238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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………。
[世界が、変わろうとしている。]
………。
[龍の背中に乗せられて。 快流は、沈黙したまま。]
『着いたぞ、快流。』
[その先には……少女がいた。 その瞬間。俺の中で何か、ぴくりと反応する者があった。
……俺は、この人に、会った事がある。 そんな、気がして。]
(45) moumoureena 2015/09/23(Wed) 01時頃
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貴方、は。
[呆然と、呟く。 俺は、この人を知らない筈なのに。 どうして、こんなに胸が痛むんだ。]
『思い出せぬか、快流。』
[そう呟く、龍王。 龍王は菖蒲に、彼の事情と自身の話を、菖蒲の話しただろうか]
(46) moumoureena 2015/09/23(Wed) 01時頃
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え、っと。
[泣き出す彼女に、何を話せば良いのか、分からない。 『カイちゃん』と呼ばれる声>>50に、不思議と暖かさがこみ上げる。が、その正体には気づかないままで。
快流はこの人に会った事はある。 けど、それが何時だったのか、思い出せなくて。 思い出せないから、この人は悲しんでいるんだろうと考えると、無性に自分まで悲しくなりそうで。]
(57) moumoureena 2015/09/23(Wed) 20時頃
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[彼女の話を>>51聞いて、少しだけ表情を緩める。 この子は、俺のために。 俺を心配してくれたんだ。 それは、こんな俺でも理解出来る。]
……そっか。 俺を、傷つけないように、か。
[声色は、優しく。]
よく、わからないけどさ。 俺は、大丈夫だから、な。
[不器用ながら、彼女を慰める。]
(58) moumoureena 2015/09/23(Wed) 20時頃
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["絶対忘れない"などと、どの口が言えただろう。 それでも――祈らずにはいられない。]
俺は、貴方がどんな存在だったか、覚えてない。 けど、貴方が俺を好きだった事は、良く分かるから、さ。
そう、過去を見て泣いてばかりだと、俺も……悲しくなるから。
[好きだった人に『覚えてない』なんて言ったら、ショックを受けるだろうな。 そう考えながらも、俺は続ける。]
だから、その。 あんまり泣くな?
(59) moumoureena 2015/09/23(Wed) 20時頃
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[そう言った途端、彼はお腹を押さえる]
……なんか、腹減ったなぁ。 天界でも、腹は空くんだな。 クレープとか、食べたいかも。
[そう呟くように語るも、彼の頭の中は疑問符が浮かぶ。 俺、なんで、クレープ食べたいって思ったんだろ?]
『クレープ……か』 『そのクレープは奇跡より甘い……と言うが』
[龍王が、口を挟んだ。 その瞬間、頭の中を映像が駆け巡る。]
(60) moumoureena 2015/09/23(Wed) 20時頃
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[「せ*てカ**悪い*見**いよう*し**な」 「*丈夫、カ**ゃ*なら*対***よ。」
「え、*。**ト……。*、*あそ**所*な?」
「だ**、見つ*た時*感動も一入**やつ*んだよ」
「お**、こ**キャ*メルバニ*アイス*レープ? 俺、初*て食*るけど、……へぇ、*んなな*だぁ。」
「……カイちゃん」]
(61) moumoureena 2015/09/23(Wed) 20時頃
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『快流、快流。どうした?』
[龍王の声に、ふと、我に返る。 どうやら、呆然としてたらしい。 彼女の反応は、どうだったものか。]
あ、う、うん。ごめん。 なんか、ボーッとしちゃって。
[その様子を見た龍王。 瞬時に、何が起きたか悟ったようで。]
『……おぬし、まさか、記憶が……』
[そう告げられると、困った様に笑う。]
(62) moumoureena 2015/09/23(Wed) 20時頃
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うん、どうやら…… 奇跡、起こっちゃったみたい。
