157 南十字四丁目
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[そのまま、というのは、文字通りそのままだ。 窈に跨って、ナイフを胸に突き刺して抉って、びくりと強く身体が跳ねたのすら収まって、衝撃で開かれた目と見つめ合って、それが最期の瞬間力尽きたのかそれとも自惚れるならばかすかな幸せかで細まって、びちびちと飛び散った赤い赤い血が床と服と腕とを汚した、そのまんま。 ただ脱力したように、事切れた窈を見下ろしていた。
赤黒くなった手指や顔やの血が乾いてかさかさに軋んで、なお見下ろしていた。]
(44) 2013/12/26(Thu) 03時頃
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……いなくならないんだね。
[静かすぎる部屋で、それだけ言った。 例えばあまりにファンタジーだけれど、死んだら死体が消えて元の世界に戻るのだとか、そういうものを想像していた。 眼下の妹は、どれだけ待っても還らない。
これでは向こうに戻れたのか、こちら側の情報としては何もわからない。 つまり、無意味に妹は自分に殺された可能性もある、ということでは、]
……行けたよね、窈。 あんたが見たかった"真実"――見えてるんでしょ、そっちで。
[可能性は、いくらでもあった。いや、むしろ死ねば戻れるなんて、はじめからオカルトのきらいが過ぎる。 それでも、窈は行けている、と思いたくなるのは、単なる自己の正当化だろうか。]
(45) 2013/12/26(Thu) 03時頃
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[ふらりと、ようやく立ち上がる。 シャワーを浴びよう、と服を脱ぎ捨てた。 思えば下着をおろしてしまいながらもこちらは着衣のままなんて、アンフェアな行為だったかもしれない。 返り血に濡れた今となっては、黒を着ていてまだ救われた、と言ったようなところだけれど。]
これ、も、洗わなきゃかな――
[窈の胸に刺さったナイフを、無理矢理に抜き取る。また血があふれた。 一緒にシャワーで洗って、鞘に戻して。 それから、また持ち歩こう。 ひとまずは旅館に。きっと、誰かいるだろうと思うから**]
(46) 2013/12/26(Thu) 03時頃
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─旅館─
あれ志乃さん、どうしたの顔色わ……
[気のせいか顔面蒼白に見えた志乃から告げられた言葉は。怜歌を自らが殺めたとの激白。]
(47) 2013/12/26(Thu) 15時頃
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……そっか。志乃さん。
[現実に戻る手立てはこれしか無いとはいえ。やはり戸惑いは隠せない。 けれど、莉奈の口から出たのは意外な言葉。]
ねぇ、
(48) 2013/12/26(Thu) 15時頃
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少し、海でも見に行かない?
[莉奈は助手席のドアを開け、志乃に乗らないかと誘う]
少し、気分を変えた方がいいと思うの。そして、
(49) 2013/12/26(Thu) 15時頃
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何か話したいことがあるなら、あたしに言ってほしいの。 余所から来たばっかりのあたしじゃ聞き役には足りないかもしれないけど。
[志乃を見て、都会の大学にいたころの後輩と様子が似ているような気がした。 後輩の部屋で何時間も聞かされた失恋話と比べては志乃に失礼な話ではあるが。 自分に今出来そうなのは誰かの話を聞いてあげられることくらいしか無さそうだとも思っているから。]
(50) 2013/12/26(Thu) 15時頃
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カトリーナは、再び車のエンジンをかけ、志乃の様子を*伺っている**
2013/12/26(Thu) 15時半頃
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――70ね。
逝きたいなら……手伝ってあげましょうか? 自分でだとほら、苦しいだろうし。
[そう言って微笑む。 その笑みは穏やかだった、穏やかだけど どこか壊れ始めた笑みを浮かべていた。]
(51) 2013/12/26(Thu) 17時頃
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ええ、だから……
――――え?
[どう死ぬか考えようとしていたその矢先。 麻由実の口から出てきたのは、信じられないような言葉]
貴女……、何を言っているの……?
[浮かべられた笑み。 それは普段見かけるような柔らかいものだけではなくて どこか、すこしおかしいような]
人殺しになるのよ? それでも……、いいの?
[かといって。 この場から走って逃げて、一人で死ぬだけの度胸はない。 怖いような、このまま任せて死んでもいいような。]
(52) 2013/12/26(Thu) 19時頃
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こんな事を言うとね、おかしくなったって思われそうだけど。
……この世界で、それがあたしの役目だって。 そんな気がするんだよね。
[そう言って優しく微笑む。 その笑みはそれでも歪んで居ただろうけれど。]
向こうの世界に帰りたいんでしょう?
[そう言って優しく彼女の頬を撫でた。 首筋を指でなぞるが、まだ何かをしようとはせずにいたのだった。]
(53) 2013/12/26(Thu) 19時頃
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首を絞めたら、苦しいし。 みっともない死に方させちゃって可哀想だよね。
……クリス先生が居たらなあ。 安楽死する薬とかあるかもしれなかったのにね。
[残念そうにそう言うと、彼女の手を引いて。 お風呂場に行こうと誘うのだった。]
(54) 2013/12/26(Thu) 19時頃
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役目?
[なにを言っているのか、一瞬分からなかった。 どんな役目だっていうのだろう。 ただ、なにかふざけての物言いには思えなくて。 首筋を撫でる指に、びくりとする。
そして、手を引かれるままに、麻由実についていって。 お風呂場で何をするのだ、と首を傾げた]
(55) 2013/12/26(Thu) 20時頃
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ああ、やっぱりあった。
[剃刀を取り出して微笑む。これは向こうの世界と同じ場所にあったのだ。]
ね……服を脱いで貰えるかな?
