32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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_____...。 お前の希望はきっとオレが繋ぐから。 だから、ドナルドの子守しながら待ってろ。
[カケラを握り締めると小さくその場で祈ってから。 セピア色の街を*歩き出した。*]
(156) 2010/09/21(Tue) 04時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 04時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 07時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 08時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 08時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 08時半頃
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―とある街―
――《キルクス》
――《イクス》
――《ステラス》
――《イクシスス》
(157) 2010/09/21(Tue) 08時半頃
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[破壊の塔の光が世界を覆う――>>127
そこから飛んでいく、4つの文字《シグナ》
“女”はそれを見上げる]
(158) 2010/09/21(Tue) 08時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 08時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 08時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 10時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 10時頃
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― 過去の記憶 ―
[それは、まだ、少年が人間であった頃の事。 王が少年に語る、世界の始まりの話]
『カルヴィン…この世界は、何度目の世界だと思う?』
えっと…どういう意味ですか?
『ふっ…世界は常に崩壊と創生を繰り返されている。 誰か勝手に絶望し、世界を創り直そうとする。 誰かがより、幸福になろうとしてな。
……だが、無理なのだ。世界を失うと言うことは、過去も、今も、未来も失うこと。 崩壊を願う理由《カコ》も、新たな世界の希望《ミライ》も失い、今の自分さえも失うのだ。 よって、人間は同じような世界を繰り返す。
だから、崩壊と再生は全て無駄な事の繰り返しとなる。 私も一度試してみたがな…全ての破壊、創生を成すものの破壊も含め、しかし、無駄だった。』
(159) 2010/09/21(Tue) 10時半頃
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『始まり混沌は、再び世界を生み出し、闇は、闇よりいでし者《ナイトウォーカー》…つまり私達を生み出す。 始祖と呼ばれる私達は、そういう世界を繰り返してきた。』
[昔語りをする中、少年は不思議そうに頭を抱える。 あぁ、難しかったか。と小さく笑うと]
『本当に目指したい未来というのは、今の世界を大切に思う者にしか目指せないと言う事だ。 全ての世界に神がいるが、神が世界を生んだと言うのは間違っていない。 間違ってはいないが、神は必ずその一つ前の世界で人間だった。 新たな世界を作った人間は、過去の世界の記憶を失い、新たな世界のルールを決める。
私の手帳の最後のページ。 これは、私が死ぬまで誰にも見せる事はないが、これには"人間が神となる"秘術が書いてある。 ただ、神になるのではない。 その術を使えば、従来のように 古き世界を破壊し、新たな世界を創るだけでなく、 古き世界の神となり、新たなルールと願いを作ることができる秘術だ。 とはいえ、それがどんな願いも叶うわけではないがな…。』
[そう言って、少年の頭を撫でると、もう一度微笑み]
(160) 2010/09/21(Tue) 10時半頃
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『いずれにせよ、私は人間ではない。よって神になれぬと言う事。 私達は古き世界の記憶を継ぐ事があるからな。 まだ、貴様には難しい話だったかもしれないな。』
[そのまま、少年はゆっくりと眠りについた。]
― 了 ―
(161) 2010/09/21(Tue) 10時半頃
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カルヴィンは、古い過去の記憶を夢に見ながら、眠っている**
2010/09/21(Tue) 10時半頃
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― 暗褐色に染まりし別離世界 破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》 ―
[セピア色に染まる世界。 空を上りながら、ふぅん、と辺りを眺めて。 裂けた塔より溢れた光は手で遮り、眩しそうに微かに顔を顰めた。]
――――。
[手を退かしたそこに、堕ちる持ち物《しもべ》の姿。 ひとつ瞬いて、掛けられた言葉には緩やかに口角を上げ。]
―――…そうでもないよ、”クロノス”。 久しぶり、とでも言っておくべきかな。
[そう言って、瞳を見つめ返した。]
(162) 2010/09/21(Tue) 19時頃
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それにしても、君は本当に無茶をする。 主《僕》は持ち物《ベネ》に壊れる事を赦した覚えはないよ?
それから”それ”も。
[すっと指をさすのは、光の粒子が零れ落ちる傷口。]
確かにそれは僕が望むものではあるけど 褒めてはあげられないな。 だって、僕は君の事をとても気に入ってるからね。
――――君と”お別れ”しないといけないのは惜しいよ。
[すっと目を細める。 そして見上げる、持ち物《ベネ》を壊した者達を。]
(163) 2010/09/21(Tue) 19時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 20時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 20時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 20時頃
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― 暗褐色に染まりし別離世界 破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》 ―
[上下反転したセピア色の世界。 風に靡く銀糸も、翻る白と黒のローブも凍り付き、静止し。 『0』の瞳の紅だけが鮮烈な彩(いろ)を放つ。]
…そう?
