103 善と悪の果実
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─今朝─ [遠く、悲鳴が聞こえた気がして意識が浮かぶ。]
何が…
[寝言のように呟き、微睡みから覚めやらぬまま身体を起こすと、 続いて、廊下からの喧騒が伝わってきて 只事では無い様子を察した。 言い知れぬ胸騒ぎを覚え、慌てて最低限の身支度を整えると ドアを開く。]
何か、ありましたの…?
[大広間の方へと流れて行く人間の口々から錯綜する情報。 その中から拾い上げたのは。]
黄金の果実が、消えた…!?
[急ぎ、大広間へと駆け出した。 何かの間違いであって欲しいと願いながら。**]
(20) 2012/09/26(Wed) 10時半頃
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―回想― [>>1:160使用人から冷えた檸檬水を受け取り、口を付けた後。 個室で休む前に、もう一度間近で林檎を鑑賞するために 壇上へと近付く。
刺青の男と夕闇伯の諍いは既に収まっていたようで 徐々に元の会場の空気へと戻っていた。
>>1:175壇上前にいるおどおどした様子の男性が目に入り、 確かテラス前で擦れ違った人物だったと思い当たる。>>0:198 ハンカチで口を押さえたまま、何かぶつぶつと 低い声で同じ言葉を何度も呟いているようだ。 相変わらず顔色は悪い。]
…お水でも、貰いましょうか?
[おせっかいかとも思ったが、そう声を掛ける。]
(35) 2012/09/26(Wed) 21時頃
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―回想―
[再び、林檎の前へと辿り着き、その輝きを見詰める。 やはり、美しい。 楽園の果実は、あの小さな躯体の中に 一体どれ程の叡智を秘めているのだろう。 どんな歌を知っているのだろう。
眩い姿を通して思いを馳せるだけで、 あっという間に時間は過ぎていった。
しばらくして、 使用人から、各自に与えられた客室へと案内を受け 長いようで短かった一日を終える。
ベッドに入ると、宴の終わりを惜しみながら目を閉じた。]
(36) 2012/09/26(Wed) 21時頃
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―大広間へ―
[赤絨毯が引かれた階段を駆け下り、先を急ぐ。 他にも同じように大広間へ向かう人が居たが、 その中に知っている顔はあっただろうか。
大広間の扉は開かれており、少し高い位置にある壇上まで 真っ直ぐ見渡すことが出来た。
昨晩まで果実が鎮座していた台座の上。 黄金は、見えなかった。
言葉を無くして、立ち尽くす……]
(43) 2012/09/26(Wed) 21時半頃
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[しばし呆然としていたが、 聞き覚えのある少年の声が意識に滑り込み、そちらを見る。
>>12ポーチュラカの手を引いたトニーが、皆に問う声だ。]
物音…… いいえ。聞いていないわ……
[果実の喪失という事実を受け止め切れていない中。 悪い知らせは更に続く。 栄光の死―― >>31瞬間、くすんだ金髪が翻った。 駆け出すポーチュラカを追って、私を含めた何人かが後に続く。 迷う事無く3階の一室へと飛び込む彼女に続いて、 その奥を見ると。
紅に染まった館の主が、 二度と物言わぬ栄光が、在った。
>>34ポーチュラカが、姉様、と呟くのが聞こえる――]
(54) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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[震え出しそうな身体を押さえつけるために、 胸の前で強く自分の手を握り締める。
指先に血が通らなくなって、 ぞっとする冷たさが心と身体を支配した。]
(56) 2012/09/26(Wed) 22時半頃
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[…黄金の果実の喪失も、血染めの栄光も、 どちらも十二分に最悪な出来事であったが 更に状況は悪いらしい。
使用人から、狂犬の包囲により 外に出られないと言う事実を聞くに至り、 漸く状況を理解する。
果実の所持者を殺め、その実をもぎ取った者が居るこの館に、 今ここに居る全員が、閉じ込められたのだと。]
(61) 2012/09/26(Wed) 23時頃
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>>34 ミス・ポーチュラカ…?
