35 WWV 感染拡大
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狼
墓
少
霊
全
ケイトに1人が投票した。
ヨーランダに1人が投票した。
オスカーに8人が投票した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
レティーシャが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ヴェスパタイン、シビル、プリシラ、ケイト、ヨーランダ、ホリー、ユリシーズ、ヤニク、グロリアの9名。
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―――まあ どうでもいいんだけど。
[ふと、軽い頭痛と眩暈に襲われ、片手で頭を押さえる]
(0) 2010/10/31(Sun) 01時頃
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[次に気がつくと。 手袋をはめた両手で、レティーシャの細い首を掴んでいるのが視界に入った。
―――少女は、絶命していた]
……。 昨日の停電でぶつかった奴からは、こいつの『メシ』の匂いがした。 適合者の可能性は極めて高い。そうだろう? ぶつかった俺が気づいたって知られたら殺されるかもしれないだろう?だから、殺される前に殺した。
[メインプログラムに対してそう述べると、さっさとレティーシャの首から手を離し、奇妙な方向に首のひしゃげた死体をその場に放る]
(1) 2010/10/31(Sun) 01時頃
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[ブツン]
『異常発生。電源を緊急電源に切り替え、メインプログラムを復旧。』
[起きたのは何時だったか。再び停電が起こり、暫くの間研究所内のシステムがダウンする。]
『プログラム再起動完了。研究所内一斉放送』
誤作動による突然の停電。お騒がせしました。現在、システムは復旧しましたのでご安心ください。
(@0) 2010/10/31(Sun) 01時頃
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―談話室前―
は? ……あぁ。
[女みたいな喋り方の優男>>2:178にきょとんと返す。 「ヤンファ」が指すものに思い当たりはないが、 「伝言」と聞けば、鼻で笑った]
あの機械なら何か言ってたな。で? そんで本当にゆーこと聞いてもらえるとでも思った訳?
[片付けを言い付けられたコンテナを一瞥。 血の付いたそれに顔を顰める]
(2) 2010/10/31(Sun) 01時頃
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刺されたい? 違うな…… 殺されたい? ……それも違う。 死にたい……それは、殺されたいよりも……違う。
……だが、事象の一端ではあるだろう。 行為と結果は……総じて結ばれている物だ。 因果を断ち切る事は、叶わない。……そう、叶わないのだ。 因果を捻じ曲げる事は……時によって叶うが、……難しい。
……クク、……
[ケイトにぽつりぽつりと言葉を返す。荒い呼吸混じりながら、饒舌に。ヨーランダの呟きを聞くと、其方を見て、一瞬だけ、酷く優しい、静かな微笑を浮かべた。すぐに歪んだそれへと戻ったが]
……さあ。どうしてだと思う? ……
[短く返す。 停電が起きたのは、その後だったか]
(3) 2010/10/31(Sun) 01時頃
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[ドリンクサーバーから再び珈琲を取り出す。 今度は氷を入れることなく、熱いままの其れを持ってソファへと腰かけ、ちびちびと口をつける]
……あちィ。
[呟いて、大きく息を吐き、死体がごろごろと転がる寒い談話室の中、ソファに身を沈めた。**]
(4) 2010/10/31(Sun) 01時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 01時半頃
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…アンタ、本当にここに来たばかりなんだ。
[新参者の反抗的な物言いに呆れたように肩をすくめた]
いーい? ここに来たからにはアタシ達研究者の言うこと聞かなければ処分されるだけ。 必要ない被検体なんていらないもの。 それでいいならそんな風に反抗していればいいわ。
[彼が言いつけを聞くか否かはあとでヤンファに聞けばわかることだ。 それに、自分が欲しいのは彼の身体―細胞だけなのだ。 それに生死は問わないわけで]
いいから、それ運んでおいてくれる?
[呆れたままの口調で言って、ホリーに向かって]
さあ、行きましょう?お父様のところへ。
[そう言って歩き出した]
(5) 2010/10/31(Sun) 01時半頃
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あ……?
[ヴェスパタイン>>3に向けられた微笑み。 一瞬とはいえ、酷く優しげに見えたその表情に、小さく口を開けて凍り付く。 すぐにその表情は元に戻り、そして、問い返される。 答えるより先に、照明の電源が落ちて]
……わかる訳、ないじゃない……異常者。
[暗闇の中、弱々しく震える声で、ようやくその一言を絞り出した]
(6) 2010/10/31(Sun) 01時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 01時半頃
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[ ユリシーズの言葉に頷く。>>5]
ええ、参りましょう。伯父様。 それでは失礼しますね。
[ ヤニクに頭を下げる/そのまま背を向けてオスカーの部屋の前へ。 扉を叩く/扉に手をかける。]
お父様、私です。 いらっしゃいますか?
[ 中を覗き込んだ。]
(7) 2010/10/31(Sun) 01時半頃
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…因果。 全く意味が分からない。 刺されたくも。殺されたくも。死にたくもないのに。 刺されて笑っている気が知れない。
[ヴェスパタイン博士の零す言葉。 冷静な私でさえ、いやだからこそ理解が出来ない。 薬の容器とケースを抱え、後退ると同時――。
暗転>>@0。視界が闇に閉ざされる。]
………っ。
[カタカタカタ 恐怖に震える。何も見えない。誰かを襲うのならば最適。 闇の中、駆け出すのは危険。相手も見えない筈。 理性と僅かに効いているらしい薬によって恐怖は抑えきられ、明るくなるまで周囲を警戒していた。**]
(8) 2010/10/31(Sun) 01時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 01時半頃
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―サイモンの研究室― おや、このデータを調べれば何か分かるかも…っ!?
[端末を弄りながら、WWVのデータを漁る。暫くしてそれらしきデータを見つけたのとほぼ同時に停電が起こり]
まったく、どうなってるんだい!せっかくデータを見つけたってのに!!
[苛立たしげに叫ぶんで、停電が直るのを待つ**]
(9) 2010/10/31(Sun) 01時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 01時半頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 01時半頃
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―オスカーの研究室―
[新参の被検体が言いつけを聞くかどうかは気にせず、ホリーと共にオスカーの部屋へ。 ホリーが扉に手をかける後ろに立って、開いた部屋を覗き込んだ]
オスカー博士…姿が見えないのでどうしたのかと思ったわ。 無事でいたのね。よかった。
[研究室にいた彼は何をしていただろう、端末に向かっていただろうか。 白い部屋に映える彼の黒髪を見ながら、つかつかと近づいてオスカーの耳元に口を寄せる]
…ねえ、アナタがサイモン博士を殺したんじゃないかって疑いがあるんだけど。 WWVの適合者だと悟って、部屋に篭ってるんじゃないかって。
[低い声で、ゆっくりと告げる。 彼はどう答えただろうか。
それから体を離して、何か見せたいものがあるんでしょう?とホリーを見た]
(10) 2010/10/31(Sun) 02時頃
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……異常者。 全くもって、その通りだ。
クク……
[暗闇の中、呟くように言う。興奮と脇腹の傷により荒れた呼吸音と、笑い声と、時折血の雫が落ちる音とを、小さく響かせていた。やがて再び周囲が明るくなれば]
……嗚呼。私も、君達も、生きているようだね。 ……他の何処かでまた、誰か殺されているかもしれないが。
[まずヨーランダとケイトの姿を確認した後。 サイモンが殺された停電の時を思い出しながら、独りごちる。言葉自体はごく冷静な物だった。己の脇腹、鋏が刺さっている辺りに指先で触れる。ぬるりと生暖かい感触に、目を細め]
(11) 2010/10/31(Sun) 02時頃
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はい、そうでした。
[ ユリシーズに促される/微笑んで、オスカーに背中を向けた。]
どう? お父様。 ヴェスパタイン叔父様に頂いたの、似合っているでしょう?
