78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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人
狼
墓
少
霊
全
ケヴィンに1人が投票した。
セレストに9人が投票した。
ヤニクに1人が投票した。
クラリッサに1人が投票した。
ドロシーに1人が投票した。
セレストは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、レティーシャ、ヒュー、ヴェラ、オスカー、ケヴィン、カトリーナ、ペラジー、ヤニク、クラリッサ、コリーン、ドロシー、フィリップの12名。
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―煉獄風の海岸―
……………。 手は…まだあるか…どうするかな。
[海面に漂う澱みが風に舞った。 それを追う視線の先に、少年の姿が見える。(>>5:340) 海に向けていた苦笑いをそのまま少年へと向けて立ち上がった。]
ぱーん? あ、そうだ。オレは野郎は助けないほうなんだ。 だからさっきキャッチしなかったけどごめんな。 大丈夫か?
[腕と足の感覚が戻ることに気づいて、空を見上げる。]
(0) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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なんか…今小さいの降ってきたけど。 ソレがぱーんしたのか、空に。
……ふーん。
[何かを思うかのように海を見た後。 少年へと視線を戻す。]
…オレはそんなに久しぶりじゃない。 その話はいいか。いいだろ、別に。 オレが誰かはキティが一番知ってるだろ。 突然現れて、突然消えていくそんなそよ風のように爽やかなお兄さんじゃないか、ははは。
[最後のほうは少し棒読みだった。]
(1) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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………堕天使…なんだっけ…。 オセロみたいな…奴か…。 アイツらに関してはまだ消えてないと思うけど、オレは。 なんとかなるんじゃないかな、って思うのがいいとオレは思う。
[根拠は何もないが。]
……オレが言ったことが全て事実とは限らない。 自分の目で見て、自分の心で選択《√》するといい。
[大鎌《サイス》を持ち上げて、少年の首元に刃を寄せた。]
(2) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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そんなワケでだ、少年。 扉はオレが開けてやろう、サクッと行って来るといい。
その目で全部見てこい――――――。
[電子端末《デジ・プール》が明滅すると、刃から離れようとするその先に時空の扉が開く。]
(3) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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[そのまま、大鎌《サイス》を担ぐと少年へ別れを告げる。]
ウィラン・クロノ・ヴォイジャー 『 時 空 旅 人 』
全部、導いてくれるさ。 喜びも悲しみも――、その全てがここに至る。 いまさらだが、父と母にも会わせてやる。
そして――――、 少年の決意《シェリ》次第でここにまた至る。
[少年へと笑みを向けた。]
(4) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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オスカー、キミの選択《√》は戻ってから聞こう。
(5) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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気をつけていっておいで。
[時空の扉が閉じれば煉獄に残るは悪魔ただ1人だったろう。 使役魔《エル》はこっそりと少年についていった。]
(6) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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[突然起こった爆発に、戦い以外に思考を奪われていた彼女の反応は遅れる。]
くっ…、
[咄嗟に分厚い風の層を出現させて自らとケヴィンを守ろうとするが、それでも爆発の炎と爆風の威力は防ぎきれないだろう。 地面に勢いよく叩きつけられれば、一瞬意識が飛び、襲う激痛で意識が呼び戻された。]
(7) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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――ドゥ・シアーラ――
――アリィ。
[まだ重い体を叩き起して、振り返る。 彼女はそこに立っていたろうか、果たして。 確認するように見やってから、空を見た。橙星のはじけた空は、太陽も月もなく、ただ星明りだけが見えていた。
はじけて消えたということは、念願かなったということなのだろう。 願わくばそれを己の手で、星の望むように叶えてやれたら、という想いはなくもなかったが、この地を癒し消えていくのは望みに少しでも近かったのだろうか。]
(8) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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[だが、それよりも。 その見上げた宇宙の近く、見事に爆発しまっさらになった海べりで、金の髪に大鎌《サイス》の男が、オスカーに触れるのが見えた。 大鎌《サイス》はオスカーの首元を撫で――]
おい、何してる!
[遠目から見れば、そのまま首を落としてしまうかに見えた。 急な回復にまだ軋む身体に鞭打ちながらそこまで駆けていく。]
(9) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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[が。 大声張って駆け寄っても、時空の扉は無情にも閉じて。]
オスカーを、何処へやった。
『いけすかねーカッコしやがって、おチビになァにしやがったァ!? 答えによっちゃァ――』
[刺青の影だけで、ナシートも凄んだ。]
(10) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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真実を見つめに。 彼にはそれが必要だから。
[紫の瞳が男と刺青を見つめる。]
………心配ないよ。 少年が強いことは、きっとキミたちのほうが知ってるだろうから。 オレは背中をそっと押した…というよりは蹴ったというほうが正しいかもしれないけれどね。
[大鎌《サイス》を地面に突き立てると改めて相手を見る。 しばらく黙って何かを考えるかのようにした後、呟いた。]
………臭いね…何か変なのと戦ってた?
[首をかしげる。]
(11) 2012/02/09(Thu) 01時頃
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これだから人間の身体ってのは…、
[宿っているものが鳳凰でも、その宿主は人間だ。 本来の身体より、確実に脆くある。
身体にできた傷を癒そうと身体を起こそうとするが、痛みで動けずに歯噛みした時に、すっと痛みが引いた。]
…?
[頭を動かし、視線を巡らせると橙の小人の姿があった。]
(12) 2012/02/09(Thu) 01時頃
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― オアシス《EDEN》 ―
[ぎゅっと握ったぬくもりが、溶けてしまったようになくなった。 星の啼く声に宙《ソラ》を見上げれば、はらはらと降る金色の光。 零れる涙とそれが混じりかけた、そのとき。 白銀の光と降る金色が触れて、辺りがオーロラ色に包まれた。
そこから先は――、星の奇跡としか言いようがない。 星命力《ミライ》と星命《イノチ》の融合。星動天核《ティケイルコア》の生成。]
泉の水が…!
[星動天核《ティケイルコア》に泉の水が吸われていくのを、 舞い上がる水の描く螺旋を見上げ、息を飲む。]
(13) 2012/02/09(Thu) 01時頃
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[ フィィイイイ―――…ン ]
[ カ ッ ]
[ ザァアアアアアアアアッ!! ]
[>>5:364星動天核《ティケイルコア》が姿を変えるその一瞬の眩さに目を閉じる。 再び目を開いたとき、大きな大きな…新しい大地が浮かんでいた。]
(14) 2012/02/09(Thu) 01時頃
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― 空中要塞《EDEN》 ―
北極星《シメオン》! 南極星《セレスト》!!
[地を蹴って、翼をはためかせて新しい大地の上へ。 その中心の泉にそびえた金と銀の星十字《アスタリスク》に、 口元を両手で覆って、ぽろぽろと涙をこぼす。 ペラジーとヤニクはどうしただろう。]
アンタ、たち…。 これが"可能性"、なの?
[美しい大地に、目を奪われる。 ふわふわと、星十字《アスタリスク》に近寄って、それに触れる。
『君達なら大丈夫だって、信じてる。』
声が、聞こえた気がした。]
(15) 2012/02/09(Thu) 01時頃
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『ああ、ああ、きっとな! あのおチビは大化けするよ、強さの塊にだってなれる。何がどうしてあいつだけがあんなにいろんなモンを背負ってんのかわかりゃしねェ! だからこそ、一人にしちまうなんて危険すぎらァ! 真実? 必要だって? おチビがそう望んだのかァ!?』
[ち、と龍が舌打ちするのは聞こえてしまったろうか。 この龍も、それから宿主の男も、彼のことは憎からず思っている面があり。 故に安否が気がかってしまう。]
……分かるのか。
[臭い、というのは四凶のことだろう。 敗北を喫した戦いだ、男の顔が少し苦くなる。]
(16) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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……ん、わかった。
[セレストの、強い意思が感じられる返答に、ペラジーもゆっくりと頷き、呼び出した分身に目を落とし、それを握る手に力をこめ、二、三度深呼吸をした。 と、セレストとのやり取りをそれまで黙ってみていたコリーンがペラジーを制止する>>5:354]
…私は至って正気だよ。 それに、その子もね。
[言いながらセレストを見つめていたが、彼女を絶つことがどういうことなのかわかっているかとの問いかけには、コリーンへと顔を向けて]
…んー、ごめん、実はよくわかってない。
[苦笑交じりに答えた。が、すぐに真剣な表情に戻って言葉を続ける]
……でも、さ。 …シメオンってさ、会ったのは一回だけだし、少ししか喋る暇なかったんだけど…小生意気なお子様みたいな感じだったのよ。 口悪いし、人を見下したようなことを言うしね。 …でも…それでも、『命』を…大切に思ってたんじゃないか、って思うんだ。 それに…もしそれが私の気のせいでも、あの子はセレストのことを本気で大切に思ってた。それだけはわかる。 私にセレストの行方を聞くときのあの子の顔、真剣だったから。
(17) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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[目の前のセレストと…それから、シメオンらしき煌きを見て微笑む]
…そのシメオンが…大切なこの子を賭すことになるであろう事実を話してくれた。 それってきっと、シメオンが、セレストの本当に望んでいることを汲み取って…この子たちが、この世界のことを考えて、出した結果だと思うから…。 だから、仮にこの子を砕くような結果になっても…それは、今のこの世界を、いい方向に導くために必要なことなんだよ、きっと。
…そりゃあ…私だって、こういうのはイヤだし、納得できないし、他に手はないのかー、とか…色々考えちゃうほうなんだけどさ。 でも…。
[そこで一度言葉を区切ると、もう一度だけ深呼吸をして、セレストと、コリーンを交互に見つめて]
…コリーンのおかげで、私はもう悩まない、って……さっき決めたんだ。 …色々悩んで、考えるのは、頭脳労働志望の友達《セイカ》がしてくれる。 …無茶しそうだったり、色々キツイときは、相棒《ヤニク》がいてくれる。 …そして、悲しい事やツライことと向き合って、泣いてくれる優しい天使《コリーン》がいる。 だからあとは…。
(18) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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私は、目の前にある自分の道を、迷わず貫けばいい。
[言って、微かに笑みを浮かべる。 それは、強い意志を秘めた、笑み]
(19) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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アンタ…
[小人に掛けた声は聞こえなかったか、直後、花火の様に散ってしまった小人を目の当たりにして、彼女の表情は冴えない。]
何なのよ…
[まだ礼も言っていなかったのに。]
(20) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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――、ここを…悪用される前に。 残ったイノチを助けなきゃ。 これ以上、喪ってしまう前に…!
