56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 01時頃
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[オスカーの声>>2:175は、耳に入っていたか 定かではないが、雪崩れるように馬から降りて。
横たわるベネットに駆け寄った。 一瞬、此処が戦場だと言うことも忘れて。
あの、強い意志が宿った瞳を見たかった。]
(10) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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[名を呼ばれ、誰かが駆けつける音がする>>5 それは、随分と遠くの出来事のような気がして。
倒れた彼の身体を守るように、剣を振るっていた**]
(12) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 12時半頃
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[強く耳に響いた叱咤にちらりと目をやれば そこには白いフードがあって>>14]
…
[少しだけ気丈に、笑みを浮かべて見せた。]
んなの、分かってんよ。
[ただ、忘れられなかった。 最期にベネットが残した言葉が。 今も、延々と頭の中を回っていた。]
ベネットを、…頼む。
[そして、オスカーの咆哮に手繰り寄せられるように 敵軍から手を引いて、撤退の体勢を取ったのだった。]
(37) 2011/07/02(Sat) 12時半頃
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…分かってる。
[オスカーに言われるまま、愛馬に跨り、砦へ引き返そうと。 負傷した兵士がいるならば、声をかけて行くだろう。
普段から何事にも動じずに来た青年だったけれど、 手を組んだ次の瞬間、その相手が居なくなった、という事実は 心身に、大きなダメージを与えていた。]
(41) 2011/07/02(Sat) 13時頃
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イアンは、その眼が見据える先には、何があるか**
2011/07/02(Sat) 13時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 13時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 21時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 21時半頃
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― 砦 ―
[戦場で、ベネットの死を間近で見て、 砦に帰れば、フィリップとムパムピスの死も人伝に聞くだろう。 無邪気な少年の笑顔と、神父の祈りの言葉が思いだされる。
何で、あんな乱戦の中を往った自分が生きていて 砦の中の連中が死ななければいけない。
――――何を、何を守るために剣を取った?]
…ッ、
[負傷した左腕が、ずきりと痛んだ。 未だ整理のつかない頭で、医務室へと急ぐ。]
(57) 2011/07/02(Sat) 22時頃
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― 医務室 ―
…っ…
[何で、あんな約束をしたんだろう。 手当を受ける際の、腕の痛みを堪えながら思う。
―――俺は、何も信じていないはずなのに。 神様だとか、夢の続きだとか、馬鹿じゃねえのって。 今を生きるために、んなモン必要ねーって、思ってた。]
… …、
[でも、それでも信じたのは―――…]
(67) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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イアンは、ヴェスパタインは今頃どうしてるだろうかと気になった。
2011/07/02(Sat) 23時頃
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[そこにはどれほどの負傷した兵士がいただろう。 それは数えきれない程だが、きっと死傷者はもっと居る。 これほどにも呆気なく、人の死はやってくる。
ふと響いた囁きに、フィリップとムパムピスを思い出す。]
… ―――
[静かに内に溜められる赤が、怒りが、 外に飛びだすのはいつだろうか。]
(80) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[後ろからかかる声>>82に、体を捻らせそちらを向けば]
…ああ、姫様か… 勝手に出歩いたら危険だっつー… !
[余計な心配をかけさせないために、 わざと軽い口調で返したはずが、 その首に巻かれた包帯を見て、はっと息を飲んだ。]
誰にやられた、それ。
[首を指さして、言う。 ペラジーの呼びかけには、まだ気付いていなかっただろうか。]
(87) 2011/07/03(Sun) 00時頃
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イアンは、ペラジーに気付けば、手をあげて挨拶をしただろう。
2011/07/03(Sun) 00時頃
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重症かどうかじゃねえ。 危険な目にあったかどうかって話だ。
[今此処に、ノーリーンの姿が無いことが 彼女の身に起きた出来事の大きさを想像させる。]
…領主護衛が、何でこっちの砦まで来てんだ…
[まさか、と思い出したのは、先程のオスカーの囁きで。 暗くなる瞳を見れば、それを振り払うように言う]
…分かってるさ。 アンタを守るのが俺の役目、だろ?
[彼女の想いなど、知るはずもなく。]
(100) 2011/07/03(Sun) 00時頃
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ばーか、気にするなら最初っから言うなよ。
[困ったように眉を下げ、頭を下げるペラジーを見やる。 あの場では、彼女の動きに助けられたようなもので 感謝はすれど、怒りを飛ばすことなど、ありもせず。]
…いや、お陰で助かった。 さんきゅな。
[今度は本当の笑みを、向けてみせた。]
(104) 2011/07/03(Sun) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/07/03(Sun) 00時半頃
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