113 姫と古騎士村
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狩人も立ち入らない深い森の奥からやってくる、“人狼”は、ひそかに人間と入れ替わり夜になると人間を襲うという。隣国の出身でありながら戦功名高く、Sirの称号を賜った若き英雄、Cointossと配下の聖貨騎士団は、この魔物の噂を重く見ていた。
恒例になりつつあった臨時徴税を収めた村人たちは、水車小屋で招集の命令を受け、不安を覚えつつも集会所へと集まるのだった……。
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…そっちじゃないよ、こっちだよ。 ここ、秘密基地なんだ。雨もへいきだし暖かいよ。
(0) 2013/02/02(Sat) 15時半頃
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議事暦1177(0..100)x1年 冬
52(0..100)x1年続いた王国の命運が、ついに途切れようとしていた。**
(#0) 2013/02/02(Sat) 16時頃
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おいたわしや、王子よ……。 まだ、全てを理解するには早すぎる。
そして、理解する時間はない。
[齢3+2才のオスカーを見ながら、顔では微笑みながらも、内心は……]
(1) 2013/02/02(Sat) 16時頃
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[オスカーに裾を引っ張られて、城の隅の秘密基地へと辿り着く。そこは数年前に打ち捨てられた倉庫だった]
ははは。これはすばらしい。さすが王子。 だが、暗いでしょう?
[しばらくそうして王子と話し、最後に王のことに話題が及んだ]
王は……。少々、体調が優れないようで。 何、すぐに元気になりますよ。
[高い高いをして欲しいと言われて、それをしながら、微笑んだ。兄たちは皆遠い所に言ったといってある。 そう言うのがよいのかは分らなかったが…… 眠そうにしているのを持ち上げて、城へと戻ると、既にほとんど残っていない侍女に王子を預けた]
(2) 2013/02/02(Sat) 16時半頃
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[雪が降っていた。城から見える山脈の先、敵陣の跡が見える。今はそこには姿が見えないが、既に進行路となる街は占拠されてしまっている。今年の冬と雪は早かった。そうでなければ、既に城も落ちていただろう。頼る者がある者は既に城からは出ている。残っているのは、他に行き場のない者と、王国に忠誠を誓う者と、何か城に未練にある者と……。 自分はそのうちどれだったろうと、ふと思う。 全てかもしれない。
最近は少し暖かくなってきた。春の訪れは近い]
(3) 2013/02/03(Sun) 13時半頃
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[掌に落ちた雪は、じわりとにじんで、すぐに解けた。先日までの嬲るような雪とは大違いだ。山脈の方は、まだ雪は激しい。しかし、それもじきになくなっていくだろう。
春。芽吹きの春に、けれどこの王国は、この雪のように**]
(4) 2013/02/03(Sun) 13時半頃
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[雪の降る中。 尖塔の最上階から、その姫は遠い戦場跡を見つめていた。 開かれた窓から吹き込む雪が、髪を、服を濡らす]
伯爵は、あそこで討たれたのか。
[先日の戦いで、5歳上の婚約者を亡くした。 いわゆる政略結婚だ。 王家の娘として生まれた以上は決められた相手に嫁ぐものと割り切っていた。 だから、婚約者を愛していた訳ではない。
貴族の跡取り息子にしては珍しく嫌味ったらしい部分の感じられない、感じのいい青年だった。 そして、自分に愛情を向けてくれていた。 そんな婚約者に好感は抱いていた。時間があれば、愛情に変わったかもしれない程度には好いていた]
(5) 2013/02/03(Sun) 15時半頃
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[ほう、と。ため息を零して。 目を伏せて十字を切る。
以前なら、雪を払い暖かくするように促しただろう、お付きの侍女ももういない。 幼い頃から傍にいてくれた彼女は、最後まで傍にと言ってくれたが。 自分の分まで幸せになって欲しいと、説得して逃がした]
………ああ。 話し相手がいないのは、寂しいな。 のども渇いたが…… 自分ではお茶もいれられないんだった。
[窓を閉じて、一人つぶやく。 侍女を逃がした事を後悔することはないが。 せめて、その前にお茶の入れ方くらいは教わっておけばよかった――と。 またため息を零した**]
(6) 2013/02/03(Sun) 15時半頃
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[ふと、頭上を見上げると、塔にミッシェルの姿が遠く、見えた。気づくかどうかはさておき、恭しく礼をする。
もはや数えるほども残っていない斥候の姿が見えて、そちらへ振り向く。耳打ちをされる。 数年前に嫁いで行った王女が離縁されたとの事だった。 嫁ぎ先は王国の今の敵対相手と友好関係にあった。そこに僅かに望みを繋いでいたのだが、それも絶たれてしまったということか。思わず天を仰ぐ。 元王女は修道院・僧院の類へと入れられたと言う事だった]
無事でいらっしゃればいいが。
[政略的に嫁いで行った、ということは、王国が滅べばその価値もなくなるに等しい。嫁ぎ先で既に確固とした地位を築いていれば別だろうが、そもそも、それができていればこのような事態にもならなかっただろう]
(7) 2013/02/03(Sun) 18時頃
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そういえば……。
[ふと、ミッシェルの見ていた先、つまりは先ほど自分が見ていた先で、彼女の婚約者が亡くなったことを思い出した。
緩く、首を振る。好青年だった]
確か。……。
[姫の侍女は姫の意思で逃げたのだったな、と思い出す。いつの間にか消えていたものもいる。リネンの類を手に取ると、尖塔を上がった]
姫。お風邪を召されませんように。
[丁寧に扉を三度叩いて、反応を待った**]
(8) 2013/02/03(Sun) 18時頃
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[しんしんと、雪が地面を白く埋め尽くす。 傍らに控えていた愛想の欠片もない侍女に目をやり]
もう、逃げなさい。 ……貴方は逃げたいのでしょう?
