220 Cafe Evangelist【飛入歓迎】
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…ん、む。ほいしー……、!
[>>2:36エリーゼと目があって、フォークを加えたまま動きが止まる。 数秒見つめあった後、ゆっくりと視線はいちじくの皿へ。 そして、ようやっと、いちじくが後一個しかないことに気づくのだけど。食べ過ぎたと思っても、もう遅く。
頭を掻いて。フォークでいちじくを刺し、 刺した方をエリーゼの方へ向ける。]
…すまん。食い過ぎた。
[…せめて。最後の一個はエリーゼに、と。
いちじくを食べて貰えれば、ほっぺたをつついて、嬉しそうに]
あまずっぱくて、美味しいよな。 「ごちそう」してくれてありがとう。
[エリーゼが美味しそうに食べてるのを見るだけで、今日も会えて良かった、と思うぐらい。 この時間を含めて、自分にとって、いちじくは本当にごちそうだった。]*
(2) kaomozi 2015/04/02(Thu) 00時半頃
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……ん?
[>>0注文をしていたときに、何か聞こえた気がしたけれど 内容までは聞き取れなかった。
メニューを見せて欲しいのだろうか? そう思い、メニューを見せようとしたけど。 なんだかエリーゼが寂しそうに見えたから、近くに寄って。]
一緒に見ようか。 わからない料理があれば俺に聞いてくれれば ………あひーじょ、ってなんだろうな
…わからん。
[>>1自分の無知をひけらかしつつ。 メニューだけを渡すなんてことはしないで、一緒に覗く。 屈んで、エリーゼと一緒になって見ていれば すぐに楽しそうな表情に戻って。 それに安心したのか、自分のお腹がひとつ、大きな音を立てて鳴った。]
(6) kaomozi 2015/04/02(Thu) 01時頃
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[カルテの整理も終わって、鞄に書類を片付けた頃。 エリーゼにはポトフのセット 自分にはナポリタンが運ばれてくる。
全部食べれるかどうかを聞いて。 もし不安そうなら、残した分は自分が食べるから、好きなだけ食べてくれと言っただろう。]
少しわけてあげようと思っていたんだ。
[ナポリタンを一口分、わけようとしたとき。 少し迷って、>>2いちじくをあげたときの反応を思い出したから。 綺麗に巻いたフォークをエリーゼに差し出してみたり。 もし嬉しそうにするなら、もっとそんな顔がみたくて 調子に乗って、もう一口あげてみたり。]
(7) kaomozi 2015/04/02(Thu) 01時頃
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…そういや。欲しい熊さん、決まったか?
[パスタを食べながら、雑談などしただろうか。 食べている時も、話している時も。 テーブルの端にいた熊達が視界の隅に入って、その、やっぱり気になったから。
ポトフを見て、エリーゼが話しやすそうなタイミングを見計らって。 そう、話しかけた。
熊さん、と言うと。たまに呼ばれる自分の呼び名を思い出して、一人でこそばゆい気分になって。くすりと笑った。]
(8) kaomozi 2015/04/02(Thu) 01時頃
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気をつけてなー。 もしまた来たら、その時は母国の話でもしてくれよ。
[>>9旅行客の少女に手を振り返す。 母国の話も聞いてみたかったけれど、今日その機会はなかったようで少しだけ残念な気持ち。 でも縁があるならどこかで会えるだろう。 その時にでも、色々聞けたらいいなあとのんびり思った。
彼女がこのカフェを気に入ってくれたのが自分のことのように嬉しくて。 もしまた新しく旅行客がきたら、同じように勧めたいと思う。]
『ここは俺の大好きな場所だ』
[と。誇らしげに。]*
(16) kaomozi 2015/04/03(Fri) 00時頃
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[そして。 自分もエリーゼもご飯を食べ終わった頃。 …例の質問をもう一度したとき。