―――ああ、お久しぶり。 だけど『ベネ』でいいよ。 それが持ち主《トニー様》が付けた名だからね。
[逆さのまま。 随分と変わってしまった姿に向けるのは、変わらぬ笑顔。]
(164) 2010/09/21(Tue) 20時頃
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ふふ。 毀れるつもりは無かったんだけどね。 喚んでくれる前に僕の力の方が尽きちゃった。
だけど、中身は無事だよ?
[逆さ吊りの魔術師はすまなそうに笑う。 ぱっくりと割けた背や砕けた片腕からは、血の代わりに黄金に揺らめく粒子が止め処も無く流れ落ちる。]
…僕だって、持ち主《トニー様》は好きだよ。 だけど、悲しいかな出会い《1》があれば別れ《0》は来るものだから。
持ち主《トニー様》の願いが叶うのならば、その意のままに。
[ゆるり首を傾けて。 魔術師もまた自身を壊した者達を見遣る。]
(165) 2010/09/21(Tue) 20時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 20時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 20時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 20時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 20時半頃
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[ふ、と柔らかく持ち物《ベネ》に微笑む。 それから見た視線の先には蠢く触手と銀猫の姿。]
僕の持ち物《ベネ》が随分とお世話になったみたいだね。 本当は罰《お礼》のひとつでも贈りたいんだけど 君にはまだやって貰わないといけない事があるんだ。 残念だけど、出番までもう少し待っててくれないかな。 ああでも、代わりに素敵なプレゼントをあげよう。
[すっと上げた腕。 指先は銀猫の心臓《ターゲット》を差す。]
(166) 2010/09/21(Tue) 21時半頃
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願いの楔は世界を貫き。
希望の光《闇》を喚ぶだろう。
さあ謳おう高らかに。
愚な世界に祝福《罰》を。
(167) 2010/09/21(Tue) 21時半頃
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”――――два знак《罪深き現し世》”
(168) 2010/09/21(Tue) 21時半頃
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[”あの時”と同じように、青年が宙に指を動かす。 描くのは円ではなく正三角形。 動きの通りに、心臓《ターゲット》に喪失言語《ロスト・ワード》が刻まれる。 それは丁度、元から刻まれていた聖痕に覆いかぶさるように。]
”最期のひとつ”は、後で…ね。
[くす、と笑って。 滄翠は再び持ち物《ベネ》を見る。]
じゃあ、始めようか。 哀しいけど、僕の願いは君の願いでもある。 だから僕は、君とお別れ《さよなら》するよ。
僕は皆の願いを叶えたいから。
[偏った願いを抱き、青年は謳った。*]
(169) 2010/09/21(Tue) 22時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 22時頃
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[持ち主《トニー》の指が正三角形を描く先。 銀猫の心臓に喪失言語《ロスト・ワード》が刻まれる。 異眼《オッドアイ》はそれを笑んだまま見つめ。]
ふふ。 そうだね、僕もこの格好ちょっと疲れたし。
[炎の翼を翻し、魔術師は逆位置から正位置へ。]
世界《ル・モンド》に白《滅び》と完全なる世界の創造を――…。
―――さようなら。 ご主人様《トニー様》
[持ち主《トニー》の滄翠を見つめ、魔術師はにこやかに別れ《願い》を告げる。]
(170) 2010/09/21(Tue) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 22時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 22時半頃
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[笑顔で別れを告げる持ち物《ベネ》に、青年は同じように微笑む。]
僕は君とお別れをするけど、さようならは言わないよ。 その言葉は哀しいからね。
[青年は刻印の施された両の腕を広げる。 手首の喪失言語《ロスト・ワード》が浮かび上がり、くるくると腕輪のように廻る。 それから、青年と魔術師の足元に黒い円が広がった。]
―――― 展開《アン・ロック》。
[その言葉を切欠に、黒い円は細い線を伸ばし、宙に2つの円を中心とした大きな魔方陣を描く。 止まったはずのセピアの大気が震え、啼く。 それはまるで嘆きのような聲《こえ》。]
(171) 2010/09/21(Tue) 23時半頃
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《Code:Антоний》 《Program 雫−Mode Śiva−》 ―――Run.
[キィ――ィイイイ、魔方陣が命令に反応して魔術師の身体を青く煌かせる。]
《destroy:Sub Program 雫−Mode Pārvatī−》 《delete:Summon Program gaNeza》 ―――ALL clear.
