256 【突発RP村】胡蝶の夢
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アイリスはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ジェフは水商売 ローズマリーに投票した。
ヴェスパタインは受付 アイリスに投票した。
メルヤはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ローズマリーはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ケヴィンは受付 アイリスに投票した。
オーレリアは受付 アイリスに投票した。
ヴェスパタインは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
オーレリアが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、アイリス、ジェフ、メルヤ、ローズマリー、ケヴィンの5名。
受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 00時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 00時頃
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[ハナの遺体を探そうと院内を歩く。 部屋にあるのは知っているが、知っているのを知られるわけにはいかない。探さなくては。 1階には血の匂いは――おそらく人の嗅覚でも――しておらず、二階に向かおうとする。
階段で、静かにたたずむ女>>3:101が見えた。]
………――――!!
[今朝がたケヴィンが占い師かと疑ったが、彼は強く否定していた。 魂を見るのは死んでから。そんなことも知らないのか? と言いたげに。 錯乱しているなら言葉が支離滅裂になるのもあるのかもしれないが――彼が占い師ではないのなら、ローズマリーにトレイルが人狼だと吹き込んだのは、彼女かもしれないことを思い出す。>>2:212]
(0) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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[自分も頭に血が上っていたのだろう。 深く考えず――もう夜も更けていたし――彼女がこちらを見ていようが、後ろを向いていようがお構いなしに、首にかじりついた。
血しぶきが跳ねて、それと同時に彼女は声を失い意識も失う。永遠に。 若い女の柔肉を、昨日の子供の肉とも違う甘さを感じながらむさぼる。
誰か見ていただろうか、ほとんどが食堂に集まっていたから平気だろう。 アイリスには見られたってかまわない。
階段に大きく赤を散らして、肉を内蔵を飛び散らせ。 怒りと飢えが治まったところで、すべては食らい尽くさず、汚く食い散らした状態のまま、1階の空いている部屋に入る。
水場に向かうのは危険な気がして、部屋の窓を開けて雪で血を流す。 洗った血は地面に落ちるも、すぐに雪がその上にまたかぶさって証拠を隠してゆく。
体をきれいにして、部屋も濡れていれば片づけて。そっと、オーレリアの死体の横を過ぎてハナの部屋へ。]
(1) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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[ハナの部屋の戸は開いていて、すでに24時間経って固まった血と肉を見る。 自分が食った状態そのままに、部屋の中央に赤い大きなシミがあり、彼女のかけらが散っている。 腕や足がなくなっていたかもしれない。
ハナの部屋の壁に背を預け、腕を組んで考える。
死体を――片づけるべきだろう。 ここの者はみな死を悼みながらも死者を放置するのだな、そしてすぐに次のことを考える。 それは本当に、死んだ人間のことを思っているのだろうか。
どうせ人は言うほど人を思っていない。 なら、食ったっていいだろう? 自分さえ食われなければ、いいのだろう?]
(2) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 00時半頃
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―三日目・夜―
[この場にいないのは、アイリスとオーレリアです。 ジェフも、ハナの遺体を見に行ってしまいましたが>>3:137]
……?
[ヴェスパタインの小さな呟きは>>3:139 あなたの耳に届いたけれど、 意味合いがよくわからなかったのです。 今は、まだ。
ヴェスパタインを説得しようと思いました。 トレイルの時のように、逃げて殺意を向けた罪を 少しでも贖いたいと、そう願うがゆえに。 話し合えばわかると。 信じてくれるならば例え彼が人狼であっても、 理解し合えるでしょう、と。
結果は失敗に終わりました。**]
(3) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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— 3日目・それから —
[あの後、ランタン屋さんが錯乱して何を言ったかも、 それに対してみんなが何を言ったのかも分からないし、 ランタン屋さんの口から私についての情報が漏れたところで、何も知る由はないけれど。
そのまま人目につかない場所をふらふらと歩き回り、倉庫へ足を運び、両手に持てるだけの道具を調達した。 細いけど固くて丈夫な縄、そして林檎の収穫に使った枝切りの鋏。
私は、やるのだ。 わたしの、みんなの、しあわせのために。]
(4) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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[夜も更けて、孤児院内の人の気配もまた疎らになる。 ランタン屋さんは解放されて落ち着いたのか、それとも縛られて部屋に閉じ込められていたか、 どうなっていたかの事情は知らないから、悠々と探し回る。
その途中、>>1また鉄錆の散ったにおいを感じて、 今日の食事が済んだのだなと気付く。 現場を検めて、証拠は問題なく消されていることを確認。
雪のように綺麗なオーレリアさんも、こうして肉片になればぐちゃぐちゃに赤黒くて崩れるんだと、 考えてみれば当たり前のことを知った。 ほうら、みんな同じでしょう。
肉片を拾いたかったけど、今は両手が塞がっているから、また後で取りに来るね。 そうして夜闇の探索を続行する。]
(5) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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[ランタン屋さんの姿を、彼の部屋で見つければ。 それは縛られているにせよそうでないにせよ、眠っていただろうから。
丈夫な縄を首に括り付けて、そのまま力一杯縛り上げる。 私の細腕でも何の問題なく、皮膚に深々と食い込ませて。 苦しそうな呻きが聞こえたかどうか。やがて呼吸が止まったのを確認した。 ランタン屋さん、どうかハナと仲良く安らいでね。
色のない涙が一筋だけ、零れ落ちた。]
(6) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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だいじょうぶ。 だいじょうぶ。 なにもこわくないよ。
[彼の亡骸に呼び掛けるように、あるいは自分に言い聞かせるように、 服を捲り上げて、そして遺体に鋏を入れていく。 じょきり、じょきりと固い音が響き、刃はすぐに真っ赤に染まった。 林檎の枝を落とした時には決してつかない色。人間の果汁の色。
噎せ返るほどの血のにおいに、咳き込みそうになりながら、 その腕の皮を、足の肉を、腹を、肩を、胸を、削ぐ。 不慣れな作業のせいで、私の服も顔も、飛び散った血で汚れ果てた。
腕に掻き集めた十分な肉片を抱いて、体のあちこちが欠けた残りの屍は床に寝かせたまま、 せめて布団を被せてあげよう。冬の夜は寒いからね。
ああ、そうだ。 お腹の中身が見えるほど斬り裂いたけれど、あなたがハナを食べた形跡なんてなかったよ。 あったとしても、肉片の区別なんて素人にはつきっこないだろうけど。 少なくとも人狼が食い殺したのではない、ということくらいは分かるかもしれない。]
(7) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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[それから、ヴェスパタインを落ち着かせるため言葉を重ねた。 彼の口からアイリスの名が聞こえる>>3:139が それを問えばまた気がたかぶるかもしれないと思い、 彼にその言葉の意味を尋ねることはしなかった。
夜も更け、疲労が滲む。 部屋に戻ろうとヴェスパタインやローズマリー、 それから、トレイルの傍にみえたメルヤに声を掛けた。
二階に続く階段には、赤が散る。]
――……オーレリア ?