[どうすればいいのだろう。 新しい大地《EDEN》の上に降りて、星十時《アスタリスク》を見上げる。
チャリン。
足元で音がした。]
―――、―――?
[なんだろう。 屈んで、足元から金と銀の混じる水晶>>5:370を拾い上げた。]
――。
[握った水晶から、とくんと”可能性”の息吹を感じて、 手の中の奇跡に目を閉じた。]
(21) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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何とか。
[男の声 >>8 に返事すると、何かを見つけたのか、浜辺へと駆け出して行った男の後をゆっくりと追う。]
っつー…
[怪我をするのには慣れていない。 まだ痛む打撲傷に顔を歪めながら、少し離れた場所で大鎌を持った男とケヴィンの会話に耳を傾けていた。]
(22) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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護らなきゃ。
この、”可能性”が 再び星命溢れる世界へ繋がる《希望》となるために。
導かなければ――……。
[水晶を握り締めたまま、祈る。
――― ばさあ。
大きく広げた翼から、純白の羽が舞って、 新しい希望の大地に、慈愛を降らせる。
禍々しいものに染まらぬように、と。**]
(23) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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望まないかもしれない。 だから背中を蹴ったって言ってるじゃないか。 嫌われ役も慣れてるからね、オレは。
[舌打ちする何かに苦笑いを浮かべた。 青い夜の瞳がゆっくりとそちらへと向く。]
残念だけど、オレはこっちに引っ張ることはできないんで。 少年が自分で戻ってこない限りはどうもできないんだよね。 ……大丈夫でしょ、多分。
[根拠もなく言い切った。]
……何が臭いかまではわかんないけど。 獣くさい?というか、なんか臭いよね。
[鼻をちょっとつまみながらそう言った。]
(24) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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……景色、ねぇ。
[ぼそ、とつぶやきながら。 男達の声を耳にいれつつどこかぼんやりと空を見ている。**]
(25) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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…さ、準備は、良い?
[セレストと、彼女と手をつないだコリーンに確認をとり、白ノ軌跡を構える]
ミュートロギアの名のもとに… 我は刃… 我は全てを断ち斬る者… 我が名のもと…
[刃の纏う光が強くなり、それがペラジーの体まで包み込む。そして]
彼の者が内に秘めしモノを……
(26) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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断ち斬れ……!!
(27) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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[星屑がきらめくような音とともに、刃が白き軌跡を描く。 その刃は少女の体を、確かに貫いた。 まるで柔らかな雪を斬るかのような手ごたえの後、『セレスト』は消えていった>>359。 溢れる光の中、涙が一筋だけ、ペラジーの頬を伝う。 それは、悲しみからか、それとも彼女の勇気への敬意からだっただろうか…]
……っと…。
[それを誰にも気づかれぬように拭い、何食わぬ顔で目の前の事象に見入る]
……う、わ…。
[目の前の光景…それはまさに『奇跡』。 遥か古に、この星にも起こったであろう奇跡。 そして、今から歴史を刻もうとしている…新たな『可能性』が、目の前にあった。 ペラジーはその光景に口が半開きになっていることにも気づかぬまま、しばらくの間見入っていた]
(28) 2012/02/09(Thu) 02時頃
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『てめェ……これでおチビが帰って来なかったら、タダじゃおかねェ。俺っちじゃねェ、旦那がなァ!』
[望まないかもしれない、という言葉に、噛み付きそうになるのをぎりと堪えた。 こっちに引っ張ることはできない、なら、今この男に噛み付いても仕方がなかった。 代わりに脅しが入ったが、影だけの身では効果も薄いか。]
少し厄介なものとやりあってな。 大きな獣だった。
[せめて湯浴みが出来れば違うのかもしれないが、海も川も水源には期待できない。 すん、と鼻を鳴らして、金髪の青年の様子に深く息をついた**]
(29) 2012/02/09(Thu) 02時頃
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フム……ナカナカ面白イ見セ物ヲ見サセテ貰ッタナ。
[桃 茜は虚空《ソラ》から手を叩き、101匹の犬《レザボアドッグス》たちに賞賛《ハクシュ》を送る]
(30) 2012/02/09(Thu) 08時頃
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ソンナニ欲スル《ウラヤマシイ》ノナラ
(31) 2012/02/09(Thu) 08時頃
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ソナタノ羨望《ネガイ》、叶エテヤロウデハナイカ。
[桃 茜は手を高くに掲げる。]
(32) 2012/02/09(Thu) 08時頃
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HIT and BUST《フコウノイカヅチ》
[桃 茜が掲げた手を四凶が飛んでいった方向に振り下ろすと。
黒い雷鳴が降り注ぐ。]
(33) 2012/02/09(Thu) 08時頃
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フハハ、新タナル遊戯《ゲーム》の始マリダ! 覚悟シテオクガ良イ!
[桃 茜は虚空《ソラ》をかけていき、*銀河《ウシナワレタバショ》へ*]
(34) 2012/02/09(Thu) 08時頃
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―銀河《ウシナワレタバショ》―
ソノ力、ドウ使ウカハ、オ前次第デアルガナ……
[無に還った場所。呟く言葉は静かに響く。 そして、機械天女自体も、最終形態に進化する為の準備を始めている*のであった*]
(35) 2012/02/09(Thu) 08時半頃
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大丈夫、になった。 ちびっこのおかげ。
[キャッチくらいしてくれてもよかったのに、って思ったけど、女の子扱いと比べたらずいぶんましなんだろうか。 そんなことより、だ。]
だから、俺はキティじゃないってば。 オスカー。前も言わなかったっけ。
[爽やか、は認めるけど、それだけで済ませていいはずがない。 半目でじとっと見てやったんだけど、効果のほどはどうだか。
話してたら、急に、 大鎌が、俺の、首に―――]
(36) 2012/02/09(Thu) 11時頃
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ぇ……? おにいちゃ、
[俺、確かに忘れてたけど、だからって。 思ったそれを伝える前に、開いた時空の扉。 ヴェラが前に、空間を殴り割ったのに似てた。
フィリップの顔が笑ってる、なんて思って……
俺は、暗闇に飲まれた。**]
(37) 2012/02/09(Thu) 11時頃
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あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
[地に伏す飛雲を射抜く雷…ビクンビクンと飛雲の体が跳ねる。]
俺は……強くなりてェ。誰も馬鹿にしない強さが羨ましい。
[すうっ……四凶が一匹吸い込まれる。]
俺は……技が欲しい。型を凌駕するその技が羨ましい。
[すうっ……四凶が一匹吸い込まれる。]
(38) 2012/02/09(Thu) 16時半頃
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俺の気は晴れない。俺を置いて世界が晴れるのは許せねェ。
[すうっ…四凶が一匹吸い込まれる。]
そして……俺が世界を愛しているように、俺も世界に愛されてェ。 俺を愛さない世界なら……ないようがいいんだ。
[四凶がすべて吸い込まれる……渦巻く黒き気配。 嫉妬《SHIT》に裏打ちされた確かな獣臭。]
……だがよォ
(39) 2012/02/09(Thu) 16時半頃
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俺は不「運」だが、不「幸」ではねェ!!
見せてやるさ。今こそ……今こそだ!!
(40) 2012/02/09(Thu) 16時半頃
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俺の《It's》………時代だ《my time》…!!!
(41) 2012/02/09(Thu) 16時半頃
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ヒューは、みなぎる嫉妬心《タフネス》を感じた**
2012/02/09(Thu) 16時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/09(Thu) 20時頃
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―1000年前―
[俺が投げ出されたそこは、…なにか、空気が違ってた。 動きやすいっていうのかな。 ここはどこだろうって少しうろついたら、遠目に見えた姿は、]
ヴェラ……?!
[見つかったらまずい。 慌てて隠れたんだけど、あの顔は。]
傷が、なかった……
[もしかして。すごく、もしかするんだが。]
ここは……過去、なのか……?
[フィリップが、俺は久しぶりじゃない、っていったのは、もしかして。 そういう事、なのかもしれない。 お兄ちゃんは、時間を越えられるんだ。]
(42) 2012/02/09(Thu) 20時半頃
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[とにかくその場を離れようと、随分動いた。 どこをどう歩いたのか……また、足音。近い! 隠れようとしたら、エル(名前はフィリップにきいた)が、俺を包むようにびよーんって広がった。 驚いてる俺の目の前に、]
セイクリッド・レティーシャ……?!
[嘘、だろ。 広場でいつも見ていた、勇者が、たっていた。 驚いてる様子に、俺は慌てて名乗ろうとしたんだけど、フィリップが開いたのは、時空の扉。 ヴェラに俺の事がしれたら、いろいろ面倒になるかもしれないと思ったので咄嗟に、]
俺は、ダークブレイズ。 ……ただの、迷子だ。
[ちびっこに言われた名を、名乗った。 名前のわりに、やたら情けない自己紹介だったけど。]
(43) 2012/02/09(Thu) 20時半頃
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[俺の見た目が、エルのおかげで、相当別人になってることを知るのは、ひとまずと移動した先の、顔を洗おうと覗き込んだ泉での事だった。 悲鳴をあげなかっただけ、褒めて欲しい。
背は…180弱くらいあるかも。 髪型は後ろ髪の長いフィリップみたいになってて……目の色は、真っ赤に変わってた。 何よりも大きな変化は…金属はガントレットだけだったはずが、全身を覆う黒鋼の鎧姿になってたんだ。]
エル、お前……すごい、や。
[この姿から、俺だってわかるやつはいない、と思う。 兜を外しても、俺は、俺だとわからなかったし。]
(44) 2012/02/09(Thu) 21時頃
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[俺は、ひとまずそこで手伝いをしながら、戦い方を教わる事になった。 伝説の偉業を手伝えるなんて、一週間前は想像もしてなかったことだ。
セイクリッド・レティーシャの性格も言動も、想像もしてなかった感じ、だったけど。 ノーコメントで頼む。
力が圧倒的に足りないってのはわかってたから、がんばったって言葉じゃたりないくらいに修行した。 見て来いって、フィリップは言った。 時間を飛んでるんだから、ここにいる間はきっと、時間を気にしなくてもいいはずだ。
俺の修行に付き合ってくれたのは何人かいたけど、一番インパクトがあったのは、幻想ノ刃という男性だった。 城に新鮮な魚を届けてくれる奥さんが、言い表せないくらい見事なおっぱいだったんだけど、それを気がついたら隣で見つめてたのが、彼だった。 俺たちは硬く握手し、彼はその後時々修行の相手をしてくれるようになった。
そうして、俺がついに星命の一撃を彼……ライトニングにぶつけられたとき、それは起こった。]
(45) 2012/02/09(Thu) 21時頃
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オスカーは、まて、次号!!**
2012/02/09(Thu) 21時頃
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― 銀河《ウシナワレタバショ》 ―
[諸君は銀河がどうやって生まれるか。知っているか?
