103 善と悪の果実
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[激情を籠めて向けられた、二様の視線。 濡羽色>>177の同意を得られても 今は心の慰めにならず、情けないほど竦んだ目を向ける。]
………ッ! 畜生、何で犬なんか迷い込んでるんだ、!
[つらつらと穏やかに並べられる、今の異常な状況。 この言葉で冷静を取り戻すことも。男には難しかった。 警備は、あの警官は何をしているのかと 青褪めた顔で周囲を見回して――…!色黒の少年にも突きつけられた、あの恐ろしい指が。向けられる。]
俺はただ、落ち着いてくれと言いたいだけだ! あんな、女の子も見ている前で、…ッ、と!
[震える声は如何、他の者に響いただろう。]
(181) 2012/09/28(Fri) 00時頃
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―大広間→廊下―
[台風の目の片割れが遠ざかれば 使用人たちはあからさまにほっとしたような表情で、ポーチュラカやペラジーが所望した食事を用意する手を早める。
背に>>181喚く男の声。 ――嗚呼、確かにご尤もだ、とは思いつつ]
…… なら その情けなく震えた声も どうにかするのだな。
[苛立ちは棘になる。 まったく、らしくなく、ただの言いがかりに過ぎない。 廊下に出ると、痛む肩を改めて押さえた。]
(182) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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いらねぇッての。 この程度の傷、逆に箔が付くってもんだ。
[頬の傷からはまだ、だらりと赤が流れている。 手当てを…と怯えながらタオル差し出す使用人をあしらい、 拭った手の甲をズボンで拭いた。]
……大体、あのお巡り。 お巡りのクセに捜査にも来ねぇ。
[実に怪しい、とひとりごちた。]
(183) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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[ペラジーとの会話の最中、近くのテーブルに簡単な食事が、少女の分だけではなく用意された。
大きくなる喧騒に気を払うこともなく、ペラジーを見ていた少女も 問いただすようなそれよりも、震える声には視線を向ける]
(184) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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[静かに
ただ見ていた。
感情の篭らない深海の瞳は、透明なようでいて、その実見通せない濁りを持って、おびえる男に向けられた]
(185) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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[――一言口にしたとは言え ブロンドの少女の目を、耳を気にしたことなど男になく。 他に上手い切り返しが思い浮かばなかったに他ならない。
小物が今最も恐れるあの人差し指に 動揺し、夕闇伯の氷を落としたような声>>178にもまた。]
それに、禁断の果実など……
[欲しくなどない、その言葉は正しいのか。 不自然に言葉を途切れさせ、血走った目が、夕闇伯の背中を見据えた。竦んだ感情の奥底に。 仄暗い感情を籠めて。]
……… あんたがそれを言うのかい…
[搾り出すような声だった。 既に距離は遠く、張本人に届くかも怪しい声だが。]
(186) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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[窓際にもたれ、暫く。 時折、眼下に現れては消えていく狂犬の姿を眺めていたが。 ふと、息を吐き室内に時計を探すが見つからず。
使用人が部屋を辞した後に脱ぎ捨てていた上着を掴む。 身に着けたショルダーホルスターに収めてあるリボルバーを抜き、なんとなしに弾倉の銃弾を確かめた。
この屋敷に呼ばれたからと持ってきた訳ではないが。 借金がかさむうちに身の危険を案じるようになった男は、出来るだけ拳銃を持ち歩くようになっていた。
非番であろうと署内の規則が厳しかろうと、今更、それを守るような身の上で無くなりつつあった男に、銃器の持ち出しに躊躇いは無い。 リボルバーをホルスターに戻す。
上着に腕を通し、拳銃を収めた黒いベルトが再び奥に隠された。]
(187) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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―廊下―
女の子、ねぇ。
[歩きながら、口をもごもごと動かす。 口笛でも吹きたい気分で、顔を冷笑の形に歪めると]
ジャラッ
[歪んだ口元、尖った犬歯、そして、差し出された舌。 その間から覗くのは、どこで手に入れたのか 美しい水晶のカフス釦が、ただ薄明かりに煌いていた]
(188) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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―廊下― [>>186絞り出す声は背に届く音微か。
この状況下で、日常のような食事風景がある。 鈍いブロンドの少女と白いフードの人物がその中心。 喧騒とかみ合わぬ有様が、この崩れ始めた楽園の異様さを一層際立たせている。]
は、……
[廊下に出ると、痛む肩を押さえた。 そこで、気づく。職人の細工が施されたカフスボタンが、いつの間にか失われていることに]
……、……
[僅かに目を見開いた後、ゆっくり細め眉を寄せる。]
は、……鼠 か。
(189) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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―大広間―
[少女へ向ける眼差しは、学者がいつも浮かべる穏やかな其れ。
―――――…否。
それよりも甘く、深く、幼い者を包み込むような]
そうですか。 慌てて飛び出していらっしゃったんですね。
さぞや驚かれたでしょう。 さぞや、辛い思いをされたでございましょう。
[首を傾ければ、さらりと髪が流れる。 先程かつての共犯者から口付を受けた、 褪せたストロベリー・ブロンド]
(190) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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ええ、付けておりますよ。 貴女様の物ほど、鮮やかな色合いではありませんが。
[髪飾りのことを問われれば、くすりと笑って。 一度引き上げたフードを、再び降ろす。 黒い蝶の髪飾りを取り去れば、髪は纏まりを失って]
……この造形は、気に入っているのですよ。
昔から、私(わたくし)の、宝物でした。
[内緒話をするように声を潜めてそう言って、 悪戯っぽく笑うのだ]
(191) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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[よく出来た使用人が朝食の準備を揃えてゆく。 食器の重なり合う小気味の良い音も 今は何の心の慰めにならず、咽喉が渇いても腹が空かない。
喚いていて渇いた咽喉をせめて潤そうと 近くの使用人に声を掛け、グラスを掻っ攫う。]
………、?
