233 逢魔時の喫茶店
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[>>0 プリン―――
とは、どんな形をした食べ物だったか カチコチ、たった2秒ほど そんな事にふと思考が飛んだ**]
(4) 2015/08/03(Mon) 02時頃
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ー 少し前:トレイルと ー
[聞こえてきた返答>>0:316に耳を傾け 咽喉を揺らした。 まるで、どうでも良いと突放す語の癖 自分が彼に贈った評価が 納得いかないと拗ねる声
>>0:322触れれば触れる程 返答に窮したり、表情が曇ったり そんな仕草に感じる――自分には無い、人らしい温かみ]
――――
[そして、頷く。 ――そう。コテツには喜んでもらいたい >>0:305何より誤解は解いてやらねばならぬ案件だ
しかし、とうの私本人が誤解に気づけていないので 今の所どうしようもない、かもしれない]
(110) 2015/08/03(Mon) 23時頃
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[>>3 別れ際 アイスコーヒーと、グミへの賛辞 伝達する事を赦した店員に 返すはやはり頷き一つ
伝えたかった 褒め言葉は トレイルの瞳の揺らぎを確認して それがいま、本人に届いたこと
ちゃんと、解って居る**]
(111) 2015/08/03(Mon) 23時頃
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[かり、っと噛んだグミ 冷えたアイスコーヒーで流しても 甘い毒素は、不思議と口内に遺った儘
トレイルが、自分が酒を愛飲する質と 把握済みだったのかはわからない ただ自分は喫茶店で たった1度だけ、失態を犯した過去はある>>9
あの日は、間違いなく酔っていた。 だから、結局 相変わらずの笑みを見せたマスターに]
(115) 2015/08/03(Mon) 23時頃
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[ 私は 誰かとの強い繋がりを きっと欲している
平等に他人を愛す人とは あまり、相容れないだろうね ]
[その後の彼の反応は、確りと覚えておらず その時 周りに誰が居たかも、実際 曖昧
ただ、翌日の故郷では、 告げた事を深く後悔した感情は尚も鮮明
精霊には死が無い代わり、 常“存在消滅”の可能性が付き纏う
故に、――――― **]
(116) 2015/08/03(Mon) 23時頃
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……・・―――ん 、
[薄い感傷から現に意識を戻したきっかけは、一匹の猿の存在 翼の様に開く袖で遊んで、楽しそうだが>>28 汚したら氷漬けと、嘘とも真とも範囲内の忠告を
―――ところで この猿は、酒は平気か 元気な哺乳類に冷えたグミを近づけつつ 久しいブローリンに視線を投げて確認 反応、許可あらば、甘露を贈呈
そんな猿とお遊び終了後、耳に届いた 一人の老人の、死>>15 ]
(129) 2015/08/03(Mon) 23時半頃
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[………… ………………
間に合わなかった、か
>>16温かかった坊やの指代わり 雨日の帰り道に掴んだ、一本の傘 それは今も 梧郎の祖父から拝借した侭だ
少年の泣き声、雨音、明りの灯る家 思い出して、す、と梧郎へ顔を向ける]
(130) 2015/08/03(Mon) 23時半頃
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梧郎。 梧郎の ご祖父 ――彼は、 日本酒の存在は、ご存知だった?
[名を呼んで>>114、簡略な問い 猿との触れ合いの邪魔をする気はない故**]
(132) 2015/08/03(Mon) 23時半頃
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[>>138 梧郎に有難う、と短い礼の後 猿と遊んでいた姿を糸を引くように見遣り、その場を後に
歩んだ先は、買い出しに行く前の友人の元へ>>137>>146]
デニー。 お前に贈る筈だった日本酒は 今年は一緒に飲めないかもしれん。
追悼会に、”彼”が好んで居た 甘い日本酒も使って欲しい。
[>>136 近くに居たブローリンには、 久しぶり、と漸く挨拶を口にし 軽く手を挙げた]
(148) 2015/08/04(Tue) 00時半頃
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いや。 ―――… 迷ってる。
[>>144 デニーの傍に行く前に トレイルに告げた言葉は、 初めて聞かせるほど らしくない位重く。
差し出してくれた水は、「後で戴く」と。 友人が買出しに行く前に 先に、スーツケースの中身を 差し出す方が先決かと捉えた故]
―――お前は?
