193 古参がゆるゆるRPする村
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― 屋上 ―
[絵は持っていてほしい、と聞いて>>2 少しだけ目を細めて、 ――それは遠くを透かすような視線で、
その後、微笑んで頷いた]
[言い逃げのやり取りをとてもおかしげに見守りつつ]
(63) 2014/09/12(Fri) 18時頃
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『「コトワリ」難しいね。 ドナは幽霊には見えないけど、そうなんだ。』
[明示的に名乗られた記憶がないので、 アカウントのDonaで覚えている。]
『出直してきていいんだ』
[そして素朴な感想を零し>>60]
[黄昏を、やや行き過ぎて藍の空―― 煙草の火があかく光って見えるくらいになって、 屋上を後にして、病室に戻った*]
(65) 2014/09/12(Fri) 18時頃
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― 病室 ―
[昨日ちょっとした無茶をした割に、 今日もそれなりに調子が良かった。
もっとも、ここで言う昨日と今日は 少年にとっての寝る前と起きた後、でしかないのだが。
背伸び。そして]
(66) 2014/09/12(Fri) 18時頃
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― 廊下 ―
[端末に流れた実況を読んで、心配げに廊下に出る。 耳を澄まして、ざわざわした方に少し歩いてみるが 下の階らしく、今度は階段を探すことに]
(106) 2014/09/12(Fri) 22時頃
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― 廊下 ―
[甘そうなお菓子の写真や (スレスレで謎の悪夢が蘇りそうだったが、こらえた) 花壇の写真を見て、てくてくと階段を降りる。
脇に手挟んだ、色鉛筆とスケッチブック]
(209) 2014/09/13(Sat) 20時半頃
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― 中庭 ―
[廊下の窓から花壇のある庭が見えたが、 ぱっと左右を見渡しても、扉がない。 どうやらドアと逆側に出てしまったようだ]
[窓開けてよいしょと乗り越えた。]
(210) 2014/09/13(Sat) 20時半頃
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[笑い声を聞きつけて、傍に歩み寄る。>>210 足取りは、衰弱で起き上がれなかった頃に比べると、 もう大分回復して、寧ろ驚かれる程だろう]
[ちょっとびっくりする位の美人さんだ。 照れ交じりにぺこりと会釈して端末を手にする]
『挨拶するのは初めまして。食堂で会ったっけ?』
『声が出ないから、これで話させてね』
(212) 2014/09/13(Sat) 20時半頃
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[にこりと笑って、僅かに首を傾ぐ。 そして彼女にそのスケッチブックを差し出した、 途中までは他の子供が描いただろう絵があるが、 後半からは少年が描いたもの。
件のくま王子や眼帯アヒルの他には、 メアリーやローズマリー、スティーブンなど サナトリウムで出会った人間達の他に、
ここにはない風景、ここにはない人の顔]
(215) 2014/09/13(Sat) 21時頃
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『ここに来る前の』
[海に落ちる前の]
『だから、ここにはいない』
[壇上で踊る幽鬼のような男。 上から見下ろしたシャンデリアと客席。 ローズマリーに似た、深紅の舞台衣装をまとう女。 雨天の海]
(220) 2014/09/13(Sat) 21時頃
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[舞台の仕事をしていたのか、と聞かれると>>223 それには首を横に振る]
『絵の勉強をしてた』
[その題材のひとつとして選んだ場所だったと付け加え、 金髪をおかっぱにした、くりくり目の少女を見遣る]
『大きな地震があって、』
『帰れなくなった』
(226) 2014/09/13(Sat) 21時半頃
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[陽の色の笑顔に微笑み返そうとして、>>227 少し困ったように視線を彷徨わせる。 笑おうとして、音のない呼吸は昔から。 ヒュウと掠れて安定しないのは時々で]
『辛いだけじゃ、な
[続きの文字が紡げない。 どこかで思うのは、あれは
自分の所為ではなかったのかということ、 己の過ちが徒に爪痕を広げたのではないかということ]
(229) 2014/09/13(Sat) 22時頃
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[肩に手が置かれる。>>233 不思議だなあ、と思う。 多分それは、少年がここに居られようにするために 起こされた何かだ]
[小さな端末の、バックライトに影]
かったから』
(235) 2014/09/13(Sat) 22時頃
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『ごめんね』
[そう書いて笑った。]
(236) 2014/09/13(Sat) 22時頃
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オスカーは、グロリアに頷いて、話の続きを促した。
2014/09/13(Sat) 22時半頃
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[彼女自身の絵ではない、と言う事に、目を瞬いた。>>239 だが、話を聞くにつれて自然と目尻が緩み、頷いた。
既に見せた絵を求めるのではない所が、とても 上手く言えないが、大人のひとであるように思えた。]
[覚えていられるし、とは自分自身の言葉だ]
[新しいページを開く。 短く揃えられた髪にそっと手を添えて、 嬉しそうな笑顔を見せる少女の輪郭を浮かばせながら]
『グロリアは凄いね。』
[紅茶色の双眸が隣に座る女性に向く]
『初めて会うのに何でも話しちゃえそうな、気分になる』
(241) 2014/09/13(Sat) 22時半頃
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[人の話を聞く仕事? 首を傾げる>>243]
『先生とか?』
[グロリアの振る舞いは、どちらかと言えば 人を導く立場のように思われた。
一度、花壇に目を遣って メアリーの胸の前辺りに、花弁を書き込んでいる]
『そうだね。生きようとしてる』
[その隣にふたつめの輪郭]
『してた。かも。』
(249) 2014/09/13(Sat) 23時頃
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オスカーは、脇腹の傷に手を添える。
2014/09/13(Sat) 23時頃
