176 【traveling〜どちらまで行かれます?】
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…お仕事熱心なのは関心ですけれども少しだけお気をつけになられた方がよろしくてよ?
[胸に手をあて礼をする様子に誠意は感じつつもそんな小言をもらしてしまう。]
まぁ。そうですの? 最近ではチキュウの人間と同じような外見の方も多いですし、人間でもチキュウ生まれでない方が多くて中々分からなくなっていますものね。 私もチキュウ出身の方とお会いするのは久し振りですわ。
そうは言いましてももう地球の外で暮らした時間の方がずっと長くなってしまったのですけれど。 もう何年になるのかしら…
[同郷と聞いてついそんな余計なことまで喋りだす。]
(91) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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…本当ならば、というのは私を疑ってらっしゃるのかしら?
[くすくすと笑って冗談だと明かしながら問いかける。>>89]
時間の流れが…?ハードディスク?何のことですの? えぇと…よくは分かりませんがよろしくないということは理解いたしましたわ。新しい鞄が欲しかったのですけれどもまた次の星にいたしましょうか…
[時間の流れが違うとどうなるか、とかそんなことにまでは理解が及ばなかったので、納得がいったわけではないもののどうやら真剣な忠告なのだと理解して神妙な面持ちで頷いた。]
(94) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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…お仕事柄なら仕方ありませんわね。
[職業病と言われては仕方ない。>>97 変わらず笑みを作って返す。]
…あら。よろしいのですの? 一人では、と先ほどはおっしゃっていましたし…何人かでいれば問題はないのかしら?
そういうことであればお願いできますかしら。
[せっかく列車が止まるのだ。少しでもいいから様子を見てみたかった。]
でしたら列車がえぇと、タスクバザール?につきましたらホームでお会いするのがいいかしら。
[列車が到着するまではまだ少しあるようで、そう提案してみる。]
(102) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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あら。頼もしいおまわりさんですわね。 それではまた後ほど。
[フランクとの会話を終え部屋に戻ろうと振り向けば視界に入るのは大きく口を開けたトランクの中身。 荷物を整理しようと四苦八苦しているところでノックされたのでそのままにしてしまっていた。
普通に話をしている限りではきっと自分の体で見えなかっただろうけれど、一度チケットを見に戻ったときにはどうだっただろうか。 あの宇宙警察と名乗った男は気付いたのだろうか。
開いたトランクから顔を覗かせた、喪服には似つかわしくない煌びやかなアクセサリーに。 あの人からの遺産とは別に持ち出してきたそれに。]
(105) 2014/05/17(Sat) 01時半頃
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………気付かれるようなことは無かったと思いますけれども…
[開いたスーツケースをしっかり閉じると無意識に鏡を覗き込む。
鏡に映るのは室内にも関わらず帽子を被ったままの自分の顔。 角度を変えて入念に見え方をチェックする。]
大丈夫…見えるはずはありませんわ…
[そう呟きながら女の視線は、メイクを重ね、髪で覆い、さらに帽子で隠した右のコメカミに向かっていた。 チキュウ出身の警察官、見られれば、間違いなくその意味が分かってしまう。
ホームに降りるまで入念なチェックとメイク直しが続いた。]
(108) 2014/05/17(Sat) 01時半頃
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― タスクバザール駅 ―
[砂漠にそびえる城のような建物を臨む列車のホームに降り立てばすでに約束を交わした相手は待っていた。 すっかりメイク直しと帽子の調整に集中してしまい、虹色が終わっていたことにも、列車が停車したことにも気づくのが遅れてしまった。]
お待たせしたかしら。
[間違いなく待たせたであろう相手に分かりきったことを聞く。 社交辞令のようなもののつもりで待ち合わせに後から来たものの定番のセリフを口にしたその時だった。]
………!!!
[唐突に砂漠特有の強い風が吹き帽子やスカートが風に揺れる。 帽子を持っていかれそうなそれに驚き、慌てて両手で帽子を押さえる。]
(117) 2014/05/17(Sat) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 01時半頃
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あら。私、犬の散歩に行くつもりなんてありませんのよ? エスコートしてくださるんでしょう?
