52 薔薇恋獄
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フィリップは、哲人せんぱいののろけをによによ。
sayclear 2011/05/25(Wed) 09時頃
フィリップは、蘭香を抱きしめた。らんかあああ(挨拶
sayclear 2011/05/25(Wed) 10時頃
フィリップは、蘭香をぎゅむぎゅむなでなで。蘭香まじ大好き。愛してる。
sayclear 2011/05/25(Wed) 10時頃
フィリップは、蘭香がすごい確率で愛してくれたことを理解した。
sayclear 2011/05/25(Wed) 11時頃
フィリップは、蛍紫にぶんぶん手を振った。いってらっしゃいー。
sayclear 2011/05/25(Wed) 11時頃
フィリップは、こくこく頷いた。
sayclear 2011/05/25(Wed) 11時半頃
フィリップは、じゃあセシル[[who]]をによろっと。
sayclear 2011/05/25(Wed) 12時頃
フィリップは、夜のせんせたちをによれということか・・・。
sayclear 2011/05/25(Wed) 12時頃
フィリップは、Σおうじー! (蘭香にぶんぶん手を振りつつ
sayclear 2011/05/25(Wed) 12時頃
フィリップは、・・・。そりゃ、罰ゲームに怯えもするわ。
sayclear 2011/05/25(Wed) 15時半頃
フィリップは、悠里を全力でとめた。ダメですからー!!
sayclear 2011/05/25(Wed) 15時半頃
フィリップは、調音をなでなでしながら、蘭香の声にびくり。何事。
sayclear 2011/05/25(Wed) 16時頃
フィリップは、・・・・・・・・・・・・・そうだったのか!
sayclear 2011/05/25(Wed) 16時頃
フィリップは、蛍紫を壁から引きずり出した。えいっ。
sayclear 2011/05/25(Wed) 16時半頃
フィリップは、蛍紫にも落書きしてやろうと企んだ。正座している足の裏を、ペン先でこちょこちょ。
sayclear 2011/05/25(Wed) 16時半頃
フィリップは、叩くより撫でた回数のほうが多いと思ったが、けーしに限れば叩いてただろか。
sayclear 2011/05/25(Wed) 17時頃
フィリップは、せんせに山吹色のお菓子を・・・ 進呈できなかった。
sayclear 2011/05/25(Wed) 17時頃
フィリップは、Σ昼っ!? お疲れ様です。
sayclear 2011/05/25(Wed) 17時頃
フィリップは、そういう話。リバ・・・
sayclear 2011/05/25(Wed) 17時半頃
フィリップは、>>-434を聞いて、ぴくり。けーしをぺちぺち叩いていった。愛?*
sayclear 2011/05/25(Wed) 17時半頃
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―― 大木の、うろ ――
…… いてっ
[額にあたる、鋭いもの。 それが何なのかは、良く知っている]
『……』
紅子さん……。
[痛む頭をさすりながら、重い目蓋を開けば。 覗きこむ黒の瞳。もの言いたげな、そのいろの向こう側。
別荘でもあの館でもない、薄暗い木肌。 小鳥のさえずり。木々の葉擦れ。
ああ、戻ってきたのだな と。分かってしまった]
(26) sayclear 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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……蛍紫。
[起き上がらないまま、傍らにごろりと頭を向け。 閉じられた目蓋に掛かる金糸へ、手を伸ばす。
あの館でなされたまま、真新しい包帯に覆われた手。 破れて血染みのついた、ぼろぼろのシャツ。
自分の状態が、あれらの何も、まぼろしではなかったのだと、訴える。 けれど今は、まぼろしよりも手の届かないところへいってしまったのだと、分かっている]
蛍紫。おきろ。
[緩慢に伸ばされた手が、くせの無い髪を梳き、頬へ届く。 やわらかな感触。そこに、たしかに息づく、ぬくもりの感触]
(27) sayclear 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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…… けい …っ、 おき、ろ よ……!
[早く、目を開いて。 そうして泣けばいい。嘆けばいい。
じゃないと、自分が先に。 泣き出して、嘆いて蹲って。 此処から、動けなくなってしまいそうだから*]
(28) sayclear 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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フィリップは、蛍紫をハリセンで殴った。
sayclear 2011/05/26(Thu) 09時頃
フィリップは、お兄さんだと左なのかー。
sayclear 2011/05/26(Thu) 09時頃
フィリップは、ぱっちり目覚めた。おはよ、王子様。 これで良いのか?
