人狼議事


255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―

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視点: 人


ブローリン司祭 ブルーノに投票した。
ブルーノ採集人 ブローリンに投票した。
スージー司祭 ブルーノに投票した。
ショコラ司祭 ブルーノに投票した。
ペラジー司祭 ブルーノに投票した。
ウェーズリー司祭 ブルーノに投票した。
ラルフ司祭 ブルーノに投票した。
ニコラス司祭 ブルーノに投票した。
ガストン司祭 ブルーノに投票した。

ブルーノは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ショコラが無残な姿で発見された。


現在の生存者は、ブローリン、スージー、ペラジー、ウェーズリー、ラルフ、ニコラス、ガストンの7名


天のお告げ (村建て人)

翌朝、ブルーノの姿が消えていた。
そして、また一人ショコラが居なくなっている。

テーブルの上には、今日も一通の手紙が置かれていた。

(#0) 2016/10/10(Mon) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

"さあ、今日は誰の記憶が無くなるのかな?"

(#1) 2016/10/10(Mon) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

一方、館の内部には地下室が存在した。

ブルーノは、地下の隔離室へと閉じ込められていると気づくだろう。
ただ唯一、壁に小さな小窓があることが分かる。

また、記憶を失った者は、薄暗い部屋で意識を取り戻す。
そして、そこには君と同じようにヴェスパタインが居た。
記憶が失われているが身体は正常であることが分かるだろう。

先程まで居た館内よりは少し狭く感じるが、自由に歩き回ることが出来そうだ。
隔離部屋に閉じ込められた者たちと面会も出来るが、もちろん館から出ることはできそうにない。

(#2) 2016/10/10(Mon) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

/*
地下があるということについては、
地下に移動したPCしか知りえません。
吊り指定で墓下へ移動したPCは、地下の隔離部屋に移動されます。
部屋には小さな窓があり、地下で滞在するものと会話することができるでしょう。

・襲撃者は失われた記憶が何かをメモに貼り付けてください。

・本日の吊り対象者はラルフさんです。
吊りと襲撃のセットを忘れずにお願いいたします。

(#3) 2016/10/10(Mon) 00時半頃


【人】 採集人 ブローリン

―皆既月食の夜―


[彼女の反応はどうだっただろう。
 自分は、なんと返したのだっけ。

 幾つかの会話の後、彼女は、どうしただろう―― ?]




            …… 裏道をね。 探したいな、と思うのは。


[会話が途切れた頃に、ぼんやりと、話しはじめる。
 顕になった青い目は、ただ諦観じみた色を湛えて、緩やかに細められた。]

(0) 2016/10/10(Mon) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン





        < 俺が、ショクだからだよ。>



                      < ―― 御免ね >


[それは、人の耳には届かない言葉。
 薄く浮かんだ微笑みを、彼女はどういう面持ちで見つめただろうか。]

(1) 2016/10/10(Mon) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン





      ……失くしたくない、 記憶があるからさ。 

[ 摂った"食事"の顔は忘れない。だから、人の顔を、忘れるわけにはいかない。
 それは汚い保身であり、自己満足であり、ある意味で、祈りでもある。

   青い目を静かに閉じる。
    視線が合わされば、"食事"の時間だ。

  薄く靄がかかったような感覚の後、静かに眠りに落ちて――……彼女の"どこか"が、ひとつ、失われている。*]

(2) 2016/10/10(Mon) 00時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

 引き返す…。

[それは少し衝撃的な言葉でした。
 行き止まりだとすれば引き返せば良いのだと。>>2:136

 ええ、私も引き返しましょう。

[きっと彼の考えていることと私が考えていることは別のお話。
 それは分かっています。けれど、タイミングとは非常に大事な物です。
 私の心は幾分か、軽くなっていました。]

 風の強い日は、寝苦しいものですから。

[これもまた、考えいることは別のお話なのかもしれません。
 もっとも、私にそれを判断するだけの材料はありませんが。]

 風で、思い出が。そうですか、皆それぞれと思っていましたが。
 貴方にも忘れたくない思い出があるのですね。

(3) 2016/10/10(Mon) 00時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

 宛先のない郵便、

[なんでもない、と彼は言いましたけども。とてもそうは思えません。
 真実を話してしまう事は容易いことですが、それはできそうにありませんでしたので]

 届くと、良いですね

[曖昧な言葉だったでしょう、なかったことにしたいようならそれだけを残して共に引き返したでしょうか。]

(4) 2016/10/10(Mon) 00時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 01時頃


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 01時頃


郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 01時頃


【人】 採集人 ブローリン

[力の抜けた少女の身体を運びながら、回り続ける思考の中心にとある言葉が埋まっている。

 周囲に人の気配は感じられない。
 ベッドの上に横たえて、顔にかかった髪を払う。

 穏やかな寝顔は、さて、何を失くしたのだろう?
 使われた形跡のない部屋にそっと横たえておいたら、きっと、"連中"が、彼女を見つけるだろう。

 ……きっと、ショクの被害者として保護でもされるのだろう。
 多少なり質問はされたところで、ショクではないのは目に見えているのだから丁重に――……]

(5) 2016/10/10(Mon) 01時頃

【人】 採集人 ブローリン

[ふと、思い至る。
 そうだ、なぜ気づかなかった。最終手段だからと、最初から候補にすら入れていなかった。

 友人を逃したい。
 ショクだと疑われ、わけのわからない組織に身を預けさせたくなどない。

 ……そのために、自分にしか出来ない、方法がある。
 どうせ"保護"されるなら無意味だろうが、きちんと少女に布団をかけてから一路、自室への道を戻る。

 ――そうだ。

 きっともう、友達ではいられなくなるけれど、]

(6) 2016/10/10(Mon) 01時頃

【人】 採集人 ブローリン




 [ 僕が彼の記憶を食べれば、
      彼は"ショク"の疑いから解放される。 ]

 

(7) 2016/10/10(Mon) 01時頃

【人】 採集人 ブローリン

 [ひどく残酷な手段だ。
   けど、こんな高みの見物と洒落込む趣味の悪い連中に、ショクとして捕まるより、よっぽどマシだろう。

  彼の、大切な記憶。
   ……喪いたく、ないもの。

  傲慢かもしれないが、自分のことであればいいと思う。
  彼のよすがになっているものが、それ以外なら、ブローリンが手をかけてしまうのはあまりにも酷だから。

 何か一つが抜け落ちたとしても、たとえ、今の"彼"で、なくなってしまったとしても。


 ―― 他人に手をかけさせるくらいなら、せめてこの手で。*]

(8) 2016/10/10(Mon) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

― 前夜・ブルーノの部屋で ―


[落ちた名は、聞いたことが無いものだった。
その名を口にしたブルーノを見つめる。

この絵の薔薇と、彼が大事にしている薔薇。

それから紡がれていく彼の昔話。>>2:130

皆既月食、薔薇、とある男女。
女が来なかったことを知っている、司祭。]


 貴方は……いや、貴方の、
 ………。


[口を挟もうとするよりも先、彼の言葉が途切れた。>>2:131

(9) 2016/10/10(Mon) 01時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 01時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[返せる言葉がなかった。
"ショク"に大事な者を失われた者が目の前に居る。

そのことに、
なんと言葉を掛ければいいのか分からなくなってしまった。]

(10) 2016/10/10(Mon) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[小さく落とされる呟きを>>2:137、ただ無言で受け止める。
彼が欲しいものは、反応ではないような気がして。

どこか、願いのようにも聞こえたそれを、
ただ今は静かに、胸に落とした――。*]

(11) 2016/10/10(Mon) 01時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 01時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 01時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 01時半頃


