1 とある結社の手記:6
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生きて、ここを出て、 ピッパ君と約束した手紙を届けないと
いけないんですけどね……。
[飲まずにやってられるか、とボトルに直接口をつける。 職務に忠実だった男が、生真面目すぎた男が、酒に溺れずにはいられない。 真実はまだ、男の中で受け止めきれていなかった。 放置していた髭が、口の周囲を鬱蒼と覆い、まるで風体は浮浪者のよう。]
(149) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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[昨晩は泥酔状態にあって、何を口走ったか定かではないが。 それでも気づかれはしていないだろう。 男が仄かに初めての恋心を寄せていた相手。
それが、カルヴィンの母であったことなど。]
(150) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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[少年の中に、かすかに残る慕っていた女性の面影。 自分が手紙を渡す度、その顔が綻ぶのを見ていると、郵便屋も悪くはないと思った。 古い屋敷で使用人に囲まれて過ごす少年に、父にも似た感慨を覚える。 不思議と、手紙の頻度が疎らになっていく少年の父を恨んだり嫉妬したこともない。 所詮はその程度。 片想いの相手の子を間近に見られるだけで、男は充分に幸せだった。 決して、今回のような……黒い手紙を渡したかったわけではない。 受け取った際の、あんな表情を見たかったわけではない。]
……真実は、残酷ですね。
[もしかすると、自分が想いを募らせていた相手が人狼だったのだろうか。 それとも彼女を射止めた……手紙を寄越していた父親の方が? 酒臭い溜息が、幾度となく男の気分を気怠いものとしていた。]
(156) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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郵便屋 ウェーズリーは、キッチンをアルコール臭で包みながら、自棄酒を呷っている。
2010/02/26(Fri) 01時頃
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―キッチン―
[酒量が限界を超えたのか、男は鼻頭まで赤く染め、小さな鼾までかいて転寝をしていた。]
(187) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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あぁ……ん? どうも、ゎふ、
[机に突っ伏したところを揺り動かされ、重たい目蓋を擦りながら、酒臭い欠伸。 丸っきり酔いどれオヤジだ。]
私は占いなんてしませんってば。 カルヴィン君に手紙を渡しただけですよ。
結果は……本人に聞いて下さい。
[ひっく、とこれまた濃厚に酒の香る吃逆で肩を大きく上下させる。]
(190) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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[人間であれば、今までと同じように胸を張って主張しただろう。 けれど投げやりな中年の態度に、ラルフが勘付くかどうか。 自分の口から嘘だけは吐かない。 或いは、酔っ払っていたから無効だと誤魔化してしまいたい。
男はラルフも無視するように、再び酒瓶を傾ける。]
……ぅぷ、
[胃から酸っぱいものが込み上げてきた。]
(196) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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カルヴィン君なら、私の部屋じゃないですかね。 そうでなければ……うぅうぅう、
分かりません……。
[それが男の最後の言葉だった。 ガーガーと、ひしゃげた鵝のような鼾をたて、両腕を枕に*撃沈。*]
(204) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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[それは、しがない郵便屋の白昼夢。 ピッパには酔いに任せてぽつりぽつりと断片を語っただろうそれ。
『あの屋敷の裏手の窓に、人形のように綺麗なお姫様がいる』
近所でも有名だった噂話に好奇心が抑えきれず、塀を乗り越え侵入したのは、十を少し越えた頃。 窓越しに見えた少女に、一目惚れしてしまった。 白磁の輪郭を縁取る、絹のように滑らかなプラチナブロンド。 同じ銀の睫毛が影を落とす、憂いを帯びた宝玉のような瞳。 物語の中のお姫様が、窓枠という額に縁取られてそこに居た。 挙動不審の少年に、年の近い友人も居なかった彼女は使用人を呼ぶことはせず、一つのお願いをした。 絶縁状態にある祖母に、手紙を届けて欲しいのだと。 少年だったウェーズリーは、病弱な彼女への憐憫と僅かの下心で、快諾した。 彼女の祖母は孫娘の手紙を喜び、返事を認めるとウェーズリーに託した。 こうして彼女と祖母のささやかなページボーイとして、少年は彼女に会う絶好の口実を得たのだった。]
(256) 2010/02/26(Fri) 06時半頃
