人狼議事


184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling

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視点: 人


【人】 掃除夫 ラルフ

[その夜、街は騒然としていた。]

(4) 2014/07/13(Sun) 10時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

["むこう側"で人が死んだ。それは特段騒ぎ立てることでもない。
だが人狼が現れ、こちら側の人間が襲われた、となれば話は別だ。]


[唯一その後を追って人狼の正体を目撃した自警団隊長は、
しかし、獣達が暴れ回り、その場の決着が着いたところで、
煽られ>>3:161>>3:163>>3:164>>3:166>>3:168怒れる野次馬>>3:136に、
棒で殴られ、石を投げられ、獣を殺した銃を奪われた。

命を奪われる前にはなんとかフェンスのこちら側へと脱したものの、怪我がひどく、詳しい話を聞くには回復を待つ必要があった。]

[そしてもう一つ、さる貴族の関係者>>3:126>>3:127が巻き込まれていたことが、この件への対処をややこしくした。]

(5) 2014/07/13(Sun) 10時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[隊長は彼女を追った結果人狼に遭遇し、発砲、これを殺害した後に別の者に襲撃された。その状況は気を失う寸前の隊長の口から説明された。
だが、人狼の男を庇って倒れたという彼女の生死、そして他にこちら側の人間が巻き込まれたのかどうかはわからないままだ。
――彼女が巻き込まれてさえいなければ、"人狼は死んだ"という事実のみで、他の人間については"わからない"まま放置されていただろう。


街灯もまともに整備されていない夜の"むこう側"へと行くことを、自警団の誰もが嫌がった。
それだけではない。隊長を殴った住民の一部がまだ暴れ足りぬとばかりにフェンスを乗り越えようとしていたので、それを抑えつける人員も必要だったのだ。
結局、隊長の回復を待って詳細を聞き、明るくなってから調査・生存者の救助を行うこととなった。

――尤もその時間までか弱い娘が一人生き延びているなど、誰も思ってはいなかったが。]

(6) 2014/07/13(Sun) 10時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[別の自警団員はこう語った。
金髪の娘が中に入った>>1
出てくるところは見ていない、と。]

(7) 2014/07/13(Sun) 10時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[偶然窓の外を見ていたある住人はこう証言した。
フェンスの向こうから大きな狼が疾走ってくるのを見た>>3、と。]

(8) 2014/07/13(Sun) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― 明け方:広場 ――

[太陽すらも未だ目覚めを拒み、地平線の向こうで微睡んでいるような時間帯。
昼間踊り子達と一緒に踊っていた市民も自宅のベッドで寝静まり、
既にあらゆる決着がついたのだろう、黒服の姿もない。
自警団の多くはフェンスの警備強化に当たっており>>6、街中は逆に監視の目が手薄になっていた。

男は噴水の縁に腰掛け、両手の中で黒く光る拳銃を見つめていた。]


 ――お前は、……どうして。

[問いかける先、答えなどないことを知っている。
死者と話ができるなどと、男はそこまでロマンチストではなかった。]

(9) 2014/07/13(Sun) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[護身というにはこの銃は重い。
威嚇だけでなく、実際に誰かを殺すことができる銃だ。
ネオン街の近くにいる多少胡散臭い奴らから身を守るためだけであれば、こんなものは過剰防衛だろう。

 "お前はひょっとして、人狼と呼ばれる者がこの街にいることを知っていたんじゃないか?"

問いを心の中で呑み込む。
無関係な点と点を結んで疑念と言う名の形を作り上げ、
存在しない幻に怯えることはあまりにも簡単なことだからだ。]

(10) 2014/07/13(Sun) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[男は溜息を吐いた。眠れていない。
この時間帯ならばもう大丈夫だろうと外に出たはいいが、
風に当たって落ち着くどころかより悩みを深めてしまった。]


[ "大切な人、秘密、知った…ならば、どうされますか"


  "たとえば、もし、その人が…人狼……だった、 なら……"]


 …………。


[男はまとまらない感情の中で、銀の髪の娘の言葉を思い返していた。**]

(11) 2014/07/13(Sun) 11時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/13(Sun) 11時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/14(Mon) 00時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―― 明け方:広場 ――

[掛けられた声に、男ははっとして手の中で弄んでいた拳銃を懐に仕舞った。
その懐には父親の部屋で見つけた革製の袋を切って作った簡易ホルスターのようなものを隠している。
本物と比べるとあまりにお粗末だが、無いよりはマシだ。]

 ……おはようございます、メアリーさん。
 今日は早いですね。

[噴水の縁に腰掛けたまま、穏やかに笑ってメアリーに挨拶をする。
本当なら今日もいい天気だとか、そういう平和な話をしたかった。
だけど太陽はまだ姿を見せず、どこそこの誰がこんな面白いことを言っていたという他愛のない世間話も思いつかない。

