43 朱隠し
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餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 21時頃
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――石段――
[陰から姿を現せば、 神社から里へと向かう石段へと足を向けた。
遠くには元気良く駆けて行く子供の姿。]
ああ――。 また後で遊ぼうな。
[しらしらとした空気の中。 里の子供から手を振られればそう返して。]
(24) 2011/02/12(Sat) 21時頃
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[何れ、あの子供達も時を経れば、 己が姿を追い抜き大人になるのだろうか。
そして――。]
人とは儚いものだな。
[石段の上。 人の子供達から視線を自らの手に移してから 眸を閉じれば、ぽつり呟く。]
(27) 2011/02/12(Sat) 22時頃
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[ふと石段を通った男と目が合った。]
――…。
[人とは違うが僅かに人の血が交じったような気配に 彼もアヤカシかと会釈をして。]
(28) 2011/02/12(Sat) 22時頃
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[会釈をした男に挨拶をする男をちらりと見てから。 すく、と立ち上がる。
隅を通るも。 この前、遊んだ子の気配に気付いて>>32]
さっき里の子供達にな。
また遊ぼうなと声を掛けたんだ。 オレは春松とも遊びたいな。
――…。 今はお使い、か? [人の中には大人に雇われ働く子も居ると どこかで聞いたのを思い起こし。]
(35) 2011/02/12(Sat) 22時頃
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餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 22時半頃
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[>>31 肩の辺りに伸ばされた手をちらりと見てから。 一平太の方へと向いた男に口元を緩めた。]
オレも外からだ。
祭の間には、また会う事もあるかもしれないからな。 オレの事は勝丸と呼んでくれ。
[>>33が耳に届けば名を名乗りつつ 同じく外からと付け加えて。]
この前、境内でかくれんぼをして遊んだんだ。 二人も友達、か?
[見知った感じに見える二人に 気兼ねること無く問う。]
(38) 2011/02/12(Sat) 22時半頃
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オレは春松とは友達だぞ。
オマエ達も友達になれるといいな。
[友達になれたら嬉しいと語る男に 裏も表も無く笑んで。]
よかったな。大丈夫みたいだぞ。
[肩に触れた手に笑みを浮かべつつ。 その手の主の言葉>>40を聞けば一平太に語りかけた。
暫くは石段の上に留まっているも。
やがて、遊んでくると声を出せば、 石段から姿を消した――**]
(41) 2011/02/12(Sat) 23時頃
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餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 23時頃
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――河原――
[里の外れに近い雪の積もった河原での雪合戦。 ひらり、ひらりと行き交う雪玉を避けては投げて。]
もう、降参か。
[夜になる前に家に帰れといわれる子もあって、 そろそろ祭りにと謂い始める子も出て来る。]
よし、境内まで競争だぞ。 春松とも遊びたいしな。
[早い刻に春松と石段で交わした言葉を思い出し、 祭の会場に行けば会えるだろうと考える。
その時には他に人がいたので聞けなかったけど、 春松の顔が曇ったように感じたのも気がかりで。
祭の場に向けて駆け出した。]
(96) 2011/02/13(Sun) 20時半頃
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餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2011/02/13(Sun) 20時半頃
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――境内――
[屋根に積もった白が淡く朱に染まり始めた頃。 行き交う人々をするりするりと交わしつつ、 石段を子供達と共に駆け上がる。]
オマエ達は屋台に行くのか?
オレは境内を一回りしてくるよ。 ああ、またな!
[子供達の幾人かは、 飴や面を求めて屋台へ行こうと謂う。
からり笑えば、屋台へと向かう子供達を見送った。]
(98) 2011/02/13(Sun) 21時半頃
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