[行かないのか、と静かに問うた 擦れ違いざまに]
(152) 2015/08/04(Tue) 00時半頃
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溶けないよ。暑さで私は 蒸発しない。 冷えたものの方が心地いいがな。
[>>153実際に猿を氷漬けすれば、可愛がった筈。 唯、ブローリンにとって”かけがえのないもの”。 把握しているから 実行する気は割と皆無。 活発な猿を見て、ブローリンへと向き直る >>154デニーからの返答には安堵の吐息]
そう言ってくれると信じてた――有難う。 では、私は これからお前のバーに 日本酒を置きにいく。
今年のお前との酒は、 此の現地のワインとやらを戴こう。
[鍵が施錠されて居ようが、バーの中には入店できる 氷に決まった形など、無いのだから]
(159) 2015/08/04(Tue) 01時頃
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誰もが思っている事だろうが 特に私は 人の死と向き合うのは、苦手だから。
[>>157トレイルにだけ届く声量で、一言 されど視線が刹那でも合うと 自身の硬い表情筋を少し解し>>160]
では私も、 流れ次第。 という事にしておこうか。
[吟味より先に ついからかう言葉を口にしたくなった 特に何かを求めていた訳では無い癖 甘えていたのだろう。
冷気な水を遺し、その場を静かに離れた**]
(172) 2015/08/04(Tue) 01時半頃
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[シャーベットは非常に興味を惹かれる言だった >>164 少しばかり食い付くよう視線を投げたか
>>161デニーへ梧郎の挨拶をする誘導は 自身が仲介しなくても問題なかった様子]
……助かった、………デニー。
[受け取った鍵束をそっと握りしめる 初めて触れたものか。幾ら触れようと暖める事は叶わぬが。袖の中へ
>>166近くに居た梧郎には黙って酒を提供する予定も 本人に触れられたのなら、隠すつもりは無かった]
(173) 2015/08/04(Tue) 01時半頃
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いや、1度だけだが 大変世話になったんだ。 ずっと感謝していたから。
[瞼を伏せてから、水を遺した自分の席へと戻る 梧郎の付き添いの事は気になった故 心配げに視線は一瞬飛ばしたが**]
(175) 2015/08/04(Tue) 01時半頃
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[テーブル上に配置された、水を嚥下 其の手で、冷たい鍵束とスーツケースを片手 店を出る為、ガラガラ音を立てその場から遠征
喫茶店の深緑な扉に触れる最中 カウンターに控えた、店主の姿を流し見]
――…
(196) 2015/08/04(Tue) 19時頃
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[あの時 届かなかった――様に感じた言の葉 彼の普段と変わらずな態度に>>125>>127 憤怒、後悔。水よりどろっと蓄積された負荷が 数年越しの自分には、まだある]
さて―― マスター。 お前は、追悼会に出席する?