[呼び掛ける声は、酷く、頼りない。**]
(8) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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— 4日目・朝 —
[吹雪は未だに弱まらない。 もう窓もすっかり雪で覆われ、景色なんて何も見えないくらい。 私、なんとなくだけど、この吹雪はきっと永遠に止まないんだと思う。
部屋に戻ってからは、ハナの肉片とランタン屋さんの肉片を、 ぐちゃり、ぐちゃりと、嫌な音を立てながら混ぜ合わせるのに夢中になった。 手で捏ね回す感触は最悪だけど、今は我慢。
もし幽霊となった2人がこれを見ていたなら、どんな顔をしているだろう。 ——これが不快どころか、死者を冒涜している行為だなんてことは、螺子足らずの頭では想像ができない。
すっかり混ぜ合わせて、床に敷いた白いシーツが赤一色になった頃には、 もう合い挽きのハンバーグが食べられなくなるくらい、吐き気も込み上げて、 それでも、やった。ついにやったよと、捏ね合わせたものを見下ろす。]
(9) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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……?
まだ、時間がかかるの、かな。
[肉片から誕生する“いのち”の産声を今か今かと待っていても。 何も起こる様子はない。
ただ胃の悪くなるにおいが立ちこめて、赤黒さに目が疲れてくるだけ。 しばらく待っているのに、何も、何も、変わることはなく。]
やり方、……間違えたなんて。 そんなはず、ないよね。
[ここにきて、どっと不安が込み上げた。 いいやそんなはずはないと、お父さんが教えてくれたことを思い出して安堵を取り戻す。]
(10) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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まだ、まだ、やらなきゃ。
[上手く行くには時間がかかるかもしれないから、 その間に、次にやることをしなきゃって。
オーレリアさんの遺骸を拾い上げるために、廊下へと飛び出す。 ドアは開け放ったまま、閉めることも忘れて。 その中に放置されたおぞましいものは覗けば見えるし、死臭はもう何にも覆い隠されない。
手と、服と、顔を、錆びた血で汚しながら、 自覚のない狂気はそれを洗うよりも優先して、オーレリアさんの遺骸がある階段を目指す。**]
(11) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 01時頃
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[オーレリアの変わり果てた姿に、声をなくす。 幸せを願った相手だった。 それゆえに距離をおこうとした相手だった。 オーレリアの力のことは知らない。 だから、先に逝くのは己だと思っていた。
ぐ、と堪えるように眉を寄せた。 けれど視界は滲み、彼女の姿をぼやけさせる。]
――……、
[くちびるのみで彼女の名を綴る。 嘆きの色が、露わとなる。]
(12) 2016/11/17(Thu) 02時頃
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[底冷えする寒さ。 彼女に借りた黒のぬくもりが恋しい。]
オーレリア、……
[彼女が人狼なら食べられていいとさえ思っていた。 林檎になぞらえて言った言葉は本心からくるもの。 近く、けれど遠くあった彼女を大事に思っていた。]
如何して、キミが……
[先に逝くのか。 幸せについて言葉を交わしたあの日が過る。 彼女の幸せは何処にあったのだろう。 願うものは酷く遠く、 力を使わぬというのに、酷く胸が痛い。]
(13) 2016/11/17(Thu) 02時頃
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[大事な者が襲われることを考えないようにしていた。 キャサリンの死も、本当はまだきちんと受け入れられてはいない。 修道院にはキャサリンの存在が大きく、 何処に目を向けても彼女との思い出がちらつくから、 ひょっこり現れるのではないか、なんて―― 失われたはずの穏やかな光景を過らせていたから。]
――……、
[今、ケヴィンの眸に映るのはオーレリアただ一人。 いつもの距離で佇めど、まだ彼女に触れることは出来ない。
どれだけの時間、そうしていただろう。 彼女の名を幾度紡いだか知れない。
彼女の呼ぶ声が聞きたい。 けれどケヴィンにその声をとらえる術はなく。]
(14) 2016/11/17(Thu) 02時頃
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[動けず其処でオーレリアを見詰めていれば いつしか人の気配もまた疎らな時間>>5に近づく。]
――… 此処は、寒いだろう。
[語り掛ける声は微かに掠れた。 目許を乱暴に拭い、彼女を包むためのシーツを取りにゆく。
アイリスが現場を検分したのは、 ケヴィンがシーツを取りに離れた僅かな時間だったかもしれない。]
(15) 2016/11/17(Thu) 02時頃
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[シーツを手に、オーレリアのもとへと戻る。 白で彼女の華奢な身体を包み込めば、白に赤が滲みゆく。 ゆる、と抱き上げる。 その軽さに、また目頭が熱くなるのを感じた。
髪に触れるだけでも躊躇うほどであったから、 彼女をこんな風に抱き上げる日が来るとは思わなかった。]
…… 髪に触れただけで十分だった。 キミをこんな風に抱き上げる日など、 来なければよかったのに ――…、
[こんな状況にでもならなければこうすることはなかったろうと思う。 だから、こんな状況を厭い、 彼女の生を望み、分かりにくい言葉を紡ぐ。]
(16) 2016/11/17(Thu) 02時頃
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[オーレリアが使っていた部屋へと行けば シーツを纏う彼女を寝台へと寝かせる。]
――… 今夜は共にいよう。
[シーツから覗く彼女の手に己の手を重ね、 床へと座り込み、目線の位置を近くする。 もう片方の手をオーレリアの目許へとかざし、 軽く下へと動かして]
おやすみ、オーレリア。
[眠れる気はしないが、 オーレリアに安らかな時間が訪れる事を祈り、目を伏せた。**]
(17) 2016/11/17(Thu) 02時頃
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[ "四つめの感覚が脱ぎ捨てられ" ]
[ "観測者が語るのは" ]
[ "偶像か、真実か" ]
(18) 2016/11/17(Thu) 10時半頃
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[昨晩のこと。
ヴェスパタインにはどこかで冷静さがあった。 生きることを諦めているような。 理性的でなくも、仄暗く本能の冷たさを 顕著にしているかのような。
だからこそ、彼は人を殺すことはない。 そんな女の判断は、誰かを納得させるに事足りただろうか。 彼と部屋まで同行することとなった。
階段の途中で足を止めるケヴィンに顔を上げ>>8 気づくのは、段差を伝ってゆっくりと落ちてくる血液。
そこにある死から、 さして時間が経っていないことを表していた。]
(19) 2016/11/17(Thu) 10時半頃
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う、そ……―――
[ショックを受けないわけがない。 いつかに触れた煌く髪色も、 目に映ったとて、つらいばかり。
女は頭を殴られたような衝撃的な出来事に 思わず隣の男の、服の裾を掴んだけれど
その男こそが心配であった。 精神的に不安定なヴェスパタインが また取り乱してはいけないから。]
……ケヴィンさん、…… お願いします……。
[小さく頭を垂れて、血で濡れた階段を登り ヴェスパタインを個室まで送り届ける。]
(20) 2016/11/17(Thu) 10時半頃
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[ヴェスパタインとの別れ際、 ぎゅっと、長く無骨な手を両手で握る。]
大丈夫。――…大丈夫よ。 貴方はやっていない。 だって、ずっと一緒にいたのだもの。
ここを出たら、ちゃんと約束、果たしてね。
