234 麻雀邪気村-3rd season-
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還ってきた――冥府の底より、龍帝が還ってきた。
[雀眼に映った未来は覆された。だが――これでいい。
先の実況アナウンスでも指摘されたこと。 意図的に、龍の必要とする牌を切ったのは確か。 つまるところ、差し込み行為となんら変わりはない。
ならば、何故。 無論、龍とコンビ打ちをしているわけではない。 口にしたような、蘇生の切っ掛けとなった牙への礼でもない。
龍に斃れられては、困る。ただ、それだけのこと。
雀界の勇者と冥府の王。卓上に燦然と輝く二つの太陽。 龍が斃れれば――ただ、巨星同士がぶつかり合うだけの神々の闘い《ラグナロック》が起こるだけ。
その未来を、変えなければならなかった。そのための、龍への差し込み]
(19) 2015/08/09(Sun) 18時半頃
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[そう、卓上に第三の太陽――真なる龍帝が、降誕すれば。
力学的計算は、二点間であれば単純だ。ただ力の大小だけ。 だが、それにもう一点が加わるだけで、途端に複雑になる。 複雑な力関係、能力の相性、交じり合ったオーラ――計算できない混沌《カオス》が生まれる]
ですが――そこにこそ、私の勝機もある。
[そう、それが麻雀。それこそが麻雀。下克上《クーデター》は起こり得る。 一対一で闘えば敵わぬ相手でも、複数人の思惑が絡めば、単純な力関係どおりにはいかない――、]
(20) 2015/08/09(Sun) 18時半頃
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……、しかし。
[龍が還ってきた代わりに、雀使が墜ちた。 先にギリギリの勝負を繰り広げ、力を認め合った相手の脱落を悼む。 運命の流れを僅かに変えたとしても、誰かは呑み込まれる。そういうことだ。
――気を抜けば、自分も呑まれる。
いや――違う。呑まれる。そんな受動的で、勝てるわけがない。
冥王を、勇者を、龍帝を、隠者を――こちらが呑むつもりで、打たねば]
(21) 2015/08/09(Sun) 18時半頃
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[――そして、南4局の幕が上がる]
……配牌から仕掛けてきますか、隠者。
[卓に及んだ気配。隠者のもとに、何かが引き寄せられていく]
ですが、私の親番――私も最初から全開でいきます。
[女帝は、14牌が手元に揃うまで、手牌を伏せたままにしていた]
136牌から14牌を引いたとき、配牌の組み合わせは102億1253万3760通り――、 その平均値は、4向聴。和了の形になる確率は――僅か、33万分の1。
[伏せて並べた14牌。その両端に、両の手を添えて]
ですが、いまなら――……、
[そう――そこになにがあるかは、観測するまで、不確定。 ――それを14牌まとめて、やろうというのだ。 シュレディンガーの黒猫の生死を、14匹まとめて定める――雀氣を、その両眼に集中する]
(22) 2015/08/09(Sun) 19時頃
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……、……っ!!
[タッ――ン!! 卓上に立てた14牌の絵柄が、女帝の観測によって、いま定まる。
1牌2牌3牌――暗刻。 4牌5牌6牌――暗刻。 7牌8牌9牌――暗刻。
そして、10牌目――揺らいだ絵柄が、元に戻った]
ぐっ……、!
[他家の雀氣に圧されて、集中が乱れた。10牌目から先は、ただの配牌。
なるほど――猫は九つの魂を持っている。有効牌と定められるのは、いまはそこまで。
だが、手にした、9つの有効牌《ナイン・ライブス》――配牌としては、それでも強力には違いない]
(24) 2015/08/09(Sun) 19時半頃
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これは……、
[輝く羽が、祝福のように降り注ぐ。そんな、幻視]
死なせない――ですか。 なるほど、あなたが口にすると、信じたくもなる。
[事実――龍の牙に、一度は救われた]
――ですが。
[龍圧が勇者を押し留める間に、手は進む]
(引いたッ! 有効牌……!)
[ツモ牌を手牌と入れ替え――暗刻3つに対子2。四暗刻《フォーチュン・フォー》、テンパイ]
(32) 2015/08/09(Sun) 21時半頃
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ええ、死んでもらっては困ります。
[さらっと、そう応じて]
ところで、万物の声――と、言いましたね。 これは完全に、興味本位の問いですけどね、龍帝《カイザー》。
[不要牌を、タンッと捨てて。 勇者を襲う龍圧の横合いから、問いかける]
――この雀卓。 あなた方の――いえ、私たちの雀氣にも耐える、この卓。
数多の猛者たちの魂が注がれ続けた、この、不壊の雀卓《ラウンド・テーブル》。 暗黒の青天井《アポカリプス・オブ・ブルーヘヴン》をも耐え抜いたとされる、この卓。
[言葉を継いで、それを慈しむように、撫でて]
この戦いを――どう見ているのでしょうね。
(34) 2015/08/09(Sun) 22時頃
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[ところどころ――暗褐色の染みや、凹んだ痕の残る、年季の入った卓。
ことによれば、この卓に座る誰よりも――雀界の死闘を視てきた卓。
龍帝が万物の声を聴けるというのなら、聴いてみたいと思った。
彼女の数学には何の関係もない、ただの、雀士としての興味本位]
(35) 2015/08/09(Sun) 22時頃
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……彼女が。
[視線を、向けて]
道理で――よく心得た、実況をするわけです。
[納得と感嘆を、洩らして]
……いずれ、私たちの闘牌も――彼女の語る伝説になるのでしょうか、ね。
(43) 2015/08/09(Sun) 22時半頃
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――勇者オスカーッ!!