[そう告げたとたん、慌てて首を振る侍女を見据える。 本当は逃げたい、と思っているのに。 きっと――逃げてしまえば、死ぬ可能性が高くなるからだろうか。]
そう。 逃げたくないなら、好きにすればいい。
[結局そう返事をして、侍女から目をそらし白い地面をじっと見つめた。 大して国にとっては重要ではない立ち位置の自分。 あの雪のように、自由な未来など踏みつぶされるのだ。]
(9) 2013/02/03(Sun) 20時半頃
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[自分に与えられた役目は、他国の王子との婚約のみ。 それすらもこの戦いで失われてしまったが。]
……はぁ。
[白い息を一つ吐き、少し身震いしながらも部屋に入ろうという気力はなかった。 戦いで命を落とした婚約者は、名前すら覚えていない。 素の自分を受け入れてくれなかった、金と権力に目の眩んだ哀れな男。 死の知らせを聞いても、何の感情も湧かなかった。]
…寒い、ね。
[誰に話しかけるわけでもなく、それだけ呟いた**]
(10) 2013/02/03(Sun) 20時半頃
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開いている。入ると良い。
[聞こえたノックの音に、女性らしからぬ口調で応え。 ティーセットもなにもないテーブルを前に、椅子に腰掛け足を組んでいる姿のままで、訪問者を迎え入れる]
オズワルド卿か、どうしたんだ。それは?
[元騎士団長の顔は当然見知っていた。 もしかしたら、子供の頃に彼や彼の部下にせがんで、乗馬や狩りを教えてもらったこともあったかもしれない。
そのオズワルドが手に持つ布に、不思議そうな顔で首をかしげた]
(11) 2013/02/03(Sun) 21時半頃
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失礼。
先ほど外を見ていらっしゃったようですので。 お風邪をお召しになってはいけないと。
[恭しく跪くと両手で布を差し出す。 乗馬や狩は基本的には王子ならまだしも王女なので、あまり教えようようとはしなかったろうが、どうしてもとせがまれれば、王にお伺いを立てて、護衛もかねて教えただろう。狩はさておき、乗馬くらいは出来ても悪くはないし、好奇心で抜け出されるよりはいいだろうと]
(12) 2013/02/03(Sun) 21時半頃
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ああ、すまない。 オズワルド卿は、相変わらず目敏いな。
[差し出されたタオルを受け取り、髪をがしがしと拭う。 日頃、侍女に任せきりだったので、自分の身の回りの事などはできない。 朝、他の侍女に頼んで整えてもらった金の髪が、ぐっしゃりと乱れた]
ところで、オスカーはどうしている? あの弟は、オズワルド卿によくなついているからな。
(13) 2013/02/03(Sun) 22時頃
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姫様……。
[乱れた髪に何か言いかけるが、こほんと咳払いをする。 後で手の開いている侍女に言っておこうと思い直す。タオルを受け取ると、立ち上がった]
ああ。王子様でしたら、遊び疲れて今は眠っていらっしゃいます。何でも、秘密基地を作ったとかで。
(14) 2013/02/03(Sun) 22時半頃
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……秘密基地、か。 懐かしいな。私もよくそうやって遊んだものだ。
[子供の頃から女らしい事の苦手な姫は、蛇の脱け殻やキラキラした石などを集めては、『秘密基地』に溜め込んで。 ついでに教育係から逃げ隠れしていた。 隠れ場所をみつけた侍女たちは、蛇の脱け殻を見て悲鳴を上げたものだ]
オスカーを乗せて、遠乗りにでも行きたいが…今の状況では、無理だろうな。
[愛馬のロシナンテも、もうずっと馬小屋から出してやれていない]
(15) 2013/02/03(Sun) 22時半頃
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おや、姫様も、ですか。 それはどちらで?
[言われてみれば、侍女がそんな騒動を起こしていた気もしないでもない。少し冗談めかして、問いかける]
……ええ。まだ外の雪もあります。し……。 城の方が安全です。
(16) 2013/02/03(Sun) 23時頃
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中庭の手入れ用具庫や、馬小屋の藁の中など、いろいろだな。 ああ、一度秘密基地にしようと武器庫に潜り込んだら、気付かれずに外から鍵を掛けられたこともあったか。
[いずれも、ふつうの姫君が近づくような場所ではない]
さて。 私はロシナンテの様子でも見てくるとするか。
話し相手をしてくれて、ありがとう。オズワルド卿。
[ぐっしゃりと乱れた髪のまま、そう笑って立ち上がると、部屋から出ようとする]
(17) 2013/02/03(Sun) 23時頃
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そんなところに。宝物置き場といった所ですか。
[鍵を掛けられたという話に苦笑する。大事にならなかったようで何よりだ]
ええ。行ってらっしゃいませ。
[随分と人も少なくなったから、話し相手という言葉には頷いて、部屋を出るというミッシェルに、先に部屋を出て、礼をして、見送る。それから、自身も下へと降りていく]
(18) 2013/02/03(Sun) 23時半頃
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[それから、誰かミッシェルの所へやろうと、侍女を探していると、レティーシャの姿が目に入った]
これは姫様……。そのような所にいらっしゃるとお風邪を召しますよ。
[いかにもやる気のなさそうな侍女を一瞥して、何をしてるのだ?と目で一瞬問いかける]
(19) 2013/02/03(Sun) 23時半頃
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[ふと耳に入った男の声に、顔を向けた。 見知った顔がそこにあり、何か探しているような様子を見て]
風邪くらい、平気。 それより、何か探しているの?
