91 時計館の魔女 ―始―
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[するり、と。 紅い花弁のような模様が付いた包帯を解くと、抉れた腹部が露になる。 狼の爪でも、牙でもない、それが。]
…… ――、 わおん。
[伸ばされた腕が、肌に触れる、その刹那。 女の声が小さく呟く、獣の鳴き声。
メキリ、と変形する身体が、漆黒の狼へと変貌を遂げるのは、僅か数秒の間の事。
伸ばされた腕がまだそこにあれば、にたりと剥き出す牙が哂い、そこにがぶりと噛み付いた。]
(173) 2012/05/26(Sat) 23時半頃
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―昼頃・自室→ヴェスの部屋―
ヴェスッ?!
[飛び起きて、深い眠りから覚める。 嫌な予感が全身を震わせた。 胸を覆う不安。
上着を着る余裕もない程に急いで部屋を出た。 危険が、大切な"友"に危険が及んでいると、そう感じて]
(174) 2012/05/26(Sat) 23時半頃
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[え…と?と尋ねる少女>>172に、 そういえば名乗っていなかっただろうか、と思い]
……私なら。 …フローラ、と。
[フルネームを名乗ることはしない。 寒かった、というのを聞けば、あとで温かい紅茶でも淹れようか、と考えながら頷いた。 …彼女から見えていないことはわかっていないが]
(175) 2012/05/26(Sat) 23時半頃
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[ "祖父を殺した" と、]
―――ッ、
[窶れた顔で、それでも笑った祖父の顔が、よぎる]
[深奥が抉られるようで、 闇が大口を開けて嗤うようで、 瞬いて、]
[衝動が膨れ上がる]
(176) 2012/05/26(Sat) 23時半頃
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……憎んでなど、居ない。 嫌ってなど、居ない――…、
(177) 2012/05/26(Sat) 23時半頃
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[ 『タイヨウを掲げて、おゆき――…』 ]
(178) 2012/05/26(Sat) 23時半頃
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―――、祖父は、誇り高い獣だった、
彼の死は――私の所為、と。……そう、思っている、が。
それを、"殺した"と、云うなら。
そう、なのだろう。
[淡々。 途切れ途切れに、云う。 吐き出すように、絞りだす、様に。]
(179) 2012/05/27(Sun) 00時頃
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ぎぃっ
[歪な叫びが出た。 それは部屋には響き、しかし閉められた扉故に他へ伝わったかはわからない]
あ、あ、あ、
[岸にあげられた魚のように、口をパクパクと開いたり閉じたりを繰り返し]
は、はは…
[眼前のその獣への羨望。 憧れた紅を自らの身でこぼす喜び。
しかし幸か不幸か、赤をこぼすその場所は
男が子供を生み出す腕]
(180) 2012/05/27(Sun) 00時頃
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[滴る紅を嚥下する。 それは、人狼の肉体の欲する強烈な栄養。 いや、狼の知る由もない彼の出生で、それ以上の効果があるのかもしれない。]
『紅い、血。』
『ほら、あなたの望みどおりに。』
[歪に叫び、哂う相手へと。 声は声として発する事はない。 ぐるる、とただ唸る獣の喉の奥にだけ。]
『嬉しいの?抵抗しないの?』
[紅を体内に得たためだろう、気分は昂ぶる。 目前の餌に遠慮など微塵も無く齧り付こうと、大きく口を開けて。]
(181) 2012/05/27(Sun) 00時頃
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[喜びと、絶望が、混ざる。 牙が食い込む腕を引き抜こうと引くが余計に食い込むだけ]
はぁ、はぁ…!
[腕を我が身に取り返すのは不可能と悟る。 そして、身体をひねり…]
アタシは…ッ 絵を…!
[血潮が壁に飛び散り、それはまるで絵の如く形を成す]
(182) 2012/05/27(Sun) 00時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 00時頃
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[身体を捻る男のそれは、抵抗とはまるで別の――]
……グルル……
[狼の牙は同じ腕にもう一度力を込めて深く噛み付いた。 大きく抉り取った肉を租借し花弁よりも鮮やかな紅が飛び散るそこで、紅い瞳は腕の内側の白から、横腹と狙い定める視線を代えた。
黒い狼は怪我などしていなかったように、ただただ、目の前の餌に夢中になって。]
(183) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[ ヴェスパタインの反応は短く、途切れがちだったが、「誇り高い獣」>>179 という表現に、...は涙をこぼしながら言った。]
わたしも、そうだから……。
[ ...の唇は、とりとめもなく言葉をつなぐ。]
9歳のときに、そう教えられて……。 でも、誰にも言ってはダメだ、と。 血族だけが仲間なのだ、と
あなたのお祖父様もそうだと聞かされたときは、どれほど誇らしく思ったか……。 でも、孫に殺されたという噂が本当なら、わたしは……怖い。
(184) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 00時半頃
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誰も襲ったことはないのに……そのはずなのに、記憶がなくなって。 皆、心配するなと言うんです。おまえは気にするな、考えなくてよいと。 でも……でも。
何かがおかしいんです。 わたしの中の、何か……どこかが。
[ ...は目の前の相手を見つめた。
祖父殺しだと聞かされていた。一時はそれを信じ、恐怖していた。 けれど、あのランタンを見たときから、違うと思った。 これは、そんな人の作品ではない、とわかった。
同じ説明を繰り返し、いくらか冷静さを取り戻した...は、ぶしつけな訪問に対する謝罪と、祖父の遺品を見せてもらった礼を述べ、丁寧にお辞儀をした。]
(185) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[びちゃり。びちゃり。 血が、絵具のように形を描く。 もがれた腕は痛みの温床となるが、そんなことには構わなずに男は 最期の子供をーー
そう、文字通り最期になるのだ。男にとって]
……ふ、は、は、
[乾いた笑い。
そして]
(186) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[ 部屋を出ようと、ドアノブに手をかけた瞬間、...の身体は大きく揺れた。 ドアノブにすがって倒れまいと支える。
身体を起こして、振り向いた。]
ヴェスパタイン・エヴァンス?
