135 【飛歓】山奥の村【会話調RP】
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―― 昨夜・踊る仔馬亭 ―― [終わればすぐに帰る、とオーナーさんらしき人と話しているコリーンから離れ、>>2:245 コリーンの姿がステージに登るのを、カウンターに座って待つ。 不意に視線を感じて、そちらを見やると見慣れない男性がいた。>>9]
………?
[誰だったっけ。記憶を辿るも、名前がでてこない。こんな人はいただろうか。 考えながらも、ぺこりと頭を下げてみた。
しばらくすると、歌が、始まり。 ピアノの優しいメロディーにのせ、流れる彼女の声はとても澄んでいて、力強くて。>>2:251 その優しげな表情は、サイモンの家でみたマリア像に似ているような気がした。 観客席に、黒い髪をした男がいることに気付く。 薄く、淡く光るその人は、歌が終わると同時に、音もなく消えていた。]
(15) 2013/08/03(Sat) 01時半頃
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[ステージが終われば、痛くなるほど手を叩き、コリーンのところに行く。]
すごく、綺麗だった。 こういうとこ、初めてきたけど……また聞きたいな。
[そんな感想を告げ。 セシルやソフィアもコリーンのところにきて、何か話したかもしれない。
そうして、彼女は、オーナーに事前に言っていた通り、早々に店をでた。人を探しに行くのだといって。 それが、自分が彼女の姿をみた最後だった。]
(23) 2013/08/03(Sat) 02時頃
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[踊る仔馬亭をでると、重い足取りで教会へ向かう。 結局、手がかりは何も掴めないままだ。
人もまばらになった教会の中、誰の名前もかけないまま、白い紙を見つめていると、ひそひそとした話し声で、『ヘクター』の名前が聴こえる。 オレンジ色の、刺青のある。そんな特徴と共に、彼の普段の所業の悪さが囁かれる。 墓荒らし。墓地にいた人。一番、怪しい人。 ―――人狼だと思う人。 書かなければ、もしかしたら自分の大切な人が殺されてしまうかもしれない。 それが人狼によってか、人の手によってかは、わからないけれど。 震える手で、名前を書き記した。『ヘクター』と。
小さく折りたたんで、箱の中にいれて。 誰にも会わないまま、自宅へ戻った。]
(24) 2013/08/03(Sat) 02時頃
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[コリーンが探していた人物の名前を書いてしまったのだと気付くのは、翌日の事。 彼女は、ずっと探していた彼を見つけた時には既に遅く、ショックのあまり後を追ったのだ。
そんな噂話をほかの人から、もしくは本人から直接聞いて知るまでは、何も知らぬまま。 なんだかいろいろと胸がざわついて、なかなか寝付けなくて。リンダが届けてくれたミルクをホットミルクにして飲む。
夜が白んできた頃に、気付くといつの間にか眠りについていた。*]
(29) 2013/08/03(Sat) 02時頃
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―― 翌朝 ―― [眠ったのは随分と遅い時間だったはずなのに、ふっと目が覚めた。 誰かに、名前を呼ばれた気がして。]
――………?
[気のせいだろうか。 妙な不安に駆られ、そのままベッドから抜け出し顔を洗う。 結局、誰が処刑されたのかも、気になったから。 出かける支度をして、扉を開けた。]
(31) 2013/08/03(Sat) 02時半頃
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―― 墓地 ―― [朝から墓地に人がいる。 それも、二人。 こんな早くからどうしたのだろうと、見知った顔に声をかけようとして、絶句した。]
――……、…… 嘘でしょ、
[朝陽に照らされたその姿の、向こう側の景色が、透けて、見えたから。]
(33) 2013/08/03(Sat) 02時半頃
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[動けないまま、立ち竦んでいたら、コリーンの澄んだ声が聴こえてきた。 生きているんじゃないのか?と。 自分たちが生きているのか、死んでいるのか。 彼女たち自身、はっきりわかっていないようだ。 たまに、そういう人もいるけれど。
ケヴィンが自分の名前を呼んだ。 その綻んだ表情も、声も、何も変わらないのに。 みるみる視界がぼやけ、涙が溢れていた。]
(35) 2013/08/03(Sat) 02時半頃
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[拭ってくれようとしたのだろう、ケヴィンの指先をすり抜け涙は地面を濡らしていく。 泣くなと言われても、どうしたって涙が止まらない。 漏れそうになる嗚咽を押さえこむ。 気付いていないなら。 言ってあげた方が、いいのだろう。]
…………っ、……ふたり 、とも もう ――……しんでる ……、
[嘘だったらいいのに。 夢だったらいいのに。 自分が一番、信じたくない。]
(37) 2013/08/03(Sat) 03時頃
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[ケヴィンに向けた言葉が届く前に、なぜか空気を読まれコリーンは家へと戻ると告げ消えていった。 自分が死んでしまっていることは理解してなさそうな様子で。
読まなくていい、空気は吸うものだろう。]
(38) 2013/08/03(Sat) 03時頃
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[事実を告げればお礼を言われ、頭を撫でられる。 手まですり抜けることはなかったけれど、いつか感じた優しい感触も、温度も、今は何も感じなくて。 困ったような笑顔も、薄らと淡く、蒼く光っていて、輪郭がぼやけてみえる。 いつかのデジャヴ。
―――もう本当に、いないんだ。]
……どう、して、こんなことに…、
[なぜ彼が死んでいるのだろう。 人狼の仕業?それとも、処刑の?]