[赤く染まったグロリアを見詰めて動かない少女を 心配したかのように声を掛ける。
部屋には鉄錆と生臭さが入り混じった臭いが充満しており 嗅覚を刺激して、ますます血の気が引くようだ――]
あまり、ここには居ない方が良いと思いますの…
[蒼褪めた顔で、言外に、戻ることを促すよう語り掛ける。]
(66) 2012/09/26(Wed) 23時半頃
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[>>70男の漏らした感想があまりに場違いに感じて、 咄嗟に口が動いた。]
そんな言い方……!
[止めなさい、と言うまで言葉も続けられず、 血の気の戻っていない顔で睨み付けてみるも 動揺の残ったこの様では 気迫といったものは一切出ていなかっただろう。]
(71) 2012/09/27(Thu) 00時頃
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[>>91空の台座に気を取られつつの返答に、 トニーが笑ったようだった。
……私は今、どんな表情をしているのだろうか。
落ち着いた様子の少年を見て、 幼い筈の子どもが何故こうも 冷静でいられるのかと不思議に思う。
初めて会った時から年不相応な感覚を抱いていたが、 その印象は、更に募っていく。]
(132) 2012/09/27(Thu) 20時頃
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―グロリアの居室―
[>>75ニヤニヤと笑う男を、不快感も顕に見据える。 昨晩、壇上で口上を述べていた姿を見たばかりなのに たった一晩の内に変わり果てた栄光の姿を前にしても 尚楽しげな様子の男。 この場に居て欲しくないと感じても仕方が無いだろう。]
………………
[男の姿が見えなくなるまで、 おどけたように肩を竦める背中を睨み付けたまま動かなかった。]
(133) 2012/09/27(Thu) 20時頃
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―グロリアの居室―
[>>89”姉様”を見詰めていたポーチュラカは、しばらく動けないでいるようだった。 おそらくショックだったのだろう。無理もない、と思う。 斯く言う私も、自分の震えを抑えるだけで手一杯なのだから。
この時、ポーチュラカが本当はどんな表情をしていたかなんて 考えもしなかった。
気持ちを落ち着かせるためだろうか、 目を閉じ、開いて、やっと彼女からの返事が返ってきた。
―やはり、酷い顔をしているようだ……]
そう、ですわね……戻りましょう。
(134) 2012/09/27(Thu) 20時半頃
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[刺青の男が去った後、 裾を引く少女に視線を戻して、繋ぐように伸ばされた手を取る。 その手は小さく、暖かく感じられた。
見えないようにとの計らいで、 紅に侵蝕される白いシーツによって 栄光の表情は隠されたが…
日常から大きくかけ離れた光景は、 明らかに異質な雰囲気を纏っている。]
(135) 2012/09/27(Thu) 20時半頃
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一度、部屋に戻って…少しだけ休ませてもらおうと思います… 皆さん、大広間にいらっしゃるのかしら。 すぐにそちらへ行くようにしますから…
[共に歩き、自室の前まで付いて来てくれた彼女に また後で、と言って、繋いでいた手を離す。]
(136) 2012/09/27(Thu) 21時頃
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[ポーチュラカと別れる直前。
今ここで訊くのは憚られるが、しかし、 どうしても気になったことを問うた。]
あの、失礼な事を訊くかも知れませんけど… グロリア様は、ミス・ポーチュラカにとって どういった方なのでしょうか…?