《Summon Program:Andhaka》 ―――Run! [言葉を紡ぎ、実行の命令を下す。 魔方陣が、赤黒い光を放って、足元から這い上るように魔術師を飲み込んでいく。 みるみるうちに青い煌きは禍々しい煌きへと変わった。]
(172) 2010/09/21(Tue) 23時半頃
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そう、さようならは哀しいから。
だから、ベネ《Бене》。
” ま た ね ” ――――До встречи
[ふわり、青年は微笑んで。 『雫』が埋められたその場所を、右手で貫いた。*]
(173) 2010/09/21(Tue) 23時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 23時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 23時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 23時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/21(Tue) 23時半頃
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―時空から隔離された街道― [背後の塔が2つに割れて光が溢れだす。 その光には温かさや冷たさなどなくただ無機質に世界を照らし出す。 そこから溢れる4つの文字《シグナ》にも気付いた。 海の青と同じ色をした瞳、それがセピアの空を捉える。]
_____...声が聞こえる。
[塔の光から零れる声。 その塔にそっと手を触れると大量の光が溢れ出した。]
ぐぅっ、_____ッ!!!!!!
[その眩しさに目を開けていられなくなる。 けれど、その後見えたのは。 進んでも崩壊する世界と後退しても崩壊する世界。 巻き戻る時計は止めることができた。 けれど、進む時間の先を止めることができない。 この結果の外、崩壊が進んでいる様子が見えた。]
(174) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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[この世界の崩壊は止めることができない。 止めるための力が足りない。]
_____ッ、時間が足りねぇ! なんとかしねぇと!!
[胸元から取り出すのは宝を探すための地図。 今、ある結界を広げることしか時間を止めることはできない。 男が息を吸えば、足元から水泡が空へと昇っていく。]
我が欲すは宝≪世界≫ 地が記す記憶の先 礫が志となす地平の果て 望む希をここに
[1枚の地図は球形を成し、1つの世界《ル・モンド》の色を映す。 希望の光《闇》色に包まれたところにほんの少しセピアがある。]
(175) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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僕、痛い《哀しい》って分からないから。
[足元に広がる黒円。 持ち主《トニー》の言葉と共に、線が伸び魔方陣が展開されていく。 震える大気に、焔の翼が 魔術師の"運命"に泣くように火の粉を上げる。 セピアの空に舞う鮮やかな炎の赤。 身体から流れ落ちる金色が照らされ茜色を纏う。]
(176) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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[キィィィイ 魔術師の身体が青く煌く。
禍々しい赤黒い光。 それは聖なる炎の翼すらすら飲み下し。 魔術師の身体を覆いつくし。
” ま た ね ” ――――До встречи
言葉と共に貫かれる胸。 ごぼりと魔術師の口から溢れたのは玉虫色に揺らめく金色の粒子。]
(177) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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…――――До встречи
[身を貫かれて尚、笑みを湛える口は言葉を紡ぐ。 持ち主《トニー》へと返す、再会を約束する言葉。
ミシ…
真紅の『0』の瞳が軋み悲鳴を上げる。 魔術師の命たるそれ《瞳》はやがて砕け散り。]
(178) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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[空洞となる左の眼窩から零れ落ちる。 Greenに『XIII』の文字の描かれる宝石《瞳》。
第十三奇石渠夢瞳《ザ・サーティー・アイ・ジュエル》―――。]
(179) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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( 狂り 狂(くる) 狂(くる) 崩壊《0》と創世《1》の間
世界は廻る )
(180) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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( ――――……。
……
…嗚呼
哀れだな )
(181) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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[主《親》の意を汲み。 不純物《クロノス》の望みに操られ。 持ち主《トニー》の望みを叶えようとした。
自分の意思《ノゾミ》を持たなかった人形《ベネ》は――。
最期。自己が崩壊《0》する瞬間。 全ての意思から解放され。 嘲笑(わら)う。]
(182) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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[世界の行く末に無関心であった。 産みの親《ベネット》の様に――…。*]
(183) 2010/09/22(Wed) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 00時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 00時半頃
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―何処でもない場所―
[目を開けると其処は日だまりの中。 あまりの眩しさに目が眩んで、一歩後ずさる。 酷く明るくて、暖かい綺麗なところ。
ここは、僕が居てはいけない場所だ。
後ろを向いて立ち去ろうとしたとき、背に声をかけられた。]
『カリュクス(マーゴ)』
[誰だろう。 聞き覚えがある、其の声は―]
(184) 2010/09/22(Wed) 00時半頃
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『マーゴ』
[目を向けた先に居たのは、愛しい赤子と、其れを抱いた男と女。 何故だかわからないけれど、涙が急に溢れた。 此方へ手を伸ばす赤子へ迷わずかけより、抱き上げる。 ぎゅっと腕を回しその温もりを感じれば、嗚咽が止まらなくなり。 震える其の背に、また別の男の声が届く。]
『お前の希望はきっとオレが繋ぐから。 だから、ドナルドの子守しながら待ってろ。』
[聞き覚えだけで、やはり誰だかはわからないけれど。]
うん。 待ってる。
[素直に頷き、もう一度振り向けば 一瞬だけ、青い髪が揺れた気がした。]
(185) 2010/09/22(Wed) 00時半頃
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