227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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[ただし、>>104その抉れた脚で 振り回せられるものであれば……そう思考す。 だけれども>>105パキリと高々に腕が割れれば 同様におあいこ様≪セクラベ≫を露呈する。]
……っ、生憎肉≪ステーキ≫はあまり好きではないのだが。 たまに…ハ、ぁ……良いのかもな。
[脆さ≪ジャクテン≫を悟られれば嫌でも笑ってしまう。 普段こんなにも可笑しく≪クレージー≫ではないのに、 だけど、ああ、実に──“愉快だこと”]
(115) 2015/06/25(Thu) 02時半頃
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[ひゅるり──…!!
投げ込まれる石≪ミニマムグレー≫を見て 普段ならば気にもしない一投を思わず 英雄の剣≪ヴォーパル≫で護るよう指示をし、 相手の思惑通りそれを“避けて”しまった。]
…ケホッ、…く、
[立ち込める黒煙≪スモーク≫にすぐ対処出来ず、 まるっと奪われた視界≪ダークネス≫。 上下左右の感覚≪バランス≫が悪くなる中で ヘクターはマント≪ジュンパク=ソルト≫を手に掴むと 『周囲に激しく撒き散らした』]
…俊足生物≪バンダースナッチ≫が一匹だと──
(116) 2015/06/25(Thu) 03時頃
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誰が錯覚した?
[くるりと肉を得た俊足生物≪バンダースナッチ≫が翻る。 そして上空のもう一翼がそれは素早く下降する。
彼の一撃と此方の一撃、さて、何方が先か……?
そして黒煙≪スモーク≫に紛れて空へと溶ける 白≪ハカタノ=シオ≫が『鋭い針の様な形状』に変わって 闇の視界から*這い寄っていた*]
(117) 2015/06/25(Thu) 03時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/06/25(Thu) 03時頃
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[放ったらバズーカはキラキラと空に消えていき、 重力に従ってお茶会会場へ。
(盾も通過すんのかーほー)
チェス駒の種類によって変わる能力…だとすれば、 結構な種類がある。 +フランベルジュ …
胸元の血が止まるのはいつだろう。少し細くなった? 前みたいに皮膚を焼いてどうにかするのはもう勘弁…
塞がらない傷=焼く、を先の戦いで覚えてからは、それが怖い。 ぷる、と上空をそよぐ風…とは関係なく身を震わせた]
(118) 2015/06/25(Thu) 03時半頃
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[ 降下するまでのことは パンツがおっぴろげだったこと意外良く覚えていない。
再び地上に降りて対峙した、赤の女王のガキが あまりにも衝撃的すぎて。 目をひんむいた ]
気分はど────
『シュゼットさまだぁ…♡』
[ ひっ。 やった俺が言うのもあれだが き、キモチワルイ。 話しかけようとすれば、様付けで呼ばれるとは …
面白くて、顔がひくひくする。 口角よ、元に戻れ。
平静を装ってハートキャッチした彼を手招きする。 目の中にハートが浮かびそうな笑顔と、仕草。 これは遊ぶしかない…]
(119) 2015/06/25(Thu) 03時半頃
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お ・ い ・ で シュゼット様がお呼びだぞ、急げ♪
[遊ぶのは大前提に、 彼が落としたフランベルジュに一度だけ目をやって、 俺も努めて、ひくつかない笑顔を作るのだ]*
(120) 2015/06/25(Thu) 03時半頃
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俺のことらぶだよな? 俺を攻撃した自分のことどう思う? 俺にもう逆らわない?
