197 獣ノ國
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……別れを告げなかったのは、 告げてしまえば、二度と会えなくなると 、――決まってしまうからでは、ないのかな。
[事情で預けられた家は、遠筋の他人の家で。 狐の親子は、町を出て行ったのだ。 相容れないヒトの子を殘して。
だからきっと、「さようなら」すら貰えなかった 言ってしまえば、それが「畢り」だから。
膝に置いた片手を、握りこんでは クラリッサに見えない位置で震わせた。]
君はあいつから、さよならが欲しかった?
(116) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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― 回想・昨晩の宝石店>>108>>109 ―
言ってみなさい。
[彼女の手を握り締めたまま、先を告げるのを赦す。 犬であれば吠えるなと呵れるが 彼女は犬であって犬では無いのだ。
繋いだ部分は手であって、指であって、心では無い。 赦せないなんて言葉の檻で、彼女の心をどう戒められる?
置いていかないで欲しいと、子供ながらに告げた自身の声に、 しんとした神社から、かえる言葉など無かったのに。]
(117) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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[奪えと告げる娘が告げた話に、ただただ耳を傾け。 戻って来ない「家族だったはずの存在」を思い返し、 ――暫し口を閉ざしていたが、握りこんだ手はそのまま。
やいそれと、離せるわけが無かった。 離す術を持たない。]
俺は君の夢を素晴らしいと思うよ。 俺は、自分一人が救われることを考えていたのだから。
[スザンナの夢を認めた上で、手を離さない。 時折言葉に詰まりながら、震える声で告げられた言に、 乾いていくばかりの口蓋に、空気を招き入れ。 その夢を破壊することが、どれだけ大人の我が儘なのか。 分かっていながら場所を忘れ、その身を抱いた。]
(118) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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俺は君を殺すよ。 君の人生を、俺が潰す。
いいも悪いも、望まない。
[スザンナのヒトとしての道を、雑草を潰すように踏み躙る。 それがどれだけ残酷であったとしても。
知らない他人の為に泣くなんて、馬鹿げていた。、 汚い大人は自分が可愛い。
知らない世界で子供が飢えたとしても、 知らない世界で助けを求める手が伸びているとしても
俺の知ったことか。]
(119) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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……君を他人に貸してなど、やらない。 いいね
[心さえも、自分一人に与えられるものなのだと。 我欲に包まれた大人は、渇望をそのままに告げた*]
(120) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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― 現在・大学構内カフェテリア ―
[クラリッサの答えがどんなものだったとしても、 飲料を飲み終えるまではそこにいるだろう**]
(121) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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[こうして相席になったのは何度目のことか。
外で茶を、というよりは彼の自宅にてお邪魔させていただいた方が記憶に深く残っていただけに、何と無く新鮮な気分にいつもさせるのだ。
それもお決まりの台詞>>114を彼が紡げば男もお手上げだと片手を泳がせて]
慣れたくないよ。僕にはこれでいい。
[いつもと同じ言葉を彼に向けた。 彼が何かを言いかける。男も忘れ物について口を開く。そんな矢先に待ってしまう赤い布>>23
男の顔が強張る。それも諦めたようにすぐに笑みを向ける。今更なんだというのか。
隠しもせずに歩いていたのは自分なのだから。自ら捨てたのは他でもない僕なのだから。
待ち受ける者は何なのだろうか。 邪魔だとばかりに脱ぎ捨てたそれ。初めて見せた人間には驚かれ、二人目にはこうして隠された。
だから、三人目はどうなのだろうと視線を向けた先、獣耳を覆う布を再び取り付けられてしまった。]
(122) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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[一連の流れ。物語をなぞることも出来ずに、惚けた顔をしていた狼が反応したのは、布地に触れた男性の手と同時に呟かれた言葉から。]
――…赤ずきんを被る狼なんて、聞いたことがないね。
[苦笑するのは一瞬のこと。すぐに首を傾げながら行儀悪く肩肘を立てて口角を上げる。]
“仕事だらけの日常から抜け出したい”…だっけ?
[昨日、友が打ち込ん文章を口にする。そして琥珀色を揺らめかせながら、男は笑う。]
――君は目に映る存在を信じる? 信じるのだとしたら、僕は君にとって何に見える?
狩人やお婆さん、ではないのなら。
…君は、どんな物語を紡いでくれるんだい?