具現三柱の女神≪モ=ウィライ≫と呼ばれる、全時空因果を支配する超層概念が関与する、神聖的且つ超創世的な界現記《コスモクロニクル》では無く。 そう。御伽話に出てくる、コウノトリのお話だ。 生命の女神クローソーに仕えるコウノトリは、星動天核《テュケイルコア》を加え、大宇宙《そら》を羽ばたく。 彼等は何時も、新しい星《セカイ》を造る使命が為、銀河を飛び回り、相応しい天《そら》に星を生み出す。
……だが、何時も大忙しなコウノトリ達。彼等は時折とんでもない失敗をしてしまうのだ。 そう。大急ぎに飛び回るコウノトリ同士が、ぶつかり。二つの星動天核《テュケイルコア》は――]
(46) 2012/02/09(Thu) 22時頃
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――――『ぱーーーんっ!』
(47) 2012/02/09(Thu) 22時頃
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[星動天核《テュケイルコア》の中に詰まったたくさんの星命《テュケー》が。聖命《エウケー》がぐちゃぐちゃに弾けると。 そこには、銀河全体を巻き込むほどの大爆発が起きてしまうのだ。 卵は熱を与えすぎると爆発する。それと全く同じだ。簡単な事だ。
本来ひとつの星を作る為に用意された二つの星動天核《テュケイルコア》が同時に弾けると。 たくさんの星命《テュケー》や聖命《エウケー》は、新しい星を作る為の銀河となって生まれるのだ。 そして、新しい星を作る領域が広がるからこそ、失敗をしてしまうコウノトリは、生命の女神クローソーに御許しを頂けるのだ。
つまり、これが宇宙の始まり。 先進星では、星天学問では常識とされる内容であり。 この御伽話を準えて、『コウノトリの失敗《ビッグ・バン》』と呼ばれるが――。
その"失敗"は、気の遠くなる程の時間にしか起こらないのだ]
(48) 2012/02/09(Thu) 22時頃
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― 銀河《ウシナワレタバショ》 ―
[其の場所は、宇宙《そら》さえ、虚空《そら》さえ存在しなかった。
完全なる零の世界。 光も闇も。秩序も渾沌も。そこには存在しない。 無《ナッシング》。 そして、零《ZERO》。
総てが無に、零に還った場所。 真の形態を解放する準備に取り掛かりつつある機械天女《ゴディアスドール》の傍ら。
零の世界の真の主たる、死女神の姿もまた、其の場所にあった]
(49) 2012/02/09(Thu) 22時頃
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視えるか?天女《ドール》。 嘗てはこの空白《ばしょ》にも確かにあった、イノチの残滓が。
この星も、私が零に還した。 ……62(0..100)x120(0..100)x1000年程前だったかな。 抗った者は、総て堕天使《パロニア》が零に還したのだが。
今は零だ。何も存在しえない、虚ろな空白《ばしょ》。 だが、この空白《ばしょ》にも、何時かは新たな銀河《ばしょ》が産まれる。
今度こそ、正しく、素敵な星として生まれ変わる様に。 そんな願いを込めて、零に還した銀河《ばしょ》。 ここも、そんな空白《ばしょ》のひとつだ。
(50) 2012/02/09(Thu) 22時半頃
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|
だがこの場所にも。 ほら……『声』が聴こえる。
どうだ? 堕天使《パロニア》の。運命《ラキシス》の。そして"奴"の。 私達と志を共に並べる物の……聴こえてこないか?
『破壊願望《コーラス》』が。
(51) 2012/02/09(Thu) 22時半頃
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……安心しろ。 今回の同志は、随分と興味深い顔触れ。 星の屑《ダニ》。奴等も食えん奴等だ。当然だな。四凶《ダニ》なのだから。
そして、どうなっている? 今のこの星《セカイ》の辿るべき運命は?
[無にして零である銀河《ウシナワレタバショ》で、死女神は遠くを見詰め、親しげに話し掛ける。 言葉を交わす相手は、他でもない、運命《ラキシス》にして監督者《エピスコポス》たる、愛しい同胞へ]
――――……・・・『崩壊《ハレ》、時々不明瞭《クモリ》』。 そんな所か?
(52) 2012/02/09(Thu) 22時半頃
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[概念と還った、愛しき同胞の『声』。 それは死女神になら伝わるのかも知れない。ただ伝わった気になっているだけかも知れない。些細な事だ]
……堕天使《パロニア》は。 流石に眠っているか。
だが、いいさ。 幾つか、奴等の"残滓"が残っている。
今、星の主要地帯の各所に埋め込ませている。 堕天使《パロニア》の残滓が活性化すると同時、星には更なる破壊が訪れるだろうな。
[生憎、眷属の言葉までもは届かないかも知れない。届いているのに、届かない気になっているのかも知れない。些細な事だ。 然し、先に還った眷属が唄う『破壊願望《コーラス》』もまた、死女神には確りと届いているのだから]
(53) 2012/02/09(Thu) 22時半頃
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……ゼロ。
(54) 2012/02/09(Thu) 22時半頃
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……零。
(55) 2012/02/09(Thu) 22時半頃
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……0?
(56) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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そうだ。『0』だ。
(57) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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DOUBLE CHANCE CHALLENGE ?
(58) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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許せねェ……俺に一太刀くれやがったメスガキ。 強ェ。羨ましい、羨ましい羨ましい羨ましいィィ。 テメェはただじゃ殺らかさねェ……。
[地では嫉妬に身を焦がす獣の呻き。 そう、あのときだ。服の右脇を斬ったあの。]
テメェはまず相棒だ……ヤツには相棒がいたろう。 まずはテメェの大事な相棒からだァァ。 テメェは悲しみの底にあるとき。 そんときに殺らかしてやんよォォォ
[呻く]
(59) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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そうだ。『やり直しのチャンス《DOUBLE CHANCE CHALLENGE》』だ
(60) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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IF YOU CHALLENGE THIS CHANCE, YOU’D GET DOUBLE PAID, OR……
(61) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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ゼロ!零!0!
[桃 茜はその鋼鉄の腕をギュルギュルと動かし、音をあげる。]
(62) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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― 1000年前 ―
[それはまだ、『セイクリッド・レティーシャ』の名が世に 知られるよりも前の事だった。]
……誰。誰よ貴方。
[何か不審な影を見つけたので近寄ってみたら、いきなり 驚くような声>>43を上げられた。]
何、その…セイクリッドなんとかって。 もしかして私のこと? 私のこと言った? 私の名前は――……
[言いかけて何かに気付いたのか、ああ、と頷いて。]
ていしゃせいか…せいかていしゃ…… せい、ふにゃふにゃ ふにゃ、ていしゃ ――…『セイクリッド・レティーシャ』と、そういうこと?
(63) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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|
許しがたいセンスね。許せないわ。
[チッ、と舌打ち。冷たい視線と共に。]
ダークブレイズ、ってそれも何よ。 私の事知っててケンカ売りに来たのかしら? 買うよ? 買うわよ? 買い叩く。買って叩くわ。
[じろり、身長180センチ弱の鎧男の全身を眺める。]
その鎧……殴るとちょっと、痛そうね。ふむ。ふむ。
――……ねえ、ちょっと。迷子の貴方。
(64) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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――……私と一緒に、世界を救ってみない?
ついてくるなら。殴るのはしばらく延期しといてあげるわ。
[それが。渾沌《オスカー》と世界《セイカ》の出会い。]
(65) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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|
[後に、《セイクリッド・レティーシャ》はこう語る。]
あの時はね。使い捨てでもいいから壁役が欲しかった。壁よ。 エリクシエルは後衛だし。私もあんまり前衛好きじゃないし。
(66) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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[ともあれ。 使い捨てられずに生き残る事ができたのは、彼の努力の賜物だろう。 いつの間にか、勇者の"相棒"とも意気投合していた様だ。]
……飽きないわねえ。 と言うか、そんな面倒見よかったかしら貴方。
[男同士の友情とでも言うのだろうか。 その日も、ライトニングは"修行">>45とやらに付き合っていた。 それを、じゃれあう犬猫でも見るかのような視線で斉花が眺める。 そんな中で、"それ"は起こった。]
(67) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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レティーシャは、まつ、次号!!**
2012/02/09(Thu) 23時頃
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―― くらりす の いっしゅうかん ――
1日目:アオ、キイロと出会う 2日目:喜びのあまりダンスして1日が経過。 3日目:第五の匣、開放。 4日目:アオ、キイロと核融合反応を実施。爆発後の煙は「ふ と る ぞ」の文字を描いた 5日目:融合の結果、ミドリ、復活。ミドリ、風になる。 6日目:第七の匣、開放。 7日目:ミドリ、完了報告を兼ねて爆発。爆発後残されたミステリーサークルは、つなげると ╋┨│┏┛┃┻┨┷┓┝┫┰┥┳┥┳┥┝┨┗┓┣┓┰┨ となった。
[かくして、クラリスは文字通りその姿を消したのだ――**]
(68) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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ゼロ!零!0!
ゼロ!零!0!
ナッシング!無!0!
