人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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【人】 許婚 ニコラス

―三階、個室―

[>>119ぎゅっと丸まって寝ていたら、お腹をこしょこしょする手があった]

 きゅう……。

[むずがってイヤイヤをするけども、名前を呼ばれたから仕方なく目を開けて。
目を擦り、おはよって寝ぼけた声で]

(210) 2014/11/16(Sun) 13時半頃

【人】 許婚 ニコラス

―居間―

[朝だけど、お外はまだ冬の国。
窓に額を擦り付けて、ぷう、と息を吐くと、ガラスは白く曇った。

ぼさついた髪は、ノックスの手入れを寝ぼけて不機嫌な僕が嫌がったせいで、まだそのまんま。
にんじん植えられたみたいな頭で、冷えた足を冷えた手で握っていたら、名前を呼ばれた>>154]

 バーニィ、ノックスを困らせてるの?悪い子だ。

[ノックスの隣で、ノックスの口真似をして]

 する。

[ぱっと笑って、ナイフを受けとった]

(211) 2014/11/16(Sun) 13時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>188指を差した]

 ……おはよう。

[作りかけの木を手にしたまんま。
ナイフは、彼へ切っ先を向けてテーブルに置いた。

部屋に入ってきたディーンの横顔に、人差し指をじっと向ける。

ぴん、と伸びた指。桜色の爪、小さな傷跡のある第一関節。張りのある皮膚。細かな指紋。

白紙を汚す彼の方へ]


 はい。

[>>192ルーツともう一人が入ってきて。
名前を呼ばれたから、残りの指を開く。
その手を上へあげて、なあにって首をかしいだ]

(213) 2014/11/16(Sun) 13時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 13時半頃


【人】 許婚 ニコラス

 トレイル?

[>>216手をあげたまんま、こてりと首を横に。
トレイルと彼がどう繋がってるのか、いまいち分からないから。
三人で話すのは、なんだか不思議。

ノックスを見る彼に合わせて、ノックスを見て。
いい?って尋ねる代わりに袖を引く。
テーブルにナイフは置いたまま、持ち手をこちらに向けたまんま]

 あ。

[>>218それから、指をまた閉じて。
人差し指を一本。透明な声に向ける]

 トレイル。

[指差す時間は、たっぷり三秒。
タオルを返す、と誘う少年が言って>>219
さて、なんのことだろうと瞬きした]

(223) 2014/11/16(Sun) 14時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[それでも、断る理由はないし。
トレイル一人だと心配だから]

 行く。

[>>222指を下ろして、視線に応える]

(225) 2014/11/16(Sun) 14時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>224小さな笑み。
それに頷いて、笑顔を返したあと。
なぜだか隠れるような素振りに、ぱちんと瞬きした]

 ん?

[けどそんなに珍しい感じでもなかったから、ハテナひとつだけにして。
頭を撫でようとしてみたけど、さて]

 トレイルと。

[まだ眠たい目をくしりと擦って>>231ノックスへとニコラが必要な理由を話す声を繰り返す。
ぬくぬくとした部屋は心地よくて、声に眠たさが混じった。

なるほどって、思ってから。
じゃあなぜニコラなのかなあって思う。
彼の人を選んだ理由を考えたけど、欠伸で忘れちゃった]

(234) 2014/11/16(Sun) 15時頃

【人】 許婚 ニコラス

[服の裾を掴むトレイルの頭をもっかい撫でて。
甘そうな色を指の隙間に通していれば、はてなに返ってきた理由>>236
まだ眠気でふわふわしたまんま、少し照れて笑う。
頼られるのはくすぐったい]

 一階なら、大丈夫?ノックス。

[それから、フィリップとノックスが真面目な顔してお話ししているから。
けど行っちゃダメとは言われなかったから、みんながすぐに見れる場所ならいいのかと訊ねる。

>>239肩を叩かれて、やっぱり照れて笑ってから]

