184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling
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― 表通り ―
[周囲を威圧するように、のっしのっしと街を闊歩する。 口元には下卑た笑みを浮かべて。 それが舐められないコツなのだ]
……あいつは、カモだな。
[賭場前に所在なさげに佇む、ユリシーズ>>0:110に目をつける。 ぺろり、と舌なめずり]
よおよお。兄ちゃん。 賭場に興味がおありで? 良かったら一緒に遊んで行こうぜ。
[仕事のうっぷんを賭場で晴らそうとする者は多い。 そういった“一般人”をカモにしてやるのは、ドナルドの得意とするところだ**]
(4) 2014/07/07(Mon) 01時半頃
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『いいえ、結構です』>>12
[はっきりとした拒絶の言葉に、僅かにドナルドは眉を寄せた。 目の前の男はいかにも真面目そうに見え、押せば行けるタイプだと思ったのだが]
(こりゃあ。駄目だな)
[どうやら見込み違いだったようだ。 見切りをつけるのは、早ければ早いほど良い。 肩を竦めてこの場を去ろうとするユリシーズに対して]
けっ。興味ねえんなら、ここら辺うろついてんじゃねえよ。
[捨て台詞を吐いて、思い切り目の前のゴミ箱を蹴り上げた。 大きな音がして、周囲にゴミが散らばる。 こういった器の小ささこそが、彼の「小」悪党たる所以である**]
(15) 2014/07/07(Mon) 03時頃
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― カジノ「アッパーアイランド」 ―
ふぁーあ。ねむ。
[昨夜はあまり寝付けなかったのだ。 欠伸を噛み殺しながら、悠々と賭場を闊歩する。 スロットマシンの一角に近付くと、一段と喧騒が大きくなった。 昨日の“ムカつく奴”の顔>>12を思い浮かべて、舌打ちする]
けっ。気分が悪い。
[ひどく気分がむしゃくしゃとしていた。 スロットマシンの台を、思い切り殴りつける。 近くの席でスロットを打っていた男が、顔を顰めてこちらを見つめた。が、すぐに視線を逸らし、自分の勝負に戻っていく。 ここはそういう場だ。掃き溜めの集まる場所]
(37) 2014/07/07(Mon) 20時半頃
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さて。と。
[やがてスロットマシンの迷路を抜け、開けた空間に出た。 ギャンブルテーブルが整然と並び、天井に豪奢なシャンデリア。 ここが彼の仕事場だ。自然と眉間に皺が寄る]
もらうぞ。
[バニーガールから乱暴にカクテルを受け取り、ぐいと飲み干す。 忙しなく行われるポーカーゲームの群れを、つぶさに観察する]
……ビンゴ。
[にやり、と下卑た笑みを浮かべる。 バニーガールに目配せすると、彼女はやれやれと肩をすくめた。 これから行われることが分かるのだ]
(39) 2014/07/07(Mon) 20時半頃
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なあ、お客さん。 そういうの。良くないと思うんだがなあ?
[ポーカーゲームに興じている席に近付き、紳士然とした男に声をかける。そのまま慣れた手つきで、客の腕を捻り上げる。 ごきり、と嫌な音。 男の袖から、パラパラと何枚かのトランプが滑り落ちた]
こういうの。イカサマっていうんだぜ。 これから自分がどうなるのか。分かるよなあ。
[にやにや、と一層下卑た笑みを浮かべる。 楽しくて仕方がない、というように]
(40) 2014/07/07(Mon) 20時半頃
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― カジノの一室 ―
なあ、ボス。お客さんを連れてきたぜ。
[顔をボコボコにされ、全身に青あざを作り気絶した男。 先程まで「お客さん」であったその男を、ポイと床に放り投げる。 目の前の雇い主――ヨアヒムに、ニヤリと笑いかけると]
んじゃま。俺はお仕事終了、ってことで。
[手を振って、部屋を出ようとする]
(41) 2014/07/07(Mon) 20時半頃
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― カジノ「アッパーアイランド」 ―
[>>41ヨアヒムと何言か、言葉を交わしただろうか。 部屋を出ると、ドナルドは大きく欠伸]
んあー。たりぃ。
[ボキボキ、と肩を鳴らす。 先程の客>>40を思い出し、歯ごたえのない奴だったと独りごちる。もうちょっと暴れてくれたら、こちらも手加減はしなかったというのに]
……え。
[カジノを見渡したところで、1人の若い女>>46に目が止まった。 白い衣服に身を包み、こちらに背を向けている。 ちょうど、背格好も。年頃も――]
(53) 2014/07/07(Mon) 22時頃
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ヨーランダ! こんなところに来ちゃ駄目だろ!