(69) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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強運《オール》 OR 凶運凶運凶運凶運凶運凶運凶運《ナッシングナッシングナッシングナッシングナッシングナッシングナッシング》
(70) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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――ドゥ・シアーラ――
『で、改めて聞くがよ。ナニモンだァオメー。タダの人間……じゃあねェ臭いがプンプンしてやがんぜ』
[大鎌振って空を裂き、人ひとり消し去る男がただの人間であってほしくない、という願望もなくはないが。 それを抜きにしても、肉体持たぬ故に"気配"に敏感な龍は目の前の青年の本質を見抜かんとばかり問いかける。
はじめに詰め寄ったせいで、こちらが名乗りそこねていることには、気づいていないまま。]
(71) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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ドロシーは、更なる高み《ステージ》に向かう為、飛翔の準備《スタンバイ》を*している*
2012/02/09(Thu) 23時半頃
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………ただの便利屋だよ。 その一言でだいたいの説明はつくね。
[必要最低限の説明をして虚空《ソラ》を見上げた。]
で、だ。 オレとしてはまだ駒が足りてない気がしてるんだ。 この星《セカイ》の運命、アンタも気づいるだろ? 零に還して、おおかた新世界の創造とでもいったところか。
死は絶望ではない、と言ったものの。 そのセンスのない解答にYESとは言えないわけなんだよ。
[男の刺青に向かって指さす。]
(72) 2012/02/09(Thu) 23時半頃
|
|
アンタの覚醒もその1つ、だとオレは今、思ったワケだ。 獣くさいなんかと対等にやりあったってことだし。
覚醒させる方法は――――、知らんけど。
[一緒に女性がいるのも見えていた。 すでに気配からして普通の女性ではないことは分かっていたが。]
……オレも情報が足りないな。 多少、収集しねぇと…。 星の崩壊以外にも、星の再生の方法とかあるだろ、なんか。
[電子端末《デジ・プール》をいじりはじめた。]
(73) 2012/02/09(Thu) 23時半頃
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くーん!くーん!
[テリーとドリーも例の件で癒されて今は― ケヴィンに懐いてしまったようだった。]
(74) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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[ゼロ。零。0。 ナッシング。無。0。]
……第七の匣《BOX》。 "最期の大罪"を司る匣。
もうすぐ、それは"毀れ"る。
その時こそ、真の『崩壊《ウルヴェレア》』が訪れる。
[更なる高み《ステージ》への飛翔準備《スタンバイ》に入る機械天女《ゴディアスドール》。
――あれから、恒星は総ての匣が破壊されたと認識していた。 つまり、今死女神の背から広がる、禍ノ翼《クライムオブハーロゥ》はその数をより完全に近づけ。
現在の数は――――『 六対 』 ]
(75) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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真の第七の匣《BOX》はこれから開かれる。
そう。大罪の名すら無い紛い物が。 真実、終焉《ハルマゲドン》を完遂させる引き金なり得る筈が無いのだ。
――だが。 あの恒星。大凡七つか?
匣を開く事象を告げ、抗う者へ手を貸して。 その総てがわざわざ自ら望んで自爆死した様に見えた。
まるで、戦う意思が無い軟弱だ。 取るに足らん、抗う者ですらない、単なる小物。
(76) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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…………そう、思わせたかったのだろう?
(77) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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本体《コア》の存命をこの死女神《アトロポス》が見抜けないと思うたか。馬鹿め。
本物のお前は、死ぬ気など欠片も無い。 真実は、実に狡猾で策士気取り。総てをだまくらかして己が望みを叶える。
私に気付かれぬ様事を運ぶなど、無駄としれ。
――今も、そこで聞いているのだろう? この私の声を。
この私を滅ぼすに値する、絶好の機会を虎視眈々と。
……なぁ?
(78) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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まぁ良い。 直にこの星は零に還る。
それをお前が止められる可能性は無い。 この星と共に還りゆく運命は、揺るぎない。
……然し。精々足掻いて見せると良いさ。
(79) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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――刻は満ちた。
(80) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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この星に凛と咲き誇る零ノ華《CALL ZERO》を!!
世界に素敵なる再生を!!
集え! 三千三億銀河より集いし我が同志!我が眷属!! 数千年の時をまたぎ、今この世界に『零神召集≪サモナ・ディミオス≫』を告げる!!
我こそは死と渾沌と零の槍たらんとする物よ! 世界に突き立てよ!! 麗しき虚無の華を!!!
[―――― 一週間後。刻満ちた時。
世界を埋め尽くす、悪魔が、堕天使が、天使が、魔物が、魔獣が。 時には世界を救いし英雄、滅びし英雄までもの総てが、世界のあらゆる都市を襲撃しはじめた**]
(81) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 00時頃
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―オアシス《EDEN》―
はぁ……こりゃすげェな。
[まさに奇跡―突如現れた「凶運」趙飛雲はその奇跡の大地を見上げる。 ペラジーとヤニクはどうしていただろうか。]
おい!俺ァ「凶運」趙飛雲様だァァ!! 幻想ノ刃《パンタシア》とやらよォ!テメェら強ェらしいな!!
おっと……坊主のことじゃねェぞ? あれれ、アイツぁ「女の子」だっけかなァ。
[くくく、と嗤う。]
(82) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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『便利屋、ねェ。胡散臭いことこの上ねェな』
[ふん、とつまらなさ気に鼻を鳴らす。 が、続く言葉には刺青の中、ぐるりぐるりと回りながら]
『俺っちはよォ、星《セカイ》の運命なんざわかりゃしねェ。駒だか匣だか、何が何だかって話だァ。ただ、俺っちは無《ゼロ》になっちまう気はさらさらねェからな。このままパックリ割れてオダブツなんざクソ喰らえってヤツだ』
(83) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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赤フードよォ?テメェその貧弱体型の相棒らしいな。 ―……俺の相棒《テリー&ドリー》は俺のところに 帰ってきやしねェ。羨ましいなァ、仲良しで。
[不意打ち的に飛雲は左腕を引きぬくと―
ブシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!
ヤニクとペラジーの方に無色透明な液体を噴射する。 それは付着しただけでは害はない。独特の香り。]
(84) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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ちィと俺と遊ばねェ?赤フードの幻想ノ刃《パンタシア》サンよォ。
[そして、飛雲はおもむろに火のついた煙草をふたりの方へ投げ。 ああ、この液体は―]
(85) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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『そう! 俺っちは解放される! この崩壊《ウルヴェレア》の中でなァ! その為にも生きる、こんなトコでくたばっちゃらんねェのよ。解放の方法は――――俺っちにもわかんねェがな!』
[足元犬二匹従えたままの男の胸元、刺青が威勢よく声を張った。]
情報、か。 ……俺もさっぱりだな。何か知っているなら交換とも言えるんだが。
[端末をいじるらしい様子に、そういった道具《ツール》も持たない男は視線を海の方に向けた。 何が新しく見えるわけでもない。真っ赤に死んだ海だけが、見えた。]
(86) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 00時頃
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―EDEN―
[生まれたばかりの新しい大地。 その美しさに眼を奪われていると、天使が、その大地に降り立った>>21。 その様子を見届けて、ふむ、と声を漏らす]
…凄いじゃん、アンタ達の『可能性』…! …んー…そうだなぁ、新しい可能性には、お母さん《天使》がついててくれるみたいだし…。 とりあえずこれで…セレストと会って、果たすべき役目は果たせた…のかな?
[あとは、この"可能性"を守りつつ、匣《BOX》とやらが全て開くのを防ぐなり、ヴェラの言うところの混沌?を打ち破るなりすれば、とりあえずは事態は収まる、ということでいいのだろうか…? そんなことを考えていると]
……ん?
[『声』が、聞こえた。 レティーシャの相棒、ライトニングの声だ。 「これで道は拓かれた」「しかしもう時間が無い」そんな内容だった]
(87) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 00時半頃
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―― 1000年前:城、中庭 ――
[あの勇者のことだから、何か強かな思惑があったんだろうとは、思ってた。 けど、理由なんかどうでもよかったんだ。 そこにいられれば。 強く、なれれば。
戦闘経験がまるで違う。 それまでは、うまいことあしらわれるばっかりで、ちゃんと攻撃が決まったのは、ライトニングが自分から受けた時くらいだった。 それが、何度も訓練を繰り返すうちに、星命《テュケー》の扱いを覚えてきて…そして、ある日。 初めて、ライトニングに、一撃を打ち込むことができた。]
っしゃああ!!
[見た目にしては動作が子供っぽいだとか思われてることも知らず、ガッツポーズ。 したら、途端。
片手が、ほどけた。]
(88) 2012/02/10(Fri) 00時半頃
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……え?
[ほどけたっていうか、煙みたいに……なんだこれ!? 慌てたんだけど、目の前の男は、ちっとも驚いてなかった。]
そろそろだと思ってた、って…… どういう、
[わかってた、みたいな言い回し。 ライトニングがいうには、こうだった。 俺は、やるべきことがある。 そのためにここに着ていたことは、わかっていた。 やるべきことが終わったら、去る存在だって。
それで…… 力を掴んだという結果ができて、去る時がきたんだと。]
(89) 2012/02/10(Fri) 00時半頃
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だからって、こんな急な… 俺、まだなんにも…!
[留まろうとした、けど、俺が溶けていくのは止まらない。 あいつは… 行ってこいって、わらった。 勇者にはうまいこと言ってやるみたいなこと言われたけど、あの、魔女っていってもいいくらい強かな勇者は、たぶんなんでも見てる。知ってる。
ちゃんとした挨拶はできなさそうだったけど、急いで]
俺、いくべきときが、来たんだな。 またなとは、言えないけど……
ありがとう。 忘れない、から。
[直後、俺はほどけて――――]
(90) 2012/02/10(Fri) 00時半頃
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|
胡散くさい商売だからね。 いい褒め言葉だ。
[つまらなさそうな相手は対照的に。 満足そうに笑った。]
……そういう心意気大事大事。 そっちのレイディのほうもそれでいいのかな? 不満そうだけど、なんか。
[女性に視線を送りつつ、答えを問うも。 返ってはこないか――。]
(91) 2012/02/10(Fri) 00時半頃
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……あー。まだ、なんだ。
[……狭間を漂ってた。 現代に帰るには、まだ早いらしい。
次に開いた亀裂の先は、現代から数えて、150年くらい前の時代だった――**]
(92) 2012/02/10(Fri) 00時半頃
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崩壊《ウルヴェレア》は迎えられるワケにはいかないんだ。 その他の方法でなんとか解放できないかな?
できないかな?いやできるよね、できるできる。
[根拠のないことを続けながら1つ思い出したように問いを投げる。]
ああ、そうだ。 あの花火みたいなやつ。 アレ、なんだか知ってる?
傷癒すとか結構な力秘めてるみたいだったけど。
[電子端末《デジ・プール》をいじりつつ聞く。]
(93) 2012/02/10(Fri) 00時半頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 00時半頃
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『ニワトリ女はなァ、俺っちにも何考えてんのかわかんねェ。ただ、ニワトリ女がどう思おうが、俺っちは生きたい。コイツに振り回される人生なんかまっぴらだぜェ。旦那も嬢ちゃんの事とはいえ、よくこんなのと、まァ』
[けらけらと刺青から笑う気配がする。 けれどウルヴェレアについて金髪の男が語れば、その明るさはふっと消えた。]
『俺っちもなァ、このウルヴェレアを目の前にして、なんつーバカなモンだってビビってなかァねェよ。だからよ、そのほかの方法をオメーが知ってるってんなら、当然それに乗っかってやってもいい。だがなァ、そうでもねェんなら、ちィと難しい話だな。できるできるっつーが、今までできてねェんだ、これが全くよォ』
(94) 2012/02/10(Fri) 00時半頃
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|
ん、私…?
