180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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ほうら、 宴はもう始まっている。
[差し伸べた手の先には放たれた冥界の気配。 雄たけび、呼応する力。HERO。光の一閃。 そうして手の甲でクリストファー・グリモアの頬を撫でて後、 両の腕をゆるりと広げて歌うようにこう謂った。]
私は招かれたお前たちを祝福する。 分け隔てなく、光も闇も、悪意も善意も、あらゆるすべてを私は祝福する。
――望むのならば応えよう、 望まれずとも現れることもあるがね。
[愉快そうにシルクハットのつばを引き下げると、影になった瞳の奥で金色が光る**]
(@9) 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/06/07(Sat) 08時頃
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―ホール>>57―
――よかろう。クリストファー・グリモア。
[白い手袋をするりと外し、 淡く金色を帯びた掌を洗礼のように男の額に翳す。]
私はその意志を祝福する。
[言祝いだ、一刹那。
銀細工《フィグリー》のように、映像を早回しにした花盛りの蔦薔薇のように、細い光の線が絡み合い、成長し、一つの“門”を形作った。 幾度生を受けても刻まれた“本質”への扉を――“道”を示す。 開くかどうかはその者の意志次第。 己自身で“開く”ことに意味がある―――]
(@10) 2014/06/07(Sat) 11時頃
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開くがいい。 御前のものを、御前のものとして 目覚めさせるために。
―――そう、己が手で開くこと。 其れにこそ意味がある。
[地響き。遠雷のような唸り声。>>106 館は迂遠にして曖昧、その広さ自体が判然としない。]
“侵入者”が在るようだ。 賑やかに成るな。
[轟音。高らかな笑い声。>>115 ホールのシャンデリアが不自然に揺れ、がちゃがちゃと耳障りな音を立てた。]
(@11) 2014/06/07(Sat) 11時半頃
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[影より染み出すような声が響く。 賛歌じみて、惨禍を呼ぶ。 少年を>>106追うものとは違う、異形。影のあるところから染み出すように、ずるりと幾匹も幾匹も這い出てくる。]
《――至レリ》 《――至レリ》
《――至レリ》 《――時ハ至レリ》
《――宴ダ》 《――災イダ》
《――F.E.Sヲ》
[異形の口元が真紅の三日月状にぎちりと裂けた。 動く者たちに*のべつ幕なく襲い掛かる*]
(@12) 2014/06/07(Sat) 11時半頃
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―ホール>>144―
[跳梁跋扈する影の異形は、 奇妙なことに“彼”――螺旋階段の主に積極的に近づこうとはしなかった。
そう、それは、この宴に於いて “彼”――螺旋階段の主が異質であり 招かれざる者である故に他ならない。
瑣末ごと、だが。]
――嗚呼
[扉が開くのを見ると、 螺旋階段の主は確かな微笑を見せる。]
おはよう。 随分とすっきりしたようだな。――夢は夢、御前の中に眠るものでもあったろう?懐かしい再会となれば幸いだ。記憶を水底に保存する――記憶師《メモリア》ならば多少は優しくしてやれたのかもしれんがね。
(@13) 2014/06/07(Sat) 18時半頃
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[クリストファーを見るや否や集い始めた異形を ひと睨みと魔気で追い払うを見、 螺旋階段の主は数回の拍手を送る。]
お見事。
[それから、シルクハットのつばをつまみ、軽く引き上げ]
私の名はルーカス。 ルーカス・イルグレッタ・グリム。 ……宴に招かれざる者、といったところだ。
[薄い笑みを浮かべた。]
(@14) 2014/06/07(Sat) 18時半頃
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―ホール/クリストファーに―
――それにしても。
[首を横に少しばかり傾けた。 クリストファーの手のしるしを覗き込むようにして、蒼い――宝石にたとえるなら、藍方石の色をした眼を興味深そうに細めた]
随分と面白いものを持ってきたのだな。 これも世界が交わったゆえか。 事象の地平を越えるのに必要か――いや、それはこの先、自身で知るべきことか。
[少し考えて、口を鎖す。続ける代わりに、こう付け加えた。]
……待て、――しかして希望せよ。
(@15) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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―ホール―
……さて?どうかな。
[知りえても、伝えはしない。 因果の糸に干渉すると、世界が壊れかねない故に。]
“運命”と人が呼ぶものは ときに気まぐれだ。 何を考えているか分からないもの、だが。
そうだな、御前は確かにこの中では 見た目だけなら年上だ
[くつくつと、おかしそうに笑った。――それから。]
あれは、“悪意”や闇の強い気配に反応した“世界の影”のカケラだな。たいした力を持つものでもないが、根源を絶たなければ際限なく増える。
(@16) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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―ホール―
[クリストファーが了解しているのならば 螺旋階段の主――ルーカスからは何も言うことはない。 薄く笑みを浮かべて首肯したのみである。]
また会えるのを楽しみにしているよ。
[>>236 館を見回る、と告げた男を見送るルーカスの姿は――例えば。クリストファーがもしも振り向いたとするならば、其処に最初から何もいなかったかのように、忽然と*消えている*]
(@17) 2014/06/07(Sat) 23時半頃
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―食堂>>264―
おや、午睡か? そのままだと火事になりかねんぞ。
[寝煙草めいた格好になった男の顔を覗き込み、 声をかけるものがある。]
(@18) 2014/06/07(Sat) 23時半頃
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[――忽然と、実に忽然と、 正装の青年が現れたのである。]
(@19) 2014/06/07(Sat) 23時半頃
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―食堂―
おっと?
