32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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―過去の追想―
[気がつけば、独りだった。 人は皆闇色の少女を恐れ、遠ざけた。 数少ない会話する人間も、幼いある日に癇癪を起こし 少女を叩いた幼馴染みが己の影に吸い込まれるように 消失した事を切欠に、いなくなった。]
いいなあ。
[日だまりに、光の中にいる者に、漏れた声は羨望。 暗闇の中は灯りの中からは見えず。 灯りの中は暗闇の中から鮮明に輝いた。
そして、村は朱に染まる。 しかし紅色の男に解放された後も、少女は独りうずくまる。
幾年の後、少女が焦がれ続けた光が現れる。 闇に手をさしのべた"光"は、少女の全てになった。]
(11) 2010/09/20(Mon) 12時半頃
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―現在、塔付近の街道―
[音もなく、道端に影が差し、引く。
残されたのは、身体に幾つもの亀裂の入った人型。 全身、主に両腕に焼け焦げのある姿は 瞳を固く閉じたまま、動かない。]
(12) 2010/09/20(Mon) 12時半頃
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―塔付近、街道―
[凍結された結界の中、壊れた人型がある。 全身に入っているのは傷ではなく、亀裂。 断面は無機質で、流れ出る朱も存在しない。
>>28 其処へ、何かの欠片が届く。 少女の形をしたソレの胸元へ欠片が消えた後 瞼がゆっくりと持ち上げられた。]
――…… … …。
[何事か唇を動かすが音は出ず、ぎこちなく身を起こした。 何かを探すように顔を左右に向け、次第に目標は一点に定まる。 破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》が聳え立つ方へ。]
(29) 2010/09/20(Mon) 20時半頃
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… ぬ 、シ、さま ……?
[少女を惹きつけたものは、"創世の力"。 喪われた主の光が堕とす影を求め 虚ろな瞳を真っ直ぐ向けて、そのまま歩き出す。 身を動かす度欠け落ちていくものに、目も呉れず。]
(30) 2010/09/20(Mon) 20時半頃
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[動きはぎこちないけれど、足取りは迷わず歩む。 >>42 其処へ、朱金の髪の青年が降り立つ。 問い掛けに、足を止めることはなく]
ぬしさまの、ところへいくの。 さっきまで、一緒にいたのに…はぐれちゃった。
[隣を歩む色、全く知らないものだけれど 何処かで、出逢った気配……? 伝わる重圧<<プレッシャー>>は、鈍った頭にはきちんと届いておらず。]
(50) 2010/09/20(Mon) 22時半頃
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[>>53"カリュちゃん"、という呼び名。]
(僕を、そう呼んだのは…)
ゾーイ…?
[紅い世界で泣いていた少女。 記憶を刺激されて、足を止めないながらも顔を向けた。 微笑む顔、やはり見覚えはないけれど]
…ト、ニー?
[浮かんだ名前を口にする。 促されたとおりに手を差し出し、乗せられた石を見つめる。 仄かに伝わる温もりに、涙がこぼれた。]
…あったかい。…ありが、とう…。
(56) 2010/09/20(Mon) 23時半頃
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[第十一奇石獅魂瞳《ザ・イレブン・アイ・ジュエル》が緩く伝える暖かさ。 思わず立ち止まり、両手で包み込み 祈るように首元へ。
ぽう
淡い光。 創世の銀が一瞬強く輝き。
少女が顔を上げたとき、石は鎖骨の間に埋まっていた。]
(66) 2010/09/20(Mon) 23時半頃
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―破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》―
[トニーと言葉を交わしながら歩み たどり着くは崩壊の始まりと終わりの塔。
襲い来る触手を、軽く手を翳し、波動だけで消し去る。 力の制御<<リミッター>>など、とうの昔に喪っていた。
迷いのない足取りで進む先、風を受けてなびく赤の短髪。 けれど]
プリシラ…いや、ラルフ……? ぬし、さまは…?
[既に目はあまり機能していなかった。 ただ感じ取る力の気配で判断し、問い掛ける。]
(71) 2010/09/21(Tue) 00時頃
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―少しだけ前の時間―
[隣の青年の笑みに、やっぱりそうなの、と。 伸ばされた手を受け入れる。]
トニー。 ゾーイが、心配してたけど…。
世界を、綺麗にして。 造り直<<コワ>>したら…ゾーイ<<あなた>>も、泣かなくてよくなる、よね?
僕、がんばるよ。 ぬしさまと。ミシェと。 それから……貴方<<トニー>>(ゾーイ)の為にも。
[固まっていた頬を持ち上げ、笑う。]
(78) 2010/09/21(Tue) 00時頃
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カリュクスは、トニーを笑みで見送った。
2010/09/21(Tue) 00時半頃
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―現在、破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》―
いってらっしゃい。
[>>83 青年<<弟と妹>>へ言葉を。 戦神<<ヴァルキュリア>>の力が身体に満ちて傷<<亀裂>>を癒す。 翼を背に、朱髪の女性と対峙して。]
ぬしさまは、ぬしさま、だよ? どなるど、さま。 わすれちゃったの?