[そして、彼女の方を向き直り]
――泣かないで、菖蒲。
(63) moumoureena 2015/09/23(Wed) 20時頃
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……ごめんな、菖蒲。 絶対忘れないっつってたのに。
[必死に謝る菖蒲を見て、慰めるように背中を撫でた。>>160 そんな約束をしていたにも関わらず、忘れてしまったことが、どれほど彼女を傷つけてしまった事か。
それが、とても悔しくて。
彼女が落ち着いたならば、ぽつぽつと、語り始める。]
(170) moumoureena 2015/09/24(Thu) 14時半頃
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俺、お前と戦って、分かったわ。 やっぱ俺、お前と戦うのが一番嫌だ。
お前が苦しむ姿は、もう見たくないんだ。 だから、……だから。さ。
[戦って、分かったんだ。 お互いに、辛い思いをした。心も痛めた。 他の誰と戦うよりも、菖蒲と戦うのが一番辛い。 それは最初から、分かっていた筈なのに。]
お前が間違ってるって思ったら、全力で止めるべきだと思うし、それが世界にとっても、龍山家にとっても一番なんだと思う。 けど、それでも、どうしても。 世界を敵に回して、俺を助けたいって思うなら。
俺は――
(171) moumoureena 2015/09/24(Thu) 14時半頃
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――お前と共に、堕ちてやる。
[それは、掟から外れた、歪んだ覚悟。 それでも、彼はまっすぐに彼女を見つめて。]
(172) moumoureena 2015/09/24(Thu) 14時半頃
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『――いいのか、快流』
[しばし、沈黙ののち。龍王の目の色が変わる。 それは、先ほどの心配ではなく、 覚悟を問う、毅然とした色。
それに対し、快流は。]
いいんだ。 俺は禁術使っちまったし、どうせただじゃすまねぇし。 師範代の身分も当分返上するつもりさ。
[快流は、悪戯っぽく龍王に笑いかける。 今まで、十分すぎるほど世界を守ってきた。 ここで、一休みしてもいいんじゃないか。 そんなことを考えながら。]
(173) moumoureena 2015/09/24(Thu) 14時半頃
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『世界を敵に回すとなると、儂とも敵になるのじゃぞ』
[厳しい声がかかる。 それは龍王とも敵対するという意味になり。 それでも、快流は笑っていた。]
平気さ。なんだかんだで、龍王様は俺のこと、守ってくれるんだろ?
[そう、この龍王様は龍山家の者を敵に回すことができない。 それを、なによりも、快流自身が知っていたから。]
『あまり過剰な期待はするでないぞ』
[龍王の声のトーンは変わらない。 それでも、知っているから。]
ふふっ、わーってますって。
[こんなにも明るい表情ができるのだ]
(174) moumoureena 2015/09/24(Thu) 14時半頃
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……俺も、ずっと。 ずっと好きだった。
[だからこそ、道を違えたことを、お互いに後悔したのだろう。 けれど、これからは。
きっと、彼女と共に歩むことになるだろう。
藤の花言葉は、「決して離れない」 菖蒲の花言葉は、「あなたを信じます」
そして、龍山の証、桃の花言葉は、
「私はあなたのとりこ」
その、言葉通りに*]
(175) moumoureena 2015/09/24(Thu) 14時半頃
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知ってるさ。 そうなってほしくないのは、今も変わらない。 ……でも。もう、君と道を違えたくないから。
[そう、告げて。]
『さぁ、そろそろ時間だ。 儂も、面倒をみるのは此処まで。
行くのも留まるのも自由じゃが、 ……行くんじゃろ?』
[道は、拓かれる。 この先。再び蘇る道へ。]
(275) moumoureena 2015/09/25(Fri) 22時頃
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……うん。 菖蒲と、一緒に。
[菖蒲の手を、ぎゅっと、握って。 この先も行ける、気がするから。**]
(276) moumoureena 2015/09/25(Fri) 22時頃
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