人狼議事


208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】

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視点: 人


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が1人、囁き狂人が9人、人狼が1人いるようだ。


【人】 かみさま パルック

皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。
この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。

…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。

(0) 2014/12/24(Wed) 05時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 大浴場 ―

[  ちゃぽん  ]

[アルコールを入れた直後の身体で湯に入るのが危険、というのは承知の上。
湯船に浸かる身体の体温がぼぅと上がり、視界が揺らぐ。

酔いが回れば頬を染めるに留めていたものは白を朱に変える。
誰もいない空間。
微睡む意識に思い浮かべる日々の光景は夢のように朧げ。

掌で掬う湯は隙間から零れ落ち、また水面に波紋を広げて静を成す。
ここで過ごす日常のように。
何が起きても、日が経てば消えてゆく]

(1) 2014/12/24(Wed) 06時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[  ――す、と二色の瞳を瞼の内に伏せた。

ここに住まう人間――否、
吸血鬼たちは日々を思い思いに過ごしている。

欲で一時の暇を満たす者
従順にこの時が終わるまで待つ者

ボクは何方も嫌い。
だが一方で何方にも憧憬のようなものも抱く。
他人との調和と関わりを持とうとする彼等に。
ボクには出来ないから。やり方を知らないから]

(2) 2014/12/24(Wed) 06時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[ 『天使ケヴィン』

先ほどケイイチが見たのはこれの挿絵。
天使と名乗る黒人が、助けを請いにきた老人の前で酔いつぶれている様子を描いている。
一見下らない絵には見えるだろうし、内容も賛否はあるだろう。

それでもボクはこの天使の像が酷く滑稽であること。
其の様が言い得ないほど好きだ。

下らない自身の情を乗せた言の葉>>0:268の意味もまた
無意味で無駄なものかもしれない]

(3) 2014/12/24(Wed) 06時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[――浅い呼吸を繰り返し、鼓動が五月蝿くなって来た。
紅に姿を変えた天使は


 思考を銀糸と共に湯に散らばして、

    鬱陶しいというように意識を手放す]**

(4) 2014/12/24(Wed) 06時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 06時半頃


【人】 半の目 丁助

 良い食事っていうのは良い空腹から
 始まるものだよ、犬っころさん。

[暗に好い情事もまた好い渇望から……と示唆して何時もの笑みを浮かべる。
頬に口付けされれば「止めておくれよ」なんて文句。あっしは西欧人でないから、そんな些細な唇の触れにも動揺してしまうんだよ。

差し出された手には目をぱちくり。>>0:293]

 なんだいそれ。
 もしかしてあっしを女扱いしているのかい?

[眉をきっと上げて彼を睨み付ける。]

 勘違いしないでおくれ。
 閨の中でそうだからって、
 あっしは女になった積りは無いよ!

(5) 2014/12/24(Wed) 07時半頃

【人】 半の目 丁助

[そして勢いの侭に差し出された彼の手を握る。]

 でも、今回はお前さんの手が冷えてて
 可哀想だから握ってあげる。
 次からは気を付けておくんな。

[つんと顔を逸らして言い訳を。]

 ほら、さっさとおしよ!

[早くえすこぉととやらをしておくれよ、愛しい人。*]

(6) 2014/12/24(Wed) 07時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 07時半頃


半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 07時半頃


宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 07時半頃


石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 08時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……馬鹿正直に話したきゃ話せばいいじゃねぇか。
 珍しいことでも、ない、……

[例えば二人まとめて風邪を引いたとして。
その原因を明日以降、覚えていられる保証はあるのだろうか。
包帯を変える手付きこそ覚えていれど、交わした会話は覚えていない。
きっとこれも、そんな風に忘れてしまう事の一つになるのではないだろうか。

そんな予感を振り払うように、目を閉じる。目を開く。

どちらが衝動に負けているのか、もう、わからない。
強制力のない懇願は、その返答>>303に振り払われる。
それに向けた視線は、僅か不満の混ざるものだった。
けれど、続く言葉に一瞬だけ瞳は丸く見開かれて。]

 ―――……、あ、ァっ、

[何と返すか躊躇っているうちに、肌に刻まれる赤い跡。
包帯を避けるように残された朱に、かっと肌が熱くなる。
そんな風に熱を帯びた肌に唇を押し付けられていれば、男女の交わりとは違う、愛撫を受ける側であっても熱は集まるというものだ。]

(7) 2014/12/24(Wed) 09時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 仕、置き、……?

[ぼうっとした声で、クアトロの言を繰り返して
下衣を寛げさせる動きに、自ら腰を浮かせ、早く開放を、と無言で強請った。
クアトロ以外。そう、今は、クアトロだけを。

これからも、と、彼が内に抱くとは知らず、見下ろすのは白いバンダナの巻かれた腕。
汚すぞ、と静止することもできないでいれば、そっと指先でその結び目に触れた。]

 ……っ、そんな、……焦らすな、よ…… 
 あ、っ、 ……あ、 ァ、

[声を跳ね上げ、身動ぐ度に、背の方でじわり、じわりと滲む感覚。
伸ばした指先を見上げる瞳の方へと伸ばせば、普段はバンダナの下にあるその髪に触れた。

堪え性は、元より無い。
熱を放ったのは、その口の中だったか、外だったか、―――それとも寸前に堰き止められたか。

何れにしろその唇が離れたならば、次は自分の番だと言わんばかりに、荒い息の中、姿勢を入れ替えるよう促しただろう。
されるばかりは、性に合わない。*]

(8) 2014/12/24(Wed) 09時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 09時頃


【人】 紐 ジェレミー

 ああ、そうだね

[>>5嗜める言葉に、困った表情で笑いを返し。
内にある昏い思いを見透かされた気がした。]

 恋人みたいでしょ
 抱かれようとしてた人が
 それくらいで、変なの

 ふふ、それとも、あなたの手管?
 俺の好みだよ

[頬への触れに照れる様子がやはり、初々しく見えた。何人にそうしたの?とは問わず。どうせ聞いたところで自分は忘れるなら、嫌なことは聞きたくない

手を差し伸べたら、怒られた]

 だって、こうしか
 扱いは知らないんだもの
 

(9) 2014/12/24(Wed) 10時頃

【人】 紐 ジェレミー

[不満げに伝えれば、彼は一転して>>6

嬉しそうに笑って見せて
扉を開け、再び彼に手をのばして

温めてくれるというその手を今度は掴むことができた。
その身を引き、廊下へ。]

 肘を差し出して、腕を組むとこだけど
 それはあんまりかな?

 横に並んで歩くことを許してもらえる?

[ 普段そんなことは問わない。
勝手に並ぶし追い越す。敢えて恭しく。

掴んだ手を引き、ふらつき腕の中にきた彼の額に口付けを落としたあと、名残惜しげに手を離し、そして食堂へと向かう。]

(10) 2014/12/24(Wed) 10時頃

【人】 紐 ジェレミー

─朝・自室─
[食堂のやりとりはどの様なものだったか

いつもより少し早く目が覚めた
どれだけ食べても食べなくても体型が変わることはない。常に今を維持しようとする記憶と体。

ため息をつき、ベッドから降りると、
昨日行きかけたままの談話室へと向かう

が、途中

浴場に続く廊下から蒸気がこちらまで届いている。誰か扉を綺麗に閉めていないのだろうと、中を覗いたその先>>4 ]

 …このまま沈めたらだめかな…

[不愉快そうに眉根を寄せ。]

(11) 2014/12/24(Wed) 11時頃

【人】 紐 ジェレミー

─浴場─

[関わるのが面倒な、誰彼構わず不機嫌を隠さない上位の者。まあ、自分も大差はないのかもしれない。]

 くそ、服が濡れるのはめんどいな…

 おい、起きろ
 でないと引きずりだしてタイルに転がすぞ

[言いながら、肩を掴んで白い体を湯から引き上げ、言葉通り冷たい床に転がしてしまう。案の定、服はびしょ濡れだ。

いまいましげに舌打ちをする。]

(12) 2014/12/24(Wed) 11時頃

【人】 紐 ジェレミー

[女性めいた顔立ちに、白い体。それが湯でほのかに桃色に染まっている。造形は美しい。

備え付けのバスタオルを彼にかけて
こうしておけば時期に体は冷えて目を覚ますだろう
主人に一言伝えておけば彼が介抱するだろうか]

 死にはしないだろ
 勝手にあとはどうにかしろ

[気を失ったままの彼に自分の声が届いたとは思えない。仕方ない、主人に一言伝えておこうとその場を後に

この時間なら主人は厨房に居るだろうか
浴室に人が倒れてると彼に伝え *]

(13) 2014/12/24(Wed) 11時頃

【人】 紐 ジェレミー

─談話室─

[どうも自分が談話室へ行くのを何かが常に邪魔をしている気がする。悔しいので、濡れた服のまま談話室へ向かい、どっかりとソファーに腰掛け。

ガウンだけで徘徊するやつがいるのだから、濡れた服くらい可愛げなものだろう。

暖房の効いた暖かな部屋ならすぐに乾く

部屋を一瞥したあと
結局目を惹くものはなくて、
時間を唯一教えてくれるあの鈴の音

あれが聞こえるまでと目を閉じ*]

(14) 2014/12/24(Wed) 11時頃

【人】 保険調査 ライジ

 ―夜:自室―

[>>287 左右対称でなくなった笑み。兄ではなくライジと呼ぶ声。
鈴の音はそのままに、纏う面が別なものへ変貌する様に色好い既視感を抱く]

 そうであった。
 一度こうなると、お前はなかなか満足しないからな。

[有り余る時を費やすが為、他者を求めるのは此方も同じ。
そこに他の目的があろうと知ったことではない]

 ……良い声だ。
 もっと啼かせてみたくなる。

[>>288 預けられた身体の上、己を見上げる顔を眺め、
細い顎へと手をかける。
眸に宿る熱の耀きに魅入られ、男の芯にも熱が灯る。
それでも焦らすよう、顎にかけた手指で唇をゆっくりとなぞり、
蜂蜜色か鈴音が再びの強請る様を訴えてから――と。
堪えきれなかったのか噛み付かれれば、眉を顰めながらも笑み零し]

(15) 2014/12/24(Wed) 12時半頃

【人】 保険調査 ライジ


 行儀が悪いぞ、ニコラス。

[愉しげな声を出して唇を食む。
徐々に深さを増し、音立て貪るように。

直に覚束なくなる記憶だとして、この時ばかりは甦る。
この味も触りも熱も。
生と死の狭間のようなこの場所で、ひと時の煌き]

 お前はいつも、上手そうな匂いがする。

[夜着の下に腕を差し入れ、滑らかな肌を堪能する。
仄か香る柑橘と彼の匂いを吸い込んで。
爪先まで神経の行き届いた身体は何度抱いても飽きることなく。
男の中心は既に硬く滾っている]

(16) 2014/12/24(Wed) 12時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[未だ吸血鬼としては若年の、
この青年の持つ野望の火がいつまでも無くならなければよい。
青年の背に覆い被さり獣のように求める間、脳裏を掠める思考。
やがてそのような考えを巡らす余裕も無いほど、
行為へと没頭していった*]

(17) 2014/12/24(Wed) 12時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 12時半頃


【人】 半の目 丁助

[「俺の好みだよ」だなんて。>>9
歯が浮くような台詞をよくもまあ次から次へと思い付けるもんだ。
あっしには袂で顔を覆い隠しながらこう言うので精一杯。]

 あっしが口吸いを交わすのなんて
 お前さんが初めてだよ。

[記憶が不確かでも其れは真だと誓える。

顔を隠していた手で彼の手を掴んだその瞬間。
何だかその温かみに覚えが有るような気がしてはっとなる。
その感覚の正体を確かめたくて彼の顔をじっと眺めてみようとした所で、手を引かれ思わず身体がふらつく。
そんな積りも無いのに彼の腕の中に収まる事になった。

自分の額に接吻を落とす彼を上目に見つめる。
「若しかしてお前さんとこうするのは初めてじゃないのかい?」
本当はそう聞きたかったのだけれど。]

(18) 2014/12/24(Wed) 12時半頃

【人】 半の目 丁助

 ねえ、お前さんはどんな食べ物が好きなの?

[食堂にて切り出した会話。
すぅぷを温めて、冷めても主様の食事は美味しいと舌鼓を打っていた時の事。
彼の事が知りたくて、なんて懸想する少女のような事を思っている訳じゃあないが、彼と何でも良いから会話を交わしていたくて話題を差し向けた。]

 あっしは主様の作る物なら大概好きだがね。
 辛い物だけは如何にも苦手でね。

 ほら、何時だったか饗されたすぱ……なんたらいう
 奴に入っていた赤い……何だったかをうっかり
 口に含んで仕舞った時は大変な思いをしたよ。

[あれは一週間前のことだったか、一ヶ月前のことだったか、一年前のことだったか……今では其の料理の名前もはっきりしないが、あの苛烈な舌に残る辛味だけは強く記憶に残っている。]

(19) 2014/12/24(Wed) 12時半頃

【人】 半の目 丁助

 それで、続きだったね。

[食事が終わる頃にやっと彼の道中の囁きに答える。]

 ねえ、明日は朝餉が終わったら浴場で湯浴みを
 しようと思っているんだ。
 朝早くから湯を浴びたらきっと気持ちいいだろうね。

(20) 2014/12/24(Wed) 13時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 13時頃


【人】 宝飾交易 黍炉

[吸血鬼の用意する朝食は簡素だ。
カフェオレにクロワッサンにビスケットがいくらか。
彼にとって朝食とは軽く済ませる物だ。
用意に時間をとらないので朝が苦手な吸血鬼も二度寝が出来る。]

 おや、ジェレミーどうした?

[珍しくこんな時間に厨房に姿を現した我が子が伝えたのは、浴場で人が倒れているとの報せ。>>13
一にも二にもなく吸血鬼は朝食の用意を放り出して、浴場へと向かった。]

(21) 2014/12/24(Wed) 13時半頃

【人】 宝飾交易 黍炉

 ジリヤ……!

[タイルの上にバスタオル一枚で打ち捨てられている彼を見ると、吸血鬼は彼の元に駆け寄り、冷えないように身体に着いた湯を丹念に隅々まで拭いてやった。
その間に彼は意識を取り戻したろうか。

その如何に関わらず吸血鬼はジリヤを横抱きにすると、彼の部屋に寝かせてやろうとそこへ向かう。
その間ジリヤが身に付けているのは勿論バスタオルのみだ。]

 風邪を引いていないか?具合は大丈夫か?

[吸血鬼は横抱きにした姫に心底案じているといった声音で尋ねた。*]

(22) 2014/12/24(Wed) 13時半頃

【人】 石工 ボリス

─ヒューの部屋─

 珍しいことでもないんは…確かにのぉ。

[それでも話したくないこともある、とは謂えずにいた。
 忘れてしまうだろう、日々の些細な出来事は忘れてしまうのが吸血鬼の性だと教えたのは館の主。
 だからこそ謂える言葉と、だからこそ謂えない言葉とがある。]

 ────ヒュー…

[落としたのは痕、彩る朱の花弁。
 忘れても明日、きっとそれだけは残るもの。
 熱が集まり赤くなる肌を撫でては、いとおしそうに名前を呼んだ。
 何人目ともわからない、初めての男。
 それでも良いと謂ったのは今日が初めてなのか、それさえ忘れてしまったひとつなのか。]

(23) 2014/12/24(Wed) 14時頃

【人】 石工 ボリス

[滲む紅、巻いた白、つけた朱。
 靄が薄い今なら何かインスピレーションが降りてきそうだと思ったが、それはまだ遠く。
 仕置きと繰り返す言の葉も、初めて聞いたのだろう嬌声も、男を鼓膜から震わせる。]

 ん、ンッ──… ……、…早いのぉ

[咥内に広がるものを願い通りすべて『吸って』から、喉をならして笑う。
 揶揄もまた愛しさの裏返しではあるが、これも記憶の中で埃のように積まれては消えていくのだろう。]

 こぉら、仕置き謂うたじゃろ?

[堰止めたのは射精でなく、荒い息のまま入れ替わりを促す彼自身。
 ぺち、と額を軽く叩いて瞳を見詰める。]

 だあめ。
 『また今度』な?

[来るともわからない。
 忘れらるる未来の約束を落とす、仕置き。]

(24) 2014/12/24(Wed) 14時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 14時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 っは、ぁ、……
 ……ッぁ、 あ、 ――――― ……、

[果てる瞬間上がるのは、一際高い声。
その唇の向こうに放った熱を飲み下すのを見下ろすようにしながら、荒い息のまま体を起こす。
貼りついていた背のガーゼが、包帯の内で剥がれていく。
その感覚に眉を寄せながらも、熱のまわった上体を起こした。]

 ……次、交代、
 俺ばっかじゃ不こ……

[不公平だ。
そう告げようとした言葉が途切れたのは、額を叩く軽い衝撃によって。
先程まで熱を孕み、見上げる視線を潤ませていたのは何処へ行ったか。

ぱち、と呆気にとられるように瞬く。]

(25) 2014/12/24(Wed) 15時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[繰り返される、「仕置き」の言葉。
付け加えられる、「また今度」の言葉。

僅かに眉を寄せれば、大袈裟に溜息を一つ。]

 ……物覚え悪いの、わかってるくせに。

[わざとらしく、唇を、尖らせる。]

(26) 2014/12/24(Wed) 15時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……悪い、 ……今日は寝る。
 『また今度』……続き含めて全部、しようぜ。

 ……包帯変えて。

[そう告げて、顔を寄せれば頬に唇を押し当てる。
挨拶のように、触れるだけで離れれば、首を傾げて返答を待つ。

どうせ包帯の結び目は、自分じゃ上手く解けやしない。*]

(27) 2014/12/24(Wed) 15時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 16時頃


【人】 許婚 ニコラス

─夜・ライジの部屋─

──…ふ、ッん……

[行儀が悪いと咎められた>>15>>16>>17ところで、既にそれは言葉遊びの範疇か。
特に気に掛ける訳でもなく歪んだ笑いだけ浮かべて返す。
それよりも唇をなぞりなぞり、焦らされたなら、こらえきれずに自ら彼の唇を奪う。
視界の届かぬところで、もう中心が熱を帯びているのは寄せた肌の感触で知り得るもの。
何故我慢をするのかと、余韻を愉しむ意味を見出せぬ己は。
甘美な馳走を目の前にして、ルールやマナーを取り払っている今は我慢出来ない粗野な輩に成り下がり。
交わす甘味さえ感じる唾液の味と、間近に感じる己の纏った柑橘の芳香に紛れる彼の匂いと、耳に届く淫らな意味を持つ水音と、それにあてられて上がる体温とに酔うようにして。
晒された彼の肌の形をなぞるよう、優しく、柔らかく、胸から脇腹を通りその背へと指を滑らかに滑らせながら。]

(28) 2014/12/24(Wed) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス

そう、心掛けていますの。
何時でも、美味しく食べてもらえるように。

[匂いは強くなく、仄かに香る程度で心地良さのあるものを常に選ぶし、時折何故怠ったのかは判らなくなるものの、意識の繋がるこの身は何時でも磨き上げている。]

ライジも、とても美味しそうね?