(40) 2013/08/03(Sat) 03時頃
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[聴こえてきた言葉に、白藍の眸を大きく見開いた。 驚いて、涙が止まる。]
――……私、も。
[ようやくそれだけ言って。 袖口で頬を拭って、微笑み返せばその姿は、すうっとどこかに消えていった。]
(41) 2013/08/03(Sat) 03時半頃
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[今の消え方なら、まだどこかにはいるようだけれど、それでも彼の姿が見えなくなればその場に崩折れる。 最後の言葉が繰り返し再生される。 自分にとって、随分と都合のいい夢だったんじゃないか。 白昼夢、とかいうやつだ。 そんな考えまで過ぎってくる。
しばらくそのまま放心していたけれど、立ち上がり、村へと向かう。 その道中、異常なほどの霧が立ち込めていた。]
(42) 2013/08/03(Sat) 03時半頃
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――→宿に向かう道―― [結局、彼がどうして死んだのかはわからないままだから。 教会の裏にある処刑場、そこに行ってみようと思ったのだ。
霧が深くて、視界が悪い中歩いていると、途中で女性にぶつかった。>>39]
ご、ごめんなさ……!
[慌てて謝って、転んだようなら手を差し伸べたろう。**]
(43) 2013/08/03(Sat) 03時半頃
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[尻餅をつく彼女の手をとり、起き上がらせる。]
大丈夫?怪我はない? ……ええっと雨乞い?邪魔しちゃってごめん。
[ぶつかる直前、見えた姿は両手を広げ空を仰いでいたから。 顔を赤く染める女性からは少し酒の匂いがした。]
(45) 2013/08/03(Sat) 04時頃
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[雨乞い…いや、晴れ乞いかもしれない。とにかく奇妙な行動をしていた女性の名前は確かフィリップ[[who]]だったっけ。 少し、ふらついているようにも見えたから、]
お詫びに、送らせて?
[そんな声をかけた。 了承を得たなら一緒に宿に、断られたなら、そのまま教会の方へ向かう。]
(49) 2013/08/03(Sat) 12時頃
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―― 踊る仔馬亭前 ―― [女性とは別れ、再び教会の方へ。 昨日、コリーンが歌っていたお店の前で、座り込んでいる男の子を見つける。 最近どこかで見たような気がする。]
あの、……大丈夫?
[思わず声をかける。酔っ払っているのかとも思ったけれど、お酒の匂いはしない。 その淡い色合いは、霧の中でさらに薄く、融けてしまいそうに見えた。]
(50) 2013/08/03(Sat) 12時半頃
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[顔をあげた色素の薄い眸は、此方を見ておらずどこか焦点があっていない。 目が悪いという説明を受け納得する。 ただでさえ霧で視界が悪いというのに大変だろう。]
うん。 私も丁度教会に行くところだったから。
[フィリップと名乗る彼に、自分の名前も告げる。 グァッゾ、という苗字を聞いても、世情に疎い為ぴんとこない。 案内しようと、こっち、と言いかけて口をつぐむ。 少し考えて、]
……えっと、……手を繋いでも大丈夫?