[赤い頭巾の括り目を弄りながらといかけた。]
(123) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 00時半頃
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――回想・自宅――
[ 緊張か硬く閉じたそこを、宥める様に指の腹で円を描きつつ触れながら。胸元にその顔が落ちたなら、僅かに湿った相手の髪が息がかかり、昇る熱に重ねた下部が濡れた音を立てる。 激しく息をする>>56のには埋めた指をゆっくりと抜き差しし、間接を軽く曲げては馴染ませつつ。 異物感に震え、肩へしがみつく様にはただ満足げに息を零した。一層その奥深くを探るように指腹を壁に抑え、擦り上げる。]
……っ…、声、もっと。
[ 吐息に紛れた声に、耳孔に差し込む舌先をゆるく縁へと走らせる。出して、と芯から溶け落ちるようなそれを求める為に、その鼓膜へと掠らせ落とした。 開いた口の向こうに舌が覗けば、縫い止められたように視線はただ相手へ。探る指はそのままに、舐め上げる口端へと顔を寄せる。そうして間近に映る瞳には息を潜めたまま。*]
(124) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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……、ッ …――、
[ 呼ばれる声には同じ様に、乾き切った咽喉から名前を零す。 切望じみた視線には微かに残った余裕も奪われては、奥からの欲のまま、相手をソファへ押しつけ。応える言葉>>60 には、滲む目には静かに口元を近付ける。啄むように軽くそれを重ね、脳髄に声を染み入らせては。]
……先輩のところにいるよ、心配しなくても。
[ 求め追いかけて、行方不明のその先に、ただ強欲の罰として沈むだけの終わりだったとしても。 手放すことなんて疾うから出来るわけも無ければ、淡いそれにはただ静かに答える。頬に触れ、湿った鴉色に指を滑らせながら。胸に柔くかかる感情には眉を寄せ、口角を小さく緩めた。]
―― ……俺も、先輩、
[ 己を乞う言葉には一間息を止めて、焼け付くような咽喉奥から絞るように返す。シャツを掴む仕草にはその手を取って、指を絡めてソファの端に縫い止めながら。頬に落ちるそれ>>61を軽く拭っては、閉じた唇を緩く触れさせる。
――戸惑いを持って、それでも大人しく従った身体に陰茎を擦り付けつつ。揶揄いを含んで投げかけられた問いには、口付けるだけに留めずその柔い皮膚に歯を立て、応えた。]
(125) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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――、っ先輩、……っは…、…ッ
[ 求める声>>62に浅く入り口を擦っては、ただ煽られるまま直ぐに奥へと腰を打ち付ける。片手は上げた腿に触れ、絡ませた指を握り込むようにしては身体を揺らした。 時折相手の下部へ手をやり擦り上げながら、汗ばんだ息を噛み締め、漏らす。先ほどの行為通り、陰茎の先をぐ、と奥深くまでを貪るように押し付けては。
その腰が揺らされれば、情欲に満ちたそれにこちらも吐く息を荒くして、粘着質に響く音を激しくする。 求められるまま口を塞ぎ、舌を絡めては唾液を流し込んで。離れては唇を軽く噛むようにし、また口付けては咥内を舐る。 その間も動きを止めなければ、昂ったそれを二三度大きく引き抜き、やがて律動を早めて限界を示した。
――そうして一度強く奥を突いては、相手の中で陰茎を震わせる。 長く吐息のような声を漏らして、その身体へと重心を傾けては。自身は埋めたままに、顔を近付け息を重ねた。離しては細い唾液の糸が互いの間に途切れ、それでも繋がった身体に柔く微笑みながら。
――手を伸ばし続けていた相手へ。]
(126) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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…好きだよ。ずっと前から、欲しかった。――先輩だけ、が*
(127) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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― 午前:自宅アパート → 本屋 ―
[願い空しく、固さの出た大きな"赤ずきん"を被り。放置気味のコスモスに、少しだけ水をやり。――便箋と筆記具を詰め足した鞄を肩に、陽光に目を瞬かせながら、アパートを後にした。
熱を吸う黒から飛び出す赤は、若干似合っていないなと思いつつ。コートの前を開ける事で、(効果の有無はともかく)妥協する事にした。]
[かつ、かつ、とここ数日ですっかり歩き馴染んだ道を行く。 店主が行方不明――なんて噂が立ち始めている事も知らず、黙々と進む足は本屋の前へと辿り着く。]
…… ……まさか、倒れてる、…とかある?
