35 WWV 感染拡大
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―談話室―
…ええ。 実証できないのなら、私があなたを処分するもの。
[踵を返す名無しの男>>3:116から視線は外さない。]
約一万人の死体。 汚染が残る施設。 死体を回収して洗浄するよりも施設を放棄して、燃してしまった方が早いかもしれないわね。
[警戒される中、手を出し反撃されるリスクは犯せない。 注射器は片手に握ったまま。名無しが去るのなら止める事はせず。]
(18) 2010/11/01(Mon) 18時頃
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[注射気の先。鋭い針。 キャップをつけ、ケースへとしまう。 処分は出来なかった。 だが、害される事がなかったので良しとしよう。]
…適応者かどうかが分かる?
[会話を反芻。 被検体LE-TI-2-a――レティーシャの死体を見下ろす。 周囲を見渡す。談話室の外に放置されたままのコンテナ。 邪魔な巨体の被検体の身体を蹴りどかし。 レティーシャの死体を少し苦労してコンテナへと乗せる。]
(19) 2010/11/01(Mon) 18時頃
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[周囲を警戒。ゆっくりとコンテナを押す。 途中、死者についての放送が入れば。]
…手間が省けたわ。 望み通り死ねてさぞかし喜んでいるでしょうね。
[ヨーランダの死に、特に感慨は無い。 だけどこれだけ死者が出ては忙しいかもしれない。 懸念。それは実際のものになったらしく。]
…名無しの言葉を信じられるかは別として。 "確認"をして貰いたかったのだけど。
[ヴェスパタイン博士の部屋の前。 放送により入れ違ったのを私は知らない。 死体入りのコンテナを置いて、精神の緊張からくる疲労感に溜息をついた。**]
(20) 2010/11/01(Mon) 18時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 18時頃
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―ヴェスパタインの研究室前―
[カァン 昔、休みの日の庭からよく聞こえた音が響いた気がした。 空耳だろうか。私のあまり精神状態がよくないのかもしれない。]
…シビル博士殺害犯人は不明。 不明?そんな事あるのかしら。 今回は停電もなかったのに。
[メンテナンスで監視装置が落ちていたのだろうか。 廊下に座り込み。放送内容を考える。 手持ち無沙汰で、手はケースの中の薬剤を弄り。 そして時たま、だいぶ残り少なくなった錠剤を口に放り込む。]
(29) 2010/11/01(Mon) 22時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 22時半頃
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……戻ってこないわね。 置いておけば勝手に調べるでしょうし。 少し休息をとろう。
もし結果が分かったら知らせて欲しいと伝えて。
[メインプログラムにそう命じ。 コトリ。空になった【Apathy】の容器をそこに落し。 自分の研究室に戻る事にした。足取りは少し重い。]
(43) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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―研究室前―
……!
[研究室の扉が破壊されているのが目に入る。 態々破壊してまで私の研究室に侵入する者。 研究者ではない。予測できる相手は一人。 複数居るらしく話し声がする。
戸口に一人――名無しの姿を確認しながら。 ケースから取り出した注射器を後ろ手に握る。扉に近づく。 その時、研究所内に響いたのは、とても人のものとは思えぬ奇怪な笑い声>>42 私の身体は勝手にビクリと震えて、カツンと音を立てる。]
(47) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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[名無しが振り返る。気付かれた。]
……私の部屋で何をしているの。
[動揺した事を隠し、問う。 後ろ手に注射器を隠し持ったまま。]
(52) 2010/11/01(Mon) 23時半頃
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[扉の向こう。荒らされた部屋が目に映り。 聞こえてくる猫なで声>>51。 禁断症状を起しているわけではないらしい。]
……あなたがいつか、こうするんじゃないかと思って。 別の場所に移動したわ。
[私は嘘は言っていない。 プリシラの望む薬は、常に私と共に移動するケースの中。]
(54) 2010/11/01(Mon) 23時半頃