【人】 許婚 ニコラス

― 昨日、深夜 ―

[誰もいない広間に身を滑り込ませる。
声を潜ませ、辺りを伺いながら。
昨日から置かれた小箱に、小さな紙片を入れた。

誰にも気づかれないように。
誰にも知られないように。

紙片に書かれたメッセージは、顔も声も風貌を知らぬ誰かへ。**]

(12) 2016/10/10(Mon) 02時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[共に来てくれるのが解れば少しだけほっとしたように。>>3
無機質な錠の前にいる彼はどことなく表情が固く見えた。
深入りはしない。ただ気が紛れるのであれば、自分は話を続けよう]

 そうだね。
 
 ボクは、想い出を紡いでいく為に居る。
 それがボクの役割なんだ。

[ゆるりゆるり、他愛のない雑談を]

(13) 2016/10/10(Mon) 02時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 うん。
 
 届くといいな。
 宛先は、分からないんだけど
 空の丘って呼ばれてるんだって。

 ボクは故郷を探して旅をしてるんだ。
 大切な思い出と一緒に。

 唄うたいってほんの少しだけ、郵便やさんと似た仕事だよね。
 ……なんて。
 

[誰かの思いを乗せた手紙を運ぶ、郵便屋。
遥か遠くの国や、記憶を運ぶ吟遊詩人。

頼まれてもいないのにリュートは歌を奏で始める。
蒼い空と、月が浮かぶ湖の情景。

未だ見ぬ故郷の歌が静かに響き渡る]

(14) 2016/10/10(Mon) 03時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[辿り着いたのは広間か、それとも寝床にした部屋の前か。
彼の戻る場所まで来ると、ひらひらと手を振ろう]

 また、明日。
 君の話も、…いつか聞かせて。

[ニッと笑みを浮かべ、彼とは別の方へ。*]

(15) 2016/10/10(Mon) 03時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[投票箱には白紙を入れておいた。
それがどのような結果を作り出すのかは分からない。
何より、自分にはショクを探す術など持ち合わせていないのだ。
密告のしようもない。

寝床へと戻り、目を閉じる。

翌朝目覚めても、
風の音は相変わらずうるさくざわめいたままだった**]

(16) 2016/10/10(Mon) 03時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 03時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 14時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―― また朝日はのぼる ――

[……昨日は結局、何をしたっけ。
ぼんやりと座り込んで、みんなに相槌をうちながら、考え事ばかりしていた気がする。
途中でふっと我に返ってみたら、>>2:68 配膳室からすごく良い香りがするもんだから、飛びついてモリモリ頬張ったりもした。
大丈夫、みんなの分はきちんと配慮したよ?

ベッドから這い出ると、まとめた考えをこねくり回しながら歩き出した。]

(17) 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ラルフ・ニューステッド。
"ショク"の父さんと"ヒト"の母さんの間の子。

>>2:#1 僕は、人参を用意されない側に立つ。


その僕が、出来ること。
ここで起きた事象を僕が抱えて、ショクとして連れて行かれればいい。
きっとそれで、二人を逃がす隙が作れるはず。"半端者"だとバレたとしても、僕の半分の"ショク"は本物だから、惑わせることは出来ると思う。

具体的に何をすればいいかは未だ思いつかない。
適度に怪しまれれば良いけど、まだ捕まるわけにはいかないはずだ。
このくだらない集会がいつまで続くのはわからないからね。

ひとまずで広間に出れば、そこには誰かが居ただろうか。]

(18) 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

おっはよー。

[隠す気もない大あくびで眠たいを主張してやる。
元々人の目を気にして行動するのは得意じゃないし、こんなの普段通りとしか言えないけど、のんきさから多少は不信に思われたりしないかな。

今日もまた新しい赤が落ちている。>>#1
あちらさんの思惑通りみたいでわざわざ把握してやりたくもないけど、回し読みで混乱するのも面倒臭い。
しかめっ面で開いてやって読み上げよう。]

…………さあ今日は誰の記憶がなくなるのかな。
さあ、じゃないよ。さあ、じゃ。

[ったく、と誰かさんみたいにへの字口をしてテーブルに戻した]

(19) 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[>>1:20 おじさんの姿は見えないけど、不思議な薔薇だけは広間にぽつんと残っている。
魔女の唇みたいに厚い蕾はふっくらとして、まさに今がその時期だって告げていた。]

……ねえ、今日はご飯ってある?
僕おなかすいちゃったよ。
疑うのもいいけどさ、先に腹ごしらえ、だよね。

[なんてみんなに告げてお腹を擦った。
昨日沢山食べてたのを知ってる誰かなら驚くかもしれない。

――この時期って、どうしても無性に"足りない"気がして落ち着かない。
いつもお腹を空かせてるのは貧乏だからだけど、そうじゃない。
空腹なのに食べる口が存在しない。"満たす"ちからを持たない僕は、ただわかりやすくがらんどうに詰められてくれる物をがっつくしかないんだ。
そうすれば多少は気を紛らわせるから。]

(20) 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 愛人 スージー

―朝、大広間―

[昨日は誰の密告もできずに夜が更けたわ。だって怪しい人なんて、いなかったじゃない。このまま誰も告発されなかったら。ショクはみんなの記憶を食べて、満足して帰っていくのかしら――。
もしかしたら「もう」?失ってしまった記憶があるのかもしれないけれど。やっぱり「失ったことにさえ気づけない」の。

のろのろとまた、身体を起こして大広間に向かったわ。
そこにいたのはラルフさんかな。赤い手紙を持って、読み上げてくれてた>>19]

――おはよう、気分はどう?
こっちは、最悪よ。

[誰も助けが来なくて3日目。まだショク探しは続いてるみたい。掃除夫さんの胸のうちなんて知らないけれど、それでも誰かと話すことはすこしは気が紛れるんだもの。]

(21) 2016/10/10(Mon) 17時頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 17時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[なんにもないなら、保存食や瓶を漁り回って、作れそうなものを作るつもり。
ラタトゥイユが作れるなら、芋や人参、玉ねぎ、干し肉なんかもきっと余ってるよね?

スージーっていったっけ……あの子みたいに、上の世界を知っている人の口に合うかはわかんないけど、具だくさんのポトフでも用意して、自分で食べてる。
料理は不慣れだけど、最低限食べられるものは作れるよ。]

……ねえ、そういえばさ。
誰かもう、試した?鍵の破壊と、壁の破壊。
窓は鉄格子だけどさ、他の場所ならどうにかなる気がしない?
開かないなら壊しちゃおうよ。この状況だよ?
物理で突破できないもんかな。

[なんて、脳筋にも程がある提案をしてみたりして。]

(22) 2016/10/10(Mon) 17時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 17時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 17時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[手紙を置いた頃に>>21 背中側から気怠げな声が掛かった。]

おはよ、スージー。僕も……まぁ控えめに見積もって最低かな。
何せお腹空いたし。
脱出の手がかりなんて、何処にもないし。

[やれやれと溜息をつきながら振り返れば、金の髪と、女の人特有の緩やかな曲線に目が引き寄せられる。
こんなにきれいな人なのに、この扱いは可哀想だよね……って、どうしても身の程弁えず同情しちゃうよね。

僕は元々宿無しで、僕を受け入れてくれてる会社に寝泊まりさせてもらう日がほとんど大半。
ボロだから嵐が来れば雨漏りで溺れそうになって、天気がアヤシイ時には友達の山小屋に厄介になったりもするんだけど、それでもこうして屋根とベッドと食事が用意できる生活ってありがたい。
でも、彼女は違うはずだからね。]

