46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜
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――ナースステーション→外科――
[>>34 ナースステーションを離れる際、 コリーンがノーリーンの事を尋ねる声が届いた。]
――…、その5階の方に異動になりました。
あの、主任に何かご用でも? 入院患者の方ですよね。
[その後――。 彼女もまた狙われていると気付かぬまま、 特に用件が無いようならそのまま別れ、 メアリーの診察室の扉をノックした。]
(40) 2011/03/19(Sat) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/03/19(Sat) 22時頃
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[メアリーの言葉に、頬が赤く染まる。 入室してきたや否やの命令に。 溜息を漏らしつつ。]
此処で――? だ、誰か来たら。
それに、ちゃんと従っているわよ……。
[嘗め回すように見る視線から眸を逸らす。
命令に逆らってまた浣腸されるのも嫌だったので、 おずおずとスカートを僅かだけれども捲った。]
(43) 2011/03/19(Sat) 22時半頃
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[見えないよ、との言葉。 外の気配に敏感になりながら、 誰も来ないでと祈る。
鼓動の音が木魂するように響く。]
こ、これでいいでしょ。 本当に、誰か来たら――…。
[薄く笑うメアリーにも、 スカートの奥にある女の柔らかな毛が、 確認できる程まで手を震わせながら捲り上げた。]
(47) 2011/03/19(Sat) 23時頃
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――…。
[思ったよりも生えていると指摘されると 羞恥と身体を評される屈辱に頭がくらくらした。]
綺麗にって――…。 な、何をする心算よ。
[それでも、ベッドを指差し座るように指示されれば 扉の前でスカートを捲りあげているよりはと、 ベッドに移動し腰掛ける。
足を広げなさいとの命令には、 悩むように両脚を見詰めた。]
(53) 2011/03/19(Sat) 23時頃
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まって、人が着たわ。 [>>52 ノックの音に足を開く事もできず。 メアリーの方の方を向いて。]
(55) 2011/03/19(Sat) 23時頃
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はぁ――…。
[耳元で囁かれた言葉に安堵する。]
あたしはナースステーションの方を見てくるわ。 主任が異動になって大変らしいの。
躾――…。 また、後で来ればいいんでしょ。
[躾の言葉に恥辱を感じながら。 お茶をいそいそと用意する彼女にそう告げた。]
(57) 2011/03/19(Sat) 23時頃
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[コリーンから挨拶されればベッドから立ち上がり。 未だにスカートが乱れているような気がして、 手でスカートを整えながら挨拶をした。]
いいえ、こちらこそお役に立てずに。 先程は失礼しました。
[お友達なら毒牙にかける事はないだろう、と 甘い考えを浮かべた。]
(60) 2011/03/19(Sat) 23時半頃
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5階は特別な患者さんの専用フロアーなんです。 高度な治療を必要とするので――…。
一般の人はいけないんです。 看護師も特別に選ばれた人だけなんです。 [コリーンの質問には残念そうに首を振った。
特別な治療の実体を知らないので、 表の看板通りの言葉を告げて。]
(64) 2011/03/19(Sat) 23時半頃
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[>>59 メアリーの知り合いだったのと尋ねる言葉には。]
ナースステーションに尋ねて着て。 その時に。
ナースステーションの様子を見てくるので、 失礼します。
貴女も寛いでくださいね。
[折りたたみのテーブルを準備し終え、 紅茶の準備が終われば、 彼女も獲物の一人と知らないので、 コリーンを残して、一度外科診察室を辞した**]
(65) 2011/03/19(Sat) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/03/19(Sat) 23時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/03/20(Sun) 01時半頃
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――午後――
[その日、メアリーからの躾はあったのだろうか。
主任やタバサ――、 そして自分の抜けた穴は大きかったらしく。]
人手が足りなさそうなので、応援に来ました。
――、はい。 できることからしていきましょう。
最近入院された患者さんの退院が相次いでいますが、 今いる入院患者さんに応対して。
[同僚の言葉に頷けば、 リネン室に赴きシーツを病室で交換し、 清式が必要な患者には体力ある男性看護師と共に。
気付けば、午後も遅く外は夕暮れ。]
(82) 2011/03/20(Sun) 02時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/03/20(Sun) 02時頃
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――中庭――