[その牌を――そのままは、通さない!!
リーチ一発を防ぎ――そして、己が手を、一段階上にと書き換える!!]
――その捨て牌――貰い《カン》ます!!
[手牌から繰り出した3牌と結合し、並べられる4牌。 確率論的には愚手とされる、大明槓――だが、女帝にとっては、違う]
(44) 2015/08/09(Sun) 22時半頃
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――カンッ!!
[勇者の捨て牌で啼いた、大明槓。その嶺上牌は、彼女の暗刻に一致した]
まだです――もう一つッ!!
[更なる嶺上牌。それも、また]
カンッ!!!
[更に]
――カンッ!!!!
[四連続の、啼き――すべて、カン]
(45) 2015/08/09(Sun) 22時半頃
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……、通りますよ。通ります――、ですが、勇者《オスカー》。
[傍らに並ぶ、四つの槓を、指差して]
――私を無視して、龍帝のみに向かったあなたへの呪いです。
[勇者、王侯、皇帝――届かずとも、それを一刺しする毒は持つのだと]
包《パオ》――責任払いとも、いいますね。 この四槓子の確定――私がツモで上がれば、すべて、あなたの払いです。
[頭待ちの単騎で、くっと喉を鳴らした]
(49) 2015/08/09(Sun) 22時半頃
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はっ……!?
[龍帝の、和了。それに、半瞬、亡失して。
『――私を無視して、龍帝のみに向かったあなたへの呪いです』
つい先刻、己が口にした言葉が、重苦しく響いた]
ああ……そうです、ね。 私も、知らず、同じ過ちを――龍帝《アナタ》を無視して、勇者のみに集中するなど。
[苦笑じみたものを浮かべて、点棒を払う]
ですが、次は――そうは、いきません。
[親番は安手で流されたが――まだやれる。改めて、決意を]
(62) 2015/08/09(Sun) 23時頃
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……こ、れは……?
[勇者の構築した世界――無垢なる天空の血潮≪ブラッド・オブ・スカイ≫]
私は、既に、点棒を支払ったはず……、
[だが、現実は――。そうして、すべてを理解した]
……余計なことを、勇者 《オスカーッ》!
[叫んで、ぎりっと]
ならば――その甘さの代償《パオ》は! あなたに支払わせてあげましょう……!!
[手は、四槓子にドラ16――トリプル役満である]
(72) 2015/08/09(Sun) 23時半頃
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いえ、その和了りも――私が観測するまで、確定しません。
[龍帝がそのつもりなら――同じ土俵で、書き換える!!]
(77) 2015/08/09(Sun) 23時半頃
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それで――その手を和了といいますか、龍帝。
[雀氣の応酬で、真っ赤な眼球に血涙を浮かべながらも、そう笑った。 そう、変化したのは、勇者が摩り替えた1牌だけではない――全てがばらばらの、14牌。 勇者の氣がぶつけられた隙に、そうやってのけた]
――チョンボですね。満貫払い、ですよ。
(78) 2015/08/09(Sun) 23時半頃
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馬鹿は――あなたもでしょう、オスカー。
[荒い息で、応じる]
あなたが――あそこで、聖剣を抜く理由がどこにありました!! 私は――私は、龍帝の發のみ、それにしてやられた!! それが全て!! だというのに!!
[情けをかけられた――それは、雀士にとっての屈辱!!]
(82) 2015/08/10(Mon) 00時頃
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……な……、
[オスカーが、和了れた。それは、つまり――]
龍帝が、罰符で流局にしなければ――、
[――オスカーがツモれば、もっともダメージを受けるのは、親の私――]
ツモられていれば――飛《コロ》されていた……?
[呆然と、そう呟いた。そして、龍に視線を向ける――何故、助けたのかと*]
(88) 2015/08/10(Mon) 00時頃
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――隠者《ハーミット》!! いえ、よもや、あなたは――!!
[数牌に、その数と同等のドラを付与する能力――]
――争いを呼び!! 血で血を洗う闘牌を招き!!
後先考えずにレートをハネ上げる――あの伝説の、愚者《フール》では!?
(95) 2015/08/10(Mon) 02時頃
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[気圧される。ひどく気圧される。
ともすれば、これも掌中なのかもしれない。
だが、だが――黙って、敗れるわけにはいかない!!]
そうまでして、見たいのですか! 青い地獄《ブルーヘヴン》を!! ならば――、あなたが、その身で味わえばいい!!