[差しのべても見えないかもしれないから、そんな言葉をかけ。 了承が得られたなら、彼の手を握って霧の中教会へと向かう。]
(57) 2013/08/03(Sat) 14時頃
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[手を繋ぎ、彼に歩調を合わせ歩く道すがら、占い師について尋ねられ、思い出した。 この少年は、昨日教会で見かけた人だ。>>2:237 占い師も、メモの内容も、直接見てはいないけれど会話は聞こえてきたから。]
どう、って…… あれが本物かどうかはわからない、けど、 そういう力がある人は、いると思う。
[自分がそうなのだから。 そんな気持ちから、確信めいた言い方になってしまう。]
……フィリップさんは、どう思ってるの?
[そういう彼自身はどう考えているのだろう。]
(62) 2013/08/03(Sat) 14時半頃
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―― 昨日・踊る子馬亭 ―― [頭を下げると、同じように会釈を返された。 男性が立ち上がると同時に暗くなった店内。 隣に座っていいか尋ねられ、小さく返す。]
……どうぞ。
[失礼にならない程度に、その男性を眺める。薄茶色の髪、しっかりとした服装。 やはり知らない人だと思う。自信はないけど。 コリーンの姿がステージに見えれば、すぐにそちらへ視線を移した。
ステージが終わると、同じようにコリーンの所へ行き、賛辞を述べる男性はセシルと言うらしい。 『来てくれたんだね〜〜! ありがとう〜〜♪』とコリーンがとても喜んで、お礼を言っている。 仲がいいみたいだ。 そんな彼に自分の名前も告げ、]
セシルさんは、この村の人? あまり、見かけたことないから。
[そんな事を尋ねかけていれば、コリーンに抱きつくソフィアの姿が見えた。]
(65) 2013/08/03(Sat) 14時半頃
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[コリーンは嬉しそうにソフィアを抱き返し、『会いたかった…』と彼女のさらりとした茶色い髪を何度も何度も、優しい手つきで撫でている。 その姿にくすりと笑みを零す。まるで自分とリンダみたいだ。 コリーンは気が済むまでソフィアを撫で続け、やがて解放されれば、こちらに気付いたソフィアが自分の頭を撫でてくれた。 もしかしたら、二人を眺めている自分が羨ましそうに見えたのかもしれない。 少し恥ずかしく思いながらも、その手に嬉しそうに眼を細める。]
うん、大丈夫。 お墓は、……ちゃんと、守るね。 [人が集まる場所にいるからだろうか、ソフィアは墓荒らしの件も聞き及んでいたみたいで、申し訳なさそうに眉を下げた。 甘いものでも、という提案には顔を綻ばせ頷く。]
パンケーキに、アイスとジャム……美味しそう。 じゃあ、行こうかな。明日にでも。 ……ありがとう、ソフィアちゃん。
[励まそうとしてくれてるのが嬉しくて。 嫌がられなければ、ぎゅうと一度抱きついて、そんな約束をした。] ―回想終了―
(67) 2013/08/03(Sat) 15時頃
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―― 今・道中→教会 ―― [此方を見る彼の目が、少し驚いたように見えたのは気のせいだろうか。助けてくれる、良いものとは限らない。どうしてそう思うのだろう。]
…そう、
[『占い師』について思考を巡らせていれば、教会についた。 中に入るとフィリップと共に、ヘクターが処刑された事、ケヴィンが襲われた事、コリーンが自殺した事を聞いた。]
自殺……それに、人狼のせいだったんだ……。
[ケヴィンが死んだのは。 ぎゅっと、まだ繋がれたままだった手につい力が入ってしまった。]
あ、ごめん……もう、大丈夫? 帰りも、大変そうなら送るよ。
[教会の中なら、心配はないだろうかと声をかけて。 リンダの姿を見つければ、そちらに向かおうと。>>58]
(69) 2013/08/03(Sat) 15時半頃
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ヨーランダは、ソフィアのお店にリンダを誘おうかなと思った。(促し
2013/08/03(Sat) 15時半頃
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―― タバサとぶつかった時 ―― [謝ると、大きな声で笑われてしまった。 面白い、と言われた事はあまりないので少しきょとんとして。 頭を撫でられると嬉しそうに微笑んだ。 間近で覗き込まれ、華やかな印象に見惚れる。 村で、見かけたことぐらいはあるような気がする。]
うん……お酒、は飲んだ事ないから。 お茶なら喜んで。