[ オスカーはどんな顔をしたのだろうか/視界に移るのは壁と機材。 二人に背を向けたまま、オスカーの言葉を待つ。]
(12) 2010/10/31(Sun) 02時頃
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ははっ。 外の連中から見りゃ中の奴等なんて、 どれも被検体と同じに見えるだろーよ。
[研究者が被検体の生殺与奪を一方的に得られるのは、 人数やら武力やらでそう言う状況が整備されていたから。 生存者は確か10人、どいつもひ弱そうだった。
未だに優位な立場にいる気らしい男>>5の背を観察する。 彼等の姿が見えなくなるまでそうして]
やなこったオカマ野郎め。
[小さく、聞こえないように呟く。
そこでまた、ぶつ、と照明が途切れる。 復旧するまで息を潜め、周囲に耳を澄ましていた]
(13) 2010/10/31(Sun) 02時頃
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[互いに一言呟いた後は、沈黙が落ちる。 微かに聞こえる、雫の落ちる音。 今なら手負いの相手も逃げられないだろうと思ったものの、動けないまま無為に時間を過ごす。 やがて、周囲は再び明るくなり]
他の何処かで……か。
[結局、自分は生きている。 ヴェスパタインの方も、致命傷という訳ではないようだ。 傷口に触れるようすを目を細めて見ていたが、不意に近付いて鋏に指を通し]
…………っ
[引き抜く方向へと、力を籠めた]
(14) 2010/10/31(Sun) 02時頃
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あれ、血塗れのリボンよ? 何とか言っておあげなさいよ…なんて、無理よね。 綺麗だものね…血の色って。
[またオスカーへ呟くように言って、くすくすと笑う。 席を立って離れようとする肩をぐっと押さえて、椅子に押し込めた]
あら、やだわ…どうしたの?血相変えて。
[くすくすと笑った口の形のままホリーの背を見て]
あら、綺麗な色も…少しくすんでしまったのじゃないかしら? お父様が染め直してくれるらしいわよ。
[血痕は乾けばその鮮やかさが失われるものだ。 染め直しの意図を察したか、オスカーがもがくが…押さえ付けた腕はそれをも制した]
…だから、外で待ってて欲しいんですって。
[ね?とオスカーを見下ろし、くすくすと笑った]
(15) 2010/10/31(Sun) 02時頃
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[どれ位経ったか、照明が戻って息をついた]
……あの子供もそれで大人しくしてんのかな。
[一礼して後をついて去った黒髪の少女>>7を思い出す。 処分されまいと服従しているだけにしては、 部屋に集められた時の言動はおかしかったが。
談話室前のコンテナを放置して、中へ]
(16) 2010/10/31(Sun) 02時頃
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[ 染め直してくれる/その言葉を素直に受け止める。>>15]
本当ですか? それは楽しみです……ふふふ。 そしたら、外で待っていますね?
[ 踵を返す/扉に手をかけた瞬間。]
――え?
[ オスカーの怒鳴り声/『助けろ』=足が縫いとめられる。 振り向いた先には、焦りに染まった顔。]
……助けろ、ですか? ……ごめんなさい、お父様。
――それは、一体何なのでしょう? この部屋にあるものですか?
[ 困ったように笑みを浮かべる/オスカーの顔が歪む。 ふと、ユリシーズと目が合い、首を傾げて見せた。]
(17) 2010/10/31(Sun) 02時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 02時半頃
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―談話室―
[ここにも、やっぱり屍が転がっている。 先ずは、ソファに生存者>>4がいるのが目に入る。 手にした湯気を立てるコップも]
良いもん飲んでんじゃん……っと
[室内を見回して。 首の捻じ曲がった点滴少女の姿に息を呑む。 他の大柄な屍と折り重なるように床に倒れていた]
……、――おいおい。 これも適合者の仕業ってか?
[この場にいる者は、一人。ソファの少年を見据え]
……どーなんだ?
[そうしてじっと反応を観察している**]
(18) 2010/10/31(Sun) 02時半頃
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[ヨーランダが鋏に手をかけるのを見ると、その手に血塗れた指を伸ばしかけたが、結局途中で動きを止めた。体内で引っ掛かる少々の抵抗があった後、一気に刃が引き抜かれる。痛みに少し眉を寄せ、笑みを潜めたが、愉悦の色は未だ瞳に滲んでいただろう。 刃を抜かれた事により、傷からの出血の勢いが増す。シャツに鮮やかな赤色が見る間に広がり、白衣にも伝わっていき]
……嗚呼、……そうだ。…… そう、見ている場合では、ないだろう。 殺してみろ。私を殺すなら今だ。見逃せば私は助かってしまう。少なくとも、今此処では。私は殺ししか知らないのではないのだから。切れ。切って、刻め。抉り出せ。引きずり出せ。何もかも。無残な肉体にしてしまえ。私を。憎悪のままに。……
[白衣のポケットからメスを取り出す。右手で傷口を押さえながら、左手でそれをヨーランダに差し出した。取ってみろ、というように。穏やかさの欠片もない調子で、叩き付けるように言葉を重ねる。声色に、左目に、ぎらつく狂気が溢れていた]
それが、出来ないなら……
(19) 2010/10/31(Sun) 02時半頃
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今、その覚悟がないのなら…… ……私の気が、変わらない内に、帰りたまえ。……君もだ。
[最後はケイトにも向けて言う。 とても他人など殺せそうにない状態でありながら。その気になれば殺せると、殺してしまうだだろうと、言外に示す。危機と狂気は人間の力を高める。そんな言葉を表すかのように]
(20) 2010/10/31(Sun) 02時半頃
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…っ。
[助けろ、とホリーに向かって叫ぶオスカーを見下ろして、ち、と一つ舌打ち。 しかし足を止めて振り返ったホリーが、言葉の意味を理解していない様子に 口元に弧を描いた]
ホリー、そのリボンを貸して頂戴って。 助けろってのはね、見てて欲しいんですってよ。
[そうよね?とにこりとオスカーを見る]
泣き叫ぶ姿を見て欲しいなんてねぇ。
[呟いて、くすくすと嗤った。 そうして端末を繋いでいるコードを思い切り引っ張って、 電源コードでオスカーの体を椅子にくくりつける。 ホリーからリボンを受け取ったなら、それで手首と椅子の肘掛をくくりつける。
そして、そこで―ふ、っと部屋の電気が消えた]
(21) 2010/10/31(Sun) 02時半頃
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[ いそいそとリボンを解く/ユリシーズに歩み寄る。>>21]
綺麗に染め直して下さるのですね。お願いします。
[ ユリシーズの行動/オスカーをコードでぐるぐる巻きに。 『研究員の行為に疑問を持ってはならない』/強く教えられた概念。 ユリシーズの行為は正当なものであると素直に信じる。 手渡されたリボン/オスカーの手を封じる。]
伯父様、私はここで見ていればいいのですか?
[ 直ぐ傍で、慌しく動く様を注視する/口元に笑み。
――ぷつん/視界が闇に覆われ、部屋で唸りを上げていた機器が沈黙。]
(22) 2010/10/31(Sun) 03時頃
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[ずるり、と鋏が抜ける。 肉と擦れるようなその感触は、余り気分のいいものではなかった。 手は溢れだした血に塗れ、更に紅く染まっていた]
なに……? ちょっと、なに言ってるの?
[男の左眼から窺い知れる愉悦。狂気。 そう、何も感じていなかったのではなく――悦んでいたのだ]
あ、あんた……それ、どういう……
[こちらに向けて差し出されたメス。 殺せ、と言葉を重ね迫る様子に、少女の体は震えだした]
あ、はは…… やる、やってやるわよ……!
[その手はメスに向かって伸ばされ。 しかし握り締める事は出来ず、ぽろりと取り落とす。 再び顔を上げた時には、はっきりと怯えの混じる表情で、ヴェスパタインを見詰めていた**]
(23) 2010/10/31(Sun) 03時頃
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ええ、そこでいいわ。
[停電の前、ホリーに告げて懐からナイフを取り出していた。 暗闇の中、鞘を指で弾き取ってオスカーの首に刺した。 多分、頚動脈を一突き。そのつもりはなかったのだが、暗くて手がぶれたのだ。 しかし、オスカーの口から上がる高いうめき声に口元を吊り上げた]
ふふ、イイ声。 もっと聞きたいわァ…!
[ナイフを襟元にあてて、一気に引き下ろす。 服と、肌を傷つける感触に、口元の弧が大きくなった。 最初の一突きが余程深く入ってしまったのか、オスカーの抵抗が弱くなる。 か細く助けを求める声に不満そうに口を尖らせた]
何言ってるのか聞こえないわ。 ほぉら、ホリーのリボンも染め直してあげるんでしょう? ちゃんと染まるようにしてあげないと、いけないわよね?
(24) 2010/10/31(Sun) 03時頃
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[ナイフの刃先で腕をつとなぞりながら、服と肌を傷つけてゆく。 たらりと流れる血が、手首を結わうリボンへと伝っていくのだろう]
ねえ、もっと声を聞かせてよ。 もっと啼いてみせて…?