[思わず大きな声を出しながら、女の腕を掴んだ。 どうしてこんな危ない所に。自分を追いかけてきたのか。 脳内をめまぐるしく思考が駆け巡って]
あ。ああ……。
[ペラジーの顔を見えた。途端に人違いだと気付く]
すまん。人違いだ。
[バツが悪そうにそっぽを向いた]
(54) 2014/07/07(Mon) 22時頃
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― 回想・オーナールーム ―
『頼りになるよ、ドナルドくん』>>58
[ヨアヒムの言葉に、ドナルドは芝居がかった態度で一礼した]
ありがたいお言葉で。ボス。
[そのままニヤついた笑みを浮かべると、オーナールームから出る。その際に、気絶した「客」を一瞥した。 この男がどうなるか、ドナルドは知らない。が、大体の想像はついている。一歩間違えば、自分もその「客」の立場になり得ることも]
……あー。ねむ。
[オーナールームを出ると、思考を振り払うように欠伸ひとつ。 罪悪感など、とうに消え失せた。これがドナルドの日常であった]
(96) 2014/07/08(Tue) 04時半頃
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― 現在・カジノ「アッパーアイランド」 ―
『と、とりあえず離してもらえたら嬉しいです』>>62
[ペラジーの困惑した様子に、ドナルドは唸り声を上げて]
ん。ああ。すまねえ。
[そっと手を離す。どうにも調子が狂っていた。 いつもなら「この女もカモにしてやろうか」と思考を巡らす所だったが。 すっかり毒気を抜かれてしまっていて]
こんな危ない場所には金輪際近付かん方が良い。 さァ、帰った帰った。
[しっし、と追い払うように手を動かす。心底迷惑そうな顔をして。 どうにも、ヨーランダと同じ年頃の娘には弱いのだ。 らしくない態度に、近くのバニーガールがくすくすこちらを見つめていた。ムカつく。後でとっちめてやる**]
(97) 2014/07/08(Tue) 05時頃
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『子供じゃないんだけれども…』>>107
[微かに聞こえたその呟きに、ドナルドは苦笑する。 明らかにカタギではない自分に向かって、臆せず不機嫌な顔を見せつける少女。全く怖くないはずがないだろうに。その強がりな様子が、どうにも放っておけず]
その言い草がガキだっつってんだよ。
[やれやれと肩をすくめた。仕方ない。 本当に、俺らしくもない]
おい、ガキ。出口まで連れて行ってやろうか? 迷子になって、ひとりじゃ出られねえんだろ。
[わざと子供扱いして、頭をぽんぽん。思い切り茶化してやった。 もしもそれで出ていかないようだったら、無理矢理つまみだしてやろうと考えながら]
(112) 2014/07/08(Tue) 21時半頃
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ガキって呼ぶのをやめろって、おまえ――
[>>123名前も名乗っていないじゃねえか。そう言おうとして。 足に、鋭い衝撃]
いたっ。てめえ。 優しくしてやれば調子に乗りやがって。
[頭に来た。こうなれば実力行使だ。 ペラジーのフードをむんずと掴み、ずるずるとカジノの入り口まで引きずっていく。 そのままポイッと路地にペラジーを放り投げると]
もう二度と来るんじゃねえぞ、ガキ! 俺様の名前はドナルドだ!よぉく、覚えとけ!