[唇を交わす合間、その端に僅かな光を讃える唾液もそのままに、彼の髪に手をゆっくりと梳き入れて。
相手の感触を確かめるように抱きしめる間にすっかりと硬く形を変えた下腹部の芯の先端を、空いた方の指先でそっと捉え、様子を窺うように問い掛ける。]

これを、食べたい…貴方に食べさせて欲しいの。

(29) 2014/12/24(Wed) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス

[うっとりとした呟きは、頭の中と似て何処か茫洋とした夢見心地の響きで。
彼がそのまま己へと体重をかければ、抗う素振りも見せず素直に身体を倒して、シーツに寄る皺を波に見立てて白い海に彼と溺れよう。]

あ、あ…ッ──

[感じれば素直に、彼の好む鳴き声で啼いて。
それでも快楽に酔う身体のその奥で求めるのは、彼の持つ血の濃さなのだが──。*]

(30) 2014/12/24(Wed) 16時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 16時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

― 翌朝 自室 ―

[良くない夢を見た。
けれど、その夢の内容すら曖昧だ。

曖昧なのは、夢の事だけだろうか。
昨晩、交わした言葉がもう、曖昧だ。
相手がクアトロであったことは、覚えているのだけれど。

寝台の上、そんなようなことを考えながら体を起こしたのはきっと朝食のベルが鳴るよりずっと前。
昨日立てた、今日の予定を思い出しながら寝台から抜け出る。

洗い物を入れた籠を抱え、早朝の空気の満ちる廊下を行く。
下位の者に頼むという発想は、無かった。
働く事の方が性に合っている。
それはきっと、此処に来る前からもそうだったのだろう。

裏庭に出れば洗濯道具を引っ張り出し、朝陽の元、汚れたシャツを手で洗っていく。
自分がここに来て、何年が経っているのだろう。
洗濯道具だって、もっと便利なものが登場しているのだろうが、気付けば手に馴染んだ方法を用いていた。]

(31) 2014/12/24(Wed) 16時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[深い紺のシャツを、洗剤を溶かした水へと浸す。
黒く固まった血液が、じわりと溶けては泡に紛れていった。]

 ……借り、返さないと……

[誰かに、貸しを作っていた。
ただそれだけを断片的に思い出せば、慎重にその糸を手繰ろうと試みる。
せめて、誰が口にしたのかという事だけでも、思い出せれば。

けれど、細く弱い記憶の糸が切れてしまえば溜息を一つつく。
無駄だと、わかっている。
いつだって、そんな風に忘れていくのだから。

ゆるりと首を一つ横に振れば、紺に紛れてしまった黒い赤を洗い落とすべく、洗濯作業へと没頭していく。*]

(32) 2014/12/24(Wed) 16時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 16時頃


【人】 石工 ボリス

[甲高い声は、記憶に刻み込む。
 熱に潤む瞳も、呆気にとられた顔も、他の表情もまた深く。
 拗ねるような顔も。]

 ……おー、換えよか。
 変な声出すなよー、我慢できんなるけ。

[挨拶のような口付けに、擽ったそうに笑えば。
 固く結んでいた結び目をほどいて、包帯を交換し始めた。
 背中も、腕も、濁る紅から綺麗な白に。]

 おまじない。

[傷のない肌に柔らかなものが触れて、そう告げるのも昼と変わらず。
 そして包帯の上から腕に巻き付ける、バンダナ。
 不思議な顔をされても、頭を撫でやって誤魔化した。]

(33) 2014/12/24(Wed) 16時頃

【人】 石工 ボリス

[寝るといった彼を寝台へと横たわらせ、寝息が聞こえ出すまでは傍にいよう。
 そして朝が来る前に、男はその部屋の扉を抜ける。

 そっと、額に口付けを落として*]

(34) 2014/12/24(Wed) 16時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 16時半頃


【人】 宝飾交易 黍炉

[吸血鬼はジリヤを彼の部屋の寝台に寝かしつけると、朝食は摂れるか、運んできてやろうかなどと甲斐甲斐しく尋ねた。

その後吸血鬼は厨房に戻って朝食の用意を終え、今日はいつもより少し遅い時間に鳴ることになった鐘の音を響かせる。

リンリンリン。]

(35) 2014/12/24(Wed) 16時半頃

宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 16時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

 成程。

[まあ、そうだろうとは。>>1:296
文字を”音”で聞き取るから読む、書くという習慣が余りなかった。これは此処に来る前からだろうか。以前を覚えていないから比較の仕様がなかった。
そしてその性質上無音、又は静寂というものが伴わないわけで。]

 墨と硯が削れる音も、筆が紙に乗る音も
 ――嫌いじゃない。

[紙が写し出す文字は彼の性質がよく表れたような落ち着いたものだ。]

(36) 2014/12/24(Wed) 16時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 16時半頃


【人】 許婚 ニコラス

─朝─

[そういえば、ライジの部屋へ行ったのは何故だったろう。
そんなことを思いながら意識を浮上させたが、身体は泥に沈み込むよう。
陽光を遮るように厚く垂れ下がったカーテンが、それでも抑え込めない太陽に、暖色に染められているのを視界の端に留めれば、記憶に残るのは昨晩の交わりのみ。

白い消毒液は何処に転がって行ったか。]

……あぁ……

[呻くように漏れた声は、音を明確に発することが出来ずに掠れて空気に溶ける。
持ち上げた瞼の重さと、腫れぼったさに、一度湯浴みをしたいと思ったけれど。
今身体が求めるのは疲れた身体を癒す為の眠りのよう。
不老な筈なのに事後の倦怠感は残るのは不思議だと思うが、それを思うのが初めてなのか何度目かなのかさえわからないまま。
再び温い微睡みに包まれて──。*]

(37) 2014/12/24(Wed) 16時半頃

【人】 半の目 丁助

ー自室ー

[>>35鈴の音で意識が覚醒した。
ううんと伸びをして、べっどから起き上がる。
昨晩は確か血のように赤いワインと共に薬を飲んでから寝たのだっけ。
少なくとも薬を欠かす動機は無いのだから多分飲んだのだろう。

伸びをした際に捲れた左腕に「朝餉の後湯浴み」と墨で記してあるのが見えた。
こんな事しなくても木乃伊くんじゃあるまいし昨日の事くらい忘れないのに、と昨晩の自分の行動を笑う。]

 嗚呼、朝餉の刻か。
 向かおうかね。

(38) 2014/12/24(Wed) 16時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 16時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

― 晩 自室にて ―

 ん。……あとついでに、軽くで良いから汗拭いて。

[布はそこ、新しい包帯はそこに、と其々の方を指差して。
図書館でそうする様に、寝台の上に腰かけたまま、背を向ける。

解かれる包帯、露わになる背。
ガーゼをあてる手つき、包帯を巻く仕草、これらの感覚は、よく知っている、覚えている。

触れた唇に上がりかけた声を飲み込めば、灰のシャツに袖を通す。
その最中、腕に巻いたままのバンダナの存在に気付くだろう。
いいのか、と、視線で問うも、言葉が得られなければ詮索はしなかった。
促されるままに、寝台へと横たわる。]

 ……部屋、戻っていいぞ、

[そう告げるも、きっと彼は部屋を出ない。
観念したように目を閉じれば、寝息が聞こえだすのも直ぐだろう。
額に触れた唇に、くぐもった声にならない音を発して。]

(39) 2014/12/24(Wed) 17時頃

【人】 石工 ボリス

─翌朝─

[朝起きて、最初に感じたのは違和感だった。
 寝起きに頭を掻いて、バンダナがないことに気づく。
 昨夜ヒューの腕に巻き付けたことを思い出して、更に違和が膨らむ。
 『何故』そうしたのかを覚えていたからだ。
 毎日記憶がリセットされるわけではない。
 が、あまりにもいつもより鮮明に思い出せたのだ。]

 ……何をしとんかね、わしゃ。

[固い髪を掻きむしる。
 理性で止められなかったのは、薬を飲まなかったせいだろうか。
 ぐるぐると考えているところで、朝食の鈴がなった。]

(40) 2014/12/24(Wed) 17時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 17時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

― 朝 裏庭 ―

[裏庭の一角、適当な木にロープを張れば、洗った服を干していく。
残り半分といったところでベルの音が聞こえれば、自然、手は焦るものとなるだろう。

それでも、地面に落とすといった失敗はせずにすべてを干し終われば、捲っていた袖を解く。
その片腕、包帯だけでないものが結わえられていることをようやく思い出すか。]

 ………

[あの時、このバンダナを腕に巻いた彼の真意はわからない。
貰ってしまってもいいものなのだろうか、それともこれは借りたものだったか。
どうしてこうも、記憶が曖昧なのだろう。
他の者よりもずっと、ずっと記憶が残らないのは何故なのだろう。

脳裡に甘く響くのは、吸血鬼の「忘れてしまえばいい」という、幼子をあやすかのような言葉。

結び目に軽く触れ、暫し浸るように考え込んだ後。
袖を元のように戻して、掃除道具を戻しに向かう。
開いた襟の奥、鎖骨に残る紅い跡は未だ、思い出せず。]

(41) 2014/12/24(Wed) 17時半頃

【人】 石工 ボリス

─談話室─

[昨夜は簡易サンドウィッチを食べた、だから朝昼抜かしたところで問題はないだろう。
 主の手のこもった朝食に目もくれず、誘われることなく
 男はふらふらと談話室のソファに座り込んだ。]

 だ、る。

[体が少しばかり、重い。
 薬を飲まなかった影響だろうか。
 それとも、宣言通りに風邪でも引いてしまったのか。

 掲げられた絵を見上げて息を吐き出す。]

(42) 2014/12/24(Wed) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

― 食堂 ―

[食堂まで早足で向かえば、いつも通りの定位置に腰かける。
隣席に、いつもの姿は既にあっただろうか。

椅子につけば、皿に乗せられたクロワッサンを取り、端を一口齧って。]

 ……、

[何をしているのだ、と、我に返る。
まだ、席に誰が着いているのかも確認していないというのに。

―――― こんな失敗、した事は無かったというのに。

食べかけのクロワッサンを皿に戻せば、行儀悪く片膝を抱える。
「食えよ」と言う声と、「待て」と告げたかつての声と。

包帯の向こう、痛まぬ筈の傷が疼く気配。
膝頭に額をつければ、目を伏せた。]

(43) 2014/12/24(Wed) 17時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[  五月蝿い。

    ボクを呼ばないで。

触らないでよ。

  ボクに触るなら――――]

(44) 2014/12/24(Wed) 18時頃

【人】 お針子 ジリヤ

―浴場→自室―

[薄く瞼が開く。
鼓動が静かに、もう纏う熱気もない。
湯とは違う温もりが身を支えている。
それは理解出来てもまだ視界がぼやけて。

――ぼんやりとハッキリしない輪郭を辿るように、瞳の先に映る誰かの肌をか細い指で辿った]*

(45) 2014/12/24(Wed) 18時頃

【人】 紐 ジェレミー

[ゆるく覚醒すれば鈴の音>>42隣に気配
姫様を抱えた従者か]

 朝食は?

[立ち上がりながらボリスに問う。
返答がなければそのまま食道へと向かう]

(46) 2014/12/24(Wed) 18時頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 18時頃


【人】 石工 ボリス

[伏せていた目を開けて、目の前にある絵画を眺める。
 絵を描く身でありながら、この絵をあまり見ていなかった。

 ───いや、避けていた?]

 ………………。

[色彩、筆運び、すべてに見覚えがあった。]

 いや、ちがう。
 わしが描いたんじゃ、ない。

[けれど同じ絵を描いたことがある。
 そんな気がして、ならなくて。]
 

(47) 2014/12/24(Wed) 18時頃

【人】 お針子 ジリヤ

  ……だいじょうぶ…

 部屋にまだごはん…

[とは言っても自身が今どういう状況かも理解していない。
肌が露わになったままだということだけでも認識すれば
ぷるりとすっかり元の白に戻った肌を震わせ。

横たえられたベッドに縋るよう、きゅっと丸くなっては意識を再びふかふかの真白に沈めた]**

(48) 2014/12/24(Wed) 18時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 18時頃


【人】 石工 ボリス

 ん、ん、あ。

[どれだけぼんやりとしていたのか、誰かの気配に全く気がつかなかった。
 立ち上がる彼には気の抜けた声が返ることだろう。]

 メシは、ええわ。
 なんかちょっとだるいし。
 遠慮なく食うといで。

[上位のものが下位に遠慮などすることもないだろうが
 男は変わらず、声をかける。]

(49) 2014/12/24(Wed) 18時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 18時頃


石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 18時頃


【人】 半の目 丁助

 おや、木乃伊くん。

[食堂に入れば馴染みの赤毛頭>>43を見つけたので揶揄いを込めた渾名で呼ぶ。]

 何時も通り見窄らしい色の赤毛を晒してるね。
 同じ赤毛と言ってもあっしのが幾分か上等な
 色をしているよ。

[定位置である木乃伊くんの隣に座りながら彼の頭をこつんと軽く小突いてやる。
あっしが浮かべるのは小馬鹿にしたようなにやついた笑み。其れは今日も変わらない。]

 今日の朝餉も美味しそ……おや。

[珍しく木乃伊くんが先に朝食を摂ろうとしているのが目に留まり、何時もの定型の文句が止まる。]

 出来立てを喰った方が美味いだろう?

[何故だか食べかけを皿に戻す彼の事は気にせず、くろわっさんをかふぇおれにどぷりと浸して齧った。]

(50) 2014/12/24(Wed) 18時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

[ジリヤの意識がおぼつかない様子だったので、鈴を鳴らした後吸血鬼は盆に朝食と水の入ったコップとを乗せて運んだ。

ちなみに無言の圧力としてクアトロの席には錠剤を置いておいたが、本人が来ないなら効果も無いだろう。

コンコンコン。
折り目正しい符丁でノックし、再びジリヤの部屋に入る。]

 ジリヤ……?

[そっと声をかけ、彼が寝ているようなら吸血鬼は椅子を引いて寝台の横に腰掛けただろう。
彼の容態を見守る為に。]

(51) 2014/12/24(Wed) 18時半頃

宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 18時半頃


【人】 宝飾交易 黍炉

[人を横抱きにして運ぶという慣れぬ動きをした所為だろうか。
吸血鬼の衣服からはらりと廊下に一枚の紙切れが落ちていた。

それは色鮮やかな写真。
写っているのはクランの入居者たち。

だが入居者たちにはこんな集合写真を撮った覚えなどないだろう……*]

(52) 2014/12/24(Wed) 18時半頃

宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 18時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……木乃伊じゃない、……です。何度も言わせんな、……言わせないで、ください。
 一回くらい、まともに、ヒューって、……呼んで、……

[冗談めかした言葉に反論する声は、言い淀む。
僅か、と称するには少し長い時間の間の後、緩やかに首を横に振った。

この声が、自分の名を正しく呼んだことは、ある。
それも、つい昨日の事だ。

何故、それを直ぐに思い出せないのか。
きつく、眉を寄せる。

忘れればいいと、遠く囁く声。
本当に、忘れてもいいのだろうか。
答えが見つかる前に、その疑問すらも遠のいていく。]

(53) 2014/12/24(Wed) 19時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……発音できないわけじゃないんなら、名前で呼んでください。
 
 それに、俺はこの色、気に入ってるんで。
 チョウスケさんには、見窄らしく見えるかもしれねぇけど、……

[皿の上に手を伸ばし、一口を齧ったところで言葉も、動きも止まる。
まだ温かなクロワッサンはさっくりと香ばしく、バターの香りがした。]

 そう、……ですね。
 ……美味い、……です。

[パンを皿に戻し、顔を伏せながら、食事を始めるチョウスケへと答える。
言葉に嘘は、無かった。]

(54) 2014/12/24(Wed) 19時頃

【人】 半の目 丁助

 げ。覚えてやがったのか。

[>>54「発音できないわけじゃないんなら」という言葉に笑みが引き攣る。殊更何時も通りに接していたというのに。]

 ……まあ、忘れなくてもいいが。

[折角名前を呼んでやったのに忘れられるのも其れは其れで癪なのでそう言い添える。]

 当たり前だよ、あっしと同じ赤毛頭を
 している癖に気に入らないなんて言ったら
 ただじゃあおかないよ。

[彼の生意気な反論にふんと言い返すと、齧ったくろわっさんを咀嚼する。

赤毛なんて珍しい髪色をしていると嫌な事が有るものだ。
遠い昔に孤独そうな主様を助けたくなったのも、此の情けない包帯男をなんだかんだと気に懸けてやるようになったのも、自分がこの髪色をしていなかったら無かった事かもしれない。]

(55) 2014/12/24(Wed) 19時頃

【人】 半の目 丁助

 お前さんの髪の色を愚弄していいのはあっしだけさね。

[ぽつりと独り言。
屹度木乃伊くんには聞こえなかったろう。*]

(56) 2014/12/24(Wed) 19時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 19時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……覚えていた、けど。
 いつ、忘れるかわからない、……。

[絞り出すように、吐き出す声。
もっと、色々な事を忘れているのではないだろうか。
大切に、覚えていなくてはいけないようなことも。

見窄らしい色、上等な色、ときて、次は“同じ”赤毛頭と。
僅か、顔を上げればクロワッサンを齧る横顔に視線を向け苦笑する。

そのパンが、半分ほどの大きさになるまで食べ進められたところで、自分も改めて皿の上へ手を伸ばすだろう。
さくりと、その表面に歯を立てて。]

 ……そういえば、裏庭に洗濯紐を張ったんだけど。……ですが。
 洗う物あれば、洗っておくけど、……何か、言ったか?
 
[籠ったような独り言>>56は、よく聞き取れず。
問い掛けながら、首を傾ぐ。]

(57) 2014/12/24(Wed) 20時頃

【人】 保険調査 ライジ

[>>28>>29>>30 整え磨き上げられた外側に滲む、粗野とも取れる獰猛さを認めれば、先ほどより屈託のない笑みが浮かぶ。
厚い身体なぞる巧みな運指を心地よく受け入れ、自身もニコラスの肌を愛撫する]

 悪食なことだ。

[美味そうと評され、返す言葉は如何にも愉しげに。
滾る先端を掴まれての率直な物言いにも、同様の笑い声を響かせ]

(58) 2014/12/24(Wed) 20時半頃

【人】 宝飾交易 黍炉

 ……の中に……眠りたもう……いと安く…

[吸血鬼はジリヤを見守る間微かな声で歌を口遊んでいる。
子守唄のように優しい響きが部屋に満ちた。]

(59) 2014/12/24(Wed) 20時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 20時半頃


【人】 保険調査 ライジ

[離れた口許を濡らす唾液を舐めとり。
纏った夜着を乱暴に引き抜けば、背から前に手を差し入れ竿を握り軽く扱く。
青年に、己と同じ器官のあるのが不思議な心持になる。
しかし、そう感じるのも毎度のことなのだろう。
繰り返される情事は、漂白されたシーツのよう、記憶の波に沈む。
それでも。
金髪の後頭部を見下ろしながら、背後を責めたて、
彼が己を喰らうのを嬌声を上げるのを、今はただ愉しんで]

(60) 2014/12/24(Wed) 20時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[快楽より倦怠が勝りはじめたのは数刻の後。
シーツと青年の身体に白濁が散り、
浄めた身体も汗ばんでいようか、乱れた金の髪を優しく撫でる]

 土産を持って来てくれていたな……。
 それは、今度……お前と呑む時のつまみにしよう。

[>>0:253 縺れるうち床に落ちた深茶色の包み。
消毒液はベッドの下へでも転がっていったのだろう、
既に本来の目的も覚えていないというのに。
『今度』があるのかどうか、恐らく互いに感づいていること]

(61) 2014/12/24(Wed) 20時半頃

【人】 保険調査 ライジ


 疲れたろう?
 部屋まで運んで行こう。

[返事を待たず抱きかかえ、自室を出る。
男が、己の部屋で誰かと共に眠りに就くことはなかった。
少なくとも、記憶にある限り。
目覚めたとき、その誰かは死んでいるかもしれないのだ。
思考の幕を降ろし青年の部屋前まで運ぶ]

 おやすみ。
 良い夢を。

[短い定型句を口にし、貪った身体に別れを告げた*]

(62) 2014/12/24(Wed) 20時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 20時半頃


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 20時半頃


【人】 半の目 丁助

 なんも言ってないよ。

[誤魔化すようにまた木乃伊くんの頭を軽く小突く。>>57]

 で、洗い物?お前さんに任せるものなんか無いね。
 あっしの着物をいい加減に洗われて傷んだりしちゃいけない。

 ……というか、あっしの世話を
 何でもかんでも焼く必要はないんだけどね。
 あっしより下位なのはお前さんだけじゃないよ。

[それこそじぇれみに何か頼んだっていい訳だ。]

(63) 2014/12/24(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

─談話室─
[>>49間近に居ながら男は自分に気づいていなかったらしい。何にそうも執心なのかと彼の視線を辿る。>>47

それは暗闇に浮かぶ、薄明かりの島。それに向かう小舟の絵。明暗をタッチで際立たせた現代的なものだ。…現代的とは?いつの時代を自分は基準にしているのだろう。]

 お前は絵を描くんだった?
 ここな奴らに見せるだけじゃ
 やる気も出ないんじゃない?

[何かを極めたいと思うなら、世の中で評価されたいのでは?と問う。

遠慮なく食えと言うクアトロの言葉には薄く笑った。身の程を知らない下位の者。それとも、ニコラスの様に、上のものを哀れんでいるのか。]

(64) 2014/12/24(Wed) 21時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[小突かれるままに、傾げた頭は揺れる。
そう言われてしまえば、深く追及はできない。

何でもかんでも、という言葉に、視線を逸らす。
最後の一欠片を、口に運んで。]

 ……働いている方が、好きだから。
 だから、別にチョウスケじゃなくても良い、んだと、思う、……思います。

 けど、一番俺に、色々押し付けてくれるの、チョウスケだから。
 ……迷惑なら、控える、ます……。……主に何か、仕事を貰うから。

[掃除にしろ、洗濯にしろ。
チョウスケならば、何か仕事を与えてくれるのではと、勝手に抱いた期待だ。
甘えていたのだと、思う。
それは、部屋の掃除を任された回数が、一度や二度で無かったからだろうか。

同じ赤の、違う髪色の方へと視線を戻せば、顔色を窺うように。]

(65) 2014/12/24(Wed) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

―朝遅く:自室―

[目覚めは、いつもよりも遅い朝食より、更に遅く。
>>35 鐘の音に覚えはあったが、それは昨夜聞いた鈴の音にも似ていて、眠りの淵で綯い交ぜとなった。
呼吸をすると、精の残り香。
金髪の像が瞼の裏に浮かぶ。珍しく悪夢の痕跡はない]

 シーツとガウンを新しい物に替える必要がありそうだ。

[室内を見渡し、抑揚の欠いた声で呟く。
深い茶色した菓子包みが、昨夜のことは夢でないと理解させる。
まずは渇いた汗と放った体液の跡を落とそうと、浴場へ向かう]

(66) 2014/12/24(Wed) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

─朝・自室─

[再び目を開いたのは遠く鈴の音が聞こえてからの話。
ようやく覚醒した頭はここが自室だと認識したけれど、どうやって戻って来たかは酷く曖昧だ。
自力で戻って来たか、果たしてライジが連れて来てくれたか。
粗相さえ無ければどちらにせよ此処での生活に関わることでもなく霞の向こうへ。

そもそも意識を飛ばしていたかも知れないし、と考えるのを止めた。
ただ己の目的と、そこに付随する愉しい記憶を少し覚えておけば不自由はない。]

それでも流石にちょっと怠いわぁ。
お兄様は大きくてらっしゃるから。

[末の位置である己は早く卓に着くべきと普段は心得ているが、湯浴みの方が今の優先事項と主からの呼び出しを黙殺して浴室へ。
大きな共同浴室もあるようだが、自ら使った記憶は持ち合わせていない。

残った精の香りを洗い落とし、新たに纏ったのはラベンダーの泡。
すっかりと昨晩の余韻を消したならば、食堂へ。

それは鈴が鳴ってから58分程後のこと──。*]

(67) 2014/12/24(Wed) 21時頃

【人】 半の目 丁助

 ………はあ。

[ワンコロの言葉を聞くなり大きく溜息を吐いた。>>65]

 なら館の掃除でもしてやったらどうだい。
 主様やはわぁどさんだけでは到底手が届かないだろうし。

[竜宮城でも働こうとする浦島の話なんかあっしは聞いた事ないね、まったく厄介な性格してこの包帯男は。]

(68) 2014/12/24(Wed) 21時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 21時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 21時頃


【人】 半の目 丁助

[木乃伊くんに部屋の掃除を頼み始めたのは何時からだったか。

其れは覚えちゃいないが、頼み始めた動機は確か前にも何か押し付けろと言われたからだったなと微かに思い出す。]

(69) 2014/12/24(Wed) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

 ―廊下―

[>>52 一枚の絵が落ちていた。
やけに鮮明な。否。

それが絵ではないということに気づいたのは、
拾い上げ数秒注視した後。
殆どの顔には覚えのある。
しかし、写真に映る己の表情は、
見ず知らずの他人のように思えて、薄気味悪い気分になる]

 ――シュロ?