sayclear 2011/05/26(Thu) 09時頃
フィリップは、蘭香はほんとに、らんだ神に愛されてんなあ、と再確認。
sayclear 2011/05/26(Thu) 10時頃
フィリップは、蘭香をなでなで。なでなで。たんとお泣き。
sayclear 2011/05/26(Thu) 10時頃
フィリップは、メールこわい。携帯もってなくてよかった。
sayclear 2011/05/26(Thu) 11時半頃
フィリップは、呪いが中和されるよう祈った。25(0..100)x1%を引き受けた。
sayclear 2011/05/26(Thu) 12時頃
フィリップは、四分の一か。
sayclear 2011/05/26(Thu) 12時頃
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[ふたりで抱き合って、泣きじゃくって。 紡がれた願いに、空っぽな心はただ、頷き返すしか出来なかったのは。 ほんの、数日前のこと。
あれからどうやって戻ってきたのか、良く覚えていない。 ただ空が綺麗で、雨粒の残る枝葉が綺麗で。 上ばかり見上げながら、ただ歩いていたような気がする。
寄ろうと考えていた土産物屋も、耳障りに騒がしい喧騒も、あったような気がするけど、良く覚えていない。 ただ、オレの片手も蛍紫の片手も空いているのに、オレたちは2人で歩いてた。
むかし、虹を見つけて、けれど手を離せなくて。 指させなくてただ、ばかみたいに、虹だって叫んでみせた。
今は手を伸ばせる。 けれどそれだけ。
なないろへ伸ばした手は、何もつかめず、落ちた]
(91) sayclear 2011/05/26(Thu) 20時半頃
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『大好きだった。愛してた、そうだ』
[7には足りない、けれど鮮やかな翼が、肩から囁く。 それは、鸚鵡の物真似などではなく、明確な意思を持った人の声。 けれど、此の世ならざるものの声]
『貴様が、蛍紫を好きなのは知っている。 その上で、そんな事を告げてすまないと。
……蘭香は、泣いていた』
[泣きながら、微笑んでいたと。 冷ややかに低い声は、続く]
『蛍紫。貴様へも宛てた言伝だ。
今までありがとう。 二人のおかげでここまで生きてこれた。 本当に幸せだったよ と』
(92) sayclear 2011/05/26(Thu) 20時半頃
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[紅子さんは、何を言っているのだろう。 他ならぬ蘭香を、見えざる者とのいざこざに巻き込まない為に、ただの鸚鵡の振りを貫き通してきた彼が。
もう、その必要が無くなったというかのように、何も隠す事無く。 蛍紫にまで、語りかけるなんて]
『貴様の目は節穴、耳は笊だ。 今まで、蘭香の何を見てきた。
…――ほとほと、愛想が尽きたわ。 去らばだ、……愚か者』
[そうして。 重さは変わらぬ筈の肩が、ぽっかり軽くなってから。
紅子さんが、言葉を話すことは、二度と無かった]
(93) sayclear 2011/05/26(Thu) 20時半頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/26(Thu) 20時半頃
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―― 甲斐家、門前近く ――
…――。
[それから。 何が変わったわけじゃない。 学校には行くし、終わればバイトだし、帰れば寝るだけ。 旅行のことを聞かれたり気遣われたり、周りは騒がしかったけど、気にならなかった。
いつも通りの日々を、精一杯送るだけ。 だってそれは、これから探しに行く幼馴染が、送れた筈の日々だから]
……早すぎたか。さすがに。
[約束の時間には、まだ1時間もある。 まだ煌々と灯っている街灯に頭を預け、目を瞑った*]
(94) sayclear 2011/05/26(Thu) 21時頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/26(Thu) 21時頃
フィリップは、せんぱいが、ひとしくん人形になっている・・・
sayclear 2011/05/26(Thu) 21時半頃
フィリップは、165↑+4cm・・・びみょう。
sayclear 2011/05/26(Thu) 21時半頃
フィリップは、日向にちゅっちゅ・・・は遠慮して、なでなでぎゅー。(えあー
sayclear 2011/05/26(Thu) 22時頃
フィリップは、桂馬せんぱいをなでた。なでなで。
sayclear 2011/05/26(Thu) 22時半頃
鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/26(Thu) 23時頃
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―― 甲斐家 ――
こんな時間に、小父さんたち起こしたら悪ぃだろ。
[開かれた窓へと、小声で呼びかけた。 ただでさえ、この数日間はお世話になってしまったから。
自分が気にしたくなくとも、話を聞きたがる職業の人間は居る。 災害のことだけなら良いが、自分の場合、調べられては困ることが、色々と。
申し訳ないけれど、少しだけ避難させて貰ったり。 その間もバイトは続けていたから、妙な時間に物音は立ててしまっていた わけだけど]
おはよ。まだ、電車動いてないぜ。
[迷い無く伸ばされる手を取り。 室内に居たのに、一瞬ひやりとした温度を感じれば、ぱちり瞬く。
空のいろと、紅子さんの残した言葉しか覚えていない、帰り道。 それでもずっと、手が繋がれていたことは、疑いもしない]
(137) sayclear 2011/05/27(Fri) 00時頃
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――なあ、
[出発までは、まだ十分なほど時間がある。 蛍紫の部屋に上がり込めば、勝手知ったる足取りで、ベッドに腰を下ろし]
紅子さんが、言ってたこと。……おまえ、知ってたの。
[紅子さんの言葉。 あれから、尋ねる時間も機会も無いように感じていて。 ただ、逃げていただけかもしれないけれど。
これから、彼を迎えに行くのだから。 知らない振りをしていられない、してはいけないこと。 尋ねてしまおうと、口を開いた]
(138) sayclear 2011/05/27(Fri) 00時頃
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フィリップは、蛍紫のとなりでまったりしている。主にお茶菓子狙いで。
sayclear 2011/05/27(Fri) 00時頃
|
そこまで甘えらんねーっての。
[けじめは付けたいと思っている。 それは、蘭香の事細かな事情はしらねど、彼のほうがきっと、自分よりこの家に世話してもらうべきだったのだとは、何となく思っていたから。
貰った鍵は、たからもののように、引き出しの一番下に仕舞われたまま]
…………オレは、好きとか、そんなん、考えたことも無かった、けど。 あるなら、もしかしたら、お前かもって、……
[ネトゲが、具体的にどういうものか、簡単な説明は蛍紫からして貰ったけれど、いまいち分かっていない。 だから、その画面が直接、桂馬の記憶とは結びつかず。 ただの無機物として見やることもせず、まっすぐ蛍紫を見つめたまま]
ってことは、蘭香は、出来て。……お前が、好きだったんだろ?
[紅子さんの言葉とは矛盾する気もしたが、話の落としどころがそうとしか思えず。 眉を寄せた]
(150) sayclear 2011/05/27(Fri) 01時頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/27(Fri) 01時半頃
フィリップは、せるふー。(自分をぎゅっとした*
sayclear 2011/05/27(Fri) 01時半頃
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―― 蛍紫の部屋 ――
ん?
[しまったな、という顔をする蛍紫に、首を傾げる。 今更彼が、ごまかしをするとも思えなかったから、ただ怪訝げに。
その指がくちびるを撫でるのには、些か目を細めたが]
……ふたり……?