[煙を遮るようにゆるやかに手を翳す。]
……なに、私は“招待客”ではないからね。 気ままに見回っているところだ。
[などと。当然のように謂うのだった。]
(@20) 2014/06/08(Sun) 00時頃
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―食堂―
いつものことだ。 さして気にするほどのこともない。
[ 正装の男は、こともなげに謂った。 奇妙に優雅で、そして浮世離れしたような佇まいで、警戒されているのを分かっていながら覗き込むのをやめない。]
さて、もし館主だったらどうするつもりか? 御前と、“ 御前が体を貸し与えている誰か ”も、同じことをするだろうか?
[ 愉快そうに、笑み混じりに問いかけた。 ]
(@21) 2014/06/08(Sun) 09時半頃
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――などと。
まあ、違うのだがな。
[ 正装の男は唇を笑みの形とする。 形良い顎に添えた指先に、いつの間にか“ 吸いかけの ”煙草が挟まれている。 それは、つい先頃まで海賊の青年が咥えていたものと相違ない。]
(@22) 2014/06/08(Sun) 09時半頃
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火事を起こしても館は燃えんぞ?
[煙草を吸うような所作をして、 出会い頭にやられたように 正装の男は海賊に息を吹きかける。
但し、それは煙ではなく 館で初めに漂っていた馨しい紅茶のような香りである。>>0:@14 反応をゆるりと眺めてから、正装の男は問う。]
さて、御前は此処で暫し午睡を貪るつもりかね?
(@23) 2014/06/08(Sun) 10時頃
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―食堂― [正装の男の前に忽然と赤髪の女が現れる。]
うわっ、顔ちかっ! あっ、っか、館燃やさねぇから! そういうご迷惑はかけねぇから。
なんかラルフがすまないねぇ…。
[こちらを覗きこんでいた男から少し距離を置き。 そちらの手元にある煙草を見て苦笑い。]
あっ。ちなみにアタシは館主とやらは殴らないよ。 話聞くのが先だと思ってるから。 内容次第では頭蓋骨陥没させるけど。
[大して変わりはなかった。]
(@24) 2014/06/08(Sun) 13時頃
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アタシは……アンタが何か知ってんじゃないかな、って踏んでるけど。 館主さんとお友達、とかさ。
[新しい煙草に指先で灯した火を付ける。 その煙を吸い込んだ後、女は言い放った。]
――――――…。 さぁ、そこのお兄さん。 持っている情報とついでに有り金全部置いていきな。
[こういった迷惑はかけるらしい。 そもそもこの女自体が海賊団の船長であったから仕事を全うしている、といえばそれまでなのだが。 満面の笑みで正装の男を睨みつけていた。**]
(@25) 2014/06/08(Sun) 13時頃
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―食堂―
ちなみになんだけど。 なんとなーく『アレ』が絡むような気がしてるんだ。
アタシの海賊の勘としては10の世界の奴がなんか情報持ってんじゃねぇかなぁ……って勘な。 実はこっそりそこの冷蔵庫開けてどんな世界があるか確認してたんだけど。
……ラルフがね。
[女海賊の勘が当たるかどうかは分からぬが。]
(@26) 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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それが誰かは知らねぇけどな。
[件の王子とやらには会ったことがなく。 食堂で会したといっても一致まではしなかった。**]
(@27) 2014/06/08(Sun) 15時頃
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―食堂>>404― [ 嫌悪の視線を事も無げに受け止めて、 笑みを深める男である。 ]
良い味だぞ、 機会があれば振舞おうか。
――おっと。
[赤毛の女に姿が変わったのを見て、軽くシルクハットを持ち上げた。小さな一礼を向け]
お初にお目にかかる、お嬢さん《レディ》。 どちらにせよ、物騒なことは変わらないな、それは。
[ 言葉には愉快そうな色が滲む。 ]
なかなか堂に入った佇まいであることだ。 かの大海を渡る宇宙海賊や、或いは紅玉の斧を振るう女傑を想起させる。
悪くない。
(@28) 2014/06/08(Sun) 18時頃
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ラルフが見たのは本当に冷蔵庫だったのかな? 狼でも潜んでいそうだがな、それは。
[ 小さく肩を竦めた。 ]
高貴にして必然に愛され、 魔女の口づけを受けるさだめの王子かね。 “ 銀色の子供”を狙うとは、 ラルフも御前も相当に目が高い。
……なれば、訪ねてみてはどうだね? ここにいるよりはよほど退屈しまい。
館を燃やすと言うなら止めはせんが。
[ すらりと指を扇をそうするように開くと、手にしていた煙草の端が金色に煌く。 ぱっ、と焔に変わった瞬間、 奇術のように手を結び
――次に開いた時には、ラルフも女も見慣れぬ銀貨へと変化した。それは、知るものこそ知ろう、セレンディア国の銀貨であった。]
