65 In Vitro Veritas
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[透明な輝きを宿す、旋律。 天上を描き出す音は、けれど空を知らぬ者に、 どう聴こえるのかはわからない。
甘みを帯びたけれど切ない弦の響き、 その余韻を残さず音が消えるまで、瞳は伏せられる。 ずっと重ならない音を聴き続けて。]
――……、
[向けられた眼差しに、再び青灰が映る時、 それは遠く切り離された世界から戻ってきた者のように、 ――夢から覚めた者のような色で、呼吸をひとつ。
クローンも楽器に関心があるのかもしれないけれど、 触れされるつもりはなく、元の通りに納め直して。 それから、>>366 “コーダ”のその様相に気付いた]
(371) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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あー……。 暴動起こされんのは厄介だよなぁ。
[フランシスカの言葉に、近くにいたニックをちらっとだけ見る。 食料のある事を知っているクローンにだけ、少し分け与えたところで、それが他に漏れれば結局は揉め事になる。]
なーニック。 お前らさー、俺らのためにちーと我慢してくんね?
[悪びれもせず言ったところで、聞こえてきた音色。 何の音だろうと耳を澄ました**]
(372) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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[初めて見る彼女の微笑みに、 まるで親に褒められてもらった子供のように ぱたぱた、と落ち着かない様子で軽く足を踏む。 耐え切れなくて、隣の椅子に腰を降ろしたり。]
?
[しかし、それっきり、俯いたままの彼女。 不思議に思って、座ったまま身を乗り出して覗き込もうと。]
(373) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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[彼女が手を血で濡らしていた時、 ひしひしと感じた、皆の怒りを思い出す。 それが傍らの彼女に向くとして、それも受け入れる ―――何事もそうしてきたはず、なのだけれど。]
………
[自分に似た彼女に浴びせられた、冷たい視線。 それを“受け入れている”彼女へ、今、手を伸ばして。]
いっしょ
[怒りを背負うのならば、せめて二人で、と。 聞こえてくる心地良い音色を耳に、 重なり合った手から、温かさが伝わった**]
(374) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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ひつじ リンダは、メモを貼った。
2011/09/30(Fri) 01時半頃
ひつじ リンダは、メモを貼った。
2011/09/30(Fri) 01時半頃
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[ボールについた赤色は、こすれば直ぐに落ちた。 表面はつるつるしていて、どうやら布でできたものではないらしい。 水に濡らしながら、暫し、その珍しい触感を楽しんだ。]
……これ、は 汚れ、じゃない……?
[白色の、表面。 黒い線が、ぐちゃぐちゃと書いてある。絵でもない、文字にしてはぐちゃぐちゃしすぎている。 軽くこすったけれど、それは落ちる気配も見せなくて。]
……うーん?
[暫く、その黒いぐちゃぐちゃと格闘して。
――― 諦めたように、水を止めると、タオルでボールの水気を拭った。*]
(375) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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[>>370 面に現われている感情は、酷く素直なもの。 鏡のようだ、と思ってしまう。 少しだけ、奏でたことを後悔、した。]
……大体、 君の聞きたいことは答えたかな?
