しながらも]
……も、 やめ… ぅ、ぁ
おねが、…だから… …もう… や…だ…
[啜り泣くような懇願に変わる もう少年の頭には、一刻も早いこの拷問からの解放、それしか無くなっていた―――…]
(30) hinaki 2010/11/05(Fri) 00時半頃
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まだそんなこと言って…聞き分けのない子!
[背をなぞる手を止めて、きゅうとつねりあげた]
あの時よりも、ずっといいわよアナタのナカ。 さすが阿婆擦れちゃんね―っ
[プリシラが何人も経験しているうちに自然と身についたのだろう、 心地良いうねりが己を襲う。 からかい、そして攻め立てていた言葉は次第に途切れはじめ、 その間際は深い吐息だけになる]
ぜえんぶ、ぶちこんで、あげ、る、わ…――!
[ふわ、と登る感覚が解き放つ快感に変わる。 ありったけの欲望を余す所なく叩きつけ、己を抜き去った]
ふふ、うふふ。
[恍惚とした表情で身を離して反対側のソファに身を沈めた]
(31) Cadenza 2010/11/05(Fri) 00時半頃
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…ぐぅっ、ぅっ…
[落とされる罵倒の言葉に反抗する気力はもう無く。 はらわたに放たれる男の欲を中に浴びも、刺激されない自身が達することはなく。 また、親切に処理をしてくれるような相手でもない。 しかし、性的な切迫を無視出来る位に、少年は追い詰められていた。
漸く男が身の内から出て行けば、ぐったりと一度はそのままソファに身を沈めるものの、すぐにガクガクと震える手で、ズボンを上げることも忘れ、犯されたままの姿で這うように傍らに落ちていたケースへと手を伸ばした]
う、あ… あ… ぁ…
いやだ、 やだ きもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいッ…
[ガチャガチャと覚束ない手付きで注射器を取り出すと、半狂乱のまま腕に薬を打ち込む。
1本、2本、3本…
ケイトから言い渡されている接種量は1回1本。明らかに過剰摂取だった。虚ろな瞳が更に闇にとらわれたように、ぼんやりと天井を見上げ、しどけなく開いた口許からはだらしなく唾液が一筋こぼれた]
(32) hinaki 2010/11/05(Fri) 01時頃
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ユリシーズは、あ、手でうりうりしてやろうとおもったの忘れた…不覚。
Cadenza 2010/11/05(Fri) 01時頃
ヤニクは、風呂上がり。
snow03 2010/11/05(Fri) 01時頃
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[服を直してソファに身を預け、薬を打ち込むプリシラを見る]
あーあ、そんなに打ったら死んじゃうんじゃないの?
[被検体なら代わりはいくらでもいる。 一人失せたところで別にどうでもいいのだが。 ただ、問題はそれが別の研究者の管理下にあるものだということ。
唾液を垂らす少年を興味なさげに見て、談話室を出る。 部屋の札は「PRIVATE」から「OPEN」へ戻した。 いずれヤンファの監視も戻ることだろうけど]
ヤンファ、ちょっといいかしら。
[歩きながらメインコンピューターを呼びだす]
談話室に挙動のおかしい被検体がいるわ…ケイトに知らせてあげて。
[機嫌の悪さは欠け落ちたような穏やかな表情でそれだけ伝え、 自分の研究室へと戻った**]
(33) Cadenza 2010/11/05(Fri) 01時頃
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ヤニクは、求婚も良いが片思いもよさげ。
snow03 2010/11/05(Fri) 01時頃
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いやだ…
だれも… だれも おれに さわるな
しね みんなしね
ばくはつしろ
[半裸のまま、虚ろな目をした少年は床に座り込んでとぎれとぎれに呟く。 ヤンファの指示により『回収』にきた『世話係』に処置室へと運ばれ、被検体服へと着替えさせられた間の記憶は少年にはない。
正気を取り戻す頃には、どうして自分が処置室にいるのか、衣服を着替えているのか。 どうして薬の本数が減っているのか。 解らぬまま、怪訝な顔をして首を傾げた。 ケイトはこっぴどく怒っただろうが、何も弁明することはできず、覚えていないと言うしかなかった。
しかし、何故か指先は、暫く怯えるように暫く小刻みに震えていた**]
(34) hinaki 2010/11/05(Fri) 01時半頃