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[口から出任せを言っていたのが災いして、仕方なしに郵便のアルバイトを始めた。 いつも古い館への手紙は最後。 館の主に宛てられた手紙は使用人に届けるが、彼女へのものは抜き取っておいて、樹を上った窓越しに手渡すのが常だった。 その中に、祖母の字を見つけた時に見せる彼女の微笑み。 初めてカルヴィンを見た時には、男の子は女親に似るというのは本当だと唸ったものだ。 一方的に想いを募らせる蜜月は、しかしすぐに終わりを告げた。 彼女の祖母が他界してしまったのだ。 絶縁状態にあっても、その知らせは彼女に届いただろうか。 ウェーズリーにとっては、それは彼女と二度と会えないことに結びついた。 愚かな少年は、何度も配達した手紙を盗み見ることこそしなかったものの、同じ便箋と封筒を購入し、できるだけ彼女の祖母を真似て手紙を書いた。 きっと、その嘘はすぐにばれていたのだろうと、大人になった今なら思う。 それでも彼女は咎めることはせず、祖母からの手紙と同じように喜んでくれた。 祖母と偽った少年と祖母を失った少女の、奇妙な文通。 それは実に、彼女に見合い話が舞い込む直前まで、続いたのだった――。]
(257) 2010/02/26(Fri) 06時半頃
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[手を触れたことすらない。深窓の令嬢。高嶺の花。 彼女が村を出た時、自刃しようかとまで想い詰めていた少年の純粋さ。 彼女と瓜二つの少年が、療養のためと館にやって来たのを見た時の驚き。 そうしてあの頃のように、今度は彼女の息子に手紙を届ける日々が始まった。]
――――。
[夢の中で呼びかける。 それが、彼女の名だったか息子の名だったか、酒精に溺れた男は覚えていない。 ただ赤くなった頬に、一筋の涙の跡が*残っていた。*]
(258) 2010/02/26(Fri) 06時半頃
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―キッチン―
んががががががががががが……っふ!
[がばっと跳ね起きた。ら、椅子のバランスが崩れてすっ転んだ。 強かに背中を打ちつけて渋面になる。]
(308) 2010/02/26(Fri) 16時頃
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[ぶつけた箇所を擦りながら、ずるずると椅子の上にくずおれた。]
今更私の言うことを信じる気になったのですか。 手紙は、ええ、然るべき相手に配達しましたよ。
ヤニク君と、サイラス君と。
二通ですから人狼宛の郵便屋は店終いです。 増えた分に関しては、考慮外ということで。
[さて、もしもラルフがそのまま黒い封筒を持って現れでもしたら、どうなるだろう。それはウェーズリーが与り知らぬところ。 いっそ自室に残ったままになっていればいい。自らが人狼だったと、自作自演の茶番だったと、嘘が吐ければどんなに楽なことだろう。 ドナルドの片方だけの瞳を、酒で濁った瞳は直視しない。]
(310) 2010/02/26(Fri) 16時頃
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郵便屋 ウェーズリーは、頭痛を堪えるように、帽子を押さえながら俯いている。
2010/02/26(Fri) 16時頃
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だから言ったでしょう。 配達は終了です。
[最後の人狼を、見つけてしまっていたから。 これ以上増えないのであれば、恐らく。 けれどそれを口にすることはない。 殴られようと罵られようと、嘘を吐けない男は黙し続けるしかない。]
私はどうやら、自身では気付いていませんでしたが、 偽りの占い師のようですよ。 最初から私の勘なんてアテにならないんです……。
[静かなのに血を吐くような慟哭だった。]
(320) 2010/02/26(Fri) 16時半頃
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分からないでしょうね、若い方には。 私も色々事情があるのです。
仕事の誇り……。 どうせ、疚しい下心で始めたものですから。 それも人狼宛だなんて、決して喜ばれはしないのに。
[ベネットに叱咤されても、中年はぐだぐだと管を巻く。 赤ら顔はそれでも、今にも泣きそうなのを堪えているのだった。]
ベネット君は、私が本当に人狼ではないと思っていますか? もしかしたら、増えた人狼は私かも知れませんよ。 でしたら、私は私に配達しなければいけません。 職務は終了、です。
[帽子のつばで顔の上半分を隠し、残るのは吃逆で誤魔化す嗚咽。 相当に出来上がっている泣き上戸に見えたことだろう。]
(327) 2010/02/26(Fri) 17時頃
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……いっそ私を殺してください。
[愛する人の子供が、少しでも生き延びられるように。 或いは彼に食べられるのでもいい。 絶望の淵にあれば、生きるより死ぬ方が何とも楽に思えた。 彼女の見合いを知った時と同じだ。 右手が握るグラスには、誰かが水を注いでくれていた。 ただ割れるほど強く握れば、水面が揺れる。 まるでウェーズリーの心境そのままを表しているかのようだった。]
(328) 2010/02/26(Fri) 17時頃
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[その後もふにゃふにゃと、禄でもない酔っ払いの戯言が繰り返されるだけ。 調べた先やその結果について、彼が漏らすことはなかった。]