俺にとっては仕事だけど、 他の人にとっては遊びみたいだものだから。
そろそろ下の様子を見てくるべきかな。
[大丈夫か、とでも言うように、 その硬直したままの顔の前で、ひらり、と手を振る。 白くしなやかな――“コーダ”とは違う指先]
(376) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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>>376
――……はい
[聞きたいことに、にはそう答える。 聞けてないこともあるけれど、今は、そんなことより、 自身に襲いくる、重い空気に押しつぶされそうになっている。
俯いて、でも、それでも、と礼をする。]
ありがとうございました。
[心に溜まるのは、相反した想い。 身体中、巡り、それは、頭を最後に何度も殴るよう。 そう、
苦しい。]
(377) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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セシルは、コーダは、そのまま、くらりと、身体傾ぐ。
2011/09/30(Fri) 01時半頃
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[もう一人の人影には気づいていなかった。 ヤニクのクローンであろう、ニックの顔をはっと見上げる]
とりあえず、14にわけちゃおう。 まとめるのは簡単だから。
[少しの沈黙の後そう言って、黙々と食料を分け始めた**]
(378) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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セシルは、傾ぐ体に、驚いて腕を伸ばす。
2011/09/30(Fri) 02時頃
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――……あ
[伸ばされた手、それは、肩に触れた。 心が重くて、くらり世界が回ったなど、それまでに経験したことはなく…。 セシルと同じ飴色の髪、偶然にも長さは同じくらいのそれも小刻みに揺れて、動揺を表していただろう。]
(ペナルティはいけない)
[結果、少しだけ、その手に体重はかかったかもしれないが、反射的に膝を曲げて、 酷く身体を打たないように、そして、セシルにも負担をかけないように、彼は床に沈み込む。]
す、すみません……。
[掠れた声は謝罪を告げる。]
(379) 2011/09/30(Fri) 02時頃
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[しばし、階上から聞こえてくるらしき旋律にぽかんとした後。]
なんだコレ、すげェ。
[音楽など知らないから、感想を述べる言葉は持たず、それでも何やら圧倒される気が、した。 誰が演奏しているかも知らないが、口を開けたままで、終わるまでそれを聴いていた。
それから、とりあえずは、非常食料を十四の小袋に分け終えて。]
そんで、コレをどうやって分けっか、だよなァ……。 つっても、我慢しろったって、腹ァ減るのはそういうワケにもいかねェだろ。
[蛯江のクローンの方を見やる。 持ちきれないため、黒田や蛯江にも持ってくれるように頼むと]
……ま、他のヤツらとも話し合おうぜ。
[誰かオリジナルの姿はないかと、きょろきょろ辺りを*見回した*]
(380) 2011/09/30(Fri) 02時頃
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>>363 美味しいなら良かったわ。 ……これはね、チョコレートって言う嗜好品。
[そこまで言いかけて、嗜好品をどう説明したものかと一瞬悩み。 悩んだ末に、抱き寄せるようにすると唇を合わせた。]
こんな行為にさ、意味は薄いかもしれないけど。 これはこれで気持ち良いじゃない? チョコレートもさ、他の固形の食べ物よりもお腹の持ちは悪いけれど。美味しいでしょう?
[上手く説明は出来なかったが、彼女にはなんとか伝わるだろうかと目を見ながらそんな事を話し]
(381) 2011/09/30(Fri) 02時頃
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[触れた肩、腕に体重はほとんど伝わらぬまま、 “コーダ”はその場に膝を曲げて沈み込んだ。 小さな震えは見えたけれど、それが何を意味するのか]
……気分が悪いのか? なら、少し座って休んでろ。 病院だから、横になる所もいくらでもあるしな。
[とりあえず今度は立ち上がらせる為に、手を差し伸べた。 震えは――単純に身体的なものと解釈された、 彼の中で何かが起こっていることなど、知らない]
(382) 2011/09/30(Fri) 02時頃
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セシルは、コーダは差し出された腕に、顔をあげる。
2011/09/30(Fri) 02時半頃
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>>382 [ひどく、衝撃を受けた心に、 その手は、
また誰かを思わせながらも、 でも、おそるおそる、伸ばしてしまう。]
(383) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[ゆっくり伸ばされた腕をとりあえず引き上げる。 雨宮セシルにとっては、ごく普通の行動だ。 それから、誘うようにスタッフルームの奥へと視線をやる。 どこでもいいから座ってればいい、と]
――………、
[視線を巡らせれば、いつの間にか。 牧野とリーネの姿があった、隣合って座る。 今はそこに穏やかな空気があるのを知れば、 双子のように見えて――自分と彼もそんな風に見えるのかとふと思った。]
じゃあ、俺は下見て来るから。 あ、……あれには触るなよ?
