56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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――砦外――
[涙を流す公女と目があう。 何も言葉を発する事は出来ずに見つめるだけだった。 ヤニクに声をかけられれば焦点もままらない瞳で顔を向けた。]
泣かせたの?なんで泣かせるの? 死んでるとか言わないでよ… ペラジーは死んでなんか… [必死で声を押し出すが消えかかる言葉は幼馴染みに聞こえただろうか。]
(6) 2011/07/04(Mon) 01時半頃
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[ 公女の涙。 友人の死。
頭の中で反響をした。]
「ずぅ―――――――………ん」
[近場で聞こえる爆発音。 周囲は地響きと共に木々の木の葉が揺れ、一斉にざわめきだした。
この戦況下では既に何が起こってもおかしくない。]
(7) 2011/07/04(Mon) 01時半頃
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[幼馴染みの大きな声は焦点の合わなかった瞳を元に戻す。]
あ…わかった。
[背負われる友人を見つめながら女は公女の手を引いて、彼の後を追いかけた。 公女が何を言おうとも、女は必死に砦へと走った。]
(8) 2011/07/04(Mon) 02時頃
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[砦は外より安全だった。 ペラジーをヤニクが他の者に任せる姿を見つめ>>10、女は振り返り涙を流す公女に近づき話かける。]
大丈夫ですか? ヤニクが無礼なことをしていたら申し訳ございません。
[幼馴染みに否定されなかった言葉を思い出す>>1。 公女の様に泣けるのならば泣きたかった。 全ての感情を押し流すように涙を流せるものならば…
一体どんなに楽なのだろう**]
(14) 2011/07/04(Mon) 02時半頃
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[公女は涙で溢れた瞳を向ける。 ここで自身が泣いてしまえば、何も先には進まない。 女は涙を堪え、解かれた髪の毛を全て後ろに持って行くとそっと公女を抱きしめた。]
無礼を承知で行っております。 お許し下さい。
何故自身を責めるのですか? 外交が失敗したからですか?
[外交の失敗は参謀から聞いていた>>4:49。躊躇いがちに出す言葉。 愛する人と問われれば脳裏に浮かぶのはただ一人。]
公女様はお強いです。 私なら耐えられません。例え貴女の立場でも…私には無理です。 愛する人と戦う苦しみを味わうのならば、私は自らの命を絶ってしまうかもしれません。
[想像が出来なかった。したくはなかった。 苦しむ公女に何も気の利いた言葉も言えずに口を噤んだ。]
(16) 2011/07/04(Mon) 21時頃
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…いくつか聞いても宜しいでしょうか? 愛する人との関係が悪化したと感じるのは何故ですか? 貴女は…関係が悪化した後にそのお方に会いましたでしょうか?
[耳元で尋ねる公女への質問。 女は公女からの返事が来るまで、彼女が僅かでも落ち着くように背中をさすっているだろう。]
(17) 2011/07/04(Mon) 21時頃
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[公女の答え…>>25。 彼女のセシルへの愛情が伝わって来るのがよくわかる。]
会った方が良いと思います。 そして…真実を確かめてみるのです。 もしかしたら彼は戦を望んでいないのかもしれない。
[絶望からの僅かな兆しを頼りに発する言葉を並べる。 女が何を言いたいのか…それは誰にもわからない。]
戦場には出ないで下さいね。 危険ですので絶対に辞めて下さい。 会いたいのならば…私がどうにか致しましょう。
[安心させるかのように声は応えた。 しかし公女からは見えない。女の表情が曇り眼になっていることを。]
(26) 2011/07/04(Mon) 23時半頃
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[彼女は何を考えているのだろう>>28。 女に問うその言葉は心なしか明るく聞こえた。 そんな公女に女は冷静に答えた。]
私には申し訳ありませんが分かりかねます。。 知っていても…公女様に教えることは出来ません。
[女は抱きしめた手に一度、力を入れるとすっと放し、一礼を。]
必ず連れてきますから。変な考えは辞めて下さい。 公女様は砦の中でお待ち下されば良いのです。 では…失礼します。
[女はその場から立ち去った。 彼女の幸せを考え、ある場所へと向かう。]
(30) 2011/07/05(Tue) 00時頃
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― 遺体安置所 ―
[公女の返事を聞けば女は一礼をして遺体安置所へと足を運んだ。余計な音が一切入らない部屋。 自身が探していたムパムスピを含め、大切な友人を含めれば見知った顔が数体あった。]
こんなはずでは…
[冷たく横たわる神父。厩務員の少年。自軍の上官。物資補給管理者。参謀者。父の面影を照らしていた上官。そして友人――― 物言わぬ彼らを見つめ、同時に頬を伝わる自身の涙。] ヴェスパタイン副団長はなんで私をおいて行くのですか?! 剣術の指導をしてくれるとおっしゃってくれたではないですか…?! 私はまだ教わっておりません。 それに…私はあなたにまだきちんと謝って…いな…ぃ。
ペラジー…痛かったよね。首だもんね… ごめんね。守ってあげられなくて…ごめんね。