[頼まれた洗濯物を片付けるため、 中庭の一角へ向かう。]
何時まで――… このまま、なの。
さっきの人にも気付かれたかな……。
[下着を身に着けないで人前に出るのには慣れない、 誰もが自分が下着を着けて居ないのを、 見透かしているような気がして。]
あ、貴女は――…。
[ふと中庭の一角に目をやると グロリアの姿が目に入った。]
(84) 2011/03/20(Sun) 02時頃
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ち、ちがうんです。 趣味なんかじゃ、――…。
[揶揄する響きに身体が小刻みに震えるも、 同時に肌が火照り、心臓が高鳴る。
昨日の下手な嘘は流石に通じないだろう。 それとも、メアリーの事を告げるべきだろう、か。
でも、メアリーの手には――。 浣腸を望む動画や過去の行為を望むような写真が。]
(87) 2011/03/20(Sun) 02時半頃
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[手招きに応じて操られるかのように足を動かす。]
信じてもらえないかもしれないけど――…。 命令されてて、……。
その……。
[傍によると髪に絡む指の動きに、 その髪に触れる口付けにどきっとした。
タバサと会えるとの約束もしてくれた。
心に甘えが出来たのか、 名前は出せなかったものの思わず口にしてしまう。]
(90) 2011/03/20(Sun) 02時半頃
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その、断れない理由があるんです。 個人的な理由なんですけど……。
[動画と写真の事なんて言えない。 グロリアは既に写真などを見ているのだろうけど。]
何時までもこのままじゃいけないとは――…、 思っているんですけど。 [隣に促されるまま座れば、 自嘲の笑みを零す。]
(92) 2011/03/20(Sun) 03時頃
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信じてくれるんです、ね。
[頬に触れる指先――。
傍から見れば嘘を付いているかも知れず、 ただ自堕落な女なのかも知れないのに。 きちんと話を聞いてくれた事に、笑みが零れた。]
ただ、話を聞いてくれるだけでいいんです。 それだけで、気分が晴れ……。
――…、んっ。
[唇の淵をなぞると痺れるような疼きが広がる。 言葉途中だけど、思わず漏れる鼻にかかる声。]
(94) 2011/03/20(Sun) 03時頃
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[柔らかに頬を撫でる手にさらに心は癒されて。 毒花に溶けるように心情を吐露し始めた。]
嬉しい、――…。 友人のタバサにも相談できなくて、
周囲には虚勢を張っていたけど、不安だったんです。
自分がどうにかなってしまいそうで。
[感じるけど、触れない距離がもどかしい。
僅かの距離から漂う馨に、 身体の奥から熱が高まってゆくよう。
彼女の胸元に顔を埋めた――**]
(96) 2011/03/20(Sun) 03時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/03/20(Sun) 03時半頃
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――…、嬉しい。 ほんとうに嬉しい。
[>>97 話を聞いてくれるそれはとても甘い囁き。 撫でられた髪から伝わる感触が心地良い。]
んっ――…。
あたしの全て、を――…。
[顎を掬われ唇を奪われても、 今はこの甘い馨と蕩けるような口付けに溺れたい。
グロリアの部屋への言葉に頷いて、 手を取られれば、その微笑に微笑み返した。]
(106) 2011/03/20(Sun) 13時頃
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[扉の中に導かれ、部屋に入れば。 香炉から漂う甘い毒花の馨が濃密に女の鼻腔を擽る。]
あ、だめっ――…。 そんな。
[ソファに誘われるように座ると、 その上から組み敷かれた。
言葉では拒否する響きを呟くも、 顔を朱に染めつつ熱い吐息を漏らした。]
(108) 2011/03/20(Sun) 13時半頃
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[身体をなぞられると、 電気のような痺れが走り、腰からびくっと跳ねる。
痺れは胸の先を硬くさせ、身体を敏感にさせる。]
あ、昔の写真を――…。 あたしの恥ずかしい姿が映っている写真で脅されて、
でも、でも、信じてください。 その写真も脅かされて撮られたんです。
[唇を塞がれると、 小鳥のようにその唇を啄ばんだ。]
それで、その逆らえない状況になって。 あたしへの躾だって、こんな格好、を――…。
[スカートの奥の茂みを曝け出されると、 恥ずかしさと部屋の異常な空気に身体が熱くなって、 太腿を捩らせた。]
(110) 2011/03/20(Sun) 14時頃
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え、どんな写真――…。
[繰り返される口付けと言葉に 頭はふわりぼんやりとするよう。
問われた言葉に自然と口が開いた。 既に、このグロリアも写真を見ているとは知らずに。]
その脚を広げて…… 自分の指で、その、広げているよう、な。
自分から誘っていたり。 あれを咥えているような。
[焦らすような愛撫だけれども、 その触れる繊細な指遣いに茂みの奥の泉は潤い、 蜜を流し始める。]
あ、そんな――…。 恥ずかしい。
(112) 2011/03/20(Sun) 14時頃
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こんな、風に……。
