3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―→用務員室へ―
……、――
[視線を、下駄箱からみえる外へ向ける。 中庭に人影があるのだけが確認できる。 此処からは、あの樹は見えない。]
……、… ケイト か
[――闇に飲まれる前 見つけてやるという言葉に頷いたのは きっとただの少女だったのに]
(1078) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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ちょっとした展覧会になってる、から 見ちゃえ見ちゃ、え!
[こちらに視線を向けたピッパ>>1065に頷き 彼女が一枚一枚を丹念に見ている様子を眺める。]
合作するって決めてたなら 最初から大判の写、真持って来てたのに 勿体無……い勿体無い。
[卒業前の記念制作というには少し急ごしらえではあったが 並ぶ作品は遠くから見てもよく目立つ。]
(1079) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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― 飼育小屋 ―
いや、伝説の木つーから。 なんか手がかりがあるかと思ってな。
[眼帯は伝説の木に向かう前に適当な場所で洗って、此処にくる間につけた。ただ、まだ半乾きで着け心地が悪い。 なんとなく、乾くまでもうちょっと待とうと、再度はがした。]
フィリップは、なんで此処にって愚問か。
[フィリップの肩の鸚鵡と眼が合う。]
つーか、大丈夫か? 片目って、距離感変わるだろ。
[経験則から問う。 なんでもないように。ただ片眼を負傷した級友を心配するといった風な、それ以上の感情は出さぬように。]
(1080) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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そのヘクターは、割と満身創痍なのですが。 そしてケイトは、ヘクターを気に入ってたかとも思うのですが。
……アトラナート先生が、大事ではないのですか。
[バーナバスへと問うた]
(1081) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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気になった理由なんて、…
自分の誕生日に 卒業式の前に
… いなくなった子だから きっとそんな理由だよ、…。
[ だって校長せんせ だもの よく、わからない けど ]
[ 手紙、 その存在も しらない から ]
(@87) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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─PCルーム─
[>>1063考えている事は、さすがに読めない、けれど。 あまりにこの痛みが続くようなら、心配させないためにも話すようか、なんて、思いながら]
そう、だな。 ビー玉によって、色々と違うのかも。
[あの時自分は何をしてたっけ、と。 ふと、逸れた思考。 先のジェレミーとのやり取りもあり、戻る、という意思は、強くなっている、けれど]
一緒……かぁ。 うん。一緒に、戻んなきゃ、な。
[増えたキーワード。 『約束』と『一緒』。 それを刻み込みつつ、ふと。顔の赤味に気づいて、どしたの? などと問いかける辺りは。 さすがは天性の鈍感。といえるかも知れない]
(1082) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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―美術室前―
[>>1051で漏れ聞いた名前を思い出し]
あいつも、本当はこんな所に居たかっただろうにね。
[舌を出して笑う頭を軽く小突いた。 そのままうりうりと強めに撫でようと手を動かして]
謹んで辞退するさ。
[>>1059並べたら、には残念そうに]
冗談、あんなみっともないのを、 こんな素敵な場所に乗っける訳には行かないさ。 下書きの段階で終わってるから、ちゃんと帰って仕上げないとね。
[実は自分の荷物もここにあるが、 荒れた際に何処かへ埋もれたか見当たらず]
(1083) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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用務員 バーナバスは、化学教師 スティーブンに首をかしげた。
2010/03/03(Wed) 01時頃
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―用務員室―
[――いま、作られている 大きな大きな作品のこと。
メアリーに撮られていた、写真のこと (確か勝手に撮るなと睨んだ気がする)
今は、知る由もなく。
此処に来て。 異形の世界で。 今更。今更。――いまさら。
わすれられたひづけを追いかけて、 日誌を一冊手に取った。 古びた表紙は、黄ばんでいる。]
(1084) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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風紀委員 ディーンは、闇に染まる。こわれてしまう。[14]
2010/03/03(Wed) 01時頃
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>>1081
はぁ、そりゃ先生のことは大事ですがね。 ヘクターも。
でも、それだけのこと知ってて、なんでアンタはここにいるんです?
[スティーブンを不思議そうに見た。]
(1085) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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やっぱり… 温かくて 優しい
目を細めて 眩しそうにみつめている
(1086) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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[生徒が大事とか言ってた教師ではなかっただろうかと……。]
(1087) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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−飼育小屋−
……ああ そう 呼ばれて、いたっけ。
[ちらりと、樹の方に視線だけを向けて。 眼帯をはがす、その下には綺麗な、いろ。
左手を強く 押えた。]
足が、勝手に?
[くすり、と笑う。 ドナルドが鸚鵡に視線を向ければ、鸚鵡は、まっすぐにドナルドを見た。 その瞳は 橙色 そこに 真っ黒な 瞳孔。 無機質にも見える、瞳。]
『ドナルド、カタメアオイ』
[鸚鵡が少し高い声で、紡ぐ。]
(1088) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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…… えっ ああ。 でも、大分慣れてきた、視界が狭いのは 動きにくいけど。
[問われた事に驚いてから。何でもないような態度に 表情を緩めた。]
(1089) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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―― 美術室前 ――
[ミッシェルやピッパがそちらの方に移動する。 美術室の扉に寄りかかるようにして、それを眺めた]
まあ一応4年間眺めたから、あそこからだけなら何とか。 ダブるのにも、良い点はあるってことで。
[ミッシェルの、屋上からの絵への評価にはそう返して]
っていうか、自分でやっておいて何だが、照れるな。 メアリーもそう思わない?