[笑みを向けた。 最後になるなんて思わずに、 なんの根拠もない希望に縋りたかったのだろう。
彼の部屋を後にした時、頬は涙に濡れていた。]
(21) 2016/11/17(Thu) 10時半頃
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……、レリア……
[個室に入ると、その愛しい名を呼んで 糸が切れたように崩れ落ちる。
顔を覆って、泣き濡れたのもどれほどか。 気づけば意識が落ちるように眠り]
夢を見る。]
(22) 2016/11/17(Thu) 10時半頃
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― 記憶 ―
[子どもはまだなの?と、せっつかれる度 ふんわりと笑って躱すのです。]
いつか必ず授かりますわ。 大丈夫です、お母様。
[実を言えば、子が出来るはずはありません。 だって夫との性生活など、なかったのですから。]
(23) 2016/11/17(Thu) 11時頃
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…―――
[夫を愛してはいました。 けれど、どうしてもわたしは 男性と身体を合わせて、粘膜を触れ合わせるということが 受け入れ難かったのです。
兄が、宮殿へと遣わされたのも、 わたし達夫婦へのアドバイス役と言いながらも、 監視役に似たものだったのでしょう。
あぁ、いっそ、コウノトリが赤子を運んできてくれたらと 空を見上げては空想に沈んだものでした。*]
(24) 2016/11/17(Thu) 11時頃
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[オーレリアの遺体を見つけた時、 ヴェスパタインの隣にはローズマリーの姿>>20があった。 彼女が彼についていてくれることにほっとする。 気掛かりであるのはメルヤのこともであるが。
その時は、ローズマリーの声に、ゆるく頷きだけを向けた。]
(25) 2016/11/17(Thu) 11時頃
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[家族の死は、絶望を齎す。 両の手でトレイルの手を握り、 ヴェスパタイン>>3:139の声を聞いていた。 対するジェフ>>3:137、ローズマリー>>3:132や ケヴィン>>3:135の声も。]
殺さなければ、殺される……。
[生きるか死ぬか、ただそれだけ。
その後、食堂を引き上げていく人たちの気配を、 感じていた。 声を掛けられても、小さく首を横に振るだけ。>>8]
(26) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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[ おねーちゃん。 私はどーしたらいいのでしょう。 私の眸に光を与えてください。 少しの先も見えない暗い道を照らしてください。 例え道が途切れていたとしても、 私は恐れも知らず照らされた道を行くでしょう。 ]
(27) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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[人狼が誰か。占い師は誰か。 それを知ることが昨日までの目標だった。 得た情報は混乱を齎す。]
トレイル、貴方が人狼なんて嘘でしょう?
[私は女で、林檎が嫌い。トレイルは男で林檎が好き。 二つが、どうしても相容れることはなかったもの。 そこに、人か人狼か。 その問いが足されるのは、我慢ならない。 メルヤは“人の言葉”を受け入れない。]
(28) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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[冷たい手を一度離し、相棒の髪を整える。 温度のない頬に口付る。 抱擁以上に、相棒の貴方にはしたことがなかった。]
私は、トレイルを信じてる。 だって、相棒だもの。
[本の中で見た幸せな世界。 肩車をしてくれる兄が、包み込んでくれる姉が、 何をするにしたって、一緒な相棒が、 すぐ傍に居る世界。
暗い眸に映った世界とは、異なる。]
(29) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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[どれほど時間が経っただろうか。 そんなこともわからないけれど、 目の下を縁取った黒は濃くなるばかり。]
一緒にはもう、できないけど、 おねーちゃんの仇を取る、から。 ……トレイルは、あなたの仇をとってほしい?
[誰が人狼かという目星はついていないけれど、 相棒に死を齎した人間が誰であるか、 それは解っている。]
(30) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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[微睡むような浅い眠り。 泡沫の夢。 積み重なる疲労が、 眠れないと思っていた男に僅かの眠りを齎した。
目をあけて、最初にみえるのは 眠るようにあるオーレリアの貌。
ほっとしたように表情は緩む。 夢の続きをみるような感覚のまま]
――…オーレリア、
[おはよう、と声を掛けそうになって、 彼女がもう声も、笑みも、返せぬ事を思い出す。]
………… 、 ……っ。
[悲嘆の音は静かな一室に小さくとけた。**]
(31) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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[相棒のすべてを知らない、メルヤ。 生きたいと強く願っていたこともしらない。
認識したくなかったあの衣服の紅。 自らを肯定するあの言葉。>>3:112]
ローズマリーさんに、ころされたん、でしょ。
[穢れを知らないであろうその手によって、 胸を貫かれたかと思うと、瞼を閉じる。 幼い頃より、近づくことのなかった姫の姿を想った。]
(32) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 12時半頃
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―四日目―
[重たい身体。 瞼を上げてなお、垂れ目がちな眼差しは 目覚めと共に、外気に晒され、凍りついた窓を見る。
芯まで冷え切った体を抱いて、 幾つかの夢と現に思いを馳せた。
革命軍の狼煙、 食料飢饉の時代、 鋭く光るギロチン、 共和国を讃える声、 実りの秋、 甘いアップルパイ、 硝子に模様のついたランタン、 重なる声と声―――]
(33) 2016/11/17(Thu) 13時頃
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……ふ、……ぁ
[身体が酷く冷えて、震えが止まらなくて いけない、と、そう思った。
今すべきことは、暖を取ること。 そう悟った女は、緩慢に部屋を出る。 様々な身体機能が低下している今、 廊下に漂う死臭すら>>11、夢幻のようで眉を顰めるだけ。
階段を降りて食堂に入ったならば、 そこにいるメルヤ>>32に視線を向けて]
……寒いわね。ここは。
[色あいのない声でぽつりと呟くと、火が弱まった暖炉に薪をくべ、火かき棒で不器用に火力を調節する。 そこに、メルヤやトレイルに向ける感慨は、見当たらない*]
(34) 2016/11/17(Thu) 13時頃
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[どんなに手を握っても、握り返されることはない。 熱は移りゆくばかりで、留まることはない。
扉が開く音に、顔を上げる。>>34 綺麗な衣服が台無しな、お姫様。 問いの答えはトレイルの唇が動かぬ限り、 知ることもできない。>>30]
──トレイルは、永遠に冷たいまま。 彼は人狼なんかじゃないのに、なんで殺したの。
[視線に力こめるものの、 その場から立ち上がることもない。 首の位置は低いまま。]
(35) 2016/11/17(Thu) 13時頃
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[淡く耳に届く声に>>35、暖炉から少しだけ振り向いて]
……人狼じゃ、ない? どうしてそう言えるの?
