17 吸血鬼の城
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[そして、薬をそこで調合しはじめる。 自分でなした毒素沈着を解く薬を……。
そう、彼女がここから出れるのであれば、 その先、長い人生が送れるように………。]
――……
[そうすれば、彼女にだけは、 吸血鬼ではなく、
薬師のままで、いられる。 そんな、淡い、
淡い想い。]
(235) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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長老の孫 マーゴは、風の中、小さくサイラスの名を呼んだ**
2010/06/23(Wed) 19時頃
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[注がれる眼差しが心地好かった。 ドナルドに向けた表情は花が綻ぶかのように鮮やかになる。 この魔性が人に惹かれてしまうのは失った過去への郷愁。 人であった頃を知らず懐かしみ求めてしまう]
それなら良かった。 痛むと言ったら、また小言を言おうかと思っていたの。
[テーブルに置かれたワインを視線のみで示し]
――…ふふ。 貴方が誘って呉れるのなら喜んで。 聞きたいこと、って何かしら……?
[ドナルドの示す対面の席にふわりと腰を下ろし 続く言葉には思わずくすくすと愉しげに声を漏らした**]
敬語なんて必要ないわ。 此処には咎める者なんていないのだから、 貴方の喋りやすいように。
(236) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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[そして、閉じこもってからいくらか時間がたったあと、 また新たに調合した薬瓶を持って、部屋から出る。 その姿は、乱れたもののままだった。
鎖骨の下につけられた慈悲の刻印も、>>234 本人には見えぬもの。
ただ、視線は、葬列の乙女。マーゴの姿を探し始める。]
(237) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 19時半頃
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[何処へ、と足を定めかけて、 血の跡の片付けられた廊下の余韻にふと思い出す]
ああ…… ふふっ
[>>230 擽るような言葉を投げかければ、 狂おしく鳴り響いた黒薔薇の鼓動。 あの胸の奥、どんな醜く薄暗い感情が渦巻いているのか。
それが向けられることに、愉悦を感じる。 邪気のない微笑を浮かべれば、 常と変わらぬ様子のまま、薔薇の香の紛れる広間へと足を運ぶ**]
(238) 2010/06/23(Wed) 19時半頃
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>>236
[ローズマリーの表情は先ほどの憂いを帯びたかのような微笑みが、一転して花咲く笑顔になる。 その変化の理由が自身の表情とは気付く訳もなく、 笑顔を見つめていられずに誤魔化すようにワインを注いだ。
質問を逆に問われてもすぐには言おうとせず 座ったローズマリーの手に触れるよう手を伸ばして]
ああ、良かった。 敬語なんて使わねーから息が詰まってて。
[手に触れる事が出来なければ、初対面時に手にキスを落とした事に言及する]
ローズマリー嬢、 お嬢さんも……吸血鬼、なんだよな。 [手の冷たさ、刺青の疼き、息苦しさ。 城主程ではなくとも感じられる。 紡ぐ言葉は独白にも似た囁き] お嬢さんは城主サマよりかは人間らしく見えるんだが。
(239) 2010/06/23(Wed) 19時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 19時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 20時頃
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―自室―
[城主に引かれるがまま連れて行かれたのは自身の部屋であった。 名簿を仕舞いこんだ文机をちらと見る。どうせ所在などばれているだろうに]
人の身で居させていただけるなら、有難い――
[そんなものだ、と思ってしまえば、案外力なんてあっさりと抜けてしまうものだ。 どんな恐怖が与えられようと、 どんな悦楽が与えられようと、 それが極限にまで死に近いものだったとしても、
ただ、受け入れるだけ。
己の命の所有権すら、既に青年のものではないのだから]
(240) 2010/06/23(Wed) 20時頃
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[注がれたワインのグラスに手を伸ばそうとすれば ドナルドの手が触れる。 自分とは違うあたたかくも大きな手]
紳士は大変ね。 ――…嗚呼、やっぱり。 そうやって話して呉れた方が嬉しいわ。
[止んだ敬語にそんな感想を漏らした。 確かめるような問い掛けに僅かに困ったような微笑]
貴方が知っている通り…… 私はお兄様と同じ吸血鬼。 人の血を喰らう魔物でしかない。
[そう紡いだ声は感情の乏しい淡々としたもの]
人間らしく、見える……? そんなの……、きっと、貴方の、気のせい……
(241) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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―客室廊下―
[そして、葬列の乙女の姿を探す男の姿を見るものもいただろう。 話しかけてくるものがいれば、マーゴの所在を聞いて…。]
ああ、そうか。
[それから、一旦冷静に考えて、影の存在にその所在を案内してもらうことになる。]
――…上へ? 最上階?