[明るくなった部屋。純白の壁に飛び散る赤。 ホリーがそばで見ているのを構うことなく、首元…血が噴出しているのと 反対側に顔を寄せて、うっとりとした口調で囁く。 しかしもうすでにその声はオスカーへは届いていないのだろう]
ねえ、キレイでしょう? アナタのお父様はリボンと同じ色になってくれたわ。
[だらんと首をうな垂れ、抵抗はもとより声すら上げなくなったオスカーの体を ぐさり、ぐさりと刺し、ホリーへ問いかけるが]
あら…オスカー?いやだわ…
[こと切れていることに気づいて、つまらなそうに口を尖らせた]
(25) 2010/10/31(Sun) 03時半頃
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死んじゃった…。
[ナイフの腹でぺちぺちとオスカーの頬を叩いて反応がないことを確かめると数歩離れ]
あっは…は、ははっ いやだあ、こんなに早く殺しちゃうなんて…。
[もっと長く愉しむつもりだったのに、と肩をすくめて嗤うと。 血に塗れた自分の半身を見ていやそうに顔を顰めた]
ほら、アナタのお父様が染め直したリボンよ。 アタシは着替えてくるけど…アナタはどうする?
[手首を縛っていたリボンを解いて、濡れたままのそれをホリーに差し出し、 どうするかと問いかける。
ホリーが状況を理解していないようなら、一度着替えてからオスカーの亡骸を処分する*つもりだった*]
(26) 2010/10/31(Sun) 03時半頃
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[メスが床に落ちて跳ねる硬質な音が、やけに大きく室内に響いた。からからと転がって動きを止めたメスに視線をやり、少しばかり長い瞬きをする。変わらず荒く呼吸をしながら]
……帰り、たまえ。
[今度は穏やかな口調で、しかし有無を言わせない気配を持って言った。右手を脇腹から一旦離し]
私も……このままで死ぬのは、つまらない。 ……君にとっても、その方がいいだろう、…… 切り刻まれたいというなら……また、別だが……
[その赤く染まった手で、ヨーランダの頬に触れた。ぬる、と滑る指先。一撫ですると、また傷口を押さえ]
……また来るなら…… クク、……歓迎しよう、……
[掠れた声でそう告げる。ヨーランダが自ら出て行ったなら静かにそれを見送り、そうでなければメスを構えて半ば無理矢理に出て行かせただろう。研究室内に一人になると、少しの間、佇んでいてから]
(27) 2010/10/31(Sun) 03時半頃
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[ 暗闇/誰かの息遣いが煩いほど聞こえる。 物音/甲高いうめき声/誰の?
ユリシーズの楽しげな声が聞こえる。>>24 自分は声を上げていない/――なら、この悲鳴に似た声は?]
――お父様?
[ 悲鳴/物音/暗闇の帳の向こう側で何が行われているのか。 弱々しくなっていくうめき声/大きく速くなる鼓動。]
暗いですわ……伯父様。 これじゃ、何も見えませんわ?
[ 上ずる声、強張った笑み/闇の向こうには届かないであろうが。]
(28) 2010/10/31(Sun) 03時半頃
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[ 闇が訪れたのも唐突なら、光が差したのも唐突。>>25 血まみれで目を見開くオスカー/血まみれで目を細めるユリシーズ。]
――え?
[ 呆然と口をついて出た言葉/赤い光景=脳チップが強制する偽装が間に合わない。]
お父様……? ――え、は、はい。
[ リボンと同じ色=鮮やかな紅/ユリシーズの言葉が頭上を舞う/生返事。 一体これは何なのだ/見たことの無い光景にただ戸惑う。 楽しそうにナイフを刺すユリシーズ/それは、本当に楽しいのだろうか?=疑問。 視覚の認識と同時、灰が鉄錆の臭いに満たされた事を自覚しながら、何が起きたのか分からず。]
お父様? どうしたのですか?
[ 喋らないオスカーに首を傾げた。]
(29) 2010/10/31(Sun) 04時頃
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[ ユリシーズの呟き=『死んじゃった』/唐突に訪れる理解に、口を開けたまま頷いた。>>26]
――ああ、お父様は死んでしまわれたのですか。
[ 理解したことを確認するように呟く/死ぬ=居なくなる事。生きるとは反対の状態。 教えられた知識/オスカーが居なくなるという事を理解した。 ユリシーズがオスカーの手を解放/縛していたリボンを差し出される。 反射的に手に取る=生温かい/生臭い。]
……ありがとうございます。大事にしますね。 私ですか? そうですね……。
[ 問いかけ=『アナタはどうする?』/首をひねって考える。]
――どうしましょう?
[ 尋ねる/笑顔でユリシーズを見送る。]
(30) 2010/10/31(Sun) 04時頃
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|
そうですか、お父様は死んでしまわれましたか……。 ですよね? お父様?
[ 亡骸に声をかける/無言。 立ち尽くしたまま、ただぼんやりと動かぬ瞳を見つめた。 リボンを握り締める/生ぬるい。]
生きていれば幸せ、でしたよね。 ですから、お父様は、不幸だったのですね……。
[ ぼんやりと口ずさみ、ふと思い立った。]
そうだ、お父様……私は。
明日から、誰の言うことを聞けばいいのですか? お父様が居なくなるなら、何方かが私の『お父様』にならないといけないのですが……?
[ じっと見つめる/返事は無い**。]
(31) 2010/10/31(Sun) 04時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 04時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 04時頃
|
…… 本当に…… ……クク。
[独りごち、己の傷の処置に当たった。やがて器用に縫い合わされた傷口。腰に巻かれた包帯を、血に汚れたシャツで覆う。己の血で、シャツと白衣は白い部分が更に少なくなっていたが、だからといって替えを取ってくる気にはならなかった。出血した分は今ある準備では補い切れなかったが、基本的な活動が続けられる程度には保つ事が出来た。 仮眠室に入り、男は改めて休息を取る。レティーシャとオスカーの死について知るのは、暫く経ってからの事になるの*だろう*]
(32) 2010/10/31(Sun) 04時頃
|
|
ーサイモンの研究室前ー
[シビルに押しのけられ、転び、その場に立ち尽くす。 研究室内に入りたくても身体がそうさせない。
ーーー]
……。
(33) 2010/10/31(Sun) 11時頃
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|
[そして、停電ーー]
(34) 2010/10/31(Sun) 11時頃
|
|
[停電後、研究所内を検査し、異常が見られたのは2箇所] 『研究所内一斉放送』
緊急連絡。被検体レティーシャ。オスカー博士の二名が死亡。
被検体レティーシャは原因不明。 オスカー博士は適合者の疑惑ありとして、ユリシーズ博士により殺害されました。
[停電が直り、暫くすると二人の死が放送で知らされる]
(@1) 2010/10/31(Sun) 13時半頃
|
|
―サイモンの研究室― [停電が復旧すると、放送により2名の死者が知らされて]
ユリシーズ博士が…ねぇ。
[ふと、コンテナの中にあった血に染まる白衣を思い出す]
確かに、オスカー博士は事件後姿を見せていないのが気になるけれどね…本当に適合者だったらいいんだけど。
そういえば、ヴェスパタイン博士がサイモン博士を調べると言っていたっけね。そっちも話を聞いてみるか。
[ヴェスパタインの事を思い出すと、ヴェスパタインの研究室へと向かう。入り口にまだゾーイは居ただろうか?居たとしても、何かされるで無ければ無視して通りすぎただろう。**]
(35) 2010/10/31(Sun) 14時頃
|
|
―ヴェスパタイン研究室前―
[明りがつく。]
…そのようね。 あなた達は適応者ではないのか。 それとも動けなかっただけかしら。
[倒れた後、動けないらしいヨーランダ。 腹に鋏を刺されたままのヴェスパタイン。 私の心はなんとか落ち着きを取り戻し、二人の姿を確認する。]
…………。 殺されたいようにしか見えないわよ。
[鋏が赤を滴らせながら引き抜かれるのを一瞥。 去るよう促され>>20、少しだけ私は迷う。 ヨーランダの行動は単純な恨みか、WWVによる殺人衝動に動かされてなのか判別がつかず。 結局その威に押され、不意打ちされぬよう動きを気にしながらその場を去る。]
(36) 2010/10/31(Sun) 17時半頃
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[歩き出したところで入る放送。 新たな死者の名が告げられる。]
…死んだ二人がどちらにせよ。 適応者は今だ生存可能性高。
[やはり何かしらの手を打つべきか。 考える。その途中、ヴェスパタイン博士の部屋へと向かうシビル博士>>35とすれ違うだろうか。]
ヨーランダにより多少の手傷も負って。 少し、興奮気味のよう…でした。 …お気をつけて。
[先程、あったことを簡単に説明する。 抱えた迷い――ヨーランダを始末するべきではなかったか。 言葉は常よりもずっと歯切れ悪くなってしまった。 シビル博士より何かなければ、戻る気はないのでそのまま立ち去るつもり。**]
(37) 2010/10/31(Sun) 17時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 17時半頃
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―廊下―
[お父様とお別れをするのでもなんでも、好きにするといいわ。 そういい残してオスカーの研究室を出て自分の研究室へ向かって歩く。
と、そこへ全体放送>>@1。 足を止めて聞いていたが、自分の名前が出た事に嫌そうに眉を顰めた]
イヤだわ、これだからコンピュータって無粋…。 でも、オスカー博士が適合者だったなら…アタシもちょっとしたヒーローかしら。
[顰めた眉一転、楽しそうにくすくすと笑って歩く]
(38) 2010/10/31(Sun) 22時頃
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|
―廊下/ヴェスパタインの研究室前―
[言葉の威勢とは裏腹に、一度落としたメスを拾い上げる事すら出来ず。 視線はヴェスパタイン>>27に吸いつけられたように動かない。 帰りたまえと促す声にも反応出来ないでいると、血に塗れた手がこちらに近付いて]
ひ……っ
[頬を滑るぬるりとした感触に、絞り出したような悲鳴が出た。 赤色は筋となって、少女の頬を異国の化粧のように彩る]
うあっ……どうして…… あたし、どうして……
[鋏を握ったままの手は持ち上がらない。 再びヴェスパタインに向かっていく気力はなく、かといって傍らのケイトに振り向ける感情も持たぬまま、ふらりと立ち上がり何処かへ歩き始めた。 頬と右手には、未だくっきりと紅が残る]
[どこかからメインプログラム>>@1の無機質な声が聞こえていたが、内容は頭の中を通り過ぎるばかりであった]
(39) 2010/10/31(Sun) 22時頃
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―談話室―
[シビル博士と別れ談話室へ。 被検体二体の姿が見えるが、相手はせずドリンクサーバーで熱いコーヒーを入れる。 一口飲み、ほっと息を吐き出す。]
……っ!