………ごめん、ありがとう。
[ちょっと口元を手で覆って、赤くなりそうな頬を押さえた]
ケイトにも、そんな風に通じればいいんだけど。 綺麗なものに、目を向け、て………
(1090) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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[急に、周囲の体感気温が下がった気がした。 言葉が不自然に途切れる。 周囲の喧騒が、声が、少しずつ小さくなっていって……]
(1091) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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>>@87
そうね、理由はわからないけれど。 ……でも、案じた想いは残ってた。
探すわ、もっと。 あなたに繋がるもの。
あなたの欠片。
[やみに沈む眼差しをおとして]
その子はあなたのこと見えないけど。 声はまだ届くから。
なにか思い出したら、ヘクター君に教えるといいわ。
(1092) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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…… 私の体は、もう役に立たない。 私より、貴方の方が、いいでしょう。 貴方は、アトラナート先生のことを思っていたのではなかったですか。
それに、私の中にはそこでついた猫が入ってますから。 同じように猫の憑いたアトラナート先生と、どうにかなってしまうかもしれませんよ?
[軽い調子で付け足した]
(1093) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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−PCルーム−
うん、一緒に戻ろう。
…とりあえず、もうここにいても仕方がないから、 …南棟に戻らない?鞄を探したいの。 多分、職員室前の廊下に放りっぱなしだから。
ねっ、行こ。 [そう言って、左手をオスカーに差し出す。 右手でビー玉を握りしめて。]
(1094) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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……くっ……!
[ディーンの爪の先が背に傷をつける瞬間に小さく呻く。 そしてディーンへ深いキスや、 胸の傷などに触れて落ち着かせようとする。
それまで、熱い中心を先に進ませようとせず。
落ち着いたら、少しずつ慣らすように奥へと挿れていく。]
(1095) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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長老の孫 マーゴは、演劇部 オスカーの無遠慮な質問には、「なんでもない。」と誤魔化してしまうだろう。
2010/03/03(Wed) 01時頃
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―用務員室ー
[後に誰も続かないのを訝しげには思いながら、 自分が生まれるよりずっとまえの記録を 捲って、読んでいく。 拾っていく。
――気をつけねば、指先が 剃刀のように紙を裂いてしまう。 日誌を一度取り落とした。]
……、…弾けなくなるかもしれないな
[なんでもないことのように呟こうとした ――それは。なんだか。 ひどく。厭なことのように――思えて。]
(1096) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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[急激な空気の変化に、戸惑ったように目を上げた]
[ふらり]
[肩が揺れる]
(1097) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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[…生徒を思う気持ちは、もうないのかもしれない。 いや、ないのだろう。
それは、なくしてしまった中に]
(1098) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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… … そばに いてよ … …
(1099) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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― 飼育小屋 ―
嗚呼、確かになんもねーから、なんかありそうとだが。 それ以上はなんも分からんかった。
いやいやいやいや……――― この場合は両目が あおい だろ?
[鸚鵡の眼の色に、何か違和感を覚えるものの、紡がれた言葉を訂正する間に何処かへ消える感覚。]
そうか、気つけろよ? 特に北棟の階段。俺は滑り落ちたぜ。
[フィリップの表情が緩めば、にっと笑って、自分のヘマを話した。]
(1100) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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せんせ、…
[ すこしだけ 笑った顔 ]
さがして 探して、…。
(@88) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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まぁ、でも、ケイトとは何度か接してますが、 彼女はどうも、本当に遊んでほしい、みたいにみえますな。
だけど、満身創痍なら、どうにかしてやらんと、
奴は無理しそうだ。
[今までの行動を省みて思う。]
(1101) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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やっだ、今更よ。 まあなんだ、恥ずかしいけど……
[彼女に通じればいい。 迷う人の道になれればいいと。 作品をぼんやりと眺めながら>>1090ジェレミーの声を聞いた。]
(1102) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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[ジェレミーを振り返り]
ねぇ よかったら どれか一枚あたしにくれる? 昔ッからのファンだし
サインいれてさぁ…
[いつものように笑ってねだってみた]
(1103) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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─PCルーム─
……ん、絶対、に。
[戻ろう、という言葉に頷きを返し。 誤魔化す様子には、ちょっと首を傾げたり]
そうだな……使えないんじゃ、意味、ないし。 状況確かめたいし、一度戻るか。
[差し出された左手。 自分の左手には、ビー玉を握り。 右手で、それをしっかりと握った]
(1104) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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生徒会執行部 ラルフは、ポツリと呟いた言葉は、小さな子供のよう
2010/03/03(Wed) 01時頃
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[日誌を拾い上げる。
ビー玉を取り出して視線を落とした。 ひび割れた硝子玉。 ――薄紫色。
(――そんな驚くことないだろう?――でもあるまいし)
これを見た濃紺は、そう謂った。 緩やかに握り締める。
嗚呼。そういえば。この鉱石質の指先は 淡い、紫水晶のような色にも見えた。]
(1105) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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