[不思議そうに問い返す。 その視線の先には、女の殺めた青年の遺体も見えたか。
火かき棒を立てかけて少しすれば、 暖炉からパチパチと、薪の爆ぜる音が聞こえ始めた。
彼女の言うとおり、血の巡らぬ存在には 届くことのない熱が表皮を打つ。
暖の確保ができれば、ゆっくりと立ち上がり 亡骸となったトレイルと、メルヤの傍へ歩み寄る。]
(36) 2016/11/17(Thu) 13時頃
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……その短剣、返してもらっていいかしら。
[遺体の傍に落ちているであろう>>3:40 彼の殺害に使った護身用の短剣を指さした。 それは大切な人の>>3:63 遺品となってしまったから。 *]
(37) 2016/11/17(Thu) 13時頃
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[姉とオーレリア。 二人と共有する秘密を知らない妹分は、 自分勝手な見解を述べる。]
わたしと、トレイルはずっと一緒だったから。 人狼なら、きっと、教えてくれたに違いない、もの。
逆にどうして人狼だって言えるのよ……。
[どーしてわからないの。 ローズマリーの声色が気に食わない。>>36 メルヤの声は小さいけれど、棘のある、色。]
(38) 2016/11/17(Thu) 13時半頃
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[新しくくべられた薪で、食堂に熱がいきわたるか。 近付いてくる様子に、視線を床に這わせば、 ソファの下から覗く鈍い銀色。 とっさに手を伸ばし、刃をローズマリーに向ける。]
……い、や。
[家族もないのに、命があってどうするのか。 身を守る必要もないのに、]
(39) 2016/11/17(Thu) 13時半頃
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……。
[メルヤの姿をちゃんと見つめるのは、随分久しい。 縋るような、願うような、そんな色の声に聞こえた。
女自身だって、この目でトレイルが人狼であると、 見たわけでもなんでもない。
逆にと問われて、少しの沈黙を置いた後、]
―――大切な人の言葉を、信じているからよ。
[ふたりはきっと、信じるものが違っただけ。真実など、何を信じるかによって、価値観によって見え方は変わってくるのだから。]
(40) 2016/11/17(Thu) 13時半頃
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[向けられる刃に、わずかに目を見開けば]
……ごめんなさい。
[ふっと困ったような笑みを浮かべて、謝罪を呟く。 人を愛し、愛される人であろうと、そんな信念を]
私、あなたに嫌われたのね。 憎むほど、酷いことをしてしまったのね。
……そう、そうならば。
私が死んで、あなたが幸せになれるのなら 喜んで私はこの身を捧げましょう。
[ふわりと浮かべる偶像の笑顔。]
(41) 2016/11/17(Thu) 13時半頃
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[修道院から離れ、村へ行く機会はそう多くなかった。 遠くから、同年代の子供を眺めるのみ。 暖炉までの距離はよりも、ずっと遠く。
問いにすぐ答えない姿に、視線を彷徨わす。 自分は間違ってないと、言い聞かせたいのに。]
……そう。 信じない者でなく、信じるものになったのね。
[キリスト、復活の日。 弟子の様子を書き表した聖書の一節になぞらえる。]
(42) 2016/11/17(Thu) 14時頃
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[視線は、己の手許に置く。 短刀は、小さく震えている。]
許さない、絶対に、許さない。
[神による教えの一歩は許すこと。 メルヤが信じているのは、神ではなく、 私だけの家族。
少しの沈黙の後、頭を上げざるおえなくなる。 蕾が開いたような、その笑顔に、身体は冷える。 ──殺しなどしたことはなかった。]
(43) 2016/11/17(Thu) 14時頃
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そんなのも、いや……。
[刃先はローズマリーに向いたままだけれど、 膝まで、手は落ちた。]**
(44) 2016/11/17(Thu) 14時頃
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[信じることは時に諸刃の剣になることがある。 今の二人が、弟子トマスのような気づきを得られるだろうか。 ―――否、]
あなたは今、 涜神行為を、しているわ。
[―――響く声、>>43]
貴女が抱く憎悪は、神が望まれるものではない。 人間らしいむき出しの、感情。
私はね、 そんな貴女のことも、愛しているし 死んだ人も、生きている人も ……全てを赦し、愛したいの。
[現実はそんな暖かなものではなかった。 愛しい人たちを殺してゆく、人狼に愛を捧げられようか? 死者への赦しという言葉こそ、傲慢であり愚弄だ。]
(45) 2016/11/17(Thu) 14時半頃
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神は、私のことを御許しにならないでしょう。 だからいつだって、死をもって贖う覚悟はあります。
だけれどメルヤ。
罪のない貴女の手を、守りたい。 その綺麗な手を、罪に穢させるのはいや。
[落ちる手を、信じたいと思った。>>44]
貴女が人狼なのなら、憎い私を今すぐ此処で 殺せるものね。
[在るのは偶像なのか真実なのか、 もう、どちらでもない存在なのか]
(46) 2016/11/17(Thu) 14時半頃
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……ごめんね、メルヤ。 ごめんなさい、トレイルくん。
[謝罪で赦されることなどない。 わかっていても。
そんな言葉を向けてこの場を去ることしか できなかった。*]
(47) 2016/11/17(Thu) 14時半頃
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[メルヤとの会話で幾らかはっきりした意識は 次第に二階から強くなる死臭を捉える。]
……ヴェスパタインさん。
[彼は自分が人狼だと言った。 刹那、よぎる後悔。 目覚めて真っ先に向かうべくはそこだった。]
(48) 2016/11/17(Thu) 15時頃
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[一夜明かして、女はまだ生きている。 メルヤも生きて、あとは、―――]
アイリス。
[女にとって優先すべきは、 社会的にも身体的にも、立場の弱い女子供。
思い浮かぶは幼い笑顔。ハナを守れなかったことに、 無性に腹の底から己への苛立ちが湧いてくる。
二階の惨状を知らぬまま、急ぎ足で駆け登った先。]
……!