(23) 2016/10/10(Mon) 17時半頃

ラルフは、「この扱いは可哀想だよね」のくだりは、思わず口に出ていたことだろう。

2016/10/10(Mon) 17時半頃


ラルフは、ブローリンはポトフに玉ねぎが入っていない方が喜んだだろうか。ジルにあげられるから。

2016/10/10(Mon) 17時半頃


森番 ガストンは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 18時頃


【人】 愛人 スージー

[ラルフはなにか作っているみたい。必要そうなら「お手伝いしますわ」とでも声をかけて。街角の部屋を与えられてから、1人住まいは長いのよ。それなりに、できるはず。
――結局、どんな人と付き合おうと今はまだ、庶民みたいなものですからね。

ふと聞こえてきた物騒な「鍵壊しちゃおう」にはふふりと笑って。だけど本気でやろうとする人がいるなら決して止めないつもり。

「この扱いは可哀想だ」と聞こえてきたなら、それには曖昧に笑って首を振るわ。「娼婦」であることを知ったら、そうは言えないかもしれないもの。]

……今日「は」誰の記憶がって。
まるで昨日も奪われた人がいるみたい。
私には、そんな自覚なんてないんだけど。

[それにしても、今日はすこし、昨日より静かね。
あの甘ったるい声の女がいないからかしら。*]

(24) 2016/10/10(Mon) 18時頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 18時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 19時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

ん、え!?いいの?ありがとね。
それじゃ、人参と芋の皮を剥くのを手伝ってもらえる?
好きな方でいいよ!どっちがいい?

[>>24 美人さんが並んで調理場に立ってくれるなんて!?
僕には贅沢な体験すぎて、一周回って丁重にお断りすら出来なかったよ。
へらりと笑ってどうでもいい選択肢を掲げて、選ばなかった方は僕がやるつもり。
芋の芽取りは楽しいし、人参の皮剥きは気持ちいいよね。

あ、君のこと勝手に略して呼んじゃったけど構わない?
なんて今更掘り返しながら野菜を下拵えし終わる頃には、少しは彼女も落ち着けているかな。]

……うん。やたら楽しそうな文面でさ、何処から目線だよって、一度ぶん殴りたくなるけど……
あちらさんは、正確に僕らの状況を把握できる状態みたいだし、そうなんだろうね。

(25) 2016/10/10(Mon) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

記憶がなくなったら、多分本人にはそれすら気づけないもんね。

[僕も自覚があるかどうかわかんないや、と頷いてやりつつ。]

それが、地に足つくための片脚が取られたのと同じくらい、自分自身にとって重要な記憶ならさ。
何かがないぞ!くらいは……わかるのかもしれない。
あるべきはずのものがなくなれば、絶対に違和感が残ると思うんだ。

……だから、今ここに立っててグラグラしないなら、
君はまだ大丈夫なんじゃないかな?
気に掛けるのは、なくなったかわからない何かよりも、これからどうするかの方がずっといい。
……そう考えておかないと、きっと参っちゃうよ。

[下処理を終えて後は煮るだけの玉ねぎも鍋に投げながら、
調理中は二人して、そんな会話をしたんだろうな。]

(26) 2016/10/10(Mon) 19時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 19時頃


【人】 愛人 スージー

[「じゃあ人参にしようかしら」と、橙色のそれを受け取って、彼の隣に立ったわ。
勝手に略したことは、別に気に止めていなかったわ。今までの私なら気にしたんでしょうけど。この状況――もう、変に身分なんて気にしていられる状況でもなくて。

――それに。今こうして明るい考え方で支えてくれている彼が。何よりも、頼もしかったから。]

……忘れたくないほど大切な記憶。
それはたしかに、ここにあるから。
きっと、大丈夫なんだと思うわ。
そうね、そう考えないと参っちゃうと思う。ありがとう。

[にこりと微笑んで]

――……でも。すこし、考えるのよね。
「もしその記憶がなくなったら、私はどうなるだろう」って。
大切なんだけど、「私を縛り付けてる記憶」でもあるの。

大切な記憶を抱えてこのままでいるのと。
もし記憶を失って、先に進むのと。
本当は、どちらが幸せなのかしらね、って。

(27) 2016/10/10(Mon) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

よし。じゃ、スージーね。

[>>27 呼び名の事、気に留めてなかったみたい。よかった。
これから疑われなきゃいけないのにおかしな話だけど、僕は女性の不安げな顔より、笑顔の方が見てたいからね。
もう一度へらっと笑いかけたらお相子になったかな]

……君は、心当たり、あるんだ?
"ショク"が食べそうな、"忘れたくない記憶"が、どれなのか。
僕は覚えてるものどれもこれも大事な気がしてるし、真逆だね。

[>>2:6 一度、ショコラに聞かれて僕の答えを口にしたけど、改めて考える。
仮に食べられるとしたら、僕からは何が抜けるんだろうか。
道端のごみ溜めみたいな生活の中、お気に入りを拾い上げてきた。そんな宝物がなくなるのなら、それはもちろん寂しいけれど。
――その中のどれが該当するのかはわからない。やっぱり選びきれないや。]

(28) 2016/10/10(Mon) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[続く彼女の考え方は、僕にはとうてい思いつかないものだった。]

………………、
スージー、君。ひょっとして……食べられてみたいの?

[思わず、ぽかんと口を開けたまま。
そうだと言い切れないのは承知の上だけど、結論としてはそうとも言えるよね?]

(29) 2016/10/10(Mon) 20時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[翌朝に広間に訪れてみたのなら、
手紙はごく当たり前のようにそこに置かれている>>#1

少し出遅れたのか広間には人が居なかった。
代わり台所の方から良い香りがしてくる。

どうやらスージーとラルフが料理を作っているらしい。
声をかけようとしたときに、耳に飛び込んできた言葉に>>29
思わず息を殺してしまった]

 ……、

[声をかけるのはやめて、広間を後にする]

(30) 2016/10/10(Mon) 20時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 20時半頃


【人】 森番 ガストン

─ 書斎→ ─

[今日も夜が更けるまで本を漁り、そのまま寝落ちた。
ここにある大半の本は制覇したとは思うが、ちらほらと日記らしきが見つかるくらいで、新しい情報は見当たらない。
我々も日記をつけた方がいいのだろうか。
なるほどそれは、記憶が欠損するかもしれない現状では、状況把握に良いかもしれない。先達が手をつけていたのも頷ける。
目が覚めて、古びた白紙の一冊に文字を認める。
現状のこと、知り得た情報、そして己の持っている記憶。
ある程度を書き出して、気付けば陽も上っている。
書斎を後にして、広間の方向へと足を向けた──、と]


 ペラジー


[ちょうど広間から白いフードの人物が出て来、声を掛ける]

(31) 2016/10/10(Mon) 21時頃

【人】 愛人 スージー

[大切な記憶に心当たり――どうかしら。]

……どうかしら。
ただ、「これだけは忘れたくない」、
そんな記憶は確かに、あって。
ほかももちろん大切だけど、これを忘れてしまったら
きっと、後悔するでしょうね。

[さみしげに微笑むのは、彼の中で「笑った」数にカウントされるのかしら。でもそのあとの「食べられてみたい」には、思わずきょとんと目を丸くしてしまったわ]

……え??