[ 問う声色が変わっていた。 ...はその名前の持ち主を押し倒そうとするだろう。]
(187) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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―ヴェスの部屋―
やめろ!!!
[開いたままの扉に飛び込むように入れば、ヴェスを押し倒そうとしているミッシェルの姿が見えただろう。 それを見れば、咄嗟に、無意識に、二人の間に割り込んでいた。
狼の牙は、この身を貫けない。 それを……過信していたかもしれない。]
(188) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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が、は、
[自ら舌を噛み切り、唾の混じった薄い紅。 それを顔を近付け仕上げのように壁にすりつけ
完成さたそれは、とても穏やかな海の情景]
…ふ。
[漏れた笑いは、暖かく。
男はじっと目を閉じたー]
(189) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[語られた内容に、先ほどの違和感の正体を識る。
……多重性を持つが故の、ものか、と]
……、可笑しい、か。
[ただ、それだけを返して。 去ろうとする背を、見つめた。
ぐらりと傾いだ身体は、己の方へ向かってきていて]
(190) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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――ならば、死ね。
[吐き捨てた、]
(191) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[彼女は獣に姿を変えて、襲ってきただろうか。 弱った身体は、その力を発揮することはないだろう 獣の牙は、この身を貫き、ひらりと、花が舞い落ちる。]
(192) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[己が纏う蒼い光を、掌へ収束させ。 獣を焼き払おうと、呪を詠唱しかけた唇が止まる、]
――ヤニク、
[割り込んだその背に、集中しかけていた意識が霧散する。 獣への牽制として、とっさに手元の花瓶を投げつけたか]
(193) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[ ...の手には魔法で出したティーポット。その注ぎ口から、熱湯がヴェスパタインの顔めがけて落ちていくところだった。]
やめろ!!!>>188
[ 大声と、人影の乱入に...の手が滑った。熱湯が向かったのは、その乱入者のほう。]
(194) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[突き立てる牙は彼の横腹の筋肉を租借し、内側の肉色が引きずり出される。 ぐじゅり、と濡れた音を響かせ、獣はそこに顔を埋めた。
彼の望みを彼の身体で叶えながら、もうすぐ事切れるだろう彼の生きたまま、栄養のある食事を味わう。
紅い絵画の完成を、紅い瞳がじっと見詰めて。]
(195) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 00時半頃
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うあっ……
[熱湯を浴びれば、肌を焼かれるような痛みに呻く。 しかし、反撃をと……手の中にナイフを出現させれば、 それをミッシェルに投げただろう。
致命傷にはならなかったかもしれないが、恐らく当たったはず。]
(196) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[ミッシェルは逃げただろうか。その姿を視界の端で捉えても、 追うような余力が残っているはずがなく、
弱った身体に火の力を持った、その湯は脅威的に身体を蝕んでいく。 その場に膝をついた。
あれをきっかけに自分の身体が崩れかけていることに気づいて 荒い呼吸の合間に、友の名を呼んだ。]
ヴェス、……頼み、がある、
このまま、死ぬなんて、……妖精の、恥だ。
(197) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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[本当は違う、妖精の恥だとか、そんな矜持持ち合わせていない。
ただ、見て欲しい。 知って欲しい、死ぬ前に……]
だから、……俺の、"名"を呼んで、くれないか?
[暴いて、知って欲しい。 己の過去を、罪を、願いを、そして……
なぜ、自分がこんなにも人間を、ヴェスを、 大切に想っているのかを、知って欲しかった。]
(198) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/27(Sun) 01時頃
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[呻く友人の背に庇われながら、ギリと歯噛みして。 低い、低い呪詛を吐く]
―――消えろ、
[己の友を、と這う聲、]
(199) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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[膝をついた、友人の願いは。]
――ヤニク、
[ 暴けと、]
(200) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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『……ここに、どんな想いがあるの?』
[彼の過去を知るはずも無い黒狼は、彼が聞こえるはずもない紅い声で尋ねる。
紅い、けれど、とても穏やかな海。 小さく零れた彼の笑う穏やかな声。 彼の描きたかった風景。
きっと、海以外の選択などあり得なかったのだろう、最後の子供。]
(201) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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" "
君は、
(202) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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