[相も変わらず妙な静けさを保つ店内を覗き、一言。ほんの冗談とも、本気とも言えない胸のままに、扉へ手をかける。
陽を受けてじわりと温かいそれを握ったまま、一瞬周囲に視線を走らせ――控えめに、引いて。喉奥を鳴らした。]
(128) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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――…ベネットさん?
[キイ、と扉が軽い音を立て、カウベルが高い音を鳴らす。 離した扉が背後で閉まる様に、お約束染みた感想をふつり、ふつりと浮かべながら、蹄をゆっくり鳴らしながら奥へと進み、カウンターを覗きこんだ。
そこには、どこかの鍵が一つ置かれているだけで、非日常らしさは何一つ転がってなどなく。そんな期待をしていた事に、少し呆れた。
息を詰めながら、無策に灯した機器を見下ろす。暫し、画面を行ったり来たりを繰り返して、ゆるゆると文字を打ち落とした。]
…… …… ……――。
[…打ち終えた機器をポケットに戻し、再度辺りを見回す。 カウンターの上は、今日の仕事を待っているようだと。神隠しの噂を浮かべた胸が、囁いた。*]
(129) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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―昼・大学構内―
[几帳面な人。毎日同じ時間に、同じ香りを漂わせるコーヒー。 今香るのは、甘いチョコレートと酸味の不調和な香り>>112>>113。
マグで再び口を湿らせてから、相手の話を静かに聞く。 その間、目はじ、と相手の目を見ていた。
先生の口から零れる話は、次第に私の顔へと安堵を浮かべさせる。 決して甘くはないけれど、現実味を帯びた話だったから尚更。]
ああ、先生の家にも彼の痕跡が。 先生の言う通りだとしたら、ルーカスさんは自分の脚でこの國から出て行けたんですね。その前に、私達に悔恨を残さないようにしながら………やっぱり律儀よ。 自ら望んで此処から出て行ったとしたら彼は……
(130) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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[話の隙間に挟み込んだ言葉。 その後、躊躇いがちに出た問いには、既に笑みさえも浮かべそうな緩み切った口元をそっと閉じた。
再び口を開いたのは先生の、どこか独白染みた言葉>>115>>116を聞いた後だっただろう。]
………そんな話を聞いた後では、「いりません」って答えるしかないじゃないですか。
[甘い飲料に苦味が混ざる。 そのまま困ったように笑いかけた。]
彼が、相変わらず何処かで時計のように生活をしていれば良いと思っています。出来れば、また……その光景を見たいので。
先生は、さよならを言ってもらえなかった事を怒っていますか? 嫌いに、なっちゃいました?
[机の下で握りこまれた拳に気がつくでもなく、朗らかな口調で問いかける。]
(131) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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行儀が悪いぞ。
[肩肘を立てた>>123友人に向かって子供に注意するかの如く。 苦笑の言葉は鼻で笑い返す。
友人が問い掛けた。 面白みのない答えしかしない生真面目な自分に。 足を組んで聞いていれば、珈琲の傍に置いた煙草を取り出し火をつければいつも以上に深く深く吸い込んで、一気に灰へと変えていく。そして吐き出した紫煙は友人との間に幕を作り、奥で揺れた琥珀色に答えを返す。]
あぁ。俺は日常から抜け出したいな。 仕事も楽しいが、もう少し刺激が欲しいと思ってた。
…で、俺の目に映っているのは紛れもなく俺の友人だが? 少しばかり耳が変わってしまったみたいだがな。 だからなんだっていうんだ。 そんなことで俺がお前を拒絶をするとでも?
[面白みもない答えを表情も変えずに。]
(132) 2014/10/10(Fri) 01時半頃
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[作られた幕は風に乗せて消えていく。もう一度煙草から紫煙を作ると、「そうだなぁ」と呟いて灰皿へと煙草を置いた。]
主人公はお前だな。 物語はお前がうちの店に来た時からにしとこうか。
[そこを皮切りに出会いやこの仲に至るまでを御伽噺を語る様に紡いでいく。そして現在の時間軸まで話が来ると話を中断させて]
ここからお前はどう物語を繋げていきたい? 俺にどうやってこの物語を紡がれたい?