[不思議そうに首を傾げる。 傍らの侍女は、オズワルドの目での問いかけに小さく肩を震わせた]
(20) 2013/02/03(Sun) 23時半頃
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そう言われませんと。
[中に入るように促すが、行かないのなら行かないで、そこまで強くは言わない]
ええ。ミッシェル様の所へ後で行ってもらいたいのです。
[姫の前でするような話でもなかったが、ミッシェルの快活ぶりは今に始まったことでもないので、さほど隠すこともないだろうと、レティーシャに答えて、侍女を見る]
(21) 2013/02/03(Sun) 23時半頃
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後で、ちゃんと戻る。
[もう少しだけ。 そう告げて、オズワルドの言葉と目線には]
…そう。ミッシェルお姉様のところに。 いいよ、私は別に必要でもないから。
[侍女にオズワルドに従うように指示を下して、城でも有名な快活さを持つ姉を思い浮かべた。 ……厳密には姉とは言えないが。]
(22) 2013/02/04(Mon) 00時頃
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[しずしずとゆっくり歩くのは性に合わない。 カツカツと大股に馬小屋に向かう途中で、オズワルドに指示を受けた侍女に捕まらなければ、馬小屋に着いた時もぐっしゃりと乱れた髪のままだっただろう]
ロシナンテ、元気にしていたか?
[馬小屋にやってくれば、芦毛の馬が甘えるように顔を擦り寄せてきた。 鬣を撫でながら、改めて馬小屋を見回す]
……ここも、すっかり寂しくなったな。
[王族用の馬小屋は、兄たちの馬がいなくなり、閑散としている。 手入れをする者が足りていないのか、寝藁は以前ほどこまめに変えられていないようで、毛並みもすこし汚れていた]
すまないな。 私がお前の世話の仕方を知っていれば、きれいにしてやれるのに。
(23) 2013/02/04(Mon) 00時頃
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分りました。
[物思いにふけることもあるだろうと、頷く。現に、先ほど自分がそうしていた]
ええ。後で、お願いします。今は馬の所へ行っていらっしゃるようですので。
[もっと汚れるだろうから、まとめて世話をすればいいと]
レティーシャ様は……。いや、失礼。
[何かを問いかけたが、どうにも言葉にならなくて、そう濁した]
(24) 2013/02/04(Mon) 00時頃
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[馬のところと聞いて、姫とはあまり思えない行動に内心で苦笑いを零す。 何か言いよどんだオズワルドに気付けば、また首を小さく傾げて]
……なぁに?
[短く問いかける。]
(25) 2013/02/04(Mon) 00時頃
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いえ。姫は……。
寂しくないのかな、と思いまして。
(26) 2013/02/04(Mon) 00時頃
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[寂しくないのか、と問われてきょとんと表情を変え]
寂しくないと言えば、嘘にはなる……かな。 けど、まだ城には人はいるから。
[そう言って少し微笑んで]
オズワルドは、私が寂しそうに見えた?
[それだけを尋ね、返答を待った**]
(27) 2013/02/04(Mon) 00時半頃
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……ええ。
[聞くまでもないことだったか、と思いながらも、頷いた]
私共が不甲斐ないばかりに。申し訳ございません。
[跪いて、レティーシャを見上げながら、詫びる。少し、膝が痛んで、眉がゆがむ]
一人には、致しません。
[許しを得れば立ち上がって、少しすれば中へと促す]
(28) 2013/02/04(Mon) 00時半頃
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[その後、レティーシャと別れて、侍女と馬小屋の方へと歩いた]
いらっしゃいますか?
[馬小屋もひっそりしていて、手入れも十分ではない。あまり面白い顔をしてはいなかっただろう]
(29) 2013/02/04(Mon) 00時半頃
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[馬小屋の隅にあったブラシ。 それを手に、見よう見まねで愛馬の毛並みをすいていたところに掛けられた声に、振り返る]
む、なんだ。オズワルド卿も馬に用事があったのか?
[慣れないことに挑戦した結果、髪はさらに乱れ、服も汚れたが、当人はまったく気にしていない]
(30) 2013/02/04(Mon) 01時頃
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いえ……。姫様がまた泥んこかと思いまして。
[少し軽口を飛ばしたものの、よくよく見てみると、泥はさておき、さほど間違っていなかった]
ああ。姫様、馬の手入れは……。
[下手に手を出すと危険なので口を挟みかけたが]
大丈夫なようですね。
[愛があるからか、馬に慣れているからか。胸をなでおろす]
ご存知かもしれませんが、あまり足の方にはいかれないように。頭も。肩の辺りが基本ですね。
[それから、軽く、手入れの注意を述べる。止めてもまた来そうだったので、その方が早い。求められれば軽く実演する。まだ年若い頃はそうしたものだった]
侍女を連れてきましたので、終えられましたら、後は彼女にお任せください。
[侍女に目配せをする]
(31) 2013/02/04(Mon) 01時半頃
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……時に、レティーシャ様が寂しがっている様子に見えました。よろしければ。
[言葉を濁してから、ミッシェルがそこを離れるか、去るよう言われるまではそこにいる**]
(32) 2013/02/04(Mon) 01時半頃
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……またばあやに叱られるかな。
[また泥んこ、と言われて自分の服装を見下ろし苦笑する。 ばあやは、本来は中流貴族のご隠居の奥方だが、王女の話し相手兼教育係として城に仕え、今も城に残ってくれていた]
ああ、もちろんだ。下手に近寄れば、驚いて蹴られる――だろう?