[転がる死体の中。 生存者だった被検体の姿があるのに気付き、ぎょっとする。 すぐに気付けないなんて、今の私の心は落ち着きに程遠いのかもしれない。]
…此処で、殺されたの。 あなた方のどちらかが、かしら。
[被検体二体――プリシラと名前も番号も知らない男を睨む。]
(40) 2010/10/31(Sun) 22時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 22時半頃
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―廊下―
[呆然とした表情でしばし彷徨っていたが、クスクスと笑う声>>38が聞こえて立ち止まる]
誰かしら……?
[警戒する訳でもなく、ただ虚ろな表情でそちらに目をやった]
(41) 2010/10/31(Sun) 22時半頃
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[この後、研究室に戻ったなら、 返されていいないコンテナに激怒してヒステリーを起こすことになる… ことになるとは思わぬまま、くすくすと笑いながら廊下を歩く]
これで適合者が1人減ったとして…まだいるのかしら。 いやあね、もうこんな血まみれになるなんて―
[服が何枚あったら足りるのかしら。 と続けようとして、前方の人影に気付く。 じっと見て、それがヴェスパタインの検体であることに気付くと]
あら、そんなところで何をしているの?
[半身を血に汚したまま、問いかけた]
(42) 2010/10/31(Sun) 22時半頃
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―談話室―
[こちらを睨む研究者の女>>40に視線を流す]
俺じゃねぇよ。来た時にはもう死んでた。 なんでかは知らねぇけどな。
[先にいた少年と、二人を見比べる]
(43) 2010/10/31(Sun) 22時半頃
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―談話室― [>>18 新入りが入ってくることに気付いても、一瞥もくれずに珈琲を舐めている。 猫舌らしく、両手で持ってふぅふぅと。 話しかけられれば、投げやりな声で]
研究員用だがな。 目出度くバイオハザード起きちゃったお祝いにィ、今なら被検体のミナサンにもムリョーお試し期間実施チューらしいですよォー?
[彼女が弟と呼んだ被検体の死体と折り重なるように斃せ伏す少女の事を問われれば、鼻を鳴らす。 そういう風に死体を放ったのは―――多分ただの偶然だ]
殺したのは俺だけど? そいつが適合者だと思ったから、殺られる前に殺った。 被検体を死体で欲しがる輩も多くてね、処理には慣れている。 どーやらオカマ野郎がクソチビ殺したみてーだけど
これで何も起きなきゃどっちかか両方が適合者だったつぅーことで 後は此処を出る日を待つばかり、万々歳。感謝していーぜェ?
[警戒する様子もなく。ちびりちびりと冷め始めた珈琲を啜っている]
(44) 2010/10/31(Sun) 23時頃
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…………?
[視界に入ったのは、血に塗れた――自分以上に返り血に染まった、男>>42]
な、に……?
[彼の体を染める血は誰のものか。 放送をきちんと聞いていれば事態の把握は容易だったはずだが、混乱したまま彷徨っていた少女からすれば、また別種の混乱に放り込まれただけであった]
あたし? あたしは……何を?
[自分の事を聞かれても、整理がつかず鸚鵡返しにする。 そして、頭の中に浮かんだ単語を、説明にならないままで口に出す]
殺す……殺され……そう、殺そうとして。
(45) 2010/10/31(Sun) 23時頃
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[>>40 新入りと自分に気付かずドリンクサーバーへ向かった担当研究員にも矢張り視線を呉れる事は無い 珍しく動揺している様子に、いつもの錠剤でも切れたのかと思う程度。 睨みつけられても、以前珈琲を真剣に見つつ]
俺が『処分』した。 『疑わしきは処分する』。此れが今の此処のルールだろ?
それに、俺は何時も通り仕事をしたにすぎねェしィ。 ネクロババアなんか『生きのいいな死体』とか毎回要求してくれるもんだから、 俺毎回持っていく前に前処理させられてたんだぜェ?
[悪びれもせず、飄々と言ってのけた。]
(46) 2010/10/31(Sun) 23時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 23時頃
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ふぅん。
[投げ遣りな返事>>44にドリンクサーバーを一瞥し。 点滴少女、だった屍に視線を落とした]
残念だったな、こいつは適合者じゃねぇよ。 犯人は別に居る。
放送で言ってたもう一人の死んだ方がアタリなら、 まぁそれはアリだけどな。
[二人に倣ってサーバーからコーヒーを取る。 一口啜って、反射的に顔を顰めた]
(47) 2010/10/31(Sun) 23時頃
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殺され…殺そうとして? どっちなのよ。
[相手が誰かわかれば必要以上に距離を置く必要はないと近づいていたが、 朧なままに言う言葉に手が届かぬくらいの距離を置いて立ち止まった]
殺されかけたの? 殺そうとしたの?
[口元に指を当てて首を傾げる。 血に染まる指が、自分の肌に赤く筋を描いた。 もっとも、顔とて血をあびて所々赤くはなっていたのだろうけど]
(48) 2010/10/31(Sun) 23時頃
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[>>47 適合者じゃない、そう言い切る褐色の新入りの声に、初めて顔を上げて、きょとりとした表情で目を瞬いた]
……へぇ? そうなの?
てゆぅかー。なんでそんな断言できちゃうワケェー?
…もしかして。 お前が適合者、だからァ?
[少年は珈琲から顔を上げ、歪んだ笑みはそのままに、青年の漆黒の瞳をじっと見つめた]
(49) 2010/10/31(Sun) 23時頃
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[屈みこみ、死体には触れぬまま調べる。 この被検体は縊り殺されている。]
…そうね。 疑わしいものは処分する。間違いないわ。 現にオスカー博士が殺されている。 他者との接触を嫌うあなたがよく縊り殺すなんて手段を取れたものだけど。
……ヨーランダの事。 放置すべきではなかった。
[後半は誰に向けたでもない独り言。 それだけ動揺していたのが一層腹立たしい。 感情が纏まらず、もう一つだけ錠剤を呑んだ。]
(50) 2010/10/31(Sun) 23時頃
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[そこで耳に入る名も知らぬ被検体の確信めいた言葉>>47]
適合者じゃない。 何故、そう言い切れるのかしら。
サイモン博士死亡によりプログラム開発が遅れている今。 完全な見分けは今だつかない筈。
[適合者だからか、そう問うプリシラをちらと見る。 同じ発想だった事に何故が苛立ちを覚えた。]
(51) 2010/10/31(Sun) 23時頃
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さー?
[悪びれず肩を竦め]
俺、最初の殺しがあった時こいつと食料庫にいたんだ。 ずっとそこで歌ってたな。 どっちかと言えば。
[やっと顔を上げる少年>>49に一歩二歩、近付く。 歪んだ笑みと、薬物漬けの目を見返して]
『適合者同士はお互いを見分けられる』
その発想の方に興味があるね俺は。
……こいつが適合者だと思った理由は何だ?
