17 吸血鬼の城
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>>203 逃げるな。
[トーニャの腕に手を伸ばした。]
君はこれを最後まで見届ける権利があるのだよ。
(0) leeha 2010/06/25(Fri) 23時頃
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>>1 権利は権利だ。 それ以上でも以下でも無い。
故に、放棄することもできる。
……わかるね?
[地面を転がり、震えているようにも見える少女を、冷たい目で見下ろす。]
(4) leeha 2010/06/25(Fri) 23時頃
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>>3 [足音を立てずに「白薔薇」に近づき、ベネットから取り上げた銀のナイフを抜く。]
君にコレをあげよう。
[セシルの膝元に、抜き身の銀のナイフを突き立てた。]
こいつの切れ味を調べたよ。 ――…酷い切れ味だった。
こいつを持ってたのがド素人だっただけあって、材質はともかく手入れは最悪だ。
これじゃあ、「ヒト」は一撃では殺せない。
だが――…
[紅月を背にして、ニヤリと笑う。]
――…「吸血鬼」は別らしいな?
(5) leeha 2010/06/25(Fri) 23時半頃
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[それだけ告げると、黒い薔薇はゆっくりと歩みを進める。その後のことは何も知る必要が無いと言わんばかりに。
その剣で己の命を絶とうとも。 「魔の血」と「祓い魔の定め」の狭間で苦悩しようとも。]
私の中で渦巻く全ての執着はもう終わった。
――…「白薔薇」。
後は好きにするといい。
[ゆっくりとした足取りで、城の中へと入っていった。]
(8) leeha 2010/06/25(Fri) 23時半頃
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[トーニャの言葉>>9に、一度だけ振り返る。]
好きにするといい。 「放棄」もまた、君に与えられた自由だ。
まして吸血鬼となることも、ヒトとして生きることも、私が君に決めるべきことではない。
そこから先は、君の自由だ。
(11) leeha 2010/06/25(Fri) 23時半頃
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―城内・廊下―
[一歩を踏み出す度に、靴の音が鳴り、銀の首輪が軽やかに歌う。澄み切った氷の青はある一点を見つめ、眼鏡の間にある鼻は、血の臭いを嗅ぎ分ける。]
――…ああ。今宵はひどく愉快だ。
我はヒト、彼は眷属。 その壁は越えられぬ、その壁は越えられぬ。
ならば永遠の隔たりの中に己が身を投じよう――…
[2本のダガーを廊下に捨て、男は惹き付けられるように、ある場所へと向かう。]
(16) leeha 2010/06/25(Fri) 23時半頃
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―最上階へ―
[最上階、城主の部屋へと続く階段は、永遠に続く螺旋階段のようでもあり、牢獄に続く一本道のようでもある。靴音を鳴らして歩くのは、己の来訪を主に告げる為でもある。]
――…旦那様。失礼致します。
[恭しい言葉と共に、城主の部屋へと続く扉の前に立った。]
(22) leeha 2010/06/26(Sat) 00時頃
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―城主の私室―
[淡く届く月明かりを背に浴びる城主の、妖艶にして儚い姿に、一瞬だけ目を細める。そして、再び彼は従者の仮面を被った。]
もう既にご存じかと思われますが。 ――…ほどなくして「白薔薇」が散りゆきます。
元より薔薇は対なるもの。 その均衡は守られなければなりません。 尤も、「白薔薇」が眷属となった時から、その歯車は狂い、永遠にそれが戻ることはございません。
ですが――…「均衡そのもの」を戻すことは、できましょう。
[城主の目を、凍てつく氷の青で真っ直ぐに見つめる。]
(26) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃
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>>26
[そのような戯言は、全て嘘。
――ただひとつの望みを叶える為についた、嘘。]
(29) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃
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>>28 左様にございます。
私の血をもって、宴の終焉を。 私の死をもって、新たなる眷属を迎え入れる祝祭を。
この私の血がそれに敵うなど、考えるだけでもおこがましいですが――どうか私の血を、お使いくださいませ。
[祈るような姿勢で、城主の元に跪いた。]
(31) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃
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執事見習い ロビンは、メモを貼った。
leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃
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>>33 ――…はい。 それが私の…まごうことなき、望みにございます。
[神秘的に広がる銀糸が己の視界を封じてゆく。 顔を上げ、眩しそうに目を細めながら、ゆっくりとその首筋を伸ばした。
どくりと心臓の音が鳴る。 熱と、昂揚。
――死という名の悦楽が、今、己の頭上に降り注ぐ。]
(35) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃
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悦楽を。死の恍惚を。どうか――…
[鍛え上げられた男の首筋に、城主の鋭い牙が刺さった。城主の牙は肩の筋肉を捕らえ、手は黒薔薇の動きの一切を封じる。]
………っ!