[レイディと呼ばれた経験はこれまで無かったため、反応するのが遅くなってしまった。 んー…、と唸る様な声をもらす。]
私としては、正直どうなっても。 あの子《太陽》は、世界を救ってくれとは言わなかったから。 ただ、見届けてくれってね。
この子《カトリーナ》は、この世界がこのまま滅んでしまう事は、何とかして止めたいみたいだけど。
[赤の海から吹く風に、五色の髪が揺れた。]
(95) 2012/02/10(Fri) 00時半頃
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|
あれは――星、だそうだ。 つまり、あれと同じもの。
[天空指せば、幾つもの瞬き。俄に信じがたいだろうし、己も南極星の存在を知らなければ信じなかっただろう。]
宇宙法則だとか、コンパイラだとか。 力について聞いたが、どうにも的を得ないんでな。 はっきりしたことは分からん。 七つに分かれて堕ちて、力を解放して爆発するのが各々の目的、らしい。
[爆発、というものはエネルギーの超拡散、つまり、星命力《テュケイリア》の膨大な放出とでも言えばいいのだろうか。 攻撃性を持つことも、癒しの力を持つことも可能なのかもしれない。 だからこそ、無為に弾けることなく利用してやれたら、と考えこれらの事柄を聞いた。 結局、橙星はこの大地を広く癒し、弾けて消えてしまったのだが。]
(96) 2012/02/10(Fri) 01時頃
|
|
…………。 知ってるなら教えている。じゃあ、もう1つ提案だ。 一緒に探そうじゃないか。 案外、アレだよ。 鍵は近くにあるのかもしれないよ、解放のね。
[相も変わらず適当な口上を並べる。]
オレも生きたい。 この世界のいいところも悪いところもいろいろあるけど。 それでも、オレはこの世界で生きたい。
勝手に零に還されてたまるか、って話だ。
[電子端末《デジ・プール》を空に翳しながらそう答える。]
(97) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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|
トカゲの事は、まぁ知らないけど。
[其処は容赦無く言い切った。]
崩壊したら解放されるっていうのなら、本当に死にそうな目に合うほどヤバイ状況になったら何とかなるんじゃないの。
[またも本気とも冗談とも取れない様で。]
(98) 2012/02/10(Fri) 01時頃
|
|
………見届ける、ねぇ。 レイディが誰かは分からないけれど。
この世界を見届けてほしいって思ってる奴って…。 この世界のこと好きじゃないと言えないと思うけどね。
大事なのは、レイディの気持ちだから。 オレはそれ以上は何も言えないけど。
[返ってきた言葉に笑みを浮かべて小首を傾げた。 その後、大鎌《サイス》の柄の後ろに立ち何かを計るように確認をはじめる。]
(99) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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星?あー、星。 ネオ=イルーナ破壊したやつか。 そういや、北極星と南極星が落ちたが、その後どうなったか知らないな。
[思い出したかのように、答えた男のほうを見た。]
オレもそっち方面はからっきし。 星の声なんて聞こえねぇし、聞くつもりもない。 ……さっきの花火はそのうちの1つってことか。
………星なー…。 七つに分かれたってことはこの星と融和したってことだろ? 何が目的なんだろうな?
[本体がどこかにいるなんてことは分からないが。]
(100) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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いいアイディアじゃない?それ。
[ちょっと、大鎌《サイス》の柄を握りつつ。 女性の言葉(>>99)にのっかってみる。]
(101) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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この世界で生きたい…
[太陽がその役目を終える度に、鳳凰もそれとともに命を還してきた。 それは、仮初の死に過ぎず。
永遠を生き、世界を転々としてきた鳳凰は、死の概念にも生の概念にも薄い。]
そっかぁ。
[オスカーも、日常を取り戻したいと言っていた。]
(102) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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『最近は物騒な流れ星が多すぎて困るねェ。流れ星以外にもひでェのはいっくらでもいるけどよ。そこのニワトリとか、犬ッコロとかよ』
[鳳凰《ニワトリ》を上げたのは、いつもの軽口だが。 その口から出た"方法"と、それに乗って大鎌《サイス》構える男には、ひっと息を詰めた。]
『お、おいおいおい待て待て待て待て!? いくら俺っちの分の魂があるっつったって、旦那がマジに死んじまったら死ぬんだよバカ野郎ォ!』
――やるならせめて首と心臓以外にしてくれ。 洒落にならん。
[流石の大男も、少し焦った声を上げた。]
(103) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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そうね。 好きだったと思うわよ、この世界の事。
[思えば、太陽《サイモン》が、彼女の言葉を聞き入れなかった事は、あれが初めての事だった。]
どーんと、新しい世界にみんなで旅立とうってもんでも、無いのかしら、やっぱり。 "この世界"じゃないと、意味が無い?
[問う言葉は、金糸の男に向けて。]
(104) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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巨大な何かはオレ管轄外。旦那に任せちゃいたいなー。
[大鎌《サイス》を下ろしてそう呟く。]
………その方法は追々探すしかないね。あ、っと……。うーん。 なんとか王都には戻れそうだな。よし、登録っと…。
[ピロリロリーンと不思議な電子音がなった。 男の様子をじっと見た後、告げる。]
首と心臓以外ならいいのか。 って、さすがに冗談だけどな。頑丈そうだし平気そうだけど。 王都行くなら、連れていけるけど、旦那は移動手段なんかあるかい?
[肩に大鎌《サイス》を担いでから首を傾げた。]
(105) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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死は絶望ではないけど――。 人間ってのはただ1度の生を生きるしかないから。
新しい世界への旅立ちに死を伴うなら意味がないね。 少なくとも星が先に死んだら、みんな死ぬだろ。
星を再生しつつ、オレたちも生きる。 って表現が一番近いかな、崩壊はイヤだね。 オレよりも、さっきオレが送り出した少年の言葉のほうがレイディには響くかな?残念だけど。
[至極残念そうな表情を女性に向けた。]
(106) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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首と心臓以外なら、回復の余地がある。
[陽光の巫女の癒しの力も、即死を癒すことはできない。 首と心臓、どちらかでも断たれれば、巫女の力も届かぬだろう。 相応の覚悟は決めつつも、まずは冗談だと降ろされる鎌にほうと胸を撫で下ろしたくなった。
それから、巨大なものは任せるというのに、ようやく答える余裕ができた。]
――まあ、俺にはこれしかないからな。 力になれるのはそれくらいしかないだろう。
[背の剣に手をかける。これ一本で渡り歩いてきた。]
行き先の予定はないが、君は王都へ? 交通手段――いや、頼めるだろうか。
[ほんの一瞬アリィを見やるが、あまり消耗してほしくはない。 もし彼に移動を頼めるなら、それに越したことはなかった**]
(107) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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|
そういうもんか…。 うーん、太陽はひとつしか作れないしなー…。
[ひとつの命とひとつの太陽。 それが決まり。 そして、鳳凰が死んで、新しい雛が太陽をつくっても崩壊には間に合わないだそうし、間に合ったとしても世界を選ぶのは太陽自身なのだった。]
そういえば、オスカーって、不思議な子ね。 私の焔も変な呼び方してたし。
[何者なんだろうか、と首を捻った。]
(108) 2012/02/10(Fri) 02時頃
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|
[大鎌を持った男がケヴィンを連れて行ってくれると言うのなら、アリィは鳥へと変じてゆったりと空を舞うだろう。
誰も背に乗せずに空を飛べ、とてもご機嫌になっただろう。]
(109) 2012/02/10(Fri) 02時頃
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|
そういうもんか。 確かにそうだな、首と心臓以外なら確かに。
[納得したように頷いた。]
…戦力は多いにこしたことないし。 恐らく戦争とまではいかなくてもそれ規模の戦いにはなりそうだ。
戦争となったらオレたちが拠点にできるのは王都しかない。 そうなるように手筈は整えておいたんだから。 そんなワケで招待、するぜ、ってことだな。
[電子端末《デジ・プール》が光れば、王都への扉が開く。]
(110) 2012/02/10(Fri) 02時頃
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|
…太陽は1つしかないけど。 今は1つもないんだから、創るしかないだろ。
["可能性"は遺されているはずだ。(>>3:38)]
………アレの息子っていうんだから相当なモンだよ。 本当に不思議な奴だ…。 アイツなら選択《√》できるさ。
優しい決意《ジェンダル・ホープ》をさ。
[それは、確信に近く、悪魔はそう預言した。]
(111) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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あれ?レイディ、通らないの? 使ってもいいんだよ、コレ。
……あーなるほど。それでいいなら王都で待ってるよ。
[鳥に変わったその女性を手を振り見送る。 男2人で扉を通るのは聊かテンションも落ちたが構わない。]
さーて…ひっさしぶり、でもねぇけど。
[男2人の姿は王都に忽然と現れたのだった。**]
(112) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
[今の時代の、話。]
『――この世界を売り飛ばさんとする者よ!』
[その声明>>0:49を、斉花はこの時初めて聞いた。]
ああ……成る程。成る程ね。 私が寝てる間に、こういう舐めた事してくれてた訳ね。
[ティアラのシュークリームを口に運びながら、録画されていた その映像を眺める。]
(113) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『零ノ華』……世界は虚無の果に、ね。 どうでも良いけど。随分と俗な手法だこと。
[ふん、と鼻を鳴らしながら。]
――……面白いわね。
[ちーん、とベルを鳴らした。 部屋の外に控えていた使用人が急いでやってくる。]
準備。準備よ。お願いね。
[いくつか指示を飛ばした。]
(114) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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[――……少しの後、一つの映像が電波に乗った。]
(115) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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― 王都を中心に広がった電波 ―
『――この声を聴く、すべての人たちへ。』
[純白の背景に、ふわりとした金糸を揺らす少女が映える。 演出上、眼鏡はかけていない。]
『――…突然の放送に、驚かせてしまい申し訳ありません。 けれど、皆さんに……この星《セカイ》に生きる皆さんに、 どうしても届けたい想いがあり、今この時間をお借りします。』
『おそらく……皆さんは、私の姿をどこかで一度は見た事が あるのだと思います。 絵本で、教科書で、絵画で……そして、"聖苑"で。』
(116) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『そう――……私は、《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》…… 皆さんがセイクリッド・レティーシャと呼ぶ存在です。』
『皆さんは私のことを、永い時を経ても忘れずに居てくれた。 そして、それと同じだけの間、私は皆さんを見守ってきました。』
『――…つめたい、つめたい氷の中で。』
[少女は、ゆるりと柔らかい笑みを浮かべる。]
『皆さんの幸せそうな笑顔を見たい…… それが、1000年前に戦った私の、夢でしたから。 たとえ封印の中にあっても、長く、長く、見守りたかった。』
[でも、と悲しそうに眼を伏せる。]
(117) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『私が…かつての時代の人々が勝ち取った平和を、望まない 人たちが居たのです。 それは、哀しい事……私の力至らぬばかりに、平和を願う想いを 更なる未来にまで伝える事ができなかったのですから。』