[それは、城主の部屋……。]
くっ……。
[それは駄目だとばかりに、階段に足をかける。]
(242) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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―イアンに与えた客間― [>>240あの場では寛げぬと、彼に与えた部屋へつれてきた。城主の通る後には、消しきれぬ僅かな血のにおい]
今は未だ……人のままで。 記者といい詩人といい、おかしな人種は嫌いではない。 あの黒薔薇のように傍においてやっても良かったのだ。
そのまま、人のままでと思う反面 壊し、乱してやりたくもあるのは……
[恐怖を与えるのでは足りぬと思った。 白い手を彼ののど元から胸へと這わせ、其の道筋を辿るように唇を寄せる。一時の快楽はただ、ひとの身が受け止めきれるだけのもの。 僅かに物足りなさすら残す行為を終え、城主は彼を振り返る。 ランプの明かりにさらさらと揺れるアメジスト]
執着心とは、難儀なものだ。 お前にまで懐かぬようにせねば、な
(243) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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― テラス ―
[やがて。
広がる景色へ、深々と頭をさげて 再びテラスの硝子扉を潜る。
暗い城内に戻れば、さらに上へと続く階段を見上げ、 ゆっくりと登りはじめた。
だがその途中、なにか思い出したように足を止めて、 近くにいた影へと、なにごとか頼む。]
(244) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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― 階段 ―
[やがて、影が持ってきたのは、小さな鞘付きのナイフ。 掌に収まるほどの長さのそれは 家を出るときに持たされたもの。
いざというときの、守り刀として。
鞘を払えば、鋼の刃が鈍く光る。
それを確かめて鞘に戻し 鞘ごとガーターに挟み込んでおいた。]
(245) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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― 階段 ―
[ そうしてまた、ゆっくりと階段を上りはじめる。
城主の部屋があるという、最上階を目指して ]
(246) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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[悦楽が終わる。 どっと力が抜ける心地がして――実際抜けていた。意識まで溶けだしてしまうかと思ったが、物足りなさも相まってか、それはただの錯覚だったらしい]
永い間生きていらっしゃると聞きましたから。 すっかり、そんな――執着心なんてものとは、無縁のお方だと思っていましたよ。
[酩酊から抜け切れてはいないものの。 そんな風に言葉を紡いで、笑う。――嗚呼、笑えるとは]
懐かせるのではなく、懐くのですか?あなたが……俺に?
[胸元のボタンを留めながら、ゆっくりと首を傾げた]
(247) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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[途中、吸血鬼の囁きに、唇を噛み締める。]
ああ、いいえ、そんな……。
[階段を上る足が止まり、俯き、呻く。]
(248) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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>>241
[拒まれなかったその手は、 先ほど触れたメアリーを思い出させる滑らかさと 地下牢で触れた城主の冷たさを思い出させる。
彼女が浮かべた微笑も直視できず―直視したら、なにがおこるのか― 淡々と零れおちる言葉を、彼女の手を見つめながら聞いた。]
やっぱり冷てー。
気のせい、っていう割にゃあ 間があいてるぜ。お嬢さん。 そういう所も含めて、人みたいだ。
なあ、今まで人を殺した事は? 血を吸って。
(249) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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― 城主の部屋の前 ―
[やがて階段は終わりをつげ。 その先に、ひときわ豪奢な扉が現れる。 重厚な黒檀の扉は、繊細な彫刻が施され 象眼で飾られていた。
ここが、城主の部屋なのだろう。 その扉の前に立って、数度、深く呼吸する。
そうして、扉を叩くために、細い腕を上げた。]
(250) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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―イアン客室― 嗚呼……執着する間もなく全て手にいれてきたからな。
[肩にかかるだけの夜着から覗く生気の無い肌が僅かな上下を繰りかえす。 交わりに通じる快楽を、自ずから取ろうとすることが先ず無いからか、未だ乱れた姿のまま]
そう、私が お前に
[釦を留める其の手を押さえ、しなだれかかる]
こうして懐いたら……困るだろう?
(251) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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[手はそのままに女はドナルドの隻眼を見詰める。 翡翠を映さぬ隻眼に気づけば柳眉が微かに寄せられて]
冷たいと感じるなら…… 手を離せば良いのよ。 貴方の手まで冷えてしまうわ。
[首を傾げば亜麻色の髪がさらりと胸元に流れる]
貴方が急に変な事を言うから…… ただ、少し吃驚しただけよ……
[人みたい。 そんな言葉に動揺してしまう。]
――…私は、吸血鬼よ……? 無いわけ……、無いじゃない……。
[サイモンを手に掛けたあの日が過り女は俯く。 それは男に動揺を悟らせまいとする僅かな抵抗]
(252) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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―最上階へ―
[だが、また足を動かし始める。 それは最上階まで止めることはないだろう。]
[そして、最上階、そこに城主がいないことも知っている。これから現れるかどうか――?