[その言葉に、蛍紫に対しても思うところが無いわけではなかったが、それは今すべき話じゃない。 だから純粋に、蘭香が双方を等しく好きだった、という点にのみ、考え込み]
…………。 謝るのは、お前じゃねえよ。
オレが、……お前が好きだって、言わなかったら。 蘭香も、お前も……、もっと、楽に助かれたんじゃないか。
(161) sayclear 2011/05/27(Fri) 09時半頃
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[頭を垂れる蛍紫から視線を逸らし。 自分もまた俯く。
蛍紫の手を取ったことは、後悔していない。 後悔すべきじゃない。
けれど、取れたかもしれない手の先に、蘭香が居た。 ほかならぬ、蘭香が。
どうして、蘭香が此処に居なくて、自分は助かってしまったのか。
きっとずっと、奥底で燻っていた想いが胸を焼いて、呼吸も侭成らなくて。 胸元を握りしめ、くちびるを強く噛んだ]
(162) sayclear 2011/05/27(Fri) 09時半頃
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フィリップは、しらべをなでなで。どんまい。
sayclear 2011/05/27(Fri) 09時半頃
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―― 蛍紫の部屋 ――
……けいま、せんぱい……?
[愛されている、ひと。 日向の声から知った、自分が逃がされた理由。
けれど具体的に、誰なのかなんて知らなくて、ただ、ありがとうって言えればいいな、なんてそんな、漠然とした想いで。 ――誰か、を知る事も、誰か、に感謝を伝えられない事も、想像していなくて]
っあ、ぁ ―――!!
[ひゅ、と喉が鳴った音も、噛み締めすぎたくちびるから流れる血の味も、どうでも良かった。 叫びか嘆きか、慟哭してしまいそうな口を抑えて、背にあてられたぬくもりから逃げるよう、ベッドから転げた。
けして多くは無い、桂馬との記憶。いずれもが優しくて、けれど最後は。 あんな別れをした後輩を、想ってくれていたひとが、居たなんて。
助かったことを、悪く、思わない、なんて。 出来そうに、ない]
(165) sayclear 2011/05/27(Fri) 10時半頃
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―― 蛍紫の部屋 ――
……さわん、な……っ
[ぬくもりに安心することすら、罪に思え。 撫でる手を退けようと、手を伸ばすけれど。 力のこもらないそれは、蛍紫の手に触れただけで、ぱたり、落ちる]
しってるよ、んなこと…… 、でも、 ……オレの気持ちだって、どうにもなんねーよ……っ!
[助かって欲しかった。 生きていて欲しかった。
助けられたくなかった。 けれど、生かされたなら、勝手に死ねもしない。
止められた慟哭は、碧に揺蕩ったまま。 零れもしないそれは、視界を歪ませて、滲ませる]
(168) sayclear 2011/05/27(Fri) 11時頃
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…………ごめん、でもオレ、 ……いなくなれば良かった。
[蘭香がいない。 桂馬もいない。 やさしいひとたちが居なくなって、今、やさしいひとを困らせてる。
ぼやけて、けれどまた眉間に皺を刻んでいるんだろう幼馴染に、手を伸ばし。 その頬を撫でて、たしかなぬくもりを感じながら。
いなくなれば、よかった。 困ったように笑って、そう繰り返した]
(169) sayclear 2011/05/27(Fri) 11時頃
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―― 蛍紫の部屋 ――
…… け い、 ……。
[ぽた。ぽたり。 肌よりわずか熱い雫が、目元に零れ。 自分が泣いてるみたいな感覚に陥ったが、潤んでいるのは、見下ろす紫眼。
泣いてるところなんて、見せようとしなかった彼の。 隠す余裕も無いんだろう泣き顔に、胸が詰まった]
否定、なんて…… だけど、 っ
[今の表情を見ていれば、疑いたくなんてないけれど。 自分が居なくとも、彼は大丈夫だろうと、そう思う気持ちは何処かにあって。
言い募ろうとした言葉は、続く言葉に、掻き消えた]
(172) sayclear 2011/05/27(Fri) 11時半頃
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……嫌だ!
[蛍紫が、いなくなったら。 それだけは、嫌だ。 それだけは、選べなくて、選んだ。
頬へ触れていた手で、蛍紫の頭を引き寄せ、掻き抱いて。 しがみつくように、力を籠め]
そんなこと、あるわけないだろ! ……思うなよ、……オレももう、思わねえから…… 思うなよ……っ。
[ごめん、ごめんなさい、と。 謝罪のことばは、腕の中へと、選べなかったひとたちへと]
(173) sayclear 2011/05/27(Fri) 11時半頃
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フィリップは、ゆるゆるごはん準備ちゅう。
sayclear 2011/05/27(Fri) 12時頃
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―― 蛍紫の部屋 ――
[謝らなければならないのは、やっぱり自分の方だから。 ゆるゆると首を振り。
抱きしめたぬくもりに、罪悪感はあるけれど。 離さない。 離せない。
何と比べて、しまっても。 大事、だった]
……オレ も。
[どうにか、しようはあったのだろう。 けれど、こう、しか出来なかった。 それだけのこと。 それだけの、ことだった]
(179) sayclear 2011/05/27(Fri) 12時半頃
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[つと身動ぎすると、顔を上げ。 濡れた眦を、ぺろ、と舐め取り]
いこう ぜ。
[蘭香に、泣き顔なんて見せるわけにいかない。 に、と笑って、立ち上がろうと腕を解いた]
(180) sayclear 2011/05/27(Fri) 12時半頃
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―― 蛍紫の部屋 ――
[落とされる感触に、くすぐったげに、切なげに目を細め。 差し出された手を、迷い無く取る。
このぬくもりが、かえって痛い時があっても。 それでもこの手を離したら、今は歩くのさえ侭成らないから。
いつか。 逆に手を引けることを望みながらも、いまは]
ん。
[並んで歩こう。 二人で、歩こう。
帰りはきっと、あの日と同じ、3人で*]
(183) sayclear 2011/05/27(Fri) 13時頃
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フィリップは、王子のおなかをぽんぽん。いたいのいたいの、とんでけー。
sayclear 2011/05/27(Fri) 22時半頃
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[始発に乗って、電車に揺られ。 明るくなっていく外の景色を眺めているのも退屈だったからか、 それとも眠れなかったのが、傍らのぬくもりに安心出来て、気が緩んだのか。 がたん、と電車の止まる振動で、はっと目覚めた時には、もう目指す駅は間近だった。
蛍紫はどうしていたのだろう。 自分と同じように眠っていたのか、それとも。 窺うように、隣の席を見つめている間に電車は止まり。
あの時よりずっと少ない荷物と人数で、駅に降り立った]
……静か、だな。
[未だ騒がしい身近。 災害現場のすぐ傍の駅も、ある程度煩さそうだろうから、こんな時間に出てきた。
その目論見が成功したのか、それとももう世間は現場に興味が無いのか。 どちらかは分からないが、望んだはずの静寂が、やけに耳に沁みて、頭を振った]
(221) sayclear 2011/05/27(Fri) 23時半頃
|
|
―― ただの、土砂崩れ跡地 ――
大丈夫か? 蛍紫。
[マイクロバスは無いから、現場までは当然徒歩。 もしかしたら蛍紫はタクシーとか使いたかったかもしれないけど、そういうのは全然頭に無くて、ざっざか歩いていく。
だから、そう声を掛けられたのは。 ただの、土砂で抉り取られた跡地。 樹や泥や何かの欠片が入り混じった土砂が折り重なった、ただの、無残な土地。
けれど此処が、あの別荘が合った場所なのだと。 痛む胸が感じ取る、この場所に辿り着いてから、だった]
(222) sayclear 2011/05/27(Fri) 23時半頃
|
|
―― かつての別荘跡 ――
[帰り道は、3人で。 次に手を繋ぐのは、3人で、なのだと。 電車を降りた時、心に誓ったから。
息苦しさと、空いた手をすり抜ける風の心もとなさは、気づかない振りをした]
蘭香。……蘭香、何処だ!