[ウインクをする愛らしい仕草にくすりと笑んだ。 どこかに行くらしい彼女と別れ、教会へと向かった。]
あ。名前、聞きそびれた。
[ぽつり、そんな事をこぼして。]
(103) 2013/08/03(Sat) 18時半頃
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―― 今・教会 ―― [悲しい。その声に頷いて、またじわと視界がぼやけそうになったけれど、ここで泣きたくないとどうにか堪える。 フィリップが、微笑みかけてくれ、その笑顔は儚くて、消えてしまいそうに思えた。 お願いするかも、というフィリップにわかった、と言ってリンダの方へ向かうと、飛びつかれる。>>77]
私も、逢いたかった。
[少し疲れた様子だけれど、無事な姿にほっとしてその肩に顔を埋めた。 リンダまで失う事になったら、きっと耐えられない。 どうやらフィリップとも知り合いなようで、リンダは彼にも抱きついていた。 リンダを猫の前足亭に誘うと、喜んで承諾してくれた。 知り合いなら、後でフィリップも誘ってみようかと思いながら、ちょっと待っててといい、裏の処刑場の方へ足を運ぶ。]
(105) 2013/08/03(Sat) 18時半頃
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[ヘクター、という男の体には布がかけられていて。 周りの人に不審の眼を向けられながらも、そっとそれを捲る。 『本人』はここにはいないみたいだけれど、残っている気配は――]
――…人間、だったの
[人を、殺してしまった。 投票用紙に彼の名前を書いたのだ。 けれど書かないと。次の犠牲者はリンダかもしれない。 他の人は、死んだ人が人狼だったかどうかわからないらしい。 『占い師』と名乗っているあのメモの人は、どうして皆に教えてくれるのだろう。 自分も、誰かに教えた方がいいのだろうか。 人狼はまだ死んでいない事を。]
(106) 2013/08/03(Sat) 19時頃
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[声をかけられ>>107びくっと身を竦ませた。 振り返ると、尋ねかけられ。]
こんにちは。 ……アイリスさんは、見てない。
[アイリスとよく一緒にはいた気がするけれど、名前まで思い出せない。]
(109) 2013/08/03(Sat) 19時頃
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[お辞儀をされ、こちらもぺこりと頭を下げる。 そうだった。 お墓参りに時々くる姿を見かけたことがある。 宿屋にも行かない為、それぐらいしか顔を合わせる機会がないのだけど。]
……クラリッサさん。 驚いてごめんなさい、人の名前があまり覚えられなくて。
[素直に謝って。 去ろうとする背につい、問いかけていた。]
クラリッサさんは……昨日、誰の名前を書いた?
[自分もヘクターに投票したのだけれど、何となく、気になって。]
(112) 2013/08/03(Sat) 19時半頃
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そう。 ……私も、一緒だ。
[昨日教会にいた、村人たちの様子からも、大多数の人がヘクターにいれたのだろう。 これは、あまり参考にはならないかもしれない。]
早くなくなればいいね、こんなこと……
[悲しそうにそう言って、その背中を見送った。]
(114) 2013/08/03(Sat) 19時半頃
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[今度はこちらが問われ。 白藍の眸を一度悲しげに伏せてから、微笑んだ。]
うん。リンちゃんが大切。 ――……他の人は、皆いなくなっちゃったから。
[両親も、ケヴィンさんも。 一番なんてなくて、皆みんな、大切だった。]
(117) 2013/08/03(Sat) 20時頃
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ううん。
[自分よりも、か。>>17 そう問われて、今まで、ケヴィンやリンダが死んでしまったらどうしよう、ということばかりで、自分だって殺されるかもしれないのだと、考えていなかったことにようやく気付く。]
出過ぎたことなんて思わないけど…… ――うん。自分よりも、大切。
[答えなくていいと言われたけれど、はっきりした口調でそんな返答を。]
そう。 クラリッサさんの一番大切な人は……誰?
[此方こそ出過ぎた事かもしれないけれど、今度はこちらが気になってまた質問を。]
(120) 2013/08/03(Sat) 20時頃
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――……? クラリッサさんが疑われたら、その人まで疑われるの?