ともかく、その白いヴェールをつけた娘を見れば、名を呼ぼうとする…が。]
[そこについても尚匂うのは、白薔薇。 それは、娘の胸からか、それとも、己からか、それとも?*]
(253) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時頃
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―廊下―
―――…かしこまりました、旦那様。
[主が言葉に愉しげに微笑えば、 城に慣れたその身は、――影に“獲物”の行方を問う]
さて、どちらに―――?
(254) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
長老の孫 マーゴは、薬屋 サイラスの気配を、不意に感じた。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
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―イアン客室―
[一切その場から動く気配を見せず 声ならぬ聲で眷族達に囁きかける。 彼等は命令通りに動くだろう。
最上階に主の気配は無く 影が戸口を塞ぐように立ちはだかるだけ]
(255) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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長老の孫 マーゴは、奏者 セシルの薔薇の香りも、届いた気がした。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
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>>252 [彼女の表情の変化を見ずに気付けるほど男は察しが良くない。 しかし彼女の声音が変化していくのに気付かぬほど 耳が遠い訳でもなかった]
んーにゃ。このまま暖めてみようかと思って。 [だからもう片方の手も持ち出して両手で包みこむ。 ようやく、少し苦笑いしながら男は顔を上げた]
そんなに変なこと言った覚えはないけどな。 外見だって人間のままだし。人と思われていた経験のが多いだろ? [俯いてしまう女に、苦笑はひっこみ真剣な表情で声をかける] …後悔してるのか?殺したこと。
[女と対峙している間中、刺青がじくりじくりと反応する。 そして城主と対面した時に湧きあがった、あの不可解な思いも 男の心の底にふつふつと。]
(256) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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羨ましい。 人は手に入れられないから、執着すると言うのに。
[僅かな嫌悪が、声には含まれていたかもしれない。 手を押さえられて、人ならざる者の身体がまた、触れる]
別に――どうでしょう。 懐かれる分には……だって、人が吸血鬼を懐かせるって、結構凄い芸当じゃないですか?
[冗談じみた声音を喉の奥から絞り出した]
(257) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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記者 イアンは、小悪党 ドナルドは今頃何をしているだろうと唐突に思った。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
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[常の如く、昇る足は2階まで―― ガラス戸の風に揺れるテラスへと出れば。
――紅の月下、
その身は鮮やかに跳躍、あるいは飛翔する。 白い手袋の手が黒壇を掴めば
その最上階の窓は影によって開かれる]
(258) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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― 城主の部屋の前 ―
[部屋の扉へ近づこうとも、 わだかまる影達にその行く手を阻まれる]
城主様にお会いしに来ましたの。 お取り次ぎ頂けませんか――?
[声をかけようとも動かない影達に、 ひとつ溜息をつき、肩を落として数歩下がる。
扉へと一礼して、背を向けたそのとき、 階段を上がってくる人の姿が見えた。]
サイラス様――
[ふわり。薔薇の香気が漂う。]
(259) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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[はたりと窓が開いて。
薔薇の風に、ヴェールが揺らめく。]
(260) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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―自室―
[伏せていた瞳を上げる。]
マーゴットさんも、イアンさんも、ドナルドさんも、どうか無事で……。
[呟きは部屋の中の虚空に飲まれて消える。]
……少し、外の空気が吸いたいですね……。
[そう言って、自室を後にした。]
―→中庭―
(261) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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―最上階・窓辺―
……おや、
[白薔薇は黒壇の枠におさまったまま、 同属と“獲物”の2人の姿を見やる―――]
先を越されてしまいましたか、残念。
[薔薇が芳香はその身より、 狩が対象――贄の少女を見やるは常と変わらぬ白薔薇]
(262) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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手に入らぬものなど、思いつきもせぬな。
[思いつかぬだけで、手に入らぬものは存在する。 例えば城主の胸に空いたままの穴を埋めるものであったり]
芸か? しかし、私の執着は恐らくひとにしてみれば性質が悪いぞ。
[くすくすと、愉しげに笑ってみせる。 寝台に散らばる銀糸がさわさわと揺れた。 少しの間の沈黙を破り、薄い唇が音を紡ぐ]
――――…あいしている、イアン。
(263) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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本当に貴方は不思議な人ね。 吸血鬼をあたためてみようなんて……
[包み込むように触れるドナルドの手に、 その言葉に女の手がぴくりと震えた。 厭では無く寧ろ嬉しくさえ思うからその手を拒めない]
外見だけならそうかもしれないけれど ほら……、私はあたたかくないから…… すぐに人ではないと知られてしまうわ。
[哀しいと思うことはあったけれどそれは仕方の無い事。 俯きながらも男の視線を感じた。 その真剣に声音に思い悩むような間があった]
――…如何かしら、ね。
[困ったような微笑を浮かべながら顔を上げれば 男の隻眼をじ、と見詰めた]
(264) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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