(52) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[ユリシーズ>>48は手が届かないくらいの距離で立ち止まった。 首を傾げる仕草をぼんやりと見詰める。 男を染める赤色。誰か一人の血なら、きっと致命傷に違いない。 それなら、今平然と目の前に立っている、この男は―― ようやく、思考が現在に追い付いて]
そう―― こ、こ、殺そうとしたのよ!
[ユリシーズに向けて、血に染まる鋏を構えた。 緊張で酷く声は上擦り、呼吸は前にも増して荒くなる]
あ、あんたはどうなの? 殺す側なの?
[それを聞いてどうするのか、自分でもわからないまま問いを口走った]
(53) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[ 血にぬれたリボン/縛る/髪が湿る感覚。 笑みを浮かべる/脳チップから流れる電流=フル稼働。 一切のストレスを消し去ろうとする。 目を見開いたままのオスカー/視線を合わせようと、目を覗き込んだ。]
おやすみなさい、お父様。 リボン、大切にしますわね?
[ その瞼に手を当てる/下ろす。 一礼して、外へ。]
(54) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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アンタも同じ考え? 見たとこ、こいつと同じ薬中仲間サンっぽいけど。
[くつり、錠剤を飲み下す様>>51へと問い返す]
病気の奴なら同じ病気に罹ってる奴が解るって、 なんでそう思える? 事実だったらウケるけどさ。
まぁ、アンタらが適合者なら――
案外それもアリか。
(55) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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殺そうとした?
[ヨーランダの返答に露骨に眉を寄せ、じろりと見る。 次の言葉を言おうとする前に構えられた鋏を見て一歩身を引いた]
アタシは…オスカー博士殺しちゃったけど… 好きで殺したわけじゃないわ。
[待ってよ、とでも言うように赤く染まる両の掌をヨーランダへ向ける]
レティーシャも死んだって言ってたわ。 その鋏についてる血は、誰のなの?
[上擦った声を上げたヨーランダへ、低い声で問いかけた]
(56) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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―廊下―
[ ふらり、ふらり/夢遊病患者の足取り。 しんと静まり返る廊下/微かな物音に引かれるように進む。]
あら? ユリシーズ伯父様?
[ オスカーを殺した男/己と同じ色に染まった男。 その傍で喚く女/知っている顔。>>53]
こんにちは、ヨーランダお姉様。
[ にっこり/場違いな笑顔。]
ユリシーズ伯父様。 リボン、ありがとうございます……ふふふ、お揃いの色ですね。
[ 結わえた髪/水分で鈍く輝く紅を見せ付けるように、回る。]
(57) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[ ヨーランダを見やり、首を傾げる。]
あら、お姉さまもお揃い……? でも、ちょこっとだけ違う色……お父様の色じゃないみたい?
[ 朱に染まる手を眺め、顎に指を当てる。]
(58) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[>>52食糧庫に一緒にいた、という新入りに肩を竦めて]
ヤク中と”一見”可憐な少女、来たばっかの奴がどっちの肩持つかは一目瞭然だな。 そんな証言に何の信憑性もねェよ。
[挑発的に笑い、理由を問われれば]
ああ、お前は見てないのか。 クソガキから端末見れる奴にゃクソ迷惑なウィルスの情報が送られてんだよ。 『適合者は何らかの方法でお互いを見分けられる』ってな。
(59) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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それともナニ? 可憐なオンナノコ殺した俺を許せないって正義感にもえまくっちゃっててェ、俺殺す口実でも欲しいワケ? 年増チャンの実年齢幾つだと思ってんのォ?
殺しがあった研究室の近くで停電のときにぶつかって行ったヤツからアレの匂いがしたんだよ。 理由なんかそれだけだ。偽装かもしれん。そうじゃないかもしれん。 けど、悠長に確認なんかしてらんねェもん
[アレ、と点滴パックを指して、下げられた気温のお陰で温くなった珈琲を飲みほして立ち上がる。]
じゃ、俺、戻るわ。
[そのまま部屋を後にしようとする]
(60) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[ベッドの上で、シーツもかけずに眠っていた。 血に塗れて、血の臭いに包まれて見る夢は、やはり血の色に染まっている。赤い部屋。赤い床に仰向ける赤い死体。その開かれた体から黒い液体が溢れ、床を侵食していく。 己の脇腹に触れる。其処からも、黒い液体が滲み出ていく]
……、
[負傷して眠る男の寝顔は、穏やかに]
(61) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[後ろから誰かが来るのに足音で気付く。 いつもよりも周囲の物音には敏感にはなっているようだ]
あら、ホリー。 お父様とはもういいのかしら?
[ホリーの笑顔にそう返し、お揃いと言われて一瞬の後、 そうね、とにこりと微笑んだ。
それから、ホリーがヨーランダへ問いかけるのに視線をヨーランダへ戻した]
(62) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[>>50縊り殺した件について指摘されれば、ひらひらと『手袋』の手を振って]
あのサァ。散々被検体運ぶだのさせといて今更何?
[扉の前で一度立ち止まり、青年に言う]
そもそも俺は 『適合者同士はお互いを見分けられる』だなんてちっとも頭になかったけどな、さっきィ。
イカレ陰気殺したのがお前だから、年増チャンは違うって言ってるのかなァー? って程度だったんだけど 寧ろ、お前の発想だろソレ。 ………あっやしぃー。
ま、お前から今アレの匂いはしねェし。 ようわからんけどォ。
[止められないようなら、そのまま部屋を出て行く]
(63) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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ぶっ。お前ら好きだね? そーいう言葉。
[別の口から出た「正義感」>>60に思わず噴き出した]
成程、じゃあ適合者同士はやっぱり解るんだな。 それは覚えとくわ。
あんなでかい台ぶら下げた奴とぶつかって、匂いだけか?
[指差された点滴パックと点滴台を同じように指差して。 部屋を出ようとする少年に向けて手を伸ばす]
……疑わしきは処分、で、良いんだっけか、ここは。
(64) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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好きで殺した訳じゃない?
[ユリシーズ>>56の言葉に首を傾げ]
ああ、そうか……『処分』、したって訳ね。 オスカー……『博士』を真っ先にやるとは思わなかったわ。
[今更思い出したというように頷く]
これは……この血は、ヴェスパタインのよ。 彼はまだ、死んでない。 そう……レティーシャ、死んだんだ。
[低い声にも特別反応を見せる訳ではなく。 むしろこの場で聞かされた二人の死に思いを馳せるように、少しだけ瞳を伏せる]
(65) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[>>57 お姉様、と声を掛けられたのは、そんな時だったか]
あんたは……ホリー?
[視線は自然、紅く濡れたリボンの方へと向く。 それが何の色であるか、こちらの目には明白だが、ホリーはいつものように微笑んでいる]
あんた……ねぇ。 よく見なさいよ。これは何?
[首を傾げるホリー>>58に見せ付けるように、紅く染まった鋏を向けた]
(66) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[名無しがプリシラに近づくのを遠巻きに眺める。]
…一緒に居た。 アリバイがあったという事ね。
[薬中仲間というのに思わず眉を寄せる。 感情制御の為、薬に多少依存している事は認めざるえないが、同類扱いされるのは甚だ不本意。]
あなたが根拠なく確信的な事を言うように見えた。 手立てもないのにそれは何故か。 あなたが適合者だからか、と推測したに過ぎない。
少なくとも、私は私の意識では適合者ではないわ。 PR-4-LAはどうかは…知らないけど。
[極力不愉快と思う感情を抑え、淡々と告げる。]
(67) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[>>64 噴き出す青年に、ケラケラと笑って]
ハハハッ、ウン、好きだぜェ?薄っぺらくてねッ!
[点滴台のことを指摘されれば、心底呆れたように。]
馬ぁー鹿 あんなん、一時的に外すことなんて何時でも可能なんだよ。 ヘパリン管に入れて蓋しておけば、一旦外してまた繋ぐことなんてかーんたん。
疑わしいのは―――妙な事言いだしてるお前だ、新入り。
[背後から伸ばされる手が届くよりも先に自動で開いた扉から出る。 そして扉は自動で仕舞った]
(68) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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そもそも、適合者が一人とは限らない。 アリバイがあった、というだけで適合者でないと確信はできない。
……そういえばあなたのアリバイ。 逆に証言する者はいなくなったわね。
[転がる死体。点滴台。名無しを順に見て。 扉を出ようとするプリシラが振る『手袋』の手に視線は向く。]
被検体運ぶのと縊り殺すのじゃ。 感触が違うでしょう。
[少しだけ苛立ちが声に乗る。 出て行こうとするのなら私に特に止める理由はない、筈だ。]
(69) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[ ユリシーズの微笑/微笑で返す。>>62]
ええ、お父様は死んでしまわれましたから、新しいお父様を探さないと。
[ くすくす笑い/ヨーランダの冷たく沈んだ声=落ち着きのある声と認識。>>66]
はい、ホリーです。お姉様。
[ にこり/ヨーランダが突き出す、赤いもの。]
なんでしょう……? 綺麗な色?