ふふ、そうね、そういう解釈に聞こえても仕方なかったわね。
もし、この記憶が奪われたらって。
ずっと、ずっと、考えたら眠れなかったのよ。

[有り得ない、という感じで心から笑ったんだけど。
――そのやりとりで、何か誤解を受けたかもしれない人がいることには>>30決して、気が付かなかったわ。]

(32) 2016/10/10(Mon) 21時頃

ガストンは、ラルフ(掃除夫)の声が、広間の方から微かに聴こえる。

2016/10/10(Mon) 21時頃


愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 21時半頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

 素敵ですね

[思い出を紡いでいく事が役割だと彼は言います。>>13
 己の役割などというもを考えたことはありませんでしたから。
 余計に、いいえ憧れを持ってして有り余るほどに、素敵に思えたのです。
 彼が、私を気遣ってお喋りを続けていることには気づけませんでしたが、表情は幾分か和らいだきがしました。]

 空の丘、ですか
 きっと高い所にあって見晴らしが良いのでしょうね

[空想の中でならその場所を思い描くことも許されるでしょうか。]

 ――ほ う?

[空の旅はさぞかし気持ちが良いでしょうなんて考えていましたら、彼が言ったのです。
 唄うたいと、郵便やさんが似ていると。]

 そうでしょうか郵便局員はとても

[地味な、そう続けようとしたのですがはたと思い当たりました。]

(33) 2016/10/10(Mon) 21時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

 なるほどそういうことでしたか。

[運び手が地味だと思うその仕事と、思い出を紡ぐ吟遊詩人。
根本の部分が似ているのでしょう。私が運んだ手紙はきっと数々の思いを背負っているのです。
私にとってはただの紙切れだとしても、運ばれた誰かには宝物になり得るのかもしれません。]

 今度から鞄を重たく感じるかもしれません。
 今夜はこの部屋をお借りしようと思っていました。
 ここで。――ええ、また明日。
 
[私にしては珍しいかもしれません笑い混じりに告げました。
できない約束になりやしないかと、頭の片隅に過ります。けれどそうならなければいいと祈る事もまた、罪ではないと思いたいのです。そのまま疲労のせいか早めに就寝してしまったので、
 投書箱に投函するのは、忘れてしまいました。*]

(34) 2016/10/10(Mon) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[広間から出てから、ため息をひとつ。
さてこれからどうするかとしなところで、その声は上から降ってくる>>31]

 やあ、ガストン。

 無事だったんだね、っていうのは変かもしれないけど
 君にあえてよかった。

[少し弱々しいながらも最初のようにニカリと笑ってみせる]

(35) 2016/10/10(Mon) 21時半頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 21時半頃


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 21時半頃


【人】 許婚 ニコラス

― 廊下 ―

[其の日は珍しく、遅い朝だった。
寝不足気味に頭を振るい、廊下を歩く。
廊下に人影は、あったか。なかったか。

昨日よりも整わない意識の中、例の如く、大広間へと足は向かう。

おそらく、昨日投書箱に入れたものがその先の手に渡っているのだとしたら、何かしら状況が変わっているはずだ。
それに――、また一人、姿を消しているものが居るだろう。

昨日と同じ通りなら、また。
広間に何かしら、連絡があるはずだ。]

(36) 2016/10/10(Mon) 21時半頃

【人】 森番 ガストン

[こちらを振り向く前に落とされた溜息は耳に届いて。
見上げてくるその表情は、最初に出会った時と同じく朗らかだったけれど。
少し、目を眇めて。
何もかもが始まる前と同じように、ペラジーの白フード越しに掌を乗せる]


 ……同じ言葉を返そう
 今日も会えて、良かった

 ……無事ではないひとが、いたのか


[広間の扉へと視線を向けて、小さく零す]

(37) 2016/10/10(Mon) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……、そっか。

[>>32 ……忘れちゃったら、後悔もできないじゃないか。
なんて言葉はあんまりにも鋭すぎる、ような気がした。
だからぐっと飲み込んで、丸くなる彼女の瞳を、おんなじようにぱちくり見つめ返す。]

あ、思い違いだったか。それはごめんね。
ちょっと……いや、すごく、ホント、びっくりした。
そういう考え方もあるんだって、納得しちゃったじゃないか。

[実際、目からうろこが落ちた気分だった。
大事な思い出に縛られて、身動きが取れなくなるなんて。
――そんな事。 ――そんな事も、あるのかって。

動揺して後ろ頭を掻いてる間>>30 勘違いした誰かがいたなんて、僕にだって気づけるはずもなかった。]

(38) 2016/10/10(Mon) 22時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 22時頃


郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 22時頃


【人】 許婚 ニコラス

[広間へ差し掛かる先、見えたのは白いフードの人影とガストンだった。>>35>>37


 やあ、おはよう。
 ガストンと…、君は確か……

[問うような視線を、向ける。]

(39) 2016/10/10(Mon) 22時頃

【人】 愛人 スージー

[口から出た言葉は、此処に来てから散々考えて、出た疑問だったのよ。"もし此の記憶がなければどうなるか"。私自身はとても悲しいし、失いたくない思い出だけれども。この記憶が奪われてしまった時に、「きっと、良い意味で、今の私はない。」そんな結論に至ってしまったの。それが幸せなことなのかはともかくとして――。

だから、つい口を零れたのだけど、目の前の彼には驚かせてしまったみたい。]

 ……私ね。密告なんてできなかった。
 怪しい動きなんてわからないし、捕まえる自信もない。
 だから、いつか奪われてしまうのかなぁって
 すこし、ネガティブに考えすぎているみたい。

 勿論奪われる記憶は何かはわからないし、
 絶対に失いたくない記憶、ではあるんだけど
 ――もし、失ってしまったらって。

[ふう、とため息をつく。コトコトと目の前ではポトフがおいしそうな匂いを発していて、忘れかけていた食欲を唆る。]

 それにしても、今朝は、静かね。

[何気なく、そんな一言を。]

(40) 2016/10/10(Mon) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

まだ手紙は見てないんだね。
 そうみたい。

[彼の癖かなにかなのだろうか。
大きな手が頭に乗ると、暖かくて>>37
つい、父を思い出してしまう]

 ……良かったのか、良くないのか、わかんないけど
 今日居なくなった人は、彼ら、いや
 ショクじゃない、みたい……

[ぽつりと告げた時と同刻か。
金の髪の男がこちらに気付いたようだ>>39]

 おはよう。ボクはペラジーだよ。
 ラルフとスージーがごはん、つくってくれてるみたいだ。

(41) 2016/10/10(Mon) 22時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

―― 小部屋→広間 ――
 
[個室になにがあったかもよく覚えていません。
 なにせ前日ほとんど眠れていないのです。
 日課のない夜はこれで二日目となります。眠れる自信はあまりありませんでしたが。
 考えなければいけないことから逃げていたのかもしれません。

 お陰様でというかなんというか、久方ぶりに夢で会ったあの人から。
 お叱りを受けてしまいました。]

 ああ、怒らないでくれ
 君に怒られるのは… ……?  

 すまない… …こんな時だと言うのに
 僕は嬉しい

[夢うつつに言った言葉なんて起きたときには覚えていません。
 ただ、誰かがそこに居てくれたと錯覚するほどに隣が温かい、そんな気がするだけでした。]

(42) 2016/10/10(Mon) 22時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

 … ……

[ぼんやりとした頭のまま部屋を出て、誰も居ないことを確認してから浴室を借りることにしました。シャワーを浴びるとだいぶ頭もスッキリしてきましたので、思い出したように広間へ向かいます。]

(43) 2016/10/10(Mon) 22時頃

【人】 森番 ガストン


 手紙……また、あの赤い手紙か
 そうか


[兎の背を撫でるように、ペラジーの頭上を一度往復し。手を離す。
続く言葉に、少しだけ目を開く。
ショクじゃない。みたい。不明瞭ではあるが、零れたその言葉]


 ……分かるのか?