[>>85 驚く様子を気にも留めず、答える。]
(90) 2010/09/21(Tue) 00時半頃
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どなるどさま、そこに、いるんだよね? ライン、今は繋がってないけど、わかるよ。
[感じ取っているのは、今身の内にある聖と近い、"創世の力"。 主の姿を確認しないまま、力の気配へ呼びかける。]
プリシラも、手伝ってくれる? …世界を、一度、きれいにしよう。 造り直<<コワ>>そう? それでね、泣かなくてもいい世界に、しよう?
[自分より幾分か背の高い彼女へ、謡うように伝える。]
(94) 2010/09/21(Tue) 01時頃
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さっきまで一緒にいたんだけど、どこかにいっちゃったの。 ちゃんと、抱いてたのに。 ……いない?
[>>100 とぼけている様子はなく、本気で尋ねる。 炎を宿したことは、伝わる熱で知り。]
(炎……焔。 を灼いた………)
[瞼の裏が弾けた。 違う。 アレは間違いだ。 そう思いながらも、炎への憎悪が沸々と湧き。]
護れなかった、とか…… もう、ぬしさまがいない、とか……
(103) 2010/09/21(Tue) 01時頃
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――嘘つき。
貴女も、あの猫と同じ事を言うんだね…。
[背の翼をはためかせる。 起こる風は闇<<生>>と光<<死>>を孕んで、斑に散った。]
(104) 2010/09/21(Tue) 01時頃
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プリシラも…邪魔をするの? ヘクターや、リンダみたいに。 …それじゃあ、同じようにきちんと、片付けなきゃだね…?
[>>101 否定する言葉に、眉を寄せて苦々しげに 己が手を下したことを認める発言。]
プリシラの力も、ちゃんと使うからね。 世界をきれいにするのに、使うからね。
(105) 2010/09/21(Tue) 01時頃
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――だから、ちょうだい。
[微笑みのままに、己の集めてきた力を具現化する。 右手に生を。 左手に死を。 世界<<ミライ>>に救い<<滅び>>を。]
(106) 2010/09/21(Tue) 01時頃
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[対峙する女性が宿す炎に、憎しみを滾らせ。]
てばなしてなんかないっ…! ずっと、一緒なんだ!! 僕が、ぼくが護るんだ!!!
[叫び。
飛びかかる拳を見据え、翼を広げる。 立ち上る炎の柱を気流に乗るようにして避け。]
邪魔はさせない……!
[両手を合わせれば、白と黒が強引に混ぜ合わされ。 そのまま広げれば、斑の球が多数出現。 一瞬の停滞の後、超速度で射出された。]
(111) 2010/09/21(Tue) 01時半頃
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[刃を躱し、踵落としは黒霧で受け止めながら。]
そんなの決まってる。 ひとりぼっちから、すくい上げてくれた… 僕の、光だからだよ。
[暗闇にさしのべられた唯一の希望だった。 そういえば、ラルフと出逢ったのも同じ日だったな。 今でも克明に刻まれた記憶を思い出し 戦いの最中ではあるけれど、柔らかに微笑んだ。]
だから、ソレを翳らせるものを許さない。 ぬしさまの為なら僕はなんだってできるんだ…
(仲間だったひとを殺すことだって)
――克断する大地<<グランズ・ティア>>!
[片手を己の影に埋めて力を注ぎ込む。 プリシラへ一直線に、衝撃が地を裂いて走った。]
(116) 2010/09/21(Tue) 01時半頃
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飲まれる? 違うよ、僕はちゃんと使いこなしてる。
まだまだ足りない、ぬしさまを護る為には…!!!!
[吠える女へ、真っ向から返す。 次なる技を繰り出そうと掌を翳し――]
っぐ…!!
[反応しきれない、物理攻撃。 額に強烈に当たり、其処に新しい亀裂を生んだ。]
(126) 2010/09/21(Tue) 02時頃
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[衝撃から地に落ちるが、ふらつきながら身を起こす。]
ぷり、しら……ダメだよ…。 僕は、負けるわけに、いかな…っく、ぅ…!
[どくん、と心臓が大きく脈打ち、胸を押さえた。 咳き込みかけるけれど、無理矢理に押さえ込み。]
―暗雲よ、黒霧よ、影空よ
闇の王の力もて請う 我が呼び声に応え来たれ
――連鎖する魔闇<<ダーク・ダーク・ダーク>>
[詠唱に導かれ地から伸びる無数の黒い腕は、安らぎへ続く死の塊。 プリシラを抱擁せんと、殺到する。]
(128) 2010/09/21(Tue) 02時頃
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[びしり、びしり。
完全なる戦神の加護で持ちこたえてはいるものの 加速する酷使に、崩壊は止まらない。
闇と光は相容れない。 同時に体内に収めた身体は、 闇を使えば光が、光を使えば闇が。
常に矛盾と反発を抱えたまま。]
(129) 2010/09/21(Tue) 02時頃
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っは……ぁ…らる、ふ……!!
[炎を警戒していたところへ、届くのは水流。 現れた姿は、真逆の色を宿していて。]
っ、そ…なの。 どっちも、いたんだね……?
