30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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[蒼薔薇から引き出した記憶で、瞬時に彼が同じ呪いの根から発しながら拡散を拒んだことを悟った。]
……やっぱり、あなたは強い人なんだ。 僕とは違う。
[打って変わって幼い顔を切ない微笑で歪めるその眼差しには、変わらぬディーンへの敬愛が込められていた。]
(49) 2010/09/09(Thu) 10時頃
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[けれども、そんなディーンに見せ付けるように、ベネットの頬を掌で押さえて、口接けを再開しようとする。 狭い非常階段に、ちゅく…と水音を響かせて、舌を絡め貪る深い口接けを繰り返す。]
(51) 2010/09/09(Thu) 10時頃
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[セシルの視線が凌辱される以上の凄まじい快感と甘い絶望を生んだように。 今は敬愛する人に堕落した自分を見詰められる被虐に酔う。 ベネットが腕を首に回して来ると、両手を頬から背に移動させて自分より背の高い身体を抱き止める。 制止されない限り、このままディーンの目の前で悦楽に蕩けたベネットと交わっただろう。]
(55) 2010/09/09(Thu) 10時頃
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[ディーンが差し出すペンだこに覆われた――常の如き導きの手。
その手と言葉でいくらか正気を取り戻してしまったベネットを抱き締め、お気に入りの玩具(オモチャ)を取り上げられまいとする子どものようにディーンを睨んだ。]
(58) 2010/09/09(Thu) 10時半頃
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[追い詰められた幼獣が毛を逆立てるように、ぴりぴりと怒りの気を纏う。]
ディーン! あなたは、正気なの?! そんなことをしたら、あなたも僕も、ただではすまなくなるんだよ?
[薔薇の香気では絡め取れないがゆえに、純粋な体格差では相手には敵わない。 彼の企てをどうやっても止められないのだ、と知り、悔しさに奥歯を噛み締めた。]
(62) 2010/09/09(Thu) 10時半頃
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ロビンは、ディーンの所為で罠から抜け出しつつあるベネットを見遣り、ちっと舌打ちした。
2010/09/09(Thu) 10時半頃
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壊してなんか――
[少女めいた瞳に、じわりと大粒の涙が浮かぶ。]
壊すとか壊されるとか、くだらない。 僕が欲しいのは……
(64) 2010/09/09(Thu) 10時半頃
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[差し出された救いの手は、「優しさ」という名の拷問。]
あなたに僕の欲しいものが分かるの?! 僕がずっと何を考えていたか知ってるの?
僕が本当のあなたを知らないように、あなたも僕を知らずにいたじゃあないか。 それでなんで、今更……
[歳相応の、或いはもっと幼い子どもの顔で、涙をぼろぼろと零した。]
(67) 2010/09/09(Thu) 11時頃
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ロビンは、顔をくしゃくしゃに歪め、しゃくり上げた。
2010/09/09(Thu) 11時頃
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[彼の世界は、薔薇の香気に囚われて、ずっと心に秘めていた願望を現実のものとされた時にもう壊れてしまった。 壊れて、新しく生まれたばかりの彼には、ディーンの「優しさ」はひりひりと痛くて……堪らなくて……]
(69) 2010/09/09(Thu) 11時頃
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……痛いのが気持ち良い、って分かる?