[問いを落としたとき、ペラジーがふと己から視線を逸らす。
背後から聴こえてきた声に振り向けば、ニコラスの姿。
思慮深い表情は、少し疲れているだろうか。
おはよう、と傍らのペラジーに倣い声を掛ける]

(44) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 採集人 ブローリン

 ―自室―

[朝になっても、布団から起き上がる気になれずそのままだった。
 こころの奥底から、ぷか、ぷか、と、気泡のような取り留めのない思考が浮かんでは、弾ける。
 ひとつ、またひとつと浮かんでいくたびに、波紋が広がる。

 頭の横で丸くなって寝ている小猿を指先だけで撫でて、青い目は再び閉ざされた。]


  お前、会えなくなったら、悲しいよなあ。


[誰に、とも言わない呟きは、一体"誰"に向けてのものだったか。
 眠たげに主人を見た小猿は聴き逃した音を聞こうと首を傾げる。

 けれど、喉を滑る音が再び表に出ることはないまま。]

(45) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[歩み寄る頃、少年のような姿をした人物から紡がれる言葉に>>41、一つ、二つ、瞬きをした。]

 ああ、おはよう、ペラジー。
 私はニコラスだ。
 
 今、君は何と言った?
 ショクが分かるのか? 

[少し理解出来ないかのように。まだ表情は戸惑いを隠せないまま。>>41
それは、ガストンも同じようで。>>44
思わず挨拶もそぞろになったことだろう。]

(46) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[>>40 動揺は小さくあははって笑って飛ばした振りをしておこう。
どうしてこんなに驚いたのか、僕自身にもよくわからないんだ。
『大切だけれど自分を縛り付けている記憶』
『大切な記憶を抱えてこのままでいるのと、記憶を失って先に進むのと、本当はどちらが幸せなのか』
彼女の一言がこんなにぐるぐる回ってるだなんて、放った本人も思わなかっただろうな。]

ああ、あの投票箱、僕もすっかり忘れてたんだよね……。
あれに密告できるような要素、今んとこ誰にもないでしょ?
名前書いた人がどうなるかわかんないしさ。
触らぬ神に祟りなしって奴じゃないのかな。

[調理場の向こうに見えるかな、あのふざけた箱。
ちらっと見やって首を捻ってれば、ポトフの湯気がふんわり解けて鼻を擽った。
うん、もう完成したんじゃないかな。]

(47) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…………、まったく、今日はお寝坊さんだらけだね!

[静かね。の一言を、無言のまんまで受け取って。
不穏を払い飛ばすみたく、多少の大きな声を出してやった。]

もうそろそろ、コレの匂いに釣られて出てくるでしょ、みんな。
とりあえず人数分、お皿用意するのお願いしてもいい?
いつでもよそって食べられるようにしておこうよ。

おーい、ポトフ出来たよー!

[なんて広間に向かってみんなを呼べば、どれだけの人が聞こえる範囲にいて、集まっただろう?]

(48) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

―― 朝の広間にて ――

 おはようございます、あまり眠れませんでしたか

[すみませんね。隠す気もない大あくびを目撃してしまったものですから>>19
 彼の声で読み上げられたので、手紙の内容は把握できました。]

 …今日は、ということは

[どなたかが、ここから居なくなっていることになります。
 誰が、と思ったときにスザンナさんの顔>>21が見えたでしょうか。
 そのあとぼんやりとしていれば、ペラジーさん>>30とガストンさんの姿も確認できたのでしょう。
 その後通りかかったニコラスさんも>>39

 …そう、なのでしょうか
 ちょっと失礼。

[おもむろに広間を出てしばらくすると戻りました。全ての部屋を開け放って確認する事は出来ませんでしたが。少なくとも、ブローリンさん、ブルーノさん、ショコラさんの姿が見えません。]

(49) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

(いずれは)

[自分もそちらにいくのでしょうか。ここで疑心を浴び続けることと、捕まってしまうこと、どちらのほうが正しくて、どちらのほうが苦しいのか、私にはわからなくて、片手で額を抑えました。]

(50) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―昨夜の ―

 どんな所だろうね、空の丘。
 ボクも知らないんだ。

 だけど、どうしてもそこに行くことを
 忘れたくないんだ。

[言葉は少ないけれど、少しでも笑ってくれたことに安堵する>>34
扉の前にいた彼は、どこか思いつめたようにも見えたから。]


 おやすみなさい、また明日。

[また会えるように、祈りにもにた挨拶を
その夜は交わしたのだろう*]

(51) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 22時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

―現在―

 あっ

 ううん、ごめん
 ボクには、わからないよ。
 ごめん 役に立たなくて

 でも、……ここに来たときから、ざわざわ音が消えない。
 この音をボクは知ってるんだ……父さん達の時と、同じ。
 彼らがいるって、風が騒いでる。

[変な事を言ってごめん、と二人には謝りながら
首元をぎゅっと握りしめる]
 

(52) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 愛人 スージー

["触らぬ神に祟りなし"には本当そうね、とふふりと笑ったわ。早く出たい、それだけは変わらないけれど。でもまだ、「これだけ音信不通が続いたら、誰か探しに来てくれないかしら」と。そんな甘えもあったかもしれないわ。勿論、物理的に扉を壊しちゃう人がいるかもしれないしね?]

 そうね、ポトフ、とってもおいしそうだもの。
 あたかかい食べ物は、幸せな気持ちになるわ。

[人数分お皿を、と言われれば、頭のなかで1、2、3、4……と数えて。そして全部で9枚のお皿を用意したでしょう。やがて、大広間の外に居た人たちは中へ入ってきたかしら。入れ違いに「ちょっと失礼」と、郵便やさんが出て行ってしまったのだけど。ほかの人を起こしに行ってくれたのかしらね、なんて。

――その"可能性"については、見ないふり。]

(53) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 森番 ガストン

[ニコラスも同じように訊ねたので、静かに返答を待つ。
述べられたペラジーの言葉を、己の中で咀嚼する。(>>52)]


 ……ショクと遭遇したことが、あるのか

 そうか……確かに、居るんだな
 ここに
 この館に


[嘘を言うとも思えない。父さん達の時と同じ、と紡がれた言葉。
ごめん、という言葉には、謝らなくていい、と返し。
鈍く光る胸元の光に縋る姿に、もう一度、その頭を撫ぜる]

(54) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― 少し前 ――

うん。ちょっとうまく眠れなくてさ。
枕が違うからかな?

[>>49 その程度で寝れない僕じゃないけどね。
でも眠れてないのは多少ホント。
それにしても、まさか彼が>>2:106 僕の名前を知ってたなんて。
意外だったけど、あの時言ってたみたいに特に困った日もなかったし、おじさんは公認おじさんだから、本当に今更だ。なんだっていいよね、もう]

そう言うおじさんだって顔が土気色じゃん。
配達の時に驚かれないようにしないとさ。ちゃんと食べて、寝た?

[普段通りの冗談まじりはこの状況じゃ不謹慎だったかな?]