>>12やっぱり、エリーゼの顔が少し赤くなったように見えて…首を傾げていれば、ふさふさした毛並みのリアルな熊を抱き上げたものだから。それが、いいのかと思って。]
その熊さんか? エリーゼが、それがいいなら。
[いいぞ、と言おうとした口の形はそのまま。エリーゼの声色に。その言葉に。 言いかけていた言葉は音を成さなかった。
欲しい熊さん。一番欲しい熊さん。 自分を見ながら言う、熊さん、の言い方は…エリーゼが自分を呼ぶ時に言う、熊さん、にそっくりで。
───それは。きっと、紛れもなく。 きっとエリーゼは、その「欲しい」がぬいぐるみが「欲しい」などより、ずっと特別なもので、その感情をなんと呼ぶのか、わからないのだろう。 エリーゼの頭の中では、まだその感情が、愛情という言葉に結びつかないのだろう。]
(17) kaomozi 2015/04/03(Fri) 00時半頃
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………そうか。
[自分は散々悩んできた。 エリーゼを大きい子供だと思って面倒を見ているだけなのか。 それとも、好きだから。大好きだから。そんな彼女に、幸せになって欲しいのか。
エリーゼの笑顔をみていれば、自分の心が暖かいもので包まれるような…幸せ、のようなものを感じるのは。 きっと、後者だから。 自分の境遇に悩み、母親を悲しませたくないと悩み。 それでも、与えられた生を精一杯生きようと笑顔を見せる彼女が。 一緒に「可愛い」ぬいぐるみを見て笑う彼女が。
そんなエリーゼが…好き、だからなのでは。
そう思っていても、エリーゼの年齢だとか、親御さんのこととかを考えれば、 自分には諦めるしか選択肢はなくて。 エリーゼが幸せそうならそれでいいと 自分に言い聞かせてきたのに。]
(18) kaomozi 2015/04/03(Fri) 01時頃
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[エリーゼは、彼女なりに悩んだのだろうけれど…こうして、欲しいものを素直に言ってくれるなんて。]
…俺は、馬鹿だなあ。
[ああ。ほんと。 エリーゼから、こんな大切なことを教えてもらうなんて。
残ったぬいぐるみは紙袋に入れて。 席を立つと、エリーゼの隣に。 座ったままのエリーゼを上から見下ろし ふっと微笑んで。
そして。 熊を抱くエリーゼに手を伸ばし その細い身体を、軽い身体を
ふわりと自分の目線くらいまで 持ち上げるようにして抱き上げる。 エリーゼは驚いたかもしれないけれど。 暴れられたりしなければ、そのまま、幸せそうに笑いかけた。]
(19) kaomozi 2015/04/03(Fri) 01時頃
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[宙から降ろし、地に足をつけてあげれば そのまま、包み込むように抱きしめる。 20過ぎとはいえど細めの身体は、少し力を入れただけで壊れてしまいそうだったから。 宝物を大事に撫でるように、優しく、腕を回して。]
そういうのはな、エリーゼ。 ……欲しい。じゃなくて、好き。って言うんだ。
[頭を撫でて、そう言うと。 その細身の身体から腕を離す。
今日は家まで送ってあげると言って 自分が言った言葉で照れてしまうのを隠すように、エリーゼの頭をうりうりと撫でた。
店主と店の客に別れを告げれば 荷物を片手に、エリーゼの手を握って、店を出ただろう。]
(20) kaomozi 2015/04/03(Fri) 01時頃
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[星が輝き始めた空を見上げて。 二人で、次はどんなご飯を食べようか、 話しながら、ゆっくりと歩く。
エリーゼの片腕には熊の縫いぐるみが。 片手には熊さんの手が。 しっかりと、握られていたことだろう。
それを見て。 さっきのエリーゼの言葉を、その目を。 自分がしたことを思い出せば。]
カフェの皆にどう思われたかねえ。 次行ったときは、皆に珈琲でも奢るべきか。
[店を出る前の皆の顔を思い出し漏れた呟きは 星と街灯の柔らかい光の中、溶けて、消えた。
家に送るまでの時間は、 今日最後の、長い長い、幸せの時間。]*
(21) kaomozi 2015/04/03(Fri) 01時頃
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