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ホリーは、プリシラおやすみなさーい。
beyer 2010/11/05(Fri) 01時半頃
ヤンファは、寝る人はおやすみなさい。
syani 2010/11/05(Fri) 01時半頃
ヤニクは、村に入ると機材が壊れるの法則。寝る人はお休みなさい。
snow03 2010/11/05(Fri) 01時半頃
ユリシーズは、ヤニクをじっと見つめた。
Cadenza 2010/11/05(Fri) 01時半頃
ヤニクは、ユリシーズにひどくうろたえた。
snow03 2010/11/05(Fri) 01時半頃
ユリシーズは、ヤニク何も、言って、ないわよね? [首こてり]
Cadenza 2010/11/05(Fri) 01時半頃
ユリシーズは、レティーシャにひどくうろたえた。
Cadenza 2010/11/05(Fri) 01時半頃
ヤニクは、ユリシーズを不信の目で見た。
snow03 2010/11/05(Fri) 02時頃
ユリシーズは、ヤンファにおやすみなさいと手を振った
Cadenza 2010/11/05(Fri) 02時頃
ヤニクは、どうぶつふいた。ユリシーズになんか凄いイメージついた。
snow03 2010/11/05(Fri) 02時頃
ユリシーズは、レティーシャはおやすみなさい
Cadenza 2010/11/05(Fri) 02時頃
ヤニクは、ごろり**
snow03 2010/11/05(Fri) 02時半頃
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[事態の終了を告げる放送が流れてから、どの程度の時間が経ったか。救助隊らしい人物らが所内に姿を現した。防護服を着た彼らは、男を見付けた瞬間、些か緊張したようだった。原型を留めないような死体に向かう、メスと剪刀を手にした血塗れの姿。元々普通ではない研究所で、普通ではない惨劇があった。その前提に加えて、男が適応者でないという結果も知れている。それでも、反射的に警戒を呼ぶに足る様ではあったのだろう。そして、彼らの緊張には――別の理由もあったのだろう]
……やあ、今日は。 何、そう警戒しないでくれたまえ。 別に暴れようなどという気はないのだからね。
[防護服の向こうの表情を見透かしたように言っては、ナイフと剪刀を床に置き、手を振ってみせながら立ち上がった。促されるまま、隊員達の方に歩み寄っていき]
(35) mimu175r 2010/11/05(Fri) 03時半頃
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[隊員の代表らしき人物が前に出る。代表は男に向かい丁寧な口調で、しかしはっきりと、所持品を預けるように求めた。男は肩を竦めてみせてから、おかしげに笑い声を零し]
……クク。随分と慎重な事だ。 いっそ手錠でも掛けるかい? それならそれで、私は構わないがね。……
[白衣のポケットからメスを始めとした幾つもの刃物を取り出しては、放るように無造作に隊員に渡す。それから隊員達に囲まれるようにして歩き始めた。死で満ちた空間に、高く足音が響き]
……クク、……ククク……
[歩きながら、男は不意に笑い出した。よく出来た冗談でも聞いたかのようにおかしそうに、何か悪戯でも思い付いたかのように愉しそうに。驚く隊員達にも構わず、男は暫くの間笑い続けていた。 男が笑った理由は、己が生存出来たからではなかった。新たな場所で研究が続けられるのだという思いからでもなかった。ただ、己にこれから起こるだろう事を、察したからだった。 事態について考えれば、想定は出来るものだった。有り得るだろう結末の一つだった。それが今、隊員達の挙動の微妙を見て、その一つこそが正しかったのだと、確信を抱けた]
(36) mimu175r 2010/11/05(Fri) 04時半頃
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[――恐らく己は、今後研究者を続けていく事はないだろう]
[これまで数え切れない程に肉塊にしてきた生贄達と、立場を同じくするのだろう]
……確かに刃を入れてくれればいいが。
[男は呟き、笑う。己の推測を否定しようとする事も、此処から逃れようとする事も、嘆く事すらなく。瞳の奥に消える事のない狂気を澱ませて、何処か満足げでもある表情を浮かべていた。 廊下を大分進んだところで、突然に腕を掴まれ、体を押さえ込まれた。冷たいちくりとした感覚が首筋に起こり、視界が暗くなっていく。壊滅した研究所での男の記憶は、そこまで*だった*]
(37) mimu175r 2010/11/05(Fri) 05時頃
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―地上・駐車場―