[今度はこちらが友人に問う。そしてボヤく様に灰皿を見つめながら独り言。]
俺は主人公にはなれないんだよ。 [無意識に出た言葉。回答なんて求めてないし、気づいてしまえば何事もなかったかのように吐き出してしまった言葉を灰皿の中で灰と一緒に埋めたかった。**]
(133) 2014/10/10(Fri) 01時半頃
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ー現在・商店街ー [約束の時間。 さて、向かうとしよう。
足は商店街に、本屋に向かって行った。
本屋に着けば、そろりと扉を開ける。]
こんにちは。 ……本当に、居ないのだな。
[扉を開ければ、本屋の中を見渡して。店主の姿が本当に見当たらない事を其の目でしっかり見て。
少年が中にいれば少年に、誰も居ないのであれば、独り言で。 そう呟いた。]
(134) 2014/10/10(Fri) 08時頃
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― 昼・大学構内カフェテリア ―
………恐らくは。
俺は獣人が何処から来て何処にゆくかは知らないが 先天的なものにしろ人為的な変化にせよ あの塔は特に、獣人なんて珍しい存在を 欲っさない筈がないのでは――と思うのだがね
[高く聳える研究施設のタワーは、 屋外席の此処から良く視認できた この圀の科学力学はよそよりも高い。 裏付けるように、町一番の高度を誇るそれを見詰め]
(135) 2014/10/10(Fri) 08時半頃
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奴は俺のようにズボラじゃないしなぁ
……しかしまぁ、近いと気付けない事は 多々とあるものだと、実感しているよ。
[苦笑と共に柑橘の輪を浮かべたカップを寄せ 芳香を愉しみながら茶を啜る。
時計のような生活>>131とは言い得て妙な。 高校大学と共通した進路を歩んで来たものの ルーカスが慌てふためいて教室へと 駆け込む事も無ければ、寝癖をつけて 社長出勤するような失態も、見た事はなく]
(136) 2014/10/10(Fri) 08時半頃
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―――いや、嫌いになどは。 …… ただ、 ただ、連れて行って欲しいと思った事は、あった
[握りしめた拳は、やがて開かれて。 手の内滲にんだ汗を空気の通りへ曝し、乾かせ]
俺は、獣人をただ放置していると―― いつかあの施設に回収されてしまったり、 圀の外へ追い出されてしまったりと、 良くない不幸を招くのでは、と思っている
……だから、保護すべきだと思うね。
[何か起こった時庇えるよう、匿えるよう。 裏道を教えてやる事だって、できる。 それも、監視下に置かねば力になれない]
クラリッサ君、だったよな。 ――君は、獣人を護りたいと思う?
(137) 2014/10/10(Fri) 08時半頃
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[最後の句はトーンを潜めさせて。
当たり前に過ごす事を、 当たり前に生きる事を、
放っておけば取り上げられてしまうというのなら**]
有り体に言えば、飼育したいか、という事だよ
(138) 2014/10/10(Fri) 08時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 08時半頃
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−回想、宝石店− [殺すと告げられる声に、潰すと告げる口に、食い破られ、心臓を侵食されるような感覚を味わう。それがとても甘美で、恍惚としてしまいそうなほどの甘さに塗れていたから、自分は本当に獣なのだと突きつけれて]
(獣は、殺し合いに生きる意味を見出すものだったかしら。 ああ、でも... これで、私は、先生を傷つけない)
えぇ、私は、貴方のもの 貴方が私に飽いて、捨てられたとしても、貴方が所有しているもの
[安堵とともに囁いて、背中に腕を回す。間違っていても構わない。ただそばにいられることだけが大切なんだと、世界に宣誓するように。 強く、縋るように抱きついた]
(139) 2014/10/10(Fri) 10時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 10時頃
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[注意>>132にはいつも通り笑みを浮かべる。正すつもりはないらしい。
足を組み、珈琲の傍に置いた煙草を取り出す仕草も様にはなっていると言えるが、とても“お行儀良く”見えない、なんて言葉はふわりと揺れる紫煙に包まれ音になることはなく、胸中で零すだけ。
視界には少し霞む友の顔。]
――何だい。刺激が欲しいって言うから身体を張って日中君のところに訪れたっていうのに。
――…恐がる君の顔、楽しみにしてたのに、ね!