[血管や神経、そして肉を抉るような痛みと痺れの感触が強く走る。手足の指先から血の気が失われ、四肢や内臓からも徐々に血が奪われてゆくのが「分かる」。]
は……あ、ッ……
[口から漏れ出るのは、肉体から生命が漏れ出てゆくことを示す喘ぎ声と、熱い吐息。びくびくと指先は震え、絨毯を這う皮膚から触覚が消える。]
[やがて脳の血が少しずつ奪われ、視界がぐらぐらと揺れる。音も少しずつ聞こえなくなってくる。それから、空気の味もしない。]
[全身の血と感覚が奪われているにもかかわらず――男の下劣な性癖を示す男根だけは、黒いスラックスの下で、無遠慮にびくびくと暴れている。]
(39) leeha 2010/06/26(Sat) 01時頃
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>>40 [城主が纏う衣に、手を掛ける。 縋り、掻き毟るような動きをもって。
肉に突き立った痛みは筋肉の上に広がり、組織を砕いてゆく。額の上には珠のような汗が滲み、歯をギリギリと食いしばって痛みに「堪える」。
城主に無様に縋る己の手が、視界に入る。 先ほどまでの色は失われ、青白く鈍い色をしている。血管が収縮し、血の量が足りなくなっていることも分かる。]
くっ……あ、あ……!
[生物として藻掻く。 だが、その藻掻きが堪らなく愉快だ。 生きている。生きている。己が「死」を迎えるその瞬間まで、この肉体は生きているのだ。]
旦那、さま…… ! いけません、そんな汚いものに触れられては……っ!
[脆弱にして貪欲な肉の塊に、城主の手が添えられた。それは予想外だったのか、羞恥と悦びが入り交じった男の「言葉にならぬ声」が、城主の私室に響き渡る。]
(43) leeha 2010/06/26(Sat) 01時頃
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>>45 っく……あああ!
[肉を突き刺す痛みと、情欲の塊を滑る手の感触に、無遠慮な叫び声を上げ、己の内に残された最後の熱を上げてゆく。]
だん、な……さま……っ ああ、私の血も肉も……
……全て貴方様のもの……
[神経の上を走る電気的な感触がよりいっそう強くなる。その感触が酷い痛みに変わる――血を失ったせいか、肉を穿ち苛む牙のせいか――己の身体に走る痛みを緩和する「防御壁」は、もはや無くなっていた。
痛みと目眩が脳に響く。視界は明滅し、銀糸の渦は闇色に染まる。]
……い、き、ま…… す
[掠れる声を上げ、ビクン、ビクンと身体が2回跳ねる。 精液を噴き上げる瞬間と、男の肉体の一切が動かなくなるのは、ほぼ同じ刻であった。]
(47) leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃
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執事見習い ロビンは、メモを貼った。
leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃
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―最上階―
[食われた男の肉体は、影に運ばれ棄てられる。 そこに祈りは無く、弔いの鐘も鳴らない。
――…それは男が望んだ死の形。
もしこの場所でこうならなければ、 薄汚れた街の片隅でこうなっていただけの話。]
[彼の肉体は何処に行くのかも分からない。 まして魂などどこにも在りはしない。 ただ、死んだ肉体がそこに在るだけなのだ。**]
(51) leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃
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執事見習い ロビンは、メモを貼った。
leeha 2010/06/26(Sat) 02時頃
執事見習い ロビンは、よし、そろそろ鳩に移動しようそうしよう。
leeha 2010/06/26(Sat) 03時頃
執事見習い ロビンは、手作業しつつまったり参加中。しかしごはんが炊けてしまった。
leeha 2010/06/26(Sat) 21時半頃
