199 Halloween † rose
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………アケ、ノシン?
[扉の向こうには異国の装束。前夜祭と姿は違えど、こんな仮装彼だけだ。
と、いうか、何でコイツ、透け。 死んだ? 店内の栗鼠を振りかえる。 再度、半透明の異人を見る。
イレギュラー所では無い。今日は一体、何なんだ。 はて、吸血鬼は幽霊が見えたか。と言うより、ヒトの幽霊に珍妙な栗鼠を見せていい物か。 様々な思考を巡らせ、数秒の沈黙の後――、]
……………ああ、もう、 …入れ。
[考えるのが面倒になって、結局招き入れてしまった。]
(@45) 2014/10/25(Sat) 15時半頃
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…大人しくしてろ。
[それはどちらに向けた言葉か。
倉庫…と言う名の地下室に降りて行った店主は、じき荷物を抱えて戻って来るだろう。 良く冷えたビニール製の輸血パックが数個と、太めのストロー。 勿論、賞味期限は若干切れている。]
(@46) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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「道理だ。 いや、戻らなければ難しいでしょう。 しかし、今元の姿を取ると…」
[見せて困るものなど何もないが、全裸である。>>@42 弱点の中に向かっていく様は、 火中に飛びいる虫と大差ない。 評価が下がっていくのも当然だろう。 千年以上を生きていて、学習能力の無さを晒しているのだから]
「えっと、……毛布かなにか、も……」
[倉庫に向かう足取りが方向を転換させる。>>@43 何事かと疑問を抱くが、 促されるまま、じっと佇んでいた。]
(187) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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「……?」
[>>@45ドアを開けて誰かの名前?らしき単語を口吟む薬師に、 違和感を覚えながら、丸い緋色の目を向けて。
入れ、と何もない空間に呼びかけるという事は 其処になにかが存在するのだろうか。 微動だにせぬまま置物のように動かずにいたが。
もう楽にして良さそうか。>>@46 ちいさな躯から力を抜き、へちゃりと台にへばりついた。
倉庫に消えてゆく男が戻るまでの間、 なにかが居るような気配の方向へ、視線を預けていた。]
(188) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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キリシマは、倉庫帰りの荷物には、古い毛布が追加されていた。
2014/10/25(Sat) 16時頃
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[ふっさりした毛並みの尾をぴんと立て、 短い四肢で毛布目指しかけてゆく。
その中に入り込むよう身を押し入らせ、 毛布を纏う形で人の姿へ戻る。 色素の薄い肌を隠しながら、埃臭さにくしゃみを。]
へくち、 ありが、と… ――……あまり新鮮そうじゃない色だな……。
[賞味期限が切れているとまで明確に悟れた訳ではないが、 パックの中身の色合いを見て、そう感想を述べ。
パックにストローを差し込む形で飲みやすくし、 血液を吸い上げ、食事に肖る。
あまり美味しいとは言えないが、 空腹で死にそうになっていた躯も、少しはマシになった。]
(189) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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…見えてる。見えてるから、 頼むから考える時間をくれ。
[はて、死後懐かれるほどこの異人と接点を結んでいただろうか。 なんかもう頭が痛い。 背後霊付きのアンデットなど、もう、何が何だか分からん。
見えてるから今は大人しくしててくれと、眉間にたっぷりの皺をよせて。幽霊に適当な椅子を指示した。 吸血鬼にどう思われようが知ったこっちゃない。それに、あっちも、それどころではないだろう。 此処にいる全員が、色々と忙しい気がする。主に頭の方面が。]
(@47) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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…文句言うなら、 もっと悪いモン飲ませてやろうか。
[>>189悪かったな。古いので。 そもそも血液の自体入荷珍しいし、使い道も限られている。 安くしておくと商人の魔物から唆され仕入れたはいいが、ずっと忘れて放置していたのだ。
毛布を纏ってヒトに戻った吸血鬼を確認すると、心配そうに半透明の方に視線を投げる。 ニコラエが無反応な所を見ると、幽霊はいつも通り自分にしか見えないらしい。]
(@48) 2014/10/25(Sat) 16時半頃
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…ニコラエサンよ、 腹膨れたら帰れよ。
[吸血鬼をループの元凶と見て、あわよくばはっ倒してやろう等と考えていたが、その思考は綺麗に吹き飛んでいた。
夕方になればドナルドが来る。しらばっくれりゃ済む話だが、このトリプルセットはマズくないか。 というか一人は素っ裸だし。
…裸。服。
おもむろに奥に引っ込み、抱えて戻ってきたのは、昨日購入した煙草臭いスーツ一式。 下着は知らん。サイズも知らん。無いよりマシだ。それ着て帰れ。 …と言いたげに、無言で睨んでいる。 ついでに古いシーツも広げて、日光が嫌ならそれで仮装でもしろよと。
わあわあと歓声を上げている異人は完全に無視…出来る筈もない。騒ぐなうるさい。 睨んで大人しくなるかは分からないが睨んで、とりあえず先に裸の男の処理をしなければ。]
(@49) 2014/10/25(Sat) 16時半頃
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……どなたかいらっしゃるんですか?