[ とてとて/無用心に近付く。 花を観察するような仕草=紅色の鋏を指でつつこうと――。]
(70) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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|
もう一人の証人は死んでるけどな。
[アリバイ>>67の言葉に頷く。 根拠もない確信的な発言、には微かに苦笑する]
あぁ、そーだよな。 自分が適合者って、自覚ってあるもんなのかな。 いや、自覚がないとお互いそうだとは解らねぇか……
っと。
[閉じる扉>>68。顔を顰める]
面倒臭ぇな。……だからヤなんだよ。
[へぱりんかん? 知らぬ単語に首を捻った]
(71) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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かわんねェよ。 触感さえなければ、何だって同じだ。
[>>69 扉を閉める前。それだけ答えた]
(72) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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え、ええ…そう、よ。 彼はもしかしたら適合者かもしれない…って。
殺すつもりはなかったのよ。 ただ、ちょっと動けなくして…様子を見るつもりだったのに。
[『処分』した、と言われて曖昧に頷く。 そして鋏の血痕がヴェスパタインのものと聞いて、ふうんと軽い返事]
普段の蟠りが爆発したってとこかしらね。 それとも…彼に疑わしいところがあったから?
[問いかけるも、どこかぼんやりとしたようなヨーランダの考えを まともに受け取っていいのかと頭の中では考えていた]
あ…っ
[と、ホリーがヨーランダが構える鋏に手を伸ばすのを見て声を上げる]
(73) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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あんたね……
[警戒心もなく近寄るホリー>>70に、向けるのは苛立ちの眼差し]
痛い目見なきゃわからないのかしら?
[刃先に向けて伸ばされる指先。 鋏を開く。 そのまま閉じれば、指を挟みこめる位置]
(74) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[伸ばされた手 指先位は触れたか。 反射的に扉から出るように逃げてしまった。 未だ鳥肌は収まらない。]
……触んなっつーの、クソがッ…
[こんな時でさえ、接触―――特に男からの―――には異常な嫌悪感を覚える。 我慢しようと思えば出来るが、瞬間的に湧き上がる怖気は抑えられない。 苛立たしげに鳥肌を掻き、歩くと、被検体管理室へ向かい廊下を歩いた]
めんどくせェ…
(75) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[やっぱり手を出すべきじゃなかったな。 思いながら頭を掻いて壁に肩を預ける。 辺りに倒れ伏す屍をもう一度見回して]
可哀相にな。
[死んだら可哀相だとは思う。
まあ、それだけだ]
ウイルスに適応してようが、違おうが、 あんま変わんねぇのかもな、もう。
[疑惑の対象を迷わず殺すのがこの状況での精神性ならば。 それが殺人衝動とどう違うのかは良く解らない。]
(76) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[扉が閉まる。プリシラの姿は部屋から消える。 運ぶのと縊り殺す感触の違いは分からないけど。 直前に聞こえた声>>72には返答せぬまま。]
………。 少なくとも、点滴がすぐ外せるのは事実よ。 実践して見せましょうか。あなたで。
[少し離れた位置。 小さなテーブルにケースを置き、開く。 そこにあるのは様々な薬と注射器。]
(77) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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……そうなの? 事故、かなにかだったのかしら。
[ユリシーズ>>73の曖昧な返事に、向けるのは残念そうな顔]
別に……疑ってたからした訳じゃない。 本当は、誰でも良かったんだけど―― そうね、ヴェスパタインには、切り刻まれてばかりで癪だったから。
[問いに対する答えは、要領を得ていたかわからない。 ただ、後者に対しては明確に違うと言えた]
……何?
[ホリーを見てユリシーズが上げた声を聞き、鋏の手を開いたまま止める]
危ない、とでも言うつもり? 案外優しいんだ。
(78) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[ ユリシーズの声/警告に似た響きと気付かず。>>73]
これは、誰の色なんでしょう?
[ 鋏が開かれる/その刃の輝きに魅入られる。>>74 苛立ちの視線に気付くことも無く、刃先に手を触れた。]
(79) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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はぁ!? んなんお断りだ、さっさと仕舞え。
[徐に開かれたケースに>>77しっしっ、と手を振る]
……あー、そうだ。丁度良いや。 誰か詳しそうな奴に聞いてみたかったんだ。
このウイルスに罹った奴は……っか、俺達の事だけど。 「ウイルスを他の奴等に伝染す奴」になったのかな?
[一時、表情が陰る]
もしそうなったとして、それは治ると思うか?
(80) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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――ヴェスパタインよ。 でももうすぐ、あんたの色も混じる。
[刃先に触れる手。>>79 刃を少女の肌から離さぬようにしながら引き下ろした。 力を籠めはしなかったものの、皮膚を切り裂くくらいの勢いはあっただろう]
(81) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[ヨーランダの握る血に濡れた鋏を見ながら胸の内に湧く想い。 黙ってはいるけれど、口元にゆっくりと弧が浮かぶ]
停電のせいで手が滑ったのよ。 彼には申し訳ない事をしたわ。
アナタ、ヴェスパタイン博士のこと…嫌いそうだものね。 べつに疑わしくなくても、刺したくなっちゃたわけか…。
[事故だったのかという彼女>>78に思ってもいないことをさらりと口にして、 ヴェスパタインを癪だったと言うのにくすくすと笑うけど]
彼を、殺したいと思った…?
[それは暗に、適合者なのかと疑う言葉。 ホリーが触れた鋏の刃を引き下ろすのを見ながら、 適合者が発症した場合、どれだけ理性が残るのだろうかと考えた]
(82) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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―被検体管理室― [部屋へ戻ると、ドサリと椅子に腰かける。 疲労は隠せない。ヤク中には”掃除”といい、『処分』といい、重労働と言わざるを得ない]
…ああ、クソッ
[苛立ち紛れに悪態を吐いて。 珈琲のお陰で冴えた目を伏せることはせず、無機質な天上をぼんやりと眺めた**]
(83) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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……、……嗚呼。
[そのうちに、夢から覚め――ゆっくりと目を開いた。怪我のせいだろう、所内の温度が下がっている中でも薄らと額や首筋に浮かんでいた汗を拭う。緩慢に体を起こして立ち上がり]
…… ……嗚呼、そうだ。誰か……死んだのか。 死んだなら、確かめなければ。
[独りごちる。男は放送を耳に入れていなかった。メインプログラムに尋ねかければ、二人の死を伝えられたか]
(84) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[ 指先を刃が疾る/焼けるような痛みにとっさに指を引いた。]
――きゃ!?
[ 目を丸くする/指を押さえる。]
今、びりって……電気が走ったような……?
[ 注射とはまるで異なる刺激=痛みと認知できず。 己の指/鋏の刃先/ヨーランダの瞳。 視界はぐるぐると行ったりきたり。]
あら……これも、血なのですね?
[ どくん/傷=深く裂かれたのかどうかは、溢れ出る血で見えず。 どくん/まるで心臓の鼓動が傷口から聞こえてくるような錯覚。
傷口から流れ出る己の血液/しげしげと眺めた。]
(85) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[仕舞えと言う名無しには構わずケースの中から【Apathy】の容器を取り出す。 また在庫が減った。予測より持たないかもしれない。 溜息を零す。]
……耐性により私たちは死ぬことはない。 けれど、健康保菌者(キャリアー)よ。
このウィルスがどれくらい体内に留まるのは知らないけれど。 ウィルスが残ったまま外に出れば恐らく伝染するでしょうね。
[ずっと残るならどうなるか。 あまり考えたくないが、考えても仕方のないことだ。]
治るのかどうかなんて知らないわ。 通常なら特効薬のないウィルス兵器なんて使えないけど。 これは皆殺しの為のものみたいだし。
[答えながら、空の注射器も取り出す。 薬瓶のひとつ――実験途中に出来た毒薬の小瓶も一緒に。 非力ながら対抗する手段の準備をしておかねば。]
(86) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[ユリシーズ>>82の言葉に動きが止まる。 鋏を持った手はだらんと下ろしたまま。 視線はホリーを見詰めていて、彼の表情には気付かない]
そう……殺してやろうと思ってたわ。 あたしが――死ぬために。
(87) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[鋏を握る。 カチン、と金属の立てる高い音]
ユリシーズ。だからあたしは、今だって。
[鋭い切っ先を、今度はホリーの喉元へ向ける]
そのためなら、殺してやりたいと思ってるのよ?
