123 霓虹鬼故事
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― 鷲珈の部屋前 ―
[>>0露蝶に睨まれたのを感じれば、口をへの字に曲げた。 佩芳は視界に入っていたが、何も言葉を掛ける事は出来ない。 >>1:111黍炉に着替えの事を言われれば。]
あー、かも。 ま、探してみます。
[2階の他の部屋は客間だろうか? ―研究者の服を借りるのは嫌だった。
取り敢えず風呂場の前にその辺りを物色する事にして、部屋の前にいる二人に背を向けた。]
(1) 2013/05/24(Fri) 00時頃
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― 風呂場 ―
[首尾よく客間で客用に用意されたらしい着替えを見つければ、それを持って風呂場に向かう。
警備システムと通信アンテナ以外はちゃんと機能しているらしく、試しに出してみたシャワーからは湯が出てきた。 血を吸った服を脱いで、熱い湯をその身に浴びる。]
…は…。
[血が流されて、生き返るような心地。 …けれど。]
っ、くそ…っ。
[綺麗に流されたように見えても、自分の身体は未だ血に塗れているようで。 湯を浴びたまま、その場にしゃがみ込み、頭を抱えた。]
(5) 2013/05/24(Fri) 00時半頃
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…あー、浴び過ぎた…。
[暫く熱い湯をそのまま浴びていれば、湯あたりを起こしそうになり。 少し覚束ない足取りで脱衣場に戻れば、火照った体の水気をタオルで拭き取った。
客用に用意されていた着替えは、パッケージ入りの新しい下着と黒い上下のスウェット。 自分の感覚ではダサい部類に入るが、背に腹は代えられない。 それらを身に付ければ、自分の背丈に合ったサイズなのに微妙な気分になった。]
…一体、俺の事どうやって調べたんだか。
[画像まで撮りやがって、と、鷲珈から送られたメールを思い出す。 恐らくあの部屋にデータがあるのだろうが、今は入る気にはならない。 ―あそこに入るのは、全てが終わってからにしよう。
…全てを、終わらせる為には―…。
椅子に座って濡れた髪をタオルで乾かしながら、ぼんやりと思考に沈む。]
(8) 2013/05/24(Fri) 00時半頃
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[血で濡れた自分の服は風呂場で洗った。 絞った際に出る水の赤が消えるまでゆすぎ、固く絞ってから片隅に干し。 下着は諦めて捨てる事に。
―そして向かったのは、最初に足を運んだリビング。]
(11) 2013/05/24(Fri) 01時頃
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― リビング ―
[キッチンでグラスに入れた水を一杯飲み干すと、ノートパソコンに向かった。 先に読んだ人間に少しその内容を聞いたが、人頼りではなく、自身の目で情報を収集する必要がある。 こういう仕事は苦手ではあるが、仕方ない。
その中に見つけたのは、‘鬼薬’の文字。]
…嘘だろ。
[―自分が呼び出された理由はこれか。 無意識に身体が震えた。 もしあれが本物だったなら、知らなかったとはいえ、自分はその流出に片棒を担いだことになる。]
(12) 2013/05/24(Fri) 01時半頃
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[―薬の効能に目を走らせる。
身体能力の向上。 服用者間の意思疎通。 死ぬまで抑えきれなくなる殺人衝動・人喰いの衝動。 容姿の変化。
そして、 未だ薬の効果を解く方法は開発されていない、事。]
…は、何でこんなもん作っちまったんだよ。 馬鹿じゃねぇの。
[その呟きは一人しかいないリビングに響いた。 薬を作り出した研究者…鷲珈はもう、この世にはいない。**]
(13) 2013/05/24(Fri) 01時半頃
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[― 回想・数日前 ―
鬼薬と呼ばれた薬を運んだ後、いつものように雑居ビルで仲間と酒盛りをする最中、一緒に行動していた仲間が面白いものがある、と言い出した。
彼が取り出したのは、紅い粉薬。 どくり、と胸が跳ねた。]
「これが鬼薬って奴らしい。」 「おいおい、大丈夫かよ。」
何してんだ、ばれたらやばいだろうが。
[運ぶ際、その男に持たせていたのが間違いだったか。 ―市場に出回っている薬ならしばしば横行している事だが、こんな怪しげな薬にまで手を出すとは。 流石に今度、説教してやらなくては、と思いつつ。]
(26) 2013/05/24(Fri) 12時頃
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「怒んなって、黒宵。どうせ偽物だろ?」
[その言葉には同意だ。 自分もそれらしく作ってある偽物だと思っている。依頼人の目的、流出先については深く探らないのが暗黙のルールだ。