[オズワルドに注意を受けながら、ロシナンテのブラッシングをしてやれば、荒れかけていた毛並みが綺麗になっていく]
こんなものかな。 ありがとう、オズワルド卿。おかげで助かった。
[愛馬に、『また後で来るからな』と囁きかけてから離れる。 次は自分の身嗜みを整えられる番だ]
あれ、お前はたしかレティーシャの。 そうか、なら後であの子と一緒にお茶でもするかな。私も喉が渇いてきたところだし。
[妹が寂しがっているようだと聞けば、そう頷いた。 侍女と一度部屋に戻り、身支度を整えてから。その侍女に、レティーシャへの伝言を頼んで送り出した**]
(33) 2013/02/04(Mon) 02時半頃
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[跪いたオズワルドを見て、慌てて立ち上がるよう指示をした。 そんなことをしてもらうほど、自分に価値はないのだ。 彼が跪くほど、偉くもない。]
……うん。 ありが、とう。
[お礼を簡単に述べて、素直に部屋に戻るため廊下をゆっくりと歩き出した。 途中で伝言を伝えに来た侍女と会えば、ミッシェルの部屋に向かっただろう**]
(34) 2013/02/04(Mon) 17時頃
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……ふう。
[ミッシェルと別れた後、どうしても重苦しい空の漂う城内を歩き、騎士達用の食堂へと辿り着いた。今は人も減ったので城内の兵達もそこで食事を取っている。幸いというべきなのか、備蓄の食糧はなくなりそうにもない。それだけ、人が減ってしまったということだ
どうにも控えめなレティーシャを思い出して、なんとなくに、天井を見上げた
静かだ]
(35) 2013/02/04(Mon) 20時頃
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[現状を打開する方策をいくつか考える。どれも、望みは薄い。そう、あの戦いで、既に決着はついていたのだ。
後はいかに負けるか。それしか残っていなかった
先日の戦いで逝った者を思い出す。将来有望だったK。姫の婚約者だった青年。同い年でまだ一線を張っていた親友
ゆるく首を振る。ふと、一人の兵が歩み寄ってきた]
どうした?
[聞けば、例の斥候が第三国に交渉に出向いた際に、珍しい南国の果物を練りこんだという茶菓子を持ち帰ったらしい]
物好きだな。奴も。
[そのまま亡命するという選択肢があるだろうに、と苦笑いする。まだ時間はある、と彼は言っていたが 王子や姫にも。とのことだった]
そうだな。王子や姫も喜ばれるだろう。
[言いながら立ち上がって、身だしなみを整える]
(36) 2013/02/04(Mon) 20時半頃
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[王子は寝ていたので、枕元に菓子を添えて、軽くベッドを整えると、ミッシェルの部屋へ。途中でレティーシャを見かければ立ち止まる]
(37) 2013/02/04(Mon) 20時半頃
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……あ、れ。 また、会ったね。
[ミッシェルの部屋に向かう途中、オズワルドを見かけて声をかけた。 もうほとんど人もいないこの城で、一日に二度も同じ人物に会うというのは中々ない。 以前は嫌と言うほど見かけたが、それはもう――過去の話だ。]
(38) 2013/02/04(Mon) 21時頃
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御機嫌よう。レティーシャ様。
[一礼する]
南国の果物を練りこんだと言う珍しいお菓子が入りましたので、ぜひ姫様にも、と。 丁度、ミッシェル様の所へ行かれるところでしたでしょうか?
[先ほどの会話の流れを思い出して、少し、微笑んだ]
(39) 2013/02/04(Mon) 21時頃
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…御機嫌よう。
[姫らしい挨拶も振る舞いも好きではなかったが、一応挨拶だけはそれらしく言葉にして。 オズワルドの言葉を聞けば、興味ありげに]
へぇ、結構珍しいお菓子…だね。 …うん。ミッシェルお姉様が、お茶に誘ってくださったから。
[嬉しそうに顔を綻ばせて、そう告げた]
(40) 2013/02/04(Mon) 21時頃
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ええ、とろみがあっておいしい、黄色のフルーツとか。 私も一枚もらいましたが、おいしかったです。
お茶を。それはよかった。
[綻ばせる顔に、こちらも自然と笑みが浮かぶ]
では、是非ミッシェル様の分もお持ちください。
[レティーシャに菓子を渡す]
(41) 2013/02/04(Mon) 21時頃
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[珍しそうに聞きながら、渡された菓子をそっと受け取り]
オズワルドは、来ない…の?