[などと並べ立てては反応をみるだけの、 おもしろたーいむ。 誰かに会う度最初にバズーカだな]*
(121) 2015/06/25(Thu) 03時半頃
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[剣が男の手に渡った事。それがあの"卵"にとって本意なのか、或いは不本意なのか。 その胸中を知る術もない男には最後までそれは分からずとも、まるで助言のようにすら聞こえる言葉>>113には荒い息のまま同意を示す。
"それは結構。私にぶん回すだけの力が残っている事を祈るよ"、と。自嘲じみた言葉までが、彼に届いたかは分からないけれど。
此方も、そして彼方も。此方が肉なら、彼方は卵の白身か何かか。違いに皮膚を裂き、或いは殻を割られた痛みに呻くも、唯一共通しているのは――まるで愉悦を訴えるかのような、狂った笑みか。
膝をつき、先よりも少しだけ遠くなった"卵"の姿を見据えつつ。それでもこの手が小石を投げる事は、どうやら"許された"ようで。 空を切る音を遠くに聞きつつ、不自然な姿勢で吸った煙が肺へと入り込むのを防げずにいれば、生理的な涙と息苦しさを代償に、どうやら相手の視界は奪えた模様>>116。]
(122) 2015/06/25(Thu) 04時頃
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[それならば、嗚呼それならばと。 痛みに軋む足を無理矢理持ち上げて、剣を拾い身を乗り出し。 せめて鉤爪を持つその足をやれば、あの"卵"は"塀から落ちる"のでは無いだろうかと向けた希望の切っ先は――"卵"の発した絶望>>117により、いとも簡単に塗り替えられる事となる。]
……あまりペットを飼いすぎると、餌代で破産しても知らんぞ!
[この煙の難点は、"此方からも相手の姿が見えぬ"事。だから彼がその塩のマントを翻した事にも、男は気付く事が出来なかった。 きっかり3秒の後、晴れた煙幕の中で。まず見えたのは上空から此方を睨む"もう一匹の"俊足生物≪バンダースナッチ≫"!
視界の端でしか捉えられはしなかったが、先程見事に肉を持って行ってくれたもう一匹の瞳の光がちらりと煌き。 ――このまま進み、剣を突き立てるのならば。もしかしたらあの"卵"を落とす事は叶うかもしれないけれど、きっとこの二体からの攻撃を防ぐ事は出来ないだろう。
成果と、そして代償と。それらを天秤に掛けたのならば、決断だけは早いこの男はいともあっさりと――身を、引いた。]
(123) 2015/06/25(Thu) 04時頃
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……さっきからネチネチネチネチと……挟み撃ちが好きな奴だなお前は……ッ、
だが、これは幸いではあるのかな。 "獲物"を捕らえるのは――これでも一応、得意なんだ。
[先程は、剣。今度は"俊足生物≪バンダースナッチ≫"か、と。二体で攻撃を仕掛けるのは、非常に憎らしくはあるけれど、それでも実に理にかなっている。
先程は、それでこの足の傷を負った。回転の加えられた剣を止めるには、この糸では少しばかり役不足ではあったから。 だが、しかし。飛んでいる獲物を捕らえるのならば話は別だ――それは蜘蛛の、十八番。
咥えたままの水煙管の口から煙を吸い。 その間に右手を剣ごと大きく振り上げて地面との間にありったけの糸を伸ばし、腕と地面との間に単純で簡単な、しかし大きな巣を作りあげる。 突貫だったものだから多少歪になりはしたものの、それでも俊足生物≪バンダースナッチ≫を絡め取るくらいはきっと出来るであろうから。
巣が出来たのならば、もう其方は決して振り返る事はしない。何故なら意味が無いからだ――獲物が巣に掛かるのならば良し、掛からないのならばもう自分に防ぐ手立てなど無いのだから。]
(124) 2015/06/25(Thu) 04時頃
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……ッ、頼むから。 3体目は、来てくれるなよ……!
