68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 07時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 07時頃
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[骸骨は鼻歌混じりで飄々と歩く。傷の痛みは、今は感じない。
先刻喰らった、甘美なもの。あれ以上の上玉はきっと無いに違いない。だが、それでも、もっと欲しい。その衝動は、これまでよりもずっと強く。
道すがら、壁に刺さったもう一本の斧も回収した。 相変わらず二本の斧をジャグリングのようにくるくると投げて弄びながら、骸骨は未だ点々と残る、甘い香りのする血の跡を逆に辿る。
暫く行くと、少し離れた場所に大小二体の人形が、*見えた*]
(0) 2011/10/27(Thu) 08時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 13時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 13時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 23時頃
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― 裏通り ―
[二体の陶器人形。小さい方はそれなりに見栄えのするアンティークなタイプだが、大きい方は、ボロボロのなりで。元々はドレスであっただろう、灰色の布を纏い、ヒビだらけの体。
大量の蝶に集られ、追い詰められたその姿は、一種異様な美しさを見せている。
恐らくは、『お菓子』を持つ者。骸骨は、ニイと笑い。悠然と、蝶の大群に近づいていく。 骸骨に気がついた蝶の群れは、その瘴気に恐れをなしたか、一斉に散った。
人形はほんの一時だけでも、安堵しただろうか。やがてそれは、間違いなく絶望に変わるのだが。]
(22) 2011/10/28(Fri) 00時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 01時頃
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[裏通りに響き渡った陶器の砕け散る音は、誰かの耳に届いただろうか。その破片は、不意に柔らかさを取り戻して。
灰色の細胞片と化したそれの中から、骸骨は人形の形をした焼き菓子を拾い上げた。躊躇いもせず、貪り喰う。
空虚な色をした硝子玉が、その様子をじっと見つめていた。]
(25) 2011/10/28(Fri) 01時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 01時半頃
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[焼き菓子を飲み下すと、その持ち主には最早一瞥もくれず、骸骨はふらりと踵を返す。そしてそのまま、何処かへと立ち去った。
地面に点々と残る血の跡を辿れば、公園の遊歩道に一人佇む骸骨の姿を見る事ができるだろう。]
(31) 2011/10/28(Fri) 01時半頃
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― 公園 ―
[視界のいい遊歩道に、骸骨は一人佇んでいた。
次の獲物を、探さなければ。 渇きは、ますます勢いを増して。
同時に、あの黒いドレスの女への憎悪も、膨らんでいた。見つけ出して、解体してしまいたい。そう、この渇きも、痛みも、全部あいつのせいだ。]
(35) 2011/10/28(Fri) 02時頃
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[気配に振り向くと、そこには丈の長いローブを纏った、一体のモンスター。 痩せて骨ばった腕に、長い杖を掴んでいる。魔物をしたがえるそのいでたちは、さしずめ魔導師、といったところだろうか。
そして、その顔は――
――空虚。
本来顔があるべき場所には、ただ虚ろな闇が口を開けているのみだった。
骸骨は斧を構えた。ああ、きっとあれも、『お菓子』を持っている。]
(41) 2011/10/28(Fri) 02時頃
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[空虚は沢山の異形を従えていた。
骸骨は左手の斧は後ろに放り、右手の斧を、胸の前に構える。と、それは大鎌へと形を変え。 先刻使ったものよりも、刃の部分が格段に大きい。
ゆらり、と鎌を空虚に向けた。振りかざした杖の一撃を、刃の峰で防ぐ。鈍い金属音。 それから、周りに群がる異形共へ向けて、横に薙いだ。]
(45) 2011/10/28(Fri) 02時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 08時頃
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[空虚は次から次へと、異形を呼び寄せる。上から降った数体のそれを、大きく振った鎌で薙ぐ。鈍い音と共に、異形は分断され、散った。
そのまま、空虚の前に一歩踏み込み。
鎌は再び、その形を変える。小型の鉈のような形の刃。 虚空の懐に入り込んだ骸骨は、正面から袈裟懸けに切りつけた。
痛みは感じずとも、やはりボロボロの右腕の動きは鈍っていて。多少の傷は与える事ができるだろうが、致命傷を与えるには至らないだろう。]
(53) 2011/10/28(Fri) 12時半頃
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[切りつけて、一旦後ろに下がって様子を窺う。
空虚はじっと動かない。 ――と、そこにこれまで空虚が喚んだものとは少し違う、黒髪の少女が現れた。 ふわりと漂う少女は、骸骨のものと似た大鎌を持ち、真紅の瞳が光る。それは悪魔か、死神か。
骸骨は鉈を再び斧に変え、両手に構えた。 鎌の一撃が飛ぶ前にその懐へ潜るべく、少女へ向かって駆け出す。]
(54) 2011/10/28(Fri) 12時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 12時半頃
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[咄嗟に、左の斧を投げた。狙うのは、その手元。 得物さえ奪ってしまえば利はこちらにある。 避けられたなら、軌道を変え、ブーメランのように手元に戻す。]
(57) 2011/10/28(Fri) 15時頃