[>>@47埃臭いものの、毛布は大きい。 身を包み隠す程度の役には立ってくれている。 独り言を延々とボヤくほどボケた人物だとは思っていないので 本当に何者かが居るのだと判断をする。 した所で、見えるものでは無いのだけれど
キリシマと何者か?の邪魔にならないように、 大人しく保管されていた血液を啜り。]
(190) 2014/10/25(Sat) 16時半頃
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もっと慝い…というと、貴方の血ですか?
[>>@48寧ろ血は通っているのかという 根本的な疑問を口に出し、思い出したように]
すみません、代金を支払うにも 服のポケットに財布が入っているので…。
[此処からそう遠くもない道ではあるものの、 下着すら纏わず毛布一枚で拾いにいくのは難がある。
空になったパックをカウンターの上へ預け、 持ってこられたスーツ>>@49に目を丸くし。
無言の圧力に、肩を竦ませて。 大人しく受け取り、部屋の隅でスーツに着替えてゆく。
下着が無いのでこそばゆい上、 着丈は悪くないのだが、幅や胴回りが大分余って、 格好もつかない事この上無いが、裸毛布よりはマシか。]
(191) 2014/10/25(Sat) 16時半頃
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― 街中 ―
ありがとう。 シーツもお借りしますね
[誰かの喧騒の聲は耳に届いていないが、 シーツを頭から被る形で陽避けにし キリシマに礼を告げ、店を出て行く。
緋色の結晶が通る道を進む足取りは、 食事をきちんと取った事もあり、存外軽く。]
………ぁ、
[帰路につくその途中で、赤髪を見つけ。>>183 夕日に包まれた街の片隅で、歩を止めた。 その腕に抱かれた衣服は、見覚えのあるもの。**]
(192) 2014/10/25(Sat) 16時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 16時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 16時半頃
キリシマは、渡したスーツは、たいへん薬臭い。
2014/10/25(Sat) 17時頃
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…さあな。
[>>190居る。と答えても説明するだけの材料がそろっている訳でも無く、薬の副作用で見る幻影と言う線も捨てられない。 適当に存在を濁して、下着覗くフルセットを吸血鬼に押しつけた。 靴下や靴もあるのに下着だけが無い。]
…俺の血はとっくに枯れてる。 噛んでもいいが、一滴も出んぞ。
[>>191こいつといい、人狼といい。何で俺の話に飛ぶ。 元人間は食えそうに見えるのか。それを言うなら人狼も吸血鬼も元人間なのだが、同胞を摘まみたくなる衝動でもあるのだろうか。 食欲など無い自分には、さっぱり分からないのだが。
元々処分しようと思っていた品だ。代金はいい。…特にスーツも返さなくていい。むしろいらない。 一切興味のない男の生着換えから顔を背けて、煮える薬の火力を調節していた。]
(@50) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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[自分も痩せている方と思っていたがコイツ俺より細いのかと、ダブつくスーツを一瞥して、 シーツを被る吸血鬼を追い出せば問題の半分は解消。
さっさと追い出すために代金は入らぬと言ったが、迷惑料ぐらいはとっても良かったと、後から後悔した。]
(@51) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 17時頃
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…お前は人に下着も貸すのか。 俺ァ嫌だぞ。
[黙りもせず、何やらぼそぼそと口を出している半透明を見やる。 次はこいつの番だ。
吸血鬼を見送…追い出し、そのままくるりと向き直る。]
(@52) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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で、だ。
何で死んだ。 さっきの奴か?狼?悪魔? まさか猫に食い殺されたか。 …ああ、事故や病気の線もあるか。
[薬の調合中?しらん。これが吸わずに居られるか。 懐から一本取り出し火を付ければ、狭い店内に煙が漂う。
ニコラエ相手の反応を見る限り、吸血鬼にやられた訳ではないようだが、 さて、何時死んだのやら。何で俺の所に来たのか。 聞きたい事は山ほど――]
(@53) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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…?