[一気に水を煽り、食道を抜けていく水の味。 数人に指を指され、怖気付きながらも血走った目が ふとブロンドの少女のそれと重なった>>185
澄んだ、水晶のような目。 それが不思議と奥底に暗い色を点すのに。 果実を元に集められたこの蛇の会合は。少女であれど、少年であれど油断も隙もないと。 新たに心に刻み、――…逃げるように踵を返す。]
(192) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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[>>180去り際の言葉を聞いて]
何を、得たんでしょうね… 知識か、富か、虚栄か、ただの我侭か…
後悔など、もし、していたとしても同情できません。 手を出してはいけないものに、その手をかけたんですから――
[こんな状況でも、飄々と空気に馴染んでいるように見える彼は、どこか底が知れない部分がある。 好奇心に満ちた表情は、どこまで真実を映しているのだろうか。]
(193) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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[恐怖と焦燥と、殺意に縺れる足。
廊下で擦れ違う影があれば、ぎょろりと血走った目を向ける男は ――野次馬の為ではなく。 ただ一点、確かめたいことの為に、女主人の部屋を訪れる。朝訪れた使用人に、部屋の位置だけはそれとなく聞き留めていたから。
現場保存も碌に施されていない部屋。 シーツを被せられた亡骸>>92は赤い血染みが広がっており、捲らずとも生死を明らかにする程で。 織り成す死の匂いに。 ああ、この悶着を理由に。細い首を。簡単だ。
誰も居ないと信じているからこそ。 その背中は無防備に、扉を*開け放ったまま*]
(194) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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[ストロベリーブロンドから羽ばたいた黒い蝶に、思わず手を伸ばす。 昨日よりも近くで見たその形は――]
綺麗、それに…
[見覚えのあるものだった。 少女の目にはわからなくとも、明らかに量産品ではない、精巧な細工のそれ。 色こそ違えど形の同じ、対ともいえる蝶を、少女は良く知っていた]
私の宝物に、似ているわ
[不思議そうに、悪戯な笑みを見上げた]
(195) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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―栄光の消えた寝室―
[部屋に充満した匂いは、鮮明に記憶を呼び寄せる。 塵や煙、薬品の、焼け焦げた、血の匂い。
―――霞む、煙草。
嗚呼、僕の中の均衡は崩れはじめている。]
………信じるはずないじゃないか。 僕があそこで造られた玩具だなんて。
[彼が問う言葉に、僕は返さなかった。 呟く部屋は死体と二人。
義手や義足をより向上させる為の研究施設。 そこに人として生を受け、人として扱われず そして人ならざる身体になった僕。 身体のあちこちが機械に満ちた、撥条。 この街の技術の産物だなんて。]
(196) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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[広間の隅のソファーに、どっかと腰を落ち着けて。 流石に朝から呑む気にもなれず、小さなデミタスカップを摘んで珈琲を啜る。
ちら、と視線やれば少女の周りだけは日常の朝の風景。 生き死にのわからぬくらい分別のついていない年頃でもあるまい…と思うも、今は些細な違和感のみ。]
(197) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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[>>181彼から、落ち着いて、という言葉が出たことが 皮肉に思える程、その声は震えていた。 内容は真っ当なものだが、果たしてそれだけのために 臆病そうな彼が口出しできるものだろうか、と考える。]
[ポーチュラカと、黒い蝶を従えた彼女は 和やかに会話と、食事を続けている。
刃傷沙汰よりは余程平和な光景であるはずなのに 秘宝と主が失われた楽園で執り行われるその晩餐は 微かな歪さを感じずにはいられないものだった。]
(198) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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―廊下―
[油断をした。 招かれざる客が居るとは思っていたが]
――刺青の男ではないな、 アレなら、もっと派手にやる。なら……
[使用人かもしれない。 或いは、あの剣を差し出したオスカーかも知れぬ。 一つで庶民の生活何か月分となろう 水晶のカフスを、盗み取ったのは――]
(199) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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[適当な紙を探し、まだあたたかな右手で綴る。 禁断の果実を探しても自分のものになるわけじゃないと言った、あの人へ。 そのつもりで、認めた。]
【木は森に。 果実は果実に。】
[盗んだものの場所を示す紙をポケットにしまい込んだ。 その時か、背後に気配が訪れたのは。]
(200) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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[広間を去っていく後姿を、やはり物言わずに見送った。 少女は、おびえの理由を理解していない。 わからない、その理由に興味はわいても、長くは続かなかった。
ああそれよりも。 シーツに包まれたグロリアはどうなるのだろう。
あのまま、美しいまま 時がとまってしまえばいいのに]
(201) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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やぁ、ジョセフ殿。 そんな青白い顔でこのような場所に、いかがしました?