[そんな言葉を返せたのは風が落ち着きスカートが元のようになってから。 ほう、という呟きは風で聞こえはしなかったけれども、帽子を押さえたこちらを見る目が一瞬鋭く光った。]
…えぇ。参りましょうか。
[ある程度のところまでは勘付かれているのは間違いない。 このまま一緒に行動するのは避けたい気持ちもあるが、かといってここで逃げるようなことをしては怪しさが際立つだけ。 そう判断するとフランクと共にホームを後にする。
フランクとカミジャーが時間軸のズレの話しは聞き逃していたため、何が起こるかなど想像もできぬまま。**]
(124) 2014/05/17(Sat) 02時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 02時頃
パピヨンは、時間軸…?と首を捻りながらも車掌に小さく手を振った。**
2014/05/17(Sat) 02時頃
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[フランクに連れられて倉庫街を歩く。 観光のことなど考えず機能性だけを考えて作られたような街の作りに気圧されつつも、この星の役割を理解する。
郵便中枢。 すなわちあらゆる物資と情報の中継地点。]
…これは本当に私にはご縁がなさそうな星ですわね…
[情報と物質、そのどちらの流通にとっても重要な拠点であることに気づいてもそれにさしたる興味を抱くことはなかった。
加えて前の星とは異なる意味で飾り気のない街並みについそんな言葉がもれる。]
(147) 2014/05/17(Sat) 15時頃
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あら。買い物が嫌いな女がいるのかしら?
[もちろんそうでない人も多くいることは分かりつつ、ありがちな答えを返す。]
行った先々で記念に何かを買ったりなさらないの? お仕事であちらこちらの星に行かれていらっしゃるんでしょう?
[土産を買う相手がいないと言われればあえて相手の職業に触れた上でそう聞き返す。 この星での買い物の仕方を教わり、カタログに目を通しながら]
確かに夫とは死に別れてしまいましたけれども小娘扱いされるような歳なんてとうに過ぎましたの。 マドモアゼルはおやめいただけます?
[相手の顔も見ずにぽつりと呟いた。]
(148) 2014/05/17(Sat) 15時頃
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[カタログに並ぶのは見慣れたブランドの名前ばかり。 こういったものはどこの星でも手に入るし、取り寄せることだってできる。 そんなものをわざわざ偶然立ち寄った星で買うこともない。 見たいのは他所では買えない特別なもの。 そう狙いを定めてカタログに目を光らせる。]
こちらのお店が気になりますわ。 聞いたことのないお名前ですけれどもバッグのお店のようですわ。 お時間は大丈夫かしら?
[しばらくカタログを捲り見つけたブランドの一つを指差しフランクに見せてそう尋ねる。
時間軸のズレだとかそういうことは理解していないので単純に今いるここからの距離を気にして。]
(149) 2014/05/17(Sat) 15時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 15時頃
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…よく分かりませんが難しい何かが行われているということは分かりましたわ。
[間に合わせるために時間軸をずらす、だのと言われても実感が沸かず理解できたような気はしなかった。 ひとまずこの星には特別な時間の流れがあるらしいことは頭に入れておくことに。>>156]
…冗談はお上手でらっしゃらないのね。 そんなことを言われて喜ぶとでも?
[下品な笑いとともに「街角をソフトクリームを」なんて言うとはこの男は何がしたいのか。>>157 そろそろ苛立ちを隠すのもいやになってくる。]
(160) 2014/05/17(Sat) 18時頃
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…あなた、何をなさりたいのかしら? 私を怒らせたいのかしら?
亡くなった夫が星間貿易会社の会長をしておりましたの。 今回の旅費の一部にはいただいた保険金なども使わせていただきました。 これでご満足かしら?
[かと思えばこちらの内側に踏み込んでくる質問を唐突に放り込んできたり。 煽られた勢いで話を逸らすこともせずに答えてしまう。 はっきりと睨みつけてみてもまた「職業病」と返す姿に、いい加減そうに見えて腕は悪くないらしいことを知る。]
(161) 2014/05/17(Sat) 18時頃
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…本当に何なのでしょう、からかってらっしゃるの?