[主の名を呟き、その姿を探す]

(70) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[食堂や厨房、普段目にする場所に吸血鬼の姿はなく。
わけのわからぬ苛立ちにくしゃりと丸め、
先ほどの廊下近くに投げ捨てる*]

(71) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 21時半頃


【人】 石工 ボリス

[暗闇の色彩も、薄明かりの島の大きさも、小舟を打ち付ける小さな波のタッチまで
 少し薄れ始めた記憶のヴェールの向こう側にある。
 知っている、この絵を描いたことが──]

 ん、そじゃね…絵描く…よ。
 やる気、は、描きたいモンかけるわけじゃないけ──

 ───っ、い

[大きなカンバスに向かう男自身の後ろ姿。
 筆を運ぶ映像まで思い出せば、頭部に鈍痛が走った。
 思い出せない、忘れ去った記憶。]

 ……め、し、行かんの?

[薄く笑う顔を見上げて、自分の頭を軽く押さえた。
 食事にいこうとする足を、止めてしまっているとわかりながらも
 かけるのは身の程知らずの立場をわきまえない言葉。]

(72) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

─食堂─

[向かう途中、何かの紙>>52がその端に落ちているのを視界の端に入れはしたものの、さして興味をそそるものでもないと先を急いだ。
其処に写る己の姿は集団から少し離れて此方をを睨むもので、綺麗に描いた口許の弧しか思い出せぬ己も知らぬ姿なのだが。

食堂へ着いた時に誰かいたのなら、笑みを作って菫色のスーツの端を摘み、何時ものように挨拶を。
いなければ無表情で席について与えられた餌を口に含んだだろう。*]

(73) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

丁助は、ヒューが朝餉を摂ってる様子を何とはなしに眺めている。

2014/12/24(Wed) 21時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[もてなしを期待して、この屋敷に来たわけではないのだと、思う。
もしそうならば、こんな風に仕事を探して回っている筈は、ないのだから。
けれど、主に抱く想いは、「救ってもらった」という、ただその言葉だけ。
今も揺るがずにそれを抱き続けられるのは、何故だろうか。

館の掃除をという言葉に、小さく頷く。
当然だ、10人を超える人間が十分に生活できる空間なのだから、二人では到底手が回るまい。
調度品の少ないところから、勝手に着手していこうか。
館内にいれば、何れ誰かに仕事を任されるだろうし。
何も無ければ、読書へと戻ればいい。
今の章を、何度読んだかも忘れてしまったけれど。

そんな風に、大体の計画を立て終えれば、空のカップをテーブルに戻し、席を立つ。]

 ……ニコラスは、……何か、洗い物とか、あるか?
 あったら廊下出しといて。 簡単なものなら俺が洗っとくから。

[常通り、優雅な仕草で席へと向かう、もう一人の下位の者へとそう声をかければ、食堂を後にした。]

(74) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

ヒューは、丁助がまだ席にいたのならば、軽く頭を下げて席を離れただろう。

2014/12/24(Wed) 21時半頃


【人】 保険調査 ライジ

 ―大浴場―

 失敗したな。

[身体を洗い、ひとり入るには広い浴槽に浸かった瞬間のこと。
酒を持ってくるべきだった、と嘆息する。
もたれた肩から伸びる腕に噛み跡と、
それより先の手首に切創があった]

 ……俺も、跡でも残すべきだったかな。

[ふたつの跡なぞり、ぽつり零す。
記憶も傷もすぐに無くなるものと知りつつ、尚*]

(75) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

ー自室ー


 ♪

   ♪

[何度も何度も聞いた優しい声で満たされている。
音源を辿るように、微睡んだ意識のまま腕をそちらに手を伸ばす]**

(76) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[席に着く間際、丁度それはヒューと入れ違い>>74になるらしく。]

お気遣い有難う御座います。
でもアタシみたいな下位の者の為に、ヒューお兄様の手を煩わせる訳には行きませんの。
自分のものは自分で済ませますから、お兄様は他のお兄様方のために動いて頂けたら良いと思いますわ。

[この兄のお陰で自分が動き回ることなく済みはするものの、何処か自己犠牲の酷い様は見ていて不思議になる。
いつかその理由を聞いたこともあるのかも知れないが、記憶に残っていないあたりで己には興味のある話ではなかったのだろう。
丁寧に彼の申し出を断りつつも、気遣いに礼を尽くすべく深く腰を折ってその背を見送った。*]

(77) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

【人】 紐 ジェレミー


 描きたいものがかけるわけじゃない?
 技量が追いつかず苦しいという意味?

 何かしたいと思ってるだけ上等だな

 ん?

[急に呻く声が聞こえ>>72ソファーから立ち上がったまま絵に向けていた視線をクアトロに戻す。
 
苦しげに額を押さえながら、発せられたのは、食事へ行けとの示唆。]

 具合悪いって本当なのか
 珍しいね、俺たちに体調の変化なんて…

 まあいいや、その絵を見て何を考えてた?
 俺に気づかないほど

[暇つぶしにはなるだろうかと、彼に問う]

(78) 2014/12/24(Wed) 22時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

[歌が寸の間止まる。
吸血鬼は>>76こちらに伸ばされる手をそっと握った。

それから歌声はまた部屋の空気をそよがせる。]

(79) 2014/12/24(Wed) 22時頃

【人】 石工 ボリス

[首を軽くふって、薄れ行くヴェールの向こう側を振り払う。
 話していた彼の視線がこちらに向いていて。
 男は細い瞳を更に細めて笑って見せた。]

 描きたいモンが、ない…思い浮かばん…のかな。
 技量がないわけじゃない思う。

[曖昧になるのは、もうずっと筆を握っていないから。
 部屋には大きなカンバスがあるのに、そこには染みひとつない。
 もうずっと、描いていない気がする。]

 体調は……ちと、だるいだけ。
 なに考えとったかは………そーね。

 誰か喰いたいなとか、そんなとこ?

[冗談混じりに。]

(80) 2014/12/24(Wed) 22時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

― 廊下 ―

[掃除道具を取りに向かう為、小走りに廊下を行く。
すれ違う姿が上位の者だったのならば、少しその速度も弛んだだろう。
ついでに、ぎこちない敬語で洗濯に出すものは無いかと問いかけでもしたか。

室内用の箒を取り、適当な場所に見当をつければ慎重に掃き始める。
長い柄が窓にぶつかってしまっては大変だからと、慎重に、慎重に。
一角が終わればゴミを塵取りにとり、また次の区画へ移る。
ゆっくりとだが着実に進んでいけば、“それ”は落ちているのだろうか。

くしゃりと丸められた、厚手の紙。
誰かのゴミかと思いながら、端にちらりとみえる彩度の高い色に興味を惹かれた。
丸まった端と端を持ち、軽く力を籠めて、広げて。]

 ………? ッ、 うわ、ぁ、 ッと、 ……あー……

[一瞬、そこに何が描かれていたのか、理解が出来ずにいた。
その拍子に手から離れた箒は、見事に庭に面する窓を叩き割る。
結構な音が響いたと、焦りながら落ちた破片に、手を伸ばして。]

(81) 2014/12/24(Wed) 22時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……痛っ、

[鋭い切っ先が、指先に触れたのはほんの一瞬。
けれど、傷を作るには十分な時間。

始めは細い裂け目だったそこは、みるみるうちに血を溢れさせる。
ぷくりと膨らんだ血液の粒は、そのまま指を伝い、ぽたぽたと床に落ちた。

その様子を、呆気にとられたような表情で、見ていた。]

 ………痛、い、

[既に、いくつも傷があるから、すっかり忘れていた。
新しい傷なんて、久しく負っていなかったから。

傷の痛みとは、こんな痛みだったか。

口を半開きにしたまま、血を流す手と広げられた皺だらけの写真を、交互に眺めていた。*]

(82) 2014/12/24(Wed) 22時頃

【人】 理性子 参休

― 自室 ―

[参休が目で捉えるそれらを、ケイイチは音で呼んだ>>36

……そうか

[詩歌と伝えて歌詞を連想する>>0:283だけあって、音に比重を置いているのだろうか。彼の日常には何が満ちているのか――これまで見かけた様を思い出そうとしたが、出て来たのは精々散らかした書庫ぐらいのもの。部屋の中までは想像が及ばない]

(83) 2014/12/24(Wed) 22時頃

ボリスは、ヒューの立てた音の方向を向いて。

2014/12/24(Wed) 22時頃


【人】 保険調査 ライジ

 ―少し前:廊下―

[>>81 苛立たしい気分の時に話しかけられたものだから、言葉よりも先、拳を払うように振るってしまう]

 ……うん? ああ、包帯か。
 すまん。

[その姿を認めれば、少し焦燥の治まる]

 ああ、ならば、シーツとガウンを洗って、
 新しいものを用意してくれ。

[片手で様為すのも大変そうだと思ったが、
口には出さず、鷹揚に指示を出す。
手短に会話終え、男は裸体に精の跡残した姿で去っていく*]

(84) 2014/12/24(Wed) 22時半頃

理性子 参休は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 22時半頃


【人】 半の目 丁助

[木乃伊くんが食堂を去った後、自分も既に朝食を食べ終わっては居たが何となく食堂に居座り続けた。
別に誰かさんが約束を忘れてないか心配で、浴場に向かう前に確認しておきたいとかそういう訳じゃない。

そういう訳じゃないったら。]

(85) 2014/12/24(Wed) 22時半頃

【人】 紐 ジェレミー

  
 贅沢な悩みだな
 とりあえず手を動かしてみたら?
 
 技量があるならそのうち形になるだろ
 
 好きなやつでも描けばいい

[彼は、誰をその時思い浮かべるのだろう。
質問への答えは>>80冗談混じりの言葉]

 ああそう、
 誰でもいいの?

[目を細めて笑いかけ、そして>>81外の物音
クアトロもそちらに気をとられた様だ]

 心ここにあらず? じゃあね

[ため息をつき、外へと向かう。]

(86) 2014/12/24(Wed) 22時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[クアトロとの会話を切り上げた後

ちょうど服も生乾きだ。風呂で着替えるのもいいかもしれない。今から食堂へと向かってもすれ違いになるかもしれないが、一度は顔を出しておくかと鈴の音のなった場所へと向かう

そこにはちょうど考えていた相手の顔>>85]

 覚えてる? 昨日の約束

[遅れていながら彼に問う

朝食は簡単なものだ。片手でつまみあげて口に入れ、コーヒーで流し込めばそれで済む。]

(87) 2014/12/24(Wed) 23時頃

【人】 石工 ボリス

 贅沢……そ、じゃね。

[ふっと浮かぶ。
 描きたくとも描けない、けれど描かねばならない。
 それがどれだけ『苦痛』か。]

 人を描くんは苦手なんじゃけど。
 『忘れてなかったら』描いてみようかね。

[きっと、描けない。
 わかっているから、落とせる言葉。]

 誰でも……っ、と。
 …………んじゃ。

[ガラスの割れる音がして、体が動きかけたところで声がかかる。
 心ここにあらずとは、幾分的を得た感想だ。
 溜め息を真っ直ぐに受け止めながら、離れる背を見送った。]

(88) 2014/12/24(Wed) 23時頃

【人】 石工 ボリス

[背中は食堂の方へと消えて、ソファに一人深く沈む。
 物音の方へ掛けていこうかとも思ったが、体が重くて動けなかった。

 鈍痛が響いて。
 やけに、喉が渇く。

 何かを飲みたい。
 赤く揺らめく葡萄酒のような。
 それよりも熱い、もっと鼻を突くような。
 喉を焼くような。]


 ……────血。


[は、と少し荒い息を吐いた。]

(89) 2014/12/24(Wed) 23時頃

【人】 半の目 丁助

 や……

[>>87彼の事を考えて居たというのに、いざ目の前に現れると逃げ出したくなるとは勝手なものだ。
彼があっという間に朝食を済ませてしまう様を目で追う。]

 約束ね!
 も、勿論覚えているよ?
 あっしはウスラトンカチなんかじゃないもの。

[昨晩は一体如何して彼の前で平静を装って居られたのだか不思議になる。
嗚呼、なんで浴場でなんて約束をしたのさあっしは。酔っていたんじゃないかい。]

 その、あの、一緒に向かうかい?

[袂で顔を隠すのすら露骨過ぎて躊躇われる。
此の狼狽具合を如何やって誤魔化したものか。]

(90) 2014/12/24(Wed) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

[食事を終えれば立ち上がり。
今度は己がジェレミーと入れ違いの様子。>>87
予定が無いとは言え此処で彼に食事を始めてしまわれれば、立つ機会を逃してしまう。
それはとても面倒だと、御機嫌ようと何時ものように声をかけたならば食堂を後に。
緩く曲線を描く四肢は、いつもより幅の狭いままで。]

(91) 2014/12/24(Wed) 23時頃

【人】 紐 ジェレミー

[>>91ああ、いたのかとニコラスを一瞥し
彼が立ち去るのを見送る

丁助へと視線を戻し]

 覚えてくれてた
 うん、一緒に行こう

[嬉しそうに笑って見せて。
彼が照れるのを見て笑みを深くし。]

 ふふ、
 あなたは、手馴れてるみたいなのにね
 反応は真逆だ

 あ、一緒にと言ったけど 着替えを取りにいかなきゃ

 見て

[未だ生乾きの服を彼に示し。大浴場で待ち合わせを。だが>>75そこには先客が居ただろうか?*]

(92) 2014/12/24(Wed) 23時半頃

理性子 参休は、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 23時半頃


【人】 石工 ボリス

[廊下を動く人の気配、その中には柑橘の匂いも混じっただろうか。
 力なくソファに沈む男の瞳が、菫色を捉える。]

 ……おはよ?

[軽くだけ声をかけた。
 勿論、上のものに掛けるべきではない口調で。]

(93) 2014/12/24(Wed) 23時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 23時半頃


【人】 半の目 丁助

[嗚呼、ああ。
そんなに嬉しそうにするんじゃあないよ。>>92
こっちまで嬉しくなっちまうじゃないか。]

 お前さんとの関係に慣れなんか無いよ。
 その表情も、言葉も……

[でもその温かみには、慣れは無くとも覚えは有る。
其れが一層の事あっしの胸をきゅうと締め付けるのだけれど。]

 なんだい、何処ぞで服を濡らしてきたのかい。
 間抜けだねえ。
 いいよ、浴場で落ち合おうか。

[他人の目が有るなら其れは其れですぱいす。
なんて考えてた昨晩の自分を殴りたいと思いながら食堂を後にした。*]

(94) 2014/12/25(Thu) 00時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 00時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[その頼みを聞き入れたのは、ざっと区切って何区画目の廊下を履いていた時だったか。
廊下の向こうから歩いてきた姿に用はないかと聞けば、代わりに拳が振ってきた。

俺がなにをしたのだろうか。

鈍い痛みの残る側頭部が、昨日とは逆の方向だとは気付かない。
頭を抑えながら、それでもシーツとガウンをと言われれば、この区画を掃き終わったら向かう、と答えただろう。

そして、履き終わる前に、ガラスを割ってしまったわけで。

流れる血液の勢いは、見ている内に収まるだろう。
そのうちに瘡蓋が出来て、傷があったことすらわからなくなる。

傷というのは、そういうものの筈なのに。]

 ……えーっと、
 まず、掃除して、……ガラス割ったこと、言いに行って、それから……

[そんな風に、これからするべきことを順序立てていく。]

(95) 2014/12/25(Thu) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……

[主にこの写真を見せたら、何か聞けるだろうか。

写っている面々は、ここにいる者達だろうか。
何時の写真だろう、下手くそな作り笑顔を浮かべて写っている赤い髪は、紛れも無く自分だ。

尻ポケットに写真を突っ込み、ガラスの破片を塵取りに集めていく。
陽の光を受けたガラスの破片は綺麗だったけれど、だからといって放置してはおけない。
裸足で歩く者の事を考え、少しばかり念入りに掃いた。]

 ……よし、……捨てに行ってから、主のとこ行って、謝るかー……

[ため息混じりにその場を離れる。
足取りは、駆けるような早さ。

ガラスの破片を捨てに向かう最中だったか。
それとも主を探す最中だったか。
弾みで写真が落ちた事には、気付けない。*]

(96) 2014/12/25(Thu) 00時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 00時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[―――写真の不在に気付いたのは、主を探して屋敷を駆けまわった後だった。

どこで落としたのだろう、探しに行っていては、ライジに頼まれていた仕事が遅れてしまうか。
未だ、ガラスのことも謝れていないというのに。

仕方なく、一度部屋に戻れば、「俺が割りました ごめんなさい ヒュー」とだけメモに書き、割れた窓に貼り付けておく。
主が捕まらなかったのだから、仕方がない。
ついでに短く切った包帯を、先程切った指先に結わえた。
こちらは、すでに血が止まっているのだから無意味な気がしたが。

それから、向かったのは施設内、主に次いで最も血の強い男の部屋。
施設の備品を漁りに漁って、新たなシーツとガウンとを手に扉を抜ける。
何か嗅ぎ取ったか、ぐっと眉を寄せれば、まず窓を開いた。
お構いなしだった。

次に向き合うのは、部屋の中央のベッドだろうか。
シーツを張るのは苦手なんだよなぁと、不器用らしい独り言をぶつぶつと呟きながら、作業にとりかかる。
決して良くない手際で作業をしながらも、あの写真の事だけは妙に引っかかっていた。**]

(97) 2014/12/25(Thu) 00時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 00時頃


【人】 半の目 丁助

ー脱衣所ー

[さらりと微かな衣擦れの音ともに帯を解いて行く。
隣から降る視線を気にしながら。
いや、実際には彼はこっちを見ちゃいないのかもしれない。
あっしが自意識過剰なだけかも。

其れでも目の前で自ら衣服を脱ぐというのは羞恥を覚えさせる。

じぇれみと無事浴場の前で落ち合ったあっしは、脱衣所で浴場に入る準備をして居た。
そう、此れはあくまでも只の湯浴みの為の準備なのだから、話に聞いたすとりっぷだとかそんな物を意識してはいけない。

脱ぐ途中、自分の腕の内側に記しておいた「朝餉の後湯浴み」という覚え書きを発見し、彼に見られないように隠しながら衣服をはだけていく。]

(98) 2014/12/25(Thu) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

おはようと言うには少し遅いんじゃなくって?

[食堂を出たは良いものの、生憎今日は暇を潰す何かがあるわけでもないと自室の方へは向かわずに別方向へ。
途中で掛けられた声はクアトロのもの>>93らしく。
歩みを止めて其方へ目を遣れば、ソファにだらしなく沈んだ大男の姿。
否──。]

具合が悪そうね?如何したのかしら。

[近付き、滅多に無いだろう機会──大男を真上から見下ろすなどとは──に、少し目を輝かせながら問い掛けた。
その口元には右端だけ上がるいびつな笑いを湛えながら。*]

(99) 2014/12/25(Thu) 00時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 00時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 00時頃


【人】 紐 ジェレミー

─廊下・写真─

[着替えを抱えて約束の場所へと向かう途中>>96
珍しく大きなゴミクズが落ちていると、それを手に取り。

それは写真というもので、ここに住まう者達が並んでいる所を撮られていた。

自分もそこに並んでいるが記憶がない。自分は相変わらず今と大差ない姿だが、目を惹く者が一人だけ居る。

いつも左右対称の美しい笑顔だと思っていたはずのニコラスはこちらを睨みつける様な表情で、今とはどこか違う。]

 今と真逆だね
 ここでの生活で磨耗した?

[諦めからの今の姿なのだろうか、

他の者の目に入っても良いし、捨てられても構わないと、再びそれを投げ捨て。自分で見せて回る様な面倒な事はしない*]

(100) 2014/12/25(Thu) 00時頃

【人】 石工 ボリス

 そお、かのぉ。
 時間とかよぉわからん。

[ふらり、手を伸ばしてみる。
 菫色か、或いは金糸を捕まえるように指先を動かすが
 だるい体は俊敏さなど持ち合わせていない。]

 風邪か……の?
 ちとだるいんよ。

[端正な顔が歪な笑みを浮かべている。
 は、と吐き出すのはやや熱い吐息。
 細い瞳で、その表情を見上げる。]

(101) 2014/12/25(Thu) 00時半頃

【人】 紐 ジェレミー

─廊下>脱衣所─

[脱衣所に、丁助はすでに居て。だけど浴室から気配がして、先客が居ることを悟る。]

 ほらな、こんな場所を選ぶから
 まあ、着替えついでに
 暖まるのもいいかもね

[>>98丁助が衣服に手をかけ肌を晒す。
昨日の記憶は未だある。薄明かりに浮かんだ彼の白い体。今は朝の光が窓から差し込み、浴室からの湯気で輪郭を淡くする。]

 性的な視線を向ける相手の前で
 肌を晒すのはどんな気持ち?