[瞳を細め、微かに唇の端を持ち上げる。 血液を眺める少女>>85に向かって]
そう、それはあなたの血。 これから、もっと見せてあげる。
(88) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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うーわー。サイアク。 って事はウイルスが抜けてからじゃないと駄目なのか。
おい……だから仕舞えって。こっち来るなよ?
[伝染を予測する返答>>86に思わず天井を仰いだ。 それから注射器を取り出す動きを見て、 逃げられるように戸口の方へと距離を取った]
あ、あともう一つ。アンタから見てあの薬中どう思う? 参考までに。
(89) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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ヤニクは、ユリシーズから言い付けられた用事は完全に忘れ去っている。
2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[ヴェスパタインの研究室に向かう途中、ケイトと出会うと足を止めて]
おや、ケイト博士。適合者は見つかったかい?私はヴェスパタイン博士にサイモン博士を解剖した結果を聞きに行くところさ。
何?ヨーランダが…ねぇ。 興奮?あの男がかい?
[ケイトから話を聞きつつ、興奮気味と聞くと、少し驚いて]
まあ、詳しい話を聞きたいしね。とりあえず行ってみるさ。
[そう言うと、ケイトと別れ再びヴェスパタインの研究室を目指し]
ヴェスパタイン博士。いるかい?
[研究室の前まで来ると扉越しに声をかける]
(90) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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アンタが死ぬために? …ああ、そうね。ヴェスパタイン博士が生きているかぎり… アンタは生かされるわけだものね。
[ヨーランダの声>>87に、浮かべた笑みを消さぬままからかうように言う。 しかし鋏の先がホリーを向くのを見て、ぴくりと眉を顰める]
じゃあ、関係ない子を殺めるのはおよしなさいな。 アンタが適合者じゃないなら、の話だけど。
[ここにいる誰かを護ろうとする意思は自分にはない。 強いて言うなら護るべきは自分。 懐にしまった血に濡れたナイフへ指をしのばせながら、 ホリーとヨーランダから一歩引いて様子を見た]
(91) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[ ヨーランダの言葉/『死ぬために』=悲しそうに見つめた。]
お姉様……生きていれば幸せなのだから、死んだら不幸せなんですよ? お父様も、『前の』お父様もずっとそう言っていましたから。 だから、私は幸せなんですね。生きてるから。
[ 微笑んでみせる/痛み=脳チップによる遮断=与えられる痛みを恐れることも無く。]
ふふふ、あの感覚、びっくりするんですね。 お姉さまは何でも知っているのですね、凄いなあ。
[ ほう、と息を吐く/尊敬の眼差し。]
(92) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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―どこか―
[停電に乗じて、自室ではない、どこかへ――
手にはWWVにより死滅した死体]
お父様――
(93) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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……別に実践して見せる用のものじゃないから。
[実践した瞬間に死ぬだろう。 小瓶の中。毒液。揺らす。揺らす。 注射器で液体を吸いだして。]
…そうね、腹が立つわ。 感情で表すならば私は『嫌い』。 苛立たしくて苛立たしくて、いっそ処分して…――。
[私は言葉を止める。]
……普段とそう変わりはしないわ。 元々、口だけは達者だもの。 私としては、あなたの方が胡散臭いわ。
[注射器は片手に。逃げるような様子の名無しに視線を移す。]
(94) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[仮眠室を出る。所々が赤く固まっている髪を、腰の辺りではなく、首の後ろの辺りで結んだ。白衣のポケットの中身を確かめ、幾つかの道具を準備しようとしたところで、外からの呼び掛けが聞こえた]
……いる。
[まず、短く返事をして]
……やあ、シビル女史。 何か用かい?
[ドアを開けて姿を現し、其処にいた人物に挨拶した。口調は普段と変わらない物だったが、顔色は常に増して青白く見えただろう。瞳にはぎらつく気配の欠片が残っていたかも知れず]
(95) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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そうよ……。 だから、何だっていい。 あたしの息の音を完全に止める手段があるなら――
[ユリシーズ>>91の声にからかいの響きを聞きとるも、苛立ちは抑えて答える。 しかし、制止の言葉を掛けられれば]
どうして? 生きてても――生かしておいても仕方がないじゃない。 こんな風に狂わされて。
(96) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[ホリー>>92をじっと見る。 けれど彼女からは、悲しそうな表情を返されて]
何よっ! 生きていれば幸せ……? そんなのは、痛みを知らないから言える事でしょう? 頭の中に幸せしかないあんたには、わからない!
[鋏を握る手に力を籠める。 ぷつり、と、小さな血の粒が浮かぶくらいまで。 それでも――彼女が向ける尊敬の眼差しは、変わらないのだろうか]
(97) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[途切れる言葉>>94。ちらりと視線を流す]
そーゆーもんか。
[あの少年が接種している薬物に幻覚症状はないのだろうか。 ふと考えるが、余り確かめる手段もないかも知れない]
……それは「疑わしき」の部類でって事か? 得体の知れねぇ薬打たれんのはゴメンだぞ俺は。
(98) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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―ヴェスパタインの研究室― [ヴェスパタインに呼ばれる>>84と端末から姿を現し]
先ほど放送したとおり、被検体レティーシャとオスカー博士が死亡。オスカー博士は適合者の疑惑ありとして、ユリシーズ博士により殺害されました。
[先ほどの放送>>@1と同じ内容を繰り返す]
(@2) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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――あの女はどこ?
わたくしの、お父様を侮辱した、あの女は、どこだ。
[“淑女”に似つかわしくない言葉を呟きながら、 研究所内をひたひたと徘徊する]
(99) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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―ヴェスパタインの研究室―
あんた、確かサイモン博士を調べるって、持っていっただろう?結果はどうだったのか聞きたくてね。
[ドアが開くと、用件を話しつつ、ヴェスパタインを見上げ]
どうやら刺されたってのは本当らしいね。 ちゃんと処置はしたのかい?そんなんじゃ、適合者を殺すまえに貧血で倒れちまうよ。
[何時もより青白くみえる表情に呆れた様子で言う。]
(100) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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狂ってる? でも、それがこの子にとっての現実よ? この子が死にたいと思うなら別だけど。
[そう言ってホリーをちらっと見る。 自分も、彼女の制御された感情を利用したが…そこに罪悪感はない]
…いいから、仕舞いなさいよ、そんな物騒なもの。
[ホリーにあたるヨーランダを制するように声を荒げ]
そんなに死にたいなら、アタシが殺してあげましょうか?
[くつくつと*嗤った*]
(101) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[ 肌に食い込む鋏/まじまじと見つめ、もう一度ヨーランダの瞳を覗き込む。 苦痛/チップの機能により除去。 その刃が食い込む意味を理解できずに、その言葉に首を傾げた。]
お姉様は『痛み』を知っているのですか? それはどういったものなんですか? 教えてくれるんですか?
[ ぐっとその瞳にのめりこむ/頬を上気させて、こちらから鋏を掴んだ。]
凄いなあ、お姉様は色々な物を持ってるんですね。
そうだ、さっき、お父様、私に『助けろ』と言ったのです。 でも、私、『助けろ』を持ってなかったから、お父様、死んでしまいましたの。 お姉様は物知りだから、『助けろ』って何か知ってます?
きっと、きっと、大事なものだと思うんです。
[ その瞳を凝と見つめながら。]
(102) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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一応、言っておくけど。 アレの口が悪いのは外に居た頃からよ。
[向けた視線。視線は合ったろうか。 ケースを閉じ。注射器を持たないもう片手に下げる。]
……得体は知れなくないわ。 私が作ったものだから。
[名無しからの問いかけには答えない。 それで十分な答えになるはずだ。 死んだ被検体が適合者でないと確信を持つのがどうにも解せない。]
(103) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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ねえ、メインプログラム。 “研究者”たるわたくしに教えなさい。
わたくしのお父様を馬鹿にした、あの無礼な女はどこ。
[だれに語りかけるでもなく。 ――否、語りかけるのはメインプログラム。 けれどその口調はまるで空気に向かっているような]
教えなさい。
[サイモンを愚弄するのはシビル女史だけではない。 オブラートに包まれて、 厭味で言われても自分は気付かないだけであった。
それに、この騒ぎが起きてから、何度も自分はサイモン博士に対する罵倒や厭味を聞いたはず。
けれどそれを“認識しなかったのは――]
(104) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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結果は…… サイモンは、……クク。冗談を繰り返すのも愚昧だな。 非耐性者は勿論として、対象が単なる耐性者なのか、適応者なのか……切り開きさえすれば判断出来る。 尤も、生かしたままでというのは、残念ながら不可能だがね。
[開けたドアを挟み、シビルに答える。続けられた言葉には、唇の端を歪めて笑った。小さく首を傾けて]
……聞いているのだね。 嗚呼、勿論……そんなへまはしない。 このまま死んでしまっては、つまらない。 そうだろう? ……いや、君に言っても仕方がない事か。
適応者を殺す前に。 そう、適応者を……か。……クク。
(105) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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[本当は、自分がメインプログラムに訊ねるべき事はひとつ。
――わたくしは、研究者であるのか、それとも――?