この街は変わってしまったのだ。
否、そこにあったものをずっと見ないふりをしていただけに過ぎないのか。]

(32) 2014/07/14(Mon) 08時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ……夜にまた人狼騒ぎがあったのをご存知ですか。
 今度は目撃者もいる、……とか。

[騒々しい自警団が語った内容を思い返しながら尋ねる。
なるべくなんでもない世間話の体で平静でいたかったが、笑うのは難しかった。**]

(33) 2014/07/14(Mon) 08時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/14(Mon) 08時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[メアリーの返答に男は静かに頷いた。]

 もう一人。……そう。

[一度視線を落とす。沈黙が流れ、それを先に破ったのはメアリーだった。]

 ……怖い、か。
 正直わからないんだ。
 今でも本当に人狼なんてものがいるのか、心のどこかで疑ってる。

[人が死んでいるのにひどい奴だよね、と自嘲して。]

 ……大事な人が殺されてしまうかもしれない、
 この街がめちゃくちゃになってしまうかもしれない、
 そういう意味でなら、怖いよ。

[それは人狼に対する恐怖とは少し違う。人間が人間を殺すこともある。
人狼に対しての恐怖とは何か。直接見えていない男はそれをはっきりと言い表せない。]

(42) 2014/07/14(Mon) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 このまま待っていれば、この騒動は終わるのかな。
 人狼は捕まって、この街に平和も戻って……。
 僕達にできることは、戸締まりして神様に祈るくらいしか無いのか……。

[ふと思い出したように男は話を切った。]

 と、ごめん。
 あんまり長話するとメアリーさんのお仕事の邪魔になっちゃうかな。

[まだ客らしき姿は辺りには見えないが、男はそう言った。
このままだと際限なくまとまらない思考を彼女に聞かせてしまいそうだったから。*]

(43) 2014/07/14(Mon) 20時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/14(Mon) 20時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[男は静かに頷いた。
そして噴水の縁から立ち上がる。]

 ……ありがとう、メアリーさん。
 メアリーさんも、大切な人の傍に……どうか。

[軽く会釈してから振り返り、噴水を見上げる。

今日も休み――否、正確には夕方から噴水の水を抜き、チームでこの大きな噴水の清掃を行う予定だったのだ。
だがきっと中止になるだろう。作業は夜まで掛かる。
作業員が嫌がらなくても、住民からの苦情が来るかもしれない。
そういうことを、上司たちは厭う。]

(52) 2014/07/14(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[だから本来は夜の作業に向けて休めておくべき身体を男はこうして動かすと、広場を離れ、商業区へと向かった。
知らないこと、目を背けていることが多すぎる。]

(53) 2014/07/14(Mon) 23時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/14(Mon) 23時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―― 商業区・路地裏 ――

[男が最初に足を運んだのは、サイモンが死んだ路地裏だった。
もうすっかり綺麗になっているが、男のアンバーは他と違う色をした地面を目ざとく見つける。
落としきれず染みになってしまった血だ。]

 ……カジノの近く、か。

[男はそちらに足を向けた。]

(56) 2014/07/14(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― アッパーアイランド ――

[カジノは通常通り営業していた。中に入ると騒音が男の耳を炙る。
だがどこか違和感があった。

タバコを吸いながらスロットマシーンに興じる常連客の話に耳を傾けてみれば、"オーナーと用心棒の姿を見ない"と聞こえてきた。
"人狼に喰われちまったのかもな!"と冗談が……恐らく明るいうちから酒も飲んでいるのだろう……陽気さとはまた少し違う種類の笑い声が男の眉を顰めさせた。

やがて黒服がこちらを見た。
テーブルにも着かずただうろうろしているだけの男の不審さに気づいたのであろう。
逃げるようにして男はカジノを後にした。]

(57) 2014/07/14(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 はー……異次元だった。

[生まれて初めて足を踏み入れたそこにそう感想を漏らして、男はまた歩き始めた。

次は旅の娘が殺されたという場所。
場所が曖昧だったので、近くの人に声を掛けて聞いた。
その間に魚屋のワンダに掴まり、ひと通りの自警団への不甲斐なさや事件への不安、そして可哀想な被害者の娘(男はここでようやく殺された娘が先日宿を案内した白いフードの娘であり、ペラジーという名であったことを知った)の話を聞いて解放された頃には、だいぶ時間が経っていた。]

 …………。

[ここにも残る血の跡。
男は簡単に祈りを捧げたあと、再び表通りへと出た。

そう遠くない場所にリデル=カー工房が見える。]

(59) 2014/07/14(Mon) 23時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/14(Mon) 23時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/15(Tue) 00時半頃


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