[そうして、地面から襲い来る一体を完全に視界から外し。張った巣に"手応え"がある事を祈りつつ、上空からのもう一体には、粘性を持たせた煙と共に、手にした剣を突き出して見せた。
そうすれば、さて。二匹の俊足生物≪バンダースナッチ≫の足を止める事は出来ただろうか。 ――何方にせよ。"卵"が遥か上空へと展開しているその塩の群れには、未だ気付く余裕などありはしなかったけれど。]*
(125) 2015/06/25(Thu) 04時頃
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[自嘲じみた言葉≪フテギワ≫に同意を見せる彼≪アリス≫。 だけど痛みに襲われる自身に精一杯な事もあってか >>122彼の皮肉までは聞こえていなかった。
ただひとつ言えるのは、 此方もそして彼方もそりゃあ見事に“狂ってる”事。 それが彼元来の気質≪オオモト≫かどうか判断する事は 残念ながら出来なかった(調べるつもりはない)が、 痛みに苦しめられている筈なのに『楽しい』と 抱く感情≪コウヨウカン≫は実に自分らしくないとヘクターは 心の何処かでこっそり感じていた。
…これもそれもこの世界≪オオクルイ≫の所為だろうか? 歪んだ舞踏会≪ダンスホール≫だと嘲笑い、 乙らは実に滑稽な人形≪マリオネット≫だと悲観する。 何方にせよあの悪魔≪ナイトメア≫に使われているのは 間違いない事実だった。]
(126) 2015/06/25(Thu) 08時半頃
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クククッ…お気遣いどうも。 餌代は配慮しておこう。
[奪われた視界≪マックラ≫には顔を顰めて、でもゆったりと落ち着いた様を見せる。きっとそれはヘクター自身が一応は『戦闘慣れ』をしているからからだろう。
──気を抜くと世界が白く≪マヨ=ダラケ≫なる様な、 これまた混沌≪カオス≫だらけの世界な事も少しだけ。]
ネチネチしてるだと?確かに黒≪ショウユ≫は頑固で落ちにくく、厭らしいが。
[二体の俊足生物≪バンダースナッチ≫が獲物≪アリス≫を 討ち取らんと悍ましい顎で襲い掛かる。 流石にコレでは安易に襲い掛かる事は無いだろうと 考えていたが、>>124『捕らえる』の言葉を聞けば 露骨にも意味が分からないという表情をヘクターはして見せた。挿絵化物≪ジャバウォック≫を討つのをあっさりと 止めて防御≪ディフェンス≫に回る彼の姿を捉え、 続けて水煙管≪ウォーターパイプ≫を構える彼。
何をするかと思えば>>125見事に『蜘蛛の巣』だらけ!]
(127) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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っと、餌代気にする前に餌になったな。 安上がりになって助かった……と言うとでも?
[糸に阻まれて俊足生物≪バンダースナッチ≫がもがく。 死する運命≪デスゾーン≫しか無い其奴らの事は放置し、 寧ろ身動き出来ない相手≪デクノボウ≫へ ヘクターは、否、英雄≪ハカタノ=シオ≫は高く笑った。]
成ル程成ル程! 貴様ハ蜘蛛男≪スパイダーマン≫デアッタカ! コレマタ不可思議≪ナンダコレ≫ナ存在ダ事、 実ニ興味深イ話ダガ調ベル事叶ワンナ。
[研究職≪scientist≫が疼いた。だが、 それは『また後ででも』問題無いだろう。]
(128) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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俺は俺なんだが元々の自分の意識と記憶もあってだな……? 三人文の脳内会議で訳がわからん。
[多分この立ち場になってみなければわからないだろう、この感じは。 さっきの“兎”は同じ状態だったと言っていたけれど。 見えないのは元の俺の方の影響じゃないかとげんなりとした顔で説明する]
相手が舌打ちしようと態度も行動も変える気はない。 それが俺だから。 所で俺とは誰だろうと、若干あやふやになりつつあるのだけれど。
そもそも何に苛つかれているのかさっぱりわからないのだ]
セイウチの腹の中に入った牡蛎の如く。 話が出来ない者に会っても意味が無い、お茶も淹れてくれなそうだし?
[喉渇いた、そこが問題。 いっそ血でも啜ってきたら多少は乾きが癒えただろうか、なんて物騒な思考]
(129) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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そう、そういうわけ。 コレで状況は五分と五分?実際他がどうなってるかは知らんけど。
案外首謀者をとっ捕まえて絞めてタリするかもしれないが取りあえず。 ヘイヤとハッタが喧嘩する理由はさしあたってないのではないかと。 はは、あんたが俺をあっち側に送るのか?
[しまわれた招待状。出来ればこのままにしたい者だと軽い口調で。 楽しいのか楽しくないのか、仏頂面からは計りづらいがまあ機嫌がどうしようもなく悪いわけじゃないだろうと、会話が続いてることで判断。
割と自分の良いように解釈している、相手がどう思ってるかは考えないで]
(130) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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城から俺が見えた?へぇ。
[どの辺?と周りを見渡す。座った姿勢では見えないかも知れないが。 あ、目が柔らかくなったと。屈んで視線が下がった彼の顔を見て思う。 人の表情が変わる経過を見ているのは楽しい]
派手なことをするつもりがないを派手でなく攻撃するつもりはあると。 言葉尻を捕まえて思ってしまうのはもう、俺自身の習性で。 あんたが戦意が今のとこ無いなら悪いな?