 うん

[>>236イコウの声に頷いて、ててっとついていった。
ノックスへ向けた不機嫌な声には、すごくびっくりして目を丸くしちゃったけども]

(245) 2014/11/16(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス

[フィリップみたいな言い方を大人に向けてする子供に、僕は初めて会った。
不機嫌に突っぱねる音。怖い顔。

見慣れないそれらになんだか落ち着かなくて。
瞬きしてから、部屋を出る前に。

>>274振り返り、指を差す。
髪を乱される金色と、乱す赤い色。
金色の罪を裁く法律、脅すような真っ直ぐさで指を向けて。

思いっきりしかめっ面をした]

 ……鳥っ。

[赤色を追っ払いたそうに手を振ってから、とびらの向こうに消えた。

ああ羨ましい]

(252) 2014/11/16(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス

[どんなに求めても、夜の海は掬えば塩水だし、凍る空は近付けば透明だ。
ふたつの異なる青色は、どちらも遠い。
機嫌がよさそうなルーツと、こちらをみたディーンにしかめっ面をもっかいして。
ノックスにバイバイしてから、トレイルの手を引く。

ぎゅっと目をきつくつむって、開けて。
ぱちぱち何度か瞬きしてから、階段。

ぎし、と軋む音。
息は、下に降りると少し白さを見せて]

 さむ……。

[小さな声は、獣やトレイルには聞こえたかもしれない。
古い藁がぱらぱら散らばり、冬の匂いと動物臭いのが混じる空間。
椅子が見つからないから、柵に座る]

 ……なんで?

[>>251そうして言われたことに、まず理由を訊いた]

(262) 2014/11/16(Sun) 17時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[トレイルが体を寄せてくる。
温かな彼に、こちらもくっついて。
コートがどこにあるのか、なんてノックスにあずけちゃったから知らない。

ぷうぷう手に息を吹きかけながら、彼の孔雀石を上目で見て。
>>276返された言葉に、ぱちんと瞬き]


 しに たく ない


[ゆっくり、区切りながら鸚鵡返し。
なんだか不思議な響きのそれを、口の中でもっかい繰り返して。
>>283トレイルを見たら、トレイルは少しだけ口を笑う形にしていた。

また、ぱちんと瞬きした]

 ……分かった。  ?

[なんにもわかってないくせして、頷く]

(291) 2014/11/16(Sun) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>295狼は愛情深い動物だ。
ただ、子供のころから飼っても、犬と違って飼いならすことはできない]

 うん、そう。

[お礼を言われて、くすぐったさに笑ってから。
確認する声に、一回、二回。頷いて。
彼の言葉に興味が出て、目を大きく開いてじっと見つめる。

ゆる、と首を傾いで。

次の言葉を待ち、彼の深い緑色を見つめた]

(302) 2014/11/16(Sun) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>307フィリップの口から出るのは、何度も何度もノックスやそのほかの大人から聞いたことと同じ。
最初はよくわからなくて、それでも何度も何度もわかるまで教えてもらった。

大人みたいな、それかほんの幼い子供みたいな言葉を選ぶ彼に、うんうんって頷いて。
トレイルに見られて、またうんうんって頷く]

 でも食べちゃダメだから、旅をする。
 君も僕も。

[その感覚は、本当のところまだ知らないのだけども。
食べたい苦しいって、それは。
とてもきれいな魔女と、恋になりかけたことはある。
けども、周りの大人にすぐに引き離されて。
だから、僕は恋の魔法をそのまんま忘れている。

それはきっと幸福なこと]

 僕はそれを知らないけども。
 フィリップ……フィリップは、感じたことはある?

(330) 2014/11/16(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>336彼の持つマグカップからは、段々と温かな飲み物が減っていく。
唇を濡らしている彼を見上げて、それからそうだよって言われたからちょっと笑った]

 ふう、ん?

[食べたい。を彼は知っている。
それに目をまるくして、自分の口元をちょっとさわってみた。
食べたいを僕は知らない。
なにも知らないから、ノックスは安心してくれるし魔女には会えないしそれを抑えるための方法を知る必要もわからない。
食べたいというよりも、むしろ――]

 食べたくなる。それが、今日の三人で話すこと?