[僕を見詰める眸。 それは怯え、恐怖、畏れ。 そして隠しきれぬ…――殺意。]
怖いですか? 殺人鬼がこの屋敷の中にいることが。 外堀を狂犬に囲まれていることが。 不相応の場所に落ち着きなく在ることが。
それとも――…
[背に手を翳す。 昨夜盗んだ果物ナイフが、抜かれる。]
(202) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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[上機嫌な様子で、水晶のカフス釦を眺めると 光へ透かしたり、高名な職人の精緻な細工を確かめた。 蒐集家の夕闇伯が身に着けていた物だ、極上の品に相違無い]
高く売れるのは間違いないな。素晴らしい。
[右手のポケットには真鍮の懐中時計。 左手のポケットには屋敷内で盗んだ宝石類が幾つか。 そして懐には、昨晩分解して整備した、愛用品が収まっている。
撃鉄の先端に燧石が据えられた時代遅れのフリントロック。 撃鉄、当たり金、火皿は色褪せた銅の輝きを保ち 銃把と共に精緻な唐草模様が象嵌されているレトロな物。 少し変わっている部分といえば、銃身が三つあることだろうか。 鉄条を束ねたように 緩く螺旋を描く銃身は、同時に三発の弾を吐き出す。
足音は聞こえない。 ただ、余分な荷物を持っているせいか ちゃらりと響く移動音を立てながら、夜を待った**]
(203) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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こ の 、 僕 が ?
[ギラリと刃は煌めく。 まるでその輝きは、失われた林檎のように。]
その眸、やめてほしいなぁ。 僕を気持ち悪い生き物みたいに。
…――大嫌いなんですよね、そういう眸。
だから僕の為に、死んでくれません? ……“狼に噛まれた”とでも思って下さい――ッ!!!
(204) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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[駆け出す小さな身体。 濡れた烏の眸を見開いて。
ナイフは確実に喉元を狙う。 飛び上がり、突き付け。
三階からの騒音は階下へ届くのだろうか。
握りしめた銀が貫いたのは―――……**]
(205) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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―――――…ふふふ。
[喧騒を、血を流すまでに至った男たちの争いを、 視界に収めつつもなお、学者はただ微笑みを浮かべた。
歪な和やかな空間]
レディ、ポーチュラカ。 貴女様が信じるか否かは、分かりませんが。
一つ、私の大切な秘密を教えてあげましょう。
(206) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 01時半頃
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[のばした手にそっと蝶を握らせて。 頭を撫でながら、囁く言の葉]
この蝶は私が両親と別れた折、頂いたもの。
…世界に1対、2羽しかない蝶細工。
もしも貴女様が、この蝶に見覚えがあるのならば。
ミス・ポーチュラカ・ブロワ。 貴女様は、私と血の繋がりのある――――…。
(207) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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―階段―
[ひとつところに人が集まってでもいるのだろうか。 男が通ってきた廊下に人影はなく、手摺に掌をかけて見上げた階段にも、誰の気配もない。
一度、辺りを見回した後、男は広く長い階段をゆっくりと登って行く。
暫く、自室にいたままで迷っていたが。 黄金が盗まれただけではない。 殺された女主人の遺体がそこにあるとなれば、何もせずに見過ごすだけも出来なくなっていた。
正義漢などではない。 何年も警官として生きてきたのだ。 その習性のように動く頭と、脚と、そして、僅かに残る使命感めいたもの。 失ったと思おうとも、消えはしない。
男が、その部屋に辿り着くのは。
―― 全てが終わった後だっただろうか。**]
(208) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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[蝶を握った手に力が篭る。 精巧な細工は、幼く柔らかい手を僅かに傷つけ痛みを与えた少しばかりの血を流させる。
黒は、赤を覚え
赤は――血を吸い過ぎた赤は………?]
(209) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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ポーチュラカは、ペラジーの瞳をただ、見つめ――**
2012/09/28(Fri) 01時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 01時半頃
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―――――…嗚呼、いけない。
[少女の柔らかな指が傷つき、赤を落とす。 そっと手をとって、優しく撫でて。
嫌がられなければ、その血をぺろりと舐めとった]
後で薬を塗ってあげましょう。
[学者は、ただただ、静かに微笑んでいた。 "蛇"のような瞳を笑顔の裏に、隠して]
(210) 2012/09/28(Fri) 02時頃
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ヴェスパタインは、緩やかに肩に爪を立てて――
2012/09/28(Fri) 02時頃
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