56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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[受け取ったスープに口を付ける。彼のスープの量は全くと言っていいほど減ってはいなかった。幼馴染に「肉をつけろ」と言われたがその言葉の先の真意はわからなかった。疑問視をした表情を彼に向けてはいたものの、すぐに別の話題へもっていかれる。>>0:286
その話題は『領主公女』]
…公女様が? 珍しいね。こんな時期に来るなんて。
[公女が砦内を出歩いているのは屡耳にはしていたが、緊張感が高まった時期に砦にいるということはそれなりに意味があるのだろう。]
(8) 2011/06/29(Wed) 17時頃
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[公女の話が出るといつも彼は楽しそうに話す>>0:293。その度にむっとしている自分がいた。その感情は嫉妬に近いのかもしれないが、制御することが出来ない。]
はい。あーん。
[彼から受け取ったスープを掬い、食べろと言わんばかりに口元へと持っていった。周囲から見ればなにをしているのだろうと思われる行動だが、これ以上彼の口から彼女の話は聞きたくなかった。 彼が食べれば再び掬い、今度は自らの口へ。食べなければそのスープを自分で食べただろう。]
(9) 2011/06/29(Wed) 17時頃
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[何かを考えるように僅かに険しい表情をしたかと思えば彼のスープを半分程、手に付けた後すっと皿を彼に戻した。]
返すよ。ヤニクだってお腹空いてるんでしょ? 全部食べちゃうのはなんか悪いから。 [賭けは賭けでも全て食べてしまうのは気が引けた。食堂に来たのも彼に促されたからだ。それでも半分は食べた。具もそれなりに残してるつもりだ。]
さて、そろそろ行こうかな。
[自らのお昼を食べると彼を待たずに席を立つ。機嫌が悪いのを察しされないように振舞ってはいたものの、女は態度に出やすい性格だった。ましてや相手は幼馴染。恐らく全て見透かされている。]
じゃあまた後でね。今度は手加減しないでね。
[無理矢理笑って見せた。彼の返事を訊く前に女は逃げるように躯を翻して食堂を後にした。]
(10) 2011/06/29(Wed) 17時頃
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― 廊下 ―
私、馬鹿みたい… ごめんね。ヤニク。
[歩きながら呟いた。いつもは我慢していたのだが、何故か我慢出来なかった。戦が来るのに公女のことを楽しそうに話す彼。ここで謝った所で彼には聴こえるわけないが呟かずにはいられなかった。
自己嫌悪。
女は何もない天井を一度見上げるとふらふらと廊下を歩いた。**]
(11) 2011/06/29(Wed) 17時頃
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― 剣術訓練所 ―
[頭を冷やす為にやって来た場所。 ここは藁の人形などが所狭しと置いてあり、人に見立てて切ることが出来た。]
……………っ!!
[女は全ての不安をぬぐい去るかのように切り捨てた。 その姿は一心不乱という言葉が相応しい姿だろう。]
(51) 2011/06/29(Wed) 23時頃
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[戦に使う剣を片手に女はステップを踏みながら切っていく。 それは彼女独特の剣術。「舞っている」と言った方が言葉はしっくりと来る。]
……はぁはぁ。 これではまだダメ。こんなんじゃ…私はまだお荷物。
[一向に上達しない剣術に弓術。女である以上、力の差はあるにせよ技術の面では負けたくはなかった。 特にイアン・レッドフィールドには。 次第に苛立ちは募っていくばかりだった。]
(54) 2011/06/29(Wed) 23時頃
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[静かな場所から突然名前を呼ばれて躯が硬直した。>>55]
はっ…はい!
[剣を降ろし振り返ると、ヴェスパタインの姿があった。 女は反射的に左手を挙げ、敬礼の姿を見せた。]
何かご用でしょうか?