[血塗れのアイリスと>>11、鉢合わせることになるだろうか**]
(49) 2016/11/17(Thu) 15時頃
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[オーレリアの首筋には噛みついたような痕があった。 獣に喰い散らかされたかのように見えた。 キャサリンやハナと違い、 喰い散らかされた以上の惨状とまではいかず オーレリアの方が、まだ、その姿を留めていたように思う。
彼女の首筋に残る傷痕をそっとなぞる。]
――… 誰が、キミを、こんな風に、……
[そう紡ぎ、思い返すは昨夜の状況。 オーレリアの居た階段付近、 メルヤが食堂へと向かい、ヴェスパタインもそちらに向かった。 ローズマリーと共に自分もそちらに移動して。
食堂に集まっていたのはアイリス以外。 ヴェスパタインの気を落ち着かせようとした時、 ハナの遺体を確認してこようと食堂を出たジェフ。]
(50) 2016/11/17(Thu) 16時頃
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[状況が選択肢を狭める。 一階と二階を繋ぐ、人通りのある場所での惨状。 あえて見せつける為に為したのか、 それとも別の理由があるのか、ケヴィンには分からない。]
――…アイリスか、ジェフか。 キミの命を奪ったのは――…
[どちらなのだろう。 閉ざされた眸に、さいごに映ったものを思う。]
(51) 2016/11/17(Thu) 16時頃
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どちらか、 それともどちらも――…
[考えを纏めるようとぽつりぽつりと言葉を漏らす。 情報が足りない気がする。
ヴェスパタインが漏らしていた言葉>>3:139の意味。 それを聞きたいと思った。 一夜を経た今なら聞けるだろうか。
それから――、 ローズマリーがトレイルを人狼だと思った理由。 それもまた気になることのひとつ。]
(52) 2016/11/17(Thu) 16時頃
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ケヴィンは、ローズマリーやヴェスパタインと話したい、と思う。
2016/11/17(Thu) 16時頃
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[ベッドに眠るオーレリアを見詰め、 重ねていた手を緩めて、シーツを掛けなおす。]
――… 、 行ってくる。
[仇を討ちに。 役目を果たしに。 重苦しい息を吐き出し、部屋の扉に手を掛けた。**]
(53) 2016/11/17(Thu) 16時頃
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― 3日目 深夜 ―
[どれくらいハナの部屋にいただろう。 眠りこそしなかったが、しばらく動かずにぼうっとしていた。
自分はこの遺体をそのままにしておくことはできない。 むしろみな、気にならないのだなあと不思議に思うくらいだ。
ハナの使っていたベッドの毛布を取り、ハナの欠片を集めてゆく。 一昨日キャサリンにしたように、丁寧に、欠片を一つずつ広い、毛布にくるむ。 もう血も乾いていて、流れた血はほとんどが床を染めることに使われていたので、毛布から血が滴るほどではない。
シーツも取って、床を軽く拭いて、ハナを抱えて部屋を出る。 冷たくなった肉や骨には、食欲はそそられなかった。]
(54) 2016/11/17(Thu) 19時頃
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[階段へ行くと、オーレリアの死体がなくなっていた。>>17 軽く眉を上げ、その異変にしばし佇む。 誰かが彼女を移動させた? アイリス……にしては、破片を拾うに留まらず、遺骸がきれいになくなっている。
見ていても仕方ないので血を踏まないよう階段を下りて、キャサリンが眠る部屋へ行くと、隣にハナの遺体を置く。 窓を少し開けておいた。涼しければ、腐敗も進みにくい。]
トレイルも、運ばなくてはな……
[食堂に無残に殺されたままにしておけない。 あのヴェスパタインはどうしたのだろう、自殺したのか、またローズマリーに殺されたか。 彼の遺体もあるなら運ばなくてはと考えながら食堂へ行くと、トレイルの傍には、出てきた時と同じようにメルヤがいた。>>29]
(55) 2016/11/17(Thu) 19時頃
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―――……。
[声をかけようと息を吸って、何も言葉にせずにまた空気だけ吐き出す。 ここには二人きりのようだ。ヴェスパタインの死体も、トレイル以外の血もない。]
運ぶときは、手を貸すから、声をかけて。 それと……また階段で誰かが殺されたようだ。遺体がなくなっているが。
[まだ彼女にはトレイルの傍にいることが必要なのだろう。 すぐにトレイルと引き離そうとはせずに、それだけ伝える。
部屋に戻って眠りたかったが、メルヤを一人置いていくことも気が引けて、かといって邪魔はせぬよう、隣の厨房で適当な箱に腰かけて眠る。
助けられなくとも、傍にて、守るというポーズだけでも、崩すべきではないと“自警団”の彼は思う。]
(56) 2016/11/17(Thu) 19時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 19時頃
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―二階・廊下―
アイリス、どうしたの、その……
[抱いた思いは心配だった。 怪我をしているのではないか。 人狼に襲われたのではないかと、 不安げに眉を下げる。
歩み寄って手を伸ばそうとした時、 どこかの個室の扉が開く音が、耳に届く。>>53]
(57) 2016/11/17(Thu) 19時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 19時頃
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[正しく在ろうと思っても、上手くはいかない。 涜神行為をしている自覚は、常にあった。 それこそ、修道女になる前から。 祈りは必ず捧げていたけれど、 内容は真摯に神に向き合っていたかと問われれば、 眉をへなりと下げてしまう。
今まで、メルヤにそれを突きつける者がいなかっただけ。>>45]
やだ、ちがう……
[口から出るのは、弱々しい否定の言葉。 愚かしい民の言葉。支配されるものの言葉。
垂れ目がちなその眸に、己の姿など映らなければいいのに。]
(58) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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[愛したい、赦したいと主張を聞けば、 また弱々しく首を振る。]
神にでも、なるつもり? 人は、創造主にはなれないのに。
[全てを赦す。 そのことはどんなに難しいか。 何時迄も燻る胸の焦げが、お前にそんなことは出来ぬと訴えた。]
(59) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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[メルヤのことを赦し、手も穢して欲しくない と、訴えた姫は、やはり綺麗に思える。>>47 しかし、赦してはならない。 “人狼”であると信じ、トレイルを奪ったのだから。
メルヤは傷痕の残る脇に差し出す手は持っていない。 手を持たぬものは、 認めたくない真実より懸命に目を逸らし続ける。]
……殺しは、しない。 貴女は私に憎まれながら、生きていけばいい。
[紡ぐは、呪詛。 ローズマリーの願い通り、執行人にはならない。 声を上げる、民衆の一部となろう。]
(60) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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私は何時迄も、─── ……。
[続く言葉は、音にならない。 去っていく気配は、追いかけずに、 薪が燃える暖かい部屋が姫の痕跡。*]
(61) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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[廊下に出るとローズマリー>>57とアイリスの姿が見える。 案じるような響きが彼女の口から漏れるを聞いた。]
……何かあったのか?
[尋ねを向けながらも、 声は、気持ちとともに重くなる。]
(62) 2016/11/17(Thu) 20時半頃
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―少し前―
[創造主になるつもりか。 そのような尊大な考え方などしたことがなかった。 目を丸くしたけれど、ああ、そんな傲慢不羈な人間に見えているのだと、客観視を受け入れる。
背に刺さる呪詛の言葉が>>60、今は心地よくすらあった。
"ありがとう"
皮肉に聞こえてしまうだろうから 背を向けたまま、唇で形取るだけ。
嬉しかった。
メルヤは、この女を 神でも偶像でもない、"人間"だと認めてくれたのだから。*]
(63) 2016/11/17(Thu) 20時半頃
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─回想、深夜─
[雪はまだまだ止まず、音を吸い込む。 静かな二人の時間。>>56 こんなにも静かになるのは、 お祈りの時間くらいだったでしょうか。 突如、現れた人の気配に瞬く。]
わかり、ました……。 その時が来たら、お願いします。
[トレイルが人狼である。 そんな言葉を投げかけてこない姿に、緊張を解く。
また誰かが死んだのか。 この雪はまるで、誰かの呪いの様。]
(64) 2016/11/17(Thu) 20時半頃
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[それが誰であるかは、問うこともない。 厨房へと向かったその背に、]
おやすみなさい。
[と声を掛けた。 おねーちゃん。この場所を代わってあげられなくてごめん。*]
(65) 2016/11/17(Thu) 20時半頃
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[>>49階下から上って来た気配に気付いたのは、鉢合わせた後だった。 うまく回らない思考をゆっくり動かして、目の前の人の顔を視界に捉える。]
ローズさん、だ。
[血で真っ赤に汚れていながら、 それを気にも留めず、いつものように笑う。 どうしたの、と聞こうとしたら、先に聞かれたので。>>57]
心配しないでください。 あのね。
こどもを、作ってたの。
[虚ろな目で、微笑みを。**]
(66) 2016/11/17(Thu) 21時頃
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―現在/二階・廊下―
[ケヴィンの声に、そちらへ視線を向けると へなりと眉を下げて、首を左右に振る。>>62
そう、何もなかった。 まだ、知らない。 アイリスの衣服を汚す緋色が、 新たな死者の血液であることに。]
ヴェスパタインさんは、 部屋にいるのかしら。
[ふと気にかけて、ケヴィンに向け 遠まわしに見てきて欲しいと言うように、小首を傾いだ*]
(67) 2016/11/17(Thu) 21時頃
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―現在/二階・廊下―
[ケヴィンの声に、そちらへ視線を向けると へなりと眉を下げて、首を左右に振る。>>62
そう、何もなかった。 まだ、知らない。 アイリスの衣服を汚す緋色が、 新たな死者の血液であることに。]
ヴェスパタインさんは、 部屋にいるのかしら。
[ふと気にかけて、ケヴィンに向け 遠まわしに見てきて欲しいと言うように、小首を傾いだ*]
(68) 2016/11/17(Thu) 21時頃
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ジェフは、ローズマリーの服の赤をおぼろげに思い出す。
2016/11/17(Thu) 21時頃
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[いつもの笑顔に安堵すると同時に、>>66 これだけの、血を流して尚、平気である所作に わずか眉間に皺を寄せる。]
……アイリ、ス?