[くすくすと笑いながらわざと意地悪な質問をして。彼が帯を解いたなら、勝手に衣服に手をかけ、それをゆっくりと剥ぐ。

喉元から指でつうっと辿って。奥に人が居るがこれくらいのいたずらは許されるはず]

(102) 2014/12/25(Thu) 00時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 00時半頃


【人】 許婚 ニコラス

それなり規則正しく鈴は鳴るのに。
貴方はいそれを気にするふうもなく飄々としてるわね?

[クアトロがそうあるのは今だけの話か、前からの話か。
彼が来た頃にはもう自分の目的ははっきりしていたのか、興味も薄く。
あまり気にしたことも無かったが、彼の全ては霞に溶けて消えているようだ。]

──風邪?アタシたちがそんなものに罹るのかしら?

[昨晩の薄い記憶の中にある、ライジの姿が思い出されたが、一番上の兄に掛けた様な情けを目の前にいる唯一の弟に掛ける義理はないと、伸ばされた腕>>101を手の甲で払いのけた後、冷たく突き放す声音で。
己を見上げる熱っぽい表情も、後々主に報告すれば良いと考えながら。]

(103) 2014/12/25(Thu) 00時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 01時頃


【人】 お針子 ジリヤ

[ そばの温もりに漸く睫毛を揺らすとゆったりとした動作で目を覚ます]

  ……シュロさん?

[手に与えられた温もりの主へ視線を動かして、
寝起きの毒気のない声を向けた]

(104) 2014/12/25(Thu) 01時頃

【人】 石工 ボリス

 縛られるんは、苦手でね。

[飼われている犬が如く。
 定時に振る舞われる餌も、それを知らせる鈴も。
 従いたいと思うものとは程遠いのは、男の血がまだ薄いものだからだろうか。]

 さあ、さすがに寒空の下にでもおれば風邪も引くん違う?
 いっ …て、ははっ。

[振り払われた手に小さな痛み、それも鈍い。
 冷たい視線が降るならば、軽く肩を竦めて見せた。
 つれない『兄』だ、上の者達には媚びへつらうくせに。]

(105) 2014/12/25(Thu) 01時頃

【人】 半の目 丁助

[「ほらな」なんて正論を吐かれると無性に恥ずかしい。>>102
だから昨晩は酔って居たのだってば、ワインとお前さんに。

顔を俯けて帯を解いていれば、意地悪く問う声に矢張り此方を見ていたのだと頬が熱くなる。]

 どんなって、此処で恥じらい以外の感情を覚えるようなら……

[全くの脈無しという事になってしまう。]

 ええとその、あっしだって少しはお前さんに気持ちが有るのだから、
 恥ずかしくなるに決まってるだろ!

[そう、少しだ。少しは有る。
其れは速くなる胸の鼓動に誓って認めよう。]

 って、何を勝手に他人の……

[着物を彼の手に依って剥かれれば、元々脱ぐ筈の物だったのに何か大事な物を奪われたような気分になって、裸を覆い隠したくなる。
だがそんな事をすれば過剰に意識して居ることを認めるような物。
彼に裸体を晒すことを渋々承知する。**]

(106) 2014/12/25(Thu) 01時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 01時頃


【人】 宝飾交易 黍炉

 気分はどうだい?

[吸血鬼は目覚めたジリヤに静かな声で尋ねた。>>104
ともすると耳で聞くより唇の動きを追った方が確かかと思われる程微かな囁き。
吸血鬼の目は細められ朝日よりも優しい光をジリヤに注ぐ。

最も朝日は吸血鬼にとっては優しくない物だが。]

(107) 2014/12/25(Thu) 01時頃

【人】 石工 ボリス

 ど、こいせ…っと。
 したら、ゴキゲンヨウ?

[喉奥を鳴らしながら立ち上がり、ひらりと手を振る。
 罠に掛からぬのなら、それまで。
 ふられてしまったなら、他の獲物を探しにいくのみであろう。
 わざとらしく、普段口にしない別れの挨拶を吐き出して ふらりと、別の部屋に向かう。]

(108) 2014/12/25(Thu) 01時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 01時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

 あ…ぇと…平気です………

[朝日が眩しい。
歌声とその光が朝を告げて、心地よさに酔う。
静寂に満たされた空間での囁きは澄んで聞こえる。
まだ眠気に負けた頭では吸血鬼がどうの、というのには気づかない。

沈めたままの身体を起こせば、銀の髪が朝日を反射する]

 ボク、お風呂で息苦しくなって…

    ごめんなさい?

[朝日を反射した銀を垂らして手を重ねたままの主へ珍しく素直な謝罪を]

(109) 2014/12/25(Thu) 01時半頃

【人】 石工 ボリス

─途中・廊下─

[少しふらつく足取りが、途中でゴミくずを蹴りつけた。
 なんだと手に取り、広げる。
 全く覚えのない写真の中に、映る吸血鬼たちの姿。
 男も写っていると謂うことは、相当昔でもないのだろうか。
 男自身はその写真の中で、背を向けていた。
 振り返った顔が、やけに冷めた無表情をしている。

 視線が移り、無意識に探す一色。

 ふっと笑みを浮かべると、写真は窓辺に立て掛けておくことにした。
 ゴミにするにはあまりにも勿体無いと思う。
 立て掛けた窓のすぐ近く、ガラスが割れている窓があって。
 そこに残されたメモもまた、ふと表情を崩させた。]

(110) 2014/12/25(Thu) 01時半頃

理性子 参休は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 01時半頃


【人】 石工 ボリス

─ジリヤの部屋前─

[男の足は緩やかな速度で、ジリヤの部屋まで訪れる。
 衝動は少しずつ強いものになっているが、まだ我慢できないでもない。
 薬を飲むなと命令した者の元へ、その成果を見せに来たのである。]

 し、らゆきー。

[穏やかな朝の光と、歌が包む部屋の中を知らず。
 男は無遠慮に扉をノックして、昨夜呼ぶなと謂われた呼び方を口にする。]

(111) 2014/12/25(Thu) 01時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 01時半頃


【人】 宝飾交易 黍炉

 謝ることはないよ。これは私の務めだから。
 ……いや、務めだからと言うより私がしたいから。

[妖精の淡い色の双眸を見つめる。]

 昨晩から食事を摂っていないだろう。
 そこに食事を置いてあるがどうだ?

[寝台の横に置いておいた盆を示す。
少し冷えたカフェオレとクロワッサンと水。

吸血鬼にはやることはたくさんある。
クアトロに注意をしに行って出来れば薬を飲ませてやらなくてはならないし、昼食の用意もしなければ。

それでも吸血鬼は悠久の時がそこを流れてるかのようにじっとジリヤの手を握ったままでいる。
昨日の密かな悪戯のことを責めるでもなく。]

 食べられそうか?

(112) 2014/12/25(Thu) 02時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

[>>111と、そこにノック音。]

 私が出よう。

[覚醒したばかりのジリヤに起き上がらせる訳にはいかないと、吸血鬼が席を立ち戸を開けに行った。]

 おや。クアトロ。
 丁度いいところに。

(113) 2014/12/25(Thu) 02時頃

【人】 石工 ボリス

 あーりゃ、アルジサマ。
 どしたのこんなとこで、ごきげんうるわしゅー?

[想定外の相手が出てきて、ふっと唇を吊り上げる。
 距離をとるための、飄々とした仕種。
 それが館の主であろうとも変わらない。]

 白雪に御執心け?

[他の吸血鬼たちにもそうなのだろうか。
 それともここの姫だけが例外であろうか。
 少し揶揄するように、首を傾げた。]

(114) 2014/12/25(Thu) 02時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

 執心……??

[クアトロの言葉の意味するところが分からないといった風に吸血鬼は眉を顰める。>>114]

 子羊が迷子になっていたら、
 他の羊たちを一旦放っておいてでも探しにいくものだろう?

[それから子供を諭すような優しさでそう説明した。]

(115) 2014/12/25(Thu) 02時頃

【人】 紐 ジェレミー

[「ほらね」の言葉にはまた目的の物は得られないじゃないかという不満の響きが込められていたが、目の前の人には通じてはいないらしい。]

 ありがと

[自分の意地悪な問いの答えに再び微笑み。]

 少しは?
 昨日はそんなこと
 嘘でも言ってくれなかったのに

[首筋から辿った指は彼の胸元の中心に。早まる鼓動は自分にも伝わっただろうか。

着物を両手でつかんで、大きく広げ
後ろにはたりと落とし

見下ろす彼はやはり恥ずかしげに見える
薄く笑って、頭を下げ、
鼓動に近い部分に口付けを]

(116) 2014/12/25(Thu) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

  ……クアトロだ。

[途端眉を潜めたのは、またその呼び名で呼んだから。
彼に対応しようかと掛け布団を剥がそうとすれば、
何も着ていないことに気がついて主に対応を任せて布団に急ぎで包まった]

 …なに話してるの。

[入り口で話す二人の会話は聞こえない。
一応邪魔しないように小さい声で問いかけたが。
そのまま、腕と頭を出した姿で主が置いてくれた食事へと手を伸ばす]

(117) 2014/12/25(Thu) 02時半頃

【人】 紐 ジェレミー

─脱衣所>浴室─

 あとは…わからないな

[彼の国の下着の紐解きかたは昨日学べずじまいだった。彼から身を引き小首をかしげ。]

 ん、まあ、中に入る?

[自分の衣服を手早く脱ぎさり浴室へと向かう。そこには序列一位の者、ライジが湯に浸かっていただろうか。

自分のいく末も彼の様になるのか
衣服にも気を使わず
ふらりふらりと幽鬼の様にさまよう]

 あんたは、
 死にたいと思ったことはない?

[湯をかぶりながら全裸で問う話でもない気がするが、ふと気になってそう尋ね。]

(118) 2014/12/25(Thu) 02時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 02時半頃


【人】 紐 ジェレミー

[ライジからの答えは得られたかどうかその後、]

 こうするんでしょ

[どこで覚えたのかわからない知識で、広い湯船に浸かって、タオルを頭に乗せて丁助に笑いかける。

たしか彼の国ではこうしていた。写真だかで見た気がするのだ。それとも丁助がしていたのだろうか。]

 あったかいのはいいね

[にこにこと笑いながら、湯気の中、湯が体を暖めてくれる。ちゃぷちゃぷと上機嫌で湯に浸かり。

少し熱めの設定だろうか長湯は難しい気もする。

ライジがまだ浸かっている様なら、ジリヤみたいに倒れないうちに上がれよと一声かけ。

丁助にも上がると伝えて脱衣所へ。*]

(119) 2014/12/25(Thu) 02時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[むやみにはしゃいで見せて。

  冷えた、新しい衣類に着替え。脱衣所を後に。*]

(120) 2014/12/25(Thu) 02時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[行き過ぎた熱を体を冷ますために、テラスへと向かう。
もうじき昼の鈴が鳴るのだろう。

ならここで時間を潰すのもいい。

食堂でグラスを一つ手に取り、それに淡く炭酸の漂う白ワインを注いで、昼前の日の光をそれに透かして**]

(121) 2014/12/25(Thu) 03時頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 03時半頃


【人】 石工 ボリス

 羊一匹に構っとる間に、他の羊は逃げ出すかものぉ?

[放たれた羊の中には、逃げ出そうとするやつもいるだろう。
 羊飼いの監視がないのならば、なおのこと。
 男は肩を揺らして笑う。]

(122) 2014/12/25(Thu) 05時頃

【人】 石工 ボリス

 やー、『宿題』見てもらお思て来たんじゃけどのぉ。
 先に『先生』に見つかってしもたわい。

[軽い比喩。
 薬を飲まずにいたことと、それがばれていたという暗示。
 直に言葉にしないのは、ないとは思うが仕置きの手がジリヤに向かぬよう。]

 あと、そろそろ白雪が運べって呼びよる気もしてのぉ。
 すっ飛んで来たんじゃけど、要らんかったか?

[中から聞こえながらも出てくる様子もない。
 本当に『お邪魔』というやつだったかと、野暮な詮索も含みつつ**]

(123) 2014/12/25(Thu) 05時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 05時半頃


【人】 許婚 ニコラス

──御機嫌よう、クアトロ。御大事になさい。

[立ち上がり、背を見せる彼>>108に冷えた声で別れを告げたなら、代わりとばかりにその温もりが移った談話室のソファに腰を落とす。
他人の体温が残った其処は自分の意思とは無関係で、強制的に与えられるそれが居心地が悪くもあり、何かに包まれる心地良さに遠い記憶がようでもあり。
その何方からも逃げるように僅かに背を滑らせて身体を傾ければ、疲れが残っていたか直ぐに意識は微睡んで──。*]

(124) 2014/12/25(Thu) 07時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 07時半頃


理性子 参休は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 08時頃


【人】 お針子 ジリヤ

[冷えたクロワッサンをさくり、と小さく一つ。
砂糖とバターの甘さが冷えた体に染み渡ってほんの少しだけいつもより表情が和らいだ

甘いのは割と好き]

 あ。 え…

[『宿題』には思わず瞳を瞬かせて数度、
主たちのいるほうへ視線を向けては逸らす行為を繰り返し。
クロワッサンを手に持ったまま、
ずりずりと布団を引きずってぺた、ぺたと其方へ顔を出した]

 ボクはそんな名前じゃないって言ってるだろ。
 呼んでもない。幻聴とは随分お粗末な頭だ。

(125) 2014/12/25(Thu) 08時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[いたずらの命を実行した様子。
下から上まで視線を滑らせ。
特段変わった様子はなさそう。ほぅ、と息をついた]

 シュロさん、ボクもう大丈夫…
 ボクの服脱衣所にまだあるの?

[まだ足元が覚束ないのはきっと長いこと寝てたから。
服を取りに行くなら折角なのだし運んでもらおうか]**

(126) 2014/12/25(Thu) 08時頃

【人】 石工 ボリス

 んお、裸かお前さん!?

[部屋の中から顔を出したのは、布団にくるまった姿。
 覗くのは陶磁器のように白い肌。
 不躾にもやや大きな声を出して、主と彼とを交互に眺める。
 手のクロワッサンに、わざわざ食事を運んだろうことまで推測して。]

 お呼びじゃなかったようじゃのぉ。
 すまんすまん、はっはっ。

[謝る気など微塵もないような謝り方。
 体を滑るような視線に、肩を竦めて。]

 わしでよけりゃ、脱衣所までお運びいたしましょーか?

[覚束なさそうな足元に、手を差し出してみる。]

(127) 2014/12/25(Thu) 08時半頃

ボリスは、さてどうするといった顔で首を傾げた**

2014/12/25(Thu) 08時半頃


【人】 宝飾交易 黍炉

 たとえ逃げ出してしまうとしても、
 一匹の羊をその時に守れないのでは羊飼いとは言えない。

[妙な例え話の問答を続けていると、ジリヤがぺたりぺたりと愛らしい足音を響かせて寄ってくる。]

 おや、大丈夫なのかい。

[クアトロが彼に手を差し出す様子を見て吸血鬼はもう大丈夫そうだと判断したのか、]

 では、私は厨房に。

[とクアトロを擦り抜けてジリヤの部屋を去ろうとする。]

(128) 2014/12/25(Thu) 08時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 08時半頃


【人】 半の目 丁助

 この胸の鼓動を確かめても偽りだと
 思うのなら酷いよ。
 嘘じゃないから口にしているのに。

[とくん、とくん、とくん。
口ですら嘘を言えないのに胸の内でまで偽る方法など知らない。
鼓動への口付けに想いを知られる羞恥と喜びとが交差し、目をぎゅうと瞑った。]

 分からないなら学ぼうという気は無いのかい。
 唐変木が。

[身を引かれれば拗ねたように上目に睨め付けてみる。>>118]

 此の儘じゃあずっとあっしの方から
 脱ぐ事になるじゃないかさ、馬鹿。

[そんな風に拗ねた手前、脱ぎ方を見せない訳にはいかなくなった。]

(129) 2014/12/25(Thu) 08時半頃

【人】 半の目 丁助

[先ず身体の前に結んである紐から、前を隠している布を引き抜く。
ずるりと股を擦る感覚と共に布が後ろに垂れ、大事な部分がすっかり露わになる。
途方も無く羞恥を煽る姿になるが、それで終わりではなく腰を一周するように結んである紐を解かなくってはならない。
慣れた作業の筈なのに焦りと汗で手が滑り、上手く紐を解けずに思いの外長い間無防備な下半身を晒し続ける羽目になった。]

 見てるんじゃあないよ阿呆!

[我ながら理不尽だと思うが、最後にはそう怒鳴りながら一足先に浴場に逃げ込むようにして入った。
真っ赤になった顔までまじまじと見られては敵わない。]

(130) 2014/12/25(Thu) 08時半頃

【人】 半の目 丁助

ー浴場ー

 似合わない。

[頭にタオルを乗せてみたじぇれみにきっぱりと言い放つ。>>119

折角美しい髪と悪くない器量を持っているのにそんな振る舞いをして間抜けな笑みを浮かべられたりしたら……絆されてしまいそうになるから止めて欲しい。

頬を緩めて湯に浸かる彼の様子は少なくとも「退屈で死にそう」には見えなかった。
あっしと一緒に居るからだと思うのは、自惚れが過ぎるというものか知ら?]

 待った、待った。

[湯船から上がろうとする彼の腕を引き、慌てて引き止める。
そうして彼に身体を寄せると、振り向いたであろう彼の唇に口付けた。
他者が、それどころか上位の者が居る目の前で舌まで吸う深い口付け。
汗が何か淫らな液のように二人の間を滴る。

口を離すと、名残惜しげに自らの咥内に舌を巡らせながら彼に笑いかける。]

(131) 2014/12/25(Thu) 09時頃

【人】 半の目 丁助

 お前さんと逢ったのに口吸いの一つも
 無いなんて惜しいじゃないかさ。

[もう行ってもいいよとひらり手を振る。*]

(132) 2014/12/25(Thu) 09時頃

【人】 石工 ボリス

 ほーぉ、一匹の迷子を救うためなら百匹逃げ出しても構わん…と?
 それこそ羊飼いたぁ、謂い難いのぉ。

[横をすり抜ける主に掛ける言葉。
 助けてもらった恩をも仇で返すような。

 ───恩?]

 (違う、わしゃあん時…)
 (違う、俺はあの時…)

[頭痛が酷く脳を打つ。
 眉根にシワを寄せて、男は主に囁いた**]
 

(133) 2014/12/25(Thu) 09時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 09時頃


【人】 紐 ジェレミー


 ちがう、逆
 喜んでる

[嘘をなじったと取られた様で、「酷いよ」の言葉にそう返す。嘘でも言いたくないと昨日彼は言った、

なら「少しでも」気を取られていると言うなら本心のものなのでしょう?と、鼓動のそば、彼の人肌の体温に触れる距離で囁く]

 自分で紐といたら
 続きを望んじゃうだろ

 ああ、でも見とかないと
 次のために?

[にたりと笑って、少しだけ離れて彼の所作を見守る>>130]

(134) 2014/12/25(Thu) 09時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[はらりと落ちた布地が隠していたもの、それがあらわになる。薄い生え際と彼の局部。手を伸ばしたくもあったが、それは今は無粋なのだろうと、彼の緊張でだろうか、おぼつかない手の動きを見つめ。

恥ずかしげに動作の鈍るその様が可愛い。悪戯げに笑っていたら、叱られた]

 でも、覚えた

 もし、俺がこれを以前見て知っているのに
 忘れていたとしたら…

[それは少し寂しい気もした。
こんな楽しいことすら自分は忘れてしまうのだろうか。ぷりぷりと怒った仕草で先をいく彼の後を追って*]

(135) 2014/12/25(Thu) 09時半頃

【人】 紐 ジェレミー

─浴室─
 
 そう?

[似合わないと言われて、タオルを頭から降ろしてみたが、中に浸けたらダメですと言われそうで、なぜそう思ったのか?

再び頭に乗せてみて。なぜタオルを頭に乗せるのかはわかった気がする。]

 似合うとかじゃなくて
 こうすると便利

[そう笑って見せ。無理にはしゃいでいる気もしていたが、楽しいのは確かで。この高揚をなぜ忘れるのだろう。

この様な些細な引っ掛かりを全部見なければいいのに。丁助から滴る雫を目で追った後視線を伏せた。そして立ち上がり外へと向かう]

(136) 2014/12/25(Thu) 10時頃

【人】 紐 ジェレミー

[>>131その時、丁助から呼び止められ振り返る。湯で暖まった体に、同じく彼の体温が身を寄せてくる。

彼からの、少し見上げる口付け。

目を閉じ、少しかがんでそれを受け。]

(137) 2014/12/25(Thu) 10時頃

【人】 紐 ジェレミー


 っ、 …ダメだ、

[下が反応しそうになって、彼を引き離し。

>>132こちらに笑いかけ退室の「許可」を出し余裕で見送る彼に、息をついたあと、呼吸をととのえ、その後、手を上げ脱衣所へと向かった*]

(138) 2014/12/25(Thu) 10時頃

【人】 半の目 丁助

 なんだいなんだい。

[拍子抜けしてじぇれみの背を見送る。>>138]

 我慢するくらいなら襲っちまえばいいのに軟弱だねえ。

[そう言って、「こうすると便利」と布を頭に乗っけて笑っていた間抜け面を思い返す。]

 あっしの方から襲えばいいのかね?