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[目を丸くした。>>253
そしてわけもなく動揺する。 胸に手を当てて深呼吸、すーはーすーはー
照れ隠しにちょっと笑った]
(255) 2014/09/13(Sat) 23時半頃
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[慌てて起こした一連の行動は、 脇腹の手に添えられたグロリアの掌まで>>254 胸の所まで連れて行ってしまった訳だが。
この手には温度があるらしい。 彼女の手にも、温度があった]
[頷いて]
[そっと手を解いてページに目を戻す。
メアリーの隣にはあと半分の余白があるのだ]
(259) 2014/09/13(Sat) 23時半頃
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[理知的なまなざし 清楚に結われた蜂蜜色の髪、嫋やかな口元の笑み、 温かな表情の頬
凛とした肩からのライン。]
[ふたり並んでささげ持つ花の名前を知らなくても それはこの場所の証]
(260) 2014/09/13(Sat) 23時半頃
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[ぺりぺりと、出来上がった1ページを切り離して、 グロリアに差し出した。
目を細めて首を傾げる]
(269) 2014/09/14(Sun) 00時頃
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[返す声は持っていないが、 伝わったことを伝えるように、笑顔はおおらかだ。>>271
続く質問には頷いて、撮影がされるのを待った]
(273) 2014/09/14(Sun) 00時頃
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[スマートフォンに新しく表示された自分の絵を見る。 人にそうしてもらうのは嬉しいような気恥ずかしいような、 不思議な気分だ。]
『この話には続きがあるんだ』
[そして出し抜けに文字を綴る。]
『地震があって、俺達は島の劇場から帰れなくなったんだけど』
『その中には人食いの怪物が潜んでいて』
[怪物(monster)、と、指を滑らせる]
『生き残るために戦わなきゃいけなかった。』
(277) 2014/09/14(Sun) 00時半頃
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[首を横に振る>>276]
『ありがとうグロリア。あなたも教えてくれたから』
[けれどその優しさを裏切らないために、 どうするのが良いのか、まだ少し自信がない]
『好きになった人がいて、でも守れなくて 多分それは俺の、せいなんだ』
(281) 2014/09/14(Sun) 00時半頃
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『最後まで残ってた人は、半分もなかった、かな』
[実際には、この手に出来る事など限られていて 少年がどんなにか手を尽くしても、 それは避けようのない出来事だったとしても>>283]
『どうだろ。』
[視線を返して淡く微笑む]
『どのくらいが丁度良いのか、分かんないや』
(286) 2014/09/14(Sun) 00時半頃
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[痛みを抱えて生きる。>>288 音のない口で、言葉のかたちをなぞる。
多分、今うまく笑えていないのは自分の方だ。 同じ表情をしている訳ではないけれど、 彼女の顔を見ていると、自分がどんな顔をしているか解る]
[口にした言葉をのみこむように目を閉じた。]
(289) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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[ごしごしと瞼を擦って目を開けると、 グロリアの姿は変わらず少年の前にある。]
(あ、り、が、と、う)
[ゆっくりと唇を動かす]
(292) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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『バイバイ。元気でね』
[別れの挨拶は短い。>>294 なるべく明るく、ひらひらと手を振った]
(295) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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[グロリアと別れた後、中庭を少し歩いて 木陰を見付けてそこに座った。
しばらくすると、正面に何かの気配。 宙を凝視して、何もないのを確認すると、 スマートフォンに視線を戻した]
(299) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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[怪訝な表情をして、また顔を上げる。>>300
良く知らない人にじろじろ見られているような 何とも言えないもぞもぞした居心地の悪さを感じるが、 やはり視界には庭と花壇と、窓と、無人の廊下しか見えない]
(301) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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[良く見たら目の前にスマートフォン浮いてる。
!!?!?!?
余りの衝撃にのけぞったら背後の木に頭打って衝撃受けた。 ベッド落ちた時も頭打ったのに、学習がない]
(302) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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オスカーは、後頭部を押さえているのでしばらくおまちください。
2014/09/14(Sun) 01時半頃
オスカーは、ノックスのスマホが浮いてる方向にスケッチブックと鉛筆を差し出した。
2014/09/14(Sun) 02時頃
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[思い出す時、その表情は甘苦い。]
[目の前で宙に浮いたスケッチブックが、ひとりでに ぱらぱらとめくれていく様は魔法のようである]
(310) 2014/09/14(Sun) 02時半頃
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[軽く手を振って、飛び去る筆記用具とスマホを見送る。 それが止むと、声の出ない喉をひと撫でして また眠るために中庭を後にした**]
(315) 2014/09/14(Sun) 04時頃
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