[つつ、と一筋の涙が頬を伝う。 目元を、その繊細な指でそっと拭う。]
『平和を拒み、破滅を望む哀しい人たち――…… "零ノ華"を名乗る、テロリスト集団です。 少し前、皆さんも彼の者たちの声明を目にしたと思います。』
『"零ノ華"は、哀しくも世界の破滅を望み――…… その結果、皆さんもご存知の通りの事態になっています。』
(118) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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[だから、と続けながら、画面の向こうに訴えかけるように 強い意志を瞳に込めて正面を見据える。]
『だから――……私は今、この時代に甦りました。 "勇者"として……この素敵な世界を滅ぼさんとする "零の華"を打ち倒すために、私は眠りから覚めたのです。』
『けれど、"零の華"は……その頭領の持つ力はとても強大で。 目覚めたばかりの私だけでは、とても苦しい……』
『"勇者"は、人々の想いを、願いを、希望を己の力にする者。 私には、皆さんの協力が必要なのです。』
(119) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『私の力だけでは、この星《セカイ》を救えない。』
『だから、皆さんにも、私を助けてもらいたいの。』
『この星《セカイ》を守るために、皆さんと、私で――……』
(120) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『 零の華を征する――… 【 征 華 隊 】 を結成したいの! 』
(121) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『既に、協力してくれる意志を示してくださった方も多く居ます。』
『私と共に、剣を取って戦ってくれる方も』
『疲弊した世界を救うために知恵を振り絞ってくれる方も』
『苦しんでいる人々を癒せる優しさを持った人も』
『みんな、みんな……星《セカイ》を救うための力になる!』
(122) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『何もできなくたって、』
『明日を信じて笑っていてくれるだけでも、それは力になる。』
『疲れた人に、少し優しくしてあげるのだって、立派な力。』
『美味しいご飯を作ってくれる、それだけでも良い! 皆さんができる事を、少しでもしてくれる、それだけで!』
『……恥ずかしながら、私は、戦えても料理はできないから。』
(123) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『【征華隊】に、特別な条件や手続きなんてありません。』
『星《セカイ》を守りたいと思う気持ち……それさえあれば、 もう皆さんは【征華隊】の一員なの。』
『――…繰り返します。 皆さんの想いが、"零の華"の掲げる崩壊を挫く、力になる!』
(124) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『……刻限は、迫っています。』
『数日以内にも、"零の華"は…… 世界のあらゆる都市を攻撃し始めるでしょう。』
『その時までに、どうか…… どうか、一つでも多くの想い-キボウ-が集まって欲しい。』
『よろしく…よろしくお願いします……』
[深々と、少女は頭を下げた。]
(125) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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レティーシャは、言葉を止める。しばしの静寂――、そして
2012/02/10(Fri) 02時半頃
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[優しくもどこか儚さを感じさせる、軽妙なメロディーが流れ始めた。]
(126) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『 世界の灯火-ホシノヒカリ- 』
作詞/セイクリッド・レティーシャ 作曲/ソフィア=ソラウ(王立大学生徒) 歌/セイクリッド・レティーシャ
(127) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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♪ 世界-ホシ-がほら 泣いているよ 見上げれば壊れた空 不安で 怖くて なにも見えなくて 泣きたくなる だけど
たとえわずかな希望でも そこに未来-アス-を願うなら うつむかないで あきらめないで 手をのばせば きっと...
La La 君と私の聖歌よ響け 誰かが元気になれる 私の想いをヒカリにかえて あなたに届けたい my brave story...
Ah Ah 君と私で世界をつくろう 誰も哀しむことのない あなたの願いがチカラになる 聴かせてほしいの your brave story...
宇宙-ソラ-に響かせて brave story...
(128) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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[歌声が止まる。訪れる静寂。]
[想いを人々に届けた少女は、聖女のような笑みを浮かべ、]
[画面は、暗転した――**]
(129) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
……疲れたわ。疲れた。主に、顔の筋肉が。
[一仕事終え、ベッドに転がってマッサージを受ける。]
勇者も偶像-アイドル-も似たような物かと思ってやったけど。 案外楽じゃないわね……もう二度とやらないわ。 けどまあ、最近の技術はすごいわね。自分の歌とは思えない。 私くらい口パクが上手けりゃなんとでもなる。
[音楽も苦手科目であり、本来はドが付く音痴である。 全てはスタッフの皆さんの努力の賜物だ。]
……でも、よし。よし。 結構上手くいったんじゃない?
(130) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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[今の放送を、帝舎斉花、あるいはセイクリッド・レティーシャの 本性を知る者が見たなら、きっとこう思うだろう。
『――誰だ、お前は。』
しかし、大多数の民衆は今の放送で流れた物を 『セイクリッド・レティーシャの言葉』として好意的に 受け止めてくれているようだ。 自分に対する信仰心――もとい、期待が高まっているのがわかる。 勇者にとって『人々の想いが力になる』のは、真実だ。>>4:34 ……例えそれが、どのような手段を用いたものであっても。]
……あー、ていうか今思い直すと。 普通に恥ずかしかったなあ……
[ベッドの上、足をじたばたさせた。 誰か、気付く者は居るだろうか。 斉花がここまで形振り構わず力を高めようとしている―― それほどまでに、世界が今追い詰められているという事に。**]
(131) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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ドロシーは、突然動きだした。
2012/02/10(Fri) 08時頃
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……足ラヌ! 遊戯《ゲーム》ノ為ノCREDIT《チカラ》ガ、マダ足ラヌノダ!!!
[機械天女は、不満そうに両腕を振り回している。]
(132) 2012/02/10(Fri) 08時頃
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ヤハリ、妾ノ手デCREDIT《チカラ》ヲ集メル必要ガアルヨウダナ。
[桃 茜は銀河《ウシナワレタバショ》に漂う気を吸い込み、自らの体内でその気を練り込む。]
(133) 2012/02/10(Fri) 08時頃
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――分牌《スプリット》。
[桃 茜は練り込んだ気を吐き出すと、何体にも分裂していく。]
(134) 2012/02/10(Fri) 08時半頃
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サァ、妾ノ化身《ウマレカワリ》ヨ。 妾ノ為ニCREDIT《チカラ》ヲ集メテ参レ。
[分裂した桃 茜はゆらゆらと揺れながら、CREDIT《チカラ》を集めに消えていく。]
(135) 2012/02/10(Fri) 08時半頃
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ドロシーは、再び気を集めるポーズを*取っている*
2012/02/10(Fri) 08時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 22時半頃
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――ドゥ・シアーラ――
……戦争、か。 それで済めばいい。世界の崩壊かけての戦いなのだろう。国ひとつふたつの戦争と同規模ならば、御の字だ。 戦時傭兵の経験は少ないが、こんな俺でもいいなら、力になろう。
[経験は少ないが、ゼロではない。すでに拠点を構えられているような軍につけるのならば、またひとつ心強くなる。 一礼すれば、胸元から盛大に舌打ちが聞こえたが、無視することにした。 星が先に死ねば皆死ぬ。それには同意だったのだろう、それ以上の反論が返ることも、なかった。]
(136) 2012/02/10(Fri) 22時半頃
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――王都――
[男二人にテンションが落ちているなど、機敏に疎ければ気づくはずもない。 悠々と飛びゆきアリィの機嫌が良くなることのほうが大事だった。
しかし、如何に巨鳥鳳凰といえど飛ぶ鳥と時空ごと裂いたバイパスでは、さすがに鳥のほうが遅れようか。 男二人――正確には、龍も一頭――の時間はもうしばらく続きそうである。]
『久しぶりでもない、ってか。いい生活してんじゃねェの、王都にちょくちょくご縁があるなんてよォ。俺っちなんざァ年単位ぶりだぜ、こんな大都会』
[ぼやきながらも宿主に連れられるしかない刺青は、金髪の青年の先導に従い王都を往く。 電波に乗せられて少女の声が届く(>>116)のは、いつの頃だろうか――]
(137) 2012/02/10(Fri) 22時半頃
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―― 150年前 ――
今度は、何の時代、だ……?
[此処はまだ、現代じゃない。 肌で空気の違いがわかる。 なんていうか…… ゆるい、というのかな。平和だ。 誰か話を聞ける人は、って探してたら、使用人を連れた短髪の女性に会えた。 赤ちゃんを抱いてる…… 服装から言って、東方の人だ。
今年は何年ですかね、なんて質問、不審者にしか見えないはずなのに、お金持ち?っぽいひとは、快く答えてくれた。 それでわかったんだ。
今度は、あの、氷血の日蝕《アイスブラッディ・イクリプス》の時代なんだって。
思わず肩を落としたのも、仕方ないことだと思うんだ……。]
(138) 2012/02/10(Fri) 22時半頃
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―― 150年前:東方/紅京 ――
[ここは、紅京ってとこらしい。 華やかで民族的なっていうのか、かっこいい建物が並んでいた。 女性に帕特《パティ》って名乗られたので、俺はやっぱりダークブレイズって名乗った。
嬉しそうだったからどうしたのかと思ったら、ご近所さんが子どもを出産して、そのお祝いに行くんだとか。ママ友ってやつになるのか。 自分の子どもが落ち着くまでというのがあったから少し遅れたんだけど、なんて笑う彼女は綺麗で……うん、まあ赤ん坊抱いてるから人妻なんてことはわかりきってたけどね? どうして母親ってあんなにおっぱいでかいんだろうな。
せっかくだし、お祝いに同行することにした。 鎧姿じゃちょっとお祝いにはごつすぎるんだけど、里の風習で押し通して。 過去の世界で俺を見せるわけにいかなかったとはいえ、ゴリ押しすぎた。ちょっと反省してる。 俺は彼女と一緒に、朱塗りの瓦、金色の龍が彫られた壁のかっこいい、大きな建物を訪れた。]
(139) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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………… うっそ。
[まさかさ。
そのおめでたいご近所さんが、あの女頭領だなんて、誰も想像もしなかったよな。]
(140) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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― 過去の紅京 零《メガミ》に芽生えた光《ステキナイノチ》 ―
[男は、随分と奇妙な存在。 全身を覆う、破壊の力を宿した黒鋼の輝きの底には、真紅の瞳。 此れほど鮮烈な破壊の匂いを、然し死女神は記憶に無かった]
……誰だ?貴様。
東方の者でも、ましてやこの星の者でも無い。 私の眷属なのだろうが。 態々この様な辺境の星に馳せたとはご苦労な事だ。
[そう浮かべる表情は呆れ顔。 だが、実際には、それは死女神の苦笑だった]
(141) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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たかだかイノチひとつだぞ?
