73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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[ぎゅっと握り返されたても冷たくて。 それでも、暗い鐘楼内の階段を下りていけば、 握った箇所から少しづつ暖かくなる。
かけられた言葉が、 当初、噛み付かれたときのような形に 近い気がすると、ぼんやり思いながら 寮のシャワー室に向かいつつ 鮮やかな方を撫でながら尋ねる姿を振り返った。]
…………フィリップ。
[緊張する。 さっき馬鹿にされたばかりでもあり。 カルヴィンに頭がおかしいと思われながら、 彼を拘束することになるのだろうか?と 不安にのどが渇く]
(3) 2011/12/29(Thu) 00時半頃
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[鮮やかなほうは手が伸びかけて止まる様子に 不思議そうに首を傾げてカルヴィンを見る。
フィリップも不思議そうに、カルヴィンを見た。 そのすんなり納得している様子に。]
……うん……そう、なんだけど…… 変、とか、思わない……?
[一瞬どちらが呼ばれてるかわからず、 呼びかけに、鮮やかなほうもフィリップも カルヴィンを見、それから尋ねた。
ただ、シャワー室に向かう途中 (元)生徒会長が見えれば カルヴィンの背後に隠れるように歩みが遅くなる。 ……先ほど逃げたことの気まずさもあるが 背中に聞こえた>>3:14。オスカーにかけた言葉が まるで、モルモットにされたような気がして。 その表現が怖かった]
(11) 2011/12/29(Thu) 01時頃
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[身と蓋のない答えが返ってきて、 元々変だと思われているほうがいいのだろうか? それより、大概な表現じゃないか?と ぐるぐる考えている時、鮮やかなほうは わかっているのか、いないのか首を上下に振る。]
……だから……あらためて、 聞かれるのは恥ずかしい……いいけど、さ
[カルヴィンが軽くどもったのが また、こちらまで気恥ずかしく。 ただ、前のように拒否することもなく。 ……もちろん、鮮やかなほうだと、 フィリップも本鳥も思っていたが。]
[離れない手をぎゅっと握り返して、 何とか逃げ出さないよう気持ちをつないだ]
(20) 2011/12/29(Thu) 01時半頃
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へ? え……?ちょ……
[当然鮮やかなほうの話と思っていたため フィリップに手を伸ばされ翠が瞬く されるがままに髪を撫でられて。 鮮やかなほうのように撫でられぬに慣れていないどころか 物心ついて以降、そういった記憶はなかったから 思わず息を止めて目をつぶった、が。]
……………はい……
[実験動物のような物言いに 今の心配と言う言葉がそぐわなくて、 カルヴィンの影で警戒心あらわに 短い返事を元生徒会長に返す。
ただ、忘れ物、その件にはこっくり頷いた。]
(25) 2011/12/29(Thu) 01時半頃
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……実験動物のように観察材料にされるのは好みません。 学習教材になる気もありません。
[元生徒会長の言葉は、整ったきれいな言葉だった。 ただ、フィリップからすれば、 オスカーとは抱えるものが違いすぎて平行線になりそうで。 緩く首を振り、提案に拒絶の意思を見せる。]
[ノックスのことも、ベネットのことも 副会長のことも未だ知らず オスカーが中庭で薔薇と一悶着あったことも知らない。 ただ、カルヴィンが気にする様子に 気になる様子があったんだろうか?と オスカーをよく知らないフィリップは、 普段との差異もわからず]
……何だかんだで、皆起きてる…… 夜中、のはずなのに。
[これも、薔薇のせいなのだろうか?]
(31) 2011/12/29(Thu) 02時頃
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フィリップは、レオナルドが笑みを見せるも、じっと警戒心あらわにした翠で見たまま
2011/12/29(Thu) 02時頃
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― →シャワー室 ― [鮮やかなほうが自分ではないフィリップに 手が伸びるのをきょときょとと珍しげに見る。 当のフィリップは不慣れから目を瞑ってしまうが。]
………フィリップが撫でられたがるのが、 なんかわかる……
[ただ、明らかに年下に撫でられてるのは 気恥ずかしさも感じたのだけれど。]
……あったかくなったら、 みんな、眠れるのかな……俺達は眠くなるかな……?
