22 共犯者
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― 広場 ―
例年どおり変わるところもなく…なのかな。 新聞記者なんか呼んだりしてどうする気かとも思ったんですけど。
[滞りなく進んだことに何となく拍子抜け。 そういえば当の記者さんは取材らしきことをしていたようには見えなかったが何処に居たんだろう?
片付けは大体終わっているように見える広場には昨日のまま、そこで寝込んだらしき何人かの姿が見える。]
いくら暖かいからって外で寝るのはどうかと思いますよ、ピッパ…。 ノックスも。明け方は冷えるし風邪ひきますよ…。
(83) 2010/07/29(Thu) 11時半頃
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[男性のものと思われる大きな声が聞こえる。 声の調子からしてただ事じゃないとはすぐに知れた。 トニーやテッドの声とは違ったようだけど…。 幾らか迷った後で声の方へと足を向けた。]
今の声… 何…?
[歩き出して最初に出会った人にそう問いかけ、話が聞ければ現場へと向かってみようとするだろう。]
(105) 2010/07/29(Thu) 13時半頃
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― 広場 ― [人が増えてきた現場から離れ広場の方へ。]
何が… どうなってるの…?
[青ざめた顔で呟いてみるが答えが返ってくるはずもない。 アレがソフィアであるのは間違いないらしい。]
(153) 2010/07/29(Thu) 22時頃
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[現場に向かうのだろうヴェスパタインの姿に気づき、声をかけようとはしてみるが言葉が出てこない。 何時もはあまり感情を見せない彼はどんな反応をするのだろうと場違いな思いが頭を掠めるが確認するために戻る気も起こらなかった。]
ソフィアとは結構仲が良かったっぽかったけど…。
(156) 2010/07/29(Thu) 22時頃
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[井戸の傍まで来ると良く知った顔が2人ほど。 同じことを考えたのでしょうか?]
おはよう… って時間でもないですか。 2人とも見たんですよね…? もう大丈夫ですか?
あれって本当に…。
[ソフィアなのか。 つい問いかけが口をつくが今更確認するまでもなく間違いがあるはずもない。 問いは途中で途切れ曖昧な笑みを浮かべるでしょう。]
(209) 2010/07/29(Thu) 23時半頃
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[会釈を返して少しの間、黙ってランタン職人を見詰めていたが。]
・・・見に行ったんですか?
[ぽつりと堪え切れないように漏れる。 聞いてどうするつもりなのか自分でもわからないような問い。 普段と違う態度が見たかっただけか、それとも何かを期待したのか。]
(218) 2010/07/29(Thu) 23時半頃
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指輪あったんですね…。
[そこまで見てはいなかった。 わかってはいたけど確信がとれるとまた気分が落ち込んでいく気はする。 と同時に疑問も沸く。 何故、ソフィアだったんだろう…?]
何か意味はあるのかな。人選に。
(220) 2010/07/29(Thu) 23時半頃
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…生贄。
[祖母より聞いた昔の話。]
森の神様に捧げるの。 飾り付けは道標。生贄までの道案内。
[天然石で造った飾りは月の光に栄え道を照らすのだと。 ただし生贄は黙って殺されると決まっているわけでもない。 彼らにも入れない場所がある。 そこへ逃げ込めれば襲われない。 そこへ入るにはわたしの持ってる鍵がいる。 但し、わたし自身は入れない。そういう決まりだから…。]
誰が決めた決まりごとなのだか。
[漏れる意味のない独り言。きっと森の神様とやらが決めたのだろうけれど。]
(229) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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[妙に冷たい言い草に眉を顰めてピッパに視線を向けます。]
どうしたんです、今日は妙に…。 救ったり慰めたりでなくても傍にいるだけで救われるってこともあるんですし…。
そんな言い方しなくても。
(234) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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あんなことがあった後に普通ではいられないのはわかるけれど…。 努力してまで何時もどおりに振舞わなくても。
[事故ではない。明らかに故意であるのだから不安を覚える気持ちはわかる。 この狭い村の中に犯人がいると考えればなおのこと。]
わたしだって余裕なんかないですけど、 自分から孤立する方に動くのは危険だよ…。
(240) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>236 [この人は来て日も浅かったのだと今更ながら思い出す。]
