189 とある結社の手記:8
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-明朝 広間-
[少年は椅子に座り、握りしめた両手を膝に置いている。 ほんとうはその手で耳を塞いでしまいたかったけれど、ふいに渡された投票用紙をじっと見つめる。]
誰を…
[書けばいいかなどと、聞いて答えが返って来るわけがない。]
(19) 2014/08/14(Thu) 01時半頃
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…お茶にしませんか。
[厨房でお茶を淹れた少年が広間に戻ってくる。 自分にできることをしていれば、また一日が恙無く過ぎ去るような、そんな気がしたから。けれど誰かの目を見ることが出来なくて、お茶に誘う言葉は何もないテーブルに向けて。]
(どんな目で僕は誰かを見たらいいんだろう… 誰かは僕をどんな目で見るんだろう…)
[おぼつか無い手先に、茶器が抗議の音を立てる。そうして黙々とお茶の用意を終えると、少年は椅子に座り目前のカップを見つめていた。**]
(25) 2014/08/14(Thu) 02時頃
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名乗り出てくれたら…。 そのあとは、どうするんですか?
[彼の口調に少しだけつられて、思いが声になる。 少年はお茶を注いだカップをリーの前に置いた。 何か穏便に済ませる方法があるなら飛びつきたい気分で、けれどそんなものはないのだろうと、縋るようにリーの目を窺う。]
(36) 2014/08/14(Thu) 09時半頃
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[少年はリーを見返す。 視界の脇で、投票用紙がやけに白く目立つ気がする。 有無を言わさず名前を書いた方が楽だ。でも、二人いるのだから]
信用…してくれるでしょうか。
[納得出来ない表情が、反語になって口からも出た。]
(44) 2014/08/14(Thu) 14時頃
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…そうですね。
[少年の同意はどちらの大人に向けられたものだったか。 撫でられる髪もそのままに呟いた。名乗りがなければ、この投票用紙はどう使えば良いのか、誰の名を書けというのだろうか。狼が馬鹿でないのなら]
人間だって…。
[掴む藁がない。イアンの提案に、少年は小さく呟いた。]
(50) 2014/08/14(Thu) 16時頃
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ヴェスパタイン。
[あの怖い人。少年は小さく独語する。 迂闊にもまだ名を知らない人が居ると気が付いた。そうして]
あの女の人。髪の色がきれいな…。僕、名乗ってない…。
[それはとても卑怯なことに思えて。 少年はキャロライナを探す為に、広間を見渡した。]
(64) 2014/08/14(Thu) 19時頃
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[少年は黙っていた。 広間の隅にキャロライナの姿が見えたけれど、とても席を立つことなどできなくて。少年なりに話を理解しようとじっと会話を追っていた。ほんとうは目を閉じて、耳も塞いでしまいたかった。]
ラルフさん…。
[気遣わしげな声が漏れただけで、 少年には、何も助けになることが出来ない。]
(145) 2014/08/15(Fri) 00時頃
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[ラルフの身体がこちらに向いた気がしたけれど、 躊躇された気がして、胸が痛む。彼は自分に何を見ているのだろうと思うと、数歩の距離が遠い。駆け寄ろうと思って思いとどまる。]
僕、知ってます…。 ラルフさんがやさしい人だって。知ってますよ。
[無理に笑顔を作って、少年は踵を返した。]
(164) 2014/08/15(Fri) 00時半頃
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あの…
僕、オスカーって言います。あの… 兎肉、ごめんなさい。
[スージーの傍に立った少年は、投票用紙とは違う紙片に、流暢な文字で書かれた自分の名を差し出す。そうして名を知りたいと聞いて良いものか、少し手が震えた。]
(173) 2014/08/15(Fri) 01時頃
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[思いは言葉にしないと伝わらないのだ。 と、集会所にやってきてから何度目か。少年は思う。]
あの… 僕、あなたの名前を… あの紙に、書かないといけないかもしないから。
あの!いまじゃないんです!もしかしたら!
[どうしてもしどろもどろになる。]
…ごめんなさい。名前。教えてください。
(183) 2014/08/15(Fri) 01時頃
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[スージーの声に少年は驚いて逃げ出しそうになる。けれど]
スージーさん…。 ありがとうございました。
[少年は深くお辞儀をする。 そうしてスージーの傍を離れ、コルクボードの前に立つ。 紙片にまた文字を書いて、貼り付けた。]
「兎肉をください。 オスカー・ファン・ヴェートホーフェン」
[ふと、少年は小首を傾げる仕草をして、彼女を振り返る。**]
(191) 2014/08/15(Fri) 01時半頃
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あの…お姉さんの名前を教えてください!
[平時なら、それは微笑ましい光景だったかもしれない。 思い詰めた目で、少年はキャロライナに自分の名が記された紙片をささげる。スージーの時と同じように、続く説明はしどろもどろ。
結局、少年はキャロライナの名前を知ることが出来たのか。それとも、言葉を尽くしても伝わらないことがあると思い知るのか。]
(225) 2014/08/15(Fri) 15時半頃
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[少年は拒絶されたのだろうか。 キャロライナの意図が解らず戸惑う。確かに名前を教えないのも手なのかもしれないと、少年はキャロライナをじっと見つめた。]
え…字?
[現れたワンダの問いに、 少年はもう一度、キャロライナを見返した。]
(240) 2014/08/15(Fri) 20時半頃
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僕、オスカーです…
[少年は胸に手を当ててもう一度、キャロライナに名乗る。 キャロライナの名を聞けたかは解らないが、とにもくにも自分は名乗ったのだから、と自分で納得して、少年は深くお辞儀をしてその場を立ち去った。]
(248) 2014/08/15(Fri) 21時半頃
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-広間 コルクボードの前-
[少年は新しく貼り付けられたメモを読む。 当然、兎肉がそんなに早く置いてあるわけもなく、願いが叶うのかも解らないけれど、その代わりに下には箱に入った酒瓶が置いてあった。自分には縁の無いもので、小さなため息をついた。]
(264) 2014/08/15(Fri) 22時半頃
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ラルフさん…。
[ラルフの書いた紙片の内容を読んで、少年は少し目を見開く。 どうして思いつかなかったのだろうかと自責しながら、彼への感謝の思いで涙が出そうになるけれど、彼を見上げるから、それは目にたまるだけで。]
…はい。
[聞いてほしいという彼の言葉と、イアンの呼びかけに、こぼれかけた涙を慌ててぬぐった。]
(285) 2014/08/15(Fri) 22時半頃
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あ。いいんです! 僕の事でなんて…
[なんだか二人の会話がまた険悪なものになりそうで。 少年は慌てて仲裁しようとするけれど、うまく言葉が出てこない。]
ハ…ハナさんも聞いてますから!
[おろおろと周りを見渡すとハナの姿が目に入って、 つい、そう叫んでしまった。]
(290) 2014/08/15(Fri) 23時頃
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[少年はじっとイアンを見る。 滔々としゃべり始めた彼を見ていた。そうして話その内容を理解して、少年は俯くことで目をそらした。それを少年の回答と、彼は受け取ったかもしれないけれど。]
(307) 2014/08/15(Fri) 23時頃
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ラルフさん…。 次は僕を占ってください。
[イアン踵を返すと、少年はラルフに抱き付いた。 困難な立場になった彼を思い、その心遣いを思い、なにか自分にも彼を守る手立てはないのかと思う。けれどなにもなくて。]
(守ってほしい。誰か…ラルフさんを。お願い…。)
[そうして、少年は彼の話を聞き始めたのかもしれない。**]
(326) 2014/08/16(Sat) 00時頃
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