[ずきん。ずぐり。 確かな、死した想いの気配を感じる。 それは、此処で初めて日向を見た時に似た、けれどもっと、泣きたくなるほど愛しい気配。
胸元を押さえ、彼の名を呼んでも、返るのは幽かな木霊。 は、と痛みに深い息を吸い込んだ時、その香りに気づいた]
(242) sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
|
|
……薔薇……?
[まさか。この、土砂に巻き込まれて、なお? 信じられない想いで、けれどそれに誘われるよう、ふらりと歩き出し]
…… え、
[ほろっ、と間抜けなほど緩い音がした。 それが、雨で緩んだ崖っぷちを踏み抜いた音だったのだと、気づいたのは]
―― ……っつ う、
[咄嗟に何かを掴もうとした手も、土壁に滑り。 結果、強かに頭を打って。 朝なのに、チカチカと輝く星を見つめながら仰向けになったのち、の事だった]
(244) sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
|
|
あ…… っ、つつ……。
[ふわり。ふわり。 鼻先を、頭上を、くすぐる薔薇の香り。 それに、そもそも何を追っていたのか思い出せば、慌てて起き上がるも、頭を抑えて暫し蹲り。
けれど、ゆるゆる手を離して、顔を上げれば]
…… うそ、だろ……?
[頭を打って、夢でも見ているのか。 それとも、日向が飛ばしたあの、別荘に良く似ていたけれど別の屋敷のように、此処は現実の世界ではないのか。
薔薇。あの庭園のごとく、色鮮やかに、だれかの想いの残滓を秘めて咲き誇る、薔薇。 幻想的だけれど、どこか悲しく、いたむ、その景色の中央に]
(245) sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
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|
…――蘭香ぁっ!
[まごうこと無い、姿。 くるり、ふわり。 楽しげに舞って、うつくしく微笑むその、姿に。 見とれてしまったのが、いけなかったのか。
すべての痛みを無視して駆け寄った時には。 ぽつり、と落ちた涙さえ、まぼろしに]
らん、 …… っ!?
[『あいしてる』
先ほど自分が居た場所で、その声が、無邪気に純粋に、愛のことばを口にする。 まるで、こちらなど、見えていない素振りで。 まるで、壊れた映写機のように。
かわらぬ姿が、かわらぬ言葉を繰り返すのを。 しばらく、呆然と見つめているしか出来なかった*]
(246) sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
|
鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 00時半頃
フィリップは、クッキーわくてか。
sayclear 2011/05/28(Sat) 01時頃
|
―― いつも通りの教室 ――
? 何のこっちゃ。
[とん、と返却されたノートの整理をしていたら、お前なんか、目ぇつけられることしたんか、なんてクラスメイトに聞かれたから。 さっぱり心当たりは無くて、ただ首を振った。
そりゃあ、良い子じゃあないけど、悪いことも特にしていない。 因縁をつけられるような覚えも無いし――…]
『珀っ! お、おま、おまおまえ、何したんだよ!』
は?
[と、いつも通りの教室を満喫していたのに、今度はやたら慌てた声が、机の前で、ばん、と腕をついた。 ええと。確かこいつは、廊下側の一番前の席だった筈なのに、どうしてこんな所へ。
その疑問は、彼自身が説明してくれた]
(255) sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
|
|
『入り口! 教室! 赤毛の3年が、お前呼んでる!』
[――全てを理解した。
ありがとう、とぽむっと律儀なクラスメイトの肩に手を置くと、良い病院紹介してやるから! なんて声を掛けられた。 違う違う。厚意はありがとう。
でも、何故?]
せんぱいっ!
[小声で。 入り口から顔を出すと、やっぱり案の定の、哲人に声を掛けた]
どうしたんです? 部活、何か連絡でも?