[栄光と私の事を、姉様、と呼ぶ少女。 グロリアとの関係が分からず、 どういう言葉を掛けたら良いのかも分からなかったから。
彼女は何と答えただろうか。
その後、部屋に入って扉を閉め、そのまま扉に凭れ掛かった。]
(137) 2012/09/27(Thu) 21時頃
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―自室―
[栄光の部屋で見た紅い色が、頭にこびり付いて離れない。 胸の奥がざわつく不吉な色。 頭が疼くような感覚も伴っている。
栄光は殺された。 おそらく、黄金の果実を隠した人物によってだろうと想像する。
この日に偶然、果実の消失とグロリアの殺害が重なるなんて 考えられなかった。
朝、慌てて飛び出したために ベッド脇に置きっぱなしにしていたバッグへと手を伸ばす。 触れると、すぐに固い感触が見つけられた。]
……………
[溜息が零れた。]
(138) 2012/09/27(Thu) 21時頃
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―自室の前>>139―
……未来?
[グロリアのようになりたかった、という事だろうか。 彼女がグロリアに憧れていたのだろうという事は 何となく分かった。 実際、それに足るだけの人物だったと思う。]
そう… ありがとう。 ごめんなさい、変な事を訊いてしまって。
[部屋に入ってすぐ、凭れ掛かっていた扉の向こうから ポーチュラカの声が届いた。 大好きな、姉と慕う人物の死を目の当たりにした 少女の気持ちは如何程か…]
(143) 2012/09/27(Thu) 21時半頃
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―自室―
善と悪の果実は、何処に行ってしまったのでしょうね……
――……グロリア様……
[呟きに答える者など、いるはずもないのに。
あまり疲れた表情で皆に合流する訳にもいかないだろうと 椅子に腰掛けて、しばし無理矢理目を閉じた。]
(145) 2012/09/27(Thu) 21時半頃
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―回想>>122>>123―
[こちらの掛けた声に気付いたらしく、 我に返ったかのように言葉を返す草臥れたスーツの男。 喉は渇いていたようなので 使用人に声を掛け、檸檬水を受け取って それを男に渡した。
彼はジョセフと言う名前らしい。]
私はコリーンと申します。 宜しくお願い致しますね。
ええ。 グロリア様には、以前お仕事の関係でお世話になった事がありまして。
[少しは落ち着いた様子の彼と他愛も無い会話をした後、 もう一度林檎の元へと足を運んだのだった。]
(150) 2012/09/27(Thu) 22時頃
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―大広間―
これは…
[大広間に着いた時、諍いを発端とする騒動のために 夕闇伯と刺青の男から一定以上離れた周囲の人間は 誰も彼もがその争いを見ていた。
一人、近付いた使用人が、勇敢にも 刃物を持った夕闇伯へと制止を促して、 最悪の事態は回避できたようだが…
刺青の男は頬に一筋の赤い線を、 夕闇伯は肩に傷を負ったようだった。
不穏な空気は消えない。]
楽園の禁忌を破れば、もう元には戻れない、のでしょうね…
(166) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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[>>173を聞いて]
……目的。
[やはり、果実を探し出さなければならない。 禁忌を犯した者があれを持ち続けるなど、 許されるはずが無いのだから。]
(176) 2012/09/27(Thu) 23時半頃
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[>>180去り際の言葉を聞いて]
何を、得たんでしょうね… 知識か、富か、虚栄か、ただの我侭か…
後悔など、もし、していたとしても同情できません。 手を出してはいけないものに、その手をかけたんですから――
[こんな状況でも、飄々と空気に馴染んでいるように見える彼は、どこか底が知れない部分がある。 好奇心に満ちた表情は、どこまで真実を映しているのだろうか。]
(193) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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[>>181彼から、落ち着いて、という言葉が出たことが 皮肉に思える程、その声は震えていた。 内容は真っ当なものだが、果たしてそれだけのために 臆病そうな彼が口出しできるものだろうか、と考える。]
[ポーチュラカと、黒い蝶を従えた彼女は 和やかに会話と、食事を続けている。
刃傷沙汰よりは余程平和な光景であるはずなのに 秘宝と主が失われた楽園で執り行われるその晩餐は 微かな歪さを感じずにはいられないものだった。]
(198) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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