(56) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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は… 私には何を仰っているのか…
[心情を見透かされた。 目の前の男の質問は図星だった。隠すように答えてみたが動揺は隠し切れていない。 持っていた剣に力を込めると視線を僅かに外した。]
(60) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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[男の視線は鋭く、その場から一歩も動けなかった。]
私の敵…
[一瞬目を伏せて考えた。数秒の沈黙の後、女は答える。]
私の敵は…これから起こるであろう戦の敵兵。 いいえ。男…敵兵だろうと味方だろうと男には負けたくないんです。 私は…戦でお荷物になりたくないんです。
[女は半ば強引に騎士団に入団した。 だがペラジーのように看護も出来ない。イアンのように剣術も上手くない、かと言ってヤニクのように弓術も実力のない自分が許せなかった。女は苦痛に顔を歪めた。]
(65) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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い…いえっ!!そんなつもりで言ったわけでは…
[言い換えされた言葉に慌てて首を振り]
そうゆうつもりではありません。 今のままで満足していたらこの先、何も成長は見込めないから… ここに入団したからには誇りを持って…自信を持って戦いたいのです。
(72) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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私は自身の実力に満足していません。 それでもあなたにそう言って頂けるのは強縮です。
[瞳を見つめられれば表情は苦悶に浮かぶ] お恥ずかしい話ですが、今の私にはどうしていいかわからないのです。
(84) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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……………はい。
[男の言葉、瞳は女の悩んでいたことを打ち砕いた。悩んでいたことが小さく感じた。] やはりあなたはすごいですね。 私の目に狂いはなかった。
今ので目が覚めました。 所属する団は違いますが…あなたのような上官について行きたかったです。
[片手で持っていた剣を鞘に収め、諦めたように笑顔で答えた。]
(97) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[「女」であることは時に自身を苦しめた。時には蔑ろにされるなんてこともあった。黙って話を聞いていたが]
手合わせ…ですか? 望むところです。
[納めた剣を再び引き抜き、切っ先を男に向けて構えた。 迷いはなく、真っ直ぐとした表情で**]
(108) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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[仕舞えと言われれば大人しく剣を締まった。自身の勘違いに頬は僅かに赤らんだ。]
あ…すみません。私の勘違いですね。 わかりました。また次の機会にお願いします。
[「次なんてあるのだろうか」と言う不安は拭い去れなかった。 この状況下で次なんて− 敬礼をすると女は男を見送った**]
(135) 2011/06/30(Thu) 08時半頃
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― 厩舎 ―
[無性に愛馬に逢いたくなった。この砦には多種多様な馬がいるが全て一人の青年が面倒を見てくれていた。]
アモネス。元気にしてた? 毛並みも顔つきも万全だね。
[アモネスと呼ばれた女の愛馬。古代の言葉で「風」という意味の馬は雪のように真っ白な毛の色。白毛と呼ばれる種類だった。白毛が生まれることは非常に稀。それは騎士団に女性が入団するこの稀な自分と重なりあった。]
フィリップの言うこと訊いてちゃんと良い子にしてた?
[返事をするかのように愛馬は女へ顔をすりよせ甘える仕草。女も応えるように愛馬の顔に自身の額を当てて静かに目を閉じた。]
(139) 2011/06/30(Thu) 16時頃
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[自らの考え、思いを心の中で整理を行う。その心の引き出しは子供が無造作にいれたおもちゃ箱のように汚かった。 ヴェスパタインの言葉が頭を過る。
「逃げるな。」]
(140) 2011/06/30(Thu) 16時頃
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私は知らないうちに逃げていたのかもね。 自分の気持ちにも…戦いの恐怖からも… もうすぐ本格的な戦が始まる。 そのうちお前も私と一緒に出兵だよ。 私はこのままではいけない。変わらなくてはいけない。 ―――――もう逃げない。
[顔を離し、優しい瞳で愛馬を見つめ撫でた。緊張の糸が切れたかのように思いを吐き出し落ち着いたのか、汚かったおもちゃ箱も綺麗に整理された。 思いを告げる女の瞳に迷いはもうない。]
(141) 2011/06/30(Thu) 16時頃
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[聞き慣れた声。そこには砦内では唯一と言って良いほどの心を許した友人>>150]
まぁな。あまり会えないと拗ねそうだから。
[冗談っぽく笑って見せた。不穏な空気はここに来てから感じていた。愛馬が甘えてきたのもそのせいだろう。]
戦は必ず来る。 それも…カウントダウンは始まっているだろう。 大丈夫。ペラジーを悲しませることはしない。 [真っ直ぐ瞳を見つめて答えた。その女の瞳の奥には何を隠しているのだろう。]
(181) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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赤騎士団の団長? ついに決まったのか。
[言葉短めに答える返事。彼女の言うように団長不在はあってはならないこと。団長が誰なのか女には大凡の検討は付いていた。]
どんな奴でも上官は上官だ。 逆らうつもりはないが…
[頭に浮かぶのは最も苦手な男の顔。一瞬だけ表情が曇ったがその表情もすぐに笑顔になった。]
団長も大変だからな。私はその気持ちを少しでも軽減させるくらいの働きはしたい。 ペラジー。戦が始まれば私達、騎士が世話になると思うけど…よろしくな。
(182) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[友人との会話に新たな人影が。>>168]
フィリップか。 いつもアモネスの面倒を見てくれてありがとう。 …いや、私達騎士団の馬達の面倒を見てくれて感謝する。 騎士団を代表…とまではいかないが礼を言う。 本当にありがとう。
[愛馬に触れながら感謝の言葉を告げた。女にとって愛馬を預けることは家族を預けると言うこと。その家族を預けるフィリップには全面の信頼を預けていた。]
(183) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[慌てる少年の言動が可愛くてくすりと笑う。>>187]
普段中々言えないからな。 私達騎士が存分に戦えるのもペラジーやフィリップ達がいるからこそなんだ。 これでも心から感謝しているんだぞ?