[手を伸ばし、両肩に手を置こうと]
子供、……? だ、誰かに、酷いことをされたの?
[そんなことをしそうな人物は 思い当たらなくて、益々眉を寄せる。]
……、怪我は、していないの? じゃあどうして、……こんなに沢山の血がついているの?
(69) 2016/11/17(Thu) 21時頃
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[束の間の思案でも、一つの推測をすることは容易かった。 オーレリアを階段で見た後、ケヴィン達と共に食堂へ向かった時、ほぼ全員がその場にいたのだ。――アイリス以外は。
単純なアリバイの話。 人狼が超常的な能力を持っているのならば、 また違ってくるかもしれないが。]
……、ィ、リス
[オーレリアの遺体をしっかりと目に焼き付けたわけではなかったけれど、出血は多かったように思えた。アイリスが血まみれであることも、返り血と思えば合点がいく。]
……あな、た が
……人狼なの?
[上擦る声で、 それでも真っ直ぐに瞳を見据えて問いかけた。*]
(70) 2016/11/17(Thu) 21時頃
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[薪が稀に爆ぜる音が何度か響いた頃。 まだ両の手にある短剣の刀身を、ゆると撫でる。 凸凹の感触が指先に伝わり、固まった緋色がぱらりと落ちた。 まじまじと見詰めれば、>>3:63 オーレリアの文字が刻まれていることが解る。
肺の空気を吐き出して、短剣を己に突きつける。]
しん、じゃえ。
[喉に刃を食い込ませようとするけれど、 手の震えか、決心が足りぬせいか、薄く表皮を切り裂くだけ。]
(71) 2016/11/17(Thu) 21時頃
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― 二階廊下 ―
[応えとなる動作>>67に頷く。 アイリスの言葉>>66には首を傾げた。 何かの比喩なのか、と思うもそれは一度置いて。
ローズマリーがヴェスパタインの名を出せば 彼女の気にする方へと視線を一度向けて]
ああ、――… ヴェスパタインに聞きたいことがあったんだ。
[思い出したように紡ぎ、 小首を傾いだ彼女にまた目を向け 了承の合図のようにひとつ瞬きをして ヴェスパタインの部屋を覗く。]
(72) 2016/11/17(Thu) 21時頃
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メルヤは、ローズマリーの背を思い出す。
2016/11/17(Thu) 21時頃
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― 二階廊下 ―
[ヴェスパタインの部屋からは濃い血臭が漂う。 ぐ、と喉を鳴らし咳込みそうになるのを堪える。 皮を肉を削がれ、腹を裂かれた、彼が其処に在った。 一目見てこと切れているだろうと知れる惨状。 部屋の前で、ローズマリーの方を見]
――… 殺されてる。
[誰が、とは言わずとも知れよう。 短い、けれど重い知らせを彼女へと向け、中へと入る。]
(73) 2016/11/17(Thu) 21時頃
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[昨日のヴェスパタインの様子から視ずとも分かる。 それでも命を削り視るのだ、と墓守が笑った気がした。 近づけば、首には絞められたような痕が見える。 脈をみるかのように首筋へと手を伸ばし]
……ああ、やはり、
[彼が人であるからか、 昨日ほどの苦痛はなく]
ヴェスパタインは無実だ。 人狼ではない、 ハナを襲ったりなどしていない。
[その言葉は彼の遺体に向けられる。]
(74) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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[>69言われて自分の体を見下ろせば、思っていたより真っ赤に染まっていた。 掻き混ぜた時のいろいろなものがこびりついていて、自覚しちゃうと気色悪い。
でも、我慢しなきゃだよね。 みんなこうして産まれてきたんだもんね。 コウノトリなんて嘘だもの。]
初めてだったから。 上手にできなかっただけなの。
ランタン屋さんが寂しそうにしてたから、お手伝いしました。
[一仕事追えましたよ、と、林檎の実をもいだ後のように晴れやかに。]
(75) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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私が? ちがうよ?
[>>70問いかけに首を振って否定する。 ああ、みんなは人狼を探していたんだっけ。 私は人狼じゃない。人狼じゃないからこそ、いのちを生み出す。
事実、私が手を出した死体には、 “食べた”ような跡は、ひとつもないもの。]
(76) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 21時半頃
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[ケヴィンの知らせに>>73、表情は青褪める。 ランタン屋さん――ヴェスパタインを殺めたのは?
ちがう、と>>76、その言葉の意味を考えるため、 視線を落とし、彼女の身体の緋色を見つめる。]
彼の子供がほしかったの? ―――、ヴェスパタインさんを…… ころして、でも?
[彼女を人狼だと疑う意味は、言葉に混ぜずに。 ヴェスパタインの死亡状況を知らないからこそ その口で喰んだのだと言うことは、確信に近い。
叶うならば、アイリスの身体を引き寄せ、抱きしめよう。
怖くないといえば嘘になる。 けれどメルヤにあれだけ大袈裟なことを言った後で 赦さないなんて、言えなくて。 在るのは憎悪ではなく、苦しいまでの、不理解。]
(77) 2016/11/17(Thu) 22時頃
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ころしてなんか、いないよ? “産まれる”んだよ、これから。
ランタン屋さんと、ハナちゃんのこども。 いのちって、ふしぎで、おもしろいね。
[>>77どうして理解できないんだろう、という目で見つめ返す。 だって、それが当たり前のことじゃなかったの。 誰でも知ってる常識じゃなかったの、お父さん。
無抵抗に抱き締められる。 ローズさんの気品に溢れたにおいが、私が纏う粘り着いた血の空気を洗うよう。
——この人が姉だったら、どんなによかっただろう。 いつも思ってきたこと。諦めた夢。
だって私は人間未満の土塊。 この人と釣り合うことなんてあり得ない。 だから私は、きょうだいを、“いのち”を求めた。]
(78) 2016/11/17(Thu) 22時頃
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[ヴェスパタインの遺体にシーツを掛ける。 廊下へと戻れば、 アイリスを抱き寄せようとするローズマリーの姿が見える。
彼女らの会話の、細かい部分までは 聞こえておらず、 そのときは、見守るような態で視線を向けるのみ。]
(79) 2016/11/17(Thu) 22時頃
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[微笑んだ顔から、一筋の涙が溢れる。 本当のかなしさを、ちょっとだけ思い出して。*]
(80) 2016/11/17(Thu) 22時頃
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[女は困惑の色を濃くした。]
……ハナちゃんのこども?