[だから近づくなとか、そういう話かな。それから、どうして大人と離されたのか。
トレイルと彼の間にあった秘め事を知らないから、
じっと首を傾いで]

 それとも、呼んだのは食べるため?君は悪い魔法使いか、悪い狼だったのかな。

[だとするとジセーノクを詠まないとだろうか]

(346) 2014/11/16(Sun) 22時頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>351あ。笑った。
笑えるんだ。へえ]

 食べないの?

[首を振る彼へ、ふうん、と頷いて。
それから、言われたことに目を大きく開いた。

トレイルを見て、フィリップを見て、またトレイルを見る。

どこか齧られてないかなって、トレイルの髪の毛をもふもふ触って。
とりあえず手と足はついてることを確認した。指もちゃんと5本揃ってる]

 ……びっくりしたねえ。

[はー、と息を吐くと、少し息が白くなった。
びっくりしたね、って言ったのは、フィリップとトレイルと、両方に。
お兄ちゃんとして慰めるために、トレイルの髪の毛をもっかい撫でて
それから、フィリップにも下から手を伸ばす]

(369) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 びっくりしたね。

[もっかい言う。怒ってないよ大丈夫っていうみたいに。
トレイルが無事だから、怒る理由はない。

次はアブナイかも知れない。
それを想像しようとしても、なんだかそれはもやもやしたものにしかならなかった。
ただ、馬車に轢かれかけたとか、そんなふうにしか思えなくて。
大きな事故にならなくてよかった、次は気を付けないとね。とは思っても、馬車を嫌う発想にはならない。

だから、まだ続きがあるものだと思って。
それで?って話の続きを促した]

 ……あっ。僕、フィリップの名前。教えてもらってないよ。
 タオルの代わりに教えてくれるって、言った。

[促したくせに、思い出したから先に喋っちゃったりしてね]

(370) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[トレイルやノックスよりは、少し硬めに思う髪の毛。
それをわしわしと撫でて、首を傾げる彼を追っかけるみたいにこっちも首を傾ぐ。
だってまだ話があるんじゃないの?違うの?

おしゃべりな子供は、彼がもうたくさん話したなんてちっとも思ってない]

 なんで?
 僕、フィリップから名前は聞いてないよ。
 それに、それはあげたの。

[ハテナみっつ。
彼の言葉に対して口にして、変なこと言うなあって瞬きする。

彼の髪の毛は少し緑がかって見える。
色を確かめるために撫でて、彼の健康的な肌色を珍しいから撫でて。荒れた唇は大丈夫かなって撫でて。

深く、深く。

硬質に澄んだ目に触れようと、無遠慮に指を這わせた]

(382) 2014/11/16(Sun) 23時頃

ニコラスは、フィリップの目は宝石の色だなあって思う

2014/11/16(Sun) 23時頃


ニコラスは、ベネットの目も緑だったな、あの優しい光もちょっと触りたいなって思った

2014/11/16(Sun) 23時頃


ニコラスは、ディーンの目は、舐めたい。

2014/11/16(Sun) 23時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[固まってるなあって、トレイルを撫でてる時に思ったけども。
困った顔をしているだけで、泣きそうとかカンシャク起こしてるとかじゃなかったから、落ち着くまでそっとしておくことにしたの。

目の前にある色彩に気を取られちゃってたのもあるけども]

 なにそれ、わかんない。

[>>391貰うようなことをしてない、その言葉が不思議で瞬きして。
その間も、指はぺたぺたと彼の皮膚を触る。
彼の唇は固くてささくれがあって、痛くないのかなって思う。
それから、さっきから気になっていた孔雀石に指を伸ばして]

 ん?