[涙に濡れた顔を挙げ、大きな瞳を見開いて、ディーンを見詰める。 告解は露悪の高揚を生む。 どうしようもなく淫らで恥知らずで貪欲な自分の内側を、敬愛する人の目の前で暴いていく快感を……]
誰かに犯されたい。 拘束されて、鞭打たれて、 自分の意志なんか無くなるほど酷い目にあわされて。 蔑まれて、犬みたいに扱われたい。
――そんなふうにずっとずっと思ってた。
(70) 2010/09/09(Thu) 11時頃
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勿論、そんなの単なる妄想だって分かってる。 現実はそんなふうに甘く無いって。 殺されたり、取り返しのつかない怪我をしたり――もっと酷いことになったりするかもって。
だから、ずっと誰にも言わなかった。 大人になって、誰か弁えた人とそういうのを共有できるまで待とうって……
自分の欲望を制御できない愚か者と違って、僕は賢いんだ、って。 自分の人生を無駄にしないって。
そう、思ってた。
(72) 2010/09/09(Thu) 11時頃
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[幼子にするように頭を撫でるディーンの手に、俯いて泣き濡れた顔を伏せる。]
……今思うとすっごく馬鹿みたいだ。
(73) 2010/09/09(Thu) 11時頃
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倒れた夜。 ディーンに医務室に運んでもらったでしょう。
僕、あそこでサイラスに抱かれた。
[ぽつり零す、自分を切りつける言葉の刃。]
(76) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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……ううん、違うな。 「サイラスに犯してもらった」。
僕が彼にそうしてって頼んだ。
(78) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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[穏やかに望みのものを与えようとするディーン。 頭に置かれた手。慈愛に満ちた笑みを見ると、辛くて、嬉しくて、どうしていいか分からなくなる。]
出来ないよ、ディーン。 あなたはきっとそんなこと出来ないよ。
[ゆるゆると首を振る。 あなたにそんなことをさせたくない――とは、言えず。他の者は虜にしても悔いないだろうに。]
(81) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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……無理しなくて良いのに。
[ふっとほろ苦く微笑んだ後。 撫でていた手に髪を強く掴まれ、上に向けさせられ。]
……ッ
[彼と同じく淡い薔薇の吐息を零し、濡れた瞳を今度は情欲で潤ませる。]
(86) 2010/09/09(Thu) 12時頃
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……縛っ、て。
痕が残るくらいきつく、縛って、 犯して欲しい……です。
[恋とは違うけれども、誰よりも尊敬するひとに望みを叶えて貰える幸福に、拒否し続けることも出来なくて。 強請る言葉をうっすらと開いた唇から零してしまう。 それでも彼があまり困らないようにと、できるだけ無難な願いを口にしたのだけれど。]
(87) 2010/09/09(Thu) 12時頃
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―非常階段―>>90 [憧れの先輩に辱めを受けている、というその事実が何よりも身体を熱くする。 ワイシャツを奪われ、両手首を手摺に拘束されると、その苦痛と強いられた姿勢に興奮して、既に欲望がすっかり形を成していた。]
ん……そ、んな、……ッ!!……!!!
[足先でそれを押し潰すように探られ、激痛に声にならない悲鳴を上げる。 が、そうやって仰のいて、喉も裂けよと開いた口唇からは濃密な薔薇香が滔々と溢れ出し、間違いなくロビンがその苦痛から快感を得ていることを知らせる。]
(92) 2010/09/09(Thu) 12時半頃
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―非常階段― [すぐに下肢を覆うものも剥ぎ取られる。素肌の上に直に衣服を纏っていたから、勃ち切った若茎がぴんと挨拶するように飛び出すのは避けられない。 ディーンは更に、毟り取ったネクタイで片膝も手摺に括り付けてしまった。 くの字に片足を曲げて開いたまま吊り上げられ、秘所が全て曝される格好になる。
裸の素肌を夏の熱を帯びた大気に曝し、だがまるで冷所に在るように粟立たせ、ロビンはぞくぞくと身を震わせた。 レンズの奥、灰いろが長い睫毛の翳を落として伏せられる。 白くなめらかな頬に、羞恥の薔薇いろが上った。]
(97) 2010/09/09(Thu) 13時頃
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―非常階段― [白く平らかな胸には、漸く血が固まり始めたばかりの爪痕、鮮赤い茨の刻印が渦を巻く。 薄紅いろに色付いた尖りは、白い樹液の滴りで濡れている。丁度、下腹で頭を擡げた若茎のように――。
蒼薔薇によって作り変えられたからだを見て、ディーンは何を思っただろうか? 憐れみにせよ、それ故に装った蔑視にせよ、ロビンは彼の視線だけで達しそうなほど昂ぶっていた。 まだ一指も触れられていないのに、少女のような紅い唇から切なく甘い喘ぎが絶え間なく洩れる。]
(99) 2010/09/09(Thu) 13時半頃
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―非常階段― [噎せ返るほど濃密な薔薇の香気のなかで、剥き出しの膚に与えられるのは痛み。
胸の尖りを太腿の内側を苦痛なほど張った若茎を。 抓られ、捩り上げられ、爪でくじられる痛みも、
血が滲んで、白い膚に朱が散るほどの愛咬の痛みも、
致命的な傷にならぬよう、細心の注意を払って注意深くベルトで打たれる打撃の痛みも、
噛み付くような口接けも、奪うように絡みつく舌も、 まさぐる指の、ざらりと硬くなったたこの肌触りも、
みんな、皆、 全部が幸福で、]
(102) 2010/09/09(Thu) 13時半頃