[ずい、と。何時ぞやの用に顔を近づけ。 と言っても前より近く、衣装族から覗く首筋に顔をうずめる様に]
死者の匂いがしない。 …どういうことだ。
[香るのは生者の香り。 何やら妙だと、近い距離のまま訝しんで。]
(@54) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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― ハロウィン物売り市場より薬屋へ ―
ちょっと今から、薬屋いくんだけど、 露蝶はどうするかい?
[露蝶とはどんな話をしただろう。 そして、薬屋へ向かうといえば、その理由をきいてきただろうか。 単なる腹壊したときの薬を買うんだ、などと嘘をついて]
――……あと、友達なんだが、 吸血鬼…じゃなくて、吸血鬼っぽいこう男を見なかったか?
[つい、言ってしまって、へんてこに修正した。 というのも、さっきニコラの元気のない声が聞こえてきたからである。]
(193) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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[魔物仲間と、もう一人誰かが一緒にいる小路をそのまま通りすがろうとしたところで、人間の方>>181と目が合った。 声をかけられたなら嬉しそうに笑って]
Happy Halloween!
[明るくそう返す。彼が繰り返していることを知っているかどうかわからないが、今がハロウィンであることには変わりがない]
んーと、ビスケット! カボチャの入れ物は持ってないけどネ。 クシャミ、お菓子集まった?
[二人が何か話しているなら邪魔してはいけないと、挨拶だけにするつもりだったけれど、お菓子の誘惑には勝てない。 彼が探り出したそれにほくほくとした顔で寄っていくが、そう言えば自分は誰かにあげるお菓子を持ってないことにここで気がついた]
あー、僕、なにももってないや。
(194) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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そいつはこのオレに手紙を書いてくれる。 だから、オレも手紙を書いた。
そんなことが、うれしいって、おかしいと思うかい?
[薬屋に向かう途中、露蝶にニコラのことを聞かれればそう告げて、それはほんのり嬉しそうに。]
オレは、それまで、みんなから嫌われ者だった。 まぁ、それは、今でも比較的同じなんだけど、 ニコラはそんなオレを心配してくれる。 いい友達だよ。
あいつは幸せになってほしい。
[それは心底思うこと。 吸血鬼の長い一生の中で、自分とのやりとりは、うすっぺらな一ページだったとしても、 これから、のページをたくさんもっているはずの彼に、 より一層素晴らしい、これから、がきますようにと。]
(195) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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[さて、それで、薬屋になんで向かうとかというと、 魔物ならではの依頼をしようと思っている。
より、鋭い嗅覚を。 ハロウィンのあの世とこの世の匂いが入り混じっていても、
こちらをせせら笑い、世界をおかしくしている魔女をみつけられるくらいに強い嗅覚を。
それは、より一層の魔力を引き出すことになるだろうから、 そうなれば、ものその姿は、金色の獣のままとなるだろう。]
(196) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 17時半頃
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[しばらく服を抱えたまま、その周辺をぶらついていた。 服が落ちていた理由は考えても、結局はよくわからない。 落とした、という可能性もあるが、それにしては量が多い。 籐籠を腕にひっかけ、拾い上げた服を抱え、片方の手の先には服の下に隠れていた靴を引っかけている。 現在菓子はセルフサービスで提供中というわけだ。
目映い青の空が、ゆっくりとオレンジに変化していく。 その暖色が辺りを照らす頃、男はそろそろ薬屋に行くかと足を向けかけ、]
(197) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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—— 、
[薄らと、唇を開く。 ハロウィンの喧噪で道行く人々の合間に、暮れる陽の色に照らされるシーツを被った誰か>>192。]
……ニコラエ、さん?
[陽の光を背にしたその人物の顔は見えなかった。 見えなかったが男はどことなく、そうだと信じて疑わなかった。]
(198) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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[新品の下着は持っていないのか。と抜かす不透明には、持ってたとしても貸してやる義理はないし。貸したくもないと薄情な返答を投げたか。 実際持ってないしな。 生憎新陳代謝はない。老廃物が出ない為、衣服をこまめに変えると言う習慣は、死んで数十年程で無くなった。]
……ハロウィンが続けて来ている事に、気付いているか。
[思い当たるのは、巻き込まれの、もっともっと悪い巻き込まれ方。 街を探索して分かった事と言えば、このループは酷く不完全で、所々に綻びが見えると言う事。
術に綻びがあろうともソレ自身はは正常であろうとし、イレギュラーの排除に動くだろう。 なら、その排除の、ダストシュートの先は?