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不法侵入。
[何もしていない。 そう言って近寄る名無し>>53を避けて下がりながらした事を教え。]
アタリ? 随分都合よく、実証例が出たわね。 まあ、『処分』して確認してみればいい話だけど。
[此方に手を出してこないのなら名無しを止める事無く。 部屋の中のプリシラに視線を移す。]
…死ぬ気はないけれど。 そうね。死ぬかもしれないわ。 その時はあなたも諦めて死になさい。
[死。その単語に心臓を鷲掴まれるような不安に襲われる。 愛想の良い笑み>>56を睨み、不安を押し隠す。]
(58) 2010/11/01(Mon) 23時半頃
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[近づき壁に背を靠れるユリシーズ。 様子が少し違うように見え、眉を顰める。]
……嫌よ。
[眉を寄せたまま、目の笑わないプリシラを見る。]
私に何かすればあなたに薬の場所は永遠に分からない。 メインコンピュータにもあなたには教えないように言っておく。 だけど私が生きていて、時間になれば投薬をする…――。 …つもりだったけど。 もういらないわ。"確認"の為に死んで。
[名無しの力を信用したわけではない。 たぶん、私自身を納得させる為の理由付け。 本当の理由は抑えきれなくなった『嫌悪』のせい。]
(64) 2010/11/02(Tue) 00時頃
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…調べるまでもないわ。 【Hate】ならこのケースに入っているから。 乱暴に扱ったら一緒に入れた毒物と混ざるでしょうけどね。
[どくん。自分の心音が響く。 湧き上がり掛ける恐怖の発作を押さえ込み。 プリシラがギリギリまで近づくのを待ち。 後ろ手に隠していた注射器を振るう。]
(70) 2010/11/02(Tue) 00時半頃
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[ぶすり。 慣れた注射器の針を刺す感触。 注射器の中。透明な液体。一見水のような。 ぐ、と力を込め無色透明の『毒』を注入しようと――。]
ッ……―――。
[突き飛ばされ、壁に身体を打ちつけられ、私は倒れていた。 落としたケースから薬類が飛び出し、床に散らばっている。 握ったままの注射器。まだ『毒』が残っている。
『毒』――それは感情抑制剤の開発途中に作成したもの。 脳内の神経伝達物質を阻害する事により運動障害や呼吸困難が発生させるもの。 あの一瞬。注入できたとしても少量。効果があったか否か。]
(74) 2010/11/02(Tue) 00時半頃
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[プリシラが崩れ落ちる。]
……効いたようね。
[ふるふる。手足が震える。息を吐き出す。 プリシラは、喉を掻き毟るように悶え苦しみだしている。]
(83) 2010/11/02(Tue) 01時半頃
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[立ち上がると体が痛んだ。 もう一組の争いに目をやり。 苦しみもがくプリシラの身体を無言で踏むつけた。]
……気安く触らないで。 薬の効果実験の為にあなたと寝たけど、馴れ馴れしく触れるのを許した覚えはない。
…私の足元にも及ばないくせに。 媚びてへつらって要領よく生きている奴ら。 悪口を言うしか脳のない馬鹿な奴ら。 甘い言葉で私の心を掻き乱すだけ掻き乱して裏切る奴ら。 私を追い詰め恐怖させ哂っている奴ら。
あなたを見ていると思い出してイライラするのよ!
[ぐり。踏みつける足に力を込める。]
(84) 2010/11/02(Tue) 01時半頃
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ああ、もうっ。 本当にっ、どうしてっ、ああ…。
[ユリシーズ博士と名無しと争いに気を向けなければ。 冷静な部分はそう言うのに、暴走を始めた感情は止めようが無く。]
なんでっ。なんで。 薬飲まないと。あああ。
[床に散らばった多種の薬。見つからない。 がん。腕を力の限り壁に打ち付ける。 じんと痺れる感覚。突き飛ばされた時以上の痛み。 痛みは私を少しだけ感情の渦から引き戻してくれる。]
(85) 2010/11/02(Tue) 01時半頃
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大ッ嫌いよっ!
[ぐしゃり。やり場のない感情のまま。 プリシラの懐から転げ落ちた小瓶を踏み潰す。**]
(86) 2010/11/02(Tue) 01時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/11/02(Tue) 01時半頃
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