[抱きしめこと、手をつないだこと、 撫でてもらってること、セシルの音楽。 暖かくて、優しいことを指折り思い出しながら。 寒さが原因なら、シャワーで冷えを落とせば眠くなるだろうか? 薔薇から少しはなれ、 緩く首をかしげたずねながらシャワー室の戸を開く]
(58) 2011/12/29(Thu) 13時頃
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― シャワー室 ― [離れた手が名残惜しかった。が、 シャワー室の用途を思えば当然で。 シャワー室にかかる時計を見上げて時間を知り
……ただ、さっき着替えた服を籠にほおりこんでから 改めて見上げたとき、あれ?と違和感を感じる。]
……………この時計、秒針しか、動いてない……?
[そんなにもたもた服を脱いだわけではないけど、 慌てていた訳じゃなく、適度に畳みながら脱いだ。 だから1分以上はかかっていると思うけど、 短針の位置が変わっていない気がして、 カルヴィンと鮮やかな方を見た。]
(59) 2011/12/29(Thu) 13時頃
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― シャワー室 ― [何時か?そう問われて壁の時計の時刻をいいかけ この時計が、そもそもいつからこの状態かと 思い至り緩く首をふる。]
……俺はそう思う…… どこから、どこまでか、は、わからないけど
[ロバートが言っていた集団ヒステリー それでは片付けられない現象に、 御伽噺と隅においておくことが出来なくなった。
考えながらも促されればこくりとうなづく。 蛇口をひねれば温かな湯が降り注いで身にしみる。]
……このまま、止まったまま、なのかな
[それが、いいことか悪いことか、 よくわからないけれど]
(63) 2011/12/29(Thu) 14時頃
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[頭から湯をかぶり、一〜二度頭を振った。 鮮やかなほうも羽毛についた水滴を同様に払う。]
…………うん……
[動き出すのも怖いのもわかる。 このままでいい、というのもわかる。 先のことに怯える必要もない。 こうやって、ゆっくりすごす時間だけがあれば それでいい、と思える。]
……さっき、セシル……ヴィオリンを弾くんだけどね…に、 また、曲聞いてもいいって言ってもらえてるんだ。 何か、したいことがあるなら後でいいから い……一緒に、聞きに……いかない?
[ひょいっと、隣のブースを覗き込む。 前髪を引っ張る姿におずおずと誘いかけた。 人に何か誘いかけるのは初めてだったので 覗きこむといっても、殆ど隠れていたが。]
(65) 2011/12/29(Thu) 14時半頃
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[鐘楼にいたのだから、ある程度音と声は聞こえている ……ことにはフィリップは気づかず 頷かれただけでは、今も気づいていなかった。]
……ありがとう。
[受諾の言葉が返れば、翠を嬉しそうに細めた。 促されれば、こくりと頷き、 またパーテションの影に消えるけれど。]
[鮮やかな姿が視線に気づき、 水温を軽くたてながら タイルの上を歩き見上げている頃 フィリップは洗い終えて蛇口を止め、脱衣所に向かう]
(67) 2011/12/29(Thu) 15時頃
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大丈夫だよ〜
[かけられた言葉に振り返る。 さすがに苦笑一つこぼした。 これではどちらが年上かわからない。
実際芯まで冷えた身体は湯の温度でほの温かく。 適当に身体をぬぐって さっき来ていた服を身に着けながら。
……追いかけられるかたちになった 鮮やかなほうは、振り返り、 全身を一気に震わせ水滴を飛ばした後 えへん、と少し水滴が飛んだ羽毛を膨らませつつ胸を張って。] [フィリップはそんな一人と一匹を見ながらも着替え終えれば、 黒手袋とブランケットを片手にまとめて持ちつつ 今度は、素手の手を差し出した。*]
(70) 2011/12/29(Thu) 15時半頃
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― シャワー室:脱衣所→ ― [出た後見た時計も、やはり時刻がかわっておらず 一度眉を寄せて見上げた。] [頭からかぶった上着の裾を下ろしながら 鮮やかなほうから聞こえた声に、 ああ、また、鮮やかなほうが……と フィリップ自身も散々やられたそれにちょっと眉を潜める姿 ……自分以外の誰かが、というのを見るのは初めてで。 酷く目新しく映った。]
……いると、いいな。
[他にどこにいるかは見当つかないから いなければ聞けないことになる。 とても暖かな手を握り締めながら、いるといいなと思った。]
(78) 2011/12/29(Thu) 21時頃
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……カルヴィンこそ、ちゃんとあったまった?