[どういうことだろうと首を傾いだ。 そもそも、疑われるような事は何もしていないなら気にする必要なんてないように思えた。 だから自分は質問に答えたのだ。 人狼が複数いるなんて、思っていないから。]
何か――心当たりでも?
[疑われるかもしれないような、後ろめたいことでもあるのだろうかと。]
(123) 2013/08/03(Sat) 20時半頃
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[眼を伏せるクラリッサの肩にそっと触れる。] もし処刑されても、騒動が続いたなら クラリッサさんは人間だったってことでしょう? なら、大丈夫じゃないかなって思うんだけど…… でも、大切な人まで疑われたら嫌だ、 っていう気持ちは、……わかる。
[死んでも、自分が人間だという証明ができない。 わかるのだと、言った方がいいのだろうか。]
死んだ人が、人間だったか人狼だったか、 わかるような人がいたら……いいのにね。
[そう、思ってくれるのなら。あの『占い師』のメモのように、伝えるべきなのかもしれない。]
(127) 2013/08/03(Sat) 21時頃
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ヨーランダは、アイリスに話の続きを促した。
2013/08/03(Sat) 21時半頃
ヨーランダは、クラリッサに話の続きを促した。
2013/08/03(Sat) 21時半頃
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――うん。わかった。
[返答に、静かに頷いた。クラリッサにはよくわからない返事だったかもしれない。 今まで視える事を誰かに言った事はない。 『占い師』が、姿を現さずメモを残すのは人狼に狙われる事を恐れてだろう。 もしくは、人狼自身が処刑から逃れる為なのかもしれないけれど。 とにかくそれに倣った方が、いい気がした。]
ありがとう、クラリッサさん。またね。
[彼女が行くならもう引き止めないだろう。 クラリッサの姿が見えなくなれば、リンダを見やる。]
(130) 2013/08/03(Sat) 21時半頃
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リンちゃん。後で話があるの。 聞いてくれる?
[そういえば、きっと頷いてくれただろう。 リンダと共に教会の入口に戻れば、座り込むフィリップがいた。>>110]
待たせてごめんね。 もう少しだけ、待ってて?
[教会の中に入り、先に投票用紙に記入する。 今、疑わしい人なんてわからなくて。 守りたい、大切な人以外。聞き覚えのない名前を記入して、いれた。それから、もう一枚。どう思われるのかわからないけど簡潔に。
『処刑されたヘクターは人間だった』
そんなメモを、教会の隅に置いておいた。]
(133) 2013/08/03(Sat) 22時頃
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[用事が終われば、リンダとフィリップの所に戻る。]
フィリップさん。 家まで送るって言ったけど、 よかったら、猫の前足亭で、ご飯食べて帰らない?
[ソフィアと幼馴染とは知らず、そんな誘いをかけて。]
(134) 2013/08/03(Sat) 22時頃
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ヨーランダは、了承が得られたなら、猫の前足亭に向かった。**
2013/08/03(Sat) 22時頃
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[帰らない方がいいかも、とはどういう意味かを尋ねかける。 眼が悪い事を言われれば、納得しただろう。]
村で、宿をとった方がいいんじゃない?
[そうじゃなくとも、そんな提案をしながら、頼まれれば来た時と同じように手を繋ぎ>>136]
フィリップさん。 占い師が、助けてくれる、いいものとは限らないって…どういう意味? ならどうして、メモを残してくれるんだろう。
[道すがら、気になっていた事をもう一つ。>>64]
(143) 2013/08/03(Sat) 23時頃
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―― 道中 ――
送り先は、宿に変更する?