[威圧するように怒鳴りつけると、ガチャンとカジノの扉を閉める]
(131) 2014/07/08(Tue) 22時頃
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うわ。大人げねえ。俺。
[思わず顔を手に当てた。情けない。 扉を背に寄りかかりながら、ずるずると床に座り込む。 俺こそガキじゃねえか、と独りごちる]
(132) 2014/07/08(Tue) 22時頃
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やれやれ。なんかどっと疲れた。
[先程のペラジーとのやり取りを思い出し、ため息ひとつ。 本当に今日は、調子が狂いっぱなしだ]
……む。
[ギャンブルテーブルでカードを配っていた白髪のディーラーが、俺に向かって軽く目配せした。外を見て来いの合図。何かトラブルがあったらしい]
しゃーねーな。ったく。
[多少躊躇しつつ、カジノの外へ出る。例の「ガキ」の姿はもうなく、少し安堵する]
なにを考えてるんだ俺は。
[たかがガキ1人に。馬鹿馬鹿しい]
(156) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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― 路地裏 ―
どこだ。トラブルって。
[カジノの裏手に回ると、細い路地がくねくねと続いている。 辺りは薄暗く、じっとりと湿った空気が漂っている]
『商売女風情が、邪魔なんだよ!!』>>151
[どこかで聞いたことのある怒声が、不意に路地に響いた]
あっちか。
[面倒くさいな、と独りごちる。カジノ周辺のトラブル収拾も、ドナルドの仕事であった。またどうせ、酔っ払いどもが痴話喧嘩でも起こしているのだろう。 そう高を括って、角を曲がった]
(159) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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……なるほど。
[そこにはヨーランダとフランシスカの姿はもうなかった。 目に入ったのは、血まみれで路地裏に倒れた男。大方、喧嘩にでも負けて放置されたのだろう。嗚呼、情けない]
おーい。聞こえるかァー。 そこで寝てもらっちゃ、こちとら営業妨害なんだがァー。
[血まみれの男の頬を、ペチペチと叩く。 返ってくるのは呻き声のみ。これでは埒が明かない]
どうすっかなあ。
[思案するように、手を頬に当てた]
(162) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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……。
[じい、と血まみれの男を見つめる。 辺りには、誰の姿もなかった。自分と。血まみれの男以外]
ああ。
[思わず。ごくり、と喉が鳴った。 眼帯を握り締める。口元には歪んだ笑みが浮かんでいた]
いい。よな? だって誰も見てないし。どうせ放っておけば死ぬし。 いいんだよな。我慢しなくて。なあ。
[自分に言い聞かせるように。 その声は興奮のあまり、微かに震えている]
駄目だ。もう。我慢が。が。が。
[ずるり、と眼帯が滑り落ちる。その瞳は人間のそれではなかった]
(173) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[――狼の、目だ]
(174) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[いつからだろう。眼帯を着け始めたのは。戻れなくなってしまったのだ。人間に。左目だけは]
く。ぐぐぐぐぐぐ。
[地の底から響くような、苦悶の声。すぐに変化は現れた。 毛が全身を覆い、耳はピンと立ち、体躯が撓った。 口からは牙が飛び出し、赤い舌がチロリと覗く]
[血まみれの男の顔が驚愕に目を見開いた。 恐怖に身を震わせるその姿を見て、「怪物」は嗤った]
(175) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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ワオオオオオオオオオオオオオオン。
[夜闇に轟く大きな遠吠え。それが合図だった]
(176) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[刹那、男の首筋に。人狼はガブリとむしゃぶりついた]
(178) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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― 数刻後 ―
あ、ああ……。
[目頭を押さえる。くらくらする]
またやっちまったのか。俺は。
[顔を思い切り顰める。 その姿は人間のそれに戻っている。ただ、左目を除いては]
……。
[無感動に、先程まで人間であった『物体』を見つめる。どうせ放っておいても死んでいた男だ、と言い聞かせる。 眼帯を拾い上げて、そっと左目に被せた]
とりあえず。血を。洗い流さねえと。
[ひどく頭が混乱している。証拠隠滅をする余裕もなかった。 朝には、その惨たらしい死体は発見されてしまうことだろう**]
(182) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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