[廊下に出たところのくしゃみに、軽く翠を瞬かせる。 一度、軽く抱きしめて自分の温度を差し出した。 ……口の中、貰った飴玉の味が甘く広がる。 甘さだけが広がって、 別の味があることには気づくことできない。]
(79) 2011/12/29(Thu) 21時頃
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― →音楽室 ― [暗い廊下、薔薇の匂い、 どちらもあまり好ましい要素ではなかったが 握る手が暖かくて、あまり気にならず、 カルヴィンと一緒に音楽室の前まで行く。]
[半歩後ろから音楽室の戸を見上げる。 楽器演奏、音楽科目に縁のないフィリップには あまり縁のない場所。
開きますように、と、 今は指を通していない、黒手袋を 開いている手で軽く握って願った。]
(80) 2011/12/29(Thu) 21時頃
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― 音楽室 ― [その内側で煩悶する姿知るすべなく 変える声に、フィリップはカルヴィンを見ほっと笑う。 同時に握った黒手袋に思う小さな願いが叶ったとも。
入室する際、カルヴィンは一言、二言、 内部に声をかけたかもしれないが、 フィリップ自身はその半歩後ろカルヴィンの手を握って 入室しきるまで静かに。]
[内部にいるかわからないのだから練習をしていないのはわかっていた ただ、座り込んでいる様子に、翠は瞬く]
ちゃんと、暖かい場所にいるから、 聴けたらいいな、って思ってきたんだ。
けど、体調……悪い……?
[窓枠の中の姿とは様子が違って見えてゆるく首を傾げた]
(96) 2011/12/29(Thu) 23時半頃
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― 音楽室 ― [音楽の造詣浅いフィリップには、 響く音の難易度、技巧は一切わからない。 ただ、優しい錯覚をくれた音をまた聴くことができたら。 それも、時が止まっているかと思われるこの夜更けに カルヴィンと一緒にセシルの音楽が聞けて、 そのまま時が止まるならば それはどれだけ幸せなこと、だろうと思う。
ただ、最後に聞こえた曲は、 重なる音はまた別の感覚の音だったが。]
うん……俺は…… このまま、セシルの音を聞いて 時間が止まっても、とまったらいいと思う。
[じっと、翠でその穏やかな様子を見つめながら こくりとうなづきつつ、 時間、に関してそのとき考えてたことも、言葉にこぼれる。]
(100) 2011/12/30(Fri) 00時頃
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― 音楽室 ― [フィリップの言葉 ……フィリップの身の上にある良いことに対し セシルが笑んでくれたことに、 暖かなものを感じてフィリップも微笑み返す。 だから非礼を詫びられれば きょとんと翠を丸くした後、 慌てて首を横に振った。むしろ、毀れた言葉は……]
素朴で、暖かいから……
[変えなくていいのに、と最後までは紡げなかったのは セシル本人が気になるなら、気にならない話し方がいいのかな、と そう思えば、セシルが間違いと思う話し方を強請るは出来なかった。]
……うん……何も怖いことはないし…… カルヴィンの手も、セシルの音も暖かいし…… 薔薇の匂いはきついけど、きっと、それも慣れれば……
………あ、セシルは、戻りたい?