[ 無意識からの浮上=覚醒。 瞳に映る闇/夜、それともまだ夢の中なのかしら?。 疑問を持ちつつ身じろぎ。]
――はあ?《あら》
[ 動ける範囲は限定/まるで闇に絡め取られたよう。 まるで沢山の布団にでも包まったような感覚=心地よい息苦しさ。
研究所の駐車場=資材運搬、研究員の『足』が雨曝しにされていたその場所の一角。 うずたかく積まれた袋の山の一角になっている事は知らず/愛しそうに外界と己を隔てる繭を撫でる。]
おあふいあわい、おひあんへふれ。《おやすみなさい、の時間ですね》
[ 背中の柔らかさ=誰とも知れぬ死体《バディ》/全身を脱力させて身を埋めるように=就寝時の作法。 鼻を突く刺激臭=化石燃料の匂い/甘い酒の匂いに酔ったかのように瞳はとろける。]
(38) beyer 2010/11/05(Fri) 10時半頃
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[ にわかに轟音/世界を吹き飛ばす重低音。 繭に映る色は、音の重々しさとは吊り合わない橙色。 布一枚隔てた現実=つんと鼻に刺さる石油の匂いに導かれるように這い寄る炎/暖かい。]
ふふふ、あーひあおをいあひあ。《朝日が昇りました》
[ 暖かい/煙たい/熱い/苦しい=脳チップの最後の仕事。 ――暖かいベッド/窓から差し込む春の陽射し。 もう暫くしたら『お母様』がいらっしゃるのかしら。]
(39) beyer 2010/11/05(Fri) 10時半頃
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『ほら、何時までも寝ていては駄目よ?』 ――ごめんなさい、でも、お母様にお借りした本がとっても面白かったの。ついつい夜通し読んでしまいましたわ。
『あら、いつまでも起きてると思ったら夢中になってたのね?』 ――うん、素敵なお話だったの。ランプの油を沢山使っちゃったから、お父様にお願いしないと。
『そう、それじゃ、本について語りましょう、ホリー?』 ――ごめんなさい、お母様。眠たくて思い出せないの。もう少しお休みしてすっきりしたらきっと思い出せるから。
『全く、仕方のない子ね、ホリーは』 ――ふふふ、お母様、御免なさいね。
[――幸福の錯覚/とうとう、自身を包む布袋に炎の舌が伸びた。]
ふ、ふふふ、ふふふふ……。
[ くすくす=レア/じゅうじゅう=ミディアム/ごうごう=ウェルダン――笑い声は遷り変り、悪魔に魅入られた夜は明けて逝く**。]
(40) beyer 2010/11/05(Fri) 10時半頃
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プリシラは、ヨーランダにむぎゅうした。
hinaki 2010/11/05(Fri) 22時頃
ケイトは、ヨーランダをつんつんつついた。
simotuki 2010/11/05(Fri) 22時頃
プリシラは、ケイトに謹んで賄賂を差し出した。
hinaki 2010/11/05(Fri) 22時頃
ケイトは、プリシラの差し出した賄賂をはねのけた。足りないわよ。
simotuki 2010/11/05(Fri) 22時頃
プリシラは、ケイトの靴をほこりひとつないほどに舐め回した。
hinaki 2010/11/05(Fri) 22時半頃
ケイトは、プリシラの頭をきれいになった靴で踏みつけた。
simotuki 2010/11/05(Fri) 22時半頃
プリシラは、あぅん。(色っぽく)
hinaki 2010/11/05(Fri) 22時半頃
ヨーランダは、プリシラにむぎゅうし返した。
suzukake 2010/11/05(Fri) 22時半頃
ヨーランダは、ケイトの指に噛みつこうとした。
suzukake 2010/11/05(Fri) 22時半頃
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―研究所― 『火災探知センサー及び、スプリンクラー停止』
準備整いました。
[救助隊員に連絡。それと共に、各所で纏められた死体に火が放たれる。]
「処理が済み次第子の施設は凍結。メインプログラムも停止します。それまでにここのデータを全部本社へと転送しておいて下さい。いままでご苦労様でした。」
[救出隊員のリーダーが決定した事項を読み上げる]
了解しました。データの転送開始します。
[隊員の言葉に頷き、淡々と作業をこなす。]
全作業終了。皆様がここを脱出した後、10分後にメインプログラムを停止します。
[全ての作業が終わると救助隊員を見送り、その姿を消した**]
(@1) syani 2010/11/05(Fri) 22時半頃
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プリシラは、ホリーにむぎゅうした。