[狂気じみた哄笑を洩らす、隠者の捨て牌を、啼く]
(96) 2015/08/10(Mon) 02時頃
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カン――!!
[9s――ドラ36。]
――あ、がああああああああっ!!!!
[バチバチバチッと、指先に電光が迸る――だが!!]
カン――!!
[9m――ドラ36。手にした嶺上牌は――]
く、ふっふふふ……!! 足りない足りない足りない足りないッ!!!
[ぶっ、と。鼻血を溢れさせながら、四牌を露にする]
カン――!!
[9p――ドラ36。手にした嶺上牌は――]
(97) 2015/08/10(Mon) 02時頃
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[ズ……アァァァァァッ――女帝の指先で、牌が、一瞬、黒いモノリスに変わりさえしたかもしれない]
チャンタ三色同刻ドラ108で、テンパイです――!!
――さあ……望みどおりの青天井《セカイノオワリ》ですよ、隠者。
[きっと、視線を向ける]
あなたの望んだ青天井――この程度で終わりではないのでしょう!?
[叫ぶように、牌を切った**]
(98) 2015/08/10(Mon) 02時頃
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……、くっ……、
[天和、地和、人和――彼らは、容易に33万分の1を引いてくる。
私の届かぬ領域を、いとも容易く、引き当てる。 108の欲望《ドラ》を積んでも、その域には、未だ届かない。
何だ、何が足りない。何が不足している――、必死に計算を続ける脳に、静かな声(>>141)が染み入った]
……私が、望んだ情景……?
[――勝利? 栄光? うつろな眼で、卓上を見回す。 暴力を暴力で斃し、流血を堀に満たし、敵の躯で城壁を組む――そんな王国を築きたかったのだったか?]
(188) 2015/08/10(Mon) 22時半頃
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……、……ああ。
[――いまの自分に足りないのは、力でも運でも、ましてや計算でもない]
ええ……楽しくは、ありませんね……いまは。
[――そう、初めて牌に触れたとき、卓を囲んだときの緊張と興奮。 あれは――確かに、楽しかった。勝つことではなく、打つこと自体が楽しかった。 確率を計算し、どうすれば和了りやすいかを考えているのが、楽しかった。
血反吐と鼻血に塗れて、勝利それ自体を目的に修羅の道を往く――そんなことのためだけに牌を握るには、人生は短すぎる]
(189) 2015/08/10(Mon) 22時半頃
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……力を貸してくれ、ですか。 いえ、貸しにはしませんよ、龍帝――私だって、楽しい麻雀が打ちたい。
[小さく微笑して、彼女もまた、参戦する――]
――あなたの相手は私です、伝説の愚者《フール・ザ・ディザスター》!
(199) 2015/08/10(Mon) 22時半頃
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――舞い遊ぶ黒牌《モノリス・イン・ザ・ダーク》!!
[その指先が放ったのは、己の和了に向かう業ではなかった。 こちらに牙を剥く隠者、あるいは、愚者に向いたものでさえなかった。
ツモるため山牌に伸ばした指先。その牌が――"黒く染まる"。
一枚ではない――二枚、四枚、八枚。 倍々ゲームのように、あっという間に山牌のすべてが黒に染まる。
その色だけ視れば、女帝もまた冥王の軍門に下ったかと思われるだろう、が]
モノリスの増殖――実況さんなら、判るかもね。
[次に、何が起こるのか――]
(204) 2015/08/10(Mon) 23時頃
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光が足りないのなら――足せばいい!!
(205) 2015/08/10(Mon) 23時頃
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昇れ――育む新陽《セカンド・ソル》!!
[カッ――と、山牌がまばゆい閃光を放る!!
冥王に与するものには不利に、それに対する可能性には有利に――!!
だが、決して、積み替え、イカサマの類ではない!
彼女は物理的には、なにもしていない――ただ、可能性の種を撒き、水をやっただけ!!]
ッ……あとは、あなたたちに……、任せますよ。
[あとに残されたのは、暖かな光熱を放つ山牌。それに――力を遣い過ぎたか、迂闊な捨て牌]
(209) 2015/08/10(Mon) 23時頃
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……やった、ん、ですか?。
[意識としては、背後。三者の闘牌が、輝く光を放つ]
はは――認めますよ、もう。 いまの私の力量では、伝説の主人公《あなたがた》には届かない。
ですが――百年ほど先の雀記物語に、格好良く登場は出来る、かもしれません。 龍帝と勇者が冥王と戦う最中、その背中を守った女雀士リッキィ――……、ふふ、いい響きです。
――そうでしょう、伝説の愚者《フール・ザ・ディザスター》。 あなたほどの雀士を……足止め、出来たのですからね。
[龍に向かって吼えた伝説のひとり>>248に、精一杯の雀氣を叩き付けて。
かれらの決着まで、その注意をどうにか逸らした。 成した役割は、ただ、それだけだったが――それでも、いい。清清しい疲労が、満ちている]
(264) 2015/08/11(Tue) 00時頃
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