[ただでさえ今は城の蓄えで生きている状況だ。 このようなお菓子を手に入れる機会には、あまり巡り合えないだろう。]
(42) 2013/02/04(Mon) 21時半頃
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おや。
[少し、意外そうに眉を上げてから]
ご婦人でお話したいこともあるかと思いまして。 そうですね。ですが、お誘いいただけるのでしたら、是非、参りましょう。
(43) 2013/02/04(Mon) 21時半頃
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[話したいこと、と聞いて首をゆるやかに横に振る。 女の子が好きそうな話題は、生憎自分は好きではない]
うん、よかったら…一緒にお茶、しよう。
[少したどたどしく誘いの言葉をかけて、とてとてと歩き出した]
(44) 2013/02/04(Mon) 21時半頃
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おや。
[緩やかみ振られた首はそこまで深くは読み取れなかったが、頷く]
ええ。では、ご相伴に預からせていただきます。
[胸の前に手を添えて一礼すると、とてとてと歩き出す少し後ろに歩調をあわせて付いて行った]
(45) 2013/02/04(Mon) 22時頃
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[姫君らしからぬ姫君の部屋は、装飾らしい装飾もない、極めてシンプルな場所だった。 テーブルクロスもベッドカバーも白の無地で、フリルもレース飾りもなにひとつない。 かろうじて、窓辺に寒椿が一輪挿しに飾られている]
よく来てくれた、レティーシャ。 なんだ、オズワルド卿も一緒か。
[来客を満面の笑顔で出迎える。 手の空いていた侍女に頼んで用意してもらった紅茶は、もう一人分すぐに追加で用意されるだろう]
(46) 2013/02/04(Mon) 22時頃
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あ、ミッシェルお姉様。
[出迎えてくれた彼女に微笑みかけ、やはり自分とどこか趣向が似た部屋に足を踏み入れる。 先ほどオズワルドから貰った菓子を差し出し]
あ、の。 これ、オズワルドが。珍しいお菓子だ、って…。
[皆で食べよう、と言いたげにミッシェルを見つめた]
(47) 2013/02/04(Mon) 22時頃
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ご機嫌麗しゅうございます、ミッシェル様。
[一礼して、整えられたであろうミッシェルに笑みを向ける]
ええ。レティーシャ様に誘われまして。
[>>47差し出すレティーシャに目をやりながら、答える]
(48) 2013/02/04(Mon) 22時半頃
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ほう、美味そうだな。 一緒にいただこうか、レティーシャ。
[オズワルドから貰ったらしい菓子を見て、表情を綻ばせる。 女性らしさの足りない姫も、甘いものは一般的な女性同様に好きだった]
オズワルド卿、感謝する。 侍女や厨房長にも、なかなかこういうものは頼めないからな。
[以前と違い、皆があるものでやりくりしているのだ。 姫だからと言って、わがままは言えない。
紅茶だけの味気ないティータイムは、甘いものも楽しめる時間になりそうだ]
(49) 2013/02/04(Mon) 23時頃
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いえ、少し、遠くへ行った者がいまして。彼が持ってきたのですよ。
[あまり詳しくは聞いていなかったが、常人では通れないルートを警戒をしながら辿っているのだろう。その意味ではさほど重くないとはいえ、このような嗜好品まで持ち帰った事には驚かされる]
まだ僅かですが、希望はあるようです。
[その言葉だけ添えて、追加された紅茶の前に座る]
(50) 2013/02/04(Mon) 23時半頃
|
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そのうち、その者に余裕が出来たら外の話も聞かせて貰いたいものだ。
[遠くへ行った者というのが、何のために行っていたのかはうっすら気付いていても、それには触れず。 ただ、土産話を聞きたいとだけ告げた]
……そうか。
[希望、という言葉には小さく微笑み、目を伏せ頷いた。 そして、かわいい妹を見る。
弟妹たちだけでも、なんとか無事に…という考えは口にはしない。 口にしても叶う保証がないから]
(51) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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|
彼はあまり姿を現さないようにしていますしね。どうしても支障が出てしまいますので。 ですが、伝えておきます。 王の叔母様のお孫様の所まで行ったとか。
[同時に多忙でもあったが、話を伝えることくらいは出来るだろうと、頷いた。
自然とミッシェルの視線を追っていた]
……。いや、申し訳ない。優雅なティータイムと行きましょうか。
[にこりと笑みを作ると、カップに手を取って、緩やかに匂いを嗅いだ]
よい香りだ。
(52) 2013/02/05(Tue) 00時半頃
|
|
――ゴホッ、ゴホッ、ガ……
[男はベッドの上で何度も大きな咳を繰り返す。 それやがて嗚咽となり、両手で顔を覆った。
ゼイゼイと空気をむさぼるように、横にしていた体を起こすと膝を抱えるようにして座る。
肩を大きく動かして息をしながら、涙の滲んだ視界は焦点の合わぬまま、狭い部屋の中をさまよう。]
(@0) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/02/05(Tue) 23時半頃
|
ああ……くそ。 結局、何もできやしねぇじゃないか!
[声を荒げるとまた息が苦しくなる。
呼吸をおさえ、苦く呟く。 続くのは意味のない懺悔の言葉だろう。]
――ひめ、はまだ……
[窓から、ミッシェルが城へと戻る>>33のが見えたかもしれない。 咳を続けながら、重い体を何とか動かした。]
(@1) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
|
|
さて……。ごちそうさまでした。
[それからしばらく、お茶と菓子をもらって、話してから、カップを置くと立ち上がる]
私は少し、見舞いに行ってきます。 騎士団の元同僚でして……。 いや、また同僚になった、と言うべきですか。
[騎士なので、姫たちもよく面識があるかもしれない。もし共に行くと言うなら、止めることはせずに、部屋を去る]
(53) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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|
くそっ……!
[ベッドからは何とか降りたが、立ち上がり負傷した左足を支える杖に手が届かず。 手近に何かつかめるものを探そうにも、なにもない。
水差しに水をいれに来てくれた者が、勝手に動かしてしまっていたらしい。 杖に手を伸ばすのをあきらめて――ベッドの上に座りなおした。]
(@2) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
|
|
おい、ヒュー。いるか?