[別にその場にいる上位の者に聞いている訳でもない只の独り言。*]

(139) 2014/12/25(Thu) 10時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 11時半頃


【人】 宝飾交易 黍炉

[厨房に立った吸血鬼は程なくして準備を終え、小さな黒板に今日のメニューを記す。

「パン、ミルク、クロックマダム、エスカルゴ、オニオンスープ、チーズ、フルーツタルト」

そしていつもの鈴を鳴らした。

リンリンリン。]

(140) 2014/12/25(Thu) 11時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 11時半頃


【人】 保険調査 ライジ

 ―浴場―

[湯に浸かって暫くすると、脱衣所から人の気配。
服を脱ぐだけにしてはやけに間のあるが、
さして意識は傾けず。
浴室の天井を眺めていれば、湯煙の合間から人影。
>>118 その質問が誰宛てのものか認識するのに、暫しの間]

 ……吸血鬼というのは、
 既に死者のことだろ?

[吸血鬼の死、とはどう謂ったものか。
陽の光が弱点とはよく聞く話。
しかし、館の外庭を歩いて、火傷ひとつ負ったことがあっただろうか? 眉根寄せ意識を凝らすも思い出せない]

 何だ、死にたいのか。

[それを聞くと謂うことは、この青年は死にたいのだろうか。
首を軽く傾ける。癖のある金の髪。
ああ、この者も、先ほどの撮画の中にいた]

(141) 2014/12/25(Thu) 13時頃

【人】 保険調査 ライジ


 俺も上がるところだ。

[>>131 長髪の一声に応えてすぐに、
共に入ってきた赤毛の者が、その男を引き留める。
目の前の遣り取りに別段関心は示さない。
どうせなら、目の前で交わってしまえば良い、
それなら、少しは余興にもなる。

赤毛の男残して立ち上がり、またゆらりと浴室を後にする**]

(142) 2014/12/25(Thu) 13時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 13時頃


石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 13時半頃


【人】 半の目 丁助

 ん?なんだい此れ?

[浴場を出、自室に向かう途中廊下の窓辺に何か立て掛けられているのを見つけた。>>110]

 おやまあ、懐かしいねぇ。

[そんな事を言いながら其の紙切れを手に取ってみたが、其の妙に真に迫った描写の鮮やかな絵に見覚えは全く無い。
ただ其れが懐かしい物のような気がしたのだ。]

 えーと、何だっけこういうの……。

[主様が昔教えてくれたような……。]

(143) 2014/12/25(Thu) 14時頃

【人】 半の目 丁助

 ……………………………。

(144) 2014/12/25(Thu) 14時頃

【人】 半の目 丁助

 ま、聞けばいいか。

[思い出そうと思っても思い出せないのであっしは考えるのを止めた。
大方主様の持ち物だろうと思い、返してやる為にその紙切れを懐に入れた。

そして自室に戻り何やらして居た所で鈴の音が聞こえる。>>140]

 嗚呼、もうそんな刻か。早いねえ。

(145) 2014/12/25(Thu) 14時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

[鈴を鳴らし終わった吸血鬼はいつも通り自室へと引っ込む。*]

(146) 2014/12/25(Thu) 14時頃

宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 14時頃


半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 14時半頃


【人】 紐 ジェレミー

─浴場─

 じゃあ、あんたは死んでるのか
 違うでしょ

 やっぱり、質問意図はわかってるじゃないか
 あんたにそれを聞いてるんだよ

[>>141最年長のライジに、「 死にたいのか」と問われてそう応える。質問に質問を返し、答えをそらしたということは答える気がないのだろう。

ばしゃばしゃと湯を被りながら、本当にこんな内容の質問をするシチュエーションではない。]

 俺は、どうだろうね…

(147) 2014/12/25(Thu) 14時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[丁助との口付けの合間、横をすり抜けていく最年長の者>>142。口付けしたまま、気配に視線を向け、目線だけで笑って見せた。

そして再び目を伏せ、行為を続け*]

(148) 2014/12/25(Thu) 14時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[昼餉のベルを聞いたのは、中庭に出した洗い桶の中、回収したシーツを踏み洗いしている時だった。
今はもう人の居ないライジの部屋には、シーツの交換を終えたベッドの上、新たなガウンが置かれている。

このまま昼食に向かうかとも考えたが、この作業が済んでからの方が良いだろう。
ベルが鳴ったという事は、主はいつも通りの場所に居る、ということだ。
そう判断し、シーツの濯ぎを再開する。

結局張ってあった洗濯紐では足りず、新たに用意した洗濯紐へとシーツをかける。
皺にならない様に数度張ったが、改めてアイロンが必要になるだろう。
流石に其処は、自分は関与できないのだが。

洗い桶を元のように戻し、遅れただろうかと小走りに食堂へと向かう。
皿を前に椅子に座り、そのまま艶々と明かりを受け照るクロックマダムを取って。]

 ………

[また、一口齧ったところでまだ温かいそれを皿へと戻す。
眉を、寄せた。*]

(149) 2014/12/25(Thu) 14時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 14時半頃


【人】 半の目 丁助

ーテラスー

 おや、莫迦に優雅な事をしてるじゃあないか。

[食堂に来ると、テラスに出ているじぇれみ>>121を目敏く見つけたので其処へ寄って声を掛けた。]

 でもちいとばかし涼しすぎるね。

[部屋から扇子を持ち出してきて広げている自分に言えた事ではないが。]

 ねえ、お前さん。

[ぱちん、扇子を閉じる。]

(150) 2014/12/25(Thu) 14時半頃

【人】 半の目 丁助

[くすりくすり。
笑いを漏らすとこう告げてから食堂に戻った。]

 因みにあっしは此の後、図書室で本を借りてから
 一日中部屋でゆっくりしてるつもりさ。*

(151) 2014/12/25(Thu) 15時頃

【人】 紐 ジェレミー

─テラス─
[鈴の音で振り返ると>>150丁助がこちらへ向かってくるのが見えた。グラスは既に空で、珍しく朝から風呂に浸かったりしたためちょうど良い空腹だ。]

 今はちょうど良いけどね

[涼しすぎるという彼も扇子広げていてそのほおは湯上りのまま色づいている。]

 奥手? 
 俺じゃなくてあなたでしょ

 どうして邪魔の入る場所を選ぶの

[ついと、扇子で顎を傾けられ、
彼を見下ろす形でそう囁く

上位の者に従う様な形を取らされているが
不快ではない ]

(152) 2014/12/25(Thu) 15時半頃

【人】 半の目 丁助

[食堂からてらすへと振り返る。>>152]

 ふふ。

[たやすく変わるものなのか。
その問いにただ笑みだけを残す。*]

(153) 2014/12/25(Thu) 15時半頃

【人】 半の目 丁助

ー食堂ー

 おや、木乃伊くん。

[食堂に戻れば馴染みの……まあ何時も通りの渾名で呼んで何時も通り軽く小突いてやった。>>149]

 温かいうちに食べなよ。

[自身も席について手早く昼食を摂った。]

(154) 2014/12/25(Thu) 16時頃

【人】 石工 ボリス

 さあて、と。
 とりあえずなんじゃっけ、風呂か?
 運ぶけど文句は聞かんぞー。

[主と交わした言葉とも表情とも違う、いつもの顔で白雪の手をとる。
 彼から手が差し出されたかどうかなんて知ったことではない、強引に引き寄せて。
 姫抱きはやめろと謂う『命令』通りに、今度は片手で肩に担ぎ上げる。]

 しっかり布団巻いとけよー。
 尻丸見えになるぞー、ふははっ。

[暴れようが何をしようが、『命令』が飛ばないうちに運んでしまおう。
 そのため自然と足は大股に、どたばたと音鳴らすものになる。]

(155) 2014/12/25(Thu) 16時頃

【人】 紐 ジェレミー

─食堂─

[食堂へ向かうと、そこには>>149既に赤い子犬の姿。彼の目の前のさらには食べかけのクロックマダム。]

 中途半端に命令が残ってるのか

 そのまま続けて食べたら良い
 つまみ食いみたいに見えるよ

 しつけの悪い犬みたい?

[命令ではないから、彼は従わないかもしれない。笑いながら近くの席に腰掛け、エスカルゴを見て嫌そうな顔をする]

 手が荒れてる

[彼は雑用を常にしているせいだろうか。
血の匂いをさせ、従順に、だけど反発心を隠すこともできず。その矛盾は。逆に被虐心を煽る。]

(156) 2014/12/25(Thu) 16時頃

【人】 半の目 丁助

ー食後ー

[食後は図書室に寄ると言ったが、其れよりも主様の部屋に行った方がいいかと思い直す。
じぇれみのあの様子なら幾らも待たず部屋に来てくれるだろうから本で時間を潰す必要は無いだろう。
其れよりかは薬を二粒貰っておこう。

夕餉の時までに終わらなかった時の為に。

そう考え、食堂を去ったあっしは主様の部屋に向かった。
部屋の前に着いたならコンコンコンと三回のっくしたが、果たして返事はあったか。]

(157) 2014/12/25(Thu) 16時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

[はらり。はらり。

吸血鬼は部屋でアルバムを繰っている。
そこにはまだ写真が白黒でクラン上位者であるライジ、参休、チョウスケの三人しか写っていないものから、先ほど落としてしまった写真のように色のついたものまで様々なものが収めてある。

つと、珍しく吸血鬼の部屋への来訪を告げるノック>>157がする。]

 お入り。

[吸血鬼はアルバムを閉じて机の上に置くとそう言った。]

(158) 2014/12/25(Thu) 16時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ―少し前:浴場―

 死を望んだことはない。

[>>147 だが、これが生ある身と謂うのなら、
消え失せてしまっても構わない。
続く本心は音に乗せず]

(159) 2014/12/25(Thu) 16時半頃

【人】 半の目 丁助

 お邪魔します。

[返事があった事にほっとして戸を開ける。>>158

部屋に入ると先ず主様の机の上に有る本が目に入った。
何だか気に懸かる。]

 廊下に此の様な物が落ちて居りました。
 若しかすると主様の物では?

[何はともあれ用件は済ませなければ。
懐から紙切れを取り出して差し出す。]

 其れから、今晩の夕餉には
 顔を出せないかもしれないので
 先にお薬を頂きたいのですが。

 ……二人分。

[真面目な顔して二人分の薬を所望するのは些か恥ずかしかった。]

(160) 2014/12/25(Thu) 16時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ―自室―

[部屋に戻れば、ベッドの上に新しいガウン。
放たれた窓はそのままだったろうか、
澄んだ空気が己の部屋ではないかのような錯覚。
では用を謂いつけたあの男が来たのだろうと、
新しいものを身に纏う。
張り替えられたシーツの仕上がりは丁寧なものの完璧とは評し難く]

 斯様に不器用では、
 貸しを返してもらおうにも、
 余計に利子が増えることとなりそうな。

[その遣り取りが昨日のことだったか、一昨日だったか、
既に混沌としつつあったが、あの男との遣り取り間であったことは記憶に残っていた]

(161) 2014/12/25(Thu) 16時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[昼を告げる音が聞こえたのは間もなくのこと。
朝も昼も抜いては主に咎められるかもしれない。
抗いがたい紅い光。
何より空腹を覚えていたのは事実で、
諦めたよう戻ったばかりの部屋を出る。

どのみち抗うべきことなど、最早何処にもない筈なのだ**]

(162) 2014/12/25(Thu) 16時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 16時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[しかめ面のまま目の前の皿と向き合っていれば、テラスから二人分の気配が戻る。
一人は定位置通りに隣の席に。もう一人はすぐ傍らの席に。

温かいうちにという言葉に、微か眉を下げて溜息のように息を吐く。
隣が食べ始める前に、そろり伸びた指は、傍らからの声に止まった。]

 ……犬じゃ、ない、

[苦く、吐き出すのは否定の言葉。
どうしてこうも此方の精神を逆撫でる言葉を選び出せるのか。
こんなに、反抗心を煽るような事ばかり言うのか。
下唇を、噛み締めて。

自分は決して、彼の言葉に従ったわけではない。
そう言い聞かせながら、食べかけのクロックマダムに手を伸ばし、歯を立てて。]

 ……

[手、という言葉に、視線は自らの掌へと向く。
瞬き。]

(163) 2014/12/25(Thu) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[水仕事も、掃除も、自分にこなせる事なら何でも引き受けてきた。
そんな掌は、決して綺麗な手とは呼べないものだ。
加えて、先程硝子で切った指先もある。
雑に巻いた包帯の端は、みっともなく解れていた。]

 ………、それが、何か

[噛みちぎったクロックマダムを飲み込みながら、問いで返す。

言葉の端々に見え隠れする棘々としたものを、隠そうとはしない。]

(164) 2014/12/25(Thu) 16時半頃

【人】 紐 ジェレミー

─少し前─

 そう、あんたは強いね
 
[自分が生きた、さらにその倍は生きていると思われる最年長の彼>>159の返答。

彼が声にしなかった思いはわからないから、 既に、消えてしまっても惜しくはないと考えている自分にその言葉は重い。

誰かと触れ合い一瞬の楽しさ。
その時に殺してもらえたら多分幸せなままいける ]

(165) 2014/12/25(Thu) 17時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

 あっ。

[吸血鬼はチョウスケの差し出したもの>>160を見ると慌ててそれを受け取った。]

 皺が……

[誰かに丸められたのだろうか、くしゃくしゃになった写真を見て吸血鬼は悲しそうな顔をした。

薬を所望するのには快く錠剤を二つ差し出した。
血を塗り固めたかのようなブラッドレッドの薬。]

 昨日のことを反省したのか?

[渡す際に余計なことを口にして。]

(166) 2014/12/25(Thu) 17時頃

【人】 石工 ボリス

─大浴場─

[布団まきの美しい白雪を運んで、脱衣所に置いたままの服を見つける。
 あれだな、と近場で下ろしてやるとその時ちらりと見えた局部に目を細め。]

 おほー…、可愛らしいこと。

[余計なお世話甚だしい独り言が滑り落ちた。
 その頃か、不思議に響く鈴の音は脱衣所にまで届いて。
 まだ昼なら顔を出さなくてもいいだろう。
 正直、腹は減っちゃいるが。]

 のぉ、白雪。
 お前さんの薬飲むなっつー命令のお陰で
 わし、相当喉渇いとんじゃけど。

[抑えられぬ吸血衝動なのか、なんなのか。
 それこそわかりもしない、どす黒い渦が体内に燻る。]

(167) 2014/12/25(Thu) 17時頃

【人】 紐 ジェレミー

[>>163子犬が食事をとり始めたことに満足げに笑って。だが犬じゃないと悔しそうに下唇を噛みしめている。]

 言い方が気に入らなかった?
 お前に暖かいうちに
  食事を取らせたかっただけだよ

 躾の悪い「犬」じゃないなら食べた方がいい
 そういう意味

 次からは守れる?

[いつまで彼が覚えていられるのかはわからないが、約束めいたことを言って。だが、やはり命令ではないから強制力はない。]

(168) 2014/12/25(Thu) 17時頃

【人】 紐 ジェレミー

 ふふ、意地悪したくもなるし
 優しくしてやりたくもなる

 どっちがいい?

[忌々しげに>>164反抗心を隠さぬその言葉。

荒れた手に、包帯が巻かれている。
包帯は雑に巻かれていて、雑用の後だろうかすかに汚れても見える。

答えを聞かずに、席を立ち厨房へ向かい蜂蜜を片手に席へと戻ると、手を出す様にと言い、その包帯を解く。命令は使わないが彼は従うだろうと踏んで]

 蜂蜜は手荒れに良いそうだよ
 
[自分の手にそれを垂らし彼の手に塗り込んでいく。指の一つ一つ丁寧に。]

(169) 2014/12/25(Thu) 17時頃

【人】 半の目 丁助

 ………………。

[矢張り落とし物は主様の大事な物だったらしい。
其の事は表情から察せられる。>>166
そうだ、思い出した。]

 写真、始終見てるんですね。

[此れは写真という代物だ。主様がそう教えてくれた。]

(170) 2014/12/25(Thu) 17時頃

【人】 半の目 丁助

 昨日の事?何の事でしょう?

[空気の読めない詮索には適当に返して薬を受け取って、「ではこれで」とあっしは主様の部屋を去った。*]

(171) 2014/12/25(Thu) 17時頃

【人】 石工 ボリス

 上位も下位もなく、命令も聞かずに襲うかもしれん。
 薬飲まんだ効果くらいは話しちゃるけ、
 聞いたら昼飯食いにお行き。

[少し上がっていた息も、主の前では隠していたのだが
 元々隠しきれてもいなかったらしいし、件の彼はもういない。
 隠す必要もなく、微かに息を浅くして。]

 わしゃ、晩飯の時にしかいかんけ。
 よけりゃ、昼飯なんか……

 や、ええか。

[頼もうとしたことは、頼む相手が違うと。
 そこにない一色が過ったから、苦笑気味に途中で切った。]

(172) 2014/12/25(Thu) 17時半頃

黍炉は、ジェレミーとチョウスケは相変わらず仲が良いのだなと見送った。*

2014/12/25(Thu) 17時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[彼の言葉は、ひどく捻くれて聞こえる。
気遣う言葉を口にする一方で、犬と称する事は否定しきらずに。

果たして、彼の真意はどちらなのか。
既に苦手意識で凝り固まっている以上、公平な目で探れない自信があった。

強制のない声で守れるかと問われれば、下唇を噛み締めたまま俯く。
かつての言葉も、彼の言葉も、自分より上の者からかけられた言葉に、変わりは無い。

そして、かつての言葉を守らずとも、飛んでくる鞭はもう、無い。]

 ……はい、

[命令ではない、だから拒絶もできる。
けれど、そういって頷いたのは何故なのか。

真意に触れられないまま、僅か目を伏せた。
内を苛立たせる声から、自らを遠ざけるように。]

(173) 2014/12/25(Thu) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[目を伏せたまま、一口、二口と食べ進めていく。
どちらがいい、という選択肢。

意地悪しろ、なんて頼む方はどうかしていると思うし、だからといってこいつに優しくしろ、と言うのも気が引ける。
答えを口にできないでいれば、食事もそこそこに彼は席を立つ。
厨房へと向かった背中が再び戻って来れば、無意識に向けていた視線を手元へと戻した。]

 ……手、?

[パン屑の残る指先を軽く払い、言われるままに手を伸ばす。
指先の包帯が解ければ、まだ瘡蓋も新しい切り傷が露わになるだろう。
荒れた掌は、彼の手の中へと収まって。]

 蜂蜜?……っちょ、 うぁ、

[とろりとした粘性のそれが、ジェレミーの手を介して自らの手指に塗り込められていく。
触れられたことにより、人肌に暖められた蜂蜜から漂う、甘い香り。

力を込められた方向が悪かったのか、指先の傷はぱくりと口を開き、じわりと出血と痛みを齎した。]

(174) 2014/12/25(Thu) 17時半頃

【人】 石工 ボリス

[しばらくそうして会話を重ねていたか。
 話ながら恥じらいもなく、服を脱ぎ捨てていく。
 可愛いと白雪に評したそこが、男はどうなのか…なんてことは
 自らで表するものでもないだろう。]

 んーならな。
 風呂ついてきたら襲うけぇのー。

[全裸でひらりと手を振り、風呂に浸かろうと浴室へ向かった。]

(175) 2014/12/25(Thu) 18時頃

【人】 半の目 丁助

ー自室ー

 早く来れば良いものを……。

[部屋に戻ったあっしは落ち着かない気分で彼を待った。
早く、早く思い出した事を忘れてしまいたかった。**]

(176) 2014/12/25(Thu) 18時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 18時頃


【人】 お針子 ジリヤ

 自分の部屋だし勝手でしょ…

[クローゼットから新しいのを出せば勿論ある。
まだベッドから身体を離したばかりの身には
それも出来ないわけで。

その驚く声も五月蝿い。

声を遮るようにもう一口クロワッサンを。
差し出された手まで視線を移してこくりと頷いた。
クロワッサンがある間は手を出せない]

 シュロさん、ご飯とか色々あるよね。
 ボク構ってる暇ないんじゃない?
 いってらっしゃい

[元の調子を取り戻し、
主を言葉だけで見送った]

(177) 2014/12/25(Thu) 18時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 18時頃


【人】 お針子 ジリヤ

ー自室 〜 大浴場ー

 ……もう今の時点で見えてるんだけど

[肩に担ぎ上げられて、
お荷物状態に些かどころではない不満を語気に含めた。
ぱたぱたと緩く足を揺らして
残りのクロワッサンを皿へ投げれば大きく揺れる振動に命令をする暇なく浴場へ。

着いたら入り直しでもしようか]*

(178) 2014/12/25(Thu) 18時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 18時半頃


【人】 石工 ボリス

[戸を開ければ浴室に音が響く。
 適当に湯で体を流すと、また適当に頭と体を洗って。
 そして湯がこぼれることも厭わずに湯に浸かる。]

 だあ〜〜〜ぁい……

[オヤジ感全開の声を溢せば、湯船で顔をばちゃばちゃと濡らす。
 髭から滴がぴちゃんと落ちた。

 風呂の水でも飲み干せば、この渇きは満たされるだろうか。
 いや、無理だろうと息を吐く。]

(179) 2014/12/25(Thu) 19時頃

【人】 紐 ジェレミー

[自分の言葉には相変わらず悔しげな顔をして>>173赤い子犬は下唇を噛みしめる。]

 そんなに噛み締めたら
 唇が荒れてしまう

[自分の言葉が原因だとわかっていながらそんなことを言って、指を伸ばしその下唇に触れ止める様にと促すが。

彼の癖の様なものだろうから、これからもそれは度々見られるのかもしれない。]

 そう、お利口だね
 俺も嬉しい、暖かい食事はいい
 
[悔しげではあるが、素直な「はい」という返事に笑みを漏らして。]

 ご褒美は何が良い?
 