どいつもこいつも。 天界大戦の時には駆けつけもしなかった癖に。 私の腹からイノチひとつ産まれただけで三千世界から飛んでくる。 現金な奴等だ。 お前含め、せめて喪服の様な黒色くらいは慎んだらどうだ?
[罪に塗れるあらゆる世界を零の彼方へと放逐し。 新たなる再生へと繋げる、死と破壊の女神。 それが、純白に包れた物をその腕に抱いていた]
"帕特"もまた随分と面白い奴を連れてくる。
そも、私はレジスタンス。 世界の賊軍が首領なんだぞ?
全く。お前もつくづく面白い奴だ。
(142) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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[表情はひきつってなかったと思いたい。 あの腕の中の赤ちゃんってさ。 もしかしてもしかしなくてもさ。
かわいい赤ちゃんですね、って言うの、けっこう難しかった。
ただ…… おめでとうございますは、素直に言えた。 俺と思われる赤ちゃんを抱いてるヴェラの顔はすっごく、柔らかかったんだ。 こんな彼女が、どうして……
あんなふうに、崩壊《ウルヴェレア》なんか望んじゃったんだろう。]
(143) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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[疑問はそれだけじゃない。 此処は俺のいた現代…… 帝火歴850年頃…… 150年前なんだ。 俺は今、16歳なわけで。 俺の時代旅行はもしかして、これが初めてじゃなかったりするんだろうか。
>>2:388アリィが最後に鳳凰の姿を取ったのが150年前ってのを知ってれば、俺が彼女の焔の色に見覚えがあったこととこのことがつながっただろう。 俺は、昔、150年前にいたことがあるんだ。
…… なんてややこしい。]
(144) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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[眷属らしき男は、微かに口ごもりながら祝辞を述べる。 この死女神を前に、畏まっているのだろう、と解釈して、畏まらぬよう大仰に手を振る]
太陽《アレ》は、前から私に仔を孕ませたがっていた。 やれ、その身からイノチを出だせばイノチを知るだろう、と。
所詮私は死と破壊を司り、この星すら零に還さんとする者。 その星でイノチを育んだところで、何れは死にゆく運命《サダメ》。
私も気紛れで、太陽《アレ》に孕まれては見たつもりだが。
――なかなか手を煩わせる物だな。
(145) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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愛らしくはあるが。 この仔とて死の運命《サダメ》を負うイノチ。
ましてや、女神の前には瞬きの内に100度の死が訪れる程の短命。
太陽《アレ》は何を考えているのやら。 この様な極儚いイノチを以て、イノチの何を知れるやら。
[途端、腕の中から、むずがる様な泣声があがる。 途端に、如何したと困惑げな死女神の表情は、 彼女の本質を知る者には随分と意外な反応だろう]
名も知らん我が眷属。 お前もそうは思わんか?
[むずがる赤子に苦闘しながら、また、呆れ顔の表情を浮かべた]
(146) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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えーっと…とりあえず確認なんだけど、最終的にはヴェラを倒せばいいわけ?
[ペラジーはしばらく考えた後、紋章から聞こえるライトニングの声に問いかけた。 声は答える。『そうであり、そうでない』と。 ペラジーは首をひねりながら、ならばあの女をさっさとへこませてしまえばいい、などと考え、発言しようとした、その時だ]
え?
[招かれざる来客があったのは>>82。 その男は、先ほど海辺で出会った…飛雲、といっただろうか…だった。 男は今一度自己紹介すると、喉で笑い、続ける>>84]
(147) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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[赤ん坊の自分を抱っこした母親の幸せそうな顔、なんて、そうそう見る機会は、ないと思う。 貴重な経験をしたと思えばいいのか、俺は挙動不審だったと思うんだけど、ヴェラは上手いこと解釈してくれたらしい。 知らない顔でも眷属って判断されたのは、俺の血のせいか、エルにカモフラージュしてもらえたこのガントレットのせいか。
困った顔、だとか。 苦笑だとか。 初めて見る顔をいっぱいみて… 質問されたことには、てんぱってた俺はなんて答えたやら。
ともかく、俺はなんとかごまかして、そこをでた。 帰るらしいパティとも別れて一人になったとたん、ぐるんと揺れる視界。 また「移動」、らしい。
って思ったけど、次の場面は殆ど動いてない? 時間を知ろうとして、さっきの建物に行ってみたら、たくさんの人…っていうか、眷属っていうのか。そいつらが出入りしてた。
どうしたのかきいてみたら、オスカーが消えた、だと…??]
(148) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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ひんじゃ…!? しっつれいな!! 私は…ちょっと、人より育つのが遅いだけ…!
[と、思いたい19歳だった]
…それはそうと…アンタ…アレ…?
[先ほどとなにやら様子が違う。 なにが、とはいえないが、気配にしても、纏っている雰囲気にしても、どこか先ほどまでとは違うのだ。 その違和感に眉根を寄せていると、突然、透明な液体をかけられ、それを外套で受ける]
(149) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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う、わ! な、くさ…!
[独特なニオイに顔をしかめる。 それがなんだかを瞬時に悟り、続いて彼がとるであろう行動を予想して、反射的に飛びのいた。 ヤニクも、それと同時に何かしらの対処をしただろうが、彼の投げた火のついたタバコ>>85の行方を見届ける前に]
…え!?
[『もう一刻も無駄には出来ない』。 そんなライトニングの声が頭に響いたと思った刹那、ペラジーの姿はオアシス《EDEN》から消えていた]
(150) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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……まったく。 本当に、イノチとは手の掛かる物だな……
[黒鋼の男がその部屋を出る今際に。 その背中では、またそんな声が響いていた**]
(151) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 23時半頃
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――150年前? 紅京――
!?
[ペラジーは気がつくと見知らぬ大地に立っていた。 …と、思ったら、次の瞬間空中に身体が瞬時に移動し、そして今]
な、わ!? にゃっ…! ……い…ったぁ…。
[地面に落ちたところである。 ペラジーは、地面に打ちつけた尻をさする]
…っ…どこ、ここ…ヤニクー!!
[あまり見慣れない景色に周囲をぐるりと見渡し、相棒の姿が見えないことに気がつくと、彼の名を呼んだ。 しかし、当然応答は無かった]
…アンタ、ここどこよ!? 飛雲…ヤニクは!!
(152) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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[紋章に向かって叫ぶ。 声は落ち着き払った様子で、『彼なら大丈夫』『ここに来たのは君だけだ』と告げた]
はぁ!? あのタイミングでなに考えてんの!? 戻しなさいよ、今すぐ! …あの男…なんかイヤな感じがしたし…何かある前に! 早く!
[ペラジーは戻すように要求するが、『それは出来ない』『今は君のするべきことをするんだ』と取り合ってはもらえなかった。 『大成のためには多少の犠牲は仕方ない』そんな彼の言葉に、ペラジーは紋章の刻まれた手の甲を、近くの木に強く打ちつけた。 じわり…と、手の甲に血が滲む。 『紋章が本体ではないから自分が傷つくだけ、なにを馬鹿なことを』と声は呆れる]
(153) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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[何いってんだ俺は此処に居るって言おうと思ったら、正確にはヴェラの赤ん坊が、ってことだ。 危ない、とんでもない不審者になるとこだった。俺はダークブレイズだ。
何がどうなってる。 とにかく、俺はヴェラを探すことにした。
そこであんなことが起こるなんて…… 俺は、まだ、知らなかった。]
(154) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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この匂い…! [鼻をつく匂いが自分とペラジーを包む]
(155) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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わかってる!! …実体があったら、百回ひっぱたいてやるところよ…!
[そんな騒ぎをした所で、そろそろ気づくだろうか。 自分が先ほど空中から落ちたとき、尻で潰したであろう存在に>>148]
…ん? ……アンタ、そんなところでなにしてんの?
[自分が潰し、結果、地面に伏していたであろう見知らぬ男にかける声は、状況もあってひどく不機嫌だった]
(156) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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|
[ペラジーはおろか、ライトニングすらまだ知らない。 元来、150年前…即ち、オスカーの生まれた直後に移動したはずが、別の力>>148の移動に巻き込まれ、150年前に移動した直後、もう一度時間をジャンプしたことを。 その結果、安定していなかったペラジーの座標がズレ、空中に飛ばされ、落下した、というわけだ]
(157) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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|
― 過去の紅京 零《メガミ》から零れた命《ヒカリノクウソウ》 ―
……どこに行った……?
[母親は、ただひとつのイノチを探す]
……どこに、行った……?
[母親は、ただひとりのイノチを喚ぶ]
……どこに……行った……?
(158) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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ちょっとアツくなりなよ なァ?
(159) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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|
…………どこに……。
[ほんの微か離れた時にそれは居なくなった。 まるで、この世界に元から存在しえなかった様に。
忽然。 唐突。
ただひとつ、途轍もなく手の掛かる。 ただひとつ、死の女神に懼れる事ない。 ただひとつ、屈託ない笑みを見せる星《ヒカリ》]
……………………どこ………に……
(160) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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|
――……もういい。
[紅京に存在した、零ノ華が構える本殿の最上階に。 死女神が現れたのは唐突。 爛々と鮮血に輝く緋色の双眸には空虚な意思]
そも、お前達に任せていたのが間違い。
あの子の隠れる場所。 あの子の眠る場所。
総て。 そう、総てだ。
草の根掻き分けるのは。 他でも無い母親《ワタシ》の仕事――
(161) 2012/02/11(Sat) 00時頃
|
|
草の根《セカイノスベテヲ》掻き分けてでも――
[ カ ッ !!!!! ]
[遥か紅京から、ゆらりと死女神の放つ、深く昏い光。 嘗て、世界の南に、草原の王国が存在した。 その死女神が放つ光により、零の更地に還された大地。
……マスア・ナと、現代では呼ばれている]
(162) 2012/02/11(Sat) 00時頃
|
|
[>>156そして尻に潰された。
どういうことだ。 地面にべちゃってなった俺は、押しのけて上の… うん。 声からして、ペタジーっぽい誰かを放り出して怪我させても、って思って、おとなしくしてたんだが。]
何してんのもなにも…… お前が、押しつぶしたんだろうがああ!!