(55) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― それから 今 ――

……しょうがないな。ほら、ポトフあげるから

[>>49>>50 元気のない様子を目ざとく見つけて、僕のぶんとしてよそった皿を差し出してあげよう。]

(56) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 採集人 ブローリン

[小猿を伴わず、単身で広間へと顔を出したのはそれからだいぶあとのこと。
 まだ廊下に金髪の青年ほかは居ただろうか。

 すれ違うときに、僅かな笑みと片手をあげて挨拶だけして、広間の扉を開く。

 ――そこに、深い夜色の髪をした彼を認めれば、指先で招いた。]


 ラルフ。
 ……ちょっと来て。

 ジルの様子がおかしくてさ。

[それは"方便"だったけれど。
 口よりも雄弁に語る真剣な色をした眼は今は、前髪の奥だ。]

(57) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 森番 ガストン

[嘘を言うとも思えない。父さん達の時と同じ、と紡がれた言葉。
ごめん、という言葉には、謝らなくていい、と返し。
鈍く光る胸元の光に縋る姿に、もう一度、その頭を撫ぜる]
[そうしていれば、掃除夫の声が聞こえる。(>>48)
広間から出て来た郵便屋(>>49)の背中を視線で追って。
開いた扉から中を見ても、確かに昨日よりも人が少ない。

蕾が綻んだ薔薇。
赤い手紙。

広間の扉を開いて、ペラジーとニコラスを促す]*


 ……ともあれ、食事にしようか
 腹は満たしておいた方がいい
 

(58) 2016/10/10(Mon) 23時頃

ブローリンは、ラルフが出てくるのを、広間の入り口に立って待っている。

2016/10/10(Mon) 23時頃


ガストンは、ラルフ(掃除夫)が作った料理はなんだろう、と匂いを辿る。

2016/10/10(Mon) 23時頃


【人】 愛人 スージー

―しばらくして―

[それから何人かの人の入れ替えはあったのでしょう。ラルフと共に作った温かなポトフはとてもおいしくて、お腹の中から満たされていくようだったわ。

――それでも、どんなに待っても。
ブルーノとショコラの姿は、見えなかったの。

皆、気付かないふりをしているだけ?それとも気づいているのに、口に出せないだけ?
そもそも2人は何でいなくなったのかしら。ヴェスパンダインのように、記憶を奪われてしまったから?それとも、誰かに密告されてしまったの?

自ずと視線はテーブルの上の薔薇へ。月食の時に、咲く、花。
それを告げていたのは、ブルーノだった――……

でも、何で、あの女の子まで? まさか彼女がショクだなんて考えにくいし、"失いたくない記憶なんて無い"って仰ってた、彼女が――。]

 ……あの、ブルーノさんと、ショコラさんは……

[食事のあとだったか、ふと呟いた一言を。誰か聞いてくれたかしら。*]

(59) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[スージーと作ったポトフに舌鼓を打って、
すっかり空になった皿も片付けたかもしれない頃。
だいたい僕より早く起きてるはずの旧友が何時までたっても出てこないから、叩き起こしに行こうかと思い至ったくらいの頃かな。
>>57 本人がようやくやってきてチョイと僕を呼んだのは。]

え?……は?

[確かに、いつでも肩に乗ってるはずのあの子がどこにも見当たらない。
ジルエット。ブローリンの頭の上の、かわいい風見鶏。
いつもおっとりした彼に迫る"魔"だって退けて、澄んだ風が吹く方を指し示してほしい。
勝手にそんな名前を与えた、小さな友達。]

様子がおかしいって、どんな?
変なものでも食べたんじゃないの?

[気づければよかったんだけどね。
あの小さなおさるさんの不調なんて、動物に馴染みがない僕なんかよりずっと、彼のほうが詳しいはずだって。]

(60) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

ごめん、後の片付け頼むね。
ちょっと行ってくる!

[そう言い残して、僕は小走りで広間を後にした。]

(61) 2016/10/10(Mon) 23時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 23時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 23時頃


【人】 許婚 ニコラス

[返答は曖昧なもののように思えた。>>52
だが、嘘を言っているようにも見えずに。]

 そう、か……。
 彼らは、ショクではなかったんだね。

[ただ言われた言葉を繰り返して、胸に落とす。
それは昨日聞いたブルーノの話と合致していて、腑に落ちるものだったから、尚更。

隣で聞こえたガストンの声は>>54
ただその事実を伝えているだけかのに、酷く心が重かった。] 

(62) 2016/10/10(Mon) 23時頃

ペラジーは、スージーが見えたら、おはようと声をかけ

2016/10/10(Mon) 23時頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

 随分繊細ですね

[嫌味ではありませんよ、感想です。一つ君を知れましたと思っています。
 でも君それはちょっとひどくはありませんか。]

 もともとこういう顔です。大半は。
 しかし、配達のとき。

[またお手紙を届けられる日々は来るのでしょうか。なんて言うべきではないのでしょう。今であるからこそ、ですね。]

 ええ昨日よりは眠れました。食事は…。

[こんな時でも鳴ってしまうものですよね、空腹の虫。]

 これから、取れればと。

[思っています、と言うことが催促になっているのかもしれません。*]

(63) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[気持ちを切り替えるように背筋を伸ばせば、ガストンの声に頷く。>>58


 そうですね。
 ……いい香りがします。


[その香りに小さく笑みを覗かせて、ペラジーとガストンに眼で頷くを。
そうして私も、ウェーズリーとスザンヌ嬢の姿が見える、広間へと足を運ぶ。

ブローリンと、擦れ違いで広間を出て行くラルフを横目に見送って。]

(64) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

―― そして時は進み・広間 ――

 君案外器用になんでも出来るんですね。
 感心しました。

[差し出された皿>>56を見て少し目を丸くします。
 その後は、手を合わせて]

 いただきます。――面倒な挨拶は省きましょう。
 今は神に祈るより、
 自分を信じる力のほうが余程必要なのでしょう。

[彼の分とは知らぬままスプーンを差し込んで口に運びました。]

(65) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン




 僕がそんなへますると思う?

[――小走りで駆けてくる友人に、一瞬だけ、青い瞳が陰った。
 瞬きの合間ですぐに常の色を取り戻したそれを細めて、隣に立つ友を迎える。
 広間の扉を閉じて、先導するように自分の部屋への道を行く。]


  ……、

[口数がいつもよりも少ないのを、集音器を意識してのものだと思ってくれればいいけれど。
 "最後"に何を話そうかなどと、意外と思いつかないものだ。

 あれもこれもと自己主張する連中がせめぎ合って、喉の奥で揉めたまま]

(66) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

スージーは、ウェーズリーにポトフを勧めた

2016/10/10(Mon) 23時半頃


スージーは、ペラジーにもポトフを勧めた

2016/10/10(Mon) 23時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

けどここって何があるかわかんないでしょ?
害虫とか食べちゃったのかも。

[>>66 前髪の向こうに隠れた瞳の色は見えない。
あまりしっかり見せてくれる事はないけど、たまにチラっと覗く空の色が、僕は結構気に入っていた。
それだって僕の頭の宝物入れにしまってある宝石の1ピースだ。

で、部屋どこ?と聞くまでもなく先導してくれてるから、頭の上で手を組んで後に続いた。
いつもよりも無口なのは、ジルエットの調子が悪いせいだろうか。それとも、設置されてるらしい集音器を気にしてるのかな。
別にそこまで気にしなくても良いと思ってるんだけどね。僕らの間にあるのは他愛ない会話でしょ?いつだって。]

(67) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[毅然と背筋を伸ばすニコラス(>>64)に、目を眇めて。
匂いにか、そっと浮かんだ笑みに、小さく安堵の息を吐いた。

そうして広間へと足を踏み入れる。

入れ替わり立ち代わりで人の出入りする大広間。
まだ姿を見ていないのはローブを着た壮年男性と茶の髪をした少女。
長い前髪の男性と掃除夫が出てゆくのを見送って、配膳されたポトフの皿をひとつ貰うと席に着く]


 ありがとう、いただく


[座っているのはスザンナ(>>59)と郵便屋(>>65)。
食事を進めていればスザンナが、ぽつりと口を開く。
自分はそれに首を横に振ることしか出来ない]