[今気付いたような表情に、笑んで。 その後の返答には、黙って考え込む。 自分の為。自分が、言った方がいいかもしれない、と思ったのはクラリッサと話したからだけど。
占い師のせいで死ぬ人、は、人狼以外の人だろうか。 この二日で、アイリスとソフィアが人間だとメモが残されていた。 なら、疑われるのはそれ以外の人、になるのだろうか。 どういう基準で占われているのだろう。 リンダが、占ってもらえたならいいのに。 そんな事をつらつらと考えていれば、猫の前足亭についた。]
(150) 2013/08/03(Sat) 23時半頃
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―― 猫の前足亭 ――
こんにちはソフィアちゃん。 パンケーキ、食べに来た。
[用意されていた席に座り、>>146パンケーキを注文する。 フィリップとソフィアの様子から、二人が既知の仲だった事が窺い知れた。 フィリップが何だか泣き出しそうな、それでも安心したような表情をしていたから、ここに来てよかったと思う。]
(153) 2013/08/03(Sat) 23時半頃
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―― 時刻は跳び・墓地 ―― [フィリップが教会に行くというなら、申し訳ないが用事があると言って別れたろう。 リンダは彼に付き添ったかもしれない。
今日はサイモンが、埋葬されるから。 戻ると、棺に横たえられたサイモンが、家族と一緒に墓地に既に来ていた。 挨拶をして、埋葬を手伝う。 誰もいなくなれば、墓の前で独り、昨日ステージで聴いた鎮魂歌。 それを軽く、口ずさむ。あんなに上手くはないけれど。]
――……おやすみなさい。
[それから、シャベルを手に取り墓穴を、掘った。 一つはケヴィンの両親が眠る近くに。 それと別に、もう二つ。 そして多分、もう少し、必要になるだろうから。]
(158) 2013/08/04(Sun) 00時頃
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[掘りながら、少しだけ手を止める。 村の外れだからか墓地に立ち込める霧はそこまで深くはなく。 夕暮れに染まる墓地は紅く、血に塗れているように見えた。 昨夜、墓守をしていると言った時、コリーンと一緒にいた男の人を思い出す。>>99]
こんな所に用もないのに来たいなんて、
[音楽家をしていると言っていた、随分と、酔狂な人だった。 『いつでもどうぞ』と、返事はしたけれど。 数日後には別の地にいるなら、今出て行けばよかったのに。 多分もう、出られないから。 そんな事は、出会ったばかりの人には言えなかったけれど。]
(165) 2013/08/04(Sun) 00時頃
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―― 回想・猫の前足亭 ―― [彼女の笑顔は、なぜかとても安心する。>>156 フィリップが彼女の事を『お母さん』と呼ぶのも、そのやりとりも、何だかとても彼女らしい。 椅子を引かれてその席に座る。 しばらくすると運ばれてきたパンケーキに顔を綻ばせた。>>151 ソフィアも席に座るなら、喜んで。]
わぁ、きれい、美味しそう。 いただきます。
[ナイフとフォークを手に取り口に運ぶ。 パンケーキの熱さで、少し溶けたアイスの甘さと、ジャムの酸味が絶妙で。]
……美味しい。
[素直な感想を口にする。 誰かと一緒に食事をするのは、久しぶりな気がした。]
(169) 2013/08/04(Sun) 00時半頃
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―― 夜・墓地 ―― [仕事が終われば、すっかり日が暮れ暗くなった墓地を見回る。どうやらあれ以降、荒らされてはいないようだ。 代わりに、花が供えられている事に気付く。>>2:161 墓に記された苗字は、マリー。クラリッサ・マリー。 今日教えてもらった名前だ。 世話になっていると言っていたっけ。 お墓参りにきたのだろう。 彼女の大切な人は、誰だろう。 そんな事をふと思いながら自宅に戻る。
今日は、リンダに話せなかった。 明日、会いに行こう。 ああ、でも、眠るのが怖い。 ケヴィンのように、その間に死んでしまっていたらどうしよう。 もしくは。朝方、処刑の為に自分が呼び出されるかもしれない。
そんな事を考えていたけれど、疲れからか昨日もあまり眠れていなかったからか、気付くと泥のように眠ってしまっていた。*]
(179) 2013/08/04(Sun) 00時半頃
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―― 回想・猫の前足亭 ―― [素材、という言葉に少しだけ眼を伏せた。>>175 パンケーキをゆっくりと味わう。 それでもあっという間になくなってしまって。]
……美味しかった。 ご馳走さま、ソフィアちゃん。 またくるね。パンケーキ食べに。 次は、おかわりしちゃうかも。
[そう言ってお代を手渡し、フィリップとリンダに別れを告げ、店を後にした。]
(184) 2013/08/04(Sun) 01時頃
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―― 回想・猫の前足亭 ―― [パンケーキを食べてる途中、ふと窓の外を見るとコリーンの姿が見えた。 少し、寂しそうにソフィアの方を見ている。
入ってこれるはずだが、入ってこないのは、自分が死んだことを理解したからだろうか。 何かを呟き、そっと消えていった。]
(194) 2013/08/04(Sun) 01時頃
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