[そんな戯れを一つ]

(180) 2014/12/25(Thu) 19時頃

【人】 紐 ジェレミー

[子犬は自分の意地悪な問いには答えず>>174黙って食事を続けている。ある程度それらが片付いた頃、自分は彼の指の一つ一つに蜂蜜を塗り込む。

指先の雑に巻かれた包帯を解けば目新しい傷跡。それは触れれば血が再び流れだす。]

 いくつ傷作ったら気がすむのか
 
[あえて丁寧に指の一つ一つにとろりとした液体を塗り込んでいく。

甘く香るはちみつの匂いと、鉄錆の匂い。]

(181) 2014/12/25(Thu) 19時頃

【人】 紐 ジェレミー

[今は「執事」として働くハワードにボウルに湯を張ってくる様に頼んで。

蜂蜜を塗り終え、少し時間をおいて適温になった湯で洗い流してやる。手ずから丁寧にゆっくりと]

 今日はもう、雑用したらダメだよ
 守れる?

 それとも、命令がほしい?

[どのみち守らせるとの宣言をして。
ナプキンで彼の手を拭いて、己の手も綺麗に清めたら席を立ち。]

 傷の手当てもしてやりたいが
 先約がある

 じゃあね
 ご褒美を決めておくと良い

[そう言葉を残して食堂を後に*]

(182) 2014/12/25(Thu) 19時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 19時半頃


【人】 紐 ジェレミー

─部屋の前─
[図書室へ行くと言っていたから、ゆったりと過ごして、彼が主人の部屋へ行ったということは知らず。

手土産に、食堂を出る際に拝借した昼前に飲んでいた発泡ワインとグラスを二つ。手がふさがっていたため足でドアをノックして。]

 俺だよ 開けて
 
[扉は開いていると答えがあるなら
手がふさがっていると応え
彼に開けてもらう算段*]

(183) 2014/12/25(Thu) 19時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 大浴場 ―

[ついて降ろされれば昨日から放置されたネグリジェの元へ。
浴場の湯気が此方に漏れ出てるのか、
湿った空気がゆるいウェーブの銀髪をもうひとつくるり。

昨日のような酔いもない。
そこで包まっていた布団から身を出すと露になる真白。

 昨日の風呂の僅かな洗髪料と朝の陽の香り。

湿り気と共に肌に纏えばすん、と鼻を鳴らした]

(184) 2014/12/25(Thu) 19時半頃

【人】 半の目 丁助

ー自室ー

 一体何を持ってきたんだい。

[待ち侘びた声が手が塞がってると答えたなら、くすりと微笑んで戸を開けてやった。]

 待ってたよ。

[赤毛を揺らして彼を迎えた。]

(185) 2014/12/25(Thu) 19時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 ――相も変わらず君はボクを挑発ばかりするのだね
 御愁傷様。薬の偉大さ身を以て教えてくれてありがとう。

[>>167かかる声に背を向けて、
布団をネグリジェと下着の入る籠に無理矢理押し込む。

邪揄して遊べばむわ、と湿ったものが流れ込むのがわかって、
喋っていた彼の方へ顔を向けた]

 …君も風呂…?
 ご飯より、ちょっと入り直ししたいんだけど―― あ…

[鈴の音と、彼が衣服を脱ぐのはほぼ同時。
裸体の相手は――まあそのまま自身とは対照的な身体のつくり。
ボクを「可愛い」とさした箇所は一応見ない]

(186) 2014/12/25(Thu) 19時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[唇を噛む癖が、いつごろついたものかわからない。
記憶が無くなっても、体に癖として残ることがあるのだろうか。
唇に触れた指に、噛みつかなかっただけ褒めてもらいたいものだ。]

 ……そう、ですね。
 主は、料理が上手いから。

[自分のために用意された、温かな料理を、温かなうちに。
主の料理は冷めていたって美味である。
けれど、時間のおかれたものとはまた、段違いに美味しいと感じた。
食事に集中しかけていた意識は、問いかけに引き戻される。]

 ……褒美?

[何の、何に対する労いなのか。
自分はジェレミーの命令に従った、自分は美味しい食事が摂れた。
それだけで、終わりではないのか。

困惑のうちに、その背は厨房へと消える。
戻ってきたその手には、蜂蜜の容器があったのだろう。]

(187) 2014/12/25(Thu) 19時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[解かれた指先の傷は、体に刻まれた幾つもの傷の中で最も新しいもの。
痛みを齎す、“普通”の傷。
再び開いた傷跡に、塗りこまれる蜂蜜に指先が震える。]

 ……ぃ、……

[痛いと訴えたところで、自らの弱みを晒すだけだと悟れば、そっと声を飲み込んだ。

滲んだ血液すらも、蜂蜜とともに塗り込められていくような錯覚。
触れた掌が妙に温かな気がして、居心地が悪かった。]

(188) 2014/12/25(Thu) 19時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[やがて、蜂蜜は洗い流される。
温められた体温も、風にあたっていれば消えていくのだろう。

手荒れにいい、と言われても、自分には違いがよくわからなかった。
いつだってこれが、自分の手なのだから。
拭われても尚、しっとりと塗れた掌を、薄く開いた赤の瞳は見下ろして。]

 ……え、でも、まだ、
 廊下の掃除が残って、

[今日は雑用をするな、その言葉に反論をすれば、それは命令と切り替わるのだろうか。
何故、という戸惑いを、表情は隠しきれず。

真意を探れぬまま、褒美について言い残してジェレミーは“先約”の方へと向かう。
後に残されたのは、掌を見下ろし眉を寄せる姿のみ。]

 ……褒美って、何だよ……

[午後に立てていた予定を全て潰され、目の前の皿を空にしても暫し、食堂の椅子に腰かけていたか。*]

(189) 2014/12/25(Thu) 19時半頃

【人】 お針子 ジリヤ


 ボク、人に何か言われたりして動くの嫌い。

[途中で区切った意味は知らない。知る気もない。
浅い呼気の相手に「さっさと薬を飲めば良いのに」と言いつつ。

相手が浴室に入ったのをみると、浴室の入り口までで足を止めた]

 襲われるのは嫌。上位に対して敬いはないわけ?
 ねぇ、お風呂ボク入りたいから出てってよ。
 変な声だしてないでさ。

    ――…オッサン

[風呂に浸かる声を聞けばもう手遅れかと思いつつも。
下位のものが命令も聞かない?有り得ないだろう。
その心積もりはあった]

(190) 2014/12/25(Thu) 20時頃

【人】 紐 ジェレミー

─部屋の中─
[部屋の主に、何を持ってきたのかとの問いには、腕を上げて持参したものを見せ>>185]

 こんなもの、いらなかった?

[クスリと笑う彼を見下ろし自分も笑う。
テーブルの上に、持って来たものを置いて、彼の赤い髪に触れ。]

(191) 2014/12/25(Thu) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[ぺちゃ

足音が大浴場内に響く。
彼が襲うというのであれば向かうのはシャワー。
身を綺麗にしてから、彼が出てから浴槽へ行こうか。

誘いには乗らない。
自分がしたいことをやめるつもりもない。

か細い体躯に小さめのタオルが前を隠す。
彼とは少し離れた距離へと。

あたりの熱が呼吸を妨げる。
通う湯気は心地よい。無駄な身体の力みが解される]*

(192) 2014/12/25(Thu) 20時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 20時頃


【人】 石工 ボリス

 挑発しとるつもりはないんじゃけどのぉ?
 っつか、風呂入るならくりゃいいのに。

[そもそも、入れば襲うと謂ったことは棚にあげている。
 が、ふつふつと落ちる言葉を受けて
 湯船から流れ出る湯のように、表情は『無』に変わっていく。]

(193) 2014/12/25(Thu) 20時頃

【人】 紐 ジェレミー

─少し前─

 おや、噛みつかれそうだ
 悪戯がすぎたか 悪いな

[どこまでなら甘んじて彼は受けるのか、まだ領域はつかめていない。なつかない子犬の唇に触れた指を己に引き戻す>>187]

 犬がしつけを覚えたなら
 褒美を与えるものだろう?

 また怒る?

[クスクスと笑いながらそう応え。単純に、嬉しかっただけなのだが、彼にはわかるまい。

その後、手に施す自分の所作に、真新しげな傷跡の痛みで彼が眉根を寄せる。素直に痛いといえば良いのに、耐える仕草。それに甘えて自分は行為を続け。]

(194) 2014/12/25(Thu) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー


 廊下の掃除なんて1日二日サボったところで
 誰も咎めやしないよ

[手に塗り込めたハチミツも一度や二度で効果があるわけもないが、ただ彼を縛ってみたかっただけだ。

ご褒美を赤い子犬が覚えているかどうかはわからない。*]

(195) 2014/12/25(Thu) 20時半頃

【人】 石工 ボリス

[ガツンと、頭を殴られるような痛み。
 それから腹部に刺すような痛み。

 傷口を押さえてみれば、そこには紅い幻想。
 傷痕だけが残る、現実。

 今の口調は?
 刺された記憶は?
 ───誰のもの?]

(196) 2014/12/25(Thu) 20時半頃

【人】 半の目 丁助

 まさか。気が利くね。

[あっしも薬を貰ってきておいたんだよ、
と言いかけた所で髪に触れられる。>>191]

(197) 2014/12/25(Thu) 20時半頃

【人】 石工 ボリス

 あ、や、すまん。

[顔色は些か悪い。
 ざばっと湯船から上がると、白雪の方を一度見て。]

 敬う、敬うよ。
 じゃけ下っぱは出てくわ。

[フラりとした足取りで、何事かの呟きを落として。]

(198) 2014/12/25(Thu) 20時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 20時半頃


【人】 紐 ジェレミー


 そう? でも、実際、邪魔だ
 
[ゆったりと酒を飲みたい気分ではない。

>>197彼が言いかけた言葉は自分のしたことのせいで聞けないまま。]

(199) 2014/12/25(Thu) 20時半頃

【人】 石工 ボリス

─大浴場→図書室─

[バスタオルをひっつかみ、体を乱暴に拭く間も
 脳を打つような痛みは引かず。
 聞き覚えのない声や、見覚えのない映像が
 ノイズ混じりで繰り返されている。

 腹部に傷痕があったことも、つい今初めて知った。
 自分の体であるにも関わらず、だ。

 変えなど持ってきていない、シワだらけの服を着て。
 髪が濡れっぱなしなのも気にしている余裕はない。
 記憶を追うように、その場から逃げるように。
 足は図書室へと向かった。]

(200) 2014/12/25(Thu) 21時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 21時頃


石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 21時頃


【人】 お針子 ジリヤ

 は?

[いつもの口調ではない、
でかい図体から掛かる声に苛立ちを露わに]

 …黙れよ。謝るなら最初から言うな。
 ……薬飲むまで誰にもふれるな

[血やら衝動があるなら触れることが必要かと。
嫌がらせの命令を湿った空気に乗せると出て行く彼を見送って湯船へ]**

(201) 2014/12/25(Thu) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

[食堂に主の姿は無く、出来たばかりの昼食が並ぶ。
厨房からワインを持ち出し、チーズとエスカルゴを抓む。

シュロがいれば先ほどの撮画のことを尋ねるつもりだったが、あの時感じた苛立ちの因も掴めないままで。
鈴の音間もなく来た為、他の者がいたとしてもごく僅か。
押し黙る様はあまり近付きたいものではなかったろう。
それでも話しかける者がいたら一言『黙れ』とだけ放ち、
食事を終える。

鮮明な集合写真の脳裏に残っていたからか、
気分を変えたくなったからか、外を歩いてみたくなった*]

(202) 2014/12/25(Thu) 21時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 21時頃


【人】 保険調査 ライジ

 ―回想―

[その言葉は存外に男の関心を引いた。
甘えられるのは嫌いではない。
崩れた色香のある青年は如何にも屈折して映ったが、記憶褪せぬうちに相まみえたら、もう少し踏み入ってみるのも面白そうだと*]

(203) 2014/12/25(Thu) 21時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ―庭―

[館に篭もっていることが多いが、クランの庭は散策するに適した場所である。
木々を見て花を見て、季節があることを思い出す]

 しかし。

[思い出したとて、何になるのか。
感傷と謂うには、渇いている*]

(204) 2014/12/25(Thu) 21時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 21時半頃


【人】 石工 ボリス

─図書室─

[本の山、童話の柱、何もかもが昨日のままだった。
 肩で息を繰り返す。
 見覚えがある、けれどここではない場所で、]

 『俺』は…何をしていた…?

[同じように本を積み上げて。
 ずきずきと頭痛がして、その場に座り込んだ。
 息は荒い。
 薬を飲めば少しは落ち着くのだろうが、主の命令は『今晩』。
 薬を配布されるのも、晩餐の前。

 独り、蹲って。]

(205) 2014/12/25(Thu) 21時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 21時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[空の皿を前に呆然としていれば、食事もひと段落となるのだろうか。
皿の片付けを手伝おうと立ち上がりかけるが、それも“雑用”に含まれるのだろうかと思うと、浮きかけた尻も元の位置へ。

ぱたり、ぱたりと椅子の上、足を揺らして思案する。

誰が犬だ、何がしつけだ。
それならお前は飼い主なのか。

ふつふつと湧き上がる怒りを、ぶつける相手は既にいない。
八つ当たりをする気にもなれずにいれば、足を揺らす速度は早まる。

何が、与える、なのだ。
自分が求めているものを、まるで持っているかのような口ぶりではないか。
自分が求めて、欲して、――――]

 ………、

[欲しいものとは、何だろう。]

(206) 2014/12/25(Thu) 21時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[暫くの時間の後。
揺らしていた足を止め、椅子から立ち上がる。
真っ直ぐに、裏庭までの道を行く。

今日は天気がいい。きっと、洗濯物の乾きも直ぐだ。
後に干したシーツの方は未だ濡れているだろうが、先に干したシャツだけでも回収しておくことにする。

雑用をするなとは言われていたが、朝の仕事の続きくらいならば許されるだろう。
その後の予定は、その後で決めることにして。

日当たりは悪くないが、決して開けた場所ではない裏庭は、密かに気に入りの場所だった。
気に入り、というよりも、妙な既視感とそれ由来の安心感からか。

乾いたシャツを片腕にかけ、窓越しに施設内を見る。
廊下や談話室、娯楽室。カーテンの隙間から本の柱を覗かせる、図書館。
真っ直ぐに庭へと続く、刈り揃えられた植え込み。]

 ………、

[シーツ以外の回収を終えれば、木に拵えた不格好な結び目を解き、絡まらぬように慎重に、輪の形へと束ねていく。*]

(207) 2014/12/25(Thu) 22時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 22時頃


【人】 保険調査 ライジ

 ―裏庭―

 おや。

[足は館の裏まで伸びる。
歩くうち開かれていた視界が狭まり、その囲まれた四角の中、朝見た包帯の男が納まるように>>207]

 濡事の後のような張り方であったな。

[男の替えたシーツのことを差して揶揄する。
傍らに取り入れたばかりといった洗濯物。
では男の仕事は終えたのだろう]

 精が出るな。
 まだ他にもやることがあるか?

[己からするとシュロ以外皆下位である。
その為、彼の順位は知らなかったが、さぞ命令される側なのだろうと推測し*]
 

(208) 2014/12/25(Thu) 22時半頃

【人】 石工 ボリス

 [────バサバサバサッ!!]

 ふ、はっ、ははっ。
 誰じゃ…『お前』は、誰じゃ。

 ───ッ!!!

[童話の柱を手で払えば、物音を立てて柱は崩れる。
 頭痛と、訳のわからない記憶を追い払うように
 本棚に頭を数度打ち付けた。
 衝撃に切れた皮膚から、一筋の紅が落ちる。
 死にはしまい、それ程度の傷だ。

 ずるりと座り込んだ男の息は荒く、暫く立ち上がるつもりも失せて。
 ふと、傍に落ちた童話を手繰り寄せる。
 『誰にも』触れるなとの命令は背けない。
 けれど童話の本なら許されるだろう。

 指先が辿る表題は─────]

(209) 2014/12/25(Thu) 22時半頃

理性子 参休は、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 22時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[洗濯紐を束ね、シャツと同じ腕に通して。
さて部屋に戻るかと顔を上げた時、来訪者は現れるか。

濡事という、自分は決して使わない言葉が発せられれば、緩く首を傾ぐ。
少々の間の後、シーツの事と悟れば、はっと思い至る顔。]

 ……やり直した、方が?

[罰の悪そうな顔で問うも、依頼主の返答はどうだったか。
背後、緩くたわむ紐にかけられたシーツが、風に揺れている。]

 ……あぁ、えっと、今日はこれで終わり。……です。もう、今日は何もするな、って。
 だから、もし何かあるんなら、明日とかにして貰えれば。

 ……とりあえず今日はもう部屋戻って、本の続きでも読むかなぁ、って思ってて、……です

[そう、この後の予定を口にする表情は、苦笑と呼べるもの。
何か頼みたい事があったのならば、申し訳ないとは思いつつ。
それでも、彼の方が上位ではある。ジェレミーの言葉など、その血の力でもって跳ね除けてしまうのだろう。]

(210) 2014/12/25(Thu) 22時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 22時半頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 22時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

―→食堂―

[浴場から出たら向かうのは食堂。
少しだけ早く薬が欲しくなった。

――理由はあの大男。
あんな面倒くさい衝動に少しでも駆られたくない。
昼にも薬は置いてあるのだろうか。なければ主に言わなければ。

ネグリジェと下着と。髪を結って三つ編みに下ろしたら
やはり裸足のまま食堂へ。
途中の談話室を通りかかると見かけた金髪。
自分より下位。
ウェーブのないそのストレートな髪が少し羨ましく思うのは毎度の事。
>>124眠りに沈んでいるなら無理に起こすまいとも思うが]

(211) 2014/12/25(Thu) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

ごはん。たべないの。
 オカマはやっぱり女みたいに小食が良いの。

[入る機会がほとんどないそこへ足を踏み入れて。
人差し指でつついてみた。

この部屋のソファは気持ち良さそう。
談話室でもなければ使うのに。
ニコラスがもし起きるようであれば行くかどうかくらいは聞いた]*

(212) 2014/12/25(Thu) 23時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 23時頃


石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 23時頃


【人】 保険調査 ライジ

[>>210 腑に落ちぬ顔が気づき、次に罰悪げなものに様変わるのを眺める。
他の何人かが呼んでいることは知らず
飼い犬のようだ、という感想を男も抱く]

 いや、やり直しは、いい。どうせすぐ乱れる。
 何もするな?
 ……ほう。

[誰の命かと気になったのは一瞬、
言いつけられた以上は守る他ないだろう]

 そうか。
 では、本でも読み聞かせてもらおうか。
 暇をしている。

[命令ではない。
男の口ぶりが尊大なのはいつものこと、恐らく元来の性にも拠る]

(213) 2014/12/25(Thu) 23時頃

黍炉は、ボリスはどうなったかと案じている。

2014/12/25(Thu) 23時頃


【人】 宝飾交易 黍炉

 様子を……見に行ってやるのもいいかもしれない。

[吸血鬼は自室をそっと後にした。
アルバムを机の上に置きっぱなしにしたまま。
直ぐに戻ってくるつもりで部屋に鍵もかけずに。*]

(214) 2014/12/25(Thu) 23時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 23時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[まさか彼すらも、自分を犬のように思っているとは思わない。
日頃、裸にガウンを纏って歩く姿。
住む世界が違うような気が常々していたせいで、距離を自然と取っていた。
だからこそ、表情から何かを読み取ることは難しい。

やり直しが不要と聞けば、どこかほっとしたような表情を浮かべる。
それにはやはり、ジェレミーの言が大きく響いているのだろう。
洗濯物を取り込む事すら、どこか後ろめたかったから。
確認するように繰り返された言葉に、小さく頷く。]

 ……手が荒れているから、雑用はするな、って。

[誰の、とは告げず、何故か、だけを口にする。
そこに興味があったかどうか、自分は知る由もない。]

(215) 2014/12/25(Thu) 23時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ―――……よ、

[読み聞かせ、と言ったか。

命令ではない、と本能が察す。
けれど、尊大な口調には、有無を言わせぬ物があった。
確かに読書をするとはいった、けれど読書の速度は牛の歩みのようなもの。
とてもじゃないが、上位のものに聞かせられるようなものではない。]

 あっ、あのっ、俺……本、読むの遅くて、 ……
 とてもじゃない、けど、人に聞かせられるようなものじゃ、

[咄嗟にそこまで言えば、口を噤む。
足元を見て、手元を見て、そうしてその顔をそろりと見て。
視線を彷徨わせた後、唇を恐る恐ると開いて。]

 ……それでも、いいなら、……

[如何されますか、と伺うような声。]

(216) 2014/12/25(Thu) 23時頃

【人】 保険調査 ライジ

 
 手?

[無造作に包帯の巻かれていない方の手を取り、
顔前に寄せてまじまじと]

 確かに、繊細とは謂えぬ。
 が、女でもあるまいし……ふむ?