[姫の部屋の扉に比べれば割合乱雑にノックをして、しばし間を置いてから、彼の場所の部屋へと入る]
(54) 2013/02/06(Wed) 00時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/02/06(Wed) 00時頃
|
[ノックの後に入ってきた人を見て、目を丸くした。]
オズワルド殿…… このような格好で失礼いたします。
[体が痛めつけられていても、自然と背筋は伸びる。
それほどに目の前にいる男を尊敬していたのもあるし、 かつて共に研鑽した仲間として、今の無様な姿を見せたくないという矜持もあった。]
(@3) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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そう堅苦しくするな。今は団長でもないのだしな。
[と言っても、深刻な人材難で事実上そういった位置にいるのは事実かもしれない]
力も抜いておけ。張るのは決戦の時で十分だ。
[伸ばす背筋に、傷に触らないようにごく軽く手を置く 実際の所、もう長くはない事は聞いてはいたが、生き延びることを前提に話した]
(55) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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……いや、あなたは俺にとっては。 こうやって胸を張っていたい人なんだ。
[求められているものは騎士としての態度ではない。 昔の――出会った頃の口調にして。
決戦の時、と先のことを口にしながら背に手をあてられたが、やはりその力がゆるむことはない。 誰かといるときは、虚勢を張っていたかった。
視線を巡らせば、そこに姫の姿はあっただろうか。]
――王子、はどうされている。
[護るべき役目はとうに果たせない。 それでもこの城にいる主達が気になった。]
(@4) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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……そうか。 なら何も言わん。
[少しだけ力を込めて、手を離した。相手に合わせて自分も背筋を伸ばす]
王子はよく寝ていらっしゃる。 ……まだ、何も知らない。
(56) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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そうか。王子は…… ……いや、俺もお知らせしなくてもいいと、思う。
[何かを知って意味がある年でもないだろう。 もうすぐ国が滅びるかもしれないとか。 いなくなった王子達は戻ってこれないだとか。]
大切な時に、動けなくてすまない。 体が動けば、馬の面倒でも見に行けるのだが。 ……もう、剣もな。
[小さく微笑んで、壁に立てかけてある剣に視線をやる。 長い間、誇りとして掲げふるってきたそれも、今では持ち上げることすら難しい。]
(@5) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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――ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ
[咳が唇からこぼれ、前かがみになる。 ゼエゼエと息をつきながら、苦しみに目を細めながらも、それが悟られないように顔を伏せる。]
こんな部屋に閉じこもっているせいだ。
[咳について聞かれれば、何でもないようにそう返し。 部屋を出る前には、そこにある杖を取ってくれと頼むだろう。**]
(@6) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/02/06(Wed) 00時半頃
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生きてるだけで十分だ。気にするな。
[しなくていい、と言う言葉にゆっくり頷いて、答えた。 剣へと目をやる。やはり、そうなのかと、小さく頷く]
私も走ったり跪くのは少々、来るな。
[怪我人しかいない、と軽く笑う]
……おい。
[顔は伏せているが、明らかによくない。具体的な状況までは聞いていなかったが、内蔵でもやられたのか、それとも傷から病気にでもかかったのかと考えると、眉がゆがむ。そっと、屈むと軽く背を撫でた]
……はは。寝ていたほうがいいと思うがな。
[言いながらも、杖を取る。そのまま放り投げそうになるが、思い直して、ゆっくり渡すと、立ち上がるのが難儀なら手伝おうとした**]
(57) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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廃村期限が2/8日0;00となっています。
もう一人か二人、いらっしゃったら開始、そうでなければそのまま廃村にしようかと考えています。
(#1) 2013/02/06(Wed) 21時頃
聖歌隊員 レティーシャがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(聖歌隊員 レティーシャは村を出ました)
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[杖を受け取ると、助けは借りずに立ち上がる。 姫は誰か近くにいただろうか。 いれば最低限の礼をとりつつ、歩ける事を示しただろう。]
……少しぐらいならば。
[病人の部屋にいるのも息が詰まるだろう、とオズワルドにも声をかけたか。 誰かがどこかに行こうと言えば、ゆっくりとではあるがそれについて歩いていく。]
(@7) 2013/02/06(Wed) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/02/06(Wed) 23時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 00時頃
飾り職 ミッシェルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(飾り職 ミッシェルは村を出ました)
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まあいいさ。
[自分で立ち上がろうとするのを見て手は貸さずに、歩き出す]
王子もそろそろ起きられるだろう。行ってみるか?
[その横に付きながら、訪ねた**]
(58) 2013/02/07(Thu) 00時半頃
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[ティータイムは、和やかに菓子と紅茶を味わった。 久々の甘味に、表情がほころぶ]
見舞い? 誰かけが人がいるのか。
[部屋を出ようとするオズワルドに尋ねた。 ヒューのことはどの程度知っていただろう。乗馬や狩について教わった中の一人だったろうか。 もしかしたら、亡き婚約者ともかかわりがあったろうか]
私は遠慮をしておいた方が良いだろうな。 余計な気を使わせるだろうからな。
[養生して、早く元気になるようにと伝言だけ頼んで、オズワルドを見送っただろう]
(59) 2013/02/07(Thu) 10時半頃
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この国もざまぁねェな。
[壁に凭れ嘲弄する様に言ちる。]
(60) 2013/02/07(Thu) 20時半頃
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……ん?
ズリエル殿か。
[壁にもたれ、何か聞こえた気がして、振り返る]
(61) 2013/02/07(Thu) 22時頃
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ズリエルは、腕組みを崩さず、にっと遠慮ない笑みを向けた。
2013/02/07(Thu) 22時頃
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[オズワルドとヒューが何処かへと向かい通路を歩いていた。彼らへ向けて言ちた訳でもなかった故に、繰り返す事はなく。]
よぉ、オズワルド。 怪我人連れて何処行こうってんだよ。
[振り返ったオズワルドへと問いを向ける。]
(62) 2013/02/07(Thu) 22時頃
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何、散歩だ。こいつもあんな所にいたのでは余計悪くなると言うことだしな。
[遠慮のない笑みにはこちらもさして遠慮はせずに、笑みを返す]
(63) 2013/02/07(Thu) 22時頃
|
|
ふん。散歩ねぇ。
[じろり。 杖付き時に咳き込むヒューを見遣る。]
・・・・・・。
[含みのある眼差しが一瞬オズワルドへ向けられた。 ズリエルがこの国へ戻ってきた理由は、オズワルドはとうに知っていよう。]
(64) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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|
……。
[ヒューを見やるズリエルに、僅かに肩を落とす]
どうした?