[表情を崩すことなく、男が生真面目だと感じている友人から紡がれる言葉に、肩の力を抜いて落とす。
がっかりしたような、安堵したような複雑な笑みと共に口元を緩めてにやり。]
――君は、君だね。
[思い出したように男は蜂蜜色に似た果汁を喉に通す。]
(140) 2014/10/10(Fri) 11時半頃
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[煙草の煙が途切れてしまうとまた新たに作られていく>>133
灰皿がチリッ、と小さな音を立てて一時の休憩を貰えれば、彼は口遊んでいく。
男を主人公に見立てた物語を。 まだ筆の乗っていない頁には、問いかけが。]
――選べば君がその通りに紡いでくれるのかい?
――…物語の紡ぎ手は、主人公ではなく、筆者じゃあないか。 だと言うのに、選ばせてくれるのかい?
――…なら、君を散歩にでも誘おうかな。
“主人公”からのお願い、君ならどうどのように紡いでくれるんだい?
[虚をついた言葉を、どう扱うか男は少し悩んでしまう。 それを見過ごすことも突つくことも出来ない男は曖昧に笑みを浮かべて、紡ぐは軽薄な羅列。
それでも半分程減ったグラスを傾けて、表情をそのままに目元を和らげる。]
(141) 2014/10/10(Fri) 11時半頃
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ワインはないし、葡萄味の炭酸もないけれど、柚の入った葡萄のジュースなら、あるよ? それで晩酌でもしようか?
ほら、メインディッシュも訪れた。
[男が視線を逸らした先、もう一つのアップルパイを乗せた皿が定員により運ばれる。 軽く礼を言いつつ、当然のように男は自らの目の前に皿を置くとフォークを刺す…直前。くるりとフォークを一回転。]
――お誘い、してみたけれど。君はどんな物語を書きたいんだい?僕はそれが聞きたい。それは、御伽噺のような甘やかなもの?それとも――…?**
(142) 2014/10/10(Fri) 11時半頃
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― 回想・昨晩の宝石店 ―
[背中に回る腕>>139に深く息をつく。
飽きて棄てたら、なんてまるで物だった。 夢を、望みを雑草のように潰してしまったら、 スザンナは物に、人形にでも為ってしまうのでは
なら、彼女を殺す代わりに息を与えればいい。 そんな大それた欲を抱き、目を細めた。]
これからは、――君は、俺の為だけに。
[存在すればいい。 この身を心が、スザンナのものであるように。
店員の視線が目につき、苦笑して腕を解く。 指の号を聞き、指輪を二つ買って。 薬指へ渡すのは、帰ってからにしよう。]
(143) 2014/10/10(Fri) 12時半頃
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―昨晩・帰りの道―
タクシーで出掛けるのもいいけれど、 明日の夜は散歩、しようか。
……俺の運転は粗いけどな。
[車で出掛けるのだから散歩ではなくドライブだが 外の景色を楽しめるとはいえど 運転手の目を気にし続けるのは、肩身が狭い
何か予定があるなら他の日に、と伺い立て。 帰路につくまでの間、手を握っていた**]
(144) 2014/10/10(Fri) 12時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 12時半頃
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――今日・午前頃:自宅→カリュクスさん宅――
[ ――玄関先に閉じてたたんで置いた透明傘をもう一度形を整えつつ、手に取る。端末を開けば、再度メール>>3:340.>>3:341の返信に、短く今から出向く旨を。 はた、とまた新着があったのに>>297.>>298気がつき、配達員の彼女からの通知を開く。画面に映った文面に、また添えられた追伸に吹き出して。それでも一度それを閉じ、また改めて家を出た。
――……
ひら、と本秋前の空気に落ちかかる木の葉を眺めながら。やがて郊外のそこへ辿り着く。梢の辺りから鳥の囀声が聞こえている。地図と見比べては、慣れない足を進めた。
――やがて辿り着けば、軽く礼をしながら扉を押す。文面通り鍵はかかっていなかった。玄関先に黒い傘を見ればそれを取り、こちらも透明傘をそこへ立てかける。辺りへ目をやる事も無く、すぐにその場から踵を返した。
……と、扉を開いて。足下からやがて目線高く、視界のうちに白い細かな羽が舞ったのは気のせいだったろうか。*]
(145) 2014/10/10(Fri) 15時頃
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