(256) sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
|
フィリップは、みせかけられた。残念。
sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
フィリップは、わーい!(はぐはぐ返した
sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
|
>>257てつひと
邪魔なんて、あるわけないです。 むしろ、わざわざありがとうございました。
[ごそくろー頂いちゃって、とにへらっと先輩へ笑い返す。 その様子を、若干名のクラスメイトが、固唾を呑んで見守っていたりするのだが、気にしないことにした]
それで、どうでした? たぶん、極端に、ハル……あそこのメニューにそぐわない味には、なってないと思うんですが。
[バイトの話をしているからか、つい、言葉遣いも、常よりバイト先のそれ寄りになりつつ。 話自体は、聞かれて困ることでもないのに、ついつい、ひそひそ声で、先輩に囁きかけるのだった*]
(262) sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
|
フィリップは、またセルフ・・・(しょんぼりしつつ、ふたりをぎゅーして眠った*
sayclear 2011/05/28(Sat) 01時半頃
鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 08時半頃
フィリップは、おうじの自己申告に噴いた
sayclear 2011/05/28(Sat) 09時頃
|
―― 教室前>>270 ――
へへっ、せんぱいにそう言って頂けたなら、大丈夫っすね。
[うろ覚えでも、意見が貰えればそれでありがたい。 それで構わないと、こくこく頷きつつ]
ちょっとお待ちをー……
[部室で話を聞く時は、自分が何か話を忘れようものなら、肩からツッコミが入ったけれど。 もう、口やかましい相棒は居ないから、自分の責任で覚えるという、当たり前のことをしなくてはならない。
肩の重みの代わり、習慣になった胸ポケットのペンとメモ。 慣れない手つきで取り出すと、哲人の話に傾注]
(275) sayclear 2011/05/28(Sat) 09時半頃
|
|
あ、イチゴのですね。うん、わりと自信作っす。 ただ、うーん…… やっぱ、ジャムに気ぃ取られすぎたかな。 いちお、両方作ってみますね。また、味比べお願いします。
う。こう、軽い口どけ目指したんですけど、中途半端になっちまったか。 んんー……、そうですね。甘くして、添える専門のにしちまおうか……。 ……それか、バターが安いせいかな。……いやいや。
ココアは、そうだなあ。 味はあのままで良いんなら、プレーンとセットにしてみようかな。 ごてごてしてないのも、口休めには必要だと思いますし。
[やばいんじゃね、なんて別のひそひそ声が聞こえるのは無視。 こくこくといちいち頷きながら、先輩の意見をメモる。
しかし一体、ひとの先輩をなんだと思っているんだ、彼ら。
教育的指導には違いないので、そう尋ねられたらきっと、そうだと肯定してしまうのだけど]
(276) sayclear 2011/05/28(Sat) 09時半頃
|
フィリップは、おはよー(もぐもぐしてる頬をむにむに
sayclear 2011/05/28(Sat) 10時半頃
|
―― かつての別荘跡 ――
[上から降ってきた叫びも、頭にわんわんと響いて出所が怪しかったから。 釘を刺されるまでもなく、蹲ったまま。 ひらひら振った手は、今は空いていない。
軽い擦り傷と、打ちつけたこめかみが少し切れただけで、特に何処か捻ったわけでもない。 ただ、べっちょりと泥塗れになってしまったから、手を繋ぐのは遠慮しようとしたのだけど。 青ざめた顔色と、露を帯びた紫に、何も言えなくなってしまって]
…… ああ。
[届かずとも、伸ばし続けてきた手。 けれど今は、茨に捕まった時よりも、重く、動かず。
胸元を握りしめたまま、ただ魂が抜けたような虚ろさで、呆然と蘭香を見つめていたのだけど]
(303) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時頃
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『愚か者』
いてっ!
[何処からか飛んできた葉っぱが、すぺんっ! と空気抵抗を無視した速さで額に貼りついた。 じんじん痛む額から、葉を剥がして見遣るまでもない。 その声が誰かなんて]
何すんだよ紅子さん!
『腑抜けて居るからだ、戯け。 貴様、何のためにおめおめと此処まで来たのか、分かっておらぬほど 救いの無い馬鹿か』
[鳥頭は紅子さんの癖に、とかぶつぶつ。 梢から降りて来ず、艶やかな長い髪を揺らす相棒を、じとりと見上げ]
……紅子さんだって、どうしようも無かったから、其処に居んだろ。
(305) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時頃
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[恨みがましい視線は、ひやりと冷えた一瞥で、封殺される。
分かっている。 彼は、手を伸ばせなくて。伸ばせるのに伸ばさない自分を、もどかしく、苛立たしく思っているのだとは。
それでも。 この手を果たして、自分が伸ばして良いのか。
蘭香の姿を目の当たりにした今、怖気づいているのだった]
(306) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 19時半頃
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―― 教室前>>301 ――
オレ、あんまり不味いって分からなくて。 せんぱい、普通の……まあ、甘いの好き寄りの味覚っしょ?
[だから助かってるんです、とにへり笑い。 近い来店を約束されれば、お待ちしてます! と満面の笑みを向け。
加えられるアドバイスに、ふむふむ頭の中で検討しながらメモっていれば、視線も気にならなくなっていた]
? です、よ?
[なんだろう、先輩の眼差しに、尊敬のいろが見える。錯覚か。 きょとんと頷けば、途端不安げになる先輩に、ますますきょとり]
あの……?
(308) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時半頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 20時頃
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―― カフェ『ハルシオン』 ――
……良く知ってますね?
[優一君がぼやいてたのよぉ、と相変わらずの口調で話す同僚に、皿を洗いながら苦笑い。
どうやら、王子が彼女と別れたのはいいとして、家に連れてきたのが男友達、というのが彼の兄は気に入らなかったようで。
……いや、まあ、事情を知らない人からしたら、何てことない話だ。 ただ、自分は。その、誰を連れていったのかとか、何で連れていったのかとか、分かってしまうから。
なんとも微妙な顔をするしかなかった]
『あーあ、楓馬の先輩もぉ、美人さん連れだしぃ。 もぅ、この際アンタでも良いわぁ、付き合わない?』
遠慮します。
(314) sayclear 2011/05/28(Sat) 20時半頃
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―― 教室前>>319 ――
マスターには最終チェックしてもらってるんですけどね……。 あの人、習うより慣れろだから。あんまりアドバイスくれないです。
[ぱふん、メモを閉じ。 ポケットに突っ込みながら]
いえ? いや、そんな理由で手加減しないで下さいよ。 遠慮されないコメントのほうが、参考になりますし。
[厳しい、のだろうか? やっぱり不思議そうに首をかしげていて。 先輩の肩を、笑ってぽんぽん叩いた時、背後の教室から何故か歓声が上がったのは、知らん振り]
(325) sayclear 2011/05/28(Sat) 21時頃
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フィリップは、・・・副部長に刺される?