(@29) 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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[ 純銀の表面には見事な彫刻が施されている。 浮き彫りになった横顔は、 セレンディア国第一王子――セシルのものに他ならない。
ぴん、と指先で弾き、 放物線を描いて銀貨は女/ラルフの元へ落ちた。]
(@30) 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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銀の門を探すがいい。 あらゆる世界、 あらゆる次元に散らばる“ 欠片 ”を集めるがいい。
[ それは、アルフレッドが拾い上げたものか、>>357天使の像か。共通する、呼応する、無限の世界を貫き繋ぐ“ それ ”。宴の主賓。ばらまかれた希望、或いは絶望。 ]
(@31) 2014/06/08(Sun) 19時頃
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[ ごおん、と地響きが鳴り響き、 硝子が割れたような音がしたのはすぐ後だ。 眠れる巨人が、歯車を廻した音。 >>398 軽く体を傾けてから、螺旋階段の主は窓の外に目を向けた。]
嗚呼…… “ 統一界 ”の使者も動き出したようだな。 あれは、もう目覚めぬかと思ったが……
[ 些か懐かしそうに目を細めたのは僅かの間。
まだライトニングが食堂に居るならば 見るものを釘付けにするような麗しい笑みに流し眼を添えてから、踵を返して食堂を後にする** ]
(@32) 2014/06/08(Sun) 19時頃
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ーホールー
[それぞれに館内の扉から他の世界の様子を見て戻ってきた者達に、いつも通りの様子でソフィアが給仕をしている]
お疲れ様です。お茶でもいかがですか? お疲れの方はお部屋でいつでもお休みいただけます。
(@33) 2014/06/08(Sun) 21時頃
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そうですか。分かりました、着替えとタオルをお持ちします。
[クリストファーからの要望>>443に、すぐに奥に引っ込んで適当な大きさの着替えとタオルを見繕ってきた。]
こちらでいかがでしょうか。 少し時間をいただいてよろしければお風呂もお沸かししますが。
[館主が戻る気配はやはりないらしい。]
(@34) 2014/06/08(Sun) 21時半頃
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―食堂―
魔女のくちづけ……を受ける王子……? なんかソレ弱そう、ってかヤワそう……。 普通、王子からくちづけするもんじゃねぇの……?
[正装の男の言に首を傾げる。(>>@29)]
まー、王子って言うからには金銀財宝も持ってそうだしな。 って……アンタ手品師なんかい…そんな銀貨出して…。 知らない国の銀貨っぽいけど。
[足元に落ちたソレを拾い上げ銀貨に彫られた横顔を見た。 それが件の王子、"銀色の子供"と言われる人物の顔だと察することができる頭はなんとか持ち合わせていたが。]
金目の物に、情報も、かい。 なかなかやるじゃん、マジシャンさん。 銀の門とかは意味わかんねぇけど。
[その後の地響きに窓の外を眺めていれば、食堂から正装の男はいなくなっていた。]
(@35) 2014/06/09(Mon) 00時頃
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―食堂/暫し前―
……なんかデケェのが消えてった気がするけど。 ま、いいや、とりあえず走るか。 考えんのは性にあわねぇし。
[魔皇と冥王が食堂に現れるより前に。 走って食堂から移動した。]
(@36) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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―現在/廊下―
なんか溢れてるんですけどー!! 倒す、しか、ないの、コレ? なんだかんだで洋館燃やすパターン?!
[駆逐されつつあった異形が己の影から湧き出てきた。]
(@37) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――――…うーん、生身の身体で戦うの久しぶりだからなぁ……。 やらなきゃ、やられるし、仕方ない。 深呼吸、深呼吸。
[肩幅に両足をひらいて背筋をまっすぐ伸ばす。 両手を左右に大きく開いてまずは大の字のポーズ。 両の掌に宿った炎をそのまま頭上へと上げる。 手の炎は1つとなって巨大な火の鳥となって空へと一旦昇り。 そして、また己の右腕に戻ってくる。 右腕をぐっと引き寄せて、パワーを溜めてから。 息をたくさん吸って、大きな声で叫ぶ。]
――――いくぜぇっ!!! 炎舞極楽鳥《キャプテン・フェニックス》!!!!!!!
[そして、そのまま右ストレート。 炎の鳥が異形を全て焼き尽くした。 しかしながら見られていたら少し恥ずかしい。]
(@38) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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