(56) 2013/12/26(Thu) 22時半頃
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服、を……、
うん、分かった。 でも……、恥ずかしいな。
[他人に裸体を晒す機会などそうそう訪れない。 コートにシャツ、スカートまでは脱げたものの、その先が、]
……脱がないと、だめかな。
[下着姿のまま、若干顔を赤らめて。]
(57) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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ん……なら、下着姿でも良いよ?
[バスタブにお湯を張っていく、浸かっても大丈夫なように温度を調整して。]
たまにドラマとかで見るでしょう?手首切っても、水につけないと血が固まるらしくて。
(58) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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そ、そう。
……ん? ああ、うん、聞いたことはある。
[バスタブに溜まる湯を見る。 ああ、失血多量か。 ぼんやり死ねるのかな、などと考えながら。]
(59) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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ああ、聞いた事はあるんだ?
大丈夫……最後は見守ってあげるから。
[それが運命だとでも言うように。 理津の表情を見ながら、下着姿の彼女をそっと抱きしめて。]
(60) 2013/12/26(Thu) 23時半頃
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うん、まあ、聞いたことだけ、ね。 詳しくは知らない、けど。
[少なくとも、首を吊るよりはいい気がする。 心持ち緊張する。 死んで元に戻れるのか。 今更ながら、すこし不安があるけれど。 いつまでもいるわけにいかないから]
ありがと、麻由実。
[抱きしめられれば、大丈夫というように、笑った]
(61) 2013/12/26(Thu) 23時半頃
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それじゃ、湯船に浸かろう? 大丈夫、出来るだけ痛くないようにしてあげる。
[剃刀を手にとってそっと微笑む。 場違いな笑みだろうけれど。
――私は今から人を殺すのだから。]
(62) 2013/12/26(Thu) 23時半頃
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………、うん。 お願いね?
[剃刀が場違いに見える微笑みに頷いて、湯船に足をいれる。 ああ、温かい。 曇り始めたメガネを外して、裸眼で麻由実をみて。]
ねえ、麻由実。
――――最後に、キス、して?
(63) 2013/12/26(Thu) 23時半頃
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うん、良いよ。
[理津に唇を合わせ。 そのまま触れるだけのキスをしばらくしていた。
温もりを感じてから、そっと離れて。 彼女の手をぎゅっと握ると。]
それじゃ、目……閉じてて?
(64) 2013/12/27(Fri) 00時頃
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――車内――
[海辺へ向けて走る車。 莉奈の助手席に乗ることになるなんて 普段の生活からは思いもしなかった。
私と彼女はどこか――正反対の人生を 歩んでいるように思えていたから。]
(65) 2013/12/27(Fri) 00時頃
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[話したいことは山ほどある。 この南十字四丁目に来る少し前、義父に犯されたこと。 以前からそんな義父が大嫌いなこと。 こちら側に来てよかったと思えたこと。 そして悲しい別れの話。
けれどそれは思考として纏まらずに ただ時々莉奈の横顔を見ては、 また窓の外へ視線を送る。
莉奈は元々おっとりしていてよく喋る方ではない。 だから沈黙でつらいということはなかったし むしろ頭を冷やせる分、彼女との時間は有難かった。]
(66) 2013/12/27(Fri) 00時頃
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[そして長い沈黙の末に、唇を開いた女は]
莉奈さん。 そろそろ帰ろっか。
[夜の海を眺めながら、まるで外出から家に帰るような調子で そう提案した。 それは旅館に帰る意味ではなく ―――本当の世界へと。]
(67) 2013/12/27(Fri) 00時頃
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白銀∴秘星 マユミは幸運の科学 リッキィを投票先に選びました。
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ありがと。
[柔らかくて、あたたかい。 薄い皮膚越しに体温を感じて、暫し。 深呼吸をひとつして。]
ん。
おねがい。
[いつでも、と。 最後に一つ深呼吸をして、目を閉じた]
(68) 2013/12/27(Fri) 00時頃
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幸運の科学 リッキィは白銀∴秘星 マユミを投票先に選びました。
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私、ここに来れてよかった。 普段話さない人とも話せて ううん、そんなことじゃなくて なんていうのかな。
愛しいっていう感情を、たくさんたくさん抱いたの。
[海辺の急カーブ。 このままハンドルを傾ければ道なりに進めるけれど 女はそれを阻むように、ハンドルに手を伸ばそうと――]
(69) 2013/12/27(Fri) 00時頃
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[南十字星が冴える中、濡れた髪を乾かしもしないで、また黒服に身を包んで家を出た。 次に誰の血に濡れるかわからない。黒以外の服は着られずにいた。
風が吹けば寒い。自分は何をしているんだろうと自問しながら、旅館に向かっている。 みんなを、還さなければ。 それが窈の願いなら、叶えてからでなければ自分は命を絶てない。 ある意味殺人鬼になろうとしている自分が可笑しくて、夜空の下で笑った。]
(70) 2013/12/27(Fri) 00時頃
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ん……
[下手に迷えば余計に傷を増やすだけだった。 だから、思いを決めたら後は迷わずに。
銀色のそれを横に滑らせていくのだった――]
(71) 2013/12/27(Fri) 00時頃
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