91 時計館の魔女 ―始―
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―自室―
……ッ
[“それ”を聴いて、身体が跳ねるように震えた。 廊下での会話からどれくらい時間が経っていたのだろうか。 そもそもあの会話は何時時分だったか。 男が正気を取り戻したのはあの会話の後、自室に戻ってから。 ――そしてまたしばらく自室で呆けていた]
鐘、か……。
[鐘が意味するもの。 ――死。 再び人が――人ではないのかもしれない。 いずれにせよ、身体から精神が離れた。 肉塊が遺えた。 そのどれかだろう]
(38) 2012/05/25(Fri) 15時半頃
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[男はパレットナイフを掴む。 パレットの上で絵具同士を混ぜたり、絵具とメディウムを混ぜたり――作画に置いても使用する事のある道具――こんなものに殺傷能力はほとんど無い]
――?
[パレットナイフを手にした時、男は違和感を覚える。 これは人を殺すためのものでもない。 人を殺すのはもはや興味は無い。 それ以前に絵を描く道具を殺しに使うなど言語道断。 ならば何故これを手にしたのか。 護身のつもりにしても気休めにもならない]
……は。
[そこまで思案して、男は自嘲気味に笑った。 護身。 自分とほど遠い言葉ではないか]
(39) 2012/05/25(Fri) 15時半頃
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……まあ、いい。
[1度掴んだものを放すのはその“違和感”を認める事だ。 男は絵画に置いてそれをしない。 自分の思うままに、動くままに色を混ぜ、絵にする。 ――それは日頃の生活でもそうで]
……行くか。
[パレットナイフを手にしたまま、男は自室を後にした]
(40) 2012/05/25(Fri) 16時頃
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―2階/廊下―
[廊下を出てすぐに異変に気づく。 ――室温が、上がっている]
……これは。
[大気中の酸素と二酸化炭素の割合も異なる]
火、か。
[生まれのせいだろうか。 気象や現象というものには敏感で。 殊に、苦手とする火においては]
(41) 2012/05/25(Fri) 16時頃
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いったい、なんだってんだい……。
[“鐘”と関わりがあるのか、そうではないのか。 それは男にはわからない。 けれど尋常ではないような気がして。 いずれにせよ男にはその生まれ故火は“死”に近いもの。 その気配を感じる事は普通の人間よりは早けれど、それに対して何もできない。 階段の手前で、男は下を睨みながら立ち尽くす――**]
(42) 2012/05/25(Fri) 16時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/25(Fri) 16時頃
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―2階階段→階下―
[“火”が――死の気配が変わる。 それは人の世界ではこんな早さではありえないけれど、ここは人の住む所ではなく魔女の住む所]
……。
[右手にパレットナイフを握りしめて、左手でドレスの裾をたくし上げ男は階段を下る]
(97) 2012/05/26(Sat) 04時頃
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―1階/大広間―
[ふと、大広間からまた地下への階段へと向かおうとしたところで立ち止まる。 地下に向かおうとする足は、そのまま歩みを止めた。 その理由は目にしたもの―― ミッシェルが今自分が降りてきた階段を降りている光景]
……。
[男はふと、その3つ隣の謁見室へと身を潜ませた]
(98) 2012/05/26(Sat) 04時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/26(Sat) 04時半頃
女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/26(Sat) 04時半頃
女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/26(Sat) 04時半頃
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ー謁見の間ー
[謁見の間に入り、身を潜める。 ミッシェルらの様子は気になるが、なんとなしにあの話のあとだと気まずくてーー
男は、部屋を見渡した。 思えばこの部屋の、あの魔女の言葉から始まったのだ]
(105) 2012/05/26(Sat) 17時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/26(Sat) 20時半頃
女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/26(Sat) 21時頃
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[謁見の間で、男は壁を眺めていた。 自分が描いた“絵”はこの館で起こってるのか。
ただ、それだけを考えていた]
……!
[謁見の間に、人影。 男はドレスを翻し、向き直る]
(132) 2012/05/26(Sat) 21時半頃
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[扉の閉まる音。 その音に、少しだけ眉間に皺を寄せた]
ごきげんよう? ツェリ。
[その挨拶には狂気はなく。 ただじっとツェリを見つめた]
ああ、子供を、みていた。
(140) 2012/05/26(Sat) 22時頃
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[ツェリとの距離が詰まる。 傷を追った姿は痛々しく、滲む赤に男は愛おしさと忌々しさを合わせた表情で視線を落とす]
願い……アタシ……の、願い。
[赤赤赤赤赤死にたくない赤赤赤赤赤死にたい血に塗れたい赤赤
思考が赤で支配される]
俺の願いは、血を……ッ 狼が散らす鮮やかな赤を、 爪で引きちぎられる肌に混じる朱を、 牙に飲み込まれる肉にまみえる紅を、
描 き たい
(153) 2012/05/26(Sat) 22時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/26(Sat) 22時半頃
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…ッ
[自身の衣類に手をかけていくツェリ。 紡ぎ出される言葉に、男が想像したのは]
お前、狼に襲われたのか!?
[それは事実からは見当はずれの内容だったが、 力のない男が思い当たるのはそれで。
羨望の混じった瞳で、 自身の性故それが失礼になることにも思い当たらず、 ただ露わになる肌を見つめた]
(158) 2012/05/26(Sat) 23時頃
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[返ずる声はなく、ただ床に衣服の落ちるかすかな音。 その肌に触れようと、男は手を伸ばすーー]
(168) 2012/05/26(Sat) 23時半頃
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ぎぃっ
[歪な叫びが出た。 それは部屋には響き、しかし閉められた扉故に他へ伝わったかはわからない]
あ、あ、あ、
[岸にあげられた魚のように、口をパクパクと開いたり閉じたりを繰り返し]
は、はは…
[眼前のその獣への羨望。 憧れた紅を自らの身でこぼす喜び。
しかし幸か不幸か、赤をこぼすその場所は
男が子供を生み出す腕]
(180) 2012/05/27(Sun) 00時頃
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[喜びと、絶望が、混ざる。 牙が食い込む腕を引き抜こうと引くが余計に食い込むだけ]
はぁ、はぁ…!
[腕を我が身に取り返すのは不可能と悟る。 そして、身体をひねり…]
アタシは…ッ 絵を…!
[血潮が壁に飛び散り、それはまるで絵の如く形を成す]
(182) 2012/05/27(Sun) 00時頃
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[びちゃり。びちゃり。 血が、絵具のように形を描く。 もがれた腕は痛みの温床となるが、そんなことには構わなずに男は 最期の子供をーー
そう、文字通り最期になるのだ。男にとって]
……ふ、は、は、
[乾いた笑い。
そして]
(186) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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が、は、
[自ら舌を噛み切り、唾の混じった薄い紅。 それを顔を近付け仕上げのように壁にすりつけ
完成さたそれは、とても穏やかな海の情景]
…ふ。
[漏れた笑いは、暖かく。
男はじっと目を閉じたー]
(189) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 00時半頃
女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 00時半頃
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