死んでないのに死んでる。そんな馬鹿な事はない。 肉体ごと何処かへズレこんだな。]
(@55) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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…夢ならとっとと覚めてほしいね。 俺は色々と、頭が痛い。
[やけに落ち着いている人間に、遙か昔見たサムライの血を重ねつつ、あっちのクニの人間は皆こうなのかと、 すかした顔に煙を吹きかけてやった。 腹の立つ奴だ。だが根性は嫌いじゃない。]
(@56) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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[しょげたように垂れた黒耳は、グレッグの指>>179に触れ、ぴるぴると何度か向きを変えた。]
いなくは
[いなくならないと言われれば、一瞬だけ顔を上げかけたが]
……そっか、そうだよな……。
[やはりグレッグは帰ってしまう。 さっきよりも、俯きが少しだけ深くなった。]
(199) 2014/10/25(Sat) 18時頃
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[>>@38悪魔でもヒトでも、目の前にある探し物程見落とす時がある。 それに近い状態で今でもまだ魔女への疑いは形に成りきらず
人間が量産型”ジャック”になるのだとすれば悪魔は一体どうなるのだろう、という疑問は砂糖菓子と共に消えた]
美味ぇ。 テメェは食ったのか?
[>>@39目を開けた。率直で簡潔な感想。 次いで食べる前に訊かなかったことを尋ねてみる。 自分のものだと差し出されたから遠慮なくすべて食べたが店で味見くらいはしたのだろうか、と。]
(200) 2014/10/25(Sat) 18時半頃
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おれは……
[自分はどうなるのだろうか。 シーシャはあまりこちらの世界に顔を出さないが、自分はハロウィン以外にも頻繁に、この街を訪れていた。 けれど、これからはどうなるのだろう。 契約が今まで通りなら、これからも、この街に顔を出すことも叶うだろう。 けれど契約を破棄された時、はたしてどうなるのか。 ……また、ただの野良になってしまったら]
…………おれは、
[分からない、そう言いかけたところで、別な気配を感じて顔を上げた。]
あ、ミケ。 ハッピーハロウィン♪
[胸の奥は、まだぐるぐるしていたけれど、それでも精一杯に明るい顔をミケに向けた。]
(201) 2014/10/25(Sat) 18時半頃
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[――もっと詳細に言えば今まで食べた菓子とは何かがほんの少しだけ違った気がしなくもなかった が、ごく最近どこかで同じ思いをした気もする。
目を閉じている間、魂の存在感が近くへ寄ってきたのも感じたが、小さな引っ掛かりとともに物思いの棚へ一時預け]
せっかくうめぇモン食ったからにはそろそろループ終わらせてぇな……
なぁ、<約束の鐘>とかいうのがこの街にはあるらしいぜ。 何でも、普通は鳴らないってシロモノらしい。
この街の人間に何か聞いてねぇか?
[どうせハロウィンが繰り返されるのなら暇つぶしついでに探してみようかと 本当は狼男に訊こうと思っていたのを彼に尋ねてみた]
(202) 2014/10/25(Sat) 18時半頃
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[薬品の薫りが強いスーツ。くさい。あと、タバコ臭い ただでさえ日中は目が弱い。 斜陽を避けるように、屋根下伝いに歩く。
前が視えないと間違いなく転倒するので どこかの店の壁に背を預け、 シーツをヴェールのように頭から背にかけて流し
ドナルドもまた、自身に気づいたようだ。>>198]
……はい、ニコラエです。 えっと、その荷物…は、
[間違いなく自身の其れだろうと察しを届かせ、 明らかに菓子配り>>197には向いていない格好だと 理解を及ばせ、驚きに緋色の目を見開いていたが
打ち捨てられていると思っていたものを、 彼が拾ってくれたのだと分かれば、 嬉しそうに目を細めさせ、緩慢に近づき。]
(203) 2014/10/25(Sat) 18時半頃
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あの……君に会いたくて、
[謝罪を言うつもりだったが、表を出歩いた目的が先に零れ、 それから、すみません、と荷物の事を謝った。]
何度も足を運んでくれたから、 私も、君を探したくて………、ええと。
あの…
[どんな所に住んでいるのか。どんな風景を見て過ごしているのか
家主に一度招かれた場所にしか 足を踏み出すことのできない戒律はあれど 表から覗くくらいなら叶うから。
告げたいことをそのまま伝えるには、 余りに気色が慝いと解し、シーツを握り締め、黙り込んでしまう]
(204) 2014/10/25(Sat) 19時頃
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