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―非常階段― [悲鳴と哀訴と区別のつかぬ嬌声を、声が嗄れるまで幾度もあられもなく張り上げて。 最後に、開かれた脚の間に割り込んだディーンが、餓え切った蕾を穿ってくれた時には、立て続けの絶頂で殆ど朦朧としていた。
自分を貫いて揺さぶり続けるディーンに、手首を縛められ苦痛の網で覆われた身体の許す範囲で顔を寄せ、小さい口接けと囁きを残す。
ありがとう――と。]
(104) 2010/09/09(Thu) 14時頃
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―非常階段― [そこから先は――脳髄が灼熱の白に灼き切れて。 自分の中でディーンが達したかどうかも覚えていない。
ディーンとの行為で精気を一気に放出したために、まだ艶やかだった胸の茨の赤は蒼く変じ、今や腹や首にまで拡がっていた。 荒淫で疲弊し消耗し切ったからだもこころも、休息を求めて眠りにつく。 それが昏睡に続く決定的な眠りとなるかは分からず――ただディーンの望んだ仮初の死には確実に近付いていた。*]
(106) 2010/09/09(Thu) 14時半頃
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ロビンは、ラルフに蹴り落とされた所為か、意識の無いまま、ん…と小さく呻いた。
2010/09/09(Thu) 19時半頃
ロビンは、ディーン…と眠りのうちに無音の呟きを。
2010/09/09(Thu) 22時頃
ロビンは、ディーンとラルフの会話も知らず、僅かに身動ぐ。
2010/09/09(Thu) 22時頃
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―非常階段― [ぱちり、と仕掛け人形のように目を見開く。 ゆら…と起き上がらんとする動作もまた人形の如く。 蒼いい薔薇の侵食は既に両肩にまで拡がっている。]
(150) 2010/09/09(Thu) 22時半頃
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―非常階段― [細い未成の身体に走る、数多の傷痕も痛々しく。 半身を起こすと、灰いろの瞳を伏せ、熱い息を吐く。
全身が熱を持ったようにじんじんと痛む。 実際に、負傷と疲労から発熱しているのかも知れない。 それなのに、取り込んだ蒼薔薇の新芽が成長のために容赦なく精気を吸い上げていた。 足りぬ分は贄と交わって補えと言うように、残り火に更なる情欲の粗朶を焼べようとするのだ。]
(153) 2010/09/09(Thu) 23時頃
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[立ち上がろうとして――くたくたとへたり込む。 足は滑るように床を掻くばかりで、下半身に全く力が入らない。
その頃になって、漸く意識がしっかりして、現状を認識できるようになってきた。 自分が非常階段の床に転がっていること、その側にディーンとラルフが向き合うように立っていること、 ディーンに抱かれて意識を喪ってから、あまり時間が経っていないこと、 そして、自分はまだ蒼薔薇の虜囚で、間もなくドナルドのように完全に思考を奪われてしまうであろうこと。]
(155) 2010/09/09(Thu) 23時頃
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ロビンは、へたり込んだまま、傷だらけの己自身を両腕で抱いた。
2010/09/09(Thu) 23時半頃
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だ、い じょう ぶ、
[熱い息を殺して、食い縛った歯の間からディーンに向かって制止の言葉を搾り出す。]
誰にも、渡さないから、 これは、僕が欲しがったものだから、
[ぞわぞわと背に向かって蔓を伸ばす茨に抗するように、いっそう強く己を抱く。]
(161) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
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と、にー ?
[ラルフの問いが何を示しているのか、一瞬分からなかった。 ややあって、ああ――と呟いた。]
つれていこうと思って、したんじゃない、 僕は、
[ただ、彼が欲しかっただけだ。 だが、トニーが目覚めないなら結果的に同じことなのだ、と悟り口を噤んだ。]
(162) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
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ロビンは、白い額にじっとりと汗が浮かんで流れ落ちる。
2010/09/09(Thu) 23時半頃
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や だな、これ…… ほんとに、気持ち 好く ない。
[強がるように唇が笑いの形を作る。 「トニーも起こしに行こう」と言われれば、くくっと喉を鳴らし、]
……きらわれた、かも ね? でも、いいよ、それでも。
(168) 2010/09/10(Fri) 00時頃
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ごめん な さい、もう歩けな
[ディーンの差し出した手を取る体力も尽きつつあるのか、ぎゅっと目を瞑る。 ぐったりとフェンスに背をつけて横たわった。]
(170) 2010/09/10(Fri) 00時頃
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[医務室だろうと、トニーの傍だろうと、逝ってしまえば変わりはないんじゃないかな…という無粋なことを言うのは止めた。 言葉を喋る気力がもう無かったのもあるけれども。 喋れなくて良かった、と思った。]
(174) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
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ロビンは、名を呼ぶディーンの声と頭を撫でる手を感じ、微笑した。
2010/09/10(Fri) 00時半頃
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