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[骸骨の下の、哀れな仔羊の名を持つその男は、虚ろな眼をして斧を、鎌を、ナイフを振るっていた。 もう何も見ることはなく、聞くこともなく。
男は呪いに支配されていた。強靭な精神は呪いの侵食を阻んできたが、生きたままの『お菓子』を喰らった事で、その箍は外れてしまった。
今はもう、ただその衝動に身を委ねるのみ。それでも、ほんの少し残った本能が騒ぐ。あの女を殺せ、と。
俺をこんな目に遭わせた、あの黒いドレスの女を。]
(58) 2011/10/28(Fri) 15時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 15時半頃
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[歪んだ放物線は、少女の腕を傷つけた。
血に染まった大鎌を持つ少女と、血に染まった斧を持った骸骨は再び対峙する。
先に動いたのは、少女の方だった。赤い滴を散らしながら、骸骨に向かって飛翔する。
その紅の瞳と、視線がぶつかる。 それは一瞬のことであったか。目を細めた少女に、骸骨もニイと唇を歪め。]
(63) 2011/10/28(Fri) 16時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 16時頃
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[刹那、高く跳ぶ少女。 大鎌を左肩に高く掲げ、骸骨に向かって打ち下ろす。
骸骨は反射的に、左へ跳んだ。――が。 鎌の先端が、彼の右腕を捉えた。 切り裂かれた赤い上着が、それとは違う赤に染まる。]
(66) 2011/10/28(Fri) 17時半頃
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[右手に持っていた斧はその手を離れ、がらんと地面に投げ出された。骸骨は虚ろな瞳に僅かに苦痛を滲ませながらも、辛うじてバランスを取り体制を整える。
ゆっくりと、その傷口を眺め。左手で裂けた上着に触れる。それから、濡れた掌を見つめて、ゆるりと首を傾げた。 やがて、その焦点は朱に染まった手の向こう、裂けたローブを身に纏った、顔の無い魔導師へと。]
――お前、お菓子、持ってる…
[うわごとのように呟いて、骸骨はゆっくりと、空虚に向けて一歩を踏み出した。]
(67) 2011/10/28(Fri) 17時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 18時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 18時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 18時半頃
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[――ばらり。
不意に、何かが骸骨の肩に落ちた。 肩で跳ねて地面に落ちたものを見ると、橡の実。 無数の橡の実が、骸骨に降り注ぐ。思わず、左手の斧で頭を庇った。
がさりと音のした方を振り返ると、ミイラと一緒に居た、大きな枯れ木の姿。
小さく舌打ちして、一瞬、空虚の方へ目をやりはしたが、踵を返し、斧を左手で枯れ木に向かって投擲した。すぐさま、次の斧を喚ぶ。]
(73) 2011/10/28(Fri) 18時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 18時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 22時頃
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[街路樹の銀杏が大きく育つのが見え、その実が弾丸となって骸骨を狙う。右腕でかざした斧の側面を盾に防ぎつつ、再び、枯れ木に向かって投げつけた。
不意に、横から気配が近づいてきて。咄嗟に、右の斧を横に薙いだ。]
(78) 2011/10/28(Fri) 22時半頃
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[足元に飛びついてくる猫に、バランスを崩しつつもその腹目掛けて、蹴りの一撃を加え。反動をつけて飛び起きた。
骸骨は猫をじっと見つめて、呟く。]
――お前、沢山、持ってんね…
(81) 2011/10/28(Fri) 23時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/29(Sat) 05時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/29(Sat) 08時頃
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[何かが、光るのが見えた。
真っ直ぐ向かってくるそれは、頬骨に当たって小さく金属音を立てる。 それに注意を向けた隙に、黒猫は何かを振り上げた。骸骨の喉目掛けて殺意が走る。
骸骨は斧の側面を盾に、喉元を庇う。振り抜かれたそれは、斧に当たって軌道を変え、そのままの勢いで骸骨の右肩に突き刺さった。]
(86) 2011/10/29(Sat) 10時頃
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[右腕は、今度こそ駄目になったようだ。その手から、斧が落ちる。
黒猫の殺意のこもった視線が、骸骨のそれと交差する。 ホルダからナイフを抜き、身を捻って黒猫の背後から、その肩に突き立てようと――]
(87) 2011/10/29(Sat) 10時頃
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[突き立てたナイフは黒猫を捉えただろうか。
骸骨は――バーンスタインは、軽く眩暈を覚えて、その場に膝をついた。血を流し過ぎたのだろう。虚ろな眼のまま、呟いた。]
魔女サンよう… どっかで見てんだろ? 出て来いよ……俺と、遊ぼうぜ…?
[その言葉は、あの黒いドレスの女には届いたか。]
(88) 2011/10/29(Sat) 12時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/29(Sat) 12時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/29(Sat) 16時半頃
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