[どうしてもわからない。]
死んだ人から、子供は……産まれないのよ。
[アイリスの髪をくしゃりと指先で梳く。]
いのちは、いのちがないと、できないの。
[どうして、彼女の家族はそのことを、アイリスに教えなかったのだろう。]
パンがないなら、ブリオッシュを食べればいいけれど いのちがなかったら、他には、なぁんにもないの。
[アイリスの顔ばせを見ようと、少し身体を離すけれど、彼女の頬に伝う雫が見えて、衝動的にきつく抱きしめる。 具体的にはわからなくても、悟ってしまった。 ――この子は、取り返しのつかないことを、してしまっている。]
(81) 2016/11/17(Thu) 22時半頃
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[視線を感じて顔を少しあげると、ケヴィンの姿が目に映る>>79]
……ごめんなさい!
[突然の謝罪は彼に聞こえるように。 アイリスの耳には少し大きく聞こえてしまっただろう。
それは、決意。 アイリスのいのちを、潰えさせる罪への決意。 そうすれば、すべてが終わると、信じていた。]
……私は、
また罪を重ねます。
答えは、あなたが 証明してくれるのでしょう?
[霊能者という存在がケヴィンだという認識はなかったけれど、無意識に頼っていた。トレイルが人狼だと言ってくれた、その言葉が、安堵をもたらしてくれた時の、ように。*]
(82) 2016/11/17(Thu) 22時半頃
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― 厨房→食堂 ―
[目を覚ます。窓の外を見ても時間はわからない。吹雪だから、外は白く明るいが、昼のそれとは違う。 起き上がって水を飲み、顔を洗って厨房を出る。
食堂を覗くと、まだメルヤだけがいる。>>71]
………おはよう?
[どう声をかけたらいいのかわからず、起きたばかりなのでそう言ってみる。 彼女がお休みと言ってくれたことを思い出して。
彼女に近づいて、短剣を手にしているのを目にする。それが彼女の首に向いているのも。]
何を―――
[慌てて駆け寄り、短剣を奪う。それは、トレイルの命を奪ったものだったか。 メルヤの首とは明らかに違う血がついていた。]
(83) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[突然の謝罪>>82に、軽く目を瞠る。 ローズマリーの言葉の意味は――]
――…キミが手に掛けようとする者が 本当に人狼なのであれば、すべて終わる。 俺が答えを示さずとも、 食い殺されることは、なくなる、はず。
[正解であれば、己の言葉なくとも 彼女は知れるだろう。]
誰を、人狼だと思っている?
[確認するように問いを彼女へと向けた。]
(84) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[オーレリアの名が刻まれた短剣。 幼き日に一度見せてもらったこともあったでしょうか。 どーしてでしょうか、今更脳裏に掠める。 母に託されたと聞き、羨ましく思ったことを思い出す。
幼子をあやす母のように、腕に包まれた夏の日。 小さな震えはやがて止まるが、ほんの少し嫉しさも生まれた。 母に愛された事があるから、 このようなことができるのだろう、と。]
私は、林檎なんて、嫌い。
[ふと、雪が降り始めた時に言えなかったこと。>>1:32 最期になら言ってもいいと音にする。 時を共にすればするほど、好意は募ってゆくもの。
小さく小さく降り積もるそれにより、 メルヤが完全に心を開くことは、なかった。]
(85) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[そうよね。と、小さく目を伏せることで意識する。 人狼であれば、もう終わる。>>84]
……。
[確認の問いかけに、言葉は発さずに とん、とアイリスの背を、軽く叩いた。 それが、答えだと。*]
(86) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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ローズマリーは、ケヴィンに真摯な視線を向ける。
2016/11/17(Thu) 23時頃
ローズマリーは、メルヤの言葉が頭を過ぎり、わずかに唇を噛んだ。
2016/11/17(Thu) 23時頃
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[ローズマリーからの答え>>86に 微か考えるような、迷うような様子をみせ]
……そうか。
[彼女へと視線向けるまま]
確認したい。 キミは占い師ではないのだろう。
[答えの証明を求めた彼女は答えを知らないと察せられる。]
キミにトレイルの事を教えたのは、誰だ。
(87) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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ローズマリーは、アイリスを抱いた腕を、やがて緩めようと。
2016/11/17(Thu) 23時頃
ケヴィンは、ローズマリーの真摯な眸を静かに見つめる。
2016/11/17(Thu) 23時頃
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[占い師、その響きはあまり耳慣れなかったけれど>>87 その力を持っていたのであろう人物と 二人で囁きあった時を思い出す。
内緒話はもう終わり。 きっと、彼女もケヴィンにならば、 話していいと言ってくれるだろうから。]
―――オーレリアよ。
[アイリスに聞かれても、きっと困らないだろうと思う。 もう消えた命を、奪うことは、できない。]
(88) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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ヴェスパタインの遺体には喰われたような様子はない。 もし、キミの思う者が人狼なら、 一夜に、オーレリアとヴェスパタインの二人を わざわざ別の方法で殺めたことになる。
[口にするのは違和感。]
ローズマリー、 キミが手をよごす必要は、ないかもしれない。
(89) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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……? なんで?
[>>81ローズさんが、おかしなことを言っている。 視界がぐらつく中、それだけは分かる。 梳かれる髪の感覚も、いつものように心地良くて好きなのに、 どうしてこんなに噛み合わないのだろう。
いのちがないと、いのちができないなら。 じゃあ、私は? 土塊から産まれた私は?]
わたし、は、
[もう一度、強く抱き締められて、 疑問は巡るけど、言葉は出せなくなった。]
(90) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[>>82次に聞こえた大きな声が鼓膜を刺激する。 ローズさんは何を考えているのだろう。
考えてもわからない。 考えてもわからないけど、でも。 このぬくもりはとても名残惜しい。
>>86背を叩かれるまま、わけもわからず。 死の恐怖なんて想像もつかない頭のまま。*]
(91) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[オーレリアの名がローズマリーから綴られる。 己ではなく、彼女が先に襲われた理由へと繋がる。]
そう、か。 教えてくれてありがとう、ローズマリー。
[礼の言葉を向けて]
それを知りえそうな者は――… その子でなく、ジェフではなかったか?
[確認するような響きで彼女に言い、 己が人狼と疑う者が彼であることを伝える。]
(92) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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……え?
[返されたのは否定、の言葉だった。 アイリスから身体を離し、ケヴィンの方へと向き直る。]
……どういう、こと?