そのまま。 ずっと昔はそういうことがあったのだって… 聞いたことがあっただけです。 ウチの家はほんの少しだけど関わりがあったから。
[この村で唯一、ウチは助ける側だった。 なんでそんなものが存在してるのかは知らないし、 実際本当に効果があるのかは勿論わからない。 本当ならソフィアを助けることもできたのかも…。 そこに思い至れば胸に軽い痛みが走るような気分がした。]
もっと真剣に話を聞いておくべきだったのかもですけど、詳しいことは知らないの。
(245) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>244
そうだね、解決するといいね…。
[贄は1人で満足するものだろうか。だとすればこれで解決ということにはなる。 しかし彼らの魔手から逃れる方法が伝わっているのだから1人で終わりでもないのだろうと推測はつく。]
じじばば達に話を聞いてみるべきとは思います…。
(248) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>246
それはそうなんだけど…。
何だか1人で何処かへ行っちゃいそうでちょっと心配したんですよ。 どのくらいの距離を取るかは個人の自由だとは思う。 その生き方を否定しようなんて思わないんだけど、どんどん向こうに行ってしまうのはちょっと寂しいかなって。
[無理に普段どおりを貫こうとする彼女とは、このまま距離が離れていってしまうのではと思えたのです。 ただの思いこみかもしれませんけれど。]
(251) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>250
うん、そう思う…。
[オスカーの心情は知らぬまでも此処で終わって欲しいとの気持ちは当然あるのです。 無条件に同意の頷きを返します。]
それはちょっと何とも言えないです…。
[ぶらぶらと歩きだしたオスカーを見送って。 こちらも溜息をついた。]
(254) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>257 [あまり納得してない顔ではあるけれど。]
・・・うん。それでいいです。 今日は少し昼間の間にやっておきたいことがあるから、1度戻ります。 またね。
[井戸のあたりに居る人へ軽く手を振り、広場の方へ戻っていきます。]
あんなもの本当だと思ってもいなかったし…。 ちゃんと場所を確認し直して…。
[効果があるかも確かめられるといいのだけど、生憎と自身では使えないことになっている。 誰かに頼むわけにもいかないし、祖母を信じる以外にはなさそうだ。 図面を頭の中に思い浮かべつつその場所へと足を向けました*]
(262) 2010/07/30(Fri) 01時頃
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[場所はほぼ特定できた。石の配置もお祖母ちゃんの言ったとおりに並べてあるから間違いはないはず。]
効果が本当にあるかは知らないですけどね。
[自分では使えない安全地帯なんて意味のないものだ。]
今頃、平均年齢高そうな集まりが催されてるのでしょうか…。 どんな結論がでるものやら。
[碌でもない結果が出るのだけは間違いないことらしい。 もう一度、確認のため背後に視線を走らせてからその場を離れます。]
(304) 2010/07/30(Fri) 20時頃
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― 広場 ― [戻ってきてみると広場にはまだ幾らか人が残っているようだった。 へクターがしきりと何人かを捕まえて話を聞いているのが目に入る。 何を血相変えているのだろう? 何か事件に関係のあることでも見つけたとか?]
どうしたんですか、そんなに熱心に。 また何かありました?
(309) 2010/07/30(Fri) 21時半頃
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[遺体に頭部がなかったことは鮮明に覚えている。 どうやら神様だかミツカイサマだかは趣味が悪いようだ。 それともこれは変質者の仕業だったりするのかしら。]
まだ見つかってなかったんだ・・・。 もし、いまの起こってることが「祭」の中のことなら昼間は安全なはずですけど。
全然関係ないのなら素手は危険ですね。 ウチまで来れば狩人だったお爺ちゃんの使っていた銃がありますよ。
[手入れもされてなかったソレが今も使用に耐えるかはわからない。]
(323) 2010/07/30(Fri) 22時頃
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>>345 言いました。 本当かどうかは半信半疑ってところです。 タイミングがあまりにも…。
[言葉を途切れさせ自分を落ち着かせるように深く息を吐く。]
若し、話が本当だったとして… 生贄と引き換えに村を守ってくれた神様が実在するのなら。
死んじゃった村長さんと引き換えに招かれた記者さんに。 村長さんが望んでいた通り、本物の「祭」を見せてくれたってことあると思いません?
[何も裏付けがあるわけじゃない。起こったことを無理につなげてみただけ。 変に繋がるから勘ぐっているだけ。タマタマの気まぐれで、それとも別の理由で起きたことであっても不思議じゃない。 そもそもコレが本当にそうであると決まったわけでもないのだ。]
・・・考えすぎかな?
(350) 2010/07/31(Sat) 00時頃
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