162 絶望と後悔と懺悔と
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[>>4引き止めようと掛けられる爪に抉られ、 多くの血を失った身体から、更なる紅が散る]
――……。
[戦慄く唇から、言葉を放つことすら既に苦痛で ただ、意識を手放さぬよう耐えながら、蒼白の貌で二人を見詰めた]
(12) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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[零瑠を警戒するサミュエルに、 此方に手を貸す余裕などないのは承知の上だ。 血に汚れた手で黒衣の裾を掴み、立ち上がろうとするけれど]
サミュ ――逃げ、ろ。
[周囲を取り巻く鬼の群れが咆哮をあげる。 視界には既に生きた味方の姿は――涼平の姿すら見えないここは、既に死地。
共に逃げることは適わずとも、 "神速"とまで評されるサミュエル一人なら、或いは――]
(32) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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い、け。 みんなを、たの、む――。
[黒衣の裾から手を離し、逃げろとサミュエルに再度促す。 そして、倒れたまま顔だけをあげ]
おれを、ころ、せ。 け、ど おれだけに、……しろ。 [零瑠の紅に彩られた金色の双眸を見上げ、呻いた]
(47) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[鬼達の咆哮が、地鳴りのように響いていた。 サミュエルは無事に逃げられただろうか。 彼は孤児院時代から、自分の仕事はこなすヤツだった。 事毎に逆上し、突っ走る自分とは違う。――だから、心配などしない。
勿論、彼の言葉>>1:413を、蔑ろにしたつもりもない。 あの状況で、二人とも脱出するのは不可能だった。 だから、無傷のサミュエルに後を託すのが最善だと、そう判断した。 決して、戦いから、逃げ出したわけではない]
[――本当に?**]
(70) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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―吸血鬼の城・零瑠自室―
……。
[背中の引き攣るような痛みに身を捩じらせる。 微かに動いた手が、誰かに握り返された>>138
――リッキィ、か?
まだ子供だった頃、喧嘩をする度、 小さな手を重ねてくれた少女の名を口にしようとして ぼやける視界に映るのは、気遣う表情の零瑠。
急速に、意識が現実に呼び戻されていく]
(151) 2014/02/12(Wed) 21時頃
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[紅の瞳に、憔悴はしても衰えない視線を据える。 傷の具合を聞かれれば、僅かに考える表情]
……手当て、してくれたんだな。
痛むが、あれだけの怪我だ。 まぁ、こんなもんだろ。
[傷を縫い合わせただけの背中>>118は、 苦痛と発熱で周を蝕むが、痛みは生きている証だ。 ぎり、と歯を噛んで耐える]
(155) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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[>>138「まだ少し、生かしてるだけ」 零瑠のそんな言葉に露骨に顔をしかめ] ……あの野郎の命令か? だとしたら、随分悪趣味なこった。
[死ぬことすら出来なかったとは情けねぇ――そんな自嘲の言葉を零す]
(157) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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……で、結局、戦況はどうなった? みんな、生きているのか。
[答えを期待しないまま尋ねるのは、 自分が脱落した後の戦場のこと。 サミュエルたちは無事、撤退出来ただろうか。 それだけが気がかりだった。
――周が零瑠の虜となり、目覚めるまで既に三日が過ぎていた]
(161) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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>>163
……どうだろうな。
勿論、死にたくはねえし、お前が俺を助けてくれたことは、 素直に嬉しいんだが――な。
[気を失う前、最後に見上げた紅い瞳。 零れ落ちる程の殺意を注いだのは、かの金色の鬼にかけられた呪い]
(164) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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――何、言ってやがる? 『みんな』って言やあ、俺たち仲間全部のことだろが。
[敵味方に分かれても、そう簡単に情は捨てられやしない]
直円が――死んだ。……そうか。
だが、形見もないって ……誰も、最期にあいつの傍にいてやれなかったのか?