(68) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

  ……ごめん。
 ヴェスパタインさんにあえたら、
 もっとちゃんと分かると思ったんだけど…


 そうだね、腹がへってはなんたら、っていうよね。


[ガストンとニコラスに連れられて、広間の方へ。
スージーや、昨日の郵便屋さんもそこに居たかもしれない。
作ってくれたラルフはもう部屋を後にしてしまったみたいだけれど]

(69) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 森番 ガストン


 俺は、書斎からここへ来た
 見ていない


[呟きながらカトラリーを一度置いて。赤い手紙を開く。目を通す]*

(70) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

 大変美味しくいただきました。

[途中つくり手がもう一人いてそれがスザンナさん>>59だと何かのきっかけで知ったなら]

 本当においしいです。料理上手なのですね。
 後片付けは任せてください。頂いてばかりでは申し訳ないので。

[くらいは、気の利かないおじさんでも口にしたでしょう。
 食事を終えた頃、ラルフくんを見送った>>60>>61後のことでしょうか。
 スザンナさんの問いに答えたのは。]

 先程探しに出ましたが…見つかりませんでした。
 ブローリンさんはお見えになったのでなによりでしたが。

[彼がショクであることを、全く考えていないのでほっとしたと言った様子で告げたのでしょう。]

(71) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

なんかこうしてるとさ。
君と会った日に、山小屋に連れてってくれた時の事思い出すね。

[先導する年上の友達の背中は大きくて、それだって、あの日から変わらない。
あははと笑いながら、ふと過った雨の日を思い返した。

家をなくして直ぐくらい。僕の背は今よりずっと低くて、これから先の生き方も見えない頃だった。
僕はおかしいくらいの空腹に耐えかねて、店からパンを盗んだんだ。
勿論一文無しでさ。雨で泥濘んだ道を走って、逃げて、
やたら上背のある男にぶつかって――、それが君だった。

見逃してくれたんだったか、庇ってくれたんだったか。
とにかく僕は窮地を免れて、その兄さんに懐いたんだった。]

なつかしいなー。

[まさかこんなに長い付き合いになるなんてね。
でも僕は、この出逢いに心から感謝してるし、

だからこそ君をなんとしてでも助けたかったんだ。]

(72) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

ニコラスは、ウェーズリーとスザンヌ嬢へ朝の挨拶を。

2016/10/11(Tue) 00時頃


ウェーズリーは、スージーに、礼を言った。

2016/10/11(Tue) 00時頃


ウェーズリーは、ニコラスに、朝の挨拶を。

2016/10/11(Tue) 00時頃


【人】 採集人 ブローリン



 ううん、どうだろうね。
 ……元気に、なるといいけど。


[>>67"いつものように"返しながら、ひとつの扉の前で立ち止まる。
 先に行くブローリン、あとをついてくるラルフ。
 確かに、いつだかに、同じ光景を見た。

 自分よりも低い頭を振り返る。>>72

 お前に俺が怒ったように。
 ――きっとこれからすることに、お前は怒るだろうなあ。

 なんて、内心でぼやきながら。]

(73) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[一回りと言うにはちょっぴり近く、同年代というにはほんのすこし遠い、過ごした年月の差。
 その差が、生まれ持った血の濃さが、この卑怯な手段を選ばせるのだろうか。

  こっちの道なら、きっとばれない、なんて、ふたりだけで交わした小さな秘密。]


 そうだねえ、懐かしいな。

 ある意味、こういう生まれで良かったと思ってるよ。


[誰にも奪われない記憶を積み重ねて、生きていかねばならない。
 あの時、どこか馴染みのある少年とぶつからなければ、きっと、ただ"顔"だけを記憶した食材の一つでしかなかっただろうから。]

(74) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

― 広間 ―

[テーブルに並んだポトフはとても温かいものに感じた。]

 分からないものは仕方がないさ。
 結局、昨日は探しても見つけられなかったしね。
 ……少なくとも手紙の主は知っているみたいですが。

[集音器に皮肉を向けるように一つ、声を投げておくことは忘れずに。
それから、まずはスザンヌ嬢へラルフの分のも含めて朝食の礼を告げただろう。]

 それで、赤い手紙は今日もあったんですか?


[なんて、話題を振れば。誰かが手紙の行き先を教えてくれただろうか。] 

(75) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[扉を開けば、そこには椅子の上で主人を待つ、小猿の姿がある。
 その様子は普段とかわりなく、むしろ、肩から降ろされて待機を命じられたゆえか、有り余る元気を不機嫌に変換して、甲高く鳴いている。]



      ……。


      ちょっと二人で話がしたかったんだ。


       御免ね?

[ ――君の大事な宝石箱を掻き回す所業を、どうか赦してほしい。]

(76) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 愛人 スージー

[郵便やさんに料理を褒められれば、殆どラルフさんが作りましたのよ、と笑い。――いえ、本当はウェーズリーさんとお呼びするべきなんでしょうけれど。すっかり「郵便やさん」で馴染んじゃったのは内緒よ。

さてやがて、その問にも郵便やさんやガストンさんから答えは帰ってきたでしょうか。結果として、それはあまり、嬉しくもない答えだったのですけど。>>70>>71]

 ……そう、なの。
 ブルーノさんは、ともかくとして。
 あの女の子は心配ね。
 
[だけど、口に出せずにいる。
彼女が、"記憶を奪われてしまったかもしれない"ことを。そしてもしかしたら"誰かに密告された"のかもしれないことを。]

(77) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― 古ぼけた記憶 ――

[母さんは、僕のことを度々忘れた。

『この子はどこの子?どうしてここにいるの?』

つい昨日、明日はコーンパンを焼こうって約束してたのも全部なかった事みたいに、
不安でいっぱいのまなざしを僕に向けて、父さんに縋り付く母さんに、何度泣きついたか思い出せない。

それが父さんと母さんの"愛のカタチ"で、
僕は母さんに"大事な記憶"を作るために出来た子だったんだと後から知った。
それでも確かに僕を愛してくれていた。
それでも確かに二人は愛しあっていた。

……忘れるのが前提の家庭なんて、あっという間に崩壊してしまったわけだけれど。]

(78) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[母さんは記憶を失った影響で、
自我の整合性が取れなくなったとかで壊れてしまった。
僕のことじゃない大事な記憶も、飛ばしてしまったらしかった。

桟橋から飛び降りたと僕に告げたのは疲れた目をした父さんで、
父さんは何をしてやらかしたのか、もうこの街にいられないと言った。

だけど、僕を連れて行くことに頷いてはくれなかった。
理由は知らないけど、純血のショクにしかわからない都合があったのかもしれない。
母さんが度々僕を忘れるのが悲しくて、寂しかったから、僕は父さんによく懐いていた。だから、また泣いたんだけど。
二人で練習していた耳を通さない内緒話で、僕に言った。]

(79) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[いつかこの街が俺を忘れる頃、必ず迎えに来る。
だから生き延びるんだ。
"ショク"の数少ない生き残りとして、足掻いてくれ。


……今となっては、それが本音だったのかもわからない。
もっと稼ぎやすい他の街へ行く手段もあったのに、ずっとここに留まっていたのは、それが理由。
年端もいかない僕は生き延びる方法もわからないまま一人になって、
泥水を飲んで、ものを盗って、ごみに埋もれながら大きくなった。

その中で"彼"と出逢えたのは、まさに宝石を拾い上げたようなものだったんだ。

――僕を僕たらしめる、呪いのような、大事な記憶。]

(80) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 森番 ガストン

[──"さあ、今日は誰の記憶が無くなるのかな?"