(329) 2010/02/26(Fri) 17時頃
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郵便屋 ウェーズリーは、本屋 ベネットに話の続きを促した。
2010/02/26(Fri) 23時頃
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―キッチン―
[ベネットに胸倉を掴まれる。 正体をなくした男の身体はずるずると脱力しされるがまま。 殴られる、と思っても口は割らない。 ここに来て死んだヤニク、サイラス、フィリップ。 その名が出ても……そこにカルヴィンが加わるのを拒否するように。]
結局、理由は聞けず終いでした……ね。
[ヤニクもサイラスも、処刑してしまってから分かったことだ。 彼等が何を内に抱えていたかも知らず、紙切れ一枚で。 だから、カルヴィンのそれはせめて聞いていないといけない、と。 頭の端でそんなことを考える。 ベネットの冷え冷えとした視線に、心は揺らぎもしない。 男は大人だったから。頑固な子供だったから。]
(391) 2010/02/26(Fri) 23時半頃
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そう、ですか。私を信用してくれていたのですか。 光栄です。
人狼は、仲間が分かるのでしょう。 私の勘は、それに類するものでなかったと どうして言えるでしょう。
[男はここに来た時から、自分が生き残るための嘘は吐かない。 けれど、誰かを生かすためなら。]
ベネット君はサイラス君を調べて欲しいと言っていましたね。 彼は……人狼でしたよ。
[それはキャサリンを信じる者全てにとっての真実。 それ以降はまた冷えた床に倒れこむようになりながらも、言葉を紡がない。 若者たちの憫れむような視線が、身に刺さる。 ピッパが差し入れてくれた毛布は、次第に自身の体温で温もっていった。 若者たちが去った後、酩酊に閉じた目蓋の際から、また一筋涙が伝った。 遅かれ早かれ、彼等は気付くだろう。それは何を意味するのか。]
(393) 2010/02/26(Fri) 23時半頃
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[夢現を彷徨う酩酊した郵便屋の耳に、声が飛び込んできた。 嘆きのそれは、小鳥の囀りに似て、一瞬彼女と同じ黄泉路へやって来たのかと錯覚した。 ぼくは、どうしたらいいですか。なにかできますか。 そう問われて、双眸を開く。潤んだ視界の先の貌は、ああ矢張り彼女に似ていて。]
笑って、下さい。 それだけでいいんです。 生きて、笑顔を見せてくれれば、それで……。
私は幸福で、生き甲斐を感じるんです。
[当時は指一本触れること叶わなかった彼女の面影に、ゆっくりと震える手を伸ばす。 さら、と髪を撫で、頬を包み込むように、無骨な手が滑る。]
私のことは、気に病まなくていいんですよ。 優しい……カルヴィン君。
(394) 2010/02/26(Fri) 23時半頃
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済崩し的でなった郵便屋を、何度辞めてしまおうと 思ったか知れません。けれど、 神様はそんな私に、御褒美をくれたのだと。
君に手紙を届けた時に、思いました。
君は、私の大切な人の、忘れ形見ですから……。
[酒精のせいもあったか、今まで何度カルヴィンと話しても決して話さなかった秘密を、そっと打ち明ける。 彼が母の口から、郵便の単語を聞いていたなら、そも狭い村には二人しか郵便屋がいないことを鑑みれば、分かること。]
はは、手元が危ういですけど、 一緒にご飯でも……作りますか?
[彼が人狼であることなど、なかったことのように。 人間だと口にした以上は、そう扱うとでも言いたげに。 男の態度は変わらない。ただ、ぎゅっと一度だけ小さな身体を縋る様に抱き締めた。]
すみません……お酒臭い、ですよね。
(395) 2010/02/26(Fri) 23時半頃
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郵便屋 ウェーズリーは、小僧 カルヴィンの微笑みを見届けると、床に下げた拳をふるふると震わせた。
2010/02/27(Sat) 00時頃
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みっともないところを、 お見せしてしまい、ました。
[いつもカルヴィンの前では、彼の母に相対していた時のように、できる限りシャンとしたところを見せていたかったのだけれど、とんだ醜態を晒してしまった。 ばつが悪そうに頭を掻く男の皺奥の瞳は、まだ酔いのせいだけでなく潤んでいる。 こんな悲しそうな笑顔が見たいわけではなかった。 少年の面差しにさす影、それは生きるに飽いた老人のよう。 けれど生きようとする意志は……病床の彼女に心うたれたように、男の胸中を締め付ける。]
……っ、
[男はカルヴィンに支えてもらいながら、ゆらりと立とうとした。 途中で口元を抑える。 込み上げてきたものは、胃液ではなくて嗚咽。 もう二度と、彼は純粋に笑うこともできないだろう。 それを思うと、十四の少年の肩に圧し掛かるものに、泣かずにおれようか。]
(411) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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カルヴィン君の前では、 情けないところを見せてもいいのでしょう?