[感謝の言葉は青年だけではなく、友人にも向けられた言葉。 当たり前のようになってしまった個々の役割。 それでも女は忘れてはいなかった。自分達は様々な人が支えてくれるからこそ存分に戦えると言うことを。]
(198) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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私は強くなどない。強い者はまだまだ沢山いるから… 私なんて大勢いる団員の一人でしかない。
[正直に答える自分の実力。女としては強いかもしれないが男の中に混じっては胸を張って強いと言える程の実力はなかった。]
苦笑いをするな。覚悟はしているんだから。
[友人は何かを察した表情で答えた。粗方なんでも話して来た彼女に取っては女の考えはお見通しなのだろう。]
(205) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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ペラジーの薬は染みる。ものすごく染みる。 おまけに飲み薬も出したくなるくらい苦い。 だが良薬は口に苦し…だ。
[からかうように言葉を並べた。だが最後は片眼を瞑り、人差し指立を自身の口に当て笑ってみせた。それは決して馬鹿にしているわけではなく、彼女の薬を褒めているから。]
(207) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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なんだ…オスカーがここに来るなんて随分と珍しいな。
[正直な感想を述べるといつもの敬礼をして見せた。イアンとベネットの事を聞くと一瞬動きが止まり瞳を閉じると僅かに鼻で笑った]
あぁ…やはりそうなったか。
[想像していた通りだった。団長はイアン。覚悟をしていただけに衝撃は少ない。正式に決定をされれば自身は上官の命令に従うのみだった。]
(212) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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[友人と少年の言葉はありがたかった>>206>>209]
ありがとう。そういって貰えると嬉しいよ。 これから大変になるが…頑張ろうな。
[口元は緩んでいるが表情は真剣そのものだった。]
(218) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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あ…いや…なんだ… ありがとう。
[友人の言葉は真っ直ぐに正直で女は頬を赤らめて照れた。普段言われることがないからどうして良いかわからなかった。>>215] ははっ。確かにペラジーの言うとおりだ。 でもな、我々も怪我をしたくてしているわけじゃないからそこは勘弁してくれな。
[尤もな意見に声を出して笑った。 だが同時に思う。この楽しい空間がいつまでも続けば良いと…]
(221) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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[オスカーの話もわかる。>>216 この状況下では今、決めなければならないことは頭では理解していたが、心の何処かでやはり認めたくはなかった。]
まぁな。そんなもたもたしてられないのもわかるが…
[伝書鳩の話をされれば驚きの表情へと変わる。]
鳩…?あの噂は本当だったのか。 今から行くのか?
(224) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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[少年の声は明るく、無意識に心が軽くなった。>>226]
あぁ。皆、生きて帰ろう。 パーティーも良いな。その時は私が料理に腕を振るおう。 結構得意なんだ。
[誰にも言ったことはない料理の特技。振る舞える時が来れば良いなと心から願った。]
(231) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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[オスカーが馬を連れて出て行けば女はしばらく考えて愛馬の手綱を持った]
すまない。私も行ってくる。
[二人に告げるとオスカーを追いかけるように足早に厩舎を後にした。]
(236) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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