[脈絡も無く幽霊を信じるか、と問われれば突拍子も無い質問をされ会話で疲労はピークに近い。]
どうでしょうね? いないと否定できるだけの見識は持ち合わせておりませんわ。 けれどもそのまま信じるほど愚かでもありませんの。
もし幽霊にお会いするような機会があれば、その時信じるかどうか考えることにしますわ。
[倉庫の方に向かうらしいフランクについて歩く。 これだけ妙な問答で神経を減らしているのだから、全部キャンセルしてしまいたいのは山々だったけれど。 理解の及ばない何かがあるらしいこんな星では一人になるわけにはいかなかった。]
(162) 2014/05/17(Sat) 18時頃
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…もしあなたが本当に私を怒らせるつもりがなかったのでしたら、少しは振る舞いを反省されたらいかがです? 随分と失礼なことばかりおっしゃってますことよ。
[睨みつけたところで全く様子を変えない目の前の男に無駄と分かりつつ言い返す。>>163]
そう。でしたらこの星では幽霊が出ると、そういうことかしら。 それは幽霊が実在するのか体験して判断するいい機会になりますわ。
[平静でいられるため? またしても訳知り顔で回りくどい言い方をする様子に皮肉を返す。 話はもう半分も聞いていなかった。]
(166) 2014/05/17(Sat) 19時頃
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[そんな会話をしているうちにいつの間にか目当ての倉庫についていたのだという。>>164 中を見渡せば間仕切りもない広い倉庫に飾るわけでもなく並べられたバッグや鞄の数々。
宇宙鮫の皮をなめして作ったハンドバッグ。 どこかの星の特殊な金属でできた伸び縮みするブリーフケース。 中に入れたものが鞄の中で浮かんであらゆる衝撃から守るアタッシュケース。
気になる品はいくらでもあるし普段通りであればまた何周もしてよく見て回りたいところなのだが。]
こちらをいただきますわ。 えぇ。結構ですの。
[入り口から入って少しのところにあった手ごろなサイズの、何の変哲も無い革製のスーツケースの一つを早々に選んだ。 中を見ないのか、という店員のセールストークも断り、ものの数分で買い物を終わらせる。 欲しかった物は手に入った。買い物を楽しむ気分でもないのでこれで十分である。
早々に用件を済ませたこちらに対してフランクの様子はどうだろうか。]
(167) 2014/05/17(Sat) 19時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 19時半頃
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あなたも終わりましたの? それでは参りましょうか。
[白いパスケースのようなものを買ったらしいフランクと店を出る。 ホームにいた頃には確か食事の話もあったけれど。 とてもではないがテーブルを挟んで向かい合いたい相手ではなかった。]
列車に戻り…
[“戻りましょう”その言葉を遮ったのは、 向こうから歩きながら近づいてくる男女の影。]
(194) 2014/05/17(Sat) 21時半頃
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…え…
[飄々とした様子の男と不機嫌そうな女が今出てきた倉庫の店に入っていく。 その姿は紛れも無く先ほどのフランクと自分の姿。]
…え?
[慌てて振り向くも今しがたすれ違った姿はそこには無かった。]
フランクさん、今のご覧になりました…?
[何がなんだか分からず慌てて不機嫌を忘れてフランクにも問いかける。]
(195) 2014/05/17(Sat) 21時半頃
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…!?何が!?
[その返事を待つことなく、辺りの景色が唐突に変わる。 薄暗い路地裏、光の入らないそこは。]
っ!!!
[その光景も一瞬で元の倉庫街に戻る。 それでもその次の瞬間にはまた違う幻を見る。]
(196) 2014/05/17(Sat) 21時半頃
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―――――
[どこかの病室で中年の女性がわめき散らす姿。 声は聞き取れない。 でも何を言われたのかははっきり覚えている。]
―――――
[また光景が変わる。 飛行機だった。隣にいるのはあの人で。 そう。この後直ぐに。]
―――――
[もう困惑の声をあげることすら叶わない。 銀河列車の二等車両に乗った二人の男女。 そう。あの時は二人で乗った。]
(197) 2014/05/17(Sat) 21時半頃
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―――――
[泣き喚き、こちらを罵倒する姿。 この人は。あぁ。あの人の。ちゃんと覚えている。 同じように自分を罵る相手は何人もいたけれど覚えている。]
―――――
[一番最近の光景だった。ベッドに伏せたあの人。 きっと周りのあの人の家族が私を罵る声も聞こえているのに。 あの人は、私を見て笑ってくれた。]
―――――
[走馬灯というものだろうか。 現れては消える、過去の映像。 一度だって忘れたことは無い。 私のそばにいた、私が“愛した”人たち。]
(198) 2014/05/17(Sat) 21時半頃
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―――――
[それがどれだけの時間だったかは分からない。 けれども歩くことなどできるはずも無く。 気付いた時にはフランクに支えられて立っていた。]
(199) 2014/05/17(Sat) 21時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 21時半頃
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………え…幽霊、ですの? あら…ここは…いつの間に…?
