142 紅月の村【人狼vs吸血鬼RP】
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[サミュエルの世界には、音がない。 動物も、人間も、鳥も自然も、その耳に声を届けることは出来ないまま。 それは人ならざる、"獣"の"聲"も然り。
サミュエルは識らない。 祖父が選んで会わせたがる人はみな、"人"でなかったことに。 手当たり次第にかき集めた"同族"のうち、一人でも獣の本能を呼び覚ましてくれぬかとこころを砕いていたことなど。]
[宿敵に頭を垂れた祖父は、何を思ったのだろう。]
……、
(0) 2013/08/31(Sat) 23時半頃
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サミュエルは、足元に視線を落として黙した**
2013/08/31(Sat) 23時半頃
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―回想・バートレット家前―
[じわり、じわりと。 "親"が眠らせた魔が、身を蝕む。]
(38) 2013/09/01(Sun) 14時半頃
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[暫く其処で立ち止まっていたけれど、くるりと踵を返して自宅への帰路を往く。 魔は鳴りを潜めている。
吸血の魔に、抗うこの"人の身"が潰えるにはまだ遠い。>>1:66]
―回想終了―
(39) 2013/09/01(Sun) 14時半頃
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―教会脇・薔薇庭園―
[その姿が間近に迫れば>>2、漸くそれが"誰"であるのかを識る。 ルーカスの姿をして。 ルーカスでない言葉を手繰る。
なれば此れは、ルーカスでは無いのだ、]
…… ?
[頭上に落とされたくちびるが離れ、呟くのを見上げる。 "ルーカス"と違う話し方をするその動きは読唇みづらく、ただ、"ネズミ"の単語だけを拾う。
元より、あまり読み取らせる気も無いのだろう。 深く問いはせずに、くちびるが触れた箇所に触れる。
こども扱いされたことを、解せぬとばかりに眉根が寄った]
(40) 2013/09/01(Sun) 16時半頃
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[告げられた囁きに、彼の顔をじ、と見つめたままで。
立てられた左手の親指へ、右手の人差指をとん、と当てる。]
< 殺す ? >
[彼は"ルーカス"でないのだから、手話を解すか解らなかったけれど。 元より、こたえを求めたわけでもない。]
(41) 2013/09/01(Sun) 16時半頃
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< 歌えないよ、 おとがわからない >
[次の言葉は上手く追えたけれど、その言葉は無理な話だ。 なにせ、"歌"を聞いたのは、この同胞の声がはじめてなのだから。]
<あんたがたくさん、お手本見せてくれないと>
[言い終えれば肩を竦めるようにして、ひらひらと胸の前で振られた掌は見送るために。 そのまま、くるりと背を向けて来た道を辿る。
途中で振り返った片眼は同胞の、そして――"若き血"の"狩り"を労うように紅く揺らめいた]
(42) 2013/09/01(Sun) 16時半頃
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― まどろみ ―
[自室に戻って寝台に身を投げれば、すぐに深い眠りに誘われる。その中で、いつもと変わらぬものを見る。]
[それは何度も何度も繰り返し"視た"光景。 足元に転がるふたり。真っ赤な自分。わらっている、"誰か"のこえ。]
[かなしくてかなしくてないていた。] [でもどこか安心もしていたのだ]
[深い後悔にとらわれている] [それでいて、満ち足りても居る]
『今はまだ、眠りなさい。可愛い"子"』
[―――― ……]
(45) 2013/09/01(Sun) 17時半頃
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―朝・自宅―
[ゆさゆさと身体を揺すられて、目を覚ます。 疑問符をたくさん頭上に並べ立てたサミュエルに、母はほっと息をついた]
[慌てていたのだろう、書くものも持たずにきた母は、ゆっくりと言葉を紡ぐ。 サイモンが死んだこと、それは明らかに人の手で為されたものでなかったこと。 山の獣が降りてきたのかもしれないから、父が山狩りへ向かったこと。
――もしかすれば、"ばけもの"の手によるものかもしれないこと。]
「サミュエル。 おねがいだから、夜出かけたりしないで。 かあさんの目の届くところに居て。
いいわね?」
[こくり、と。サミュエルが頷けば、その両腕はサミュエルを優しく抱きしめた]
(46) 2013/09/01(Sun) 17時半頃