(105) 2011/12/30(Fri) 00時半頃
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戻りたいんなら、こんなこと、いっちゃってごめん……
[問いかけられる言葉に、こくりとうなづく 鮮やかなほうも肩で同じように。 ただ、セシルの表情が芳しくないを見れば、 セシルは時が止まったままでは困るのかな、と。 もしそうならば、こんなことをしゃべるのは良くなかっただろうかと 軽く翠を床に向けて]
(106) 2011/12/30(Fri) 00時半頃
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― 音楽室 ― [言葉にまで気を回せない。 ……窓枠の中にいたヴァイオリン奏者の時とは違い 座っている姿、惑う表情……言葉の端にある 何か余裕を持てない様子が気に掛はしたけれど 問う言葉もなく。 そのかわり、望んだ話し方であり セシル自身もその話し方で 楽ならばと笑ってうなづく]
うん……冬の夜は、寒い、かも知れないけど ……その分暖かいし……
(116) 2011/12/30(Fri) 01時頃
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[眠りについた何人もの存在をまったく知らない。 ただ、むせ返るような薔薇の香りと、 冬の夜のまま静かに時が止まった空間。 ……ロバートの言う集団ヒステリー的なことも 自分に強く作用することもなく、身の回りにも見当たらず。 なれば、今までなかった幸せがある空間、 ここにいたいと、思ってしまう。] [セシル自身は明確には答えが出ていないようだった。 戸惑う声に翠をもう一度上げたが 今度はセシルの穏やかな視線が床に落ちていた。]
…………うん。 俺は、カルヴィンと一緒に、いたいよ……
[ただ、問われた言葉には、 もう一度先ほど頷いたカルヴィンを見て 今度はこちらから手を強く握って笑って頷いた。 湯上り、寒い廊下で赤い頬をしていた姿を ……その理由が湯上りだからか、それとも別か その判断はつかなかったけれど]
(117) 2011/12/30(Fri) 01時頃
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[頷くカルヴィンを見る。 蹲り、耳まで赤くした人のことはいいのだろうか? と、思わないわけではなかったが。
カルヴィンがこちらを見上げるセシルに問う言葉に セシルはどう返しただろうか? フィリップは鮮やかなほうと一緒に そのやり取りを翠で見つめて聴いた。
その後、カルヴィンとセシルが 何か言葉を交わしただろうか? その結果、セシルの表情が曇る様子でなければ フィリップは、また一曲と、 演奏してもらうことを願う。
さて、そのあたりがどうなったかは またの機会に譲るとしよう。 ただ、曲が終われば、ありったけの感謝を告げて 部屋を後にすることになるだろうけど]
(120) 2011/12/30(Fri) 01時半頃
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……セシルにも、この夜が 優しい夜であること、願ってる。
[演奏があってもなくても、 退室時、セシルがフィリップに願ってくれたように フィリップもそう願う言葉をおいた。]
(122) 2011/12/30(Fri) 01時半頃
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[一緒にいるとつらくなる。 と、いう事はどういうことなのだろう? 経験のない事象に、そう口にしたカルヴィンを見る。 次いだ言葉と、手の暖かさがあれば、 それは気にしなくてもいいのだろうか?]
[薔薇の匂いはどこかしこにもある。 カルヴィンと一緒に音楽室を出れば やはり、廊下には薔薇の匂い、満ちている。 けれど。]
……この匂いが、今を作ってるなら かまわないって、今は思う。
[ロバートと話した時は、漠然と もし彼のいうことが 実際そうであるなら、良くないと思った けど、今は………… つないだ手を離さずにカルヴィンに笑いかけた。]
(125) 2011/12/30(Fri) 02時頃
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……――
[思い当たることがフィリップにもある。 握っていないほうの手で 少し熱くなった頬を冷やすように包む ……カルヴィンの言葉から、 カルヴィンにも何かあったのだろう]
あの、さ……なんか、俺が変になったら 殴って、止めて、いいからね……?
[サイラスと言う人が好きな年下に、 さすがにそんな無体はちょっと……と 自分のもの、と、いってくれた言葉に 甘え過ぎないよう自分に釘を、 カルヴィンに行動範囲をと口にする。]
[暗い廊下は先が見えないことの暗示のようで怖かった。 けれど、先が見えなくても、 もし、先が存在さえしなくても。]
(131) 2011/12/30(Fri) 02時半頃
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うん……俺こそ、ありがとう……
[手の暖かさが大丈夫といってくれるように思えて。]
………どうしよ、っか……? ロバートは、何とかしようと、してる、のかな?