[理由は知っていた。奥深い所まで知っていたかは定かではないし、王はもう……]
ズリエル殿は。どうされるつもりだ?
(65) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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……ズリエル殿。
[少し苦い顔でつぶやく。 騎士を辞めていったのにどうして、と思いつつ。 彼が戻ってきた理由は知らない。
怪我人、との容赦ない言葉には無言で。
オズワルドへズリエルが向けた眼差しの意味は問わずに、 浅く息を吐き出しながら壁に体重を預ける。]
(@8) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 22時半頃
|
[オズワルドの所作に心を留まらせずに、だが、最後の問いにだけ答えた。]
さてねえ。 数少ない食糧でも命永らえる為に喰うかってとこよ。
冬将軍の襲来も峠は越えた。 後は春の女王の訪れを待つばかりだな。
[表面上は時候の雑談。口調も気軽なものだ。]
(66) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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|
ああ。たっぷり食え。どうやら、春までは十分持ちそうだ。
[数少ない食料に、数少ない人。冗談めかして答える]
女王か。
[さしずめ、死の女王だな、と小さく独りごちる]
(67) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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|
[「どうするか」その問いの根本には答えないままだったが。]
お、まだ口が利けたか。 くっくっく、ま、邪険にすんな。
死に損ないの散歩には付き合わんぞ。
[ヒューからも苦い顔で名前を呼ばれても、にやにや笑いは変わらないようだ。]
(68) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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|
好きに喰い散らかしていけよ。 俺の分までな。
[笑みを浮かべる男の狙いが分からない。 食糧、そんなもののためではないだろうに。
そう思いつつ、言葉だけは威勢良く返す。]
(@9) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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|
そりゃいい!
[オズワルドの言葉に豪快に笑って大きく拍手してみせる。その手で、女性の体のラインを両手でなぞるように表した。]
女王も、こうグラマラスに出る所は出て、 ひっこむ所は引っ込んだ抱きたいような女だと歓迎だな。
(69) 2013/02/07(Thu) 23時頃
|
|
何せ、この城にゃ抱きたくなるような女がなー・・・。
お? おお、おお。 食い扶持が増えるのは有りがたいもんだぜ。
なら精々、未練を消して早く死ね。
[威勢良く返されれば容赦ない言葉を向けた。 話がそこで終われば、あとは「あばよ」と二人が歩き去るのを見送ったろうが。]
(70) 2013/02/07(Thu) 23時頃
|
|
ま、好きにしろ。そういう女人も……。 確かご老齢なら残っているし。
ああ、自分でちゃんと口説き落とせよ。
[半ば呆れたように、>>69に答える]
(71) 2013/02/07(Thu) 23時頃
|
|
[と、言っていると、>>70が聞こえて苦笑する]
姫には妙な気を起こすなよ? ま、こうなってしまっては。
[当人がよければ止めはしないが。しかしズリエルを見るとあまりそのような展開も想像がつかずに、肩をすくめる]
滅多な事を言うな。
[とはいえ、この手の冗談は兵士の間ではよく飛び交う代物だ。さして気にすることもない]
(72) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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あんたな……
[抱きたい女、という言葉に相変わらずの彼らしさは見てとり、オズワルドが気にしていなさそうなのもあり。 それ以上は何も言うことなく。]
(@10) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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|
[『早く死ね』と言われて思わず壁から身を浮かすと、杖でもって彼の足を狙い無言の反撃を。 力ない手の攻撃は遅く、易々と避けられただろう。]
言われなくとも、長くはないさ。 くそったれが、その生命力よこしやがれ。
[オズワルドが隣にいるのも忘れ、とても年上に向けるべきではない言葉を口走る。
我に返って喉の奥に詰まった痰を吐きだすように咳払いをし、手の平に落ちた痰の色を見て握りこんだ。]
(@11) 2013/02/07(Thu) 23時頃
|
|
おい、無理するな。後で小突いておくさ。
[>>@11に、思わず口を出す]
全くだ。……全くな。
[と、思わず王を思い出して、天井を眺めた]
……おい。
[咳払いに、顔を覗き込む]
(73) 2013/02/07(Thu) 23時頃
|
|
あー、あのお姫さん? 無理無理。胸ちっせーしな。
あれなら、牛の乳絞りをやってた方がマシだ。
[無遠慮に。そして本人が聞いていればどう反応するか予想のつかない返事をオズワルド>>72へ向けた。]
(74) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
ズリエルは、負傷兵 ヒューの攻撃を敢えて受けた。
2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
……。 私がもう少し血気盛んな頃だったら決闘を申し込んでるぞ。
[呆れながらも、>>74は聞かなかったことにした]
せめて兵舎でしておけ、そういうセリフは。 誰が通りがかるかわからん。
[と言いつつも、寒風しか感じなかった]
(75) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
……あ。
[杖の先がズリエルの足にあたる。 あえて避けなかった、ということが明らかだった。]
…………。
[謝るべきか否かしばし悩み――無言で杖を地面につける。 たいして強い力ではなかったはずだ。 むしろ、杖を持ち上げただけの体が痛む。]
……何でもない。
[咳こんだ後顔を覗きこんできたオズワルト>>73にそう返して、握りこんだ痰は服になすりつけて隠した。 濃い色の布は、痰の色を分からなくしてくれるだろう。]
(@12) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
ったく、威勢が良い所ばかりは変わっちゃいねェ。 馬鹿丁寧な口調より、そっちの口調の方が似合ってんだよ。
[爪先で杖を軽く蹴った。 直ぐに杖はヒューの元へ引き寄せられたろうか。]
(76) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
乳絞り?