執事見習い ロビンは、あれ。じゃあ延長は1回ということなのかしら。
leeha 2010/06/26(Sat) 23時半頃
執事見習い ロビンは、薬屋 サイラス、無理しない範囲でわくてかしながら待ってます!眼福ー。
leeha 2010/06/27(Sun) 20時頃
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黒い子猫が主人の夜着に爪を掛け、前足を引く。 夜着の繊維がぷつりと音を立て、猫の爪がその存在を主張した。
猫は常に気ままであった。 城の隅々を駆け回り、書庫に眠る本の隙間をすり抜けてはバサバサという音を生み出す。飾り棚の上に登ってじっと天井の一点を見つめ、じっと動かない時もある。時に日向でぼうっと過ごし、時に拷問道具の倉庫で眠り、城を我がもの顔で闊歩している。
外に出れば数時間は戻らないことも多く、帰還したと思えば口に蛇やら雀やらを咥えている時もある。その都度、にゃあと嬉しそうな声を上げ、城主にそれを「土産」として捧げるのが、猫の習慣となったようだ。
白薔薇の香りのする広間には微かな陽の光が射すこともあるらしく、黒猫はそこで眠るのがお気に入りだ。鞭のように尻尾をしならせ、すやすやと眠る姿は、まさに無防備そのものであった。
(122) leeha 2010/06/28(Mon) 18時頃
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黒猫にとって城の生活は至極快適であったが、ひとつだけ不満があるらしい。どうやら城主に与えられた銀の首輪はお気に召さないらしく、時々にゃあにゃあと声を上げては首輪を外そうとするのだ。だが子猫の力でそれを外すことなどできるはずもなく、首輪は虚しく首の周りでくるくる旋回するだけであるのだが。
それでも奇妙な程に猫が寵愛されている理由は何だろうか。 猫は知る筈もない。まあ、知る必要がないのかもしれないが。
名前を呼ばれ手を差し伸べられれば、時に応じて、時に逃げる。その手に噛みつくこともしょっちゅうだ。猫は猫なのだ。それ以外の形をした生物の都合など、知る筈も無い。
白薔薇の香る広間で、黒猫はふわあと欠伸をして、全身をぷるぷると震わせている。遠くで城主が己の名を呼ぶのを聞き、今日はそちらに行ってやろうと足を向けた**
(123) leeha 2010/06/28(Mon) 18時頃
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執事見習い ロビンは、それではまた後ほどノシ
leeha 2010/06/28(Mon) 18時半頃
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―10年後の城― 既に老年期にさしかかりつつある黒猫が、鞭のような尻尾をしならせた。耳をぴくぴくと動かし、窓の外の一点をじっと見下ろす。
「ナァ……オ」 黒猫は低い声で鳴き、再び黒い尻尾をぴしりと打ち、城主を見上げた。
『いや、出迎えは私が行こう。 あれは、硝煙の臭いを纏ってきたようだ。』
そう告げる城主の言葉に納得したのかどうかはわからないが、猫は後足を持ち上げ、目を細めて顔をガシガシと掻いた。
黒猫は、永遠を生きる城主の足元を、黒豹のごとくしなやかな動きで付き従う。いつの間にか、散々嫌がっていた銀の首輪を外したがることもなくなっていた。黒猫は今や忠実な従者であり、城の住人であり、そして――狩人である。
血の色をした目を細めて、城主が「ロビン」と――猫の名を呼ぶ。 そこで待てと告げた彼の言葉を忠実に守るかのように、一度大きく欠伸をした後、猫は微動だにせずそこに侍している**
(152) leeha 2010/06/28(Mon) 22時半頃
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執事見習い ロビンは、なでられたりねこじゃらしされたり氷まであって王様気分ニャ。
leeha 2010/06/28(Mon) 22時半頃
執事見習い ロビンは、あ、王子様と言ってもちょうちんブルマなアレじゃないですよ。
leeha 2010/06/28(Mon) 23時頃
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