けれど酔いの勢いで仲間の一人が妙な事を言い出した。酒の勢いで、時々そういうところがある奴だった。]
「なぁ。これ、試しに飲んでみねぇ?」 「鬼になっちまったらどうすんだよ。」 「大丈夫だって、どうせ偽物だろ?」
[くすねた量は漢方薬一包くらい。 飲もうとした仲間の男からそれを奪い…
酒で一気に、飲み干した。*]
(27) 2013/05/24(Fri) 12時半頃
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…くっ…。
[―あぁ、思い出した。 俺は場を収める為に、あの薬を服用した。 けれど自分の身体には何も変調はなく、やっぱり偽物だ、と判断したんだが。
アルコールで服用した事で、変質しただけなのかもしれない。 此処に載っている情報の一部だけ―気付いたのは此処に来てからだが―当て嵌る事がある。 それともいつか、俺もアイツのように‘鬼’になるのか? …分からない。 けれど服用者だとばれれば、殺される? ―自分は猟奇殺人なんてやっていないのに。]
は…、冗談じゃねぇぞ。
(28) 2013/05/24(Fri) 12時半頃
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[鬼とそうでない人間を見分ける方法は開発中とあった。 此処に載せてあるという事は、精度が低くかったとしても、既に使えるものがあるかもしれない。 集められた客の中にそういった手段を持った人間がいたら拙い。]
…探さないと、な。
[自分の鞄の中からナイフを取り出して、念の為にスウェットのポケットに入れておく。 ―2階に上がる際、地下に続いていると思われる階段があったのを思い出す。 もしかしたら地下に何かあるかもしれない。
誰かと落ち合って探るか、それとも地下に行くか。 ―暫し考えた末に、一度、地下に足を運んでみる事にした。]
(29) 2013/05/24(Fri) 12時半頃
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― 地下・研究室前 ―
[普段は認証ロックがされているのだろう、地下の階段に通じる扉とその先の研究室の扉は落雷の意影響で解除されていて。]
…運が悪かったな、爺。
[周囲をちらりと見て、誰かに見られていないか確認してから研究室に入っていく。 もし誰かに見咎められたなら、鬼を見つける方法がないか探している、と答えるだろう。 ―事実、そうなのだから。]
(30) 2013/05/24(Fri) 14時頃
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― 地下・研究室 ―
[研究室内には色々な機器が置いてあった。 こういった物には縁がないので、それらが何の役目を果たすのかは分からない。 薬品の入っている瓶が並んだ棚。一部が抜けているのは、研究者が持って行ったのだろうか。他に何かないか視線を移し]
…っ…。
[惨殺死体の写真が貼られたボード。 恐らく、今回の一件…明夜も関わっているものもあるのだろう。 ―胸糞が悪い。 眉間に皺を寄せてそれらから視線を外す。そしてそのまま更に奥へと歩いて行った。**]
(31) 2013/05/24(Fri) 14時頃
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― 研究室 ― うーわ…。 [研究室の奥にあったパソコンには、実験データの一部が収められていた。 落雷の影響でおしゃかになっているものもあったが、運よく無事だったパソコンのパスワードは机の中のメモに記されていて。 首尾よく閲覧する事が出来たそれらを見て不快感を顕わにする。
何でこんな事を執拗に研究したんだか。 ―やっぱり理解に苦しむ。 データによれば、服用すると遺伝子の一部に変化が生じるようだ。 それなら例えば髪の毛を採取して鑑定、とかすれば。]
(39) 2013/05/24(Fri) 19時頃
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…ん。
[こちらに近付いてきた足音>>38を聞きつけて、思考を止め、ぴくり、と眉を動かす。 明夜程ではないが、薬の恩恵で只の人間よりも感覚が鋭くなっているのか。
少し考えた挙句、今気付いたというように此方にやって来る相手を迎える事に。 露蝶が研究室に入って来たなら、少し遅れたタイミングで、誰だ?と誰何する声と共に奥の部屋から顔を出すだろう。
その声に険はなく、相手の知る自分と変わらない様子で。**]
(41) 2013/05/24(Fri) 19時半頃
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サミュエルは、ドリベルに話の続きを促した。
2013/05/24(Fri) 19時半頃
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― 地下・研究室 ―
[露蝶が研究室に入って来れば、それから遅れて奥の部屋から顔を出す。 誰何する声には険はなく。]
…誰だ? あぁ…、露蝶か。何か探し物?