けれどそれは訊ねない。 認めない。
ゾーイの心に引っ掛かっているのは、サイモンの研究室の前でシビル女史に言われた言葉。
“あんたが、研究員だってなら、あのメインプログラムにでも聞いてみるんだね。”
それまでは自分が被検体扱いされても、何とも思わないで来れた。 ただ単に、自分と“父”に対する妬み故の言葉なのだと思っていた。
けれど――]
(106) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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[視線が合う>>103。頬を引き攣らせた]
うおお、そう来たか。 俺にとっちゃ充分得体知れねぇんだよ。
この点滴が適合者じゃないって確信だろ、要するに。
[自分の胡散臭さの最たるものと言えばそれだろう]
お偉い研究者様は、 あれこれ理屈とかねーと信用できねーんだろ? どうせさ。
[自分だって何故解ったのか解せない位なのだ。]
(107) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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現実……。
[ユリシーズ>>101の言葉に、唇を噛む]
それなら、どうして…… あたしには、与えてくれなかったの……?
[それはこの場の誰かにぶつけても仕方のない呟き。 瞳はふっと遠くを見詰めていたが、鋏を掴む気配にはっと意識を戻して]
ホリー? ちょっとあんた……
[頬を上気させた顔を見て、たじろいだように体を引く]
『助けろ』、って……お父様、オスカーがそう言っていたの? それは――
[こちらを見詰める瞳。一点の曇りもなく見えた]
(108) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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――それは、オスカーが望んでいる事を、一緒にして欲しいって言ったのよ。 オスカーはきっと……まだ、死にたくなかったから。 一緒に自分の命を助けて欲しいって、言ったんだわ。
[答えてから、ホリーの手からそっと鋏を引き離し。 彼女の肩を押しやって距離を置こうとする]
でも、あたしにとっては――違うの。 あたしを『助けたい』のなら、わかって。 その瞳を――こっちに向けないで。
[彼女の思考は、全て制御されたもの。 頭で理解していても、目と目を合わせれば湧き上がる感情が先行してしまう。 意を決して振り切るように、ユリシーズに向き直り]
本当に。 殺して、くれるの?
[嗤う彼の顔を、下から見上げた**]
(109) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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冗談?何のことだい?
[冗談というヴェスパタインに首を傾げるが、結果を聞けば]
それは朗報だね。なら怪しい奴は殺してあんたに見てもらえばいいってわけだ。
私は死ぬわけにはいかないんだよ。 ここを出てあの子のために研究を続けなきゃならないんだ。
そうだよ。適合者さえ殺せば上だって文句は言わないだろうさ。
…何が可笑しいんだい? [ヴェスパタインに答えつつ、笑い声を上げるヴェスパタインに怪訝な表情を向ける]
(110) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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…そうね。信用できないわ。 暗闇に一緒にいただけでだけで適合者でないと確信? 襲われなかったから? 理解しがたいわ。
[言葉を紡ぎながら、私は思考をめぐらせる。 名無しの被検体は男。力も強い。 今正面から狙ったところで反対に殺される可能性が高い。 隙を見せるとも思えないが、じっと名無しの様子を伺う。]
(111) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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少なくとも、俺が死ななかったからってのはノーだな。
ぶっちゃけ自分で理屈が解んねぇ。 いっそ解る奴がいるなら教えて欲しい位だ。
[その答えを予測出来る者がいるとすれば恐らく、 この名無しの被験者の出自に詳しい者だろうが―― それは本人も与り知らぬ所だった]
それか、実証出来れば良いのか?
[自分が「見分けた」者が本当に適合者なのかどうか。 実証するにはどうするか? 考えたら反吐が出そうで顔を顰めた]
面倒臭ぇな。
(112) 2010/11/01(Mon) 02時頃
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[ 手から刃物の冷たい感覚が失せる/肩を押され、距離が開く。]
……お姉様?
[ 見るな/言葉通りにそっぽを向く。ずきん/分からない。]
『助けろ』をお父様は望んでいた? お父様が望んでいたことを、して欲しかった……?
[ ぐるぐるとめぐる問い/出口の無い迷路。]
分からないです……どうすれば、分かるようになるのかしら……?
[ ユリシーズの言葉/あの時を思い出そうとして、同じ色に染まった半身を見つめた。]
そうだ……伯父様なら……同じ男の方だし……。
[ ふらふらと立ち去る/きょろきょろと下を眺めながら。 『お父様』がされた事=『伯父様』にしてみたい事。 答えが見つかるかもしれない/ぼんやりと思いながら。**]
(113) 2010/11/01(Mon) 02時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 02時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 02時頃
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何、大した事ではない。 うむ。そういう事になる、……尤も、私をある程度信用してくれるならの話だがね。私が適応者だとすれば、その発言には信憑性も意味も無くなってしまう。
君が願いを叶えるためにも、適応者は早く殺さなければならない、という事だな。尤も、君がその当人でなければの話だが…… いや、……クク、此処でこんな事を言うのは失礼かな。 別に君を特に疑っているわけではない。
[実際、特にシビルへの疑心はなさそうに言う。ある種、どうでも良さそうですらあったかもしれない]
……何が? さあ。何がだろうね。私は常々愉しいと思っているが…… ……そうだな。私はこの状況においても、適応者を捜し出そうと、必死にはなれていないのでね。だから愉しめるのかもしれない。
(114) 2010/11/01(Mon) 02時頃
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説明にすらならないわね。 言い訳にもなっていない。
[でもあそこに転がる被検体に持ったという確信は翻さない。 その主張は理解不能。 仮に判別がつくとして、それは何故。どうして。]
…実証できれば、あなたは有用だわ。 死後であるならヴェスパタイン博士が判別できるそうだから。 誰が適応者か見つけてみせたらどう。 面倒臭がっていると、あなたが先に処分されるわよ。
[顔を顰める名無し。 そこから目は離さずに、脅しに聞こえるよう言葉を口にした。**]
(115) 2010/11/01(Mon) 02時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 02時頃
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……まぁ、この分だと実証する前に俺が死ぬわ、 先ず間違いなく。
[女>>115に迫られずとも予感として既にある。 薬中少年は迷わず点滴少女を殺せたらしいから。
死ぬつもりはない。 それは、確か]
郷に入らばか。ヤな所だな、本当に。
(116) 2010/11/01(Mon) 02時頃
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[がつ、と重い靴音で踵を返した。 視線は眼鏡女の方に残しながら]
っか、ここで死んだ奴って埋葬とかどうすんだろな。 今はウイルスが伝染るかも知れねぇから、 迂闊に寄れないのは解るけど。
はー……くそ。
[談話室の扉を開ける**]
(117) 2010/11/01(Mon) 02時半頃
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どこ……?
どこ……
[死滅した死体をまるで鞄のように手に持ちながら徘徊する。 その様子はまるで壊れた人形のよう]
(118) 2010/11/01(Mon) 02時半頃
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あんたの事は一応信用してるさ。今はそれしか情報がないからね。
はっ、私が適合者なら、今頃出口でも探してるさ。 こんな所で死ねるもんかね。
[ヴェスパタインに返しつつ、続く言葉には顔を顰めて]
まったく、あんたは気楽だねぇ。 まあ、いいさ。また後で来るから、その時に解剖の結果でも教えておくれよ。
[ため息をつくと、そう告げて、ヴェスパタインの部屋を離れる**]
(119) 2010/11/01(Mon) 02時半頃
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それなら何よりだ。 君の願いが叶う事を祈っておこう。
気楽というのは、その通りだな。 全く、我ながら本当に気楽な物だ。 嗚呼、後でまた会おう。
[軽く手を振り、去っていくシビルを見送る。それから男もその場を離れて廊下を歩き出した。目指すのは、オスカーの死体があるだろう場所。そのうちに辿り着き、目的の物を見付けると]
……クク。 なかなか派手にやったものだ。
[血に濡れたその姿に、目を細めて笑い、首を傾けた。その後、オスカーの死体を――周囲の状況と脇腹の傷のせいで手間取りながらも、小柄故に断念まではいかず――運び出し]
[研究室に戻ると、死体を手術台の上に固定し、解剖し始めた]
(120) 2010/11/01(Mon) 03時頃
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