[気のせいか僅かに甘い香り。舌を出し味を見る]

 血の味ではないな。

[洗い流された蜂蜜の残り香で新しい傷の味を感じることができず、少々物足りない]

 構わん。
 あまりに読むのが遅ければ、眠ってしまえば済むことだ。
 
[>>216 恐る恐るの様子は主人の顔色を窺う子犬のようで。
少し表情を和らげると、部屋への移動を促した]

(217) 2014/12/25(Thu) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[闇の中、仄かな温もりに包まれて見る夢は何時の記憶か。
風が緩く吹いたか、それを受けて髪の流れる様がとても心地良く感じる。
朧に溶けて流れる優しいだけの印象だけをただ与えられて、それに酔っていた。]

──…ジリヤお兄様。

[それを終わらせたのは針の先で夢を割られる映像。
微睡む蜂蜜色の眼を瞼の隙から覗かせて左右に振れば、その針がジリヤのものである>>211>>212と知れて。]

誰がオカマなものですか。
違うと何時も申し上げてる筈なのだけれど……。

[特別女になりたいだとか思ったことはないし、己が男であることに対する違和感を持ったこともない。
ただ喋り方が────何?
定型文の様にすらすらと口を突いて出た言葉、それに繋がる思考が途中で鋏で切り取られたようにスッパリと無くなっているのに気付いて眼を見張るがそれはジリヤを捉えたものではなく。]

……鈴、鳴ったのかしら。
嫌で無ければ御一緒させていただきますわ。

[刹那のうちにそれを隠せば食事時と知らされて、断る理由も無いので身体を起こした。*]

(218) 2014/12/25(Thu) 23時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……そう、手、が、

[荒れているのだと、言うよりも先に手は取られるか。
あまり見られて心地の良いものではない。
荒れている自覚はあるのだし、元より傷の多い手だ。
何となく気不味くなって、視線を逸らしていれば指先に触れる、舌。]

 っぇあ? ちょっ、 …… あ、 あぁ、えっと
 ……あぁ、蜂蜜、です……手荒れに効くって、言われて、その。

[そんなにも、甘い香りが残っていたのだろうか。
掌へと蜂蜜を塗り、洗い流していく手付きを思い出し、ぐっと眉が寄る。]

 ……じゃぁ、一度俺の部屋寄れますか。
 読みかけの本があるから、……それ、取ってくる。

[眠るというならば、部屋は必然的にライジの部屋となるか。
促されるまま足を進め、途中で自室に寄り、本を取ってくるだろう。

世界の民話が集められた、装丁こそ豪華ではあれども内容は子供に向けたものだ。]

(219) 2014/12/25(Thu) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

─回想─
[自分が立ち去ったあと、子犬が何を考えていたかなんて思い至るすべはない>>206

口が悪いのは性根のせい。単純に嬉しかったからと言えばよかったのだろうが、揶揄の言葉に素直に苛立ちをにじませる彼への意地悪。

お前は飼い主なのかと、彼の苛立ちが自分に分かるわけもないし、自分が彼に与えられるものなんてたかが知れている。

しつけの時に使うご褒美は何か?
それを考えれば、わかるはず。

犬が本心望むものを、
しつけるものが持っているとは限らない。]

(220) 2014/12/25(Thu) 23時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 23時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/25(Thu) 23時半頃


【人】 保険調査 ライジ

[手荒れを気にしてと謂うことは、この者を気遣っての命。
他に気にかけ可愛がる者がいるのだろう。
この者と接していれば納得もいく。
そのことは男を少しばかり柔らかな気持ちにさせる]

 お前の部屋でいい。
 せっかく替えたばかりのシーツを汚したくない。

[男の部屋に寄る途中に包帯の者の部屋があるならば、
構わず中に踏み込もうとするだろう]

(221) 2014/12/26(Fri) 00時頃

【人】 紐 ジェレミー

─回想─
[風呂場で接した最年長ライジの印象はどうだったか。自分が今迷う事を彼も経たのだろうか。>>203

自分にも彼の様に慣れる時が?
彼の本意は聞かされず、同じく消えてもいいと考えていることは知らない。*]

(222) 2014/12/26(Fri) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[それは暗に、自分の部屋なら汚れてもいいと口にしているようなものなのでは。
汚れるとは、一体何をしでかす予定なのか。
自分は、本をただ読むだけではないのか。

それらの事が勿論口に出される事もない。
本が全て移された後の寝台は、常よりも広く空いている。
とはいえ、ライジの部屋のものよりは小さなものだろう。

踏み込む背中を止めはせず、彼が何処かに腰を落ち着けたのならば、自分は適当な椅子を引き寄せただろう。
積まれた本の一冊、御伽噺とも呼べないような、民話を集めたもの。
どこまで読んでいたか、この際ならば初めから読み進めてもいいだろう。

引き寄せた椅子に腰掛けながら、初めていいかと視線で問う。]

(223) 2014/12/26(Fri) 00時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

ー図書室ー

 だれか、いるか?

[この場合の「だれか」など決まっているのだが。
我が子が何が好きで何処にいるのが好きかくらいは吸血鬼は把握している。
当然、図書室に来たからには図書室によくいる誰かを求めて来たのだ。]

(224) 2014/12/26(Fri) 00時頃

黍炉は、ヒューのことを訪ねてきたわけではない。

2014/12/26(Fri) 00時頃


【人】 お針子 ジリヤ

―談話室〜食堂―

 喋りかたがそれならオカマだよね。
 言われたくなかったら喋りかた変えれば?
 それもいつも言う美しさってやつ?
 変えたら嗤ってあげる

     ――――…おはよう

[>>218目を見張ったかのように見えたが。
何を想ったのか。
蜂蜜色を二色の瞳が捉えて、逡巡]

 ――ん、行こう。
 
 ボクは薬飲めればいいんだけどさ

[いつもはサボろうとしていたのに、今日は飲みたいと。
なんとなしに小さく最後の言葉を落とすと食堂へ。
談話室から出る際に流れる金を眺める]*

(225) 2014/12/26(Fri) 00時頃

【人】 石工 ボリス

─図書室─

[ずきずきとする頭、ぼんやりと声が聞こえた。
 この館の主だ。
 表題をなぞる手は、その本を愛しげに抱えた。]

 誰もおらん、失せぇ。

[命令ではないが、誰も居ないと告げるのは
 ここに探しに来た『誰か』に自分を当て嵌めなかったからだ。
 主ならば断りもなく入ればいいだろうに。
 わからない、無駄に苛々とする。
 何故、ここにいる他者は彼を慕うのか。
 男は理解できずにいる。]

(226) 2014/12/26(Fri) 00時頃

【人】 保険調査 ライジ

[>>223 通された部屋に既視感はない。
ではここは、初めて訪れる場所なのだろうか。
どうせすぐに奪われる記憶なのだから、当てになるものでもなく。
止められることがないのならば、
気にせずこの者のベッドへ横になる。

取り出された本は豪華な装丁をしたもの。
視線には軽く頷いたものの]

 傍に来い。
 その方が聞こえがよい。

[自分の部屋であるかのような振る舞いで手招きをする]

(227) 2014/12/26(Fri) 00時頃

【人】 半の目 丁助

ー御伽噺の続きー

 故郷に帰りたくなった丁助は竜宮城の竜王様にその事を伝えました。
 すると竜王様は───

(228) 2014/12/26(Fri) 00時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― 食堂 ―

 …シュロさんも薬もないや

[他の誰もいない。
遅れてやってきた昼食の場に残っているボクのご飯。
辺りを見渡して、主もいないことを知れば仕方ないというように、
オニオンスープとフルーツタルトを食す。

 やっぱり甘いのは好き。

この部分だけは顔に見合った、とでもいうか
整った顔立ちに違わぬ好み]

 ニコラス。
 …この施設来る前って覚えてる

[エスカルゴをそっとフォークで避けながら
近くにいるはずの彼に問いかけた]

(229) 2014/12/26(Fri) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[何だか妙な取り合わせだ。
景色は変わらぬ自分の部屋だというのに、主の次に敬うべき存在が、堂々と寝台に横たわっている。
椅子に腰をおろしかけながら、そんなことを思っていたが。]

 ……あ、……はい、

[そんな風に言われて手招きなどされれば、もう頷くしかないではないか。
できるだけその体を揺らさぬように、そっと寝台の際へと腰を下ろす。
古い革の表紙を、そっと開いて。]

 じゃぁえっと、……つまらなかったら、寝てて、いいから。……いいですから。
 ……夕飯に起こすんで。

[そう、前置いて。]

 ……むかし、むかし、……ある、ところに、……

[文字の一つ一つを、指先でなぞりながら読み上げていく。
文字に慣れていない頃は、今自分がどこを読んでいるのか、わからなくなることがよくあった。
その習慣は、今でも抜けていない。]

(230) 2014/12/26(Fri) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……その、子供は、……よく、働き……

[どんな話だったか、読み始めでは忘れていたが、読み上げるうちにだんだんと結末を思い出していくだろう。
救いも、何もない話だ。

幸せな終わりからは程遠い、民話らしい民話。
内容が薄いとはいえ、読むのに時間はかかるだろう。

時折紙面から顔を上げれば、眠っていないだろうかと確認をする。]

(231) 2014/12/26(Fri) 00時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 00時半頃


【人】 宝飾交易 黍炉

 いるじゃないか。

[吸血鬼の声には明らかにほっとしたような色が混じる。>>226]

 君も体調が悪いのでは無いかと思って。

[図書室に入りクアトロの姿を見つけてそう言う。]

 探してたよ。
 薬を飲まないと具合が悪くなるだろう?
 何なら今飲むか?望むなら上書きをしよう。

[甲斐甲斐しく吸血鬼は尋ねる。
それは子を心配する母のようでありながら、
さらりと「命令」を下した事を認めるなんとも歪な。

歪な吸血鬼。]

(232) 2014/12/26(Fri) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

[>>230 自分の部屋だからもっと寛げばいいだろうに、
己の振る舞いを棚上げしてそんな感想を持つ。
謂われるままベッドの端にそっと腰掛けるのを肘付き見守って、
前置きの後始まった朗読を僅か聞き]

 ……何だそれは。
 俺は子供か?

[不服交じりの呆れた声。
指でなぞりながらのたどたどしさは兎も角]

 いや、いい。続けよ。

[直ぐに眠りに就きそうだ、と思いつつ続きを聞く]

(233) 2014/12/26(Fri) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ


 起きている。

[時折こちらを窺う様子に、何度かは開いた眸で応えていたが短く言葉にし。
最後まで聞き終えるのにそれなりに時間はかかっただろう]

 それが気に入りの話なのか?
 変わった奴だ。

[呟き、思案するよう空を見る]

 そういえば二度……いや、三度だったか?

[それとももっとあったかもしれない。思い出そうと試みるが、すぐに諦める。
己が覚えているのは蹴りと拳の二度で]

 すまなかったな。大事は?

[今更のよう尋ね、赤毛へと手を伸ばす。
実に撫でたくなる頭をしている]

(234) 2014/12/26(Fri) 01時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 01時頃


【人】 石工 ボリス

 おらんじゃろ、誰も。

[それでも尚頑なに、己を認識するのを拒む。
 例えその声が心配を滲ませようと、安堵を織り混ぜようと。]

 体調より、気分が悪いわい。

[知らぬ記憶が駆け巡る。
 けれど忘れてはいけない記憶だったはず。
 しかし追うなと強制的にノイズが溢れる。]

 いらん。
 いらんけ、はよ飯でも作りに行き。
 手持ちできるモンにしてや、いつもみたいに外で食うけ。

[母の愛で包みながら、強制を敷く。
 彼が歪んでいるのだとすればまた、その子である男も同じ。

 歪にゆがんだ、子羊。]

(235) 2014/12/26(Fri) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

─談話室→食堂─

早々変えようと思って変えられるものでもないですわ。
そもそも変えようともあまり思いませんし。

[ジリヤの話>>225を聞きながらも、気になってジャケットを脱いだなら。
菫色の背に筋が通っていて、不用意な転寝をした事を激しく後悔する。
漏れ出る苦笑はそのせいか、はたまた。]

美しさとは関係のない話でしょうね。
正しい言語であれば、それは即ち美しいのですから。
アタシが女言葉を話すのは、男としては美しくないと自分で思いますもの。
けれど何故、アタシはそう話すのでしょうね?

(236) 2014/12/26(Fri) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

[それは昔々からだったのか、極最近始めたのかすら己ですら判らない様なものだと気付いて。
先程の引っ掛かりと共に薄っすらと残る違和感に問い掛ける様に語尾を上げたが独り言。]

──お薬飲み忘れたの?如何して?

[続く言葉に改めて出た問いは続く言葉に。
薬を飲まないという選択肢は元より持ち合わせておらず。
素直に傾いた首に従って、金糸は水の如く流れ。

答えは食堂に着くまでには教えて貰えるだろうか。*]

(237) 2014/12/26(Fri) 01時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 01時頃


理性子 参休は、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 01時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……俺に読める話なんて、限られてます、から……

[不服そうな顔に、苦笑する。
最上位ともなれば、年齢も相応に重ねている筈だ。
こんな子供向けの本なんて、はじめから向いていないに決まっている。

けれど中断もせず、眠りもしないで聞いていてくれるのに、少し安堵したか。
読み終わった本を、ぱたりと閉じて。]

 ……いや、読み終わった話なら、すぐ読めるかな、って
 あんまり、こういう話は、……

[救いがない話は、あまり好かない。
好かぬ話をされても困るだろうけれど、読み終わった話がこれだけしかなかった。
ただ、それだけなのだと信じたい。]

(238) 2014/12/26(Fri) 01時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[二度三度、重ねて告げられる謝罪に、何のことかと瞬く。
その手が髪に伸びれば、かつて齎した二度の痛みを薄らと思い出すか。

あぁ、と小さな声を上げて。]

 元より頑丈なので、気になさらず。
 多少のことじゃ、俺は壊れない。……です。

[包帯を巻いた体では、説得力もないだろうが。
へらりと、口角を上げる。]

(239) 2014/12/26(Fri) 01時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 01時半頃


【人】 許婚 ニコラス

─食堂─

好き嫌いは行けませんわ、お兄様。

[伽藍堂の食堂に、鈴が鳴ってからかなり時間が経っていることを知る。
が、それでも傍らに兄であるジリヤが居る身。>>229
彼が食事を始めるまで待ってから、漸く己の前のそれに手を付け始めながら。
そっとエスカルゴを外すその様を見たなら、口元に綺麗に整った弧を浮かべて、その白い肌をした顔を覗き込んだ。]

外の世界…ねぇ。残念ながら覚えてないですわね。
それでも外に出たいと思ってるんじゃないかしら。
だからこそ…──。

(240) 2014/12/26(Fri) 02時頃

【人】 許婚 ニコラス

[唐突に紡がれた外の話。
はしたなくフォークを唇に当てて、少しばかり考える素振りを見せはしたものの。
判然としない霞の記憶の中に、当てはまるような何かはなく。
しかしその中で唯一通った芯の様な物から逆算すれば、それは、きっと。
願望混じりの言葉ではあるが、己の目的までは口にせず。]

お兄様は覚えてらっしゃるのかしら?

[その問いが生まれた原因を知りたくて、そう問い返すに止まった。*]**

(241) 2014/12/26(Fri) 02時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 02時頃


【人】 石工 ボリス

 薬は、飲む。
 『命令』通り、晩に……の。

[ふらりと立ち上がる。
 吸血鬼の主の手は借りない。
 差し出して来るようなら、払い退けてやった。

 同時に、抱えていた本も床に落としてしまう。
 紅色の表紙にポタリと、血が落ちて滲んだ。
 拾い上げる体力も今はない。
 ずるりと図書室からも抜け出して。]

(242) 2014/12/26(Fri) 02時頃

【人】 石工 ボリス

─自室─

[絵の具と本とが埋め尽くす、ごちゃごちゃした部屋。
 中央には染みひとつない真っ白なカンバス一枚。

 辿り着いて、カンバスに向かう。
 何も描けないなら筆を動かしてみればいいと、上位のものに謂われたのを思い出した。
 好きなものを描けと謂われた。

 手を伸ばし、筆も握らぬ手でカンバスに触れる。
 ざらついた表面に掠れる紅色。
 放っておけば、鈍い黒に変わる彩。]

(243) 2014/12/26(Fri) 02時頃

【人】 石工 ボリス

[結局何も描けぬまま。
 カンバスに頭を凭れ、目を閉じた。

 どうせ夕食の鈴が、嫌でも男を起こすだろう。]

 …………、…。

[今は少し、眠りたい**]

(244) 2014/12/26(Fri) 02時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 02時半頃


理性子 参休は、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 08時頃


【人】 宝飾交易 黍炉

[薬も要らないのか。
皆と食事も摂らないのか。
私の手も借りないのか。

助けも要らないのか。

吸血鬼はただ眉を下げて悲しそうな顔をするばかり。
クアトロの落とした本を抱えて彼が去るのを見送った。]

(245) 2014/12/26(Fri) 09時半頃

【人】 宝飾交易 黍炉

ー食堂ー

 ジリヤ、ニコラス。おはよう。
 具合は良くなったのかい?

[吸血鬼が夕飯の準備を始めようと厨房に向かうと、食堂に二人の姿が見えたので挨拶した。
吸血鬼という生物にとってはこのぐらいの刻限が「おはよう」と言うのに相応しい。
ついでにジリヤの容態を案ずると、吸血鬼は厨房に向かった。]

(246) 2014/12/26(Fri) 10時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 10時頃


【人】 宝飾交易 黍炉

ー厨房ー

[食事の用意をする前に、エスカルゴを残した皿が置いてあるのを見ると吸血鬼は顔を顰めた。

さて吸血鬼が今晩用意するのはパン、赤ワイン、鴨のフォアグラのポワレ、アボカドと生ハムのサラダ、ブイヤベース、チーズ、ブッシュドノエル。

それに加えて吸血鬼は平鍋に生地を注ぎ込み始める。
クアトロに頼まれたように手持ちに出来る食事を作る為だ。
クレープのように生地を薄く焼き、その上に生ハム、チーズ、サラダを飾る。ガレットの出来上がりだ。

吸血鬼はその出来に満足して独り頷いた。]

(247) 2014/12/26(Fri) 11時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

[リンリンリン。

ア・ターブル・メ・ザンファン。
食事の時間だよ我が子達。

リンリンリン。
食卓に着いて我が子達。]

(248) 2014/12/26(Fri) 12時頃

宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 12時半頃


【人】 石工 ボリス

─食堂─

[夢のひとつも見なかった。
 お陰でか、少し頭は冷静になったようだ。
 不思議な鈴の音が意識を揺らして、意識は浮上する。
 血を垂らしたままでいくわけにもいかないと、大雑把に拭って、食堂まで歩き出した。]

 ……、ブッシュドノエルのぉ。
 つうことは、もう年末かなんかか。

[机にならんだそれらを見て、そんな呟きを落とし。
 他には誰がいただろうか。
 食堂をちらりと眺めた後。
 薬を飲むか見張っているのであろう主に、視線を戻した。]

(249) 2014/12/26(Fri) 13時頃

【人】 石工 ボリス

[吐き捨てながらリクエストした通り、手持ちのしやすいガレットが出来上がっていた。
 何もそんなばか正直に、聞く必要もなかろうに。
 従順に従う他の吸血鬼達相手にならまだしも、反抗的なこの男の謂うことなんて。

 並べられた錠剤は固めた血のような色。
 つまむと葡萄酒で飲み下す。
 結局、ガレットに手をつけることはなく。]

 置いといて。

[そう一言残して、男は裏庭へと向かった。]

(250) 2014/12/26(Fri) 13時半頃

【人】 石工 ボリス

─裏庭─

[見慣れぬ洗濯物がはためいている。
 中庭の芝生の上にでも転がって、暗くなり始めた空をただただ眺めていた。
 赤から群青へ変わり行くまで、ずっと。

 窓から切り取った星空より遥かに広い。

 掴めないだろうかと手を伸ばして**]

(251) 2014/12/26(Fri) 13時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 13時半頃


黍炉は、手の付けられなかったガレットに一層悲しそうな顔を浮かべた。

2014/12/26(Fri) 13時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

―少し前:移動中―

 じゃあボクは醜いかもしれないね…
 
   ――?
   わからないの…?