[ケヴィンの言いたいことが今ひとつわからずに]
ヴェスパタインさんが人狼で、 ……この子が、―――
[人狼を滅してくれたのか、と けれど信じたくなくて。
自信がなく、ケヴィンに話の続きを促すような視線を向けた。]
(93) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[あと一息で死ねる。 そう思ったのに、朝の挨拶にて手は緩む。>>83]
ジェフさん、おはようございます。 ……わたし、死のうと思うんです。
[爽やかな朝の挨拶とは、流石にいかず、 陰鬱な表情で朝を告げた。 短剣を返して欲しいと、ジェフに手を伸ばし、 はたと気がつく。]
ころして、くれませんか。
[“自警団”に頼むのは、酷かもしれない。 しかし、人を助けるのが仕事だというのなら、 これもまた、仕事の一部といってもいいだろう。
血のにじむ首を少し傾けて、頼む。]
(94) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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アイリス、アイリス。 あなたは、……。
[人狼では、ない?――思考が巡れど、 明確な答えを出すことは、不可能だった。
言葉少なな彼女を、もう一度撫でて>>90 間違えるところだったのかもしれないと 恐ろしくなる。]
そう、です。
[ジェフの名に頷く。>>92 あの時、ジェフにオーレリアの名は伝えなかったけれど、その前に会話をしていたことは話していた。だから、彼はその意味を察せる立場にあったと、思う。*]
(95) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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ヴェスパタインは人間だ。 人狼ではない。
――…彼を視て、確かめた。
[短く、ローズマリーにそれを知らせる。]
(96) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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……ばかなことを言うな。
[ハンカチを差し出して、傷口に押さえるように促す。>>94]
これは俺が預かる。 落ち着け。
[短剣も返さぬまま、それだけ告げて、部屋を一回り見渡して、ほかに危険なものがないことを確認する。 そっとまた厨房に戻るとお湯を沸かして紅茶を入れる。 パンがあればそれも皿に載せて、また食堂に戻る。
湯を沸かすのには時間がかかる。戻ったときにメルヤはまだそこにいただろうか。
テーブルに紅茶とパンを置いて]
少し食べて落ち着くといい。 ……俺は階段の血の主を探す。
妙なことはするなよ。
(97) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[そう、とローズマリーからの答え>>95に わかった、と頷きを向け]
ローズマリー、 あとは俺に任せろ。
全てを一人で負おうとせずとも良い。
[決意は固まる。 全てを終わらせるために、 己が疑う相手――ジェフを屠らんと、 彼を探し、足を踏み出した。]
(98) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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―――…っ
[短く息を呑む。>>96 花を愛でていた綺麗なアイリスの手すら、 人狼ではなく、人を殺してしまっているのだ、と。
最早、ケヴィンを疑うことはなくなっていた。 彼の言葉が確かならば、人狼はまだ生きている。
ジェフの名を出した、ケヴィン。 彼を、疑っていることは察せられる。]
……そんな。
[自警団。 その肩書きは、信頼に足るものだと思っていた。 むしろ、その肩書きだけで、
―――信じて、しまっていた?]
(99) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[“狩”まではまだ時間がある。 それに、トレイルの死を悼む彼女を殺す気にはなれなかった。
いずれ食べてしまうことになろうとも、今、彼女と自分は気持ちが近いから。 殺して彼の元に送る、なんて、信仰心の薄い自分にはない。
メルヤを数秒、じっと見つめてから短剣を持って食堂を出た。*]
(100) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[―――大きな躯体が見えた。
人を愛し、人を赦し、人を守ろうとした女は 誰かに守られることに、慣れていなくて。>>98]
……っ、ぅ
[涙が零れ落ちる。 顔を手で覆って、その場にへたりこんだ。]
アイリス、ごめんなさい。 でも貴女が、もし人狼なら、その時は
迷わず私を殺して、ね。*
(101) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[背に、微かな声と衣擦れの音が触れる。 案じる思いはあれど、 今はこれ以上犠牲を増やさぬために、 己の命を賭してでも人狼を仕留めねばと思う。
森で狩りをする時のような、 危険と隣り合わせの緊張感はあれど 役目の為に己の命があるのだと言い聞かせ 多くを望まぬように生きてきたせいか 死ぬかもしれないという恐怖は、薄い。
ジェフの姿を探しながら、 二階の廊下を抜け、階段をおりてゆく。]
(102) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[本当に馬鹿なことなのでしょうか。>>97 ハンカチを差し出されれば、大人しくそれを首に当てがう。]
わたしは、落ち着いています。
[ねぇ、そうでしょ?相棒。 心の中で拳を突き出してみるけれど、 フィストバンプは果たされない。
取り上げられてしまった短刀に名残惜しさを感じつつも、大人しくその場に居座った。 10分ほどだろうか、ジェフは皿とカップと共に現れる。]
(103) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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……いただきます。
[見詰められて、居心地の悪さを感じる。 食べろ、と言われているようで。>>100
深夜に死んだ誰か。 連れ去られた誰かを探しに行くというジェフをそのまま見送る。
テーブルまで、移動するつもりは、毛頭なかった。*]
(104) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[廊下に出て、まず現場を見ようと階段に向かう。 血の海がここにもある。
と上から降りてくるケヴィン>>102が目に入る。]
……ケヴィン。 これは誰――の血か、わかるか?
[誰が死んだのか、と聞こうとして、一瞬、間ができる。 致死量だとわかるほどの血だが、正確に話して悪いことはない。]
(105) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[粉ひきが願っていたのはささやかな幸せ。 何気ない優しい村での日常の中にそれはあった。 けれど墓守が運命を狂わせる。 女難の相と言い当てた占い師は したり顔でもしているだろうか。
階段に残る血が足を止めさせる。 ジェフの声>>105が聞こえたのと同時だった。]
――…知っているのだろう? オーレリアのもだ、と。
[彼の視点は、きっと自警団のそれ。 そう思いながら、敵意と殺意の灯る眸を向け身構える。]
(106) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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[ローズさんに、いつまで抱かれていただろう。 やがて>>101崩れ落ちた彼女に困惑して、 頭を撫で返してあげようと手を伸ばして、血で汚してしまうことに気付いてやめる。]
私は、殺さないよ。 ローズさんも子供、一緒に作ろう?
[過ちを過ちと、認識することもなく繰り返して。 人数のすっかり減ってしまった孤児院で、それが唯一の希望だと信じて縋る。
仲間に今、確信的な殺意が向かっていることも分からずに。*]
(107) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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……いや。 私が今日会ったのはメルヤという修道女だけだからな。
オーレリアか。
その遺体は、どうした?
[目が据わっている、ように見えた。>>106 この特殊な状況と、オーレリアの死が彼をそうさせたのだろうか。
自分が人狼と疑われているとは露も思わず――というか、もしそうでもどうでもいいのだ。
人を食う自分は、いずれ人の“愚かな感情”に殺されるのだろうと覚悟していたから。
食べもしないのに命を奪う、その下劣であさましい行為に、]
(108) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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[頭の上まで動く気配は止まったけれど>>107 アイリスの言葉に、またじわりと涙があふれる。]
……アイリスは、やっぱりアイリスね。
[子どもを作るならば、ちゃんとした手順を踏まなければ。]
この悲しい惨劇が終わったら、 あなたに教えてあげる。ほんとうの子どものつくり方。 ただ、女同士ではできないのだけれどね。
[弱く笑った。 世の中には、貧しさゆえに親に売られた子どもが沢山いる。]
こどもをつくれないならば、 養子をもらえばいいじゃない。
[せめてこの子と、未来をつなげたいと願うことは 罪から目を逸らすことなのでしょうか。 女は、誰よりも何よりも、自分自身を、許したかった**]
(109) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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――…ハナを探しに行ったのなら、 オーレリアに会っていたはずだ。
彼女は、昨夜、此処に居たんだから。
[メルヤやヴェスパタインを案じて、 けれど動けぬということはあれど、 案じる者を置いて部屋に戻る、なんてことは オーレリアならしないだろうから。*]
(110) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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