sayclear 2011/05/28(Sat) 21時半頃
フィリップは、大事にしてくださいね・・・! と嫁入りを見守る父親の心境。
sayclear 2011/05/28(Sat) 21時半頃
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―― かつての別荘跡 ――
[蛍紫に対し、此方を見たら殺すと言わんばかりの視線を向けかけた紅子さんだが、飼い主へ一応の配慮はあるらしく。 辛うじて、嫌そうに眉をゆがめて、ふいっと顔を背けただけで]
……らん、 …… っ
[そんな眼差しの遣り取りも、堕ち込む思考に囚われた視界には入らず。 胸元を握り締めたままの手を、ただ震わせていた]
らん、か……
[殴る、って。痛いことって、なんだよ。 あの家で、何があって、なんで、おまえ――…]
けい、 っ……
[だってオレは、伸ばして後悔したんだ。 そう、言いはしなかったけど、叱咤する蛍紫に向けた碧に揺らぐいろで、伝わってしまうか]
(329) sayclear 2011/05/28(Sat) 21時半頃
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[それでも。 強められた手のちからに。 どうしようもなく悲しくて、苦しくて、けれど安らいで愛しいと、感じてしまうから。
どうか、この暖かい気持ちだけ、彼にも得てほしいと。
震える手を、霞もうとする幼馴染へ、伸ばした。 一緒に帰ろう、と]
(330) sayclear 2011/05/28(Sat) 21時半頃
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―― 『ハルシオン』 ――
いらっしゃいま、 せ ……
[からん、と涼やかなベルが、ドアの動きに合わせて鳴ったから。 片付けで両手を皿に塞がれたまま、振り向いて、 でむか えの あ いさつ を]
…… けい、し?
[ぐらりと揺らいだ皿のタワー。 落とさなかったのは、身に染み付いた反射とはいえ、自分を褒めてやっても良いかもしれない。
黒のベストとパンツに、エプロン。 ワイシャツだけが白く、普段と変わりない。 そんな姿を、彼にも蘭香にも見せたことは、なく て]
……………… ごゆっく り。
[ぎぎぎ、とぎこちなくそう、何とか言い置いて。 ぺこり、頭を下げると、厨房へ歩いていった。ぎぎぎ]
(333) sayclear 2011/05/28(Sat) 22時頃
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―― かつての別荘跡 ――
蘭香っ……!
[手を伸ばしたって、触れられないのは分かっている。 でも、それでも。 散る薔薇のイメージ。想いがひとつ、解き放たれて、軽くなる痛み。 触れられなくても交わされた指先から、蘭香がたしかに、戻ってきてくれたのだと、感じた]
夢になんか、させるか。 覚めたいって想ったって、もう、覚ましてなんかやらねーよ。
[変わらぬ泣き顔で、いとけなく涙を零す幼馴染に。 こつりと額を合わせるように、覗き込んで。 肩を抱くように、腕を回した]
……今度こそ、ずっと、一緒 だ。
(392) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時頃
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[そうしてどれだけ、交わせぬ抱擁をしていただろう。 ふと気づけば、蛍紫の眼差しが、どこか別の何かを探しているように、彷徨うのに気づき]
どうした……?
[問い掛ける声音は、けれど自分も。 自然と、薔薇の其処此処へ視線を投げながらのもの、だった]
(393) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時頃
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―― 『ハルシオン』 ――
いや、ほら、オレ皿洗っちゃいますから! 雫さん好みの、イケメンとダンディーっすよ! ほら、お近づき!
[皿を流しに運び込んでから。 注文を取りに行けと渡された、伝票挟みを断固として拒否した。
少し……や、かなり怪しかったかもしれないが、仕方ない。 だって、どんな顔して行けって言うんだ。
慣れだけで、自動的にがっしゃがっしゃと皿を洗いつつも。 心はまったく、冷えてはくれない]
何で来るんだよ、何で……
[そもそも、彼だって自分に会うとは思っていなかっただろうから、わざとでは無いはず。 たまたま、そうたまたま、いつもと違う本屋に寄って、カフェでも入ってみようかと……]
(401) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時半頃
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…………。
[がちょん。 濡れた皿が擦れて、不快な音を立てる。
ふたりの時間なんて、あまり取れないのに、こちらの事情を慮ってくれる蛍紫に感謝こそすれ。 不満に思ったことなど無いし、あるとすれば向こうだろう。
彼が、自分以外の誰かとお茶するくらいで、拗ねたりはしない。 ただ、自分はこうして給仕として働いていて、彼はお客様で。
ほんとは彼だって、ふたりで気軽にお茶出来る時間くらい、とってくれる恋人が良いんじゃないかなって、思ってしまう。 そうすると、文の姿に連想してしまうのは、彼の恋人で]
…〜〜〜っ。
[洗い終わったならドリンクお代わり訊いてきなさいよぅ、と水のポットを押し付けられるまで。 流しに腕を突いて、ぼんやり水面を見つめていた]
(402) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時半頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/29(Sun) 01時半頃
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―― 『ハルシオン』 ――
……オカワリ、イカガデスカ。
[軋む音が聞こえてきそうなほど、ぎこちない動きで、ふたりの席にやって来て。 やっぱりぎこちなく、それぞれのグラスに水を注ぎながら尋ねた時は、何の話をしていたか。
沈黙があったなら、先ほどは動転して言葉も返せなかったから。 似合っていると言ってくれた文に、ありがとうと礼を述べつつ、くれぐれも、学校には内緒で! と念を押すだろう。 にこにこにこ…… と、主に後輩へ発動される、胡散臭いほどの笑みを浮かべて*]
(409) sayclear 2011/05/29(Sun) 02時頃
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フィリップは、まけました! まけないようにがんばります!