[気付けばタスクバザールの駅のホームだった。]
なるほど…あなたはこうなることをご存じでしたのね… スーツケースとお買い物についてはありがとうございましたわ。
[帽子を深く押さえられていることにも気付かずまだ半ば放心状態。 あの幻影をフランクも見たのか、そう聞くことも忘れている。]
あなたが何をなさりたかったのかは聞かないでおきます。 けれども、あまり強引な方法をとっていては女性には嫌われましてよ?
…今回のこれでは幽霊を信じるには足りませんわね。
[きっとこの星の時間がどうの、というあれの影響だろうと。 ならば幽霊を信じるには足りないと、なんとかそんな冗談を。]
(207) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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…そう。 それなら構いませんわ。
申し訳ありませんわね。 あなたには「また」とは言い辛くなってしまいましたわ。
[そんな言葉を残して促されるままに列車に乗り込んだ。]
(219) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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― 特室車輌 2号室 ―
[自分の部屋に戻れば扉のすぐ脇に先ほど買ったスーツケースが届けられていた。 その新しいスーツケースを持って自室に入る。]
… …… ………どこまで気付いてらっしゃるのかしら、ね。
[たった数時間のことだったはずなのに酷く疲れたような気がするのは、 精神的な疲労からかそれとも歪んだ時間のせいか。]
何かいただこうかしら…
[タスクバザールでは食事をとることができなかった。 食堂車にでも行くか、クリスマスから何か買うか。 少し考え、どちらにしても食堂車か娯楽車に行くことになるので歩きながら決めることにして部屋を出た。]
(232) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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― 娯楽車 ―
あら…
[食堂車を抜けて娯楽車へと入ろうとしたところで名前を知った相手が数人いることに気付く。 そこにいたのはクリスマスにセシル、クシャミ、それにオウムのジェシカちゃん。(インコとオウムの区別がついていなかった。)
聞こえたクリスマスの言葉に、誰かが降りることを知る。>>227 フィリップ…クシャミの名前ではない。 だとしたら勝手にジェシカちゃんと呼んだあのお利口なオウムの正しい名前だろうか。
そのジェシカちゃん改めフィリップさんは今はクシャミの背中で何やらぶら下がっていた。]
(235) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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パピヨンは、あら。気付いた頃にはフィリップさんは向こうの車輌に。
2014/05/17(Sat) 22時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 22時半頃
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いいえ。構いませんの。
[クリスマスがこちらの様子に気付いた。 通れるように動いてくれたクリスマスに小さく笑って返事をする。>>240]
あのオウムさん、お名前はフィリップさんでしたの?
[この一言で先ほどの彼女の言葉を聞いていたことが伝わるだろうか。]
(245) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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パピヨンは、クシャミにも、いいえ、といって通り過ぎようとはせずに。
2014/05/17(Sat) 23時頃
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…そうなの。 私、勝手に別のお名前で呼んでしまっていましたわ。
…お二人にとっては寂しくなってしまいますわね。
[指した二人とはセシルとクリスマス。]
(250) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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そうかしら。だとしたらいいのですけれど。
[名前については確かあの子が喋った名前を呼んだはずなのだが、それはやっぱりあの子は自分の名前をそれほど気にしていなかったのだろうな、と。]
……えぇ。幸せを願えるのは何よりですわ。 私も長くお話したわけではありませんけれどもフィリップさんが幸せに暮らせることを祈りましょうか。
[きっと最後の言葉はレクイエムをリクエストした自分への気遣いなのだろうとは察して。>>262]
(273) 2014/05/18(Sun) 00時頃
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[別れる相手の幸せを祈るなど、どれくらいぶりだろうか。
これまでに繰り返した別れはどれだけだろうか。 些細な出会いと、それからの別れも含めれば数え切れない。
幸せを祈るような相手とは、全て死別してきた。 死別したその相手の家族には、石を投げられ、幸せなど祈ろうとは思わなかった。
今回も短い出会いと別れに過ぎないのだけれども。 可愛いオウムさんの幸せを祈りたくて。素直に祈った。]
(281) 2014/05/18(Sun) 00時頃
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…ご自由になさいな。あなたも乗客なのでしょう? 私に断りを入れる必要などありませんのよ。
私も、一緒に見送らせていただこうかしら。
[少しのお小言共にクリスマスを促すとそろって窓際へ。 そばにいるであろうクシャミにも一緒に来ないかと誘ってみた。]
(292) 2014/05/18(Sun) 00時頃
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