[瞼を閉じられて、名前を呼ばれて。きょとん。きつく閉じられてるから開けられない。
仕方ないから、瞼の上から眼球を押す。
固くてぷよぷよとした感触が、指の下に感じた。

もっかい、唇を撫でて。捲って。
下に揃った白い前歯を二本、親指でなぞって]

(398) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 あ。

[そこでようやく、小さいころノックスの目に両の指を突っ込んだときに窘められたことを思い出した]

(399) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>387声]

 シメオン。

[さっきまで弄り回してた指を、誤魔化すみたいに黄金に向けて。
ぷう、と息を吐いて、質問の答えの代わりに首を横に振る。
見覚えのない服だった。

>>394また孔雀石が見えたから、グレーの目で見上げる。
野生動物の色がその目にはあって、つい手をにぎにぎしてみたり]

 フィリップのだったの。よかったねえ。

[どうやら、シメオンの問いかけは一足飛びに解決したみたい。
よかったなあってうんうん頷きながら、指をこっそり自分のズボンで拭いた]

(400) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[歯列が綺麗だった]

 わかんなぁい。

[な、にアクセントをつけて。
人と関わりたくないって言葉に、ハテナを浮かべる。
それから、目を潰さなくてよかったなあって思った。
自分が毬栗で手を刺すくらいならいいけども、彼の目の光がなくなったら大変だ。

>>401邪魔してごめん、という言葉にぷるると首を横に振って。
小さなくしゃみをひとつした]

 シメオンも、風邪引くよ。
 ちゃんと拭かないと。

[水遊びでもしたの?って、濡れた髪に首を傾いで。
また、ひとつくしゃみ。
さむさむと言いながら、トレイルにぴったりくっついておいた]

(420) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 おわり?

[フィリップの宣言に、結局なんの話だったのかと首を傾ぐ。
けども、ここは寒いのは変わりなかったから、うんってひとつ頷いて]

 じゃあ、戻ろ。

[ノックスが心配するようなことがなにもなかったなあって思いながら、フィリップとトレイルに声をかける。
ここは寒いから、ペチカの周りでゆっくりしたい]

(423) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>428綺麗なものは触りたくなる。
だから、ノックスとトレイルの目は何度か危険が危なかったことがあるし。
実際、ノックスはとても大変だった。

出会って間もない頃に、その霜が降りた空の色がとても綺麗だったから。
指を伸ばしたら、ノックスは避けなかったし、瞼が閉じられることもなかった。
すべすべしたそれを触って、舐めて、押して、形を確かめて。
そのあとしばらく彼が包帯を巻いていたのはなぜなのか、大きくなるまでよく分からなかった。

いまはわかる。から、フィリップの目を潰さなくてよかった]

(438) 2014/11/17(Mon) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ふうん……。

[ハテナに大人みたいな顔で笑って答えるフィリップ。
それに、不思議を表した声で相槌を打って。

そうしてから、目をまんまるにした]

 なんで?なーんーでー?

[足をばたつかせる。
関わったらダメ、に納得できなくて、口を尖らせた]

(439) 2014/11/17(Mon) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>442ちなみに、ノックスにダメだよって言われたことを思い出さなかったら、歯を引っこ抜こうとしてた。
だって綺麗だから、手にとってみてみたい。
でも歯を抜いたらどうなるんだろう。それはまだわかんない。
小さい頃みたいに生えかわってくる?それとも、包帯、巻く?]

 むう……っ。

[フィリップの言い聞かせる口調に、ぶすくれて。
赤ちゃんみたいに、足をばたつかせるのはやめない。
藁と不満がふわふわ部屋を飛んでいる。

イヤイヤをして、思いっきりしかめっ面をしてみせた。
>>445蹴っ飛ばそうとしたけど、避けられて]

 ……ぶー。

[ふてくされて、立ち上がって。
ぷいっと階段の方に足を向けてしまった]

(456) 2014/11/17(Mon) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[甘い保護者のせいか、それとも元々の性格?
僕らのグループは、どこよりも子供っぽくて世間知らずなワガママが二人。

>>469だから、呼び止める声にも子供らしくべーっと舌を出して。
そっぽを向いて、それから]

 トレイル?