楽しんでさえいると感じられる書き文字。

郵便屋(>>71)の声に耳を傾けながら、手紙を畳み。
訊ねたニコラス(>>75)にその手紙を差し出す。
見つからなかったという言葉と、手紙の内容。昨日の、ヴェスパタインという名前の人も見つかっていないのだろう。
そうやっていつの間にか人が減る。ショク候補として主催側に連れて行かれたのか、ショクに記憶が喰われたのか。分からない。

心配だというスザンナの言葉(>>77)に頷いて、皿を平らげた]

(81) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 愛人 スージー


 ……赤い手紙はあったわ。
 ほら、そこ。
 「今日は誰の記憶が――」なんて書いてある。


[テーブルの端にでもあったでしょうか。ニコラスには>>75、赤い手紙の内容を告げましたわ。やがて食事が終われば「ごちそうさま」と呟いて。]

 ……私、あの子を探しに行ってみるわ。
 もしかしたら、どこかに居るのかもしれないもの。

[そうしてひらり、ひらり、と出て行くでしょう。でも――結論から言うと。ショクの存在も、彼女の行き先も。私には、わからなかったのだけど。]

(82) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[やがて知るのは、二人の姿が消えたこと。
眉根を寄せたくなるような、手紙が新たに置かれていたこと。
先程話してたペラジーが言うように、ブルーノがショクでないならば。]

 
 ――なるほど。
 密告しても、その者がショクでなければ、
 ここからは出してもらえないということか。


[明確になった事実を、静かに落としただろう。*]

(83) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 愛人 スージー

[ふと、出て行く前に聞こえた言葉。ニコラスの「密告しても、その者がショクでなければ、ここからは出してもらえないということか。」が不意に引っかかる。>>83]

 ……密告、しても?
 ニコラスさんはどなたかを密告したんですの……?

[だって私には、2人が密告されたのか、ショクに記憶を奪われたのか、わからなかったから――]

(84) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[>>73 口ごもる友達に眉根を寄せて背中を小突いた。]

なぁ、君。様子がおかしいったってさ。
それまでジルが何してたのかちゃんと見てたんでしょ?
……なんにも心当たりないわけ?

[あれ、妙だな。
確かにブローリンなら、僕なんかよりずっと小猿の体調なんてよくわかってるはずだよね。
ようやく湧き出た違和感に更に首を傾げるけど、
違和感よりも、彼を信じるのだって、昔からの僕の癖。]

お互いね。
……僕もあれだけ苦労してなきゃ、君と知り合ってなかったんだ。

[視界いっぱいに天井を映しながら、頭の中では、二人で進んだ裏道と、必死で登った無骨なネットが広がってる。
向き直せば彼もこちらを振り返っていて、歯を見せて笑ってやった。
ジルの体調はどうだろう。]

(85) 2016/10/11(Tue) 00時頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/10/11(Tue) 00時頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

[やがて現れた面々に遅ればせながら朝の挨拶を。
 そして手紙のことを問われたなら>>75

 ええ、どうにも。
 さあ、今日はだれの記憶がなくなるのかな と。
 それだけだったようです。

[簡単に答えたでしょう。
 そしてスザンナさんからの返事があれば>>77

 本当に。心配してもらって、気遣ってもらって。
 もらってばかりでした。お優しくていらっしゃるので、心配です。

[彼女がショクなのかもしれなかったと思わなくはないです。
 けれど私にとっては、優しい人でありました。裏の顔は知りませんでしたので。
 ただただ慈悲深く、信仰心の厚い方という印象のままで。]

(86) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 森番 ガストン

[密告について口にするニコラスとスザンナに、顔を上げる。
あの投書箱のことだろう。
自分があの箱を使う予定はまるでなく、意識していなかったが。

食べ終えた己の食器と、スザンナの食器(>>82)を重ねて片付けながら、二人の会話に耳を澄ませる]

(87) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[>>76 開かれた扉の向こうに飼い主よりも先に入り込むと、そこにいたのは行儀よく椅子に座り、良い子でご主人を待つ小さな友達。
耳に通る鳴き声もその様子も、ちっとも不調には見えなくて……、]


…………あれ。
ねえブローリン、一体どこが、

――……!?


[ごめんね。
ごめんって、何に?

ここまで来れば頭の悪い僕でもさすがにわかる。

謀られたんだ、――って。]

(88) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[扉を閉めて、先に>>88室内へ滑り込んだ後ろ頭を見る。
 掻き上げた前髪が、さらりと瞼をくすぐった。

               "食事"
 青い眼は、ただ真っ直ぐに――"友人"を、見ている。]

(89) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[彼の身に流れる、半分だけの"同胞"の血ゆえか、真っ直ぐに視線を合わせても"アクセス"は遅い。
 それが何かも知らないままで、ひとつ、抜き取っていく。]



      俺はお前を友達と呼べて幸せだった。

                  <さよなら。>

[ これできっと、ラルフは"ショク"の疑いから解放される。
  さんざん踏み躙られた心をこの足で踏みにじることになってしまったけれど。

 生きてさえいれば、
 新しい"友人"を探しに、この広い世界を歩いていける。
 自由さえあれば、どこへだって、行ける。]

(90) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[スザンヌ嬢の声に顔を上げれば、はい。と肯定の答えを一つ>>84。]


 はい、ブルーノさんの名前を書きました。
 ……ただ、彼らが望む密告の内容ではなかったかもしれませんが。


[それは耳を傾けていたガストンや、その他にも耳をそばだてる者が居れば、十分に聞こえる声だっただろう。*]

(91) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[言葉はどこまで届いただろう。
 いずれ何もかもが、靄に包まれて――そのまま、その身が崩れ落ちたなら。

 歯噛みした奥歯が、ギチリと嫌な音を立てて軋んだ。

 しゃがみこんで、組んだ両腕を額に当てる。
 ――悲しいほどに、それは祈りの姿に似ていた*]

(92) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

ニコラスは、ガストンから受け取った赤い手紙を封筒に戻した。

2016/10/11(Tue) 00時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[密告の話が出た事によって
広間の空気はとても固いものになったように思えた]

 えっと

 そ、そう、ミッコク!っていう飲み物が……
 ない、よね。

[彼が誰かを疑ったという事実は誤魔化しようもない。
けれど]

 ……はやくみつけなきゃ、
 終わらないん、だよね。

[こういう時、元気に明るく。
それが自分の役割の筈なのに。

落ち込んだように投票箱を見つめていた]

(93) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


――――ど、して。

何も心配するなって、策はあるって、
君、そう言ったじゃないか。


[怒気を隠してなんかやらない。
僕でもわかる。彼がどうするつもりなのか。

でも、ブローリンが優しいのは、僕が誰より知ってる。

――ひとつ気掛かりなのは、この後のことだった。
これから僕がいないままで、大丈夫だろうか。
いつも僕が心配かけてばかりなのは知ってるけど、お互い様でしょ?

君だって、いつも無茶をするんだから。]

(94) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

【人】 愛人 スージー

[「ブルーノさんの名前を書いた」>>91
これを聞いた時、私はどんな顔をしていたでしょう。

怒り?悲しみ?
いえ、私の中で
「ああ、ブルーノさんがショクならいいのに」
そんなことを思ってしまった感情には気づきたく、なかったですわ*]

(95) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


随分自分勝手に言ってくれるね。
残念だけど、――僕は君を忘れたりなんかしてやらないから。


[僕にはきっと、それを上塗りしてしまう記憶があったはずだから。

でもまあ、なんでもいい。

君にあげるよ。
こんな、がらくた山の中で見つけた、小さな煌めきでもよいのなら。
また何度だって拾えばいいんだ。
宝物の一つや二つ、惜しくない **]

(96) 2016/10/11(Tue) 00時半頃

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