[自分自身に問い直すニコラスに首を傾げた。
それを言うならボクも色々わからないことはある…が]

 クアトロに薬飲むなって命令してみたんだけど… 
 様子おかしかったから、ああはなりたくないなって。

[オススメしないよ、と付け加えて
食堂まで共に歩いた]*

(252) 2014/12/26(Fri) 15時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[>>239 ここ数日の憶えの中、初めて見る口許の緩みだった。
笑顔と呼ぶには不十分、しかし己といるのにも慣れてきたのだろうと癖ある赤髪をくしゃり撫で触り]

 ――これは夢の話だ。

[包帯の目を見て前置き。
逸らし横を向き、ゆっくりと瞬きひとつ]

(253) 2014/12/26(Fri) 15時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[衝動は今でも繰り返し、悪夢の形で訪れる。
そのことは口にせず赤毛を指先で弄んでいたが、
色濃いシャツの隙間、鎖骨に残る紅い痕が目に入り、
薄い笑みを漏らす]

 初心そうに見えたが、愉しみも知っているらしい。
 どれ。

[からかうよう胸元を広げれば、背へと続く包帯が見える。
黙し、この者の奇妙な体質のことを思う。
吸血鬼となった時分で癒えなかった傷が、そのまま残ったのだろうか。
不便なことだ、何十回となく覚えたであろう感慨を、また]

 包帯の下が見たいな。

[芽生えた好奇心を口にする**]

(254) 2014/12/26(Fri) 16時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 16時頃


【人】 お針子 ジリヤ

― 食堂 ―

[エスカルゴを無言で一つフォークで刺せば
弧を描くニコラスの口元へ。
好きなら食べれば、というように。
覗き込まれると反射的にそっぽを向いてしまうけど]

 ボク、も… 覚えてない。
 ただ

[そこで一旦言葉を区切って
顔はそらしたままニコラスに数度視線を合わせて。

自分のことを話すのは得意ではない。
エスカルゴの皿を自分の前から遠ざけると
溜め息ひとつと共に漏らす]

(255) 2014/12/26(Fri) 16時頃

【人】 お針子 ジリヤ

 ニコラスの髪。いつも気になってた。
 金でサラサラ。羨ましいのと…君にしかないはずの其の髪
 どこか別の場所で見たことある気がするから

[フォークを持っていない、もう一つの腕を彼に伸ばそうと――]

(256) 2014/12/26(Fri) 16時頃

【人】 お針子 ジリヤ

 あ…シュロさん

[伸ばしかけた手を、主の声と共にそっと引っ込めて
問いにこくりと頷いた。

無意識だった

今度は首をゆるりと横にふると席を立ち上がる]

 シュロさん薬――…行ってしまったね…
 彼の部屋にあるかな。良いよね勝手に入って。
 ニコラスは…まだ食べる?

[去る前に声をかけて。
もし、彼がついてくるならばそのまま共に]*

(257) 2014/12/26(Fri) 16時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[伸びてくる手に、微か目を細める。
ここ数日、この手や足に側頭部を殴られてきた記憶ばかりなものだから、そんな風に笑むのはきっとその差異からなのだろう。
逸らされた視線を追うことはない。
ただ自然、背筋は伸びる。]

 ………、

[夢を覚えていられるのは羨ましい、とは、その様相を見ていては口にできなかった。
覚えていることが、良いことばかりとは限らないから。]

(258) 2014/12/26(Fri) 20時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[毛先を弄んでいた指先が、胸元へと伸びる。
残る情事の跡には、鏡を見ぬ身では気付かず首を傾ぐ。
広げられる襟と、覗く包帯。
自分では結わえられない位置にある、結び目。]

 ……後で、巻き直して貰えるなら。
 それに、……綺麗なものではない、ですよ。

[塞がらぬ傷の他にも、癒えた後の古傷もある。
幾つも、幾つも刻まれた
手と同じく、荒れに荒れた身体。

結び目を解く事ができなければ引き出しから鋏を取り出すだろう。
ガーゼはまだ、そこまで汚れていない筈だ。**]

(259) 2014/12/26(Fri) 20時頃

【人】 保険調査 ライジ

[>>259 慌てるでもない包帯の態度は、
己の見止めたものに気づいていないのだろう]

 それか、意外に放胆か。

[上衣を剥ぎ、正面から抱きかかえるよう結び目に手を伸ばす。
固く、直ぐに作業が面倒になるのを察したように、
鋏が取り出される。
こんな話を聞いた後に凶器を手渡すとは。
呆れ半ばに受け取って]

 巻き直しは他の者に頼め。
 裂くぞ、動くなよ。

[肌と身体に巻かれる白いガーゼの間に鋏を入れ、
一息に裂く。
丁寧とは謂えない裁きは、この者が少しでも動いたら、
新たな傷を増やしそうなもの。
何れにせよ、男の上半身が顕わとなった]

(260) 2014/12/26(Fri) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

[既に古傷となったものと、未だ赤滲むものと、
大小様々な傷跡。
先ほどの民話が脳裏を掠める]

 痛みないというのが、嘘のようだ。

[己の胸に抱き倒し、背の傷跡に息かかる距離で呟く。
痩せた身体を想像したが、思ったより肉のある。
指先で背をなぞった]

 酷い主人だな。
 抵抗はしなかったのか? ――その時も。

[ここに来る前のことであろう古い傷。
包帯の記憶の無かろうと、推し量り、尋ねる。
この男を傷つけたいという衝動は、今は沸き起こらない*]

(261) 2014/12/26(Fri) 21時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 21時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[放胆、と音なく唇は追う。
彼の言葉はどこか硬く、難しく。
育ちの違いなのだろうか、自分にできるのは、響きである程度の意味を予測することだけ。]

 っぃ、……ぅ、

[手渡した鋏が、乱暴に包帯を割いていく。
時折触れる刃先が、ひやりと肌を撫でていく。
行き場のない指先は、そっとそのガウンを掴んだ。
それでも、動くなと言われたとおり、一通りが済むのをじっと待つ。
新たに傷ができたのなら、それもまた指先のように痛むのだろうか。

それは、胸の内に留めた。]

(262) 2014/12/26(Fri) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……痛くはない、けど、……血は、止まらなくて
 ぁ、……ッ、い、

[抱かれるように傾いだ体。
触れる息に、指先に、震えた息をその胸に押しつける。
痛まぬとはいえ、皮膚の薄い部分なのだ。
その指先が傷に触れる度、ガウンを握る指がぴくりと震える。]

 ………、

[問いかけに、暗い赤の瞳は薄く、開かれる。]

 ……旦那様に、口答えなんてしたら、……余計、酷くなる、から、

[耳よりも深くに響く、呻くような喚くような声は、今は遠い自分の声。
きつく、指先を握り締める。]

(263) 2014/12/26(Fri) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 痛いのは、嫌だ、……
 ……死にたく、ない、……

[譫言のように、懇願の言葉を吐き出す。
額を押し付け、硬く目を閉じた。]

(264) 2014/12/26(Fri) 22時半頃

【人】 紐 ジェレミー

─部屋・事後─

[ざっと濡れた部分を清めて、はだけた下履きを整え、ベッドから降り。彼に薬の在り処を問う。

この部屋を訪れた際、持参したグラスに、酒を注いで、くすりとそれを彼に渡そうとするが、未だ彼は気だるげに見えた為、テーブルに置きなおし。]

 歩ける?

[生娘でもあるまいし、足が震えて動けないということは無い様にの思えるが訪ねてみる。

未だ乱れた衣服の彼の手をひきベッドに座らせ。]

 飲んで

[今度こそ、グラスと薬を彼に手渡し]

(265) 2014/12/26(Fri) 23時頃

【人】 保険調査 ライジ

[>>262>>263>>264 ガウンを引く力で、この者がはじめて触れてきたのを知る]

 泣き声は、犬のようではないな。
 しかし、案外感度の良い……。

[己の息と指先への反応が敏感であることに感心したように。
同時に、別の火が点るのが分かった。
胸元にかかる息の熱さに、呼応するよう深く息を吐く。
繊細とは謂えぬ指が小刻みに震えるを目で追っていれば、
伏した睫毛の下、暗赤色が映る]

 殺しはしない。
 優しく、はできないかもしれないが。
 脅えることはない。

[押し付けられた額。
この位置からはどのような顔をしているのか見えず、
背を撫でる手を首元に伸ばし、くいと仰け反らせる。
顎と開いた唇が目に入った]

(266) 2014/12/26(Fri) 23時半頃

【人】 半の目 丁助

 薬なら…ええと、箱の中に入れておいたよ。
 てぇぶるの上に紙の箱が有るだろう?

[豪奢な和紙で飾られた箱を示す。]

 歩けるが……いやに気が効くねお前さん。
 どうも。

[彼の手を借りて上体を起こす。
事後の倦怠感が残って居たので助かった。
それからグラスを受け取り。]

 ……乾杯?

[上目遣いに恍けた事を尋ねてしまった。
一体何を祝って乾杯するというのだろう。]

(267) 2014/12/26(Fri) 23時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/26(Fri) 23時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……犬じゃない、です……。

[その否定を、ここに訪れて何度口にしてきたか。
胸元に顔を押し付けての否定は、篭った音となるだろう。

ガウンを握る指の力は、緩むことはない。
背に触れていた指が顔へと近づけば、鉄錆の香りに瞼を開く。
最も傷の多い背を撫でていたのだ、じわりと滲む赤に、きっとその指先は汚れてしまう。

馴染んだ血の香りだと思っていたのだが、どうやらそうでもないらしい。
は、と、短く息を吐き出して。]

 ……ほん、とう、に?

[薄く開いた唇が、微かに声を紡ぐ。
血の気が失せ、白くなっていた指先に、赤が戻る。]

(268) 2014/12/27(Sat) 00時頃

【人】 紐 ジェレミー


 わかった

[彼に示された、色とりどりの美しい 紙の箱を開け、その中に見慣れた血色の錠剤。]

 女を扱う様にって言ったでしょ
 ふふ、 冗談だよ

 優しくしたいだけだから気にしないで
 乾杯…?
 
[グラスを受け取るのを見て自分もそれを手に取り。
乾杯の言葉には悪戯げに笑う ]

 初めてのセックスに?
 それとも、何度目かの初めて?

[グラス同士を触れ合わせたくもあったが、グラスを傷つける気もして、掲げるだけにし。薬とそれを飲み干した*]

(269) 2014/12/27(Sat) 00時頃

【人】 お針子 ジリヤ

― シュロの自室 ―

[ぺたぺたと素足で歩く音が響く。
ニコラスはついてきたのだろうか。

 ――彼の自室に1人で入るのは初めてだが。

鍵のかかってない様子から、厨房に引っ込んだと思っていたのに自室にいるのかとひとり勘違い]

 シュロさん。薬… いない?

[まずは顔だけ。
覗き込む際振り子のように揺れる銀は抑え付けた。
彼のデスクにひとつの本が置いてあって――…

ボクは何となしにそのままこっそり中に入って覗き込んでしまった。
ただの好奇心。
下位に悪戯な命令するのと同じ要領]

(270) 2014/12/27(Sat) 00時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 00時半頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 00時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

  ………な―――

[ ボクが写ってる写真。主と共に。

 撮った覚えなんてない。忘れてる?

とくり、とくりと鼓動が僅かに早まって。
その本――アルバムのページをまたひとつ捲る]*

(271) 2014/12/27(Sat) 00時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 00時半頃


【人】 保険調査 ライジ

[自堕落な身形をしている癖に、選り好みはする性質である。
抱くならば見目良いものが良いし、また金の髪を好む。
今の状況は男にとっても考えにないこと。
ではこの者には代わる何かがあるのだろう。
それともこれは、動物を愛でるようなものなのだろうか。

ならばある種安全とも謂える。
己の衝動は恐らく人にしか向かわない]

 本当だと謂えば、信じるか?
 まあ……そも吸血鬼なのだから、そう簡単に死にはすまい。

[あまり慰めにはならぬ言葉を吐いて、
首元に伸ばした血塗れた指をこの者の口の中に入れる]
 
 汚れた。
 自分の血の味はどんな味がする?

[血の気の戻った指先を見れば、
触れる体温も上昇したような気がした]

(272) 2014/12/27(Sat) 00時半頃

【人】 半の目 丁助

 お前さんのそういう気の利く所、
 あっしは好きだよ。

[自分の分の錠剤を受け取り。]

 は、「何度目かの」?
 お前さんとこんな事をするのは今日が
 初めてだよ。

[建前上はそういう事にしておかないと、どうにも保ちそうに無かった。
だってそうでないと、何度も惹かれて行為を繰り返して、なのに忘れてなんてそんなの認めたら……

彼の喉がワインと薬とを飲み下していくのに合わせ動くのをじいと見た後、自分も同じようにした。

透明な液体が口の中で弾ける。*]

(273) 2014/12/27(Sat) 00時半頃

【人】 石工 ボリス

[見つめた星は白い色を煌めかせている。
 彷彿としたのは、傷口を塞ぐ、白。
 そして、紅色の髪。

 不安定な思考とはかくも単純なもの。
 薬を飲むまで誰にも触れるなというジリヤの命令は、夕食に用意された薬を飲んだことで打ち消されただろう。
 シュロからの命令も従順に従った。
 ならば、と。

 簡単だ。
 ただ、顔が見たい。
 出来るなら、触れたい。
 包帯を換えると言い訳でもつけて。

 記憶にはないが、きっと今までそんなことしたこともなかっただろう。
 立ち上がると、緩やかに足はひとつの色を探して。]

(274) 2014/12/27(Sat) 00時半頃

【人】 紐 ジェレミー

 シーツ、
  ランドリー室に突っ込んでくる

[赤い子犬には雑用するなと言った手前頼むわけにはいくまい。

この人数の暮らす館で、遊んでばかりの人間ばかりで回るわけはなく。洗濯物などは週に何度かはクリーニングのために「人間」が訪れたりもしていた。

食材なども、そうして運び込まれている。

だからこそ、赤い子犬が雑用したがるのが不可解でもあり、外に干され日光の匂いのするシーツが良いというものはそれで良いのかもしれない。]

 ここの、維持管理費は
 どうやって捻出されてるのかね…

[ふと思いついては、忘れてしまう事柄
それも黍炉の能力なのだろうか。
あの美しく優しい吸血鬼を援助するパトロンでもいるのかもしれない。]

(275) 2014/12/27(Sat) 00時半頃

【人】 半の目 丁助

 ええと、なんだったか知ら……

[行為の前に彼に何か話すと約束したような気もするが、あまりにも好かったので忘れた。]

 まあいいや、あっしに何か聞きたい事が有るなら
 何でもお聞きよ。

 ああ、らんどりぃ室に?ありがとう。

[大浴場に足を運ぶ気にはなれないと言い、部屋に備え付けのしゃわぁで身を清める事に。]

(276) 2014/12/27(Sat) 00時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 00時半頃


丁助は、維持管理費どうこうの話題には別に興味がない。

2014/12/27(Sat) 01時頃


半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 01時頃


【人】 紐 ジェレミー


 今日は俺の部屋で寝ればいい
 
[シーツを貼ってやる様なことまではしたくない。
明日、子犬に頼むか、自分でやれば良いと暗に示して。 ]

 そう、シャワーで済ますなら
 汚れものを片付けたら
 俺の部屋に食事も持ち込んでおくよ

 寝巻きに着替えたら来て

[そう伝えて、汚れたシーツと衣服、グラスを抱えて室外へ*]

(277) 2014/12/27(Sat) 01時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[小奇麗にしているとも言い難い。
見目が良いとも到底言えない。
傷も多く、仕事も達者にこなせないこの身体に、価値があると思った事はない。
だからこそ、せめてと価値を得ようと仕事を欲す。
誰かに求められる存在なのだと、捨てられる事のないようにと、縋るように、求める。

衝動の向く先に、浅い知恵でどこまで理解が及ぶか。
死にはすまい、その言葉には確かに頷ける。
長く負っている傷だが、特別清潔にしていなくとも蛆の一匹どころか、化膿する気配すらなかった。
悪化することもなければ、完治することもない。
まるで、その状態で固定されているかのように。

口腔内に突き入れられた指先に、舌を這わせる。
指紋の細かな溝に滲んだ赤を、舐めとっていく。]

 ……っん、 …… ァ、ふ、……
 好き、……好んで、舐める味じゃ、ない、……

[唇を離し、素直な感想を述べる。
唾液の糸は、直ぐにでも途切れるだろう。]

(278) 2014/12/27(Sat) 01時頃

【人】 半の目 丁助

 はぁー……

[じぇれみが去った後、溜息をついた。]

 好きだよ。

[だけどお前さんの前では絶対に言ってやらないんだからね、ばーか。

シャワーを浴びたら真っ新な下穿きを身に付け、寝間着に着替えて愛しい人の部屋へと向かった。**]

(279) 2014/12/27(Sat) 01時頃

【人】 石工 ボリス

─ヒューの部屋前─

[普段、図書室でばかり会う気がする。
 食堂に男は赴かない、朝や昼は図書室にばかりこもり
 夜は眠る前まで庭にいることが多い。
 定かでない記憶をたどっても、明確に思い出せるのは
 昨夜、彼を『愛した』記憶だけ。

 ふらりとしていたはずの足は、急いて歩調を早め。
 靴音は廊下に響き、表情は微かに緩くなる。
 驚くだろう表情を、勝手な妄想に繰り広げ。]

 ……、ヒュ

[扉のすぐ傍に、足音は止まる。
 呼ぼうとした声と共に。]

(280) 2014/12/27(Sat) 01時半頃

【人】 保険調査 ライジ


 それはそれで愉しそうだが……。

[首輪と謂う単語に、考える素振りを見せ。
そうだ、と謂えば命でなくとも従いそうな、自我の薄さに。
序列で成り立っているクランに於いて、
不自然ではないかもしれない関係を想起するも、
やはり首を傾ける]

 傍に居ればよかろう。
 俺に何かを与えたいのか?

[対等ではない立場を望んでいるように見えて、
その実、対等でありたいのだろうか。
不得手な思考に眉を寄せる]

(281) 2014/12/27(Sat) 01時半頃

【人】 保険調査 ライジ


 重い。
 しかと支えておけ。

[腰の動きは僅かで、己に気の遣っているのがわかる。
絡ませた脚で男の下衣を下着ごと引き下ろす。
片手を頬から放し、押し付けていた下肢へ伸ばし、膨らみをなぞった]

 上に座れ。あまり体重をかけるなよ。
 
[己は寝そべった姿勢のまま、袋を揉みしだく。
この位置だと顔がよく見える。
暗色は伏せたままだろうか、覗く顔は意地悪いものになる*]

(282) 2014/12/27(Sat) 01時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 02時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 与えられたくば、……与えろと。
 そういう風に、……世界は、成り立っていると、

[食事が得たいのならば、その為に働くように。
心の安寧が欲しいのならば、それ相応の対価を。

傍に居るだけ、それだけで何が満たせるのか。

薄い自我、自信も誇りもない行き方。
ただ無意味に、身と心を削っていく日々。
削ることで満たされる、心。]

 ……傍に居るだけで、……いい、筈が、

[それは、幼少期から植え付けられていた、教え。
いくら施設で長く過ごそうとも、幼い頃をそう過ごしてきたのだ。
そう簡単に、意識は変わらない。

問う声は、不安に、震える。]

(283) 2014/12/27(Sat) 02時頃

【人】 石工 ボリス

[息を止め、息を吐き出し。

 薄ぼんやりと、こんなことがまえにもあったように思う。
 “愛している”人が、誰かと体を重ねていて。

 その時は、何を思ったんだったか。
 今はもう何一つ、覚えていない。]

(284) 2014/12/27(Sat) 02時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 02時半頃


【人】 石工 ボリス

[一歩、離れ。
 二歩、離れ。
 立ち止まり。

 息なのか、唾液なのか、なにかを飲み込んで。

 今度は立ち止まらずにその場を去った。



 思い出した。
 『また今度』なんて言葉は
 ここでは、忘れ去られてしまうこと**]

(285) 2014/12/27(Sat) 02時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 02時半頃


【人】 保険調査 ライジ


 与えられたくば?
 何だ、ではお前も欲しているのだな。
 安心した。

[奉仕し仕えるだけで満足とは到底思えぬ男は、
己の解釈に屈託ない笑みを見せる]

 不安にさせたか? すまなかった。

[震える声は、相変わらず雨に濡れでもする子犬を想起させ、己の気分を和らげる]

 お前は実に、情を沸かせる。
 得がたいことだ。

[こうして言葉を交わせば幽鬼と評されることのある己でさえ、まともな感覚を有した生者であるかのように思わせる]

(286) 2014/12/27(Sat) 02時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 03時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[欲している。
その言葉に、瞳が、心が揺れる。
笑む表情は、とても自然だった。
自分はあんな風に、笑えるのだろうか。
眉は、寄るばかりだった。]

 ……不要になるんじゃ、って
 捨てられるんじゃ、って、……

 それが、不安で。

[その不安が付き纏うのは、きっとこの最上位の者に対してだけではないのだろう。
仕事を乞うチョウスケへも、また同様の不安を抱いている。
突き詰めればもっと、もっと、根本から。
捨てられることへの、心的外傷。]

 ……情、

[口の中で、短く反芻する。
ゆっくりと、首を傾いで。]

(287) 2014/12/27(Sat) 03時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……ただ、貴方の傍にいるだけで、いい?

[問う声は、泣きそうなほどに震える。

信じてもいいのか。
裏切るのではないだろうか。

何度目かにもなる、確認するかのような問い。]

(288) 2014/12/27(Sat) 03時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 03時半頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 03時半頃


【人】 紐 ジェレミー

[シーツをランドリー室へ放り込んだあと、食堂へと向かう。>>247

主の姿はあっただろうか。行為の最中の鈴の音だったから、かなり時間は経っているはず。

食堂には手付かずの食事が並んでいる。]

 あれ、俺が一番手?
 皆、好き勝手しているね

[クアトロがすでにここに訪れ薬を得たことは知らないからそう解釈。主がいたなら、遅れたことを詫び。薬は飲んだことと、食事は自室で取ると伝え]

 デザート…

[ブッシュドノエルは甘いものが好きだと言っていた彼が喜びそうだ。広めの盆に、乗せれるだけ乗せて、自室へ。]

(289) 2014/12/27(Sat) 04時頃

【人】 紐 ジェレミー

[テーブルに、食事を置き、自分もシャワーで身を清め。丁助が訪れるのを待つ。

シャワーの最中でも、
勝手に入って来ればいいと、
鍵はかけずに。

食事をしながら、もしくは寝物語で
聞きたいとねだった話は聞けたか
それとも、また「今度」と逸らされるのか**]

(290) 2014/12/27(Sat) 04時頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 04時頃


理性子 参休は、メモを貼った。

2014/12/27(Sat) 05時頃


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ジリヤ
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