[反省の欠片もない声に、俺は吠えた。 立ち上がったらしいんならもう遠慮なく立ち上がって、その頭に仕置きのげんこつを振るった。 女だからって殴らないと思うな。]
(163) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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|
[こんなところでツッコミスキルを発揮してる場合じゃないんだ。]
ったく!! 今なあ、取り込み中なん…… ぁ?
[ペタジー相手だとどうも遠慮がなくなる。 ともかくヴェラを探そうとしていたら、>>161建物の上に彼女はいた。
そして、
>>162 その手から、「死」を放った。]
(164) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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|
[声もない。 あれが、規格外…… 死女神なんだって、見せつけられた。
ペラジーの様子で思い出したんだが、俺は今見た目が違ってる。 俺がペラジーの名前を知らないふりするため、名前を呼ぶのを避けて…]
っくそ…… こい、ぺたんこ! 此処は危ない、離れるぞ!!
[ちょっと選択を誤った気がした。]
(165) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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おうおう、卑怯だと思うか?それは強いヤツの論理だぜ。 俺は「弱い」からよォ―……恥ずかしげもないさ。
[左腕から噴射したのは揮発性の高い油《ガソリン》 拳法家を名乗る者にしては卑怯であるのは言うまでもない。 しかし、ひどく堂々としている。]
イロ男よォ…たまにゃアツくなるってのも必要だぜ。 俺が手伝ってやるさ。とびきりアツいのくれてやるよォ。
[投げた煙草が弧を描きつつ。]
(166) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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なぁ。太陽《サイモン》。
これがお前の言いたかった事か?
どれだけ暖かろうが。 そのイノチが、私の… 死を紡ぐ女神の存在する意義を刹那でも忘れさせる様な物でも。
イノチは儚い。余りにも脆く、儚い。
(167) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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遅かれ早かれ。 何れその儚さを知り。
この世界に存続の贖いを与えようと思う未練が。 この世界に心残りすら消え失せてしまう絶望に。
変わりゆく事を知る運命《サダメ》だったならば。
(168) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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私は、"イノチ"等、知りたくは無かったさ――
(169) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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≪ アイス ブラッディー イクリプス ≫ 血 潮 凍 れ る 絶 望 の 深 淵
(170) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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[ カ ッ !!!!! ]
この世界も。 もっと早く、零に還すべきだったのだ。
……そう。
もっと。 ……早く。
[太陽《サイモン》が凍える。血潮も凍る死女神の絶望に。 もう、あの子供は世界の総てを零に還せど見つからないと。
そう、言うのならば。
総てを、今度こそ零へと。 意味を失くした世界など。そう。 零へ還す事を思い留まる理由など、無いのだから――]
(171) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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――王都――
『征華隊……? 可愛い女の子じゃねェか。』
彼女は?
[通りがかりか、演説が聞こえる。 己には覚えがなかったが、これだけ大々的に映るとなれば、王都では名の知れた女性なのだろうか。 前方往く金髪なら知っているだろうかと、問いかける。]
(172) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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― 空中要塞《EDEN》 ―
[創世の証である星十字《アスタリスク》>>5:369を見て、 困ったな、と悩んでいた。
だから、新しい大地の下の状況には気付かなかったが。]
ねえ、ペラジー。 これ、動きそうなのだけど、どうしたらいいかな…。
[下にいるはずの人物に声をかける。
―返事がない。 まさか、泉の水と一緒にこの大地に吸われてしまったのか?! なんて怖い想像をして、はたはたと縁まで飛んで下を覗き込む。]
あれっ、ペラジー…? ヤニク、ペラジーしらな……っ!!
[そこに白いフード姿は見えず、ヤニクと誰かが対峙していた。]
(173) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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ちょっ…なにやってんのよ!
やめ、なよ…。
[心配そうにヤニクを見ては、ペラジーはどこにいっちゃったのかと あたりを見回した。]
(174) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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CREDIT《チカラ》ヲ……回収セヨ……
[桃 茜から分裂したΔ《サンニンカンジョ》は、地上へと降り立っている。]
(175) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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は…? 私が?
[黒い鎧の男に物怖じする様子もなく、それどころか「なに言ってんの?」とでも言い出しそうな雰囲気で声を漏らす。 こんな怪しいのを相手になどしていられないと眼をそらし、紋章へ向き直る。 …尤も、周りに元来聞こえぬ「声」に対して喋りかけるペラジーも、周囲からは随分怪しく見えるだろうが]
とにかく、アンタの都合は良いから、私をあそこに戻しなさイッタぁ…!?
[ライトニングに対し、もう一度抗議を再開した直後、男から拳骨をもらう。 普段ならこのくらい避けられただろうが、今は頭に血が上っている上、目の前の男など眼中に無いゆえ、見事なまでなクリティカルヒットだった>>163]
(176) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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〜〜〜ッ! な、っにすんのよ!?
[頭を押さえながら視線を男へ戻す]
アンタね、大の男が乙女にそう簡単…っ…!?
[そして、食って掛かろうとした刹那、光が空を駆る>>164]
なに今の…? アレ…ヴェラ?
[光の元を辿ると、見た顔を見つける。 しかし、その表情は、何処かペラジーの知る…というほど素顔は見たこともないのだが…それとは違っていた。 ライトニングが告げる…『少しズレたか』と。 どういう意味だと問いかけるより早く、男に手を引かれ>>165]
ペタンコいうな!! 成長が少し遅いだけ!
[引かれるままに走りながら、男の腰に蹴りを入れた]
(177) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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あァん??
[飛雲は上を見上げる。彼はひどく地獄耳だ。 まるで犬のように聴力が良い。]
ならテメェが俺と殺らかし合うってェのか? それなら降りてこいやァ。望み通りにしてやるからよォ。
[そして声もデカい。]
(178) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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―王都―
オレもあんまり寄らないよ、普段は。
[刺青の龍の言葉にそう返す男。 慣れたかのように王都の道を歩き出した。 電子端末《デジ・プール》を確認しながら、歩いていけば。]
レイディ……うまいことやるじゃないか。
[公共の電波にのってそれ(>>137)は届いた。 それを満足そうに見た後、再び歩き出す。 すれ違う人の視線を集めていた気がするが。 汚れている自分のせいだと思ってあまり気にはしなかった。 黒い犬2匹が大男の足元についてきているのを見てちょっと手を伸ばしてみたが。]
嫌われてるみたいだね。
[残念そうにそう呟く。]
(179) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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――!!
[上からの声が聞こえると思っていなかった。 びっくりしすぎて大声になってしまったのだろうか。]
なんで、アンタそんなに殺気立ってんのよ…。 こんなときに、無駄な争いしてる場合じゃないじゃない。
[傷つけることはしたくない。 だから、むっとしながらも聞こえたデカい声に反論する。]
(180) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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……《セイクリッド・レティーシャ》。 かつてこの世界の危機を先延ばしにした勇者だよ。 確かにかわいいよね、レイディ。
[問われた質問にそう返事した。(>>172)]
オレは着替えてこようかな。 血まみれのスーツはさすがに困るし。
………あー、なんか落ちてきたな。 ちょっと、それの片付けいかないとけないかもしれない。
[何かの気配(>>175)を察知し、武器を担ぎ上げる。 この王都には入ってこれないだろうが、安心はできない。]
(181) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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俺かァ?俺は「強いヤツを殺らかしたい」からさァ。
(182) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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―羨ましい羨ましい。強いヤツが羨ましい。だから
(183) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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殺らかしてやるんでィ馬鹿野郎!!!!!!!
(184) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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― 過去 そして陽光の神凰は絶望と眠る ――
[氷血の日蝕《アイスブラッディー・イクリプス》。 150年の嘗て、世界を揺るがした第二の危機。
それは、死女神の絶望から起きた悲劇だと言う事を。 知る物はこの世界に極々僅かしかいない。正体不明の大災厄。
そして、その最期の対峙は。 今、太陽の前に対峙する、死女神と鳳凰の手により幕は落とされる]
(185) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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馬鹿を殴るのに男も女もない! あれは……ヴェラでもあるけど、死女神《アトロポス》、だよ。
[>>177蹴りに言い返してから、逃げようとした俺たちの前に、ちょっと変わった格好の女の人が現れる。 変わったって思うのは、ここが東方で、彼女の格好はここにそぐわない姿だったからだろうか。]
『大丈夫ですか? こちらへ、どうぞ! 世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》さまが、お護りくださいますからね。』
(186) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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――何故だ!! 何故あの子を追いやった!!!
(187) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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吸収セヨ、ソノ気ヲ。
[Δ《サンニンカンジョ》はどんどん気を吸い上げていく。]
(188) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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[溢れんばかりの死と破壊。そして絶望。 慟哭は絶望、そして憤怒へと転じ。 死女神が太陽《サイモン》を破壊せんと至るのは、すぐの事だった]
世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》! 鳳凰《アリィ》!太陽の神母!!
あの子に災厄を招く意志があったと思うか!! あの小さなイノチがこの世界を崩壊の危機に導くか!!!
その様な預言で!! お前はどこへとも知れぬ場所に、時に! あの子を連れ去っていったと言うのか!!!
[その預言がどういう意味だったのか。 この鳳凰が、観測者《スコルプス》が、どの様な思いで、死女神の子を。 どこへとも知れない場所へ追いやったのかは知らない。
(189) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》……? 誰、それ。……。
[エライ人みたいだけど。 知ってる?ってペラジーへ顔だけむけてみた。
ペラジーは知ってただろうか。 この、>>2:159氷血の日蝕《アイスブラッディ・イクリプス》を>>1:850六極の泉《ラキ・ユニヴァー》での星詠みで知り、人々を護ったとされる聖母のことを。 知らなくても、前の女性――星詠みの使徒《スコルピオン》の一人が、教えてくれただろう。]
(190) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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