162 絶望と後悔と懺悔と
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よく避けたな?
[声を掛けたのだ。避けてくれなくては困ると含んだ笑み。 横に逃げると同時に構えた菊一文字>>5:205に、 振り下ろしたサーベルを一気に返して刃を交えた]
私か? ただの吸血鬼だが?
[戯れの様な名乗りと共に、噛んだ刃を直ぐに離し、 僅かに距離を取る。 腕の中にいるのがただの人間である筈が無い。 その姿を確かに視界に収めると、 重心を崩す為に足を払おうと低い姿勢から足に蹴りを]
(3) 2014/02/17(Mon) 00時頃
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ああ、知っているとも。 だがホリーを斃すのを手伝ってくれたのだろう?
[ホリーを斃した人物を告げられても>>0、 眉1つ動かす事は無い。当然だ、許可したのは他ならぬ己]
(4) 2014/02/17(Mon) 00時半頃
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[崩れたバランス>>11を見逃すはずも無い]
ただの吸血鬼なのだから、あっさり斃すのだろう?
[庇う様子に剣を下げる事無く、低い位置から放つ 突きは重なり、壁の様に執拗に足を狙った]
いや、ただの吸血鬼だが?
[近くから掛けられた聞き覚えのある声>>9に 振り返る事無く答える。 全く理解出来ない言葉も聴こえて、多少眉を顰めたが]
熱い? 何を見て熱いと言っているのか。 身体が熱いなら、血でも流して冷ますと良い。
(15) 2014/02/17(Mon) 00時半頃
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獣は周だけかと思ったが。 熱いとは、彼女の様な事を言うのであろう?
[対峙する隊員の背後で膨らむ殺意>>8>>16 傷を負いながらも前へ進もうとする姿は 先程眷属に変えた男と重なり]
お前も仲間に入れてやろうか?
[問い掛けの刹那、片刃が打ちかかる>>14 噛み合うのは面倒だと、サーベルから手を離す。 落したわけでは無く掴み直しただけ。 刃を掴み、護拳が輪を描くその間に片刃を通して 大きく捻り刃を奪おうと]
(23) 2014/02/17(Mon) 01時頃
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[眷属に引き入れよかと声を掛けた女は 突き飛ばされ攫われる>>19 攫った人物を目の端に留めると、意味深に口角を上げた]
涼平の代わりか?
(27) 2014/02/17(Mon) 01時頃
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貴様達ほど器用では無いな。 私の血から対抗手段を作るなど、考え付きもしない。
[刃を奪う>>31と一旦離れて、その刃をコンクリートに 打ち付け折り棄てる。 その間に抜かれるもう一振り。 次いで参戦するジャニス>>28、双方を視界に入れて サーベルを構えなおした]
涼平と言うのだろう? 柊が殺したお前達の部隊員の名は? それとも違ったか? なぁジャニス?
[煽る様に嗤うと、距離を一気に詰める様にジャニスへと駆け。 武器の間合いに入る直前、軌道を変えてイアンへと切りかかった]
(36) 2014/02/17(Mon) 01時半頃
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[重圧に耐えて声も出せぬ、いつまでも雛と思っていた。 それがはっきりと顔を上げて、目で射って来る>>32]
ほぉ。 ホリーも最期に面白い土産を残してくれた。
[突然巣立った雛が、何処へ飛び立つのか 見ていたいのだが、それを許すほど弱い敵ではない。 口角を上げたまま見送るしか無かった**]
(39) 2014/02/17(Mon) 01時半頃
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[折れた刃の光が涙に見えるかも知れないが、 その光は既に始祖の視界には無い。
軌道を変えて切りかかった背後、目の前の男を呼び 三日月の斧が空を斬る音がする。
迅い。
数年前は兎も角、数日前の迅さではない。 闘志故かと訝しむ間もなく、斬りかかった刃の行方を 確かめる前に反射的に地を蹴り、三日月の斧の柄に着地する。
地面にめり込めとばかりに、 振り下ろす勢いに着地の勢いを乗せる。 柄の上で距離が縮まれば、 ジャニスの目を狙いサーベルを横に薙いだ**]
(56) 2014/02/17(Mon) 07時半頃
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まさに阿吽の呼吸だな。