[涙の跡が見られる友人の頬に触り、自身のハンカチで優しく拭った。人がいようと関係ない。女は抑えていたものが溢れ膝から崩れて、次第に声は嗚咽へと変わった。 全員の死因を聞けば女の声は枯れるまで泣いた。]
(31) 2011/07/05(Tue) 00時頃
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[女は二通の手紙を書いた。
さらさらと迷いはなく進む筆。 その後、筆を置くと次は髪の毛に鋏を入れた。美しく腰まで伸びた髪の毛は肩の長さになった。 それはある決意の固さ。 女は手紙を握りしめ、部屋を出た。他の者に手紙を託し、女は向かう。
自身が一番大切な人の元へ…]
(33) 2011/07/05(Tue) 00時頃
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― 砦前 ―
見つけた。 ヤニク。話がある。
[女は捜した。必死で幼馴染みを捜して回った。 緊張した面持ち…見れば忙しいのはわかるけれども―― 髪の毛が短くなった自身を見れば幼馴染は何を思うだろうか。 彼が振り向けば無言で近づき、人目も憚らず自身の唇を彼の唇へと重ねる。 怒られそうだがせずにはいられなかった。感情のままに起こす行動。一人の女をしての行動。]
…ん。ごめん。 好きだった。幼い頃からずっと好きだった。 今も大好き。私はヤニクがいなくなるのが怖かった。だからこの騎士団へ来た。
[初めて語る入団理由。一つ一つ言葉を綴る。上手く伝えることは出来ないがそれでも表情は真剣に。 女の瞳に映るは女が何年も愛した幼馴染の顔だった。一方通行でも良い。伝えたかった自身の気持ち。]
(34) 2011/07/05(Tue) 00時頃
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[何故自分がこんなことをしてしまったのかはわからない。 幼馴染みの言葉を借りれば言わない方が「未練」だと感じたからだった。]
大丈夫。伝えたかっただけだから。ありがとう。 私ね、これからちょっと行くとこがあるんだ。もしかしたらもう逢えないかもしれない…
ねぇ。来世で逢ったらさ…また幼馴染でいさせてね。
[眉は八の字になっていたかもしれないが、精一杯の笑顔で笑って見せた。 そして彼を見送り自身は愛馬に乗って目的地へと目指す。]
(44) 2011/07/05(Tue) 00時頃
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(私はどうなっても良いから… ヤニク…あなたはどうか無事でいて。)
(45) 2011/07/05(Tue) 00時半頃
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― 隣国 ―
[一人で向かう、敵陣営。姿を見れば、何も言われず通されるだろう。そう――敵将であるガイル・カロッサの所へ。]
何故襲って来た。私はお前らのいうとおりに行っていただろう。 それの答えがこれか!?
[女は騎士団に入団した後に父親が生きてることを知った。 しかしそれは隣国であるこの国に囚われていた。父親の出身はこの国だった。つまり…亡命。許されぬこと。 病院へ運ばれ、医師から死を告げられたがそれも嘘だった。父親は国へと連れ戻されたのだ。 父親の国へ行ってみれば脅迫される。「親を殺して欲しくなかったら協力しろ。」と。]
私はこの戦いなど望んではいなかった。協力をすれば戦争にはならないと言われた…だから!!
[女が協力していたこと。それは物資をほんの僅かだがこの国に手渡していたことだった。ばれたことは一度もなかった。]
(46) 2011/07/05(Tue) 00時半頃
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ベネット・ファーレンハイト… [突然話し出す亡くなった人の名。静寂なこの部屋で異様な空気が二人の間を流れた。]
あんたの剣術レベルは下だ。力任せでねじ伏せようとする。剣術レベルでは私以下だ。 イアン・レッドフィールドやセドリック・ヴェスパタインには敵わないのは自分で良くわかっているだろう? だから初日に弓兵部隊がイアン・レッドフィールドを狙ったがそれに気が付いたベネット・ファーレンハイトが気が付き替わりに息絶えた。 計算違えだったが副団長と言う身分の彼を殺害出来たことは結果的に成功した。
(51) 2011/07/05(Tue) 00時半頃
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ムパムピス・ドルナー、フィリップ・マーシャル。 彼らは前日に捕虜となった偵察者・テオドールに殺害された。奴が鍵開けが得意なことをもっと早くに気が付いていれば良かった… だがもうその彼もいないことはわかっているだろう。彼は既に殺害された。
セドリック・ヴェスパタイン。 剣術が敵わないお前は弟のクリストファー・カロッサに頼んで矢を射った。奴は名手のようだな。案の定、胸を貫き殺害することに成功した。
(55) 2011/07/05(Tue) 00時半頃
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ペラジー・コロン。 私の友人。彼女はセドリック・ヴェスパタインを殺害するために射った矢の流れ矢に当たって亡くなった。 お前は知っているか?彼女がどんな思いで亡くなったか…お前なんかにわかるわけないよな。
バーナード=バース。 彼の死は私には理解出来ないが…物資補給管理者だった彼がいなくなれば物資が滞るでも思ったか? 殺害方法はなんだ…?
(57) 2011/07/05(Tue) 00時半頃
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