[ゴングを鳴らす気ならそれはそれで対応するけれど。 そうなれば血まみれの服だとか空腹だとかどうでも良くなるし。 お互い手負い、一人殺してきたあと。
この妙な一致のせいもあってか、此方から積極的に戦おうというつもりはない。 いずれ争うにしても……。
向こうの自分なら相手が弱っているのを良い事に、すかさず刃を向けるのだが、コレはこっちに来た影響だろうかと、思わず苦笑]
(131) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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面倒な争い?他でも誰かがやり合っているか。 あっちじゃ女王様同士が争ってたぞ。
[自分がきた方を指さして。 巻き込まれそうだから逃げてきたし自分もそちら方向には戻りたくない。 何か別の道はないものかね、と思案]
ああそうか、なるほど。
[魔法使いの言葉には相手が呆れ通り越しているのなど気付かずに納得した。 何せ元の世界では普通に魔法が使われていたから、そう聞いても全然違和感がない。 むしろ魔法使いである方がしっくり来る。 胸を張る様子には凄いと拍手する、本気だ。 何せ自分は魔法についてはからきしだった]
(132) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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元の世界では戦士の方が魔法使いより戦闘は強かったけど、ここではどうなんだろうな? [理は同じではないだろうと真顔で言えば、所謂“そう言う世界”から来たと言う事が伝わるだろうか。 だから、揶揄られて居るなどとは全く気付かないまま]
へぇ、じゃあ城の見えるところへ言ってみる? その“面倒な争い”に巻き込まれないルートで。
[どんな魔法だか知らないが見てみたいと興味を示した**]
(133) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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──行ケ!『【ジャバウォック】ニ用心アレ!』
[それは蜘蛛男≪スパイダーマン≫に向けられた一石。 張り巡らさせた餌を捕食しようとする鳥≪カラス≫の様に。 乗っていた挿絵の化物≪ジャバウォック≫から ヘクターがその背を蹴れば宙を舞う。
無防備に一見見えるが、その周囲には ゆっくりと熟成させる様に形状を成した 『幾つもの塩の針』が弧を描いていたが。]
オ待チガネノ“三匹目”ダゾッ!!
[同時に挿絵の化物≪ジャバウォック≫は蜘蛛≪スパイダー≫を 鋭い顎と鈎爪で切り裂かんと──!!]
(134) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/06/25(Thu) 09時頃
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…… ―――― 、
[ >>98際、 『物』が 『星』の耀みを取り戻す。
( …慈悲っつーのは、 俺じゃねーらしーんだけど、な )
『慈悲』に選ばれてた 蒼を更に深めたような獣人をひとり、 頭に思い描きながら、
(ああ、あん時も俺とあいつを「戦わせた」やつに 直後 腕を一本くれてやったっけ )
するり 引き離された腕に おおきく 瞳は瞠り ――― 、]
(135) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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[ … 蠍の赤い心臓を、‟英雄”は貫く。 < قلب العقرب > ]
…… ッ、
[ 紫のベストに触れた髪の感触が、 直後 噴きだすぬめりに変わった。 消炭の漆黒が、纏わる真紅に照る。
けれど ここで怯むわけにもいかねーから ぐ と、 顎を振り抜き、
押し込んだ楔を生やさせれば 逃げた腕を掴み直すまでに、
それは 炎を消す潮のように引いた。 >>100 ]
[ ぽとり、 ] [ からん、 ]
(136) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/06/25(Thu) 09時頃
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[落ちるは、 椿花と、それを狩る刃。
傍から見りゃ、 『怪物』の首ねっこでも落としたみたいだ。
噫 意気踏々たる凱旋のギャロップは、 踏まれない。
[ それも、すぐ。 『英雄』の糸は切れたから。]
[ 砂のように消えゆく銀を見つめて、 踊る『演じ手』は地に座りこむように崩れた。
( 嗤いかける真紅を、
碧空は睨みつけ、 ) ]
(137) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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[ (太陽と月は、水と油だ。) (決して、 混ざらない。)
( だから、その紫の色も ―― 、 ) ]
… ああ、慈悲なんてもんは 俺にゃ んなもんねーよッ…!