[ヴァイオリンケースを示してから、背を向けた]
(384) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[心に渦巻いている、それは 打ち砕かれたガラスの山にも似ている。
そう、それは、炉に入れてしまわないと、 溶かして、わからなくしてしまわないと……。]
(385) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[引き上げられた腕、 その体温は、自分のものか。
その腕は、手は、指は、
この一時にいろんなことを教えてくれた。]
はい………。
[言われたことには従順に返事をする。
でも、もう、その心は、 身体より先に壊れてしまったけれど。]
(386) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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[わたしとおなじかおが、こちらを見る。>>350 赤毛とニックのそっくりさんもいる。
ぐう、とおなかが鳴って気づいた。 ああ、あのひとたちは、わたしたちに食べさせない気なのね。
――元より、まだチャイムが鳴ってないから、わたしたちは食べることを許されてないんだろうけど。]
(387) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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[おなかすいた。
ちゃんとしごとしたのに。
おなかすいた。
しごとで失敗したことなんてないのに。
おなかすいた。
ああ、わたしも。 動かなくなっちゃうんだろうか……――?]
(388) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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― B1階・スタッフルーム ―
[そして、セシルが去ったあと、見つめているのは、そのバイオリンケース。 そこにしまわれた旋律は、鮮烈に心に刻まれている。
きっと、それは、雨宮セシルとしての才能の欠片なのだろう。
心の中で、寸分たがわず、一度しか聴いてないメロディが再生し続けている。 一本の弦が織りなした、その旋律は、コーダの中で繰り返される。終わろうとしたときには、また戻り、また戻り、また戻り、反芻していく。]
(389) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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[そして、去りゆくセシルの背中が消えたあと立ち上がる。 そこに見えたマキノセンセイとリーネにも、礼をしたあと……。
ふらりと…どこかへ。]
(390) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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[心の旋律に最終節のマークはつかないまま**]
(391) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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セシルは、そのまま階下に下りれば倉庫の方へと向かって
2011/09/30(Fri) 03時頃
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音楽……?
[いつものとは違ってゆっくりだけど、確かに音楽。 ごはんもまだなのに、運動の時間なのかな。 動いたら、余計おなかがすくってわたし知ってる。 でも、音楽は、運動の時間だから。
手を伸ばす。 爪の先までぴんと伸ばす。 足を蹴り上げる。高く、高く。 つま先立ちして回る。 1回、2回、3回……
ぐちゃぐちゃになったヨルのそっくりさんの横で、音楽が終わるまで、わたしは踊った。
おなかがすいて、「くるしい」。 あのひとたちの食べ物をほしいと思ったら、「ばつ」が来るのかな。
おなか、すいた――――――**]
(392) 2011/09/30(Fri) 03時半頃
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[ここに飛ばされてから、どれくらい経ったのだろう。 アナログの時計のことを思い出したけれど、 時間を見るのを忘れていたから、役にはたたない。 午前か午後か、外が見えなければそれもわからず。
地下2階に降りれば、 漂う血臭のことを――彼女の亡骸を思い出す。 時を意識して、感じたような気がした空腹は、 胸につかえるような気分の悪さに飲み込まれる。
うつくしい音の世界から、 現実は酷くかけ離れている。
―――これが罰であるのなら、 裁かれるべき罪人はヨーランダの他にもいるのだろう。 ぼんやりと、そんな思考が過ぎった**]
(393) 2011/09/30(Fri) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/09/30(Fri) 03時半頃
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―回想・B2生ごみ処理機前→現在― [いつの間にか牧野のクローンもやってきていて。 当たり前だが似ているなと思っていた矢先。
二人のクローンが"ロボットが来ない"と口にする>>314>>315。 その言葉に漠然と嫌な予感はしたが、牧野は手を洗いに行ってしまった。
医者ではない青年は手洗いと言われてスタッフルームではなく洗面所――B1にある女性用トイレを思い浮かべていた。 B2にもトイレがあることはまだ知らないので、トイレで手を洗うのだろうと。 つまり、"男"の自分には入れない領域に行くのだろうと。 そう思ったが故に、見送ってしまう]
(394) 2011/09/30(Fri) 04時頃
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――っ、ああ、検死は終わったみたいだ。 ……話?