[あの夜に引き裂かれた仲間の死を告げられて、胸の奥がしんと冷えた。 運命を弄ばれた挙句、独り死んでいったのなら それは、あまりに悲し過ぎたから]
(168) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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ああ、そうだ。
[>>172零瑠の言葉に頷く]
生きてる以上、俺は俺であることを曲げられねえ。 ――だから、さ。 [目が醒めない方がよかったのかもしれない。 鬼の虜となっても、決して戦いを諦めるつもりはなかったから]
(176) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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――涼平まで? クソ、……なんてこった。 [サミュエルやリッキィも、他の皆が無事なのは良かったが――しかし、こともなげに告げられた『人間側』の仲間の凶報に呻いた。
零瑠の虜の自分は兎も角、誰とも知れぬ鬼に囚われた涼平が、どのような扱いを受けているのか知れたものではない。
まさか彼が、半ば裏切る形で明之進の客となっていることなどと知るはずもなく、ただその身を案じる]
(183) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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腹か――? いや、確かに随分、飯を食ってない気がするが。
[涼平の身に思いを馳せていたせいで、 問いへの答えは曖昧なものになる。 それを、肯定と捉えたのだろう。
胸元の桜花に悪戯っぽく指先を触れてから、 零瑠は室外へと去った]
(184) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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……そうでもないさ。 こうしてお前と、話だって出来る。
案外、やれること、あるかも知れないぜ。
[無力を思い知らせようとする零瑠の言葉>>194に、 唇の端を吊り上げてみせた。 命あるかぎり、最後まで諦める訳にはいかない]
(198) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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[>>196少女の来訪と警告を告げられて]
リッキィが来てくれたのか?
ああ、……少なくとも、今は大人しくしてるさ。 大体この怪我で、得物だってねえのに 逃げられると思う程、状況を甘く見てねえよ。 [在りし日のようにじゃれてくる零瑠に、肩を竦めて答え リカルダの名をあげ、念押しをしてきた意味を考える]
(199) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[>>196『命令を破らせること』という、 零瑠の言葉が引っ掛かった。
自分が此処に連れて来られたのは、金色の鬼の命令であることはほぼ間違いない。 だから零瑠の言葉を額面通り受け取れば、 彼には”周を助ける意思がある”ということになる]
(208) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[敵味方に分かれても、きっと――零瑠は信じられる。
甘いと言われようと。 殺し合うことになろうと、その考えは変わらない。
ただ――問題は、戦闘中に二度見せた豹変だ。 その後の彼の様子から考えるに、恐らく始祖に何らかの操作をされているのだろう。 零瑠に周を助ける意思があっても、これでは――]
[そこまで考えて、扉の方へと視線を向けた]
(210) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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[>>238零瑠と入れ違いに部屋に現れたリカルダ。
その五年前とほほ変わらない小柄な姿に、鬼の呪いの力の強さを見せつけられ、心は翳りを帯びるけれど] ……ああ、おはよう。
[神妙な顔つきの挨拶に、心の裡を見せぬように挨拶を返して、問う言葉には]
――夢? ああ、そう言えば、お前が出てきてたっけ。
あれから、結構経つけど、 お前みたいな物好きは、どこにもいなかったから、 印象に残ってたのかもな。
[零瑠に寝言を聞かれていた上に、当の本人にばらされていたらしい。少し、バツが悪い]
(243) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[>>257笑みを浮かべ、夜の世界へとリカルダは誘う。
彼女は、どれほどの昏い夜を越えて、 ここに立っているのだろう。 その意味ありげな笑みの下に、 どれほどの葛藤を抱えているのだろう]
……そうだな。 もし、お前と同じものになれるなら、それがいいんだろうな。 そうすれば、寂しくなくなるかもな。
[リカルダに向ける笑みは寂しさを孕んで]
(270) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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けどな、それは、――それだけは、無理なんだ。 ……なあ、リッキィ。
俺はな、俺達からお前を奪って、 皆の運命を歪めちまったヤツを赦せねえよ。 それに……俺まで鬼になっちまったら、 お前達の恨みを晴らせなくなるだろ。
だから、その提案には乗れない。