[涙を流すのはあの時ぶりだ。 彼女が去った時、自分の人生全ての涙を流し尽くしたのだと思っていた。 雪に閉ざされるように色彩も味気も失っていた世界を、再び鮮やかに色付けてくれたのは、眼前の少年に他ならない。 これで良かったのだと思おう。自分の恋が叶っていれば、彼は生まれてこなかったかも知れないのだから。 それはもう、都会に離れて暮らす父代わりくらいの心境で、日々の成長を見守っていた。]
ふう、やれやれ……。 私は大丈夫です。
[椅子の背に捕まりながら漸く立ち上がった。 そうしてしまえば、少年の手はもう男の頭に届かない。]
(418) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[人狼。聞きたくない言葉に広間の方へ顔をあげる。 どうしますか、と目線で傍らのカルヴィンに問うた。]
(423) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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ええ、勿論。
君のお願いなら何だって聞きますよ。
[開いたままになっていた酒瓶のコルクをしめながら、広間に向かうカルヴィンの背中を眩しそうに見やった。]
(431) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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郵便屋 ウェーズリーは、小僧 カルヴィンに話の続きを促した。
2010/02/27(Sat) 01時半頃
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―キッチン―
はぁ、手紙ですか。
[十年以上前のもの。 一体差出人は誰なのか、カルヴィンはその頃文字も書けまい。 古びた端の茶化けた封筒を受け取り、勘は――、
それが自分に宛てたものだ、と告げた。 震える手で受け取り、おもむろに封を切る。 そこに並んでいるのは、カルヴィンが生まれるより前、幾度もやりとりした彼女の筆跡。]
(507) 2010/02/27(Sat) 04時半頃
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[ぼたぼたと便箋に雨が降る。 インクが滲んでしまうと分かっていながら、どんなに手が震えてもここで読みきろうとした。]
カルヴィン君、これは……君のお母さんが書いたのですか。
私宛、ですよ。 いえ、今の私ではなく、十数年前の私――。
[感涙に震える声を絞り出すように。]
(509) 2010/02/27(Sat) 04時半頃
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[そうだ、勘は働くのだ。 彼女が祖母に宛てた手紙、その相手がいつしか自分に変わっていても。 直感は『違う』とは示さなかった。 彼女の手紙もまた祖母宛でありながら、ウェーズリーに向けられていたのだ。 けれどこれは、本当に祖母宛ではない。 唯一宛名にも男の名が書かれたものだった。]
『親愛なるWilliam
あなたは怒っているでしょうか。 それとも諦めているでしょうか。
この手紙をあなたが読む頃、わたしはどうなっているでしょうか。 想像がつきません。 本家の見合い話を断ることができず、翼があればあなたの元へ飛んで行くのに、病弱な身体がそれも許しません。
どうか傷つかないで、わたしはあなたを忘れません。 雪に閉ざされた村、館へと続くあなたの足跡、樹のぼりでかじかんだ手、雪で滑って幾度となく塀から落ちても、必ずわたしのところへ来てくれた。』
(510) 2010/02/27(Sat) 04時半頃
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『街では冬でもあまり雪は積もらないそうです。 その代わり梨の林が見える場所に、住むことになりそうです。
だから。
梨の花が白く咲きこぼれる季節に、雪冠をいただいた木々を想い、村を想い、あなたを想います。
ありがとう。そしてごめんなさい。 わたしの親友。私の大事な――。
ありがとう。』
(511) 2010/02/27(Sat) 04時半頃
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[感謝の言葉と彼女の署名でとじられていた手紙を、何度も何度も目で追い、もう歪んだ視界では読めなくなっても。 一つ一つの言葉が、心に響き、当時の少年に幾星霜の時を越えて届いていくよう。 形跡もなくインクの滲んでしまったそれを、最後に丁寧に封筒に戻して、懐に入れた。]
確かに、受け取りました。 配達します。少年だった頃の私に。
……料理、しましょうか。
[いつかのように調理する。ピッパをキッチンに入れまいと工作しながら。 メニューは、少年の好物オンパレード。食料庫をフルに使って、彼が人肉よりも美味しいと思ってくれればいいと。普段は食事に面倒な手間をかけないのがモットーの郵便屋も腕を奮った。]
(512) 2010/02/27(Sat) 05時頃
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ローズマリーさん。 その猟銃を貸していただけますか。
使い方も、教えてくださると嬉しいです。
[それは覚悟とけじめ。 人狼がその正体を表そうという刻限、一発の銃声が男の手により冷えた空気を震わせた。]
私はカルヴィン君を…… まるで自分の息子のように、想っていましたよ。
[銃口から上る硝煙、長い銃身に苦労しながら、次はそれを黒い封筒と彼女からの手紙を重ねた自身の心臓に向けて。
引鉄を、引いた――。**]
(513) 2010/02/27(Sat) 05時頃
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