[消えちゃいそうな雰囲気が増えてる気がするトレイルに、ちょっと首を傾いでから。
あとでまたねって、手を振っておいた]

(479) 2014/11/17(Mon) 02時頃

ニコラスは、フィリップの目の瞼越しの感触がまだ指に残っていて、グーパーしてみる

2014/11/17(Mon) 02時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 02時半頃


【人】 許婚 ニコラス

―昔々あるところに―

[僕が生まれてから、しばらくの間。一緒に住んでいた女の人は、優しい目をしていた。
絵本をたくさん読んでくれて、たくさん誉めてくれた。

だから、僕は森にはヤギの家族がいて、三人兄弟の子豚がいて、お菓子の家があって魔女がいて、狼が狙ってることを知ってる。

不満も不幸もなかった。
でも女の人は、どんなに言い聞かせても僕が
あの人はお母さんだってよく分からなかったことが、悲しかったみたい。

ある日、手を引かれて。
知らない家に、一人残されて。
ああ、いらないって言われたんだって思った]

(503) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

[何度目なのかわかんない引っ越し。知らない家族と知らない規則。
だけどどこの家に行っても、最初はどんなに誉められても。ダメな子って言われるのは変わらない]

 う゛ー、う゛ーう゛ーう゛ーっ!!

[>>446キンキン高い声で魔女が怒る。
泣きじゃくりながら、必死に理由を紡ごうとするけども。あんまりぽんぽん言われるものだから、言葉が挟めないし言葉がまとまらない。
だから耳を塞いで、低く唸っていた。

いつものこと。

魔女が鞭を持って、手を出しなさいって怒る。
咄嗟に後ずさるけども、ぐいって手を引かれて。
無理矢理前に出された手に、バシンと痛い音がした。
わっと火がついたように声をあげて泣く。
静かにしなさいってまた怒られて、何度もしゃくりあげた。
もうなんで怒られてるのかも忘れてしまって。
座り込んでイヤイヤを繰り返していれば、それがまた怒らせたらしい。

鞭のしなる音に、ぎゅっと目をつむった]

(505) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

[音だけで、痛みはなく。
不思議でそうっと目を開けたら、見えたのはビスケットの色>>453

瞬きして、のっくす、と魔女の言葉を繰り返す。
ノックス。ノックス、ノックス?]

 ……うそつき……。

[そのビスケット色が、優しくいった言葉に。
泣きじゃくりながら、そう言った]

 うそつき、うそつき、うそつきぃっ……!

[その腕の中から逃げようとするけど、逃げらんなくて。
しがみついてわんわん泣きながら、首を振る。

そうして、彼の服をぎゅっと掴んだまんま。
泣きつかれて寝ちゃったの]

(507) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

[夜に、起こされた。
目を開ければ、そこにはビスケット色。
夜の闇の中でも、凍った空の色が綺麗に見えた。

目を擦る。
差し出された手を見る。
ぽかんと口を開けて、何度も何度も手と顔を見比べて。
それから、きゅっと息を止めて、そうっとその手を取った。


月明かりが眩しくて、二人を隠してくれない夜だった。
大きな月を見上げながら、夜道を歩いて]

 あそこに住みたい。

[月を指差しても、ノックスは怒らなかったし変な顔もしなかった。

手を引かれて。
荷物はなく。
何度目なのかわかんない、引っ越し**]

(509) 2014/11/17(Mon) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

―今のはなし。一階から二階へ―

[最後に見たのは、トレイルをフィリップが押し倒してるとこだった。
こてんと首を傾ぐけども、そのまんま階段を上りきって。

やっぱり暖かい二階に、気持ちよくって目を細めた]

 ふぁ……。

[生あくびが出るけども、眠たいわけじゃない。
ノックスを探してきょろきょろしたけど、見付からず。

代わりに]

 あっ、

[>>506見つけたものに、不満と断罪の指差し**]

(512) 2014/11/17(Mon) 03時頃

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