[道理でどちらの気配も有るはずだ。 頭の何処かで納得しながら、宣言する男を見つめた。 主の光が宿った、男を。]
ラルフは…ぬしさま、に、なるの…? 僕は、ぬしさまのために……どなるど、さま……救い……
[姿がないことから目をそらし、力<<ヒカリ>>を主と追ってきたけれど 其れを継承した男は、見知った別の人間で。
無視し続けた矛盾が今表出する。 疑問、困惑、憤怒、哀惜、――]
(139) 2010/09/21(Tue) 03時頃
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う、ぅう…っああああああっ……!!
[頭を抱えて、苦悩に叫び。]
(どなるどさま)
だめだよ、このままの世界じゃ、だめなんだ!! ゾーイがないてた、ミシェもないてた!
ぬしさまが創ってくれる、新しい世界がいるんだ!!
[感情にかき乱されるままに、白と黒を呼び寄せ。 調節<<コントロール>>もきかぬまま、全方位に打ち出した。]
(140) 2010/09/21(Tue) 03時頃
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あ……っ
[静かな問いは、真っ直ぐに少女の心に届いた。 目を見開き、歪め。 暴れる感情の儘に涙を流した。]
『余の大切な契約者』
[誰もが恐れた"悪"であったマーゴを "希望"の魂を抱くもの<<エスペランサ・アニムス>>と。 そう言ってくれたのは主で。 最後の、言葉… 最後の願い《パスレードニー・エウケー》―― そのときには既に狂い始めていた少女は、気づけなかった。]
ぬしさま……どなるど、さま…っ……!
[最後の問いかけに、答えは出ず。]
(144) 2010/09/21(Tue) 03時半頃
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どうし、て…いない、何処にも… …っぬしさま………どこ……!?
[新しい世界。古い世界。 其処にも、此処にも、主の姿が見つからない。 震え。]
っやだ……いや、独りは、いや……!! おいて、かないで……っ!!
[崩れた。]
(145) 2010/09/21(Tue) 03時半頃
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[暴れ狂う生と死が、背の翼を媒介に周囲をかき乱していたが ラルフの水で彼自身には届かず、消耗を続けていた。 そして、竟に主の不在を―喪失を、認めた瞬間。
調整<<コントロール>>をなくしたまま振り回され続ける 矛盾した力の強引な同時行使に 肉体が、限界を迎える。
ばぎり
肩口から異様な音が響き、其処から白い焔が吹き出した。]
(146) 2010/09/21(Tue) 03時半頃
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っ、あぁああああ!!!!
[身体の崩壊する苦痛に叫び声をあげ。]
っは…ぁ、う…っゴホッ…
[咳き込み、口から吐き出されるのは黒い血液。 手を濡らす其れを見て、己の限界を悟った。]
(もう……だめ、なの……? 僕はまだ、何にも、できてないのに…!)
[身体を震わせていると、駆け寄ってきた 青年に、優しく抱き締められる。]
(151) 2010/09/21(Tue) 04時頃
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だって…がんばら、なきゃ…っ みんな、駄目って、僕が…っ!!
[涙に濡れて、蒼の瞳を見上げた。 続く言葉に、身体の力が抜けて。]
待って、る………? どなるど、さま、が……?
[もう光を映さない瞳の裏、浮かんだ赤子の笑顔。]
(嗚呼……)
…僕……待たせ、ちゃった……?
(152) 2010/09/21(Tue) 04時頃
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らるふ…おしえてくれ、て…ありが、とう…
[一度、其の躯を抱き締め返して。 宙へ腕を伸ばした。]
いまいくよ……
なかないで、ぬしさま…
どなるど、さま。
[夢見るように、いとおしげに呟き。 腕から、力が喪われる。 閉じた瞳はもう、開くことはないけれど 暫く涙を流し続けていた。**]
(153) 2010/09/21(Tue) 04時頃
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―何処でもない場所―
[目を開けると其処は日だまりの中。 あまりの眩しさに目が眩んで、一歩後ずさる。 酷く明るくて、暖かい綺麗なところ。
ここは、僕が居てはいけない場所だ。
後ろを向いて立ち去ろうとしたとき、背に声をかけられた。]
『カリュクス(マーゴ)』
[誰だろう。 聞き覚えがある、其の声は―]
(184) 2010/09/22(Wed) 00時半頃
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『マーゴ』
[目を向けた先に居たのは、愛しい赤子と、其れを抱いた男と女。 何故だかわからないけれど、涙が急に溢れた。 此方へ手を伸ばす赤子へ迷わずかけより、抱き上げる。 ぎゅっと腕を回しその温もりを感じれば、嗚咽が止まらなくなり。 震える其の背に、また別の男の声が届く。]
『お前の希望はきっとオレが繋ぐから。 だから、ドナルドの子守しながら待ってろ。』
[聞き覚えだけで、やはり誰だかはわからないけれど。]
うん。 待ってる。
[素直に頷き、もう一度振り向けば 一瞬だけ、青い髪が揺れた気がした。]
(185) 2010/09/22(Wed) 00時半頃
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