sayclear 2011/05/29(Sun) 02時頃
フィリップは、桂馬せんぱいがどんな噂で有名だったのか、気になった。
sayclear 2011/05/29(Sun) 03時頃
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―― 教室前>>413 ――
へへっ。これからも、ご鞭撻のほどよろしくお願いしますー。 せんぱいにあんま褒めて貰うと、かえって他のお客さんの反応が怖くなっちゃいますし。
[一息つくのに、どうしたんだろうと思いつつも、総じて褒めて貰ったのだから、笑みのまま]
……ああ…。
[指された周囲の様子(みんな、自分のほうを向かれたら、さっと目を逸らすので、それまでガン見してたんだろうことはバレバレだ)に、ぺたんと額に手を遣り]
……せんぱい、ただの甘いもの好きな良いひとなのになあ。
[意を決して話しかけるまでは、自分も彼らと同じよう、取り巻いていただけだったけれど。
思えばあの日から、店に顔を出す人々は、随分と様変わりして。 変わらない彼も、その傍らには、最愛のひと]
(423) sayclear 2011/05/29(Sun) 03時半頃
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[いつか笑顔でパフェを食べて欲しかったひとは、二度と訪れることはなく。 沈黙の約束は、永遠に果たされたまま]
ちょっとオレ、せんぱいが如何に甘いもの愛してて良いひとか、説明して来ます!
[誤解されたまま、拗らせたまま。 そんなのはもう、イヤだった。
哲人からすれば唐突に、拳を握り締めてクラスへ戻ると。 まずは彼のフレンチトースト愛から、語り始めるのだった*]
(424) sayclear 2011/05/29(Sun) 03時半頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/29(Sun) 03時半頃
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―― とある週末、『ハルシオン』 ――
『いらっしゃいませぇ!』
[甘ったるい声がホールで響いたから、きっと好みの客が来たんだろうな、と厨房で思った。 あの同僚、雫さんとシフト一緒の時は、やたら学校の関係者に遭遇するんだよなあ、なんて心の中でぼやきながら。 まあ、そうそう続くまい、なんて高を括っていたのだが]
ご注文はお決ま 、 ……!?
[席の上に頭を出す髪色に、見覚えはあったが。
男性の2人連れだと聞いていたから。 てっきり、王子じゃないと思って いて。
うっかり注文取りに来て、ばっちり顔合わせてしまった後輩は、伝票にペンを立てたまま、びたっと固まった]
(436) sayclear 2011/05/29(Sun) 10時半頃
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―― 『ハルシオン』>>435 ――
内緒、ですか?
[水をすこし継ぎ足しながら、ぱちり瞬く。 それは勿論、構わないから頷くけれど]
…………。
[内緒にしたいような、話だったのだろか。 ちくりと気になって、いたずらな笑みを浮かべる口元を、つと見つめてしまった]
(437) sayclear 2011/05/29(Sun) 10時半頃
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―― とある週末、『ハルシオン』 ――
…………せんぱいこそ、何、 して ……
[思わず、王子呼びがすっぽ抜けるくらい、動揺していた。 何って、此処に来て席に座ってて、給仕が注文取ってる時点で何も無いのだけど。
あわあわと、視線を落ち着き無く彷徨わせていたが]
……バイトっす。黙っててくださいね、オムライスに良数ラブでも何でも書くから黙ってて下さいね!
[似合うと言われれば、ぺらりとエプロンを摘んで、ありがとーございます、と礼は言いつつ。 がしっと王子の手を握りしめ、ぐぐっと顔を寄せた]
(440) sayclear 2011/05/29(Sun) 11時頃
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……ん ……。
[この地に縁のある『彼女』と言えば、ひとりしか居ない。 幾つもの残滓がざわめく葉陰に、あのひそやかな姿が無いかと、視線を巡らせながら]
…… 悠里せんぱい、寧人せんぱい、……桂馬、せんぱい。
[いたみを篭めて名を呼んでも、答える声は無い。 彼らは静かに、恋獄で浄化のときを待っているのだろうか。
蘭香はきっと、自分たちを待っていてくれるだろうと思った。 けれど彼らには、もう会えない気が、していた。
けいま せんぱい。 もう一度呟いて、俯いた]
(454) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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へ?
[ふと顔を上げれば、顔を綻ばせた蛍紫。 きょとんと、すこし痛みで鈍くなった頭を巡らせ。
はっと梢を見上げた。うわあ。 オレ祟り殺されるんじゃね]
べーにーこーさん! 降りて来いよ。
[だけどまあ、放置してたら余計、機嫌悪くなるだろうから。 きょとんとしているだろう蘭香を、ちょいちょいと樹の真下まで連れて行き]
『…………』
どーも、紅子さんです。オウム姿じゃないけど。 詳しい事情は置いといて、幽霊仲間ね。
(455) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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[降りてきたはいいが、蘭香から視線を逸らしたままの紅子さんを紹介した。 ただの幽霊ではない、とかぶつくさ言っていたが、言いたいことは、ちゃんと自分で蘭香に言うべきだ。 それを、ずっと望んできたんだから]
だから、補足なんてしてやらず。 あとは若いお二人でごゆっくり、なんて、蛍紫のほうへ向き直ったら]
蛍、紫?
[居ない。 薔薇の香りに紛れてしまったかのように、忽然と姿を消していた。
ざあっと、血の気が引く音を聞いた。 駆られた不安のまま、走り出そうとした足が、突然飛び出した石にぶつかり、転げた]
(456) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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何すんだよ!
『逆だ、戯け』
[ひりひりする鼻の頭を抑えながら、分かりきった犯人に苦情を述べれば。 いつの間にか、ちゃっかり蘭香を抱き込んでいる紅子さん。 あんだけもだもだしてた癖に、手ぇ早いなオイ!]
『あちらを通れ。まともな道では日が暮れるぞ』
[ゆらり、薔薇の香がイメージとして流れてくる方を、紅子さんは指し。 その、薄っすらとした、けれど覚えのある痛みに、状況を把握して]
さんきゅ! じゃあ、ちょっと行って来る!
[蘭香にヘンな事すんなよ! と言い置いて、ふたたび走り出した]
(457) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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蛍紫っ!