でも、慈悲なんて 与えられねー、よーな、 救えねー やつに、
『救恤』ってのは あるんだっつーの …
[零れた赤い涙の海に、 溺れたような 浮かんでるような、
猫に吐き捨てた碧は 揺ら 揺ら 、 ]
(138) 2015/06/25(Thu) 09時頃
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[ ( 嗚呼、猫の頬に伝う涙さえ、 いま 『融けてった』 )]
… 俺も、
アンタみたいなのは、大っ嫌いだよ… 、 やっぱ イイ夢見るなんざ、 なさそーな、くれーにな…
… でも まあ、
… ―― せーぜー 今は 、
[ 目の前の猫を『揺さぶっても』、 夢からは醒めそうにないから。
だから、 ]
(139) 2015/06/25(Thu) 09時半頃
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――― الكوابيس جيدة(いい悪夢を)
… ばーか、
( こーんなクソ野郎にも、 大事なやつってのはいんのかね )
[そんなことを思いながら、 度の高いアラックよりずっと濃い、 咽びかえる血の臭気の中。
――― 引きはがされた『拒絶』を思い出して、 持ち上げる 手の気力だって、ない。
( …こんなこと言って 一番救えねーバカは、 きっと、 )]
(140) 2015/06/25(Thu) 09時半頃
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( ……笑われても腹立つけど、
嗤うやつもいねーのは … きっちー、なあ )
[ ぐらり、
碧は、更に濃い紅へ。 ]
[ 堕ちる。 * ]
(141) 2015/06/25(Thu) 09時半頃
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[緩く内側にカールした、クセのない赤の長髪がさらりと揺れ、 意思の強そうな琥珀色の瞳には、長い睫が影を落とす。 きれいに浮き出る鎖骨と、破れた胸元からチラつく肌は 赤いドレスから覗くせいか抜けるように白く映り。 男だと知ってはいても、目のやり場に困ってしまう程。
ほんの少し視線を彷徨わせた後、その瞳を見やれば 秀麗な美貌は、にっこりと微笑を"形作る"。 それだけでもう、頬に赤みが差してしまい。体の熱が上がった。]
『 お い で 』
[つやりとした唇が、見せつけるようにゆっくりと命令を下し>>120 鼓膜を振るわせ、脳へと巡る。 頭の中はもう、彼のことでいっぱい。
( シュゼット様が、僕に笑いかけてくれてる…! )
へにゃりと相好を崩して、 もう耐えられない!とばかりに、すぐさま駆けだした。]
(142) 2015/06/25(Thu) 10時頃
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はい、もちろん!シュゼット様が大好きです。 どうしてそんなことを聞くんですか?
[当たり前のことなのに と、不思議に思って首を傾げる。 そして続いた質問に、まるで冷水を浴びせられたかのように、瞬時に固まった。]
あ、の……、なんて言ったらいいのか… 自分でも何であのような事をしてしまったのか、 その、分かりま せん…。
[本当に、あの時の自分はどうかしていたとしか思えない。何故、剣を抜いたのか。何故、その矛先を向けたのか。 ぐるぐると考えを巡らせてみるも答えは出ない。 ただひたすらに申し訳なさと自責の念が募るのみ。]
もう、逆らいません…。 決して、このようなことは二度と!…絶対に。
[戒めるように、本心からの決意を宣言した。 と いっても、9秒間のみの決意になるのだけど。]
(143) 2015/06/25(Thu) 10時頃
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シュゼット様は赤がとても良くお似合いですね。
[楽しげに目を細めて褒め称える。 この時点では本心から彼を慕い、敬っていた。
だが、次の瞬間。瞬きひとつと共に、 まるで靄が晴れるように思考がクリアになっていく。 そう長くない、ほんの僅かな時間の自分の失態は はっきりと頭の中に残ってしまっていて。 羞恥や怒りや後悔が一気に押し寄せて、―― 一気に鎮火した。 否、突き抜けすぎたというのが正しいかもしれない。
( よし、こいつを消そう。 )
そうすれば、今の出来事は無かったことにできる。]
(144) 2015/06/25(Thu) 10時半頃
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