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[細い母の背を抱き返しながら、目を伏せる。]
[祖父母の訃報は、両親のもとへも届けられた。 "親"の手によって。快楽殺人者か、或いは。"ばけもの"の手によるものだろうと。
そしてそれを、運悪くサミュエルが目撃してしまったと。
一歩間違えば、サミュエルも"殺されていた"のだと認識した母が、村内で起きた悲劇に過敏になっても致し方の無いことだ。]
(47) 2013/09/01(Sun) 17時半頃
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( ―― かあさんは、 しらないもんな )
[祖父母の"死"の原因が、今腕の中に抱く子であることなど。]
[そうして、サイモンの死も、また。 殺しに行く背を止めもしなかったことなど、知らぬのだ]
(48) 2013/09/01(Sun) 17時半頃
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( サイモン は、 ――"敵" なのかな )
[人狼と吸血鬼は宿敵であり、殺しあうさだめにあることなど、サミュエルは識らない。 敵を排除しただけ、と云う"親"は、ならば"敵"が何であるか、とは教えてくれなかった。
同胞は、障害となるものだ、とこたえた。 けれどそれは、サミュエルの求めるべきこたえとは、異なっているように思う。]
[ "敵"とは"何"だ。 "祖父"は、"何"だったのだ。
己は、"何"だ? ]
[ ――こたえはまだ、見えそうにもない。]
(49) 2013/09/01(Sun) 17時半頃
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―自宅付近―
[父はまだ戻らず、母もまた今日は出かけないでと言い含めて買い物へ出かけて、ひとり。 木陰に腰を下ろして、何をするでもなくサミュエルはずっと思案に耽っていた。
響く歌声をバックミュージックに。
くるくると廻る渦の中で、なにかを見出すのは。 それこそ、雲をつかむことよりも難しいのではないかとさえ思える。]
(68) 2013/09/01(Sun) 22時頃
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[思考の淵に沈むサミュエルの背筋を、悪寒が駆け上がる。 それは。]
『ああ、可愛い子』
『"こたえ"が、向こうからきたじゃない』
["子"にだけ届く"聲"で、"親"が囁いた。 ―― そうか。]
( これが俺の、 "敵" か。)
(73) 2013/09/01(Sun) 22時半頃
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[気配にゆるりと顔をあげる。 見ない顔だ。
告げられた用件>>75は、少し読み取りづらかったけれど。 部分部分で、理解する。]
<あんたは、
何?>
[果たして、通じるか。 手話とは文字だ。それを知らぬ者には、何の意味ももたない。]
(77) 2013/09/01(Sun) 22時半頃
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[宿敵の気配>>79に、両の眼が静かに紅を帯びる。]
(じんろう)
[唇の動きを、追う。 猛り、殺せと喚く己が身の魔が、"何"かはまだ知れずとも。
――人狼とは、 敵なのだ。]
(82) 2013/09/01(Sun) 22時半頃
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[サミュエルが感情を顕にすることは少ない。 手話は文字、表情は"感情"、ふたつが揃わないサミュエルの言葉は、同じ聾者からすれば只の機械音に過ぎない。]
[けれど、この場で。]
[少年の顔で、ゆるりと。 サミュエルは、微笑んだ]
(83) 2013/09/01(Sun) 22時半頃
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[静かに伏せられた瞳が、再び開かれる。 深い紅を湛えて、飛び退った顔は"変質"していた。]
―― だめよ。まだ。
[サミュエルの声で紡がれる言葉は、されど"サミュエル"のものではなく。 若き狼を"吸血鬼"に変えた老獪の"魔女"の顔で嗤う。]
(88) 2013/09/01(Sun) 23時頃
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日光の下を選ぶなんて無粋ね。
分を弁えない男は嫌いよ。
[遠い位置でからからと嗤ってみせて、紅の視線を走らせる。 ――其れは、狼が持たず、吸血鬼がもつモノ。
視線の先に、じわりと熱が揺らぐ。 見つめた先は、彼の足元だ。
彼は危険を察知するだろうか、其処が今にも――"弾ける"ことに。]
(90) 2013/09/01(Sun) 23時頃
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