hinaki 2010/11/05(Fri) 23時頃
ホリーは、引き続き『ヤンファの栄転日記』をお楽しみください。
beyer 2010/11/05(Fri) 23時頃
プリシラは、ヤニクを撫でた。お疲れさん
hinaki 2010/11/05(Fri) 23時半頃
ケイトは、ヤニクを医療ポッドに捧げた。
simotuki 2010/11/06(Sat) 00時頃
ケイトは、おかえりなさい。お疲れ様。
simotuki 2010/11/06(Sat) 00時頃
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[全てが終わり、研究所は凍結されることになったという。]
本当に、さよなら、ね。
[一番古い記憶は、既にここから始まっていて。 十数年のことを思い出そうとし――やめた。]
消えてくれた方が良いの。 私の身体も。研究の成果も。
[成長しない体。その研究の目的を知っているからこそ、そう呟く。 この研究が完成していれば、己と同じように成長が止められた子たちが、幼児趣味の出資者たちに売られることが分かっていたから。 担当の者も死に、自身も死んだ。データが残っていたとしても、研究を続けることは困難だろうと。 少しだけ嬉しそうに。笑う。
――そして、火が放たれた。]
(41) okomekome 2010/11/06(Sat) 00時頃
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ヤニクは、ケイト>>-424 嘘だ、今回も赤かっt
snow03 2010/11/06(Sat) 00時半頃
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[燃える研究所。炎の中。 どこか清々しさを感じるような笑みを浮かべて歩いていた。]
Twinkle, twinkle, little star...
[熱さは感じない。熱さ――痛みを感じる身体は、既に炎に包まれているだろうか。]
How I wonder what you are...
[うねる炎の音を、まるで伴奏かのように歌う。]
Up above the world so high...
(42) okomekome 2010/11/06(Sat) 01時頃
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Like a diamond in the sky...
[目指す先は。]
Twinkle, twinkle, little star...
[談話室。]
How I wonder what you are...
(43) okomekome 2010/11/06(Sat) 01時頃
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[まだ炎はここまで来ていない。《弟》の遺体の隣へ座る。]
ね、ギリアン。 私たち、もう自由ね。好きなところへ行けるわ。 貴方が行きたいところはどこかしら。 また、連れて行ってくれる?
[ギリアンに背負われて、《外》の世界を歩く。 そんな想像をし、楽しそうに笑いながら。 その場が炎に包まれるまで。 《弟》の頬を撫でるように、歌を口ずさんでいた。*]
(44) okomekome 2010/11/06(Sat) 01時頃
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[研究室の隅 嘗めるように広がる炎の中、少年は未だ蹲ったまま]
クソが…
[そうして、焔の向こうの揺らぐ光景と共に。 ―――…すぅ、と少年の身体は掻き消えた**]
(45) hinaki 2010/11/06(Sat) 01時頃
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プリシラは、ノシ
hinaki 2010/11/06(Sat) 01時頃
―CAST―
厭世家 サイモン ― master
遊泳員 ヤンファ ― syani
ランタン職人ヴェスパタイン ― mimu175r
仕立て屋シビル ― sazi
博徒プリシラ ― hinaki
読書家ケイト ― simotuki
墓守ヨーランダ ― suzukake
双生児ホリー ― beyer
聖歌隊員レティーシャ ― okomekome
詩人ユリシーズ ― Cadenza
双生児オスカー ― lala
さすらい人ヤニク ― snow03
良家の娘グロリア ― abiko
〜WWV感染拡大 閉幕〜
(#0) 2010/11/06(Sat) 01時頃
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