[ジャニスが名を呼べば、響いたと返す声>>93 その軽さに2人の間に結び付く何かを感じ取る]
嫌いでは無いな。
[ジャニスだけに集中している筈は無い。 身体を反らされ>>90、サーベルの刃が空振りになると 腕が感じた瞬間、三日月を蹴り宙を跳ぶ。
その残像を突く様に刃が追った>>93>>97 一所に留まればどちらかの刃が迫ると理解しているからこそ。 跳んだ足は二刀流の安吾と呼ばれた戦士の左肩を 着地と攻撃の場所と選び降り立とうと]
(102) 2014/02/18(Tue) 00時頃
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[左肩の着地を目指すが、流石に反応が遅れるほど 鈍くは無いらしい>>110 身体ごと引いた刀は再び斬り付けて来た。 引くと斬り付けるの2回の動作を、サーベルを弧を描く 一度の動きで払うが]
仲の良い事だ。
[側に仲間がいても斬りかかる三日月>>119]
……。
[やはり迅さが増していた。 金の髪が周の時よりも散る。それに僅かに紅が混じった。 一所に留まらぬ動きは健在。 三日月は紙一重で包帯と髪を裂いて、その実体は 斧の主の真横へと寄り添った]
(123) 2014/02/18(Tue) 01時頃
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[長物の威力を削ぐように懐近く飛び込もうと寄り添ったが、 流石に迅く、距離を取ると同時に刃が返される>>144]
お前達があの時いれば、 檜江はもう少しは生きていられただろうな。
[襲う刃をサーベルで受け止める。 両手と片手、それでも拮抗する力に感心したように笑い掛けた。
安吾が刃を剥く事も予想通りだった。 どうかわしてやろうかと思う前に。
割って入った存在>>128>>129に、ちらり視線を向けた]
(145) 2014/02/18(Tue) 02時頃
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来たか。
[零瑠に与えた選択肢は真弓か己か、どちらかの側。 同時にそれは彼の立場を決める事になる。 人間同士だけでなく、 鬼同士でも戦う事になるかも知れない運命の選択肢を与え、 選んだ零瑠に満足そうに微笑んだ**]
(148) 2014/02/18(Tue) 02時頃
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[交じった斧とサーベルの刃は何度か高い音を立てては離れ、 互いの距離を保つ。
ジャニスの狙いが零瑠に変われば、2人の技と 言の刃の応酬>>178>>179>>180を笑みを浮かべたまま見守って]
つまり、ジャニス。 お前も私怨で子供達を地獄に連れ込んだと言う事になるな。
[零瑠の発言から、 ジャニスが血縁の私怨を抱えている事を知る。 だが守護部隊の隊員達は多かれ少なかれ、 私怨を持っているだろう。 ありふれた話だと嗤いながら、言の刃を投げ付けた**]
(181) 2014/02/18(Tue) 18時頃
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[零瑠が安吾へ向かえば サーベルはジャニスの刃を止める為に向けられる]
感動の再会なのだろう? そんな野暮なものは仕舞って浸れば良い。
[それを聞き入れるとは欠片も思ってはいない。 重なる金属音は三日月と正面から噛み合い、薙ぎ払い ぶつかる音。 断末魔も妙なる音だが、こうした音も美しいと 戦場に自ら姿を見せる理由を思う]
(218) 2014/02/18(Tue) 23時半頃
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さぁ? 事実は揺るがぬ。真実は露見するまで判らぬ。
[ジャニスの問い>>224には首を傾げるのみ。 変わらぬのは孤児院の雛達が守護部隊にいると言う事のみ]
よくある話だ。
[家族の話に同情などしない。 恐らく鬼に関わって死んだのだろうが。 人間だとて、食べた鶏や魚を見分ける事もしないだろう。
僅かに狙い逸れれば、その隙を突いて懐に潜り込もうと]
(233) 2014/02/19(Wed) 00時頃
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……零瑠、殺せ。
[傍で聴こえる戦いの音は、己とは違う音。 それでも不協和音と呼べるものではなく。
興が乗ったとばかりに、零瑠に命じる。 躊躇うなと]
(239) 2014/02/19(Wed) 00時頃
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