[なら、止めたい気持ちもあって、口にする]
(132) 2011/12/30(Fri) 02時半頃
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[あれ、ロバートと集団ヒステリー云々の時、 カルヴィンもいたよとか、 会話の流れでわかる、よな?とは考えつつも、 人付き合いのないフィリップには わざと尋ねる理由も見つからず。]
え………っと、その 性……的に、触れたくなる、とか……
[口ごもる声は、徐々に小さく。 声に出すと逆に変に意識に残りそうだとも。 ロバートと話している時も 酷く照れ困惑したのは今も変わらない。 それでも、握った手を離すことはないが
そのロバートがどこにいるかは、 カルヴィンに任せようと思ったけれど。]
(136) 2011/12/30(Fri) 02時半頃
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ひゃ……っ
[伸ばされた指先に過剰な程肩が揺れた。 鮮やかなほうのフィリップがそれに抗議するよう フィリップの短い髪をくちばしで引っ張る。]
―――〜〜 や、やっぱりわかってたっ!!
[ただ、カルヴィンの続いた言葉は やっぱりわかってたと言う拗ねる気持ちと 突然触れられたことへの驚きと、 そういえば同室と言ってたっけと、 納得する気持ちがない交ぜに。
ただ、カルヴィンの向かう先が食堂とわかれば 人が多いこと多い故に緊張もした。 ……が、夕方頃は会いたくなくても遭遇したのに 今は、妙に静かで人に会わない、と、ふと気になった]
(138) 2011/12/30(Fri) 03時頃
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[平然と頷かれて、フィリップは最初言葉もなく パクパク、と、酸欠金魚の様子。]
……じゃぁ、聞かなくて、いいじゃん
[顔が熱くて、心拍数も上がって 結局、抗議らしい言葉は これくらいしか思いつかなかった。]
ん……ごめん、俺、食堂苦手で…… それにしても、人、会わなくなったね ……寝てる、のかな……
[先ほど思い出したばかりの同室、であること ……泣いていた時の様子を思えば、 いろいろあったことぐらいは想像できて 握りなおす手を握り返す。 ……話題を部屋のことやそこから悲しいことにならないように そんなことを口にした。実際ある意味そうなのも知らず]
(140) 2011/12/30(Fri) 03時半頃
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[謝罪の言葉が聞こえれば、 それ以上抗議も続かない。 こくり、とひとつ頷いて。知らぬが仏。 鮮やかな方は髪を引くのに飽きたのか今はおとなしく。]
うん……それもおもしろいよね セシルの曲が聞けないのは残念だけど いろいろ、気兼ねないし……
ん……サイラス、だっけ…… いたら……カルヴィン次第、かな。
[結局話題は戻ってきて。 あの時の様子から会いたくない? ふと、セシルと話していた時の 「一緒にいると、つらい相手」が頭によぎる。 それとも、会いたいのだろうか? どちらか判断できず、且つ、 傷を抉るかも知れないと思えば聞けなくて そのままカルヴィンに案内されて彼の部屋へと向かう]
(142) 2011/12/30(Fri) 04時頃
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[言い直された言葉に、 会いたくない、気配が強いのだろうか?と 食堂が怖い自分を申し訳なく思うし 自分の部屋を提案すればよかったとも、思う ……薬瓶なんかが転がるから、 避けたかった、のだが。]
……うん。 いない、みたいだね……
[人の部屋に入るのも初めてで 同じつくりの部屋名はずなのに、 ぜんぜん様子が違って見える部屋に きょろきょろと見渡せば、人がいないことがわかり 二重の意味で安堵しつつ、 どちらの寝台かわからないけど寝台脇に腰掛けた*]
(144) 2011/12/30(Fri) 04時頃
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[背中に温度と体重を感じる。聞こえた声に軽く振り返る。 カルヴィンは俯いていてフィリップには 表情が見えない。 サイラスが誰かわからないが 部屋にいる可能性があったのだから 帰省しておらず寮内にいる誰か、なのだろう。]
…………会いたい…?
[見えない表情に手を伸ばしてその髪を撫でようとする。 鮮やかなほうは肩から降りて、 やわらかい寝台の上を歩きにくそうに足を上げた]
(160) 2011/12/30(Fri) 13時半頃
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[完全には乾いていない髪は、細かな房ごとになり。 風邪、ひいちゃわないかな、と、気になれば 水分を飛ばすように軽くかき混ぜる。]
………喧嘩……?