[親しいか、壁があるか。微妙な距離感 それに互いは相容れないと関係と、形容したのは此方
話しかけねば後悔しない。学習したのに、常。
彼から反応有れば、横顔で其れを受けて 深緑の扉に触れる 問うた割りに 彼が参加する事は 端から確信めいていた]
(197) 2015/08/04(Tue) 19時頃
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[その際>>185フードの男とすれ違ったなら 微かに「いってらっしゃい」の一言 嗚呼ローブの事、尋ね損ねたな、と思考の端
結んだ唇には まだ、紅いグミの味が浸透**]
(199) 2015/08/04(Tue) 19時半頃
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[ひとりでは為せない挨拶>>203 案外素直に頷いた彼に、瞬き2つ
くすり、と笑んだ**]
(209) 2015/08/04(Tue) 20時半頃
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ー 少し前:トレイルに秘め事 ー
[>>211それは古くからの摂理で ヒトならず者を識るトレイルも解って居る事実 平均的にも人間と人外の寿命の差は歴然
ただ自分が、人ならぬ者の中でさえ 些か特殊な存在なだけ>>212]
(247) 2015/08/04(Tue) 22時半頃
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……喜ぶ。 ……………、 そうだな。
[微弱な言葉の反芻。 されど少なくとも麻裏に隠した 不安が幾分解れた感覚 同時に、氷が解けて音が反響。
好きに選択する事の提案に対し、漸くそっと顔貌を伺う。 自分を励ますでも無いが、突き放すものではない]
感謝する。
[親密に礼を零して呼気を分けた。
もっと言外に、甘えに対する真意が伝わった故]
(248) 2015/08/04(Tue) 22時半頃
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[それから程なくして>>197 ホレーショーに対し稚拙ながらに、声掛ける事を目論む。 店先の空色が随分と艶を増したことは、まだ把握外の現実
もしも、誰かさんの>>213拗ねる音色を拾えれば 自分はやっぱりおいでと誘う事を選択しただろが、残念ながら。 聴こえたのは>>214店員と客しての距離或る挨拶**]
(255) 2015/08/04(Tue) 23時頃
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[スーツケースを掴んだ侭 店内でまた、少し 日が傾く]
― 『バー ファミリア』 ―
[地下へと続く階段を降下 スーツケースが負荷で、不本意に時間が蓄積されていた
目の前の小さなプレートの文字は流し見た後 それはそれは大切に、扉を肥大めな鍵で開けよう]
(269) 2015/08/04(Tue) 23時半頃
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[店内は時間が経てど、甘い香りに包まれ 鼻腔の刺激に、まるでアルコールが神経に乗る。
思えば、此処は淫密な夜の駆け引きも行われる舞台 されど流石、友人か。店は其れなりに清潔感が漂う様。
この店の客層が、何故成人を越えた男性に限られたのか その経緯は、自分も知っている。 流石の私でも、笑った記憶は現在も明瞭]
(275) 2015/08/04(Tue) 23時半頃
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[間もなく、重たいスーツケースの中から。 外からの衝撃の緩和する工夫の施された箱に 大事に仕舞った日本酒を数本取り出す
とりあえず冷蔵庫にしまって役目終了後 このまま帰るのも、自分の一つの選択候補では有ったが
>>167長旅で蓄積された疲労を癒すに、丁度いいと 結局 彼の気遣いで許可を得た下の階まで足を運ぶ。
紅い印の鍵を使い 眠りへと誘うベットまで距離を埋めた。]
(277) 2015/08/04(Tue) 23時半頃
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[>>192>>243 他人の部屋を見渡す趣味は無いが 誠に幸い 事故は皆無のまま
シーツの海の上 僅かな惰眠に、閉ざした眸。**]
(278) 2015/08/04(Tue) 23時半頃
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[雨音――――が、聴こえた気がした]
[それは夢か 幻聴か、 それとも何か引っ張る感覚によって引き起こされた現象か>>307 または、冷たい外気の作用か>>311
何方にしろ、瞼が開くことは無かったので 恐らく鼻先に、恋しんだシャーベットが降るか]
…………貴様。
[漸く眼を覚まし、起こしに来てもらえた感謝より先に 思わず自分の周りの外気を 2度は下げる冷気が放出された]
(318) 2015/08/05(Wed) 01時頃
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[微睡んでも尚、飛ばした視線は鋭利。>>326 今度こそ氷漬けする事を選択肢に入れた途端に グミとは違う甘露の>>264香りを引き連れた猿が消える]
あ、こら…・・ 馬鹿か。 味わうも何も 落とされた場所は、鼻だ。
[顔の隆起に乗るシャーベットを指で掬い、口内で味わいながら、撓む三日月に注ぐ視線]
もう一口
[躰を起こして、綺麗な方の手を伸ばす]
(332) 2015/08/05(Wed) 01時半頃
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[今度こそシャーベットを確り堪能できれば
部屋を出る前に 漸く、「おはよう」と 眠りから現実に戻った 挨拶位は―――――**]
(334) 2015/08/05(Wed) 01時半頃
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