[ネクが話があると、青年の肩に触れる。 反射的に振り向いてしまい、彼女の顔を視界に入れてしまって。やはり女の顔をしていることに生理的な拒絶感が浮かぶ。 が、青年自身少し慣れてきたのか初めて見た時よりはその嫌悪は少し和らいでいた。
それは、ネクに好感を抱き始めたというよりは、この状況でいつまでも自らのクローンに嫌悪を持ち続けてもいられないのだろうという諦観だったが]
話なら、此処でも。
[いいんじゃないか? ……ああ、でも、ちょっとだけ椅子に座って休みたいかもしれない。 いつまでも遺体の傍にいるのも気が滅入るだけだ。
そんな曖昧な態度を取っていれば、>>338彼女に腕を取られただろう]
(395) 2011/09/30(Fri) 04時頃
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わかった……だから、自分で歩けるから。引っ張らないで、
[まるで子供を扱うように腕に力を籠められ、それに抗議する。 他人に腕を引かれるなど随分久しぶりだ。 性の葛藤のせいで親友と呼べるような人間関係は構築できなかったし、大学を辞めて古本屋になってからは尚更自分のプライベートな領域にまで入り込んでくる相手はいなくなった。
最初に思い出すのは、小学校の入学式でスカートを履くのを拒絶した自分に我儘を言うんじゃありませんと激怒した母の顔。 そう、若かりし日の母の顔は]
……ひ、
[――目の前の彼女によく似ていて**]
(396) 2011/09/30(Fri) 04時頃
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ベネットは、ネクに連れられ、手術室のほうへと歩く。途中、何処かの部屋から食べ物を分けている人達の話し声が聞こえた**。
2011/09/30(Fri) 04時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/09/30(Fri) 04時頃
ベネットは、ヴァイオリンの音色は聞こえてはいたが、引かれた腕のせいでそれどころではなく*。
2011/09/30(Fri) 04時頃
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[もう一人の自分の後ろを歩いて。 少し先、何人かが集まって何かをしていた。 持っているもの。会話の内容。 食料を見つけた、という話のようだった]
[けれど]
[聞こえた。確かに聞いた。 量が少ないから。 “オリジナル”を優先して“クローン”には与えない、という話。 食事の時を告げる鐘がならないのも、自分たちに食事をさせない為?]
[食事はとらないとダメだ。 食事を取らずにいると、動けなくなってしまうと教えられた。 食事を取らないこともまた、ペナルティだというのに]
(397) 2011/09/30(Fri) 06時頃
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[分かる。 理解する。 やはり彼らは、自分達を下に見ている。 何故? どうして? こんなにも同じなのに]
[テセウスの生活はとても規則正しいものだ。 故に、差別などというものは勿論ありはしない。 だから此処に来て、明らかに軽視されている事に。 不満と苛立ちが募ってくる。 それは今までに抱いたことの無い感情]
(398) 2011/09/30(Fri) 06時頃
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[そんな折、もう一人の自分からかけられる信じがたい言葉(>>372)]
我慢……僕の……ううん。僕達の食事は、いつになるの? 食事の鐘はいつ鳴るの?
[本当はもう分かっている。 今が非日常だと。 きっとロボットはもう来ないし、鐘も鳴りはしない]
僕達も、エビエヤニクと同じだよ。 お腹はすくし、食べないと、動けなくなるんだって。
(399) 2011/09/30(Fri) 06時頃
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[それは分け方を話していた全員に向けて。 自分達も、お前達と何も変わらないのだと。 空腹は感じているし、食事を取らねばならないのだと]
[まとめるのは簡単だから。 聞こえた言葉を、心の中で反芻する。 ああ、やはり彼らは。 自分達を犠牲にする算段を心に持っている]
[そっちが、その気だというのなら……――**]
(400) 2011/09/30(Fri) 06時頃
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