[自分は警戒を少し緩めるが、彼女の顔は少し強張っていた。 そんな彼女に自分が手ぶらなのをアピールしながら奥の部屋から出てくる。]
鬼と人間を見分ける方法探してたんだけど、これがなかなか。 奥の部屋のパソコンのデータには、遺伝子に変化が生じるってあったんだけど。 やっぱ、口で信用して貰うよりも、何らかの結果を見せた方が分かりやすいじゃん?
[彼女がその手段を持っているとは知らない。 無防備に自分の知った情報を晒しつつ、困ったように頭を掻きながら問いかける。]
―なぁ、露蝶は何か掴めた?
(44) 2013/05/24(Fri) 21時半頃
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あー、悪い。
[>>48>>49露蝶は自分がいる事に気付いていなかったようだし。それには片手を上げて正直に謝って。
>>53目を瞬かせた彼女が何かを思い出しているようだと気付けば、自分のした話が何かの琴線に触れたのだろうか、と。
けれど彼女の前にある机の上に置かれたガラス製の小皿に気付けば僅かに目を瞬かせる。]
ん。…何って言ったっけ、それ。 ガキん時に実験で使った覚えがある。 …しゃ、何とか?
[その小皿の名前は本当に知らなかったが、興味は示していた。 もしかしたら、彼女は何か知っているかもしれない、と。 何か言いかけて口を閉ざす露蝶。 続く沈黙には、怪訝そうに緩く首を傾げながら]
―どうかした、か?
(57) 2013/05/24(Fri) 22時半頃
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― 地下・研究室 ―
あぁ、それ。 俺もそんなにやってねぇよ。見て思い出しただけで。
[>>61彼女の言葉で、納得したように手をポンと打つ。 一応、祖母の教育方針でそれなりの学校には通わされていたのだった。―その未来が今なのだが。]
…?
[>>62意を決したような気配。 財布の中から出したのが何かの液体と髪の毛だと分かれば、僅かに目を瞬かせながらもじっと彼女の手つきを見つめ。 薬剤が入ったシャーレの中に入れられた淡い色の髪。 その液体が虹色の光を放てば、驚いたように目を瞬かせ。]
…っ、何だこれ…。 光ったら、何かあんのか?
(64) 2013/05/24(Fri) 23時頃
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[>>63聞いた直後に瞳を見つめられて告げられた言葉。]
―…これ、明夜の髪? 明夜が鬼って事…?
[―人と鬼とを見分ける鑑定方法。 結果は分かっていたが、実際にそれを目にすれば声が上ずる。 これでもし自分が調べられたなら。 ―冷や汗が背中を伝う。
ナイフはポケットの中にある、が。 すぐに手を出すのはあからさま過ぎないか。]
(65) 2013/05/24(Fri) 23時半頃
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―打ち明けてくれて、ありがとう、な。
[あぁ、果たしてちゃんと笑えているだろうか。 ともかく顔には笑みを浮かべて…左手で露蝶を突き飛ばす。 右手はポケットに入れているナイフを引き抜き。
―彼女の隙を上手く付けたなら、肩を床に押さえこんで彼女の心臓に右手に握ったナイフを突き立てようとした。]
(67) 2013/05/24(Fri) 23時半頃
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ぐぁ…っ!
[首に向かって振り上げられた刃。 気付いて上体を捩じって逃れようとしたが、渾身の力の籠ったそれは肩に突き刺さる。
走った痛みを歯を食いしばって堪え、ナイフを握り直して自分も彼女にナイフを突き立てる。
怯んだ所為で僅かにずれるか。 ―それとも。]
(72) 2013/05/25(Sat) 00時頃
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