[記憶に新しい風景。 泣きあって、蘭香を迎えにいこうと、願いを交し合った場所。
うろに駆け込めば、白っぽい何かに向けて囁きかける彼の姿]
バカ、ひとりで勝手に居なくなるんじゃねーよっ。 …… 、それ…
[体育は5段階中5評価しか貰ったことはないが、息も整えず走ってきたから、ぜえはあと自分の呼吸が煩い。 よたっとよろけた拍子に、蛍紫の肩に掴まってから。 摘まれた欠片に、手を伸ばした]
(458) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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―― とある週末、『ハルシオン』>>443 ――
……ですよ ね。
[声を潜める王子に、何だか照れてしまって、どちらも見れず、視線をおろおろ。 しかしバイトのことは、話されたら死活問題だ。 既に部内ではバレバレな気もしている が。いやでも]
遠慮しなくても、サービスで書きますよ?!
[宥められながら、必死である。 せんぱいもどうっすか、と良数の方も、ぶんっと向いて訊いてみたり]
(459) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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フィリップは、よしかずせんぱいの愛におののいた。
sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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―― 補講後の『ハルシオン』 ――
っえ、 ……はい。
[思考に落ち込んでいたら、蛍紫にそんなことを言われると>>447予測できなくて、ぱちり瞬く。 けれど、その紫に、自分の選択を疑いもしない、確かな信頼のいろを見て取れば。 悩みなど溶け消えて、自然、しあわせそうに笑えてしまうのだから、現金なものだ]
かしこまりました。
[ふたりに軽く一礼して辞去すれば、カップを並べ、うきうきと準備を始める。 あからさまに機嫌の良い様子に、同僚の怪訝げな視線が刺さってきたが、気にならない]
『何よぅ、気色悪ぅい。 あれ、幼馴染君とセンセでしょぉ?』
何で分かったんですか。
[文はともかく、蛍紫のことは一瞥してそうだと分かる要素など、無いと思ったが]
(461) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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『楓馬の た い ど』
……んな、分かりやすいっすか?
『バレバレぇ』
…………。
(462) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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―― とある週末、『ハルシオン』 ――
お任せを!
[良数のリクエスト>>460に、ぐっとサムズアップで良い笑顔。 その笑みをきらきらと浮かべたまま、厨房へ駆け込み、お待たせすること、暫し。
その間、ふたりにどんな会話があったのか知る由は無いが、ともかく]
お待たせいたしました! どうぞ!
[ばん、とふたりのテーブルに置かれたのは、ふかふかつやつや、黄色の卵がとろりとご飯を包み込むオムライス。
に。
『王子マイラブ』と『良数フォーエバー』と書かれている。 真っ赤なケチャップで。 とろける表面に、苦心して描かれた、きっちりばっちり読めるポップ体で。
どーですこの職人芸! と言わんばかりの笑顔で、後輩は胸を張っている。えへん]
(465) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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―― 補講後の『ハルシオン』 ――
お待たせしました ……?
[ダージリンの2番摘みを運んで来れば、先ほどまでより、随分と和やかな表情の文。 不思議に思いつつ、ふたりの前にそれぞれ、カップを置いた。 ソーサーには、スプーンと一緒に、ちいさなクッキーが添えられている。
蛍紫のカップとソーサーには、蘭のモチーフ。 文のには、ペルシャ猫。
意味はあったかどうか。 ともあれ、他に注文が無いか窺う素振りを装って、少々テーブルに留まった。
ふたつはそれぞれ、赤いジャムがのせられた香ばしいクッキー。 けれど蛍紫のほうは、甘くない。本来ならピザにでも掛ける、アレの赤さだ。
突然の来訪に驚かされたのだから、これくらいはしても良いかと。 開き直って、様子を窺うのだった]
(470) sayclear 2011/05/29(Sun) 14時頃
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フィリップは、あんまりに和やかな2人の様子に、むしろ怪訝げなほど。
sayclear 2011/05/29(Sun) 14時頃
鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/29(Sun) 14時半頃
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―― 補講後の『ハルシオン』 ――
一口クッキーは、当店のサービスでございまして。
[にぃ。 まさしく、悪戯が成功した子供の笑みを満面に浮かべ、見つめてきた蛍紫>>472を見つめていた。 何の疑いもなく、クッキーを口に入れてからの表情の変化は、期待した通りのもので。 そんな表情を浮かべてしまうのだって、仕方が無い]
…――びっくり したか?
[そうして、訊くまでもない問いを口にしながら、すいっと屈みこみ。 咳き込んだくちびるを、掠め取った。
満足げな笑みを浮かべれば、すぐに離れ。 ひらひら手を振りながら厨房へと戻ると、奥へ行っていた同僚が戻ってきたところだった]
(475) sayclear 2011/05/29(Sun) 15時頃
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|
『……やあねぇ、ニヤニヤしちゃってぇ。 ほんと仲良いみたいだけどぉ』
まあねー。
[ぺろ、と自分のくちびるを舐め。 もうちょっと辛くしても良かったかな、なんて思った]
(476) sayclear 2011/05/29(Sun) 15時頃
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―― 補講後の『ハルシオン』 ――
せんせ、ちゃんと食べたかな。
[だいじょーぶだいじょーぶ、と不安げな文へはひらひら手を振ったものの。 さて、突然の悪戯を目の当たりにして、それを信じたかどうか。
クッキーを慎重に扱う文の姿にも、蛍紫へとはまた違った可笑しさを感じたから、くすくす笑いが漏れてしまったのだった]
(481) sayclear 2011/05/29(Sun) 15時半頃
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フィリップは、・・・こんなトコで揃わなくても。
sayclear 2011/05/29(Sun) 18時半頃
鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/29(Sun) 18時半頃
フィリップは、優一さんの女たらしっぷりに噴いた。まさしく、たらし。
sayclear 2011/05/29(Sun) 19時半頃
フィリップは、ふみせんせおかえりなさいー。
sayclear 2011/05/29(Sun) 21時半頃
鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/29(Sun) 23時半頃
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[空はあおく、風に水の気配は ない。
薔薇の香りも、いまは遥か。
すこし変わってしまったふたりと、変わらぬひとと、手を繋ぎ。 今日も、生きてゆけることを、しあわせに思った*]
(546) sayclear 2011/05/30(Mon) 00時頃
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