[自らの手を誘導されれば、 濃厚な馨のせいか普段なら拒否するだろうけれども 何故か逆らえずに自らの手で寛げて、
グロリアの目に晒してしまう。] グロリアさんっ――…、 [同情すると語ってくれるグロリアの眸を 潤んだ眸は見詰める。]
いや、そんな事――…。 恥ずかしいっ……。
[羞恥に頬が火照り、ゆるく首を左右に振った。]
(117) 2011/03/20(Sun) 14時半頃
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はぁ、――…。
[淡い桜色を晒した泉に口付け、 溢れる蜜を舐められると、 身体がどうにかなってしまいそうで。]
だ、だめっ。 そこ――…。
そんな言わないで。
[響く水音が耳を犯せば、 頭がぼぉっとしてくる。
泉の中に差し入れられる舌の動きに、 身体がくの字にまがった。]
(118) 2011/03/20(Sun) 14時半頃
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あっ、んッ――、
[見せ付けるように蜜を舐め取る彼女の行為。 倒錯的な感覚にくらくらする。]
嫌、だ、なんて――…。 ううん、す、好き。
[自分でも何を呟いているのか分らない。 ただ、嫌いと言う感覚は頭から消えていて。]
あげる、貴女に全てあげる、から。 ふぁッ。
もっ、と――。
[身体を抑えられ貪欲に一方的に貪られる 過去の記憶と違うのは、心まで浸食されていること。
背後の蕾まで舐められると、堪らず声が出た。]
(121) 2011/03/20(Sun) 15時頃
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嬉しい、っ――…。
[――確かに聞きました。
なんで確認するような響きなのか、 惚けた頭には彼女の三日月の笑みさえ 理解できなかったけど、
今はただこのたゆたう心地よさに身を委ねたい。]
うっ、――ぁッ。
あっ、いいの。
[熱く潤む彼女の舌が這う場所から 身体全身が蕩けて行く。
溢れる泉に挿し込まれた彼女の指が 浅く沈み込んだだけで、軽く達した――**]
(123) 2011/03/20(Sun) 15時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/03/20(Sun) 15時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/03/21(Mon) 00時半頃
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――グロリアの部屋――
あたしの望む、まま、に――…。 愛してくれる、の。
あぁ、触れない所は無いほどになんて――…、
どうにかなりそう。
[グロリアの内心で女を雌犬にまで調教しようと、 考えているとも知らずに。
甘い言葉と甘い濃密な馨に、 薄っすらと喜悦の涙さえ浮かべて目を細める。]
(139) 2011/03/21(Mon) 01時半頃
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[グロリアの指と唇が愛した個所から伝わる、 多幸感に酔う。 敏感にその動きに身体は反応し、 病院内というのを忘れて嬌声を漏らした。]
んっ――…。 グロリアさん、?
[蜜月の余韻に浸る中、 何かの書類を取り出す彼女をぼんやり、と見詰めて。]
(143) 2011/03/21(Mon) 02時頃
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んっ、ぁ――…。
これにサインをすれば、 あたしを守って、――くれる、の?。 [胸の敏感な部分から広がる気持ち良さに 脳は甘く痺れて、惚けたような表情を浮かべる。] ――…、はい。 [口付けられた唇が離れるのを惜しむように、 今の関心は其処よりもと言うように、 眸は書類よりも彼女の潤んだ唇を追う。
サインをとの言葉に緩く頷いた。]
(145) 2011/03/21(Mon) 02時頃
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[渡された万年筆を緩く握りながら、 包むように重ねられた手に導かれるように、
口付けに甘えながら、 多少は乱れるような形になったけど 書類に名前を記してゆく。]
これでずっと――…。
[至福の笑みを浮かべて彼女を見詰める。
書類の文字が性奴となる事を承諾するものだなんて ―― 知らずに。]
大切、な――?
[僅かに聞き取れなかった言葉に、 不思議そうな表情を浮かべる。]
(149) 2011/03/21(Mon) 02時半頃
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大切な人――…。 グロリアさん、好き――…。
[優しく髪を撫でる女に向け、 嬉しそうに復唱する。
それの本来の意味するところを知らずして。]
いいんです、か? それに五階は特別の人しか入れないって……。
[僅かに遠慮の気持ちも沸いたけど、
可愛がっての言葉を聞くと、 期待するかのように花園が潤む。
このまま一人寮に戻るなんて――、できないだろう。 同意するように、こくりと頷いた。]
(151) 2011/03/21(Mon) 02時半頃
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だって、こんなの初めてだから――…。
[今までの性行為は全て暴力的なものが含まれていて、 それしか知らなかったから、
初めての陶酔のようなもので。]
特別――…、
[グロリアの特別を違う意味で理解しながら、 手を取られれば、彼女に身を委ねて――…。
五階へと続くエレベーターへと―― 微笑つつ、監獄へと向かった。]
(155) 2011/03/21(Mon) 03時頃
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