って、言う感じでもなかった、かな
[カルヴィンが泣いていた時を思い出しながら 顔を上げない彼の言葉に考えては見たが 人付き合いのないフィリップに 複雑な可能性を考えるが出来ない。 ……サイラスが医務室であった 怪我していた金糸だとも相変わらずわからない
鮮やかなほうは、寝台の上の毛布の丘に ひょこ、ひょこ登りはじめて]
(162) 2011/12/30(Fri) 14時頃
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あー……
[カルヴィンが先ほど同じだ、と言っていたのを思い出す。 いくら人付き合いに疎くても、 流石にわかってよしよしと撫でる。]
でもさ、寝てた……んなら…… いつもと同じ、でいいんじゃないかな……?
……探してみよっか……? ほら、気づいてないならそ知らぬふりでいいし 気づかれてたなら薔薇のせいって今なら言えるし……
[寝台の上でうつむく姿は小さくて また、顔を上げてほしいと思ってそう口にする。]
[鮮やかなほうは登頂成功すると 柔らかな丘を、嘴でつついて勝利宣…… ん?と何かに気づいて、さらに突付く]
(164) 2011/12/30(Fri) 14時半頃
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[人付き合いの乏しいフィリップは 知らないサイラスはどう思うか考える。]
……うん、そ知らぬふり、でいいんじゃないかな。 サイラスとは、仲良かった? 仲良かったなら、サイラスも突然疎遠になられたら、 拒絶されたのかって痛いかもしれない。
[自分の経験との組み合わせになるため、 言葉とどう思うかの想定が フィリップの思考まんまだったけれど。] [カルヴィンが顔を上げたが慌てた様子に フィリップも「え?」とそちらを見れば 鮮やかなほうは、何か、 動物の耳?のようなものを引っ張っている]
……カルヴィンも何かと一緒にいるの?
[てっきり、鮮やかなほうのような存在が 隠れているのかと思い鮮やかな方をフィリップもはがそうと]
(166) 2011/12/30(Fri) 15時頃
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[ありがとうって言われていたら、多分フィリップも 翠を細めてその頭を撫でていただろう。 ただ、毛布の間から出てきた 熊?狐?を カルヴィンは抱きしめて隅っこに行ってしまう。]
…………あぁ!ぬいぐるみ? おもちゃ屋にあるんだっけ? 可愛いから、買ったの?
[鮮やかな方を剥がすためひっ捕まえたまま カルヴィンの言葉と、動かぬ存在に やっとそれが何か合点がいき。 あまり間近で見たことないそれを見ようと、 抱きかかえる微笑ましい様子を背後から覗き込んだ。]
(168) 2011/12/30(Fri) 15時頃
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[鮮やかな方がちょっとぞっとした様子を見せる。 あの勢いで自鳥が抱きしめられたら身が出る、と。]
うん……?
[言動が一致しない。 真っ赤な顔して睨みるける様子に 翠は軽く瞬きしながら気迫に押されて頷く。 ただ、頷きながらもふと、別な意見が頭に浮かぶ]
……でも、カルヴィンのほうが可愛い。
[”俺のもの”だけど、これも貰ったこと、になる、のかなと 睨み付けられているのもかまわず 彼の半渇きの髪を額から上げ、そこに軽く口付けて えへへと笑って見つめた]
(170) 2011/12/30(Fri) 15時半頃
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[気障な真似がしたくてしたわけではないから そう言われたらきょとんとした表情になっただろう。]
――……うわっ!!
[顔面にぬいぐるみがぶつかり いきなり視界がブラックアウト。 ただ、逃げ出す気配と馬鹿と言う言葉に慌てる。]
え……?ま、まって? 何か、怒らせた……?
[ブラックアウトする前の真っ赤な顔 あれは怒って真っ赤だったのだろうか? 照れの行動パターンを知らないフィリップは すごく怒らせてしまったのかと思い、 けれど、逃げてどこかにいかれたくなくて その腕を引いて自分に引き寄せようとした]
(172) 2011/12/30(Fri) 16時頃
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良かった…………
[引き寄せた身体に抱きしめられて ……それはもう痛いぐらいに、 けれど胸が痛いわけじゃなくて。]
――……違うよ、カルヴィンだよ。
[カルヴィンの言うフィリップが鮮やかなほうならば 頷きもしただろうけど、 抱きしめられているのは自分だったから。 小さくつぶやく背を抱きしめ返して。 もう一度額に口付けて笑った]
[鮮やかなほうはその様子を見ながら ほおり出されたぬいぐるみを ものめずらしげに嘴でいじっていた*]
(175) 2011/12/30(Fri) 16時半頃
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[腕の中で子供のような表情で主張されても フィリップは意見を変えるきっかけ見出せず。 むしろ、自分の意見の補強にしかならないなと、思う]
えー……カルヴィンが可愛いから。
[絞り出すような声、驚かせてしまっただろうか? けれど、それが当然と言うように フィリップはこともなく理由を口にする。 同時に、ふと、薔薇のにおいを感じて、 ちょっと、まずい、かなと、腕の力弱め]
ううん、ないよ? 俺、誰かを抱きしめたのも、抱きしめられたのも カルヴィンが始めてなんだ。 ……ね、部屋の中は薔薇の匂いに左右されそう。 少し、廊下に出ようよ?