[昔の言葉を叶えようと差し伸べられた手を、取ることは出来ず。 すまない――と、たた苦しげに詫びた**]
(272) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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[>>346決別の言葉を口にするリカルダ。 彼女の紅い双眸を、逸らすことなく見詰める。
守ってやるから、ずっと一緒にいてくれ。 ――俺と一緒に来い。 伝えたい言葉はかたちを結ぶことなく、胸の中で静かに解けてゆく。
それでも――]
お別れだなんて、――言うな。 俺は、絶対に諦めない。 だから、……さよならは、言わねえぞ。 [リカルダの願うように後悔をしない為。 最後まで、足掻き続ける]
(352) 2014/02/13(Thu) 20時半頃
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ミナカタは、リッキィの様子に、零瑠の戻りをしった**
2014/02/13(Thu) 21時頃
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ああ、またな。
[>>361困ったように黙り込み、 それでも「またね」と言ってくれたリカルダに、穏やかに笑いかける。
――時が経ち、それでも彼女が周を忘れないでいてくれるなら、思い出すのは笑顔であってほしい、と、ただ願うのだ]
(364) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[リカルダが部屋を出て、零瑠が戻るまでの時間。 突くべき隙はそこにしかない。
彼女を見送ったら、動き出そうして――
「あ」
部屋を出ようとして足を止めたリカルダの声が、零瑠の帰還を知らせた]
……全部、お見通しってわけかよ。
[外から此方の様子を窺う零瑠に苦笑を向ける。 それから、独り取り残された部屋で『脱出の機会はまだあるさ』と自分に言い聞かせながら、深く息を吐いた]
(366) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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おい、……どうした?
[>>370室内に戻るなり、子供のように甘えかかる零瑠に、周の上に浮かぶのは驚きの表情。
その行動に気を取られ、彼が右手に握る若草色には気付いていない]
(372) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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[肩に額を寄せる零瑠を、気が済むまでそのままにさせておく]
いや、良いさ。 [ごめん、と身を離されれば、頭を振って答え]
……飯か。 そうだな、いい加減腹も減ったし、頃合だな。
[左手の椀を見せられ、頷いた。 そしてまだ、見えているならば、零瑠の右手の隙の若草色に視線を引かれる]
(388) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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お前、鉄砲玉が、まともな情報持ってると思うか? 拷問に掛けられたって、喋れることなんざねえっての。
……教育方針がアレだっていうのには、同意だがな。 [>>383愉しげにくるくる話題を変える零瑠に 人参と芋の汁椀を口にしながら答える
守護隊に容赦がない理由は、隊員のほぼ全てが鬼に因縁があるからだ。 それは、決して教育で身にけられるものではない――深い憎悪]
(400) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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やさしい、色だな。
[汁を啜るのをやめ、若草色の菊結びに視線を落とした>>399 人外魔境の城に不釣合いな、それをしばし眺める]
……なら、お言葉に甘えて、 散歩でもしながら、情報交換といこうか。 [椀を置き、ごちそうさんと感謝の意を示し、立ち上がった。 情報の収集と脱出の機会を必ず、見つけなければならない]
(405) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[手首を零瑠に掴まれたまま、城を案内される。
守護隊員で生きてこの城を見るのは、 おそらく周が初めてだろう。
他の鬼とすれ違うことがあるならば、得物を持っていないか その得物を奪い取る隙はないかと、さりげなく目を配りながら 出来る限り、構造を頭に叩き込もうと努力する]
(426) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[>>424不意に零瑠に名を呼ばれ、壁際に押し付けられる。
迫る牙を反射的に首を振り、かわそうとするとする刹那。 視界の端で、きらめくものが動いた。
――刃。
鍛えられた身体は思考が認識するよりも早く、 振り下ろされた懐剣を自由な左手を盾に止めようとするが――]
(434) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[そして、首筋に突き刺さる牙の感覚。 血を奪われる感覚に、苦しげに眉根を寄せる。
太腿に迫る懐剣は、左手で止めることが出来ただろうか?]
――……零瑠、お前。
[圧倒的な身体能力に押し込まれ、身動きできぬまま呻いた]
(437) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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