[馬のようすを見に行こうとしたところで、会話の切れ端だけが耳に入った。
ちなみに胸は6くらいらしいよ 1性別詐称はしてないよ!AA 2なけなしっていうな!! B 3まあこれくらいは。 C 4たぶん、ふつうだよ? D 5おどろきの F 6ぐーれいと? G]
(77) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
オズワルド卿、誰だこれ?
[意外とぐれいとな胸だったお姫さんが見慣れない顔を指差して尋ねた]
(78) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
[オズワルドの話は、話半分に聞き流し。]
ま、上の姫さんは、なかなかグッドだったな・・・。
[ヒュー>>@12が黙り込んだのを見れば、]
あーあ。全く辛気臭ぇ。 来るんじゃなかったぜ。
[心底嫌がってる口調でもなかったが]
(79) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
[なんとも答えられずに、なんでもないと言うヒューをそのままにしておいた]
これは姫様……。
[恭しく礼をしながら、会話が聞こえていたのかとはらはらしながらちらりと顔を見る]
父搾りが趣味のしがない傭兵、ズリエルでございます。 元騎士ですが。
(80) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
ズリエルは、負傷兵 ヒューに一歩近づくと、ヒューの頭を束の間抱えて、
2013/02/07(Thu) 23時半頃
/*
ずさー募集中です。
このままの場合は要望がなければ廃村となります。
(#2) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
お前はもう永くない。 お前が出来る事はそうそうないのを自覚しろ。 死ぬ前に未練をどれだけ消せるかを考えるんだな。
[ヒューの頭に当てた手を離すと距離も離れた。]
(81) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
うるせぇ、こっちだってその面拝みたくなかったさ。 逃げるなら今のうちに逃げたらどうだ。
[辛気臭い、との言葉に舌打ちをして返す。>>79 続けられた言葉には>>81少し息をのんで]
――未練、などない。 この体で成せることは成した。
姫と王子を。頼む。
[頭を抱えられてそう返す。 振りほどくことはせず、ただ男の腕の中でそう言った。
それは本心ではなく、ただの虚勢だったが。 未練を減らすのが不可能な事は、誰より自身が知っていた。]
(@13) 2013/02/08(Fri) 00時頃
|
|
乳ではなく父か。 ふむ…まあ、趣味は人それぞれだからな。
[オズワルドの言葉>>80に、僅かな間をおいて真顔で頷いた]
ミッシェルだ、よろしく頼む。ズリエル卿。
(82) 2013/02/08(Fri) 00時頃
|
|
少々……発音が拙かったようで。 ええ、乳牛搾りが趣味の男です。
[真顔で頷いた]
お気をつけください。
(83) 2013/02/08(Fri) 00時頃
|
|
[こちらに近づいて来た姫、ミッシェルに軽く目礼をする。 正式な礼を取れないのは、見ての通りだ。
オズワルドによるズリエルの説明には>>80 ――つい、笑みを零す。]
――ゴ、ホッ――失礼。姫。
[やり取りを珍しく浮かべた笑みとともに聞きながら、咳を再びし、手で口元を押さえる。 うつるような病気から来るものではないが、不快にはなるだろう。]
やはり、出歩くのは難しいようです。 すまない――少し、休ませていただきます。
[そう言って、コツリと杖を床につき、自室へとゆるり戻りだす。 ついてくる、という言葉がもしあれば丁寧に断る。]
(@14) 2013/02/08(Fri) 00時頃
|
|
・・・莫迦野郎だな、 何歳(いつ)になっても。
[頼み事に応も否も返さずに。 今際の際においても返事は国の事ばかり。]
冬の山越えは面倒なんだよなー。 老体に響くの何のってさ。
[元の声量に戻ると、わざとらしく腰をぽんぽんとしつつ、オズワルドとミッシェルを振り返る。]
どーも。 乳絞りは健康に良いが持論の傭兵のズリエルだ。 姫さんとは、初顔合わせか?宜しくな。
[気軽にミッシェルへ*片手をあげた。*]
(84) 2013/02/08(Fri) 00時頃
|
|
養生してくれ。
[若干、眉が下がりながら、ヒューを見送った]
(85) 2013/02/08(Fri) 00時頃
|
|
[自室に戻り、ゆっくりと腰を下ろす。 窓の外はまだ冬――]
……はるは、とおいな
[呟いてゼエゼエと息をつきながら、シーツを握り締め。
そうして――男は、眼を閉じる。**]
(@15) 2013/02/08(Fri) 00時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/02/08(Fri) 00時頃
|
[コン、コン、と乾いた咳が響く。 その音の主は、咳き込むごとに長い金の髪を揺らしていた]
(86) 2013/02/08(Fri) 00時半頃
|
|
[目を閉じた男の息は、時折咳を交えながら。 だんだんと、途切れるようになっていく。]
――おうじ。ひめ、さま。 どうか――……
(@16) 2013/02/08(Fri) 00時半頃
|
|
[痛い胸を押さえながら、その手を立てかけてある剣へ伸ばす。 杖がなくては歩けない体は、ばたりと床の上に倒れる。
その痛みも床の冷たさも今は感じず。 倒れたおかげで指先が――剣に、届く。
見えない視線の先に浮かぶのは誰の顔だろうか。 それは――成せないこの先を託せる者。]
おすこ、や――。
[呟いた唇から痰がこぼれ、床を汚す。 剣の柄を握り締めていた手に、一度いっそうの力が入り――
そして、その指からは力が失われた。]
(@17) 2013/02/08(Fri) 00時半頃
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|
[次に女中が部屋を訪れる頃には、男は床に倒れたまま。 それでもその手に誇りであった剣を握り。
苦悶ではなく、どこか安堵の表情で永の眠りについていた。**]
(@18) 2013/02/08(Fri) 00時半頃
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