(179) 2011/12/30(Fri) 20時頃
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[名残は惜しいけれど、いくら自分のものと言うことでも サイラスを好きなカルヴィンに 薔薇の匂いが原因で何かしたくはない。 そう思えばカルヴィンの身体から離れて、 鮮やかなほうを肩に乗せ、 もう片手はカルヴィンの手を握りつつ 外気でともりそうな熱を消し去ろうと廊下に出た]
― →廊下 ―
(180) 2011/12/30(Fri) 20時頃
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フィリップは、廊下に人の気配を感じれば一度硬直するが
2011/12/30(Fri) 20時頃
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― 廊下 ― [人の気配に相変わらず一度足が止まるが 肩に乗った鮮やかなほうが肩で羽を広げる。 鮮やかな方からは彼は面白い反応をする人、 と、言う印象だったのだ……ロバートは]
ロバート……
[先ほど談話室で話した話、 自分はそれに協力できそうにないと 言わなければ、そう思って声をかけた]
(182) 2011/12/30(Fri) 20時頃
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[かっこいいととって欲しいカルヴィンと 可愛いと思う自分は平行線で、 ただその平行線たる抵抗が可愛いのだからしょうがない。 笑いながら頷きつつも、 カルヴィンの言葉には翠が瞬いた。]
……サイラスと?
[さっき言っていた、我慢できなかった、寝ていたと思う そこと組み合わせてゆるく首を傾げつつ、 芳しくない表情がこちらまで悲しかった。]
(185) 2011/12/30(Fri) 20時半頃
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― 廊下 ― [鮮やかなほうは反応が予想と違い、一度首を傾げたが それならばとフィリップの肩から飛び立って ロバートの……頭、に着地しようとするが、さて]
…………うん?倒れ、た?
[フィリップ自身は年下らしい表情が 珍しいこととも気づかず むしろ彼の言葉にゆるく首を傾げた。]
薔薇、の犠牲者って……
[どういうことだろう。 喉が渇く。カルヴィンの手を強く握った]
(186) 2011/12/30(Fri) 20時半頃
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[着地地点を腕で庇われ、鮮やかな方は 庇う腕に着地するように。]
……ノックスは、2年の……
[賑やかさ、人懐っこさがフィリップは苦手だったが 逆に、印象にも残っていて。 もう一人は良く知らない名前ではあったが (副会長の本名を覚えてはいなかった) カルヴィンがジェフェリーについては何か補足しただろうか?]
……俺は……特には…… けど……もしかすると、ここが、変わった空間で、 倒れた人は、ここから出られた、のかもしれない。 現に、ここ、は時計の動きもものすごく変で…… 時間が止まったみたい、だし……
(189) 2011/12/30(Fri) 21時頃
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[この空間にいることで倒れてしまう。 その可能性を消したくて、 ロバートの言葉に別の可能性を示唆する。 時が止まってるらしき空間が普通とも思えなかったのもあった。 そのあたり、考えるに必死で、 ロバートがカルヴィンとつないだ手に 驚いていることにはまだ気づけぬまま]
(190) 2011/12/30(Fri) 21時頃
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フィリップは、喉が渇くのか喉に手を当てて。
2011/12/30(Fri) 21時頃
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― 廊下 ― [頭から離されれば、近づきたくなるのが鳥情 ロバートが恐れている その爪を器用に使いにじり上がる。]
あー……ほら、怖がってる…… ごめんね、ロバート…… でも、ロバートのこと気に入ってるみたいで……
[流石に、本当に怯えている様子、 それなのに手加減しない鮮やかなほうに フィリップはよじ登ろうとするを阻み引き剥がし ロバートに申し訳なさ滲む翠を向ける。]
……ああ、元副会長、なんだ。 金髪のちょっと、怖い人、だよね。
……それは、困る、けど…… でも、この空間は変、だし、薔薇の匂いはきついけど ……気づいて制御できれば、とても優しい空間……だとも思う……だ。
(202) 2011/12/30(Fri) 22時頃
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それこそ、ロバートの言うことが原因なら……なお、自分で気をつければ……
[冷たく睨む視線は常ならば怖かったのだが 如何せん鮮やかなほうに怯えた姿を見た後では どこかフィリップには子供じみたものに見えて]
……普段の自分や周りのほうが 正気とも、穏やかともいえない、よ…… 第一正気って何?ここで、あったことは 俺にはとても穏やかなことが多かった。ここが異常だなんて…… ロバートは、そんなに、ここ、は嫌? ここ、じゃない空間のほうが、好き?
[正気かどうか。掻き見乱される。 ここ を否定するような言葉に フィリップはゆるく首を振る。 さっきセシルが何か思い悩むところありながらも 奏でてくれた一説は、本当に素晴らしくて。 こうして、一緒にいてくれるカルヴィンはとても暖かくて。]
(203) 2011/12/30(Fri) 22時頃
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[取り乱す様に翠は驚きも滲んだ。 定位置に乗せつつ ちょっとしゅんとしたあざかな方を撫でる。 とても、怖い風には見えないんだけど。 ……近くにいなければいいのかな、と 朱、挿すロバートにゆるく首を傾げた。]
……昏倒とこの空間の因果関係なんて、 まだ誰にもわからないじゃないか……
[ただ、昏倒者が出る空間を好き、のように言われ そう抗議の声も一つ、 ……鮮やかなほう肩に乗せてやろうかとちょっと思った。 それに続く言葉も、少し拗ね気味に聴いてはいた、が]
……暴き乱す……ロバートは、 本当の心が表に出されるのが、いやなの……? [そう、聞こえる言葉にゆるく首を傾げる。]
(209) 2011/12/30(Fri) 22時半頃
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俺は……気持ちが本当か、嘘かなんて、 ここじゃなくても良くわからないよ…… 今の感情が”暴かれた”ものなのか”作られた”ものなのか…… でも、繋いでて暖かくて、うれしいのは、そう感じていることは事実なんだ 薔薇がどうにかした結果なら、俺は薔薇に感謝するぐらいには。
……空間がなくなれば、どうなるかな…… 繋げなくなる可能性があるなら、 怖い……ここから出たくない…… ロバートの言うとおりかもしれないなら、なお更……
(210) 2011/12/30(Fri) 22時半頃
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[人は、どこか厄災と言うものは、 自分だけ通り過ぎると楽観視しやすいもの。 ロバートの指摘に(そもそも昏倒も今知ったばかりだが) そのことにやっと気づいて、 カルヴィンを振り返り手を強く握る。]
隠し事は、あるよ……あるけど…… ……ごめん、そんな表情させたかったわけじゃ、なかったんだ……
[反論しようとしても、眼鏡越し瞼が降りるのを見れば 酷く傷つけたような気がして唇を噛んだ。 ロバートがこの環境で 引きずり出されたものが何か、はわからない。 ただ、続いた言葉や、この空間に関する評価からすれば それは、ろくでもないこと、だったのだろう。 そこから考えると、傍若無人、我侭放題に見えるロバートも 何か抱えているもののために必死で頑張っている気もして。]
(217) 2011/12/30(Fri) 23時半頃
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……薔薇に、お願いしたら、それは叶う、かな…… ロバートも……薔薇にお願いしたら 返してもらえる、かな……。
[この空間を維持したい自分、この空間をどうにかしたいロバート。 そこはいつまでも平行線だろう。 ただ、もし本当に、薔薇が原因なら。 ただ、流離ってもどうにもならない。 普通の手段ではどうにも……]
薔薇